JP2000314753A - 位相測定方法および装置 - Google Patents

位相測定方法および装置

Info

Publication number
JP2000314753A
JP2000314753A JP12606399A JP12606399A JP2000314753A JP 2000314753 A JP2000314753 A JP 2000314753A JP 12606399 A JP12606399 A JP 12606399A JP 12606399 A JP12606399 A JP 12606399A JP 2000314753 A JP2000314753 A JP 2000314753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
level
measurement
set value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12606399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Adachi
英彦 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP12606399A priority Critical patent/JP2000314753A/ja
Publication of JP2000314753A publication Critical patent/JP2000314753A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Phase Differences (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相測定器を不要とする位相測定方法および
装置を提供し、さらにDUTにより発生する相互変調歪
みまたは混合波と基本波との位相関係を測定する位相測
定方法および装置を提供する。 【解決手段】 移相器、分配器および合成器を用いるこ
とにより、DUT3を挿入した状態とDUT3を外して
スルーにした状態とについて入力信号が合成後にキャン
セルするような移相器5の設定値φp1、φp2を測定
し、2つの状態1、2でのDUT3の位相変化Δφd、
ATT4の通過位相の変化Δφaおよび移相器5の通過
位相の変化Δφpの間の関係式Δφd+Δφa=Δφp
に基づき、ATT4の特性分Δφaを補正することによ
り、ΔφdとしてDUTの通過位相を求めることができ
る。したがって、位相測定器を不要とする位相測定方法
および装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相測定方法およ
び装置に関し、特に移動体通信または衛星通信等の送受
信部等で用いられる機器、ユニットまたは部品等の位相
測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来の位相測定方法のブロッ
ク図を示す。図16において、符号12はネットワーク
アナライザ等の位相測定器、13は位相を測定する被測
定物(Device Under Test : DUT)、14は信号周波
数がf1、出力レベルがP1の信号を発生してDUT1
3へ入力させる信号発生部、15はDUT13の出力を
入力する受信機である。
【0003】次に、従来の位相測定方法の動作について
説明する。図16に示されるように、位相測定器12に
ある信号発生部14の信号周波数f1と出力レベルP1
を設定し測定を開始すると、この信号が信号発生部14
からDUT13へ入力される。次にDUT13の出力を
受信機15で受信することにより、DUT13を通過す
る位相を測定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の位
相測定方法は構成されていたため、位相測定器が必要で
あるという問題があった。そこで、本発明の目的は、上
記問題を解決するためになされたものであり、移相器、
分配器および合成器を用いることにより、位相測定器を
不要とする位相測定方法および装置を提供することにあ
る。さらに本発明の他の目的は、DUTにより発生する
相互変調歪みまたは混合波と基本波との位相関係を測定
する位相測定方法および装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の位相測定方法
は、測定対象に入力された信号が該測定対象を通過する
際の通過位相を測定する位相測定方法であって、所定の
状態について、同一の入力信号を測定対象を含む測定信
号経路に出力される信号と該測定信号経路と異なる基準
信号経路に出力される基準信号とに分配する分配ステッ
プと、測定信号経路に出力された信号を測定対象に入力
して測定信号を得るステップと、前記測定信号を入力し
てレベルが変換されたレベル変換信号を得るレベル変換
ステップと、基準信号を入力して位相が変換された移相
信号を得る移相ステップと、前記レベル変換信号と前記
移相信号とを入力して合成信号を得る合成ステップと、
前記合成信号における入力信号の周波数の信号レベルが
最小になるように、第1レベル設定値および第1移相設
定値を求める設定値取得ステップと、前記所定の状態と
異なる状態について、前記分配ステップから前記設定値
取得ステップまで繰り返し、前記第1レベル設定値に対
応する第2レベル設定値と第1移相設定値に対応する第
