JP2000312720A - 多方向操作型カテーテルおよび制御ハンドル - Google Patents

多方向操作型カテーテルおよび制御ハンドル

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JP2000312720A
JP2000312720A JP2000078877A JP2000078877A JP2000312720A JP 2000312720 A JP2000312720 A JP 2000312720A JP 2000078877 A JP2000078877 A JP 2000078877A JP 2000078877 A JP2000078877 A JP 2000078877A JP 2000312720 A JP2000312720 A JP 2000312720A
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proximal end
piston
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Timothy Ray Bumbalough
ティモシー・レイ・バンバロフ
Matthew Frederic Duncan
マシュー・フレデリック・ダンカン
David Blanchard Opie
デビッド・ブランチャード・オピー
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Cordis Webster Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多方向操作型カテーテルとその制御ハンドル
を提供する。 【解決手段】 カテーテル本体部分12と、カテーテル
先端部分14と、制御ハンドル16とにより構成されて
いる。第1の引張ワイヤアンカーおよび第2の引張ワイ
ヤアンカーが対応する長手方向の溝の中にそれぞれ摺動
可能に配置されている。さらに、第1の引張ワイヤおよ
び第2の引張ワイヤが制御ハンドル16からカテーテル
本体部分12の内孔部の中を貫通してカテーテル先端部
分14の内孔部の中に延在している。各引張ワイヤの基
端部は制御ハンドル16の中の別々の引張ワイヤアンカ
ーにそれぞれ固定されている。また、各引張ワイヤの先
端部はカテーテル先端部14分内の異なる場所にそれぞ
れ係留されて、第1の引張ワイヤおよび第2の引張ワイ
ヤのカテーテル本体部分に対するそれぞれの基端側への
移動に応じて第1の湾曲形状および第2の湾曲形状が形
成されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多方向操作型カテー
テルおよび当該多方向操作型カテーテルと共に使用する
ための多方向制御ハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】電極カテーテルは多年に渡り医療用途に
おいて一般的に使用されてきた。すなわち、これらは心
臓における電気的活性度を刺激してマッピングし、異常
な電気的活性度の部位を焼灼するために使用されてい
る。
【0003】使用時において、電極カテーテルは例えば
大腿動脈のような主要な静脈または動脈の中に挿入され
てから、関与する心臓の室内に導入される。心臓の中に
おいては、カテーテル先端部の正確な位置および方向を
制御することが重要であり、このことがカテーテルの有
用性を決める主要因である。
【0004】操作型(すなわち操作可能な)カテーテル
は一般に周知である。例えば、米国特許登録番号第3
4,502号は先端部にピストンチャンバーを有するハ
ウジングから成る制御ハンドルを有するカテーテルを記
載している。この場合、ピストンがピストンチャンバー
内に取り付けられていて長さ方向の移動が可能である。
このピストンに細長いカテーテルの本体部分の基端部が
取り付けられている。さらに、引張ワイヤがハウジング
に取り付けられていて、ピストンからカテーテル本体部
分を貫通してカテーテル本体部分の先端部における先端
部分の中に延在している。この引張ワイヤの先端部はカ
テーテルの先端部分の中に係留されている。このような
構成において、ピストンがハウジングに対して長さ方向
に移動することによりカテーテル先端部が偏向する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】米国特許登録番号第3
4,502号に記載される構成は一般に単一の引張ワイ
ヤを有するカテーテルに限られている。しかしながら、
2方向性のカテーテルすなわち2種類の異なる湾曲形状
に偏向できる(例えば、2方向以上に偏向する)カテー
テルを必要とする場合は、2本以上の引張ワイヤが必要
になる。ところが、2本の引張ワイヤを使用する場合
は、両方のワイヤが同時に移動することが望ましくな
い。それゆえ、米国特許登録番号第34,502号に開
示されているハンドルの構成は2本の引張ワイヤのシス
テムには適していない。従って、2本の引張ワイヤをそ
れぞれ個別に移動して両方の引張ワイヤの同時移動を防
止できる制御ハンドルが必要とされている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は操作可能なカテ
ーテルと当該カテーテルと共に使用するための新規な制
御ハンドルに関する。このカテーテルはカテーテル本体
部分、先端部分および制御ハンドルを備えている。カテ
ーテル本体部分は管状の壁部、基端部および先端部、お
よびこれらの中に延在する少なくとも1個の内孔部を有
している。また、先端部分は基端部および先端部とこれ
らの中に延在する少なくとも1個の内孔部を有する柔軟
性チューブにより構成されている。さらに、この先端部
分の基端部はカテーテル本体部分の先端部に固定されて
いる。
【0007】制御ハンドルは基端部および先端部を有し
ていて、その先端部がカテーテル本体部分の基端部に取
り付けられている。この制御ハンドルはハウジングとピ
ストン組立体とによって構成されている。ハウジングは
基端部および先端部とこれらを貫通するピストンチャン
バーを有しており、このピストンチャンバーは基端部お
よび先端部を有している。また、ピストン組立体は基端
部分および先端部分を有しており、ハウジングのピスト
ンチャンバーの中に摺動可能に取り付けられてその基端
側位置および先端側位置の間で長手方向に移動可能であ
る。ピストン組立体の先端部分はカテーテル本体部分の
基端部に固定されている。また、ピストン組立体の基端
部分は先端側部分、基端側部分およびこれらの先端側部
分および基端側部分の間の外周凹部を備えている。さら
