JP2000314473A - 車両制御装置 - Google Patents
車両制御装置Info
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- JP2000314473A JP2000314473A JP2000061367A JP2000061367A JP2000314473A JP 2000314473 A JP2000314473 A JP 2000314473A JP 2000061367 A JP2000061367 A JP 2000061367A JP 2000061367 A JP2000061367 A JP 2000061367A JP 2000314473 A JP2000314473 A JP 2000314473A
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Abstract
情報に基づき、道路形状に応じた変速段制御を行う際、
所定区間と走行地点の両方の道路状況を考慮して、より
高性能な変速段制御を行なうとともに、運転者の意志を
優先した領域を確保して、より運転者の意志に沿った車
両制御を行なう。 【解決手段】記憶されている道路情報から、所定区間の
平均曲率Θ等の情報を判断するとともに、曲がり角の曲
率半径を求め、平均曲率Θにより求めた変速段の上限変
速段と、曲がり角の曲率半径から求めた上限変速段とを
比較して、低い方の変速段を上限に決定し、その範囲で
変速段制御を行なう。また、運転者の減速の意志を推測
し、減速を欲していない場合には、運転者の意志を優先
させる領域を確保する。
Description
かり、詳しくは有段変速機及び無段変速機を含む自動変
速装置の変速比の制御に関するものである。
に応じて自動変速機の制御パターンを変更する変更手段
を備えた自動変速機の制御装置が提案されている(特公
平6−58141号公報)。
基づき変速パターンを変更する場合、たとえば、カーブ
走行時には変速が禁止される制御を行い、一方、高速走
行時には変速線図をより高車速側に変更する制御を行な
うものとすると、高速走行時で、かつカーブ走行時には
いかなる制御パターンにするかが課題となる。
かつ高速道路であったり、登坂で直線低摩擦係数の道路
など、複数の状況や条件が重なり合った複合的な道路で
ある場合がほとんどである。このような道路状況のもと
では、従来のような一義的な制御パターンでは、道路状
況に十分に応じた車両制御が行なえない恐れがある。本
発明は、係る事情に基づいて案出されたもので、従来よ
りもさらに道路状況に合致した変速段の設定制御が可能
な車両制御装置を提供することを目的とする。
の本発明により達成される。
る道路情報記憶手段と、道路上の自車位置を検出する自
車位置検出手段と、車速を検出する車速センサと、前記
道路情報記憶手段に記憶された道路情報に基づき自車位
置の進行方向にある曲がり角の曲率半径を算出する曲率
半径算出手段と、検出された車速と算出された曲率半径
とから前記自動変速機で選択する変速段の上限を決定す
る第1の決定手段と、走行している道路の勾配を判断す
る手段と、判断された勾配に応じて前記自動変速機で選
択する変速段の上限を決定する第2の決定手段と、前記
第1の決定手段で決定した上限変速段と前記第2の決定
手段で決定した上限変速段とを比較して最も低い上限変
速段を選択し、該上限変速段の範囲内で前記自動変速機
の変速段を設定する設定手段を有することを特徴とする
車両制御装置。 (b) 運転者の運転動作を検出する運転動作検出手段
を備え、前記第1の決定手段は、検出された車速と算出
された曲率半径と検出された運転動作とから前記自動変
速機で選択する変速段の上限を決定することを特徴とす
る上記(a)に記載の車両制御装置。 (c) 車両の走行状態を検出する走行状態検出手段を
備え、前記道路の勾配を判断する手段は、検出された走
行状態から走行している道路の勾配を判断することを特
徴とする上記(a)又は(b)に記載の車両制御装置。 (d) 前記運転動作検出手段は、アクセル開度に基づ
き運転動作を検出することを特徴とする上記(b)に記
載の車両制御装置。 (e) 前記運転動作検出手段は、ブレーキペダルの操
作に基づき運転動作を検出することを特徴とする上記
(b)に記載の車両制御装置。 (f) 前記勾配を判断する手段は、車速の変化率から
加速度を求め、該加速度から走行している道路が上り坂
もしくは下り坂か否かを判断することを特徴とする上記
(a)から(e)うちのいずれか1に記載の車両制御装
置。
運転者の意志にそった判断が可能な車両制御装置を提供
することを目的として、以下の構成とすることも可能で
ある。 (1) 道路情報を獲得する道路情報獲得手段及び道路
情報から車両の制御量を決定する制御量決定手段を有
し、決定された制御量により車両を制御する車両制御装
置において、前記制御量決定手段は、道路の複数の属性
からそれぞれ固有の制御量を特定し、該特定された複数