2移相設定値とを求めるステップと、前記第1レベル設
定値と前記第2レベル設定値との差および前記第1移相
設定値と前記第2移相設定値との差に基づいて、所定の
状態と、所定の状態と異なる状態での測定対象の通過位
相の差を求めるステップとを備えたものである。
【0006】ここで、この発明の位相測定方法におい
て、前記所定の状態は測定対象を挿入した状態であり、
前記所定の状態と異なる状態は測定対象を外して該測定
対象の元の入力と出力とを直結した状態とすることがで
きるものである。
【0007】ここで、この発明の位相測定方法におい
て、前記所定の状態は前記入力信号が第1のレベルであ
り、前記所定の状態と異なる状態は前記入力信号が前記
第1のレベルと異なる第2のレベルとすることができる
ものである。
【0008】ここで、この発明の位相測定方法におい
て、前記レベル変換ステップは、基準信号を入力してレ
ベルが変換されたレベル変換信号を得るものであり、前
記移相ステップは、測定信号を入力して位相が変換され
た移相信号を得るものとすることができるものである。
【0009】ここで、この発明の位相測定方法におい
て、前記レベル変換ステップは、基準信号を入力してレ
ベルが変換されたレベル変換信号を得るものであり、前
記移相ステップは、前記レベル変換信号を入力して位相
が変換された移相信号を得るものであり、前記合成ステ
ップは、前記測定信号と前記移相信号とを入力して合成
信号を得ることができるものである。
【0010】ここで、この発明の位相測定方法におい
て、前記移相ステップは、前記レベル変換信号を入力し
て位相が変換された移相信号を得るものであり、前記合
成ステップは、該移相信号と前記基準信号とを合成して
合成信号を得ることができるものである。
【0011】この発明の位相測定方法は、測定対象に入
力された複数の周波数の基本信号が該測定対象を通過す
る際の該基本信号と相互変調による歪み成分信号との位
相関係を測定する位相測定方法であって、基本信号を第
1測定対象を含む第1信号経路に出力される第1信号
と、該基本信号を第1信号経路と異なる第2信号経路に
出力される第2信号に分配するステップと、第1信号経
路に出力された第1信号を第1測定対象に入力して第1
測定信号を得るステップと、前記第1測定信号を入力し
てレベルが変換されたレベル変換信号を得る出力レベル
変換ステップと、第2信号経路に出力された第2信号を
第2測定対象に入力して第2測定信号を得るステップ
と、前記第2測定信号を入力して位相が変換された移相
信号を得る移相ステップと、前記レベル変換信号と前記
移相信号とを入力して合成信号を得る合成ステップと、
前記合成信号における基本信号の周波数の信号レベルが
最小になるように、第1レベル設定値および第1移相設
定値を求めるステップと、前記合成信号における歪み成
分信号の周波数の信号レベルが最小になるように、第2
レベル設定値および第2移相設定値を求めるステップ
と、前記第1レベル設定値と前記第2レベル設定値との
差および前記第1移相設定値と前記第2移相設定値との
差に基づいて、第1信号経路における基本信号と歪み成
分信号との位相関係と第2信号経路における基本信号と
歪み成分信号との位相関係との差を求める位相関係取得
ステップとを備えたものである。
【0012】ここで、この発明の位相測定方法におい
て、前記レベル変換ステップは、第2測定信号を入力し
てレベルが変換されたレベル変換信号を得るものであ
り、前記移相ステップは、第1測定信号を入力して位相
が変換された移相信号を得るものとすることができるも
のである。
【0013】ここで、この発明の位相測定方法におい
て、前記レベル変換ステップは、第1測定信号を入力し
てレベルが変換されたレベル変換信号を得るものであ
り、前記移相ステップは、該レベル変換信号を入力して
位相が変換された移相信号を得るものであり、前記合成
ステップは、該移相信号と第2測定信号とを合成して合
成信号を得ることができるものである。
【0014】ここで、この発明の位相測定方法におい
て、前記レベル変換ステップは、第2測定信号を入力し
てレベルが変換されたレベル変換信号を得るものであ
り、前記移相ステップは、該レベル変換信号を入力して
位相が変換された移相信号を得るものであり、前記合成
ステップは、該移相信号と第1測定信号とを合成して合
成信号を得ることができるものである。
【0015】ここで、本発明の位相測定方法において、
前記レベル変換ステップは、入力した信号を減衰させる
ことができるものである。
【0016】ここで、本発明の位相測定方法において、
前記レベル変換ステップは、入力した信号を増幅させる
ことができるものである。
【0017】この発明の位相測定装置は、測定対象に入
力された信号が該測定対象を通過する際の通過位相を測
定する位相測定装置であって、所定の状態について、同
一の入力信号を測定対象を含む測定信号経路に出力され
る信号と該測定信号経路と異なる基準信号経路に出力さ
れる基準信号とに分配する分配器と、測定信号経路に出
力された信号を測定対象に入力して得られる測定信号を
入力して、レベルが変換されたレベル変換信号を得るレ
ベル変換器と、基準信号を入力して位相が変換された移
相信号を得る移相器と、前記レベル変換信号と前記移相
信号とを入力して合成信号を得る合成器とを備え、前記
合成信号における入力信号の周波数の信号レベルが最小
になるように、前記レベル変換器は第1レベル設定値を
求めるように調整され、前記移相器は第1移相設定値を
求めるように調整され、前記所定の状態と異なる状態に