に、この先端側部分は基端部および先端部を有してい
て、その基端部に複数のノッチ部を備えている。一方、
基端側部分は傾斜した先端部を有する区画壁により分離
される外周全体における複数の長さ方向の溝を備えてい
る。
【0008】上記のピストン組立体はさらに当該ピスト
ン組立体に回転可能に取り付けられた基端部および先端
部を有するリング部材を備えている。このリング部材は
複数の突出部を備えており、これらの突出部は上記外周
凹部の中に内側に半径方向に延出して上記長手方向の溝
の中に受容され得る。これらの突出部の数は長手方向の
溝の数よりも少ない。さらに、リング部材は上記ノッチ
部の中に受容され得る複数の歯部をその先端部に備えて
いる。
【0009】さらに、第1の引張ワイヤアンカーおよび
第2の引張ワイヤアンカーがそれぞれ対応する長手方向
の溝の中に摺動可能に配置されている。また、それぞれ
基端部および先端部を有する第1の引張ワイヤおよび第
2の引張ワイヤが制御ハンドルからカテーテル本体部分
の内孔部を貫通してカテーテル先端部分の内孔部の中に
延在している。各引張ワイヤの基端部は制御ハンドルの
中の個別の引張ワイヤアンカーに固定されている。
【0010】さらに、第1の引張ワイヤのカテーテル本
体部分に対する基端側への移動に応じて第1の湾曲形状
を形成するようにカテーテル先端部分を偏向するための
第1の手段が備えられている。また、第2の引張ワイヤ
のカテーテル本体部分に対する基端側への移動に応じて
上記第1の湾曲形状とは異なる第2の湾曲形状を形成す
るようにカテーテル先端部分を偏向するための第2の手
段が備えられている。実施形態の一例において、上記の
偏向手段は各引張ワイヤが延在する軸ずれ内孔部と、各
引張ワイヤをカテーテル先端部分の側壁部または先端部
に係留するアンカーまたは各引張ワイヤをカテーテル先
端部分の先端部に取り付けた先端電極に係留するための
手段を備えている。また、別の偏向手段が本明細書に参
考文献として含まれる米国特許第5,336,182号
および同第5,364,351号に記載されている。
【0011】以上の構成により、ピストンがハンドルハ
ウジングに対して先端側に移動すると、リング部材上の
突出部が長手方向の溝の一つの中に延在して、当該溝の
中における引張ワイヤアンカーのハンドルハウジングに
対する長手方向の移動が阻止される。このことによっ
て、このアンカーに接続する引張ワイヤが延在する内孔
部の方向にカテーテル先端部分が偏向する。また、ピス
トンがハンドルハウジングに対して基端側に移動すると
リング部材が回転して同一の突出部が異なる長手方向の
溝に整合することにより、この溝の中の引張ワイヤアン
カーのハンドルハウジングに対する長手方向の移動が阻
止される。この動作によって、このアンカーに接続する
引張ワイヤが延在する内孔部の方向にカテーテル先端部
分が偏向する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の上記およびその他の特徴
は添付図面に基く詳細な説明によってさらに明瞭に理解
できる。
【0013】本発明の特に好ましい実施形態において、
2方向に操作可能なカテーテル10が提供される。図1
乃至図4に示すように、本発明によるカテーテルは先端
部および基端部を有する細長いカテーテル本体部分12
と、当該カテーテル本体部分12の先端部における先端
部分14と、カテーテル本体部分12の基端部における
制御ハンドル16を備えている。
【0014】図1および図2において、カテーテル本体
部分12は単一の軸方向に沿う中央内孔部18を有する
細長い管状構造に構成されている。このカテーテル本体
部分12は必要に応じて付加的な内孔部をさらに有する
ことができるが、単一の中央内孔部18が現在において
好ましいと考えられている。このカテーテル本体部分1
2は柔軟性すなわち屈曲可能であるが、その長さ方向に
沿って概ね非圧縮性である。このカテーテル本体部分1
2は任意の適当な構成にすることができ、任意の適当な
材料により形成できる。現在において好ましいと思われ
る構成はポリウレタンまたはPEBAX(商標)により形成さ
れる外壁部20を備えている。この外壁部20はステン
レススチールの埋込み編みメッシュ等により構成されて
いてカテーテル本体部分12の捩れ剛性を高めて、制御
ハンドル16の回転時に、カテーテル先端部分14がこ
れに追随して回転できるようになっている。
【0015】カテーテル本体部分12の外径は特に限定
しないが、約8フレンチ以下であるのが好ましく、約7
フレンチであるのがさらに好ましい。同様に、外壁部2
0の厚さも特に限定しないが、中央内孔部18が少なく
とも2本の引張ワイヤと1本以上の電極リード線に適応
できる程度に薄くする必要がある。また、外壁部20の
内面は剛性賦与チューブ22により内張りされていて、
このチューブ22はポリイミドまたはナイロンのような
任意の適当な材料により形成できる。この剛性賦与チュ
ーブ22は編まれた外壁部20と共に捩れ安定性を改善
すると同時にカテーテルの壁厚を最小にして、中央内孔
部18の直径を最大にすることができる。この剛性賦与
チューブ22の外径は外壁部20の内径とほぼ同じか僅
かに小さい。
【0016】図2および図3に示すように、カテーテル
先端部分14は軸方向の内孔部26および第1の軸ずれ
内孔部28および第2の軸ずれ内孔部30を有するチュ
ーブ24の短片部分を備えている。このチューブ24は
好ましくはカテーテル本体部分12よりも柔軟性の高い
適当な無毒性の材料により形成されている。このチュー
ブ24の現在において好ましいと思われる材料は編まれ
たポリウレタン、すなわち、ステンレススチールの埋込
み編みメッシュ等を備えるポリウレタンである。カテー
テル先端部分14の外径はカテーテル本体部分12の外
径と同様に約8フレンチ以下であるのが好ましく、約7
フレンチであるのがさらに好ましい。あるいは、先端部
分14は2個の軸ずれ内孔部のみを備える構成にするこ
ともできる。このような構成についての説明が本明細書
に参考文献として含まれる「2方向性電極カテーテル
(Bidirectional Electrode Catheter)」と題する米国
特許出願第09/205,631号に記載されている。
【0017】図2にカテーテル先端部分14にカテーテ
ル本体部分12を取り付けるための好ましい手段を示
す。すなわち、カテーテル先端部分14の基端部に外周
ノッチ部32が設けられていて、このノッチ部32がカ
テーテル本体部分12の外壁部20の内側表面部を受容
する。さらに、カテーテル先端部分14とカテーテル本