の制御量に基づき、実際に実行する制御量を決定するこ
とを特徴とする車両制御装置。この車両制御装置によれ
ば、走行地点の道路状況と、所定区間の道路状況とを考
慮した変速比制御が行なわれるので、従来よりもさらに
道路状況に合致した変速比制御が可能となる。
であることを特徴とする上記(1)に記載の車両制御装
置。 (3) 前記制御量決定手段は、道路の複数の属性から
それぞれ固有の変速段を特定し、該特定された複数の変
速段に基づき、実際に実行する変速段を決定することを
特徴とする上記(2)に記載の車両制御装置。
数の属性からそれぞれ変速段の上限を特定し、該特定さ
れた複数の変速段の上限の一番低い変速段を越えないよ
うに、実行する変速段を決定することを特徴とする上記
(3)に記載の車両制御装置。
率半径、道路勾配、曲がり角の入り口までの距離、制限
速度、車両の走行予定道路のある区間内の平均曲率又は
平均勾配のうちの1つである上記(1)ないし(4)の
いずれかに記載の車両制御装置。
行状態を検出する走行状態検出手段をさらに含み、検出
された走行状態に応じて道路の複数の属性からそれぞれ
固有の制御量を特定する上記(1)ないし(5)のいず
れかに記載の車両制御装置。
ロットル開度、ギア比、クルーズコントロールの作動、
ライトの点灯、ウインカーの点灯、ワイパーの作動のい
ずれか1つである上記(6)に記載の車両制御装置。
の進行方向にある曲がり角の曲率半径を算出する曲率半
径算出手段を有することを特徴とする上記(1)ないし
(7)のいずれかに記載の車両制御装置。
に対応して所定区間内の道路形状を判断する道路形状判
断手段を有することを特徴とする上記(1)ないし
(8)のいずれかに記載の車両制御装置。
置に対応して所定区間内に存在する1または複数の曲が
り角の平均曲率を算出する平均曲率算出手段を有するこ
とを特徴とする上記(1)ないし(9)のいずれかに記
載の車両制御装置。
置に対応して所定区間内における標高変化率を算出する
標高変化率算出手段を有することを特徴とする上記
(1)ないし(10)のいずれかに記載の車両制御装
置。
れた車速、スロットル開度、ギア比に応じて車両の標準
加速度を算出する標準加速度算出手段を有することを特
徴とする上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の
車両制御装置。
運転動作を検出する運転動作検出手段をさらに含み、検
出された運転動作に応じて道路の複数の属性からそれぞ
れ固有の制御量を特定する上記(1)ないし(12)の
いずれかに記載の車両制御装置。この車両制御装置によ
れば、運転者の意志を優先した領域が確保されるので、
より運転者の意図にそった車両制御を行うことができ
る。
る運転動作は、ライトの点灯、ウインカーの点灯、アク
セルペダルの踏み込み量、ブレーキペダルの踏み込みの
いずれか1つである上記(13)に記載の車両制御装
置。
つについて、添付図面に基づいて詳説する。図1は、本
発明の車両制御装置の構成を示すブロック図である。
ンシステム装置10と、ATモード選択部20と、走行
状態検出手段である走行状態検出部30と、変速制御装
置40とを備えている。上記ナビゲーションシステム装
置10と、走行状態検出部30と、変速制御装置40と
によって、制御量決定手段が構成される。この制御量決
定手段は、後述する道路情報獲得手段によって獲得され
た道路情報から車両の制御量を決定するが、特に本発明
では、道路の複数の属性に基づき、各属性に応じた固有
の制御量を特定し、特定された各複数の制御量に基づ
き、実際に実行する制御量を決定する。本実施形態にお
ける制御量は、変速比であり、より具体的には変速段で
ある。ナビゲーションシステム装置10は、ナビゲーシ
ョン処理部11と、道路情報記憶手段であるデータ記憶
部12と、現在位置検出部13と、通信部15と、入力
部16と、表示部17と、音声出力部19とを有してい
る。
情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種演算処理
を行い、その結果を出力する中央制御装置(以下「CP
U」という)111を備えている。このCPU111
は、データバス等のバスラインを介してROM112と
RAM113が接続されている。ROM112は、目的
地までの経路の検索、経路中の走行案内、特定区間の決
定等を行うための各種プログラムが格納されているリー
ド・オンリー・メモリである。RAM113は、CPU
111が各種演算処理を行う場合のワーキング・メモリ
としてのランダム・アクセス・メモリである。
ル、交差点データファイル、ノードデータファイル、道
路データファイル、写真データファイル、および各地域
のホテル、ガソリンスタンド、観光地案内などの各種地
域毎との情報が格納された他のデータファイルを備えて
いる。これら各ファイルには、経路探索を行うととも
に、探索した経路に沿って案内図を表示したり、交差点
や経路中における特徴的な写真やコマ図を出したり、交
