JPS6037218Y2 - 正面フライス - Google Patents
正面フライスInfo
- Publication number
- JPS6037218Y2 JPS6037218Y2 JP1976142415U JP14241576U JPS6037218Y2 JP S6037218 Y2 JPS6037218 Y2 JP S6037218Y2 JP 1976142415 U JP1976142415 U JP 1976142415U JP 14241576 U JP14241576 U JP 14241576U JP S6037218 Y2 JPS6037218 Y2 JP S6037218Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- main body
- arbor
- mounting hole
- face milling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、正面フライスに係り、特に本体がアーバーに
対して迅速かつ確実に着脱できるようにしたものである
。
対して迅速かつ確実に着脱できるようにしたものである
。
従来、この種の正面フライスは、その本体がアーバー(
アダプター)を介して止めボルトにより機械の主軸端に
取付けられる。
アダプター)を介して止めボルトにより機械の主軸端に
取付けられる。
したがって、正面フライスの交換が煩繁な場合には、着
脱操作の迅速化が要求される。
脱操作の迅速化が要求される。
これは、切削作業時間は、正味切削時間および工具交換
に要する段取り時間からなり、正味切削時間の短縮がわ
ずかなのに、段取り時間の短縮が大きく見込めることか
らである。
に要する段取り時間からなり、正味切削時間の短縮がわ
ずかなのに、段取り時間の短縮が大きく見込めることか
らである。
すなわち、段取り時間の短縮を可能にすれば、切削作業
時間の大巾な短縮となり、作業性の向上につながるから
である。
時間の大巾な短縮となり、作業性の向上につながるから
である。
このようなことから、この種の正面フライスでは、アー
バーに対する本体の迅速な着脱機構の開発が要望されて
いる。
バーに対する本体の迅速な着脱機構の開発が要望されて
いる。
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、中心取付穴
の穿設により、環状体をなす本体の外周部分には、スロ
ーアウェイチップ又はブレードが配列固定され、本体の
中心取付穴に嵌合されるアーバーには座金およびこの座
金の取付穴から嵌挿され、そのねじ部分をアーバーのね
じ穴にねじ込み、その頭部で座金を係止する止めボルト
がそれぞれ備えられることにより、前記本体がアーバー
に着脱されるようにした正面フライスにおいて、前記止
めボルトをアーバーにねじ込んだま)で、本体の着脱操
作が行なえるようにしたものである。
の穿設により、環状体をなす本体の外周部分には、スロ
ーアウェイチップ又はブレードが配列固定され、本体の
中心取付穴に嵌合されるアーバーには座金およびこの座
金の取付穴から嵌挿され、そのねじ部分をアーバーのね
じ穴にねじ込み、その頭部で座金を係止する止めボルト
がそれぞれ備えられることにより、前記本体がアーバー
に着脱されるようにした正面フライスにおいて、前記止
めボルトをアーバーにねじ込んだま)で、本体の着脱操
作が行なえるようにしたものである。
すなわち、前記中心取付穴は、正面側には前記座金の直
径方向で対に設けられた凸部を受入れ、前記締付はボル
トのねじ込みに伴って本体がアーバーに取付けられるよ
うにした1対の凹部を形成するとともに、この凹部と位
相のずれた位置には、止めボルトをねじ込んだま)のア
ーバーから本体を取外せるように前記座金の凸部が通り
抜けできる軸方向に開放的な1対の貫通部を形成したも
のである。
径方向で対に設けられた凸部を受入れ、前記締付はボル
トのねじ込みに伴って本体がアーバーに取付けられるよ
うにした1対の凹部を形成するとともに、この凹部と位
相のずれた位置には、止めボルトをねじ込んだま)のア
ーバーから本体を取外せるように前記座金の凸部が通り
抜けできる軸方向に開放的な1対の貫通部を形成したも
のである。
以下、本考案正面フライスをスローアウェイ式の正面フ
ライスに適用した一実施例について図を8図しながら説
明する。
ライスに適用した一実施例について図を8図しながら説
明する。
第1図乃至第3図において、1は、中心取付穴2の穿設
により環状体をなす正面フライスの本体であり、その外
周部分に設けらた取付溝3内には、スローアウェイチッ
プ4が例えばロケータ−5および楔6,7によって固定
されるようになっている。
により環状体をなす正面フライスの本体であり、その外
