JP2000314392A - ジェットファンにおける動翼固定方法 - Google Patents
ジェットファンにおける動翼固定方法Info
- Publication number
- JP2000314392A JP2000314392A JP11125576A JP12557699A JP2000314392A JP 2000314392 A JP2000314392 A JP 2000314392A JP 11125576 A JP11125576 A JP 11125576A JP 12557699 A JP12557699 A JP 12557699A JP 2000314392 A JP2000314392 A JP 2000314392A
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- JP
- Japan
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- moving blade
- jig
- angle
- mounting
- jigs
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- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、任意角度に精度良く動翼固定
でき、作業時間が短い動翼固定方法を提供することであ
る。 【解決手段】動翼１，インペラハブ２，ナット３，治具
（１）４，治具（２）５，治具(３)６，角度調整部品
７，押さえ板を備え、治具を使用して動翼を固定する。
（１）任意の角度に動翼固定が行える。（２）動翼固定
精度が向上する。（３）作業費を低減できる。
でき、作業時間が短い動翼固定方法を提供することであ
る。 【解決手段】動翼１，インペラハブ２，ナット３，治具
（１）４，治具（２）５，治具(３)６，角度調整部品
７，押さえ板を備え、治具を使用して動翼を固定する。
（１）任意の角度に動翼固定が行える。（２）動翼固定
精度が向上する。（３）作業費を低減できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル換気用ジ
ェットファンに係わり、特にナットにて動翼をインペラ
ハブに締め付け動翼を固定する羽根車構造に対して、治
具を使用して任意角度に動翼を固定する方法に関するも
のである。
ェットファンに係わり、特にナットにて動翼をインペラ
ハブに締め付け動翼を固定する羽根車構造に対して、治
具を使用して任意角度に動翼を固定する方法に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、トンネル換気用ジェットファンの
動翼固定方法は、ナットにて動翼をインペラハブに固定
していたが、作業員がナットを回しながら動翼角度を振
って任意角度に調整していた。しかし、動翼とインペラ
ハブが別構造なのは製品開発時であり製作数も少なく、
製品は動翼とインペラハブが鋳造による一体構造であっ
た。
動翼固定方法は、ナットにて動翼をインペラハブに固定
していたが、作業員がナットを回しながら動翼角度を振
って任意角度に調整していた。しかし、動翼とインペラ
ハブが別構造なのは製品開発時であり製作数も少なく、
製品は動翼とインペラハブが鋳造による一体構造であっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、任意
角度に動翼を固定するため、作業員が動翼とナットの供
回りを考慮して動翼を任意角度からナット締付方向と逆
に振っておいて、ナットを締付けながら動翼とナットの
供回りで動翼を任意角度に合わせて固定する方法を採っ
ていたが、その方法だと設計許容誤差の±０.５° に動
翼角度を固定するのは困難であったし、作業時間もかか
り良い動翼固定方法ではなかった。
角度に動翼を固定するため、作業員が動翼とナットの供
回りを考慮して動翼を任意角度からナット締付方向と逆
に振っておいて、ナットを締付けながら動翼とナットの
供回りで動翼を任意角度に合わせて固定する方法を採っ
ていたが、その方法だと設計許容誤差の±０.５° に動
翼角度を固定するのは困難であったし、作業時間もかか
り良い動翼固定方法ではなかった。
【０００４】本発明の目的は、動翼を精度良く任意角度
に固定でき、且つ作業性の良い動翼固定方法を提供する
ことである。
に固定でき、且つ作業性の良い動翼固定方法を提供する
ことである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明方法は治具を使用して動翼を固定するもので
ある。
に、本発明方法は治具を使用して動翼を固定するもので
ある。
【０００６】本発明により、動翼がナットと供回りなく
精度良く任意角度に固定可能となり、作業性の良い動翼
固定ができるようになった。
精度良く任意角度に固定可能となり、作業性の良い動翼
固定ができるようになった。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図１〜図３
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【０００８】図１に示すように、動翼１のケガキ線とイ
ンペラハブ２のケガキ線を合わせ動翼１を任意角度に設
置する。動翼１の位置を変えない様、ナット３を手で締
め付ける。治具（１）４を動翼１下部に六角穴付リーマ
ボルトにて取付ける。治具（２）５に角度設定部品７を
嵌めて、押さえ板８をボルトにて取付ける。治具（２）
５を治具（１）４との嵌め合い部に注意しながらインペ
ラハブ２のモータ軸取付けボス部に嵌め、モータ軸抜き
出し治具取付用ネジ穴を利用してボルトにて取付ける。
治具（３）６を使用してナット３を締め付け動翼１が固
定される。この時、インペラハブ２のモータ軸取付けボ
ス部嵌め合いを中心に治具を回しながら２つずつ動翼１
固定作業を行う。これにより、治具組立，回転，分解作
業時間を足しても１つの動翼１固定作業時間が従来の約
１／３になる。
ンペラハブ２のケガキ線を合わせ動翼１を任意角度に設