体部分12は接着剤等により取り付けられる。カテーテ
ル先端部分14とカテーテル本体部分12を取り付ける
前に剛性賦与チューブ22をカテーテル本体部分12の
中に挿入する。この剛性賦与チューブ22の先端部はポ
リウレタン接着剤等により接着剤ジョイント(図示せ
ず)を形成することによりカテーテル本体部分12の先
端部近傍に固定される。好ましくは、カテーテル本体部
分12の先端部と剛性賦与チューブ22の先端部との間
に例えば約3mmの僅かな距離を置いてカテーテル本体
部分12がカテーテル先端部分14のノッチ部32を受
容できる余裕がある。剛性賦与チューブ22の基端部に
力を加えて、剛性賦与チューブを圧縮した状態で、第1
の接着剤ジョイント(図示せず)を例えばSuper Glue
(商標)のような速乾性接着剤ジョイントにより当該剛性
賦与チューブ22と外壁部20との間に形成する。その
後、第2の接着剤ジョイント(図示せず)を剛性賦与チ
ューブ22の基端部と外壁部20の基端部との間に例え
ばポリウレタンのような乾燥速度が比較的遅くて強度が
比較的大きい接着剤により形成する。
【0018】必要であれば、スペーサ23が剛性賦与チ
ューブ22の先端部とカテーテル先端部分14の基端部
との間のカテーテル本体部分12の中に配置できる。こ
のスペーサ23はカテーテル本体部分12とカテーテル
先端部分14との間の接合部において柔軟性の遷移部分
を形成して、当該接合部分が折れや捩れを生じることな
く円滑に屈曲できることを可能にしている。このような
スペーサを有するカテーテルが本明細書に参考文献とし
て含まれる「操作可能な直接心筋脈管再生用カテーテル
(Steerable Direct Myocardial Revascularization Ca
theter)」と題する米国特許出願第08/924,61
6号に記載されている。
【0019】カテーテル先端部分14の先端部には先端
電極38が備えられている。好ましくは、この先端電極
38はチューブ24の外径とほぼ同じ直径を有してい
る。この先端電極38は、当該先端電極の基端部にノッ
チ部40を設けてチューブ24の先端部上に先端電極の
基端部を置いて当該ノッチ部に接着剤を充填することに
よりチューブ24に取り付けられている。
【0020】図示の実施形態において、3個のリング状
電極42が先端電極38よりも基端側のチューブ24上
に取り付けられている。各リング状電極42はチューブ
24上を摺動して接着剤等により固定される。これらの
リング状電極の存在の有無、数および位置については所
望に応じて変更できることが理解されると考える。同様
に、先端電極は必要に応じて除去できる。これらの先端
電極38およびリング状電極42は任意の適当な材料に
より形成することができ、プラチナ−イリジウム棒材
(90%プラチナ/10%イリジウム)から機械加工さ
れているのが好ましい。
【0021】先端電極38およびリング状電極42はそ
れぞれ別の電極リード線44に接続している。各リード
線44はカテーテル先端部分14の軸方向の内孔部26
からカテーテル本体部分12の中央内孔部18および制
御ハンドル16を貫通して、その基端部が適当なモニタ
ー(図示せず)に連結できる入力ジャック(図示せず)
に接続している。必要に応じて、カテーテル本体部分1
2の中央内孔部18、制御ハンドル16およびカテーテ
ル先端部分14の基端部の中に延在するリード線44の
部分を保護シース(図示せず)の中に封入することがで
き、この保護シースは好ましくはポリイミドのような任
意の適当な材料により形成できる。
【0022】各リード線44は任意の適当な従来技法に
より先端電極38およびリング状電極42に取り付ける
ことができる。例えば、リード線44の先端電極38へ
の接続は当該先端電極における穴46の中にリード線4
4を溶接することによって行なえる。
【0023】また、リード線44のリング状電極42へ
の接続はまずチューブ24に小孔を形成することによっ
て行なうのが好ましい。例えば、このような穴はチュー
ブ24に針を挿入し、この針を十分に加熱して永久穴
(図示せず)を形成することにより作成できる。その
後、リード線44をマイクロフック等により穴から抜き
出して、このリード線44の端部の被覆を全て剥がして
からリング状電極42の下側にはんだ付けまたは溶接す
る。さらに、リング状電極42を穴の上に摺動してポリ
ウレタン接着剤等により固定する。
【0024】2本の引張ワイヤ50はそれぞれ基端部お
よび先端部を有していて、カテーテル本体部分12の中
に延在している。これらの引張ワイヤ50の各基端部は
制御ハンドル16に係留されており、また、各先端部は
先端部分14に係留されている。これらの引張ワイヤ5
0はステンレススチールまたはニチノール(Nitinol)
のような任意の適当な金属により形成されていてテフロ
ン(Teflon(商標))等によって被覆されているのが好
ましい。すなわち、このコーティングは各引張ワイヤ5
0に潤滑性を賦与する。好ましくは、各引張ワイヤ50
は約0.006インチ乃至約0.010インチの範囲の
直径を有している。
【0025】さらに、2個の圧縮コイル52がカテーテ
ル本体部分12に備えられており、それぞれ対応する引
張ワイヤ50を囲むように配置されている。これらの圧
縮コイル52はカテーテル本体部分12の基端部から先
端部分14の基端部まで延在している。さらに、圧縮コ
イル52は好ましくはステンレススチールのような任意
の適当な金属により形成されている。これらの圧縮コイ
ル52はそれ自体が堅固に巻かれていて柔軟性すなわち
屈曲性を示すが圧縮に耐え得る構造になっている。各圧
縮コイル52の内径は対応する引張ワイヤ50の直径よ
りも僅かに大きいのが好ましい。引張ワイヤ50のテフ
ロン(Teflon(商標))コーティングはこれらのワイヤ
が圧縮コイル52の中で自由に摺動できるようにしてい
る。各圧縮コイル52の外表面部は例えばポリイミドチ
ューブのような柔軟で非導電性のシース53により被覆
されていて圧縮コイル52とリード線44との間の接触
が防止されている。
【0026】各圧縮コイル52はその基端部が接着剤ジ
ョイント54によりカテーテル本体部分12内の剛性賦
与チューブ22の基端部に係留されており、その先端部
が接着剤ジョイント56によりカテーテル先端部分14
に係留されている。両方の接着剤ジョイント54および
56はポリウレタン接着剤等により構成されているのが
好ましい。この接着剤はカテーテル本体部分12の外表
面部と中央内孔部18との間に形成された穴(図示せ
ず)の中に供給することができる。なお、このような穴
は、例えば、針等によりカテーテル本体部分12の外壁
