JP2000312254A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2000312254A
JP2000312254A JP12013899A JP12013899A JP2000312254A JP 2000312254 A JP2000312254 A JP 2000312254A JP 12013899 A JP12013899 A JP 12013899A JP 12013899 A JP12013899 A JP 12013899A JP 2000312254 A JP2000312254 A JP 2000312254A
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telephone
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JP12013899A
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Atsushi Takagi
厚 高木
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末装置において、悪戯や不要の用件記
録を避けて記録容量を効率良く使用することができ、し
かも電話番号非通知の相手方であっても電話をかけ直す
ことなく簡易な操作で用件を録音することができるよう
にする。 【解決手段】 相手先電話番号を認識できないとき(S
13:NO)、電話番号入力を促すメッセージを送出し
(S20)、相手先から電話番号入力があれば(S2
1:YES)、その電話番号が登録された電話番号であ
る場合に相手方からの用件録音を許可する(S15乃至
S18)。その電話番号が登録された電話番号でない場
合には用件録音を拒否する(S22,S23)。これに
より、電話番号非通知の相手でも、プッシュボタン操作
によるDTMF信号で電話番号を当該留守番電話に送出
すれば、再度電話をかけ直さなくても用件録音が可能に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置に関
し、特に、相手先から電話番号が通知されない場合にお
ける用件メッセージ記録動作の制御に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、通信相手先からの用件を記録
再生することが可能な通信端末装置が知られている。こ
の通信端末装置の一例として、発呼者側電話番号通知サ
ービス(株式会社NTTによるいわゆるナンバーディス
プレイサービス)を利用することで相手先電話番号を認
識し、着信した相手先電話番号を記憶する電話機がある
(例えば、特開平4−83449号公報参照)。この発
呼者側電話番号通知サービスは、留守番電話機に相手先
電話機からの呼出信号が入来するときに、最初の呼出信
号と次の呼出信号の間の無音区間において、相手先電話
機及び留守番電話機間の交換機を介して発呼者側の電話
番号が留守番電話機に送られるシステムである。また、
相手先が電話番号を通知してこない場合(相手先がいわ
ゆる電話番号非通知状態にしている場合)に用件メッセ
ージ記録を拒否する留守番電話機も提案されている。こ
の留守番電話機は電話番号を通知してこない相手に対し
て用件メッセージ記録を拒否するメッセージを送出し、
その後に回線を切断するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の留守番電話機によれば、電話番号を通知してくる相
手からの用件に加えて、電話番号を通知してこない相手
からの用件も記録するため、悪戯による用件メッセージ
記録を効果的に防止することができず、通話相手先から
の用件を全件記録するため、不要な用件メッセージ記録
を行ってしまうこともあり記録容量を有効に使用するこ
とができない。また、上記後者の留守番電話機によれ
ば、悪戯による用件メッセージ記録を抑制することはで
きるが、電話番号非通知の相手先からの通話については
全て回線を切断するため、この相手先が用件を記録する
必要があるときには、電話番号を通知する設定にした上
で再度電話をかけ直さなければならなかった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、悪戯による用件メッセージ記録
を効果的に防止して記録再生手段の記録容量を効率良く
使用することができ、しかも電話番号非通知の相手方で
あっても電話をかけ直すことなく簡易な操作で用件を記
録することができる通信端末装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、通信相手先からの用件メッ
セージを記録再生する記録再生手段を有する通信端末装
置において、通信相手先からの呼び出し信号に基づいて
通信相手先電話番号を認識する電話番号認識手段と、電
話番号認識手段によって相手先電話番号が認識できない
とき、相手先に対して電話番号の入力を促すメッセージ