ついて、前記第1レベル設定値に対応する第2レベル設
定値と第1移相設定値に対応する第2移相設定値とを求
め、前記第1レベル設定値と前記第2レベル設定値との
差および前記第1移相設定値と前記第2移相設定値との
差に基づいて、所定の状態と、所定の状態と異なる状態
での測定対象の通過位相の差を求めるものである。
【0018】この発明の位相測定装置は、測定対象に入
力された複数の周波数の基本信号が該測定対象を通過す
る際の該基本信号と相互変調による歪み成分信号との位
相関係を測定する位相測定装置であって、基本信号を第
1測定対象を含む第1信号経路に出力される第1信号
と、該基本信号を第1信号経路と異なる第2信号経路に
出力される第2信号に分配する分配器と、第1信号が入
力された第1測定対象より出力された第1測定信号を入
力して、レベルが変換されたレベル変換信号を得るレベ
ル変換器と、第2信号が入力された第2測定対象より出
力された第2測定信号を入力して、位相が変換された移
相信号を得る移相器と、前記レベル変換信号と前記移相
信号とを入力し、合成信号を得る合成器とを備え、前記
合成信号における基本信号の周波数の信号レベルが最小
になるように、第1出力レベル設定値および第1移相設
定値を求め、また、前記合成信号における歪み成分信号
の周波数の信号レベルが最小になるように、第2レベル
設定値および第2移相設定値を求め、前記第1レベル設
定値と前記第2レベル設定値との差および前記第1移相
設定値と前記第2移相設定値との差に基づいて、第1信
号経路における基本信号と歪み成分信号との位相関係と
第2信号経路における基本信号と歪み成分信号との位相
関係との差を求めるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0020】まず以下の実施の形態1と2とにおける本
発明の位相測定方法の原理を説明し、次に実施の形態1
と2とについて各々説明する。
【0021】図1は、本発明の位相測定装置の構成を示
す。図1において、符号1は周波数fn、出力レベルP
nの信号を発生する信号発生器、2は信号発生器1で発
生させた信号(入力信号)を入力して測定信号経路側の
信号と基準信号経路側の信号(基準信号)とに分配する
分配器、3は分配器2で分配された信号を入力して測定
結果の信号(測定信号)を出力する被測定物(測定対
象)、4はDUT3から出力された信号(測定信号)を
入力しレベルを減衰させた信号(レベル変換信号)を出
力する減衰器(attenuator : ATT)、5は分配器2
で分配された信号(基準信号)を入力して位相をずらし
た信号(移相信号)を出力する移相器、6はATT4か
ら出力された信号(レベル変換信号)と移相器5から出
力された信号(移相信号)とを入力して、両信号を合成
した信号(合成信号)を出力する合成器、7は合成器6
から出力された信号(合成信号)を入力してスペクトル
解析を行うスペクトラムアナライザである。
【0022】次に、上述の本発明の位相測定装置を用い
て本発明の位相測定方法の原理を説明する。図2
(A)、(B)は各々図1の点20におけるスペクトラ
ムと位相とを示し、図3(A)、(B)は各々図1の点
22におけるスペクトラムと位相とを示し、図4
(A)、(B)は各々図1の点23におけるスペクトラ
ムと位相とを示し、図5(A)、(B)は各々図1の点
24におけるスペクトラムと位相とを示す。信号発生器
1から出力された信号(図2(A)、(B)で示される
周波数fn、出力レベルPn)は、分配器2で測定信号
経路と基準信号経路との2つの経路に分配される。測定
信号経路に分配された信号はDUT3に入力される。D
UT3の出力は、図3(A)、(B)に示されるように
ATT4によりレベルを調整される。基準信号経路に分
配された信号は、図4(A)、(B)に示されるように
移相器5により位相を調整される。この後、両信号は合
成器6に入力されて、図5(A)、(B)に示されるよ
うに合成される。上述の例においては、ATT4は測定
信号経路に挿入され、移相器5は基準信号経路に挿入さ
れているが、ATT4と移相器5とはどちらの経路に挿
入しても良い。すなわち一方の経路における信号を減衰
させる働きをするATT4の代わりに、信号を増幅する
働きをする増幅器を他方の経路に挿入しても良い。つま
り、測定信号経路または基準信号経路のいずれかの経路
の出力レベルを増減させれば良い。移相器5についても
同様であり、いずれかの経路の信号の位相を変化させれ
ばよい。したがってDUT3にATT4を接続し、この
後に移相器5を接続することも可能である。合成信号の
スペクトラムはスペクトラムアナライザ7で測定され、
位相を測定したい周波数fnの信号レベルが最小になる
(2つの経路の信号がキャンセルする)ようにATT4
と移相器5とを調整することにより、2つの経路の信号
(周波数fn)は、図5(A)、(B)で示されるよう
にちょうど等レベルかつ逆相に設定される。ここで、A
TT4の設定値(減衰量)をA、移相器5の設定値をφ
pとする。
【0023】上述の測定を、DUT3の状態を変化させ
る、DUT3を交換するまたは信号発生器1の出力レベ
ルPnを変化させる等により、異なる2つの状態1、2
について行い、この2つの状態1、2についてATT4
の設定値(各々A1、A2とする)と移相器の設定値
(各々φp1、φp2とする)を得ることができる。2
つの状態1、2でのATT4の通過位相の変化Δφa
は、図6に示されるようなATT4の設定値A1等に対
するATT4の通過位相φaの特性から求めることがで