周部分に設けらた取付溝3内には、スローアウェイチッ
プ4が例えばロケータ−5および楔6,7によって固定
されるようになっている。
そして、この本体1は、中心取付穴2に対してアーバー
11が嵌合され、座金8および止めボルト9によって着
脱されるようになってる。
11が嵌合され、座金8および止めボルト9によって着
脱されるようになってる。
この場合、座金8は、第4図および第5図に明示されて
いるように、その中央には前記止めボルト9が嵌挿され
る取付穴13を穿設し、直径方向には、l対の凸部14
を形成しているものである。
いるように、その中央には前記止めボルト9が嵌挿され
る取付穴13を穿設し、直径方向には、l対の凸部14
を形成しているものである。
また、止めボルト9は、前述したように座金8の取付穴
13から嵌挿されるが、そのねじ部分10は、アーバー
11のねじ穴12にねじ込まれ、その頭部で、座金8を
係止する。
13から嵌挿されるが、そのねじ部分10は、アーバー
11のねじ穴12にねじ込まれ、その頭部で、座金8を
係止する。
さらに、前記中心取付穴2の正面側には、座ぐり部分1
5が設けられ、この座ぐり部分5には、前記座金8の凸
部14が受入れられる凹部16が設けられるとともに、
この凹部16に対して位相がずれるように軸方向に開放
的な1対の貫通部17がそれぞれ形成される。
5が設けられ、この座ぐり部分5には、前記座金8の凸
部14が受入れられる凹部16が設けられるとともに、
この凹部16に対して位相がずれるように軸方向に開放
的な1対の貫通部17がそれぞれ形成される。
そして、前記座金8の凸部14は、貫通部17に対して
は通り抜は可能になっているものである。
は通り抜は可能になっているものである。
このようにして構成された本考案の正面フライスは、止
めボルト9をねじ込んだアーバー11に対して、本体1
の取付け、取外しが次のように行なわれる。
めボルト9をねじ込んだアーバー11に対して、本体1
の取付け、取外しが次のように行なわれる。
すなわち、アーバー11に対する本体1の取付けは、ま
ず、本体1がアーバー11に嵌合される。
ず、本体1がアーバー11に嵌合される。
そして、この嵌合は、本体1の中心取付穴2に設けられ
た貫通穴17が、前記座金8の凸部14を通り抜けるこ
とによって得られる。
た貫通穴17が、前記座金8の凸部14を通り抜けるこ
とによって得られる。
次いで、前記座金8の凸部14を中心取付穴2に設けら
れた凹部16内に位置させた後、前記止めボルト9のね
じ込みを行なう。
れた凹部16内に位置させた後、前記止めボルト9のね
じ込みを行なう。
このねじ込みに伴って、止めボルト9、座金8およびア
ーバー11が協働し、本体1がアーバー11に取付けら
れる。
ーバー11が協働し、本体1がアーバー11に取付けら
れる。
これに対し、アーバー11に対する本体1の取外しは、
前記止めボルト9を弛めた後、前記座金8を回転して、
その凸部14を貫通部17に位置させる。
前記止めボルト9を弛めた後、前記座金8を回転して、
その凸部14を貫通部17に位置させる。
この結果、止めボルト9をアーバー11から抜きとらず
に本体1の取外しが可能となる。
に本体1の取外しが可能となる。
なお、本実施例では、スローアウェイ式正面フライスに
ついて説明したが、これに限ることなくブレード(図示
せず)を備えた植刃式の正面フライスにも適用できる。
ついて説明したが、これに限ることなくブレード(図示
せず)を備えた植刃式の正面フライスにも適用できる。
さらに、前記座金8および止めボルト9については、ク
リップ18によって連結するようにしておけば、本体の
着脱操作が円滑に行なえる。
リップ18によって連結するようにしておけば、本体の
着脱操作が円滑に行なえる。
本考案正面フライスは、以上説明したように、止めボル
ト9をアーバー11にねじ込んだま)で、本体1のアー
バー11に対する着脱を可能にしたものであるから、本
体1の着脱操作が、迅速かつ確実に行なえるものである
。
ト9をアーバー11にねじ込んだま)で、本体1のアー
バー11に対する着脱を可能にしたものであるから、本
体1の着脱操作が、迅速かつ確実に行なえるものである
。
したがって、正面フライスの交換が煩繁にある場合には
、作業時間の短縮になり、作業性の向上が得られる。
、作業時間の短縮になり、作業性の向上が得られる。
これは、本考案の正面フライスによって段取り替えが迅
速に行なえることから、正味切削時間と短縮と同様、生
産性の向上に寄与するからである。
速に行なえることから、正味切削時間と短縮と同様、生
産性の向上に寄与するからである。
第1図は、本考案正面フライスをスローアウェイ式の正
面フライスに適用した一実施例について、その要部を示
す正面図、第2図は、第1図中の■−■線に沿って得ら