部20および剛性賦与チューブ22に穴を開けてからこ
の針を十分に加熱して永久穴を形成することによって作
成できる。その後、接着剤をこの穴から圧縮コイル52
の外表面部に供給してその外周に行き渡らせることによ
り当該圧縮コイルの外周全体に接着剤ジョイントを形成
することができる。接着剤ジョイント54の近傍のリー
ド線44の周りにプラスチックチューブ45の短片が備
えられて当該接着剤ジョイントの中の各リード線に柔軟
性が賦与されている。あるいは、圧縮コイル52の各先
端部をカテーテル本体部分12の先端部の中に係留する
こともできる。
【0027】図示の実施形態においては、引張ワイヤ5
0は先端部分14における第1の軸ずれ内孔部28およ
び第2の軸ずれ内孔部30の中に延在している。各引張
ワイヤ50は好ましくはテフロン(Teflon(商標))の
ようなプラスチックのシース55の中に延在しており、
このシース55はカテーテル先端部分14の偏向時に引
張ワイヤ50が当該カテーテル先端部分14の壁部に食
い込むのを防ぐ。各引張ワイヤ50はその先端部が先端
電極38におけるめくら穴58の中に係留されている。
好ましくは、引張ワイヤ50は先端電極38の対向する
側面内に係留されていて、後に詳述するように、カテー
テル先端部分14が2種類の反対側の方向に偏向できる
ようになっている。各引張ワイヤ50を先端電極38内
に係留するための好ましい方法は金属チューブ(図示せ
ず)を各引張ワイヤ50の先端部にけん縮固定(crimpi
ng)してめくら穴58の内側にこの金属チューブをはん
だ付けする方法である。なお、引張ワイヤ50を先端電
極38に係留するための当該技術分野における熟練者に
より既知の別の方法もまた採用できる。
【0028】あるいは、引張ワイヤ50の内の一方また
は両方を先端部分14の側面に係留できる。引張ワイヤ
50の各先端部はT字棒状のアンカー61を備えてお
り、図4に示しかつ本明細書に参考文献として含まれる
米国特許出願第09/134,009号(「2方向操作
型カテーテル(Bi-Directional Steerable Cathete
r)」と題する)および同第09/099,796号
(「多要素先端電極マッピングカテーテル(Multi-Elem
ent Tip Electrode Mapping Catheter)」と題する)に
記載されるような柔軟性チューブ24の側壁部内のノッ
チ部63に接着剤62により係留されるのが好ましい。
【0029】必要に応じて、引張ワイヤ50の両方を先
端部分14の同一側面に係留して一方の引張ワイヤを他
方の引張ワイヤの基端側に係留できる。このような構成
によって、先端部分14はU字形状の湾曲部を形成でき
る。さらに、2種類の異なる湾曲形状を形成するように
先端部分を偏向することのできる別の引張ワイヤの係留
構成も備えることができる。
【0030】図5乃至図7に示す制御ハンドル16はハ
ンドルハウジング64およびピストン66を備えてお
り、これらは共に基端部および先端部をそれぞれ有して
いる。この実施形態において、ピストン66はハンドル
ハウジング64に対して長手方向および回転方向の両方
に移動できる。ハウジング64およびピストン66は共
にDuPont社から販売されるアセタールホモポリマーであ
るDelrin(登録商標)のような硬質プラスチックにより構
成されているのが好ましい。ピストン66の基端部はハ
ンドルハウジング64の先端部内のピストンチャンバー
の中に摺動可能かつ回転可能に取り付けられている。ピ
ストン66の先端部はカテーテル本体部分12の基端部
に固定されている。このピストン66には親指制御部6
8がその先端部に設けられている。
【0031】図示の実施形態において、ハンドルハウジ
ング64は基端側部分130および先端側部分132に
より構成されている。さらに、ハウジング64の基端側
部分130は外周ノッチ部134を備えており、このノ
ッチ部134の中に先端側部分132の基端部が嵌合す
る。基端側部分130および先端側部分132は一体に
押圧嵌合できる。必要であれば、ハンドルハウジング6
4は基端側部分および先端側部分の代わりにプラスチッ
クの単一部材として形成できる。ハンドルハウジング6
4の先端側部分132の周りにはゴム等により形成され
たグリップ部分136が備えられていて使用者が使いや
すくなっている。
【0032】図6に示すように、ピストン66は第1の
長手方向の溝70および第2の長手方向の溝72を有し
ており、各溝はそれぞれ基端部および先端部を有してい
る。さらに、それぞれの溝70および72の先端部は外
周溝74に連通している。これらの長手方向の溝70お
よび72は外周溝74よりも深く、段部78が当該長手
方向の溝70および72の先端部において外周溝74の
下方に形成されている。
【0033】引張ワイヤアンカー76が各長手方向の溝
70および72の中にそれぞれ摺動可能に取り付けられ
ている。これら2個の引張ワイヤアンカー76はそれぞ
れ好ましくはアルミニウムまたはステンレススチールに
より形成された金属棒の短片により構成されている。こ
の場合、長手方向の溝70および72の先端部における
段部78は引張ワイヤアンカー76が外周溝74の中に
滑り込むのを阻止する。
【0034】各引張ワイヤ50の基端部は例えば金属棒
部材の穴の中に引張ワイヤをはんだ付けする等の任意の
適当な手段によって対応する引張ワイヤアンカー76に
固定できる。あるいは、金属棒はその先端部に小孔を有
していて、その基端部にそれよりも大きな穴を有するよ
うに構成できる。好ましくは、皮下組織片等の短片が引
張ワイヤの基端部にけん縮固定されている。この皮下組
織片は金属棒部材の小さい穴ではなく大きめの穴の中に
嵌合して引張ワイヤが当該金属棒部材から抜け出るのを
防ぐ。
【0035】内部通路77がピストン66の中に延在し
ており、この中を引張ワイヤ50およびリード線(図示
せず)が貫走している。2個のほぼ斜めの小孔80が段
部78の中に設けられており、それぞれの穴が長手方向
の溝70および72の一方にほぼ整合していて内部通路
77に連通している。各引張ワイヤ50はこれらの穴8
0の中に延在して引張ワイヤアンカー76にそれぞれ接
続している。
【0036】さらに、固定ネジ82がハンドルハウジン
グ64から外周溝74の中に内側に向けて放射状に延在
している。ピストン66およびハウジング64が図7に
示す位置にそれぞれある時に、ピストン66はハウジン
グに対してその第1の位置と第2の位置との間で回動で
きる。このようにピストン66がハウジング64に対し
て回転すると、外周溝74が固定ネジ82に対して移動
する。ピストン66がその第1の位置にある時は、固定
