JP2000314644A - 流量計測装置及び電子式ガスメータ - Google Patents

流量計測装置及び電子式ガスメータ

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JP2000314644A
JP2000314644A JP11124346A JP12434699A JP2000314644A JP 2000314644 A JP2000314644 A JP 2000314644A JP 11124346 A JP11124346 A JP 11124346A JP 12434699 A JP12434699 A JP 12434699A JP 2000314644 A JP2000314644 A JP 2000314644A
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pulse
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pulses
flow rate
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JP11124346A
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English (en)
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Shigeo Obata
滋男 小畑
Shinichi Tanaka
真一 田中
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンプリング周期を短くすることなく通過体
積に応じたパルスを出力できるようにして電力消費を小
さくした流量計測装置及び電力消費を小さくした流量計
測部と保安論理部とを有する電子式ガスメータを提供す
る。 【解決手段】 流量計測手段14a−1がガスの流速に
応じて変化する物理量を間欠的に計測してガス流速を求
め、該流速と流路の断面積とによって瞬時流量を求め、
該瞬時流量に間欠時間を乗じて通過体積を求める。通過
体積格納手段14c−1が通過体積を積算して格納し、
出力パルス数算出手段14a−2が格納されている通過
体積を単位通過体積によって除算して出力すべきパルス
数を算出し、パルス出力手段14a−3が算出した数の
所定幅のパルスを予め定めた間隔で次のサンプリングの
開始までに出力する。保安監視手段20において、ガス
流の異常を検出するための処理動作をサンプリング周期
の単位で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの流速に応じ
て変化する物理量を間欠的に計測し、該計測した物理量
に基づいて求めた通過体積に応じたパルスを出力する流
量測定装置、及び通過体積に応じたパルスを入力してガ
ス流の異常を検出する保安論理部を有する電子式ガスメ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の膜式のガスメータでは、ダイヤフ
ラムからなる隔膜によって仕切られた2つの部屋と、こ
の2つの部屋の各々をガス入口部及びガス出口部に交互
に接続する滑弁からなる切換弁と、隔膜と切換弁を連結
して隔膜の移動を切換弁に伝達して切換弁を駆動する連
結機構とを備えた構造を有している。このガスメータで
は、ガスメータの下流側においてガス消費などがあって
ガス出口部のガス圧が低下すると、ガス入口部とガス出
口部との間に差圧が生じ、ガス入口部につながっている
一方の部屋にガスが流入し、このガスの流入により隔膜
が移動してガス出口部につながっている他方の部屋のガ
スが排出される。一方の部屋に十分なガスが流入し、他
方の部屋のガスが十分に排出される程に隔膜が移動する
と、この隔膜の移動が連結機構を介して切換弁に伝達さ
れて切換弁を駆動し、それまでガス入口部に接続されて
いた一方の部屋をガス出口部に接続し、ガス出口部に接
続されていた他方の部屋をガス入口部に接続するように
なる。
【0003】よって以後、他方の部屋にガスが流入し、
一方の部屋のガスが排出されるようになる。また、連結
機構の途中から得た動力によって駆動され、隔膜が一往
復して所定ガス量を排出したことに応じて1回転するN
S極の着磁されたマグネットが取付られており、このマ
グネットの1回転によってリードスイッチがオン、オフ
して流量パルスを発生するようになっている。すなわ
ち、隔膜の往復動に連動して回転するマグネットとリー
ドスイッチによって流量センサが構成されている。ま
た、ガスメータには、上述した流量センサからの流量パ
ルスに基づいてガス流を監視してその異常を検出し、ガ
ス事故を防止する各種の保安機能を実行する保安論理部
が内蔵されている。
【0004】ところで、上述の流量センサがガス流量を
検出して発生する流量パルスは、隔膜が一往復して例え
ば0.7Lの単位計量体積を計量する毎に発生される2
つのパルスからなっており、その周期はガス流量が大き
くなると短くなり、小さくなると長くなる。この流量パ
ルスを利用する保安論理部は、図8に示すように、流量
パルスの各パルスが入力される毎に前回パルスからの周
期を計測処理してガス流量を求め、このガス流量に基づ
いて論理処理を行って保安のための機能を果たすように
なっている。
【0005】最近、上述した膜式のガスメータは機械的
な動作を伴うため、構造が複雑でかつ小型化に制限があ
るほか、寿命の点でも問題があるので、膜式のガスメー
タに代えて完全に電子化した各種の電子ガスメータが提
案されている。これらに共通していることは、ガス流の
速度によって変化する物理量を計測することによってガ
ス流速を求め、この求めた流速と流路の断面積とによっ
て瞬時流量を求め、この瞬時流量を積分して通過体積を
計算し、この通過体積を積算して積算流量を求めるよう
にしている。例えば、超音波式流量センサでは、ガス流
の速度によって超音波の伝達時間が変化することを利用
し、ガス流中に超音波を間欠的に発射してその到達時間
を計測することによって、ガス流速を計測し、この計測
した流速に流路の面積を乗じて瞬時流量を求め、この瞬
時流量に間欠時間を乗じて通過流量を算出するようにな
っている。
【0006】因みに、通過流量が100(m3 /h)で
40(L/パルス)の流量パルスを出力する場合には、
流量パルスの信号周波数は0.694Hz(周期は1.
