JP2000313599A - トラックマウント式作業車 - Google Patents

トラックマウント式作業車

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JP2000313599A
JP2000313599A JP11121392A JP12139299A JP2000313599A JP 2000313599 A JP2000313599 A JP 2000313599A JP 11121392 A JP11121392 A JP 11121392A JP 12139299 A JP12139299 A JP 12139299A JP 2000313599 A JP2000313599 A JP 2000313599A
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truck
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政信 添田
Heiji Aoki
平次 青木
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2800/00Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
    • B60G2800/20Stationary vehicle
    • B60G2800/204Stationary vehicle adjusting floor height to the loading ramp level
    • B60G2800/2042Stationary vehicle adjusting floor height to the loading ramp level using an anticreep mechanism to lock the height

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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サスペンション装置の撓み量の変化による車
体の傾斜や、車輪のパンクによる車体の傾斜が生じるこ
とを防止する。 【解決手段】 車輪10を有して道路走行可能な車両の
車体上に高所作業装置3を配設し、補助車体支持装置2
0を各車輪10の近傍に取り付けている。補助車体支持
装置20は、車体に固定された固定部材21と、固定部
21に対して車体下方に伸縮自在に配設された可動部材
22と、固定部に対して可動部を伸縮させるアクチュエ
ータとから構成され、可動部材22は、下端部22aが
地面から上方に離れて位置する格納位置と、下端部22
aが地面に近接して位置する作業位置との間で上下移動
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行用車輪を有し
て道路走行可能な車両の車体上に作業装置を配設してな
るトラックマウント式の作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなトラックマウント式作業車と
しては、例えば、トラック車両の車体上に高所作業装置
を配設してなるトラックマウント式高所作業車が従来か
ら知られている。このような作業車は車体に備えたアウ
トリガ装置を張り出して車体を支持した状態で作業装置
を用いて作業を行うように構成するものが良く知られて
いる。ところが、走行しながら作業装置を用いた作業を
行うことが要求されることもあり、アウトリガ装置を用
いることなく車輪のみにより車体を支持した状態で作業
装置を用いて作業を行うことができるようにした作業車
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走行用
車輪はサスペンション装置を介して車体に取り付けられ
ており、作業装置の作動により各車輪に作用する荷重が
変化したときに、各車輪のサスペンション装置の撓み量
が変化し、車体が傾いて不安定になるおそれがあるとい
う問題がある。また、走行しながら作業装置による作業
を行っているときに、車輪がパンクした場合にも車体が
傾いて不安定になるおそれがあるという問題がある。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みたもので、
サスペンション装置の撓み量の変化による車体の傾斜
や、車輪のパンクによる車体の傾斜が生じることを未然
に防止して車体の安定性を維持できるような構成のトラ
ックマウント式作業車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明に係るトラックマウント式作業車は、走行用
車輪を有して道路走行可能な車両の車体上に作業装置
(例えば、高所作業装置)を配設し、補助車体支持装置
を各走行用車輪の近傍において車体に取り付けて構成さ
れる。この補助車体支持装置は、車体に固定された固定
部材と、この固定部に対して車体下方に移動自在に配設
された可動部材とから構成され、可動部材が、下端部が
地面から上方に離れて位置する格納位置と、下端部が地
面に近接して位置する作業位置との間で上下移動され
る。
【0006】このような構成によれば、可動部材を作業
位置に位置させた状態では、可動部材の下端部が地面に