差点までの残り距離、次の交差点での進行方向を表示し
たり、その他の案内情報を表示部17や音声出力部19
から出力するための各種データが格納されている。
内、通常のナビゲーションにおける経路探索に使用され
るのが交差点データ、ノードデータ、道路データのそれ
ぞれが格納された各ファイルである。これらのファイル
には、道路の幅員、勾配、路面の状態、曲がり角の曲率
半径、交差点、T字路、道路の車線数、車線数の減少す
る地点、曲がり角の入口、踏切、高速道路出口ランプウ
ェイ、高速道路の料金所、道路の幅員の狭くなる地点、
降坂路、登坂路などの道路の属性が格納されている。
商標)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、光デ
ィスク、磁気テープ、ICカード、光カード等の各種記
憶装置が使用される。なお、各ファイルは記憶容量が大
きい、例えばCD−ROMの使用が好ましいが、その他
のデータファイルのような個別のデータ、地域毎のデー
タは、ICカードを使用するようにしてもよい。上記ナ
ビゲーション処理部11と、道路情報記憶手段であるデ
ータ記憶部12によって、道路情報獲得手段が構成され
る。
バ131、地磁気センサ132、距離センサ133、ス
テアリングセンサ134、ビーコンセンサ135、ジャ
イロセンサ136とを備えている。GPSレシーバ13
1は、人口衛星から発せられる電波を受信して、自車の
位置を測定する装置である。地磁気センサ132は、地
磁気を検出して自車の向いている方位を求める。距離セ
ンサ133は、例えば車輪の回転数を検出して計数する
ものや、加速度を検出して2回積分するものや、その他
計測装置等が使用される。ステアリングセンサ134
は、例えば、ハンドルの回転部に取り付けた光学的な回
転センサや回転抵抗ボリューム等が使用されるが、車輪
部に取り付ける角度センサを用いてもよい。ビーコンセ
ンサ135は、路上に配置したビーコンからの位置情報
を受信する。ジャイロセンサ136は、車両の回転角速
度を検出しその角速度を積分して車両の方位を求めるガ
スレートジャイロや光ファイバジャイロ等で構成され
る。
1とビーコンセンサ135は、それぞれ単独で位置測定
が可能であるが、その他の場合には、距離センサ133
で検出される距離と、地磁気センサ132、ジャイロセ
ンサ136から検出される方位との組み合わせ、また
は、距離センサ133で検出される距離と、ステアリン
グセンサ134で検出される舵角との組み合わせによっ
て自車の絶対位置(自車位置)を検出するようになって
いる。
との間で各種データの送受信を行うようになっており、
例えば情報センタ等から受信した渋滞などの道路情報や
交通事故情報等の各種データを受信するようになってい
る。入力部16は、走行開始時の現在位置の修正や、目
的地を入力するように構成されている。入力部16の構
成例としては、表示部17を構成するディスプレイの画
面上に配置され、その画面に表示されたキーやメニュー
にタッチすることにより情報を入力するタッチパネル、
その他、キーボード、マウス、バーコードリーダ、ライ
トぺン、遠隔操作用のリモートコントロール装置などが
挙げられる。
ー、操作キーの表示や、ユーザの要求に応じて設定され
た案内地点までの経路の表示や、走行する経路に沿った
案内図等の各種表示が行われる。表示部17としては、
CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディ
スプレイ、フロントガラスにホログラムを投影するホロ
グラム装置等を用いることができる。
構成され、音声によって必要な情報が入力される。音声
出力部19は、音声合成装置と、スピーカとを備え、音
声合成装置で合成される音声の案内情報を出力する。な
お、音声合成装置で合成された音声の他に、各種案内情
報をテープに録音しておき、これをスピーカから出力す
るようにしてもよく、また音声合成装置の合成音とテー
プの音声とを組み合わせてもよい。
10において、自車位置検出手段は、現在位置検出部1
3によって構成され、道路情報記憶手段は、データ記憶
部12によって構成される。また、曲率半径算出手段
は、データ記憶部12と現在位置検出部13とナビゲー
ション処理部11とによって構成されている。自車位置
の進行方向にある曲がり角は、現在位置検出部13で検
出された自車位置と自車の走行方向およびデータ記憶部
12に記憶されている道路情報に基づき、ナビゲーショ
ン処理部11が決定する。
3と、データ記憶部12と、ナビゲーション処理部11
とによって構成される。自車位置の進行方向にある曲が
り角とは、舵角を変更して、車両の進む方向を変更する
必要のある場所であり、例えば、交差点、T字路、車線
数の減少する地点、コーナ、コーナの入口、高速道路出
口ランプウェイ、道路の幅員の狭くなる地点などが挙げ
られる。また、ノードの変化率が、ある一定以上となっ
ている地点を曲がり角の入り口や出口とする。つまり、