44秒)となるが、流量パルスを精度良く出力するため
には、超音波式センサでは超音波を発射して流速を計測
する周期、すなわち、サンプリング周期を1.44秒以
下にしなければならない。これは、ガス流速或いはガス
流量を反映した周期の流量パルスを出力しようとしたと
き、その出力周期がくる前に計測を終わっていなければ
ならないからである。このため、100(m3 /h)以
上の通過流量のものを考えたときには、流量計測部にお
けるサンプリング周期が限りなく短くなっていく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、流量
パルスを発生する毎にサンプリングを行うようにしたも
のにおいては、短い周期の流量パルスを発生する場合、
サンプリング周期をそれに伴って短くしておくことが必
要となる。例えば、超音波式の流量センサを用いた流量
計測部では、サンプリング毎に超音波を発射して信号処
理を行わなければならなくなって、電力消費が大きくな
るので、電源として電池を使用しているが、電池交換を
できるだけ避けたいガスメータとしては好ましくない。
【0008】また、上述したように、流量パルスの各パ
ルスが入力される毎に前回パルスからの周期を計測処理
してガス流量を求め、このガス流量に基づいて論理処理
を行って保安のための機能を果たす保安論理部では、短
い周期の流量パルスの入力に伴って常時論理処理を行わ
なければならなくなって、電力消費が大きくなるので、
電源として電池を使用しているが、電池交換をできるだ
け避けたいガスメータとしては好ましくない。
【0009】よって、本発明は、上述した点に鑑み、サ
ンプリング周期を短くすることなく通過体積に応じたパ
ルスを出力できるようにして電力消費を小さくした流量
計測装置を提供することを課題としている。
【0010】本発明はまた、電力消費を小さくした流量
計測部と保安論理部とを有する電子式ガスメータを提供
することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
成された請求項1記載の発明は、図1の基本構成図に示
すように、ガスの流速に応じて変化する物理量を間欠的
に計測し、該計測した物理量によってガス流速を求め、
該流速と流路の断面積とによって瞬時流量を求め、該瞬
時流量に間欠時間を乗じて通過体積を求める流量計測手
段14a−1と、該流量計測手段によって求めた通過体
積を積算して格納する通過体積格納手段14c−1と、
該通過体積格納手段に格納されている通過体積を単位通
過体積によって除算して出力すべきパルス数を算出する
出力パルス数算出手段14a−2と、該出力パルス数算
出手段により算出した数の所定幅のパルスを予め定めた
間隔で次のサンプリングの開始までに出力するパルス出
力手段14a−3とを備えることを特徴とする流量計測
装置に存する。
【0012】請求項1記載の流量計測装置によれば、流
量計測手段14a−1がガスの流速に応じて変化する物
理量を間欠的に計測し、該計測した物理量によってガス
流速を求め、該流速と流路の断面積とによって瞬時流量
を求め、該瞬時流量に間欠時間を乗じて通過体積を求め
るが、通過体積格納手段14c−1が流量計測手段によ
って求めた通過体積を積算して格納し、出力パルス数算
出手段14a−2が通過体積格納手段に格納されている
通過体積を単位通過体積によって除算して出力すべきパ
ルス数を算出し、パルス出力手段14a−3が出力パル
ス数算出手段により算出した数の所定幅のパルスを予め
定めた間隔で次のサンプリングの開始までに出力するよ
うになっている。したがって、通過体積が大きくなり、
出力すべきパルス数が多くなっても、次のサンプリング
の開始までにパルスを出力することができるようにな
り、間欠的な通過体積の算出周期を短くすることなく、
すなわち、サンプリング周期を短くすることなく、通過
体積に応じたパルスを発生できる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の流
量計測装置において、前記通過体積格納手段に格納され
た積算通過体積は、前記出力すべきパルス数を求める除
算の際、その余を残して減算されることを特徴とする流
量計測装置に存する。
【0014】請求項2記載の流量計測装置によれば、出
力パルス数の算出の際に余りが生じたとき、これを次の
通過体積に加算するようにしたので、通過体積の全てを
パルスに変換して出力することができるようになる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の流量計測装置において、前記パルス出力手段は、前
記予め定めた間隔に相当する時間を計時し前記パルスの
出力タイミングを決定するタイマ手段14c−2と、前
記出力パルス数算出手段により算出したパルス数を格納