きる。2つの状態1、2での移相器5の設定値の差(通
過位相の変化)Δφp=φp1−φp2である。2つの
状態1、2でのDUT3の通過位相の差Δφdと、Δφ
a(ATT4の通過位相の変化)およびΔφp(移相器
5の通過位相の変化)の間には次式(1)の関係があ
る。 Δφd+Δφa=Δφp (1) (ただし、各Δφの符号は、図1で示される位置にAT
T4と移相器5を入れた場合) 上述のようにして、本発明の位相測定法によれば、移相
器5の設定値φp1等を測定し、ATT4の特性分Δφ
aを補正することにより、2つの状態1、2でのDUT
3の通過位相の差Δφdを求めることができる。
【0024】実施の形態1.本実施の形態1は、上述さ
れた本発明の位相測定方法において、状態1をDUT3
を挿入した状態とし、状態2をDUT3を外してスルー
にした状態、すなわちDUT3の入力に接続していたケ
ーブルと出力に接続していたケーブルとを直結した状態
とするものである。この2つの状態1、2について、移
相器5の設定値φp1(DUT3を挿入した状態)、φ
p2(DUT3を外した状態)を測定し、ATT4の特
性分Δφaを補正することにより、式(1)に基づきΔ
φdとしてDUTの通過位相そのものを求めることがで
きる。
【0025】以上より、実施の形態1によれば、本発明
の位相測定方法に基づいて、DUT3を挿入した状態と
DUT3を外してスルーにした状態とについて移相器5
の設定値φp1、φp2を測定し、ATT4の特性分Δ
φaを補正することにより、式(1)に基づきΔφdと
してDUTの通過位相そのものを求めることができる。
【0026】実施の形態2.本実施の形態2は、上述さ
れた本発明の位相測定方法において、状態1を信号発生
器1の出力レベルPnをP1とした状態とし、状態2を
出力レベルPnをP2とした状態とするものである。こ
の2つの状態1、2について、移相器5の設定値φp1
(出力レベルPnをP1とした状態)、φp2(出力レ
ベルPnをP2とした状態)を測定し、ATT4の特性
分Δφaを補正することにより、式(1)に基づきΔφ
dとしてDUT3の入力レベルの変化による通過位相の
変化を求めることができる。図7は、上述の測定を続け
て信号発生器の出力レベルすなわちDUT3の入力レベ
ルを変化させていくことにより得られるDUT3の位相
特性を示す。
【0027】以上より、実施の形態2によれば、本発明
の位相測定方法に基づいて、信号発生器1の出力レベル
PnをP1とした状態と出力レベルPnをP2とした状
態とについて、移相器5の設定値φp1、φp2を測定
し、ATT4の特性分Δφaを補正することにより、式
(1)に基づきΔφdとしてDUT3の入力レベルの変
化による通過位相の変化を求めることができる。
【0028】実施の形態3.上述の実施の形態1または
2においては、DUT3を片側の信号経路にのみ設置し
ていたが、本実施の形態3は双方の信号経路にDUTを
設置するものであり、さらに信号発生器1から複数の信
号を入力させ相互変調歪みが発生する場合に関するもの
である。
【0029】図8は、実施の形態3における位相測定装
置の構成を示す。図8で図1と同じ符号が付されたもの
は同じ機能を有するものであるため説明は省略する。図
8において、符号8は片方の信号経路(測定信号経路)
に設置されたDUT1、9は他方の信号経路(基準信号
経路)に設置されたDUT2を示す。図9は図8の点3
0におけるスペクトラムを示し、図10(A)、(B)
は各々図8の点32におけるスペクトラムと位相とを示
し、図11(A)、(B)は各々図8の点33における
スペクトラムと位相とを示し、図12(A)、(B)は
各々図8の点35におけるスペクトラムと位相とを示
す。
【0030】信号発生器1からの信号(周波数fn、出
力レベルPn、ただしn=1,2,…)は、分配器
(2)で2つの経路に分配され、一方はDUT1(8)
へ、他方はDUT2(9)へ入力される。DUT1
(8)とDUT2(9)とはいずれも非線形回路であ
り、複数波(f1、f2、...)が入力されると相互
変調歪み(IM3(3次歪み)、IM5(5次歪み)、
…)が発生する。ここでは、f1とf2の2波(基本
波)により発生する3次歪み(IM3)について考え
る。IM3の周波数は、高周波数側をIM3(+)と
し、低周波数側をIM3(−)とすると、 IM3(+):f2+(f2−f1)=2f2−f1 IM3(−):f1−(f2−f1)=2f1−f2 である。ここでは簡単のために、f1とf2、IM3
(+)とIM3(−)は各々同位相とする。さらに各々
をまとめて、f1とf2とをf1+2、IM3(+)と
IM3(−)とをIM3と表す。DUT1(8)および
DUT2(9)の出力は、図8の点32、点33におい
て各々図10(A)、(B)または図11(A)、
(B)に示しているようなスペクトラムおよび位相で表
わすことができる。
【0031】DUT1出力と、DUT2出力は、ATT
(4)によりレベルを調整され、また移相器(5)によ
り位相を調整された後、合成器(6)により合成され
る。ATTと移相器はどちらの経路に挿入しても良く、
またATTの代わりに、増幅器を他方の経路に挿入して
も良い。合成信号のスペクトラムをスペクトラムアナラ
イザ(7)で測定し、ある周波数(f1、f2、IM3
(+)、IM3(−)のうち1つ)の信号レベルが最小
になるようにATTと移相器を調整することにより、2
つの経路の信号のその周波数成分は、ちょうど等レベル
かつ逆相に設定される。図12ではIM3がキャンセル