を送出するメッセージ送出手段と、メッセージ送出手段
による相手先へのメッセージ送出後に相手先から電話番
号の入力があったときは記録再生手段を用件メッセージ
記録可能な状態とし、相手先から電話番号の入力がない
ときは回線を切断するように制御する制御手段とを有し
たものである。
【0006】上記構成においては、電話番号認識手段が
相手先電話番号を認識することができるときは記録再生
手段による用件メッセージ記録を許可し、電話番号認識
手段が相手先電話番号を認識できないときは、メッセー
ジ送出手段により電話番号の入力を促し、相手先から電
話番号の入力がないときは用件メッセージ記録を許可せ
ず、相手先から電話番号の入力があったときは用件メッ
セージ記録を許可するように制御することが可能にな
る。これにより、相手先が不明な場合には用件メッセー
ジ記録を避け、相手先が特定されている場合のみ用件を
記録するため、記録再生手段の記録容量を効率良く使用
することができ、電話番号非通知で電話をしてきた相手
方であっても、プッシュボタン操作によるDTMF信号
等で電話番号を当該留守番電話に送出すれば、用件を記
録することができるため、再度電話をかけ直すことなく
用件を記録することができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の通信端末装置であって、記録再生手段による用
件メッセージ記録を許可する相手先電話番号を予め登録
しておく登録手段を更に有し、制御手段は、メッセージ
送出手段による相手先へのメッセージ送出後に相手先か
ら電話番号の入力があったとき、入力された電話番号が
登録手段に登録された電話番号であれば記録再生手段を
用件メッセージ記録可能な状態にするものである。
【0008】上記構成においては、電話番号非通知で電
話をかけてきた相手先から送出された電話番号が、登録
手段に登録されている場合にのみ相手方からの用件メッ
セージ記録を許可するため、当該留守番電話のユーザが
登録した特定の者からの用件のみを記録し、その他の者
の用件を記録しないようにすることができる。これによ
り、ユーザが用件メッセージ記録不要と判断する相手方
からの用件は記録されないため、記録再生手段の記録容
量を更に有効に使用することができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の通信端末装置であって、制御手段
は、メッセージ送出手段による相手先へのメッセージ送
出後に相手先から電話番号の入力があったとき、入力さ
れた電話番号を記憶しておくものである。
【0010】上記構成においては、電話番号非通知で電
話をかけてきた相手先が入力した電話番号が記憶される
ため、電話番号非通知であってもその電話番号を容易に
確認することができる。また、用件メッセージ記録を拒
否した相手方の電話番号も記憶されるため、用件メッセ
ージ記録を許可することなく電話の相手方のみを知るこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信端末装置
について図面を参照して説明する。図1に本発明の一実
施形態に係る留守番電話機のブロック図を示す。留守番
電話機(通信端末装置)1は、留守録音モードが設定さ
れていると、相手先からの音声による用件メッセージを
録音する留守番電話機能を備えるものである。
【0012】留守番電話機1全体の動作制御を司るCP
U2(電話番号認識手段,メッセージ送出手段,制御手
段)には、ダイヤルテンキー等からなる操作キー3、各
種メッセージを表示する表示パネル4、送信データを変
調するモデム5、電話回線Lとの接続制御を行う回線制
御回路6が接続されている。また、CPU2には、音響
信号(通話者の声)をとらえ、この音響信号を電気信号
に変換するマイク7aと、電気信号として送信されてき
た通話相手の声を音響信号に変換するスピーカ7bとか
ら成るハンドセット7が接続されている。さらにCPU
2には、動作プログラム、用件録音案内や電話番号入力
を促すメッセージ等の各種音声ガイダンスなどが記憶さ
れたROM8と、短縮ダイヤル番号、及び用件メッセー
ジに加え、用件録音を許可する通話相手先電話番号や通
話記録(通話日時、相手先電話番号等)などの登録が可
能なRAM(記録再生手段,登録手段)9とが接続され
ている。なお、CPU2は、発呼者側電話番号通知サー
ビス(株式会社NTTによるいわゆるナンバーディスプ
レイサービス)を利用することで相手先電話番号を認識
する。この発呼者側電話番号通知サービスは、留守番電
話機1に相手先電話機からの呼出信号が入来するとき
に、最初の呼出信号と次の呼出信号の間の無音区間にお
いて、相手先電話機(携帯電話10,電話機11等)及
び留守番電話機1間の交換機を介して発呼者側の電話番
号が留守番電話機1に送られるシステムであって、発呼
者は受信者に対して電話番号を通知するか否かを任意で
選択することができるようになっている。
【0013】相手先電話機(発呼側)が、受信者に対し
て電話番号を通知しない設定(いわゆる電話番号非通知