するパルス数格納手段14c−3とを有し、前記タイマ
手段が前記予め定めた間隔に相当する時間を計時する毎
に、前記パルス数格納手段に格納されているパルス数を
デクリメントし、前記パルス数格納手段のパルス数が0
になるまで前記予め定めた間隔に相当する時間が経過毎
にパルスを出力する動作を繰り返すことを特徴とする流
量計測装置に存する。
【0016】請求項3記載の流量計測装置によれば、パ
ルスを出力するパルス出力手段において、予め定めた間
隔に相当する時間を計時しパルスの出力タイミングを決
定するタイマ手段14c−2が予め定めた間隔に相当す
る時間を計時する毎にパルス数格納手段に格納されてい
るパルス数ををデクリメントし、パルス数が0になるま
で予め定めた間隔に相当する時間が経過毎にパルスを出
力し続けるので、通過体積に応じたパルスを確実に発生
することができる。
【0017】請求項4記載の発明は、一定の周期で間欠
的に算出した通過体積を積算して格納する通過体積格納
手段14c−1と、該通過体積格納手段に格納されてい
る通過体積を単位通過体積によって除算して出力すべき
パルス数を算出する出力パルス数算出手段14a−2
と、該出力パルス数算出手段により算出した数の所定幅
のパルスを予め定めた間隔で次のサンプリングの開始ま
でに出力するパルス出力手段14a−3とを有する流量
計測部100と、前記パルス出力手段がサンプリング周
期毎に出力するパルスの数を計数し、該計数したパルス
数にパルス当たりの通過体積を乗じた値をサンプリング
周期で除算した上で単位時間当たりの通過体積を求め、
該求めた通過体積によりガス流の異常を検出する保安論
理部20とを備えることを特徴とする電子式ガスメータ
に存する。
【0018】請求項4記載の電子式ガスメータによれ
ば、流量計測部100において、通過体積格納手段14
c−1が一定の周期で間欠的に算出した通過体積を積算
して格納し、出力パルス数算出手段14a−2が通過体
積格納手段に格納されている通過体積を単位通過体積に
よって除算して出力すべきパルス数を算出し、パルス出
力手段14a−3が出力パルス数算出手段により算出し
た数の所定幅のパルスを予め定めた間隔で次のサンプリ
ングの開始までに出力するので、通過体積が大きくな
り、出力すべきパルス数が多くなっても、次のサンプリ
ングの開始までにパルスを出力することができるように
なり、間欠的な通過体積の算出周期を短くすることな
く、すなわち、サンプリング周期を短くすることなく、
通過体積に応じたパルスを発生できる。また、保安論理
部20において、パルス出力手段がサンプリング周期毎
に一定の間隔で出力するパルスの数を計数し、該計数し
たパルス数にパルス当たりの通過体積を乗じた値をサン
プリング周期で除算した上で単位時間当たりの通過体積
を求め、該求めた通過体積によりガス流の異常を検出す
るようにしているので、ガス流の異常を検出するための
処理動作をサンプリング周期の単位で行えばよい。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の流量計測装置と、前記パルス出力手段がサ
ンプリング周期毎に出力するパルスの数を計数し、該計
数したパルス数にパルス当たりの通過体積を乗じた値を
サンプリング周期で除算した上で単位時間当たりの通過
体積を求め、該求めた通過体積によりガス流の異常を検
出する保安論理部20とを備えることを特徴とする電子
式ガスメータに存する。
【0020】請求項5記載の電子式ガスメータによれ
ば、流量計測装置において、通過体積が大きくなり、出
力すべきパルス数が多くなっても、次のサンプリングの
開始までにパルスを出力することができるようになり、
間欠的な通過体積の算出周期を短くすることなく、すな
わち、サンプリング周期を短くすることなく、通過体積
に応じたパルスを発生でき、また通過体積の全てをパル
スに変換して出力することができ、さらに通過体積に応
じたパルスを確実に発生することができる。また、保安
監視手段20において、ガス流の異常を検出するための
処理動作をサンプリング周期の単位で行えばよくなって
いる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は本発明による流量パルス発
生装置及び流量計測装置を組み込んだ電子式ガスメータ
1を示している。図示の電子式ガスメータ1は流量計測
部100と保安論理部20とを有する。
【0022】流量計測部100は、ガスの流速に応じて
変化する物理量を間欠的に、すなわち、サンプリング周
期にて計測し、この計測した物理量によってガス流速を
求め、この流速と流路の断面積とによって瞬時流量を求
め、この瞬時流量に間欠時間を乗じて通過体積を求める
と共に、この求めた通過体積によりガスの単位通過体積
に対応した流量パルスを発生し、この流量パルスを保安