近接しているため、例えば、作業装置の作動によりサス
ペンション装置の撓み量が増加したときや、車輪がパン
クしたときには可動部材の下端が地面に当接して車体が
これ以上傾斜するのが防止され、車体の安定性が確保さ
れる。一方、可動部材を格納位置に位置させた状態で
は、車体はサスペンション装置を介して車輪に支持され
た状態となり、通常の走行が可能である。
【0007】このように固定部材に対して可動部材を上
下移動させる方法として手動による方法も可能である
が、固定部材に対して可動部材を上下移動させるアクチ
ュエータと、このアクチュエータの作動を行わせる作動
操作手段とを設け、作動操作手段を操作してアクチュエ
ータを作動させて可動部材を格納位置と作業位置との間
で移動させるようにするのが好ましい。これにより、可
動部材の上下移動操作が簡単となる。
【0008】なお、可動部材が作業位置に位置したとき
に走行用車輪を回転自在に支持する車輪支持部材に当接
して走行用車輪が車体に対して上動することを阻止する
ロック部を可動部材に設けるのが好ましい。このように
すれば、車輪は補助車体支持装置を介して車体により直
接支持され、サスペンション装置の撓みの影響がなくな
るので、車体をより安定して支持することが可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。図1に本発明に係る
トラックマウント式作業車の一例として、トラックマウ
ント式高所作業車を示している。この作業車は、走行用
の前後輪10を有して走行可能な車両1の車体2の上に
高所作業装置3を配設して構成される。高所作業装置3
は、車体2の上に水平旋回自在に配設された旋回台4
と、旋回台4に起伏自在に取り付けられた伸縮可能なブ
ーム6と、ブーム6の起伏作動を行わせる起伏シリンダ
5と、ブーム6の伸縮作動を行わせる伸縮シリンダ(図
示せず)と、ブーム6の先端に取り付けられた作業台7
とを備えて構成される。
【0010】このような構成のトラックマウント式高所
作業車において、旋回台4の旋回作動、ブーム6の起伏
および伸縮作動を行わせて作業台7を所望高所に移動さ
せ、作業台7に搭乗した作業車による高所作業が可能と
なっている。従来から一般的に用いられている高所作業
車は、車体2の前後左右に備えたアウトリガを張り出し
て車体を支持した状態で上記各作動を行わせて高所作業
を行うものが一般的であった。
【0011】しかしながら、本発明の高所作業車はアウ
トリガを装備しておらず(もしくは装備していてもこれ
を使用せずに)車輪10のみにより車体を支持した状態
で高所作業が可能なようにしている。但し、図2および
図3に示すように、車輪10はサスペンション装置11
を介して車体2に取り付けられており(正確には、車輪
10の車軸12を回転自在に支持するアクスルハウジン
グ13がサスペンション装置11を介して車体2に支持
されており)、ブーム6の作動により車輪10に作用す
る車体荷重が変化するとサスペンション装置11の撓み
量が変化して車体2が傾いて不安定となるおそれがあ
る。
【0012】このようなことからこの高所作業車におい
ては、各車輪10の車体内側近傍に補助車体支持装置2
0が設けられている。この補助車体支持装置20は、車
体2に固定された円筒状の固定部材21と、この固定部
材21内に入れ子式に挿入されて下方に突出するととも
に固定部材21に対して下方に伸縮自在な可動部材22
と、固定部材21に対して可動部材22を下方に伸縮移
動させる油圧シリンダ(アクチュエータ)とから構成さ
れる。なお、油圧シリンダは図示しないが、固定部材2
1内に配設されて車体側から供給される油圧力を受けて
伸縮作動され、可動部材22の伸縮移動を行わせる。ま
た、図示のように可動部材22には側方に突出したロッ
ク部23が設けられている。
【0013】このように油圧シリンダにより上下動され
る可動部材22は、図2に示す上動された位置(これを
格納位置と称する)と、図3に示す下動された位置(こ
れを作業位置と称する)との間で伸縮移動される。可動
部材22が格納位置に位置した状態では、図2に示すよ
うに、可動部材22の下端部22aは地面から十分離れ
るとともにロック部23もアクスルハウジング13から
十分に上方に離れており、車輪10はサスペンション装
置11のみにより車体を支持する状態となり、通常の走
行が可能な状態となる。
【0014】一方、可動部材22が作業位置に位置した
状態では、図3に示すように、可動部材22の下端部2
2aが地面に近接し、且つロック部23がアクスルハウ
ジング13に当接する。このようにロック部23がアク
スルハウジング13に当接することにより、車体側から
車輪10に作用する荷重は補助車体支持装置20を介し
て車輪10に直接伝達され、この荷重が変動してもサス
ペンション装置11の撓み量が変化することがなく、車
体が傾斜することもない。
【0015】本実施形態に係るトラックマウント式高所
作業車では、上記のように可動部材22を作業位置に移
動させた状態でブームを作動させて高所作業を行うよう
になっている。この場合、ブーム作動に応じて各車輪に
作用する荷重が変化してもサスペンション装置11の撓
み量が変化することがなく車体傾斜角が変化することが
ないため、車輪10のみによって車体を安定支持するこ
とができ、この状態で安全な高所作業が可能となる。ま
た、この状態では、可動部材22の下端部22aは地面