するように調整した場合を示している。
【0032】図13は、DUT1(8)およびDUT2
(9)の状態を固定し、f1+2がキャンセルする状態
とIM3がキャンセルする状態との2つについて測定
し、各々得られた移相器の設定値をφp1、φp2とし
た場合の測定信号経路(図8の点32)、基準信号経路
(図8の点34。移相器出力)および合成出力(図8の
点35)における位相を示す。図13に示されるよう
に、測定信号経路におけるDUT1(8)でのf1+2
とIM3との位相関係(位相差)をφd1、基準信号経
路におけるDUT2での位相関係(位相差)をφd2と
すると、移相器5の設定値の差Δφp=φp2−φp1
から、ATT4の特性分の補正を行なうと、式(1)と
同様にして2つのDUTの基本波とIM3の位相関係の
差Δφd=φd2−φd1を求めることができる。図1
3では説明を簡単にするため、ATT4の特性分の補正
が必要ない(Δφa=0)場合を考え、したがってΔφ
d=Δφpとして示している。上述の方法を用いて、2
つのDUT1(8)およびDUT2(9)の基本波f1
+2とIM3の位相関係の差Δφd(=φd2−φd
1)を測定することができる。
【0033】図14で、2つのデバイス(前置回路10
および増幅器11)において、基本波f1+2と相互変
調歪みIM3との位相関係をちょうど逆相に調整する場
合の一例を示す。図14(B)は前置回路10単体の出
力での基本波とIM3の位相関係を示し、図14(C)
は増幅器11単体の出力での位相関係を示し、図14
(D)は前置回路10と増幅器11を図14(A)のよ
うに接続した場合の出力における位相関係を示す。上述
のように、本実施の形態3における方法は、増幅器11
と前置回路(歪み特性補償用のプリディストーション回
路)10の基本波とIM3の位相関係を逆相に調整する
のに利用することができる。
【0034】上述の説明においては、相互変調歪みのう
ちの3次歪み(IM3)についてのみ説明したが、相互
変調歪みの他の成分(IM5、・・・)や、混合波につい
ても同様に測定できる。
【0035】以上より、実施の形態3によれば、双方の
信号経路にDUTを設置し、信号発生器から複数の信号
を入力させ相互変調歪みが発生する場合においても、2
つのDUTの基本波と歪み成分IM3との位相関係の差
を測定することができる。したがって、例えば増幅器の
歪み特性補償用の前置回路の位相調整等に利用すること
ができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位相測定
方法および装置によれば、移相器、分配器および合成器
を用いることにより、位相測定器を不要とする位相測定
方法および装置を提供することができる。さらに本発明
の位相測定方法および装置によれば、DUTにより発生
する相互変調歪みまたは混合波と基本波との位相関係を
測定する位相測定方法および装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1および2における位相
測定装置の構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1および2における位相
測定装置の点20におけるスペクトラムと位相とを示す
図である。
【図3】 本発明の実施の形態1および2における位相
測定装置の点22におけるスペクトラムと位相とを示す
図である。
【図4】 本発明の実施の形態1および2における位相
測定装置の点23におけるスペクトラムと位相とを示す
図である。
【図5】 本発明の実施の形態1および2における位相
測定装置の点24におけるスペクトラムと位相とを示す
図である。
【図6】 本発明の実施の形態1および2におけるAT
T4の通過位相の特性を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態2におけるDUT3の位
相特性を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態3における位相測定装置
の構成を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態3における位相測定装置
の点30におけるスペクトラムを示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態3における位相測定装
置の点32におけるスペクトラムと位相とを示す図であ
る。
【図11】 本発明の実施の形態3における位相測定装
置の点33におけるスペクトラムと位相とを示す図であ
る。
【図12】 本発明の実施の形態3における位相測定装
置の点35におけるスペクトラムと位相とを示す図であ
る。
【図13】 本発明の実施の形態3における位相測定装
置の点32、点34および点35における位相を示す図
である。
【図14】 本発明の実施の形態3を調整に利用する前
置回路10および増幅器11の一例を示す図である。
【図15】 従来の位相測定方法を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 信号発生器、 2 分配器、 3、8、9、13
DUT(被測定物)、4 ATT(減衰器)、 5 移
相器、 6 合成器、 7 スペクトラムアナライザ、
10 前置回路、 11 増幅器、 12 位相測定
器、 14信号発生部、 15 受信機。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象に入力された信号が該測定対象