論理部20に供給するようになっている。保安論理部2
0は、流量計測部100からの流量パルスによってガス
流の異常を検出する。
【0023】流量計測部100として、図3に示す超音
波式のものを例にして以下説明する。超音波式の流量計
測部100は、ガスを流すガスメータ中の流路としての
ガス流路10内にガス流方向において距離Lだけ離され
互いに対向して配置された超音波周波数で作動する例え
ば圧電式振動子からなる2つの音響トランスジューサT
D1及びTD2と、ガス流路10に連通した空所10a
内に距離lだけ離れた管壁10bに対向して配置された
音響トランスジューサTD3とを有する。ガス流路10
には、両音響トランスジューサTD1、TD2の上流側
に弁閉によってガス流路10を遮断する遮断弁10cが
設けられている。
【0024】各トランスジューサTD1及びTD2、T
D3はトランスジューサインタフェース(I/F)回路
11a及び11bをそれぞれ介して送信回路12及び受
信回路13に接続されている。送信回路12は、マイク
ロコンピュータ(μCOM)14の制御の下で、トラン
スジューサTD1、TD2の一方を駆動して超音波信号
を発生させる信号をパルスバーストの形で送信し、この
ための発振回路(図示せず)を内蔵している。受信回路
13は、ガス流路10を通過した超音波信号を受信した
他方のトランスジューサTD1、TD2からの信号を入
力して超音波信号を処理する前置増幅器(図示せず)を
内蔵している。トランスジューサTD3については、ト
ランスジューサTD1及びTD2に対するとは別のタイ
ミングでμCOM14が送信回路12と受信回路13を
制御し、トランスジューサTD3を駆動して超音波信号
を発生させるように送信回路12を制御するとともに、
同じトランスジューサTD3が管壁10bから反射され
てくる超音波信号を受信して発生する信号を入力させる
ように受信回路13を制御する。
【0025】μCOM14はまた、MODEM(変復調
回路)18、NCU(網制御ユニット)19を介して公
衆通信網である電話回線に接続され、遠隔の管理センタ
との間で通信を行う通信処理も行うようになっている。
【0026】なお、μCOM14は、図4に示すよう
に、プログラムに従って各種の処理を行う中央処理ユニ
ット(CPU)14a、CPU14aが行う処理のプロ
グラムなどを格納した読み出し専用のメモリであるRO
M14b、CPU14aでの各種の処理過程で利用する
ワークエリア、各種データを格納するデータ格納エリア
などを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRA
M14cなどを内蔵し、これらがバスライン14dによ
って相互接続されている。
【0027】μCOM14内のCPU14aは、送信回
路12から信号を供給するトランスジューサと受信回路
13で超音波信号を受信するトランスジューサとを交互
に切り替える制御を行うと共に、2つのトランスジュー
サ間で交互に送受信した超音波信号の伝搬時間を測って
ガス流路10内を流れているガスの流速を間欠的に求め
るための流速算出処理の他に、この算出した流速とガス
流路10の断面積とに基づいて瞬時流量を求める流量算
出処理、算出した瞬間流量に間欠時間を乗じて通過体積
を算出する通過体積算出処理、算出した通過体積を積算
して積算通過体積を求める通過体積積算処理、この通過
体積積算処理によって求めた通過体積積算値を表示器1
5に表示させる表示処理を行う。これらはガスメータと
しての本来の機能にかかわるものである。この他、μC
OM14内のCPU14aは、算出した通過体積を利用
してガスの単位通過体積に対応した流量パルスを出力ポ
ートOに発生する流量パルス発生処理を行うようになっ
ている。
【0028】上述したガスメータとして働くための流量
計測の原理を以下に説明する。μCOM14の内蔵する
CPU14aは、送信回路12にトリガ信号を出力して
パルスバースト信号を発生させ、これを一方のトランス
ジューサTD1、TD2に供給させて、この一方のトラ
ンスジューサに超音波信号を発生させる。また、一方の
トランスジューサから送信された超音波信号を受信する
他方のトランスジューサからの信号を受信回路13に受
信させ、これに応じて受信回路13が発生する信号を取
り込む。その後、μCOM14の内蔵するCPU14a
は、超音波信号を発生するトランスジューサと超音波信
号を受信するトランスジューサを逆にして同じ動作をも
う一度繰り返す制御を行う。そして、μCOM14のC
PU14aは、送信回路12にトリガ信号を出力して一
方のトランスジューサに超音波信号を発生させて、この
超音波信号を受信する他方のトランスジューサが発生す
る信号を受信回路13を介して取り込むまでの時間T
1、T2をそれぞれ測り、この測った時間T1、T2か
らガス流の流速を後述のようにして求める。