ネジ82は図7に示すように第1の長手方向の溝70に
位置合わせされている。また、ピストン66がその第2
の位置にある時は、固定ネジ82は第2の長手方向の溝
72に位置合わせされる。当該技術分野における熟練者
により理解できるように、固定ネジ82はハンドルハウ
ジング64への固定の有無に係りなくピストン66に対
して固定保持される(例えば以下に述べるような)ピ
ン、リング等によって置き換えることができる。
【0037】さらに、ピストン66がハンドルハウジン
グ64に対して先端側に移動すると、ピストン66は不
動の固定ネジ82に対して長手方向に移動することにな
る。固定ネジ82がその第1の位置(すなわち、第1の
長手方向の溝70に位置合わせされる位置)にあって、
ピストン66がハンドルハウジング64に対して先端側
に移動すると、第1の長手方向の溝70内の引張ワイヤ
アンカー76aが(ピストン66と共に)当該溝70の
中に半径方向に内側に延在する固定ネジ82に対して先
端側に摺動しようとする。しかしながら、第1の長手方
向の溝70の中の引張ワイヤアンカー76aの先端側の
移動は不動の固定ネジ82により阻止される。それゆ
え、移動を阻止された引張ワイヤアンカー76aに接続
する引張ワイヤ50もまた先端側に移動するピストン6
6および当該ピストン66に固定されたカテーテル本体
部分12に対して固定保持される。この結果、この引張
ワイヤ50が延在する軸ずれ内孔部28または30のい
ずれかの方向にカテーテル先端部分14が偏向する。
【0038】同様に、固定ネジ82がその第2の位置
(すなわち、第2の長手方向の溝72に位置合わせされ
る位置)にあって、ピストン66がハンドルハウジング
64および固定ネジ82に対して先端側に移動すると、
固定ネジ82は引張ワイヤアンカー76bの移動を阻止
して、当該引張ワイヤアンカー76bは先端側に移動す
るピストンに対して不動状態に維持される。さらに、こ
の引張ワイヤアンカー76bに接続する引張ワイヤ50
が先端側に移動するピストン66およびカテーテル本体
部分12に対して不動状態に維持され、当該引張ワイヤ
50が延在する軸ずれ内孔部28または30のいずれか
の方向にカテーテル先端部分14が偏向する。
【0039】このような構成により、各引張ワイヤ50
の同時移動を防ぎながら、カテーテル先端部14が偏向
して2種類の湾曲形状を形成することが可能になり、好
ましくは、2種類の異なる方向に偏向可能になる。
【0040】当該技術分野における熟練者により理解で
きるように、上記の構成は1方向(偏向)式カテーテル
すなわち単一の引張ワイヤを備えるカテーテルにおいて
も使用可能である。すなわち、1本のみの引張ワイヤが
カテーテルに備えられている場合は、1個のみの長手方
向の溝がピストン内に設けられている。この場合は、外
周溝は必要ないが、固定ネジ(または別のピン)を引張
ワイヤアンカーの先端側における長手方向の溝の中に延
在させる必要がある。
【0041】図8乃至図13に本発明による制御ハンド
ル16の別の実施形態を示す。制御ハンドル16はハン
ドルハウジング64およびピストン組立体65を備えて
おり、これらは共に基端部および先端部を有している。
ピストン組立体65はその基端部にピストン66を、ま
た、その先端部に親指制御部68を備えると共に、後に
詳述する付加的な構成部品を備えている。ピストン組立
体65の基端部はハンドルハウジング64の先端部内の
ピストンチャンバーの中に摺動可能に取り付けられてい
る。一方、ピストン組立体65の先端部はカテーテル本
体部分12の基端部に固定されている。ピストン66は
その中に延在する内部通路77を備えており、この中に
引張ワイヤ50およびリード線(図示せず)が貫走して
いる。
【0042】ハンドルハウジング64は基端側部分13
0および先端側部分132を備えている。このハウジン
グ64の基端側部分130の先端部は外周ノッチ部13
4を備えており、この中に先端側部分132の基端部が
嵌合する。これらの基端側部分130および先端側部分
132は一体に押圧嵌合できる。ハンドルハウジング6
4の先端側部分132はゴム等により形成したグリップ
部分136が備えられていて使用者が使いやすくなって
いる。
【0043】ピストンチャンバーは第1の内径138
と、第2の内径140と、第3の内径142を有してい
る。第1の内径138は第2の内径140よりも基端側
にあり、これらは共に第3の内径142よりも先端側に
ある。第2の内径140は第1の内径138よりも小さ
いが、ピストン66の外径よりも僅かに大きい。第3の
内径142は第1の内径138よりも小さく、第2の内
径140とほぼ同じ大きさであるのが好ましい。
【0044】図11はピストン組立体65の基端側部分
を示しており、当該基端側部分は基端部84、先端部8
6およびこれらの間の外周凹部85を備えている。この
基端部84にはその全外周に深い溝88および浅い溝9
0を含む一連の長手方向の溝が設けられている。図示の
実施形態は図13に最良に示すように2個の深い長手方
向の溝88と4個の浅い長手方向の溝90を有してい
る。この2個の深い長手方向の溝88は互いに隣接して
いる。さらに、これらの長手方向の溝88および90は
区画壁92により互いに分離されている。各区画壁92
は傾斜した先端部94を有している。
【0045】引張ワイヤアンカー76は深い長手方向の
溝88の中にそれぞれ摺動可能に配置されている。この
深い長手方向の溝88の各先端部は垂直壁79まで延出
している。各垂直壁79は小孔(図示せず)を有してい
る。2本の引張ワイヤ50は内部通路77およびこれら
の小孔の1個の中に延在して上述したように引張ワイヤ
アンカー76に取り付けられる。
【0046】先端部86は基端部および先端部を有して
おり、外周凹部85により基端部84から分離してい
る。この先端部86の基端部は複数の歯形状ノッチ部9
6を備えている。好ましくは、これらの歯形状ノッチ部
96の数は区画壁92の数と同じであり、その数は図示
の実施形態において6個である。
【0047】さらに、ピストン組立体65はピストン6
6に回転可能に取り付けたリング状部材98を備えてい
る。このリング状部材98はDelrin(登録商標)、アクリ
ロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、ポリエステ
ル、ポリエチレン等のような一般に硬質のプラスチック
により形成されているのが好ましい。このリング部材9
8は基端部104および先端部106を有している。リ
ング部材98の外径はピストン66の先端部の外径より
も僅かに大きい。また、リング部材98の内径は外周凹