区間算出手段は、データ記憶部12に記憶されている道
路情報に基づき、曲がり角のノードの変化率を求め、曲
がり角の入り口を特定し、この入り口から、現在の自車
位置までの距離dを算出する。
算出手段及び標高変化率算出手段は、データ記憶部12
と現在位置検出部13とナビゲーション処理部11と変
速制御装置40とによって構成されている。そして、自
車位置の進行方向にある所定区間は、現在位置検出部1
3で検出された自車位置と自車の走行方向および道路情
報獲得手段よって獲得された道路情報に基づき、ナビゲ
ーション処理部11が決定する。所定区間とは、自車位
置から車両の進行方向に向けて一定距離が離れた地点ま
での区間(例えば、1km程度)をいう。この区間は、
車速Vに応じて変更してもよい。例えば、低速走行時に
は、短く、高速走行時には長く設定することができる。
この所定区間は、走行予定道路上に設定される。
経路が設定されている場合には、その設定されている道
路であり、設定されていない場合には、例えば直進した
場合に通過することが予想される経路とすることができ
る。このような、走行予定道路を探索する走行経路検出
手段を設けることによって、走行予定道路がより明確と
なり、制御性が向上する。
決定部において、変速モードを選択する操作部である。
走行状態検出部30は、車速センサ31、ブレーキセン
サ32、アクセルセンサ33、ウィンカーセンサ34、
スロットルセンサ34を備えている。車速センサ31は
車速Vを、ブレーキセンサ32はブレーキのON/OF
Fを、アクセルセンサ33はアクセル開度αを、ウイン
カーセンサ34はウインカのON/OFFを、スロット
ルセンサはスロットル開度γをそれぞれ検出する。この
他、走行状態検出部30は、ギヤ比、クルーズコントロ
ールの作動の有無、ライトの点灯の有無、ワイパーの作
動の有無を検出する。
(本実施形態では5速の変速段を備えた多段変速機)と
変速比を設定するアクチュエータ(本実施形態では5速
の変速段を設定する油圧制御回路)とそのアクチュエー
タに対して作動信号を出力する変速制御装置40を含ん
でいる。変速制御装置40には、車速信号、アクセルセ
ンサからのアクセル開度信号、スロットルセンサからの
スロットル開度信号、及びナビゲーションシステム装置
10からの道路データが入力される。アクセルセンサ3
3からのアクセル開度信号に基づき、運転動作が検知さ
れる。即ち、アクセル開度信号を判断することにより運
転動作検出手段が構成される。
る変速制御装置40は、機能的には変速段決定部と変速
段規制部とから構成される。変速段決定部は、どの変速
段を選択するかを具体的に決定するものであり、例え
ば、スロットル開度と車速により変速段を決定するデー
タテーブル(変速段マップ)によって決定される。この
変速段マップは、ノーマルモード、パワーモード、坂路
モード等が用意されており、運転者の意志により、また
は道路状況に応じて制御により切り替わる。
り、変速段決定部によって決定された変速段の上限を規
制するものである。従って、変速段決定部によって、例
えば5速が決定されていても変速段規制部により上限が
4速とされているときは、指令信号は1速から4速まで
の範囲内でしか出力されない。そして、図示しない変速
比を設定するアクチュエータに対して、指令信号が出力
される。このような、変速段の上限は、複数の道路の属
性と車速Vに基づき、各道路情報に応じた規制範囲(変
速段)にそれぞれ決定され、決定された複数の規制範囲
の中から、最終的に最も狭い規制範囲(最も低い上限変
速段)に決定される。以下、各道路の属性に応じて決定
される上限変速段の決定方法について説明する。
車両の進行方向にある曲がり角の曲率半径、および曲が
り角までの距離dによって、変速段の規制範囲を決定す
る。つまり、図2ないし図4に示されている規制用変速
段マップ、表1及び表2に示されているデータテーブル
に基づき決定され、具体的には、次のように決定され
る。
は、低速域から高速域まで範囲が区分けされ、車速V
は、0〜V1、V1〜V2、V2〜V3、V3〜V4
(V1<V2<V3<V4)のいずれの範囲に含まれる
かが判断される。また、該車速の各範囲に対応して、曲
がり角の曲率半径も半径の大きい領域(曲り方が緩や
か)から小さい領域(曲り方が急)まで範囲が区分さ
れ、曲がり角の算出されたコーナ曲率半径rが0〜r
1、r1〜r2、r2〜r3、r3〜r4(r1<r2
<r3<r4)のいずれの範囲に含まれるかが判断され
る。これらの車速と曲がり角の曲率半径から、車速曲率
半径係数が、表1より決定される。
口までの距離dは、予め近距離域から長距離域まで範囲
が区分され、距離dは、0〜D1、D1〜D2、D2〜
D3、D3〜D4(D1<D2<D3<D4)のいずれ
の範囲に含まれるかが判断される。そして、表2に基づ
き、決定された車速曲率半径係数A1〜A4、B1〜B
4、C1〜C4、D1〜D4と、上記4つに区分けされ
た距離dの領域から、そのときの走行状態と道路状況に