【0029】また、μCOM14のCPU14aは、ト
ランスジューサTD1、TD2についての制御とは別の
タイミングで、トランスジューサTD3についての制御
を行い、送信回路12にトリガ信号を出力してパルスバ
ースト信号を発生させ、これをトランスジューサTD3
に印加させて、このトランスジューサTD3に超音波信
号を発生させる。また、トランスジューサTD3から送
信され管壁10bで反射された超音波信号を受信する同
じトランスジューサTD3からの信号を受信回路13に
受信させ、これに応じて受信回路13が発生する信号を
取り込む。そして、CPU14aは、送信回路12にト
リガ信号を出力してトランスジューサTD3に超音波信
号を発生させて、この超音波信号の反射の第1波と第2
波を受信する同じトランスジューサTD3が発生する信
号を受信回路13を介して取り込むまでの時間Tr1、
Tr2をそれぞれ測り、この測った時間Tr1、Tr2
からガス流路10内と同じ温度、圧力、ガス種である
が、ガス流のない雰囲気における音速を後述のようにし
て求める。
【0030】今、静止ガス中での音の伝搬速度(音速)
をc、ガス流の流速をvとすると、ガス流の順方向の超
音波信号の伝搬速度は(c+v)となる。トランスジュ
ーサTD1及びTD2間の距離をLとすると、トランス
ジューサTD1からの超音波信号がガス流と同じ方向に
進んでトランスジューサTD2に到達する時間T1と、
トランスジューサTD2からの超音波信号がガス流と逆
方向に進んでトランスジューサTD1に到達する時間T
2とは、 T1=L/(c+v) (1) T2=L/(c−v) (2) となる。(1)、(2)式より v=(L/2)・(1/T1−1/T2) =(L/2)・((T2−T1)/(T2・T1)) (3) となり、Lが既知であるときには、T1及びT2を計測
することによって流速vを求めることができる。
【0031】なお、T2・T1=L/(c+v)・(c
−v)=L/(c2 −v2 )であり、流速vは音速cに
比べて極めて小さな数値であるので、式中のv2 はc2
に比べて極めて小さく無視でき、T2・T1=L/c2
することができる。そして、上式(3)は最終的には、 v=((T2−T1)・c2 )/2 =(T2−T1)・(c2 )・(1/2) と書き直すことができる。ここで、Td=(T2−T
1)とすると、 v=Td・(c2/2) =Td・k (4) ただし、k=c2/2となる。
【0032】流速vが求められたときには、瞬時流量Q
iはガス流路10の既知の断面積をS、物の構造その他
によって変化する補正係数をαとすると、 Qi=Td・α・S・k =K・Td (5) となり、瞬時流量Qiが求められる。ただし、 K=α・S・k (6) とする。なお、Kは上述の説明から明らかなように、音
速、ガス温度、ガス圧力など多くの要素を含んだ補正の
ための係数である。
【0033】なお、式(6)中の静止ガス中の音速cに
ついては、図2に示したように、ガス流路10に連通し
ているが、ガス流路10中のガス流に影響されない静止
ガスの空所10a中において、第3の音響トランスジュ
ーサTD3から発した超音波信号が管壁10bの内表面
で反射してトランスジューサに戻ってくるまでの時間を
計測し、この時間によってトランスジューサTD3から
管壁10bまでの往復距離2lを割ることによって求め
ることができるので、この計測を適宜行って求めた音速
cを用いるようにすればよい。
【0034】従って、瞬時流量Qiを求める毎に、すな
わち、サンプリングする毎に、この流量Qiに前回求め
た(サンプリングした)時点からの経過時間(サンプリ
ング間隔の時間)を乗じることによって通過体積Qtが
求まり、これを積算することによって、積算した積算体
積Qs、すなわち、ガス供給量(ガス使用量)を求める
ことができるようになる。そして、この積算通過体積Q
sを表示器15に表示させることによって電子式ガスメ
ータを構成することができる。
【0035】次に、算出した通過体積に対応したパルス
をCPU14aが出力ポートOに出力する処理を以下説
明する。
【0036】流量計測処理において、CPU14aがサ
ンプリング時間の経過毎にサンプリングして計測した物
理量であるガスの流速に流路の断面積を乗じて求めた瞬
時流量にサンプリング間隔の時間を乗じる計算を行うこ
とによって、サンプリング間隔の間に通過したガス体積
を通過体積として算出する。この算出した通過体積を、
RAM14cの所定エリアに形成した通過体積格納手段
に格納している前回のサンプリング迄の通過体積に加算
して格納する。この格納した通過体積に見合った数のパ
ルスを出力するため、格納通過体積を単位通過体積によ
って除算し、出力すべきパルス数を算出する。なお、パ
ルスは整数であるので、上記除算の結果、0のときには