部85の外径よりも僅かに大きい。
【0048】このリング部材98は複数の突出部110
を有しており、これらの突出部110は外周凹部85の
中に半径方向に内側に延出して、長手方向の溝88およ
び90の中に受容され得る大きさを有している。図12
はリング部材98が基端側に摺動してその突出部110
が各溝88および90の中に内側に延在した状態でこれ
らの溝の上に配置されている状態を示している図であ
る。図13により分かるように、各突出部110は離間
していて、長手方向の溝88および90の中に1個おき
に位置合わせされている。なお、図示の実施形態におい
ては、3個の突出部110がリング部材98に設けられ
ている。
【0049】リング部材98の先端部106はノッチ部
96に1個おきに位置合わせされて離間する複数の歯部
108を備えている。従って、歯部108の数はノッチ
部96の数の半分になる。なお、図示の実施形態におい
ては、リング部材98は3個の歯部108を有してい
る。これらの歯部108は好ましくは突出部110とほ
ぼ同じ深さまで内側に突出できるような一定の厚さを有
している。
【0050】さらに、図10に示すように、ピストン組
立体65はピストン66の先端側部分86の周りに配置
された円筒形スリーブ114を備えている。このスリー
ブ114は基端部および先端部を有しており、Delrin
(登録商標)、ポリカーボネート等のような一般に硬質
のプラスチックにより形成されているのが好ましい。こ
のスリーブ114の基端部はその外周に歯形状のノッチ
部116を備えており、これらはリング部材98の先端
部106における3個の歯部108に対してほぼ対応す
る大きさ、形状および位置に備えられている。それゆ
え、スリーブ114の基端部がリング部材98の上部ま
たは外側部分に対して嵌合して、リング部材98の突出
部110がピストンの先端側部分86の基端部における
ノッチ部96に対して嵌合する。リング部材98の歯部
108の数が増減すると、スリーブ114の歯形状ノッ
チ部116の数がこれに応じて増減する。これにより、
リング部材98およびスリーブ114はスリーブ114
上の歯形状ノッチ部116とリング部材98上の歯部1
08との間の内部係合によりピストン66の周りに一体
に回転する。好ましくは、ピストン66は外周溝57を
備えており、この溝の中にO−リング(図示せず)が嵌
合してピストンとスリーブとの間の空間部を封じるよう
になっている。
【0051】リング部材98およびスリーブ114はほ
ぼ同じ大きさの外径を有しており、この外径はピストン
チャンバーの第1の内径138よりも小さいがピストン
チャンバーの第2の内径140および第3の内径142
よりも大きい。すなわち、この第1の内径138と第2
の内径140との間の差のために、ハンドルハウジング
64はピストンチャンバーの先端部に先端側円筒形フラ
ンジ139を備えてスリーブ114(またはリング部材
98)のハウジングに対する先端側への移動を防止して
スリーブがピストンチャンバーから先端側に抜け出ない
ようにしている。さらに、第1の内径138と第3の内
径142との間の差のために、ハンドルハウジング64
はピストンチャンバーの中間部に基端側円筒形フランジ
141を備えてリング部材98(またはスリーブ11
4)のハウジングに対する基端側への移動を防いでい
る。
【0052】以上の構成により、例えば親指操作部68
を押圧することによってハンドルハウジング64に対し
てピストン66を先端側に移動すると、ピストン66が
スリーブ114およびリング部材98に対して先端側に
摺動し、リング部材98が図12に示すように外周凹部
85から長手方向の溝88および90上に移動する。さ
らに、ピストン66の先端側への移動によって、リング
部材98の突出部110が長手方向の溝88および90
の中に1個おきに受容される。さらに、図示の構成にお
いては、1個の突出部110が深い長手方向の溝88の
内の1個に受容されるが、別の1個には受容されない。
さらに、ピストン66がリング部材98に対して先端側
に移動すると、深い長手方向の溝88に延在している突
出部110は当該溝88の中の引張ワイヤアンカー76
に係合してこれを阻止し、当該引張ワイヤアンカー76
およびこれに付属する引張ワイヤ50を先端側に移動す
るピストン66に対して不動状態に保持する。このよう
な移動により、カテーテル先端部分14は上記の引張ワ
イヤ50の先端部が延在する軸ずれ内孔部の方向に偏向
する。なお、当該技術分野における熟練者により理解で
きるように、リング部材98は任意の別の方法でハンド
ルハウジング64に係合してピストン66の先端側また
は基端側の移動により、当該リング部材をピストン上で
回転可能にしたまま、先端側または基端側に移動するピ
ストンに対して不動状態に保持できるように構成するこ
とが可能である。
【0053】さらに、隣接する深い長手方向の溝88の
中に引張ワイヤアンカー76bを係合して別の引張ワイ
ヤ50の軸ずれ内孔部の方向にカテーテル先端部分を偏
向できるようにするために、突出部110を移動して隣
接する長手方向の溝に位置合わせする必要がある。この
操作を行なうために、リング部材98の歯部108がピ
ストン66の先端側部分86の基端部における歯形状ノ
ッチ部96に係合するまでピストン66をハンドルハウ
ジング64に対して基端側に移動する。これらの歯部1
08およびノッチ部96の形状によって、リング部材9
8は歯部108がノッチ部96に係合すると回転できる
ようになる。さらに、この回転の程度によって、リング
部材98上の突出部110が隣接する長手方向の溝88
に位置合わせされる。
【0054】さらに、ピストン66がハンドルハウジン
グ64およびリング部材98に対して先端側に移動する
と、各突出部110が隣接する長手方向の溝88および
90の中にそれぞれ受容される。特に、深い長手方向の
溝88の中に受容された突出部110は当該溝88内の
引張ワイヤアンカー76bに係合してその先端側への移
動を阻止し、上述の方法と同様に当該引張ワイヤアンカ
ー76bを先端側に移動するピストン66に対して不動
状態に保持する。また、この操作によって、引張ワイヤ
アンカー76bに係留される引張ワイヤ50も先端側に
移動するピストン66およびカテーテル本体部分12に
対して不動状態に保持されるので、カテーテル先端部1
4はこの引張ワイヤ50が延在している軸ずれ内孔部の
方向に偏向する。
【0055】さらに、第1の深い長手方向の溝88の中
の引張ワイヤ50の方向にカテーテル先端部分14を再
び偏向することが必要とされる場合は、リング部材98