    を通過する際の通過位相を測定する位相測定方法であっ
    て、所定の状態について、 同一の入力信号を測定対象を含む測定信号経路に出力さ
    れる信号と該測定信号経路と異なる基準信号経路に出力
    される基準信号とに分配する分配ステップと、 測定信号経路に出力された信号を測定対象に入力して測
    定信号を得るステップと、 前記測定信号を入力してレベルが変換されたレベル変換
    信号を得るレベル変換ステップと、 基準信号を入力して位相が変換された移相信号を得る移
    相ステップと、 前記レベル変換信号と前記移相信号とを入力して合成信
    号を得る合成ステップと、 前記合成信号における入力信号の周波数の信号レベルが
    最小になるように、第1レベル設定値および第1移相設
    定値を求める設定値取得ステップと、 前記所定の状態と異なる状態について、前記分配ステッ
    プから前記設定値取得ステップまで繰り返し、前記第1
    レベル設定値に対応する第2レベル設定値と第1移相設
    定値に対応する第2移相設定値とを求めるステップと、 前記第1レベル設定値と前記第2レベル設定値との差お
    よび前記第1移相設定値と前記第2移相設定値との差に
    基づいて、所定の状態と、所定の状態と異なる状態での
    測定対象の通過位相の差を求めるステップとを備えたこ
    とを特徴とする位相測定方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の状態は測定対象を挿入した状
    態であり、前記所定の状態と異なる状態は測定対象を外
    して該測定対象の元の入力と出力とを直結した状態とす
    ることを特徴とする請求項1記載の位相測定方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の状態は前記入力信号が第1の
    レベルであり、前記所定の状態と異なる状態は前記入力
    信号が前記第1のレベルと異なる第2のレベルとするこ
    とを特徴とする請求項1記載の位相測定方法。
  4. 【請求項4】 前記レベル変換ステップは、基準信号を
    入力してレベルが変換されたレベル変換信号を得るもの
    であり、前記移相ステップは、測定信号を入力して位相
    が変換された移相信号を得るものとすることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の位相測定方法。
  5. 【請求項5】 前記レベル変換ステップは、基準信号を
    入力してレベルが変換されたレベル変換信号を得るもの
    であり、前記移相ステップは、前記レベル変換信号を入
    力して位相が変換された移相信号を得るものであり、前
    記合成ステップは、前記測定信号と前記移相信号とを入
    力して合成信号を得ることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の位相測定方法。
  6. 【請求項6】 前記移相ステップは、前記レベル変換信
    号を入力して位相が変換された移相信号を得るものであ
    り、前記合成ステップは、該移相信号と前記基準信号と
    を合成して合成信号を得ることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の位相測定方法。
  7. 【請求項7】 測定対象に入力された複数の周波数の基
    本信号が該測定対象を通過する際の該基本信号と相互変
    調による歪み成分信号との位相関係を測定する位相測定
    方法であって、 基本信号を第1測定対象を含む第1信号経路に出力され
    る第1信号と、該基本信号を第1信号経路と異なる第2
    信号経路に出力される第2信号に分配するステップと、 第1信号経路に出力された第1信号を第1測定対象に入
    力して第1測定信号を得るステップと、 前記第1測定信号を入力してレベルが変換されたレベル
    変換信号を得る出力レベル変換ステップと、 第2信号経路に出力された第2信号を第2測定対象に入
    力して第2測定信号を得るステップと、 前記第2測定信号を入力して位相が変換された移相信号
    を得る移相ステップと、 前記レベル変換信号と前記移相信号とを入力して合成信
    号を得る合成ステップと、 前記合成信号における基本信号の周波数の信号レベルが
    最小になるように、第1レベル設定値および第1移相設
    定値を求めるステップと、 前記合成信号における歪み成分信号の周波数の信号レベ
    ルが最小になるように、第2レベル設定値および第2移
    相設定値を求めるステップと、 前記第1レベル設定値と前記第2レベル設定値との差お
    よび前記第1移相設定値と前記第2移相設定値との差に
    基づいて、第1信号経路における基本信号と歪み成分信
    号との位相関係と第2信号経路における基本信号と歪み
    成分信号との位相関係との差を求める位相関係取得ステ
    ップとを備えたことを特徴とする位相測定方法。
  8. 【請求項8】 前記レベル変換ステップは、第2測定信
    号を入力してレベルが変換されたレベル変換信号を得る
    ものであり、前記移相ステップは、第1測定信号を入力
    して位相が変換された移相信号を得るものとすることを
    特徴とする請求項7記載の位相測定方法。
  9. 【請求項9】 前記レベル変換ステップは、第1測定信