反転回数は0とし、格納通過体積は前回迄の通過体積と
してそのまま格納しておく。また、上記除算の結果、余
りが生じたときにも、これを前回迄の通過体積として通
過体積格納手段に格納しておく。
【0037】上述のような除算の結果求まった数のパル
スを、次のサンプリングのタイミング以前に、予め定め
た比較的短い例えば10ミリ秒という間隔でかつ小さな
幅で発生する。このために、10ミリ秒という予め定め
た時間でタイマを起動し、タイマ時間が経過するのを待
つ。タイマ時間が経過したら直ちに出力ポートOに狭い
幅のパルスを出力するとともに、上記算出したパルス数
をデクリメント、すなわち、パルス数を算出し、この算
出の結果、パルス数が0でないときには、上記タイマ起
動を行ってパルス数が0になるまで上述の動作を繰り返
す。
【0038】以上により、一定周期のサンプリング毎
に、前回迄の通過体積に今回の通過体積を加算して求め
た通過体積を単位通過体積で除算して求めた数のパルス
を出力することができるようになる。
【0039】上述のパルス出力処理によって発生される
パルスは、保安論理部20に入力される。保安論理部2
0は、図4の流量計測部100のμCOM14と同様
に、図5に示すように、プログラムに従って各種の処理
を行う中央処理ユニット(CPU)21a、CPU21
aが行う処理のプログラムなどを格納した読み出し専用
のメモリであるROM21b、CPU21aでの各種の
処理過程で利用するワークエリア、各種データを格納す
るデータ格納エリアなどを有する読み出し書き込み自在
のメモリであるRAM21cなどがバスライン21dに
よって相互接続されているを有するμCOM21によっ
て形成されている。
【0040】保安論理部20を形成しているμCOM2
1内のCPU14aは、流量計測部100がサンプリン
グ周期毎に出力するパルを入力してその数を計数し、こ
の計数したパルス数に基づいて処理を行う。具体的に
は、計数したパルス数Nとサンプリング周期tとによっ
て、通過体積Qを以下のようにして求める。すなわち、
Q=(N・単位通過体積・3600)/tなる計算を行
って通過体積を求め、この求めた通過体積により保安論
理処理を行う。
【0041】保安論理処理によって実行される機能の1
つ、例えば合計流量遮断機能において、ガスメータの設
置先の燃焼器具の合計ガス消費量が学習により自動設定
された遮断値を越えた場合、元栓の誤開放やゴムホース
の抜けなどによる大量のガス漏れと判断して遮断弁10
cを弁閉しガスを遮断する。また、増加流量遮断機能に
おいて、ガスの流量が増大したとき、設置先の燃焼器具
のうち、最大消費のガス器具に比べて異常に大きな流量
の増加があった場合、元栓の誤開放やゴムホースの抜け
などによるガス漏れと判断して遮断弁10cを弁閉しガ
スを遮断するなどの保安動作を行わせる。
【0042】以上、電子式ガスメータの概略動作を説明
したが、CPU14aが行うパルス出力処理を示す図6
のフローチャートを参照して、以下、流量パルス発生装
置としての動作の詳細を説明する。
【0043】CPU14aは流量計測処理の一環として
パルス出力処理を行い、その最初のステップS1におい
てサンプリング時間が経過したか否かを判定し、サンプ
リング時間が経過するのを待つ。そして、サンプリング
時間が経過すると、ステップS2に進んでサンプリング
を実行する。このサンプリングは、上述した超音波式の
流量計測処理では超音波の発射処理、受信処理及び超音
波の伝搬時間を算出する処理等が含まれる。次に、ステ
ップS3に進み、ここでサンプリングの実行によって得
られるガス流速の計測の結果に流路の断面積を乗じて瞬
時流量を得、この瞬時流量にサンプリング時間を乗じる
計算を行うことによって通過体積を算出する。
【0044】ステップS3においてサンプリング間隔の
間に通過するガスの通過体積が算出されたら次にステッ
プS4に進んで、RAM14cの所定エリアに形成した
通過体積格納手段に格納されている前回迄の通過体積に
今回の通過体積を加算した通過体積を算出し、これを前
回迄の通過体積に代えて通過体積格納手段に格納する。
その後、ステップS5に進んで、通過体積格納手段に格
納されている通過体積を1パルス当たりの通過体積であ
る単位通過体積によって除算して出力すべきパルス数を
算出する。そして、この算出したパルス数をRAM14
cの所定エリアに形成したパルス数格納手段に格納する
とともに、上記除算の結果得られる余り、すなわち、
[格納されている通過体積−(単位通過体積・パルス
数)]を通過体積格納手段に前回迄の通過体積として格
納してからステップS6に進む。
【0045】ステップS6においては、予め定めた短
い、例えば10ミリ秒のタイマ時間を計時するタイマを
起動する。このタイマはRAM14cの所定エリアを利
用して形成され、この所定エリアにタイマ時間に相当す