上の歯部108が歯形状ノッチ部96に係合するまでピ
ストン66を再び基端側に移動する。さらに、リング部
材98の歯部108がノッチ部96に係合した状態でリ
ング部材98を再びピストン66に対して回転する。こ
の結果、異なる突出部110が第1の深い長手方向の溝
88に位置合わせされる。
【0056】特に好ましい実施形態においては、医師が
どの引張ワイヤ50が係合しているかを容易に確認でき
るように確認機構が備えられている。好ましい機構は図
10に示すようにスリーブ114の先端部の近傍の周囲
に120°の間隔で3個の穴118が設けられている。
さらに、スリーブ114はピストン66とは異なる色で
ある。また、ハンドルハウジング64の先端側部分13
2はこれらの穴118と概ね直線状に位置合わせされた
穴120を有していて、穴118の内の1個を穴120
に位置合わせできるようになっている。それゆえ、スリ
ーブ114をピストン66およびハウジング64に対し
て回転する時に、当該ピストンおよびハウジングに対し
て6種類の状態の内の一つに配置される。これらの状態
の内の3種類の状態において、穴118内の1個が穴1
20に位置合わせされ、使用者はこの穴120を通して
ピストン66を見ることができる。さらに、これらの3
種類の状態は移動を阻止されている一方の引張ワイヤに
それぞれ対応している。また、別の3種類の状態は阻止
されている他方の引張ワイヤにそれぞれ対応していて、
使用者は穴120を通してスリーブ114を見ることが
できる。従って、このような構成により、ハンドルハウ
ジングにおける穴120を通してスリーブの色またはピ
ストンの色のいずれかを見ることによって、使用者はど
ちらの引張ワイヤの移動が阻止されているかが分かり、
カテーテル先端部の偏向状態を知ることができる。
【0057】必要であれば、固定ネジ(図示せず)を用
いてピストン66がハンドルハウジング64から分離し
ないようにすることができる。例えば、固定ネジをハン
ドルハウジング64を通してピストン66の浅い長手方
向の溝90の1個の中に延在させることも可能である。
さらに、ピストンがハンドルハウジングから分離しない
ようにすることを確実にするための別の手段を使用する
ことも可能である。
【0058】当該技術分野における熟練者により理解で
きるように、リング部材98およびスリーブ114は上
述したリング部材およびスリーブの機能の全てを実行し
得る単一の部材に置き換えることができる。あるいは、
スリーブ114を完全に除去することも可能である。こ
のような構成においては、第1の内径138を有するハ
ンドルハウジング64における先端側部分130の長さ
を縮小して第2の内径140をリング部材98にさらに
近くする必要がある。
【0059】加えて、上記のハンドル構成は3本以上の
引張ワイヤを有する多方向(偏向)性カテーテルの場合
にも適用できる。すなわち、図5乃至図7の構成におい
て、長手方向の溝(および引張ワイヤアンカー)の数を
引張ワイヤの数に応じて増加できる。また、図8乃至図
13の構成において、深い長手方向の溝(および引張ワ
イヤアンカー)の数を引張ワイヤの数に応じて増加でき
る。さらに、2本の異なる引張ワイヤの方向にカテーテ
ル先端部分が同時に移動しないようにするために、リン
グ部材の突出部の数を偏向して1個のみの突出部が深い
長手方向の溝の1個の中にだけ延在するようにできる。
それゆえ、例えば、3本の引張ワイヤを使用する場合に
は、リング部材の突出が長手方向の溝に2個おきに位置
合わせされる。さらに、4本の引張ワイヤを使用する場
合には、ピストンを4本の深い長手方向の溝と4本の浅
い長手方向の溝が設けられるように変形して、リング部
材上の突出部が長手方向の溝に3個おきに位置合わせさ
れる。
【0060】また、例えば本明細書に参考文献として含
まれる「全方向操作型カテーテル(Omni-Directional S
teerable Catheter)」と題する米国特許出願第08/
924,611号に記載されるような、例えばカテーテ
ル先端部分の2方向における湾曲を同時に可能にするよ
うな、2本以上の引張ワイヤを同時に移動できるように
することも望ましい。さらに、当該技術分野における熟
練者であれば、さらに別の変形または変更態様も明らか
となると考えられる。
【0061】以上、本発明の現在において好ましいと思
われる実施形態に基いて説明した。しかしながら、本発
明に関する技術分野における熟練者であれば、本発明の
原理、趣旨および範囲を逸脱しない限りにおいて上記の
構造における変形および変更を行なうことが可能である
ことが理解できると考える。例えば、上記の深い長手方
向の溝は互いに隣接している必要がない。あるいは、上
記の長手方向の全ての溝を深い長手方向の溝と同一乃至
同等の深さにすることができる。加えて、上記のリング
状部材における歯部の数は必要に応じて増減できるが、
当該リング状部材の製造を簡単にするためにリング状部
材上の突出部の数と同一数にするのが好ましい。
【0062】従って、上記の説明は添付図面に記載し開
示した詳細な構造にのみ関係するだけであって、本発明
の完全かつ正当な範囲は特許請求の範囲ならびにその実
施態様によってのみ定められると理解するべきである。
【0063】本発明の実施態様は以下の通りである。 (1)3本以上の引張ワイヤアンカーと3本以上の引張
ワイヤとを備える請求項1に記載のカテーテル。 (2)前記リング状部材の突出部の数が前記長手方向の
溝の数の半分に等しい請求項1に記載のカテーテル。 (3)前記リング状部材が3個の突出部を有していて、
前記ピストン組立体の先端部分が6個の長手方向の溝を
有している請求項1に記載のカテーテル。 (4)前記カテーテル先端部分を偏向させるための第1
の手段および第2の手段が前記引張ワイヤをカテーテル
先端部分の側壁部に係留するアンカーにより構成されて
いる請求項1に記載のカテーテル。 (5)さらに、先端電極から成る請求項1に記載のカテ
ーテル。
【0064】(6)前記カテーテル先端部分を偏向させ
るための手段が前記引張ワイヤを前記先端電極に係留す
るはんだにより構成されている実施態様(5)に記載の
カテーテル。 (7)さらに、前記リング状部材を前記ピストンチャン
バー内に維持するための手段から成る請求項1に記載の
カテーテル。 (8)前記維持手段が前記ピストンチャンバーの先端部
近傍に配置された円筒形フランジにより構成されている
実施態様(7)に記載のカテーテル。 (9)さらに、前記カテーテル先端部分の中の対向する
軸ずれ内孔部の中に延在する2本の引張ワイヤから成る
請求項1に記載のカテーテル。
【0065】
【発明の効果】従って、本発明によれば、従来に比して