    号を入力してレベルが変換されたレベル変換信号を得る
    ものであり、前記移相ステップは、該レベル変換信号を
    入力して位相が変換された移相信号を得るものであり、
    前記合成ステップは、該移相信号と第2測定信号とを合
    成して合成信号を得ることを特徴とする請求項7記載の
    位相測定方法。
  10. 【請求項10】 前記レベル変換ステップは、第2測定
    信号を入力してレベルが変換されたレベル変換信号を得
    るものであり、前記移相ステップは、該レベル変換信号
    を入力して位相が変換された移相信号を得るものであ
    り、前記合成ステップは、該移相信号と第1測定信号と
    を合成して合成信号を得ることを特徴とする請求項7記
    載の位相測定方法。
  11. 【請求項11】 測定対象に入力された信号が該測定対
    象を通過する際の通過位相を測定する位相測定装置であ
    って、所定の状態について、 同一の入力信号を測定対象を含む測定信号経路に出力さ
    れる信号と該測定信号経路と異なる基準信号経路に出力
    される基準信号とに分配する分配器と、 測定信号経路に出力された信号を測定対象に入力して得
    られる測定信号を入力して、レベルが変換されたレベル
    変換信号を得るレベル変換器と、 基準信号を入力して位相が変換された移相信号を得る移
    相器と、 前記レベル変換信号と前記移相信号とを入力して合成信
    号を得る合成器とを備え、 前記合成信号における入力信号の周波数の信号レベルが
    最小になるように、前記レベル変換器は第1レベル設定
    値を求めるように調整され、前記移相器は第1移相設定
    値を求めるように調整され、前記所定の状態と異なる状
    態について、前記第1レベル設定値に対応する第2レベ
    ル設定値と第1移相設定値に対応する第2移相設定値と
    を求め、前記第1レベル設定値と前記第2レベル設定値
    との差および前記第1移相設定値と前記第2移相設定値
    との差に基づいて、所定の状態と、所定の状態と異なる
    状態での測定対象の通過位相の差を求めることを特徴と
    する位相測定装置。
  12. 【請求項12】 測定対象に入力された複数の周波数の
    基本信号が該測定対象を通過する際の該基本信号と相互
    変調による歪み成分信号との位相関係を測定する位相測
    定装置であって、 基本信号を第1測定対象を含む第1信号経路に出力され
    る第1信号と、該基本信号を第1信号経路と異なる第2
    信号経路に出力される第2信号に分配する分配器と、 第1信号が入力された第1測定対象より出力された第1
    測定信号を入力して、レベルが変換されたレベル変換信
    号を得るレベル変換器と、 第2信号が入力された第2測定対象より出力された第2
    測定信号を入力して、位相が変換された移相信号を得る
    移相器と、 前記レベル変換信号と前記移相信号とを入力し、合成信
    号を得る合成器とを備え、 前記合成信号における基本信号の周波数の信号レベルが
    最小になるように、第1出力レベル設定値および第1移
    相設定値を求め、また、前記合成信号における歪み成分
    信号の周波数の信号レベルが最小になるように、第2レ
    ベル設定値および第2移相設定値を求め、前記第1レベ
    ル設定値と前記第2レベル設定値との差および前記第1
    移相設定値と前記第2移相設定値との差に基づいて、第
    1信号経路における基本信号と歪み成分信号との位相関
    係と第2信号経路における基本信号と歪み成分信号との
    位相関係との差を求めることを特徴とする位相測定装
    置。
JP12606399A 1999-05-06 1999-05-06 位相測定方法および装置 Pending JP2000314753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12606399A JP2000314753A (ja) 1999-05-06 1999-05-06 位相測定方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12606399A JP2000314753A (ja) 1999-05-06 1999-05-06 位相測定方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000314753A true JP2000314753A (ja) 2000-11-14

Family

ID=14925718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12606399A Pending JP2000314753A (ja) 1999-05-06 1999-05-06 位相測定方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000314753A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004104603A1 (ja) * 2003-05-23 2004-12-02 Advantest Corporation 位相測定装置、方法、プログラムおよび記録媒体