れる断面図、第3図は、第1図の一部平面図、第4図は
、座金を示す側面図、第5図は、第4図中のV−V線に
沿って得られる断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・中心取付穴、4・
・・・・・スローアウェイチップ、8・・・・・・座金
、9・・・・・・止めボルト、10・・・・・・ねじ部
分、11・・・・・・アーバー、13・・・・・・取付
穴、14・・・・・・凸部、16・・・・・・凹部、1
7・・・・・・貫通部。
面フライスに適用した一実施例について、その要部を示
す正面図、第2図は、第1図中の■−■線に沿って得ら
れる断面図、第3図は、第1図の一部平面図、第4図は
、座金を示す側面図、第5図は、第4図中のV−V線に
沿って得られる断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・中心取付穴、4・
・・・・・スローアウェイチップ、8・・・・・・座金
、9・・・・・・止めボルト、10・・・・・・ねじ部
分、11・・・・・・アーバー、13・・・・・・取付
穴、14・・・・・・凸部、16・・・・・・凹部、1
7・・・・・・貫通部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 中心取付穴2の穿設により、環状体をなす本体1の外周
部分には、スローアウェイチップ4又はブレードが配列
固定され、本体1の中心取付穴2に嵌合されるアーバー
11には、座金8およびこの座金8の取付穴13から嵌
挿され、そのねじ部分10をアーバー11のねじ穴12
のねじ込み、その頭部で座金8を係止する止めボルト9
がそれぞれ備えられることにより、前記本体1がアーバ
ー11に着脱されるようにした正面フライスにおいて、 前記座金8は、その中央には取付穴13が穿設され、直
径方向には、対となった凸部14が形成されるようにな
っており、 前記中心取付穴2は、正面側には、前記座金8の凸部1
4を受入れ、前記止めボルト9のねじ込みに伴って、本
体1がアーバー11に取付けられるようにした1対の凹
部16を形成するとともに、この凹部16と位相のずれ
た位置には、止めボルト9をねじ込んだま)のアーバー
11から本体1を取外せるように前記座金8の凸部14
が通り抜けできる軸方向に開放的な1対の貫通路17を
形成していることを特徴とする正面フライス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976142415U JPS6037218Y2 (ja) | 1976-10-25 | 1976-10-25 | 正面フライス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976142415U JPS6037218Y2 (ja) | 1976-10-25 | 1976-10-25 | 正面フライス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5360191U JPS5360191U (ja) | 1978-05-22 |
JPS6037218Y2 true JPS6037218Y2 (ja) | 1985-11-06 |
Family
ID=28751174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976142415U Expired JPS6037218Y2 (ja) | 1976-10-25 | 1976-10-25 | 正面フライス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037218Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143974B2 (ja) * | 1973-11-14 | 1976-11-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143974U (ja) * | 1974-09-30 | 1976-03-31 |
-
1976
- 1976-10-25 JP JP1976142415U patent/JPS6037218Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143974B2 (ja) * | 1973-11-14 | 1976-11-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5360191U (ja) | 1978-05-22 |
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