優れた多方向に操作可能なカテーテルとその制御ハンド
ルが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカテーテルの斜視図である。
【図2】本発明によるカテーテルのカテーテル本体部分
および先端部分の側断面図である。
【図3】本発明によるカテーテルの先端部分の側断面図
である。
【図4】先端部分の側壁部に引張ワイヤを係留するため
の一手段を示しているカテーテル先端部分の一部分の側
断面図である。
【図5】本発明による制御ハンドルの斜視図である。
【図6】図5の制御ハンドルにおけるピストンの斜視図
である。
【図7】図5の制御ハンドルにおける線7−7に沿う部
分的側断面図である。
【図8】本発明による制御ハンドルの別の実施形態の斜
視図である。
【図9】図9(A)はハンドルハウジングのみを断面で
示しているスリーブを除いた図8のハンドルの部分的側
断面図であり、図9(B)はスリーブを伴う図9(A)
のハンドルの部分的拡大側断面図である。
【図10】ハンドルハウジングのみを断面で示している
スリーブを伴う図8のハンドルの部分的側断面図であ
る。
【図11】図8乃至図10のハンドルにおけるピストン
の基端部の斜視図である。
【図12】リング部材がピストンの長手方向に沿って基
端側に摺動した状態を示している図11のピストンの基
端部の斜視図である。
【図13】図12におけるピストンの線13−13に沿
う断面を示している図である。
【符号の説明】
10 2方向に操作可能なカテーテル 12 カテーテル本体部分 14 カテーテル先端部分 16 制御ハンドル 50 引張ワイヤ 66 ピストン 76 引張ワイヤアンカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61N 1/05 A61B 17/38 310 (71)出願人 598072766 4750 Littlejohn Stree t,Baldwin Park,Cali fornia 91706,United S tates of America (72)発明者 マシュー・フレデリック・ダンカン アメリカ合衆国、92673 カリフォルニア 州、サン・クレメンテ、ビア・ソンリサ 68 (72)発明者 デビッド・ブランチャード・オピー アメリカ合衆国、91737 カリフォルニア 州、アルタ・ロマ、ディア・キャニオン・ ドライブ 10669

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状の壁部、基端部および先端部、およ
    びこれらを貫通する少なくとも1個の内孔部を有するカ
    テーテル本体部分と、 基端部および先端部およびこれらを貫通する少なくとも
    1個の内孔部を有する柔軟性チューブにより構成される
    カテーテル先端部分とから成り、当該カテーテル先端部
    分の基端部が前記カテーテル本体部分の先端部に固定さ
    れており、さらに、 基端部および先端部を有してその先端部において前記カ
    テーテル本体部分の基端部に取り付けられている制御ハ
    ンドルから成り、当該制御ハンドルが、 基端部および先端部およびこれらを貫通するピストンチ
    ャンバーを有するハウジングから成り、当該ピストンチ
    ャンバーが基端部および先端部を有しており、さらに、 基端側部分および先端側部分を有して前記ハウジングの
    ピストンチャンバーの中に摺動可能に取り付けられ、か
    つ、基端側位置と先端側位置との間で長手方向に移動可
    能なピストン組立体から成り、当該ピストン組立体の先
    端側部分が前記カテーテル本体部分の基端部に固定され
    ており、当該ピストン組立体の基端側部分が、 基端部および先端部を有してその基端部において複数の
    ノッチ部を備えている先端部分と、 区画壁により分離された複数の長手方向の溝を全周に備
    えて傾斜した先端部を有している基端部分と、 前記基端部分と先端部分との間の外周凹部と、 基端部および先端部を有して前記ピストン組立体に回転
    可能に取り付けられているリング状部材から成り、当該
    リング状部材が前記外周凹部の中に半径方向に内側に延
    出して前記長手方向の溝の中に受容され得る複数の突出
    部を備えており、当該突出部の数が長手方向の溝の数よ
    りも少なく、さらに、前記ノッチ部の中に受容され得る
    複数の歯部をその先端部において備えており、さらに、 第1の引張ワイヤアンカーおよび第2の引張ワイヤアン
    カーから成り、各引張ワイヤアンカーが対応する長手方
    向の溝の中に摺動可能に配置されており、さらに、前記
    カテーテル本体部分が、 基端部および先端部を有する第1の引張ワイヤアンカー
    および第2の引張ワイヤから成り、各引張ワイヤが前記
    制御ハンドルからカテーテル本体部分の内孔部を貫通し
    て前記カテーテル先端部分の内孔部の中に延在してお
    り、各引張ワイヤの基端部が制御ハンドルの中の別の引
    張ワイヤアンカーにそれぞれ固定されており、さらに、 前記第1の引張ワイヤの前記カテーテル本体部分に対す
    る基端側への移動に応じて第1の湾曲形状を形成するよ
    うにカテーテル先端部分を偏向させるための第1の手段
    と、 前記第2の引張ワイヤの前記カテーテル本体部分に対す
    る基端側への移動に応じて前記第1の湾曲形状と異なる
    第2の湾曲形状を形成するようにカテーテル先端部分を
    偏向させるための第2の手段とから成り、 ピストンがハンドルハウジングに対して先端側に移動す
    ると、リング状部材の突出部が長手方向の溝の1個の中
    に係合して当該溝の中における引張ワイヤアンカーのハ
    ンドルハウジングに対する長手方向の移動が阻止され
    て、当該引張ワイヤアンカーに連結する引張ワイヤが延
    在している内孔部の方向にカテーテル先端部分が偏向
    し、さらに、ピストンがハンドルハウジングに対して基
    端側に移動すると、リング状部材が回転して同一の突出
    部が異なる長手方向の溝に位置合わせされ、これによっ
    て、当該溝の中における引張ワイヤアンカーのハンドル
    ハウジングに対する長手方向の移動が阻止されて、当該
    引張ワイヤアンカーに連結する引張ワイヤが延在してい
    る内孔部の方向にカテーテル先端部分が偏向することを
    特徴とする多方向操作型カテーテル。
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