応じた変速段の上限(表2中、a1〜a4、b1〜b
4、c1〜c4、d1〜d4・・・)が決定される。こ
のようなデータテーブルの一例を現す規制用変速段マッ
プが図2乃至図4に示されている。
マップは、距離dが長距離域(曲がり角の入り口までの
距離が比較的長い領域)、図4は、近距離(曲がり角の
入り口までの距離が比較的短い領域)、図3は、長距離
域と近距離域の間の領域のマップが示されている。
径と車速との関係が、マップ中のa点である場合には、
自動変速装置が車速とスロットル開度から4速を選択し
ていたとしても、変速段は、3速までの中から選ばれる
こととなり、この場合には、3速が選択される。また、
図4において、曲がり角の曲率半径と車速との関係が、
マップ中のb点である場合には、自動変速装置が車速と
スロットル開度から2速を選択していると、変速段は、
3速までの中から選ばれることとなっているので、この
場合には、そのまま2速で走行することとなる。図2乃
至図4に示されている規制用変速段マップには、説明を
簡単にするため、ヒステリシスを設けていないが、ハン
チングを防止するため、ヒステリシスを設けることが好
ましい。
るように、この規制用変速段マップは減速する場合どの
ような変速段がより適切かという観点から作られたもの
であるが、車速が所定の速度以上となる領域では、運転
者は減速を望んでいないものと判断し、このマップに基
づく変速段を規制する範囲は設定せず、その時の変速モ
ード(ノーマルモード、パワーモード、坂路モード)に
おける変速段マップに基づき変速段が決定される。
段の規制範囲を決定する。つまり第2の規制範囲を決定
する場合、道路の属性の1つである所定区間の平均曲率
Θを求める制御と、同じく道路の属性の1つである同じ
区間の標高変化率Hを求める制御が行なわれ、最終的に
は図7の規制用変速段マップに基づき規制範囲が決定さ
れる。具体的には、次のように決定される。
に行なわれる。この第1の制御では、ナビゲーションシ
ステム装置10が有している道路データを利用して、一
定の距離に渡ってカーブが連続する道路か否かを判断
し、その平均曲率Θを算出する。図5は、山岳路や有料
道路等に対する平均曲率Θの算出方法を説明するための
ものである。
隔でノードNnが設定されており、各ノードNnの座標
(xn,yn)から、ノード間の平均曲率Θを求める。
まず、各ノード間の変化角θnを求める。すなわち、ノ
ードN(n−1)とノードNnを通る直線と、ノードN
nとノードN(n+1)を通る直線との角度を求め、こ
れをノードNnにおける変化角θnとする。そして、車
両の現在位置から、所定区間として車両の進行方向のー
定区間(例えば、1km)を設定し、その区間内に存在
する各ノードN1〜Nnと、現在位置から後方1つ目の
ノードN(n−1)とから、各ノードにおける変化角θ
1〜θnを算する。そして、次の式(1)から平均曲率
Θを求める。なお、式(1)におけるΣの加算範囲はi
=1〜nである。
ように行われる。この第2の制御では、ナビゲーション
システム装置10が有している所定地点の標高データか
ら、車両が走行する道路の標高変化率Hを算出する。図
6は、走行道路の標高差ΔHを傾斜角度と見なした場合
の所定区間における標高変化率Hの算出方法を説明する
ためのものである。
されたノードの標高データから、標高変化率Hを求め
る。まず、車両の現在位置から上記所定区間に設定され
たノードの標高データについて、各ノード間の標高差Δ
Hを求める。すなわち、ノードN(n−1)での標高H
(n−1)とノードNnでの標高Hnとの差Hn−H
(n−1)を求め、これをノードNnにおける標高差Δ
Hnとする。そして、設定された所定区間内に存在する
各ノードN1〜Nnと、現在位置の後方1つめのノード
N(n−1)とから、各ノードにおける標高差ΔH1〜
ΔHnを算出する。そして、次の式(2)におけるΣの
加算範囲をi=1〜nとして、標高変化率Hを算出す
る。
て、得られた平均曲率Θと標高変化率Hに基づき、変速
段の規制範囲が、図7に示されている規制用変速段マッ
プにより決定される。この規制用変速段マップは、車速
と平均曲率Θから変速段の上限を決定するものである。
図に示されているように、平均曲率Θが大きくなるに従
って、変速段の上限を3速または4速とする領域が高車
速側へ広がる。
のような変速段がより適切かという観点から作られたも
のであるが、車速が所定の速度以上となる領域では、運
転者は減速を望んでいないものと判断し、このマップに
基づく変速段の上限値を規制する制御は行なわれない。
即ち、変速段決定部の変速段マップにより、例えば4速
が決定されている場合でも規制用変速段マップによれば
3速になっている場合は、3速を出力信号とする。ま
た、変速段マップにより2速が決定されている場合、規
制用変速段マップが3速であっても、これは1速から3
速の範囲内で変速段を規制することを意味するので、指
令信号として出力される変速段は、2速となる。そし