る数値をセットし、これを単位時間毎にデクリメント
し、セットした数値が0になることによってタイマ時間
の計時を行うことができる。タイマにタイマ時間に相当
する数値をセットすることによってタイマを起動したら
ステップS7に進んで起動したタイマの計時しているタ
イマ時間が経過したか否かを判定し、タイマ時間の経過
を待ってステップS8に進む。
【0046】ステップS8においては出力ポートOに比
較的は幅の狭いパルスを出力してからステップS9に進
んでパルス数格納手段に格納しているパルス数をデクリ
メント、すなわち−1する。このデクリメントの結果パ
ルス数が0になったか否かをステップS10において判
定し、判定の結果がNOのとき、すなわち、ステップS
9のデクリメントによってパルス数が0になっていない
ときには、通過体積に見合ったパルスを出力し終わって
いないとして上記ステップS6に戻ってタイマを再度起
動し、ステップS6からの処理を繰り返す。ステップS
10の判定がYESのときには、通過体積に見合った流
量パルスを出力し終わったとして上記ステップS1に戻
って上述の処理を繰り返す。
【0047】図6のフローチャートに従って行った説明
から明らかなように、CPU14aは、通過体積格納手
段に格納されている通過体積を予め定めた所定の通過体
積によって除算して出力すべきパルス数を算出する出力
パルス数算出手段14a−2として、算出したパルス数
が2以上のとき、一定の周期を反転回数によって除算し
て反転周期を算出する反転周期算出手段14a−2とし
て、算出した数の所定幅のパルスを予め定めた間隔で次
のサンプリングの開始までに出力するパルス出力手段1
4a−3として働いている。この他、CPU14aは、
フローチャートに示していないが、ガスの流速に応じて
変化する物理量を間欠的に計測し、該計測した物理量に
よってガス流速を求め、該流速と流路の断面積とによっ
て瞬時流量を求め、該瞬時流量に間欠時間を乗じて通過
体積を求める流量計測手段14a−1としても働いてい
る。
【0048】以上説明した流量計測装置によれば、例え
ば0.2L/パルスで、6秒のサンプリング間隔で流量
が600L/hの流量のとき、6秒間の通過体積は60
0/3600・6=1Lとなるので、1/0.2=5と
なって、図7に示すように、サンプリング期間に25H
zのパルスが5個出力されるようになる。
【0049】このパルスを入力する保安論理部20は、
この入力されたパルスを計数し、サンプリングのタイミ
ング毎にこの計数したパルス数と0.2L/パルス、サ
ンプリング時間tを用いて通過流量を算出する処理を行
い、この算出した通過体積によりガス流の異常を判定
し、危険なときには警報などの処置をとる。
【0050】なお、上述の実施の形態では流量センサと
して超音波式のものを例示したが、本発明はガス流量に
応じて変化する物理量をサンプリングによって計測する
超音波式以外のものにも等しく適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、通過体積が大きくなり、出力すべきパルス数
が多くなっても、次のサンプリングの開始までにパルス
を出力することができるようになり、間欠的な通過体積
の算出周期を短くすることなく、すなわち、サンプリン
グ周期を短くすることなく、通過体積に応じたパルスを
発生できるので、電力消費の小さな流量計測装置が得ら
れる。
【0052】また、請求項2記載の発明によれば、通過
体積の全てを流量パルスに変換して出力することがで
き、通過流量に対応する精度の良いパルスを発生する流
量計測装置が得られる。
【0053】請求項3記載の発明によれば、流量パルス
を通過体積に応じた正確な周期で発生することのできる
流量計測装置が得られる。
【0054】請求項4及び5記載の発明によれば、通過
体積が大きくなり、出力すべきパルス数が多くなって
も、次のサンプリングの開始までにパルスを出力するこ
とができるようになり、間欠的な通過体積の算出周期を
短くすることなく、すなわち、サンプリング周期を短く
することなく、通過体積に応じたパルスを発生できるの
で、流量計測手段における電力消費を小さくできるとと
もに、ガス流の異常を検出するための処理動作をサンプ
リング周期の単位で行えばよくなるので、保安論理手段
における電力消費も小さくでき、トータルな消費電力の
低減を図ることができる電子式ガスメータが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明による流量計測装置及び電子式ガスメータ
の基本構成をそれぞれ示す図である。
【図2】本発明による電子式ガスメータの一実施の形態
を示す図である。
【図3】図2中の各部の具体的な構成を示す図である。
【図4】図3中の一部分の具体的な構成を示す図であ
る。
【図5】図3中の他の一部分の具体的な構成を示す図で