から離れているため、車輪10を回転駆動して車両を走
行させながら高所作業を行うことが可能である。
【0016】さらに、可動部材22が作業位置に位置し
た状態では、その下端部22aは地面に近接しているた
め、例えば、車輪10がパンクした場合、パンクした車
輪10に近接して配設されている補助車体支持装置20
における可動部材22の下端部22aが接地する。この
ように下端部22aが接地すれば、車体2がそれ以上傾
斜することはないので、車輪のパンク時においても車体
が大きく傾斜することがなく、安全性を確保することが
できる。
【0017】なお、以上の実施形態においては、作業装
置として高所作業装置を用いた高所作業車について説明
したが、本発明は高所作業車に限られるものではなく、
クレーン車その他の作業車に適用可能である。また、サ
スペンション装置としてリーフスプリングを用いたもの
を図示しているが、これに限定されるものではなく、コ
イルスプリングを用いたものなど、どのような形式の装
置でも適用可能である。
【0018】さらに、上記実施形態においては、可動部
材22にロック部23を設けているが、このロック部2
3を用いずに補助車体支持装置を構成してもよい。この
場合には、車輪のパンク時や、車輪の荷重変化時には可
動部材22の下端部22aが接地して車体を安定支持す
る。
【0019】また、上記実施形態においては、固定部材
21に対して可動部材22を移動させるために油圧シリ
ンダを用いてるが、この油圧シリンダを用いずに、手動
により可動部材22を上下移動させるように構成しても
良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可動部材を作業位置に位置させた状態では、可動部材の
下端部が地面に近接しているため、例えば、作業装置の
作動によりサスペンション装置の撓み量が増加したとき
や、車輪がパンクしたときには可動部材の下端が地面に
当接して車体がこれ以上傾斜するのが防止され、車体の
安定性が確保される。一方、可動部材を格納位置に位置
させた状態では、車体はサスペンション装置を介して車
輪に支持された状態となり、通常の走行が可能である。
【0021】なお、可動部材が作業位置に位置したとき
に走行用車輪を回転自在に支持する車輪支持部材に当接
して走行用車輪が車体に対して上動することを阻止する
ロック部を可動部材に設けるのが好ましく、このように
すれば、車輪は補助車体支持装置を介して車体により直
接支持され、サスペンション装置の撓みの影響がなくな
るので、車体をより安定して支持することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトラックマウント式高所作業車を
示す斜視図である。
【図2】この高所作業車の車輪周りを示す正面断面図で
ある。
【図3】この高所作業車の車輪周りを示す正面断面図で
ある。
【符号の説明】
2 車体 3 高所作業装置 10 車輪 11 サスペンション装置 13 アクスルハウジング 20 補助車体支持装置 21 固定部材 22 可動部材 23 ロック部
フロントページの続き Fターム(参考) 3D001 AA13 BA56 CA08 DA05 3F333 AA08 AB01 AC01 CA15 CA17 FA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用車輪を有して道路走行可能な車両
    と、 前記車両の車体上に配設された作業装置と、 前記走行用車輪の近傍に位置して前記車体に配設された
    補助車体支持装置とを有して構成され、 前記補助車体支持装置は、前記車体に固定された固定部
    材と、前記固定部に対して車体下方に移動自在に配設さ
    れた可動部材とからなり、 前記可動部材が、下端部が地面から上方に離れて位置す
    る格納位置と前記下端部が地面に近接して位置する作業
    位置との間で上下移動可能に構成されていることを特徴
    とするトラックマウント式作業車。
  2. 【請求項2】 前記固定部材に対して前記可動部材を上
    下移動させるアクチュエータと、前記アクチュエータの
    作動を行わせる作動操作手段とを有し、前記作動操作手
    段を操作して前記アクチュエータを作動させて前記可動
    部材を前記格納位置と前記作業位置との間で移動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のトラックマウント式
    作業車。
  3. 【請求項3】 前記可動部材が前記作業位置に位置した
    ときに前記走行用車輪を回転自在に支持する車輪支持部
    材に当接して前記走行用車輪が前記車体に対して上動す
    ることを阻止するロック部が前記可動部材に設けられて
    いることを特徴とする請求項1もしくは2に記載のトラ
    ックマウント式作業車。
  4. 【請求項4】 前記作業装置が、前記車体上に起伏作動
    等が自在に配設されたブームと、このブームの先端に配
    設された作業台とからなる高所作業装置であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のトラックマウ
    ント式作業車。
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