て、車速が所定の速度以上となる領域では、運転者は減
速を望んでいないものと判断し、変速段の上限値を規制
する制御は解除され、変速段決定部の有する変速段マッ
プに基づき制御が行なわれる。
Vが、点cに位置する場合、変速段が4速となっている
と、強制的に3速に変速段が切り替わり、1速から3速
までの間で、変速段が変更される。また、点dに位置す
る場合には、運転者は、減速を意図していないものと判
断し、変速段規制部は、変速段の上限を制限する制御は
行わず、ノーマルモードによる走行となる。
10m)以上ある場合には、図8に示されているマップ
に基づき、変速段決定部の変速モードを変更する。例え
ば、標高変化率Hが基準値以上であった場合には、変速
モードをノーマルモードからパワーモードへ切り替え
る。これにより、下り坂の場合には、エンジンブレーキ
の領域が広がり、減速を補助するようになる。また登り
坂の場合には、大きな駆動力を得ることができるように
なる。標高変化率Hが基準値以下となった場合には、図
8のマップに基づき、パワーモードからノーマルモード
へ切り替える。
(変速段)の上限を決定する。この場合、車速に応じ
て、車速が高い場合には、変速比の規制範囲を設定せ
ず、その時の変速モード(ノーマルモード、パワーモー
ド、坂路モード)における変速段マップに基づき変速段
が決定される。
いる道路の勾配を判断し、その勾配に応じて変速比を規
制する範囲を決定する。まず、車速Vの変化率から実際
の加速度β1を求め、標準加速度β0と、実際の加速度
β1とを比較する。この標準加速度β0は、勾配のない
平地を走行した場合に得られると想定される加速度とし
て設定され、車速Vとスロットル開度γ、ギヤ比をパラ
メータとして作られたデータテーブルから算出されるエ
ンジン駆動力と走行抵抗と標準車両重量Mから決定され
ている。そして、比較した結果、β0>β1である場合
には上り坂、β0<β1である場合には下り坂であると
判断し、例えば、現在の変速段より1段下の変速段を規
制範囲の上限として決定する。
の規制範囲である上限変速段を比較し、変速比選択手段
である変速制御装置40が、最も低い上限変速段を規制
範囲の上限として選択する。
て、図9乃至図12に示されているフローチャートに基
づいて詳説する。図9のフローチャート及び図10のフ
ローチャートは、図13に示されているコーナを通過す
る際の制御動作を示すものである。
道路情報を取得する(ステップS10)。この道路情報
には、ノードN1〜Nn(図13)の座標データ(X
1,Y1)〜(Xn,Yn)等が含まれる。これらの情
報により、各ノードを結ぶリンクのなす角から各ノード
におけるコーナの曲率半径を求め、そのコーナの連続性
及びコーナ曲率半径の変化度合を判断する。また自車位
置とコーナ入口までの距離dを計算し、式(1)、
(2)により、平均曲率Θ、標高変化率Hを求める。
トル開度、アクセル開度の変化率、車速V、シフトポジ
ション、変速段、変速モードを取得する(ステップS2
0)。次に、図10に示されているコーナ制御変速判断
ルーチンを実行する(ステップS30)。
はアクセル開度が十分小さく、かつアクセル開度の変化
率Δαが予め定められた変化率δ以上で閉じられたか否
かを判断する(ステップS301)。
るいはアクセル開度が十分小さく、かつアクセル開度α
の変化率Δαが予め定められた変化率δ以上で閉じられ
た場合には(ステップS301:Y)、運転者は減速す
る意志を有すると判断できるので、図2ないし図4に示
されている規制変速段マップから、上限変速段SF1を
選択する(ステップS302)。上限変速段SF1は、
ステップS10で求められた距離d、コーナ曲率半径
と、ステップS20で取得した車速Vに基づいて決定さ
れる。
判断した場合には(ステップS301:N)、上限変速
段の設定は行なわれず、メインルーチンへリターンされ
る。なお、アクセル開度αが0近傍になった場合、ある
いはアクセル開度が十分小さく、かつアクセル開度αの
変化率Δαが予め定められた変化率δ以上で閉じられた
場合であっても、車速Vが十分大きい場合には、上限変
速段の設定は行なわれず、変速段の切り替えは、運転者
の意志に委ねられる。
速判断ルーチンを実行する。まず、ステップS10で求
めた標高変化率Hに基づき、変速モードの切り替えが必
要か否かを判断する。即ち、図8に示されているマップ
に基づき、ステップ10で得られた標高変化率Hが、基
準値以上であるか否かを判断し、変速モードの切り替え
が必要か否かを決定する(ステップS401)。変速段
規制部が、基準値以上であると判断した場合には(ステ
ップS401:Y)、変速段決定部における変速モード
をパワーモードに変更する(ステップS402)。基準
値以下である場合には(ステップS401:N)、現在
の変速モードを維持する。
率Θと、ステップS20で取得した車速Vから、図7に
示されている規制用変速段マップを参照する。変速段規
制部により、規制用変速段マップに基づいて、変速段の