置する。動翼１の位置を変えない様、ナット３を手で締
め付ける。治具（１）４を動翼１下部に六角穴付リーマ
ボルトにて取付ける。治具（２）５に角度設定部品７を
嵌めて、押さえ板８をボルトにて取付ける。治具（２）
５を治具（１）４との嵌め合い部に注意しながらインペ
ラハブ２のモータ軸取付けボス部に嵌め、モータ軸抜き
出し治具取付用ネジ穴を利用してボルトにて取付ける。
治具（３）６を使用してナット３を締め付け動翼１が固
定される。この時、インペラハブ２のモータ軸取付けボ
ス部嵌め合いを中心に治具を回しながら２つずつ動翼１
固定作業を行う。これにより、治具組立，回転，分解作
業時間を足しても１つの動翼１固定作業時間が従来の約
１／３になる。
【０００９】図２に示すように角度設定部品７の溝角度
を調整することにより動翼１角度を調整する。
を調整することにより動翼１角度を調整する。
【００１０】これにより任意角度に動翼１固定ができる
ようになる。
ようになる。
【００１１】図３に示すように治具（１）４と角度設定
部品７を隙間０.００９〜０.０６４、角度設定部品７と
治具（２）５を隙間０.０１２〜０.０６９、治具（２）
５とインペラハブ２を隙間０.０１〜０.０４９の嵌め合
い形状にすることにより動翼１固定角度最大誤差±０.
２°となり設計許容誤差の±０.５°以内に動翼１が固
定される。
部品７を隙間０.００９〜０.０６４、角度設定部品７と
治具（２）５を隙間０.０１２〜０.０６９、治具（２）
５とインペラハブ２を隙間０.０１〜０.０４９の嵌め合
い形状にすることにより動翼１固定角度最大誤差±０.
２°となり設計許容誤差の±０.５°以内に動翼１が固
定される。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、 １）任意角度に動翼固定できる。
【００１３】２）精度良い動翼固定できる。
【００１４】３）作業時間を低減できる。
【図１】本発明の一実施例を示す動翼固定要領図で、
（ａ）は一部縦断面図、（ｂ）は（ａ）の平面図、
（ｃ）は（ａ）の側面図、（ｄ）は（ｃ）のＡ−Ａ断面
図。
（ａ）は一部縦断面図、（ｂ）は（ａ）の平面図、
（ｃ）は（ａ）の側面図、（ｄ）は（ｃ）のＡ−Ａ断面
図。
【図２】角度調整部品図。
【図３】治具分解図である。
１…動翼、２…インペラハブ、３…ナット、４…治具
（１）、５…治具（２）、６…治具（３）、７…角度調
整部品、８…押さえ板。
（１）、５…治具（２）、６…治具（３）、７…角度調
整部品、８…押さえ板。
Claims (4)
- 【請求項１】動翼軸にネジ加工を行い、ナットにて動翼
をインペラハブに締め付け動翼を固定する羽根車構造に
おいて、任意の角度に動翼を固定するため動翼軸下面に
治具取付用ネジ穴を加工し治具を取付けて任意角度に動
翼を固定することを特徴とする動翼固定方法。 - 【請求項２】治具の角度調整部品を交換することにより
任意角度に動翼固定できることを特徴とする請求項１記
載の動翼固定方法。 - 【請求項３】治具を嵌め合い構造にすることにより精度
良く任意角度に動翼固定できることを特徴とする請求項
１記載の動翼固定方法。 - 【請求項４】治具の円周方向分割形状を動翼のインペラ
ハブ円周方向固定位置に合わせることにより動翼固定作
業を動翼２つ以上ずつ作業できることを特徴とする請求
項１記載の動翼固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11125576A JP2000314392A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ジェットファンにおける動翼固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11125576A JP2000314392A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ジェットファンにおける動翼固定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000314392A true JP2000314392A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14913611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11125576A Pending JP2000314392A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ジェットファンにおける動翼固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000314392A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008107738A1 (en) | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Tecsis Tecnologia E Sistemas Avançados Ltda | Fan blade connection |
-
1999
- 1999-05-06 JP JP11125576A patent/JP2000314392A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008107738A1 (en) | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Tecsis Tecnologia E Sistemas Avançados Ltda | Fan blade connection |
| US8651816B2 (en) | 2007-03-06 | 2014-02-18 | Fantech Tecnologia Em Sistemas De Ventilacao Ltda | Fan blade connection |
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