WO2005073738A1 (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Advantest Corporation 位相測定装置、方法、プログラムおよび記録媒体

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004104603A1 (ja) * 2003-05-23 2004-12-02 Advantest Corporation 位相測定装置、方法、プログラムおよび記録媒体
JPWO2004104603A1 (ja) * 2003-05-23 2006-07-20 株式会社アドバンテスト 位相測定装置、方法、プログラムおよび記録媒体
KR100706218B1 (ko) 2003-05-23 2007-04-12 가부시키가이샤 아드반테스트 위상 측정 장치, 방법 및 기록 매체
US7323883B2 (en) 2003-05-23 2008-01-29 Advantest Corporation Phase measurement device, method, program, and recording medium
JP4656652B2 (ja) * 2003-05-23 2011-03-23 株式会社アドバンテスト 位相測定装置、方法、プログラムおよび記録媒体
WO2005073738A1 (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Advantest Corporation 位相測定装置、方法、プログラムおよび記録媒体
JPWO2005073738A1 (ja) * 2004-01-30 2007-09-13 株式会社アドバンテスト 位相測定装置、方法、プログラムおよび記録媒体
KR100800385B1 (ko) 2004-01-30 2008-02-01 가부시키가이샤 아드반테스트 위상 측정 장치, 방법 및 기록 매체
US7466141B2 (en) 2004-01-30 2008-12-16 Advantest Corporation Phase measurement device, method, program, and recording medium
JP4765100B2 (ja) * 2004-01-30 2011-09-07 株式会社アドバンテスト 位相測定装置、方法、プログラムおよび記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8290450B2 (en) Methods and systems for calibrating for gain and phase imbalance and local oscillator feed-through
JP4755807B2 (ja) 測定デバイス、特に個別のオシレータを伴うベクトル・ネットワーク・アナライザ
KR100833832B1 (ko) 디지털 위상 제어기술을 이용한 병렬 증폭기 아키텍처
JP5736545B2 (ja) フェイズドアレーアンテナのブランチ間補正装置及びフェイズドアレーアンテナのブランチ間補正方法
JP6650599B2 (ja) フェーズドアレイ送信装置及びキャリアリーク補正方法
KR101200601B1 (ko) 입력 신호의 진폭에 따라 전송 링크의 출력 신호의 진폭및/또는 위상을 결정하는 방법 및 시스템
JPH0659044B2 (ja) 複数伝搬路による干渉の擬似試験方法および装置
US20080225759A1 (en) Radio communication apparatus
KR20070078976A (ko) Dc 오프셋 보정 장치 및 그 방법
US7570201B1 (en) Radar exciter including phase compensation of the waveform generator
JP6862103B2 (ja) 試験測定装置及び補償値決定方法
JP5211787B2 (ja) レーダ模擬信号発生器
JP2000077948A (ja) フィ―ド・フォワ―ド歪軽減によりミキサのダイナミック・レンジを拡張するための装置および方法
JP2001185967A (ja) 高周波電力増幅器
JP2000314753A (ja) 位相測定方法および装置
US7265557B2 (en) Method and circuit for measuring characteristic parameters of intermodulation distortion
JP2005328529A (ja) 電子回路を較正するシステム及び方法
JPH0969803A (ja) サーキュレータの漏洩信号除去方法,サーキュレータの漏洩信号除去装置およびそれを用いた無線通信機
JP3561184B2 (ja) Iqスプリッタ装置
JPH07229944A (ja) 歪み特性測定用rf装置、歪み特性測定方法、及びノイズ源
Hati et al. A simple optimization method for generating high-purity amplitude and phase modulation
WO2024070565A1 (ja) 直交変調装置、スプリアス測定方法及び直交変調の補正方法
JP2004309472A (ja) 平衡信号を較正するためのシステム及び方法
JP3993362B2 (ja) プリディストーション回路及び歪波信号の歪制御方法
KR20020051547A (ko) 국부발진신호의 누설신호 제거장치