規制を行なうか否か(ステップS403)、及び切り替
え可能な変速段の上限が決定される。例えば、車速Vが
大きく、図7において、点dの領域に位置する場合に
は、変速段規制部は、運転者は減速を意図しないものと
判断し(ステップS403:N)、変速段を規制する制
御は行なわれず、メインルーチンにリターンされる。つ
まり、その時に選択されている変速モード(図7ではノ
ーマルモード)に基づき変速段が決定される。
において、点cに位置し、変速段の上限が3速に規制さ
れた場合には、変速段の規制が必要と判断し(ステップ
S403:Y)、上限変速段SF2を規制変速段マップ
に基づいて決定し(点cの場合には、3速)、メインル
ーチンへリターンされる。
判断ルーチンを実行する(ステップS50)。まず、予
め設定されているデータテーブルから車速V、スロット
ル開度、変速段、標準車両重量により標準加速度β0を
求める(ステップS501)。次に、車速Vの変化から
現在の加速度β1を求める(ステップS502)。β0
<β1であるか否かを判断し(ステップS503)、即
ち下り坂であるかどうかを判断し、下り坂である場合に
は(ステップS503:Y)、例えば現在の変速段より
も一段下の変速段を上限の変速段SF3とする(ステッ
プS504)。
503:N)、β0>β1であるか否かを判断し(ステ
ップS505)、即ち上り坂であるかどうかを判断し、
上り坂である場合には(ステップS505:Y)、例え
ば現在の変速段よりも一段下の変速段を上限の変速段S
F3とする(ステップS504)。
の設定は行なわれず、メインルーチンへリターンされ
る。このステップS504で決定される上限の変速段S
F3は、図示しない車速Vとスロットル開度とをパラメ
ータとして作られたデータテーブルから決定されるが、
上り坂と下り坂、それぞれの場合に対応したデータテー
ブルにより決定すると好適である。
段SF1、SF2、SF3を比較して、最も低い変速段
を上限変速段として選択する(ステップS60)。そし
て、設定されている変速モードに基づき、ステップS6
0で設定された範囲内で変速段が設定される(ステップ
S70)。また、各サブルーチンにおいて、上限変速段
が設定されていない場合には、運転者は、減速を意図し
ていないものと判断され、変速段の範囲を規制する制御
は行なわれず、運転者の自由な走行操作域が確保され
る。
(コーナ)での道路状況を考慮して変速段を規制する制
御と、所定区間内の道路状況を考慮して変速段を規制す
る制御とを統合した後、最終的に変速段を規制するの
で、必要な場合には道路状況の急激な変化に対応した変
速段制御ができるとともに、頻繁にシフトチェンジを繰
り返すといった煩わしさもなく、より滑らかな走行感覚
を確保することができる。なお、上記のような制御動作
は、すべての制御動作を変速段規制部または変速段決定
部の一方のみで行なってもよく、また、ナビゲーション
処理部11のみで行う構成とすることもできる。
ンでは、運転動作検出手段の検出する運転動作として、
アクセルペダルの踏み込み量を用い、アクセル開度αに
基づいて運転者の減速の意志を判断していたが、スロッ
トルセンサ35から入力されるスロットル開度(即ち、
エンジントルク)の変化率や値に基づいて運転動作を検
出し、減速の意志を判断することもできる。さらに、ブ
レーキぺダルの操作に基づき運転動作を検出し、減速の
意志を判断してもよい。この場合には、ブレーキセンサ
32から入力されるブレーキ踏み込み量の変化率やブレ
ーキのオン動作などに基づき減速の意志を判断すること
ができる。このほか、ウインカーセンサ34に基づき運
転動作を検出し、ウインカーオン操作の検出により減速
の意志を判断する構成としてもよい。また、ライト(ヘ
ッドライト、フォグランプ)の点灯動作に基づき運転者
の意志を判断することもできる。これらの動作は、運転
動作検出手段によって検出される。
速により変速段を決定しているが、スロットル開度と車
速によって変速段を決定してもよく、またエンジンのト
ルクの大きさと車速によって変速段を決定する構成とし
てもよい。
図7に示されている規制用変速段マップに基づき制御の
有無と、変速段の上限を判断していたが、この他、図1
4に示されているように、運転者の自由な操作領域を拡
大した規制用変速段マップに基づいてもよい。
は、例えば、エンジンの性能、車種などによって適宜変
更するようにしてもよい。また、図15に示されている
ように、標高変化率Hに応じて、規制用変速段マップの
変速線の位置を変更する構成とすることもできる。図示
の例では、標高変化率Hが一定の基準値以上となった場
合には、変速線の位置を低速側に変更(図中、点線から
実線へ)するようにしてもよい。平均曲率Θが小さい場
合における低速段領域を図7より大きくするように変更
してもよい。このような変速段の領域の変更は、標高変
化率Hの変化に応じて連続して移動する構成とすること
もできる。このような構成とした場合には、道路形状に
さらに適応した変速段制御を行なうことができる。