ある。
【図6】図3中の流量計測部のμCOMのCPUが行う
パルス出力処理を示すフローチャートである。
【図7】図6の処理によって出力される流量パルスとサ
ンプリング間隔との関係を示すタイミングチャート図で
ある。
【図8】従来のガスメータの保安論理部が行っている処
理を示す説明図である。
【符号の説明】
100 流量計測部 20 保安論理部 14a−1 流量計測手段(CPU) 14a−2 出力パルス数算出手段(CP
U) 14a−3 パルス出力手段(CPU) 14c−1 通過体積格納手段(RAM) 14c−2 タイマ手段(RAM) 14c−3 パルス数格納手段(RAM)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの流速に応じて変化する物理量を間
    欠的に計測し、該計測した物理量によってガス流速を求
    め、該流速と流路の断面積とによって瞬時流量を求め、
    該瞬時流量に間欠時間を乗じて通過体積を求める流量計
    測手段と、 該流量計測手段によって求めた通過体積を積算して格納
    する通過体積格納手段と、 該通過体積格納手段に格納されている通過体積を単位通
    過体積によって除算して出力すべきパルス数を算出する
    出力パルス数算出手段と、 該出力パルス数算出手段により算出した数の所定幅のパ
    ルスを予め定めた間隔で次のサンプリングの開始までに
    出力するパルス出力手段とを備えることを特徴とする流
    量計測装置。
  2. 【請求項2】 前記通過体積格納手段に格納された積算
    通過体積は、前記パルス数を求める除算の際、その余を
    残して減算されることを特徴とする請求項1記載の流量
    計測装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス出力手段は、前記予め定めた
    間隔に相当する時間を計時し前記パルスの出力タイミン
    グを決定するタイマ手段と、前記出力パルス数算出手段
    により算出したパルス数を格納するパルス数格納手段と
    を有し、前記タイマ手段が前記予め定めた間隔に相当す
    る時間を計時する毎に、前記パルス数格納手段に格納さ
    れているパルス数をデクリメントし、前記パルス数格納
    手段のパルス数が0になるまで前記予め定めた間隔に相
    当する時間が経過毎にパルスを出力する動作を繰り返す
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の流量計測装置。
  4. 【請求項4】 一定の周期で間欠的に算出した通過体積
    を積算して格納する通過体積格納手段と、該通過体積格
    納手段に格納されている通過体積を単位通過体積によっ
    て除算して出力すべきパルス数を算出する出力パルス数
    算出手段と、該出力パルス数算出手段により算出した数
    の所定幅のパルスを予め定めた間隔で次のサンプリング
    の開始までに出力するパルス出力手段とを有する流量計
    測手段と、 前記パルス出力手段がサンプリング周期毎に出力するパ
    ルスの数を計数し、該計数したパルス数にパルス当たり
    の通過体積を乗じた値をサンプリング周期で除算した上
    で単位時間当たりの通過体積を求め、該求めた通過体積
    によりガス流の異常を検出する保安論理部とを備えるこ
    とを特徴とする電子式ガスメータ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3の何れかに記載の流量計測
    装置と、 前記パルス出力手段がサンプリング周期毎に出力するパ
    ルスの数を計数し、該計数したパルス数にパルス当たり
    の通過体積を乗じた値をサンプリング周期で除算した上
    で単位時間当たりの通過体積を求め、該求めた通過体積
    によりガス流の異常を検出する保安論理部とを備えるこ
    とを特徴とする電子式ガスメータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013210345A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Osaka Gas Co Ltd ガスメーター
CN114018354A (zh) * 2021-10-19 2022-02-08 湖南省计量检测研究院 指针式计量器具表盘图像转换方法、系统、设备及介质
CN114441115A (zh) * 2022-04-11 2022-05-06 山东拙诚智能科技有限公司 一种燃气瞬变流量的监测方法

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