ップは、車速と平均曲率Θに応じて規制される変速段の
範囲が決定されているが、図16及び図17に示されて
いるように、車速と平均曲率Θと標高変化率Hに応じて
規制される変速段の範囲を決定してもよい。つまり、平
均曲率Θと標高変化率Hとに基づいて参照値を決定し、
この参照値と車速Vにより、変速段の範囲を決定する構
成とすることができる。このような構成とすることによ
って、道路形状にさらに一層適応した変速段制御を行な
うことができる。
段によって検出された走行状態に応じて変速段の規制範
囲を変更する制御を行なってもよい。例えば、走行状態
検出手段がワイパーの作動を検出した場合には、路面が
濡れているものと判断し、車両の挙動変化を抑えるよう
に変速段の上限を設定するとか、ライトの点灯を検出し
た場合には、同様に変速段の上限を一段下げるなどの制
御を行なうことものできる。また、この制御は、変速段
の上限を変更するものであるが、この他、変速モードの
切り替えを行なうような制御を行なってもよい。
4、図15、図17に示されているマップには、説明を
簡単にするため、ヒステリシスを設けていないが、ハン
チングを防止するため、ヒステリシスを設けることが好
ましい。自動変速装置には、無段変速機を有するものを
用いてもよく、この場合には、変速比規制手段は、変速
段ではなく、変速比の範囲を規制する。
装置によれば、車速と曲率半径とから決定した上限変速
段と、走行している道路の勾配に応じて決定した上限変
速段とを比較して最も低い上限変速段を選択し、該上限
変速段の範囲内で前記自動変速機の変速段を設定するの
で、従来よりもさらに道路状況に合致した変速段の設定
制御が可能となる。また、本発明は、第1の決定手段が
車速と曲率半径と運転動作とから前記自動変速機で選択
する変速段の上限を決定するので、より運転者の意図に
そった車両制御を行うことができる。
である。
曲率Θの算出について説明するための説明図である。
変化率Hの算出について説明するための説明図である。
である。
マップである。
ャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
模式図である。
ある。
ある。
のマップである。
定する規制用変速段マップである。
Claims (6)
- 【請求項1】 自動変速機と、 道路情報を記憶する道路情報記憶手段と、 道路上の自車位置を検出する自車位置検出手段と、 車速を検出する車速センサと、 前記道路情報記憶手段に記憶された道路情報に基づき自
車位置の進行方向にある曲がり角の曲率半径を算出する
曲率半径算出手段と、 検出された車速と算出された曲率半径とから前記自動変
速機で選択する変速段の上限を決定する第1の決定手段
と、 走行している道路の勾配を判断する手段と、 判断された勾配に応じて前記自動変速機で選択する変速
段の上限を決定する第2の決定手段と、 前記第1の決定手段で決定した上限変速段と前記第2の
決定手段で決定した上限変速段とを比較して最も低い上
限変速段を選択し、該上限変速段の範囲内で前記自動変
速機の変速段を設定する設定手段を有することを特徴と
する車両制御装置。 - 【請求項2】 運転者の運転動作を検出する運転動作検
出手段を備え、 前記第1の決定手段は、検出された車速と算出された曲
率半径と検出された運転動作とから前記自動変速機で選
択する変速段の上限を決定することを特徴とする請求項
1に記載の車両制御装置。 - 【請求項3】 車両の走行状態を検出する走行状態検出
手段を備え、 前記道路の勾配を判断する手段は、検出された走行状態
から走行している道路の勾配を判断することを特徴とす
る請求項1又は請求項2に記載の車両制御装置。 - 【請求項4】 前記運転動作検出手段は、アクセル開度
に基づき運転動作を検出することを特徴とする請求項2
に記載の車両制御装置。 - 【請求項5】 前記運転動作検出手段は、ブレーキペダ
ルの操作に基づき運転動作を検出することを特徴とする
請求項2に記載の車両制御装置。 - 【請求項6】 前記勾配を判断する手段は、車速の変化
率から加速度を求め、該加速度から走行している道路が
上り坂もしくは下り坂か否かを判断することを特徴とす
る請求項1から請求項5のうちのいずれか1の請求項に
記載の車両制御装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111137293A (zh) * | 2018-11-02 | 2020-05-12 | 奥特润株式会社 | 低摩擦道路中的车辆控制系统及方法 |
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2000
- 2000-03-07 JP JP2000061367A patent/JP3178471B2/ja not_active Expired - Lifetime
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