設定)で電話をしてきた場合に、留守番電話機1(受信
側)と相手先電話機の間で行われる動作を図2にタイム
チャートで示す。発呼側電話機で留守番電話機1のダイ
ヤル番号がダイヤルされると、留守番電話機1に対して
呼出信号が送出される(S1)。留守番電話機1は、こ
の呼出信号に基づいて相手方が電話番号非通知であるこ
とを認識し(相手先電話番号を認識できない)、プッシ
ュボタン操作によるDTMF信号で発呼側電話番号の入
力を促す旨のメッセージを相手先電話に送出する(R
1)。このメッセージに従って、相手先電話機から電話
番号が入力されると(S2)、CPU2は、この電話番
号が、用件録音を許可する相手先としてRAM9に登録
されている電話番号か否かを判断して、用件録音を許可
するときは用件録音を案内するメッセージを送出し、用
件録音を許可しないときは用件録音を拒否するメッセー
ジを送出した後で回線を切断する(R2)。
【0014】上記の相手先電話機との間で行われる留守
番電話機1の動作を図3を参照して更に詳細に説明す
る。図3にこの場合における処理の流れをフローチャー
トで示す。相手先電話機より呼び出しがあると(S1
1:YES)、これを自動着信し(S12)、相手先電
話番号を認識する(S13)。ここで、用件録音モード
の設定を確認し(S14)、用件録音モードが全件録音
するモードに設定されている場合は(S14:全件)、
相手先電話機に対して用件録音を案内するメッセージを
送出する(S16)。その後、用件録音モードに入り
(S17)、通話が終了するまで相手先電話機から送ら
れてくる音声を録音すると共に、電話番号を記憶する
(S18)。
【0015】用件録音モードがRAM9に登録されてい
る電話番号からの通話のみを録音するモードに設定され
ている場合は(S14:登録番号のみ)、認識した相手
先電話番号がRAM9に登録されているい否かを判断す
る(S15)。相手先電話番号がRAM9に登録されて
いる場合は(S15:YES)、用件録音を許可するも
のとし、相手先電話機に対して用件録音を案内するメッ
セージを送出する(S16)。その後、用件録音モード
に入り(S17)、通話が終了するまで相手先電話機か
ら送られてくる音声を録音すると共に、電話番号を記憶
する(S18)。また、認識した相手先電話番号がRA
M9に登録されていない場合は(S15:NO)、この
相手先電話番号を記憶しておき(S19)、用件録音拒
否のメッセージを送出後(S22)、回線を切断する
(S23)。
【0016】S13で相手先電話番号が認識できないと
き、すなわち、相手先電話機が番号非通知設定にしてい
るとき又は公衆電話のときは(S13でNO)、相手先
電話機に対して電話番号の入力を促すメッセージを送出
し(S20)、相手先電話機からプッシュボタン操作に
よりDTFM信号で電話番号の入力があると(S21:
YES)、S15の処理に入り、入力された電話番号が
RAM9に登録されている電話番号であるときはS16
以降の処理を実行する。入力された電話番号がRAM9
に登録されていない電話番号であるときは、この電話番
号を記憶してから(S19)、用件録音拒否のメッセー
ジを送出し(S22)、回線を切断する(S23)。ま
た、相手先電話機に電話番号の入力を促すメッセージを
送出しても電話番号の入力がないときは(S21:N
O)、用件録音拒否のメッセージを送出後(S22)、
回線を切断する(S23)。
【0017】このように、本実施形態の留守番電話機1
によれば、相手先が電話番号非通知で電話をかけてきた
り、公衆電話から電話をかけてきたりした場合であって
も、即座に用件録音を拒否して回線を切断するというこ
とはせず、まず電話番号の入力を促し、入力された電話
番号がRAM9に登録されていれば用件録音を許可す
る。このため、電話番号非通知で電話をしてきた相手方
が電話をかけ直さなくても用件を録音することができ、
しかも、相手先不明の通話の用件録音は拒否することが
できる。また、ユーザが希望しない相手からの用件は録
音されないため、RAM9の録音容量を有効に活用する
ことができる。
【0018】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、電話番号非通知で電話をしてきた相手先が電話
番号を入力した場合には、その電話番号を記憶するよう
にしているが、この電話番号を記憶する処理を行わない
ものであっても構わない。
【0019】また、上記実施の形態では、本発明を留守
番電話機に適用する場合を示したが、本発明は留守番電
話機への適用に限られるものではなく、各種コンピュー
タや携帯電話、電子メール送受信機器等の様々な通信端
末装置への適用が可能である。また、上記実施形態で
は、相手先から記憶され転送する用件メッセージとして
音声データを示したが、これに限定されず、文字デー
タ、バイナリデータ等の情報でもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、相手先が電話番号非通知で電話をかけてきたり、
公衆電話から電話をかけてきたりした場合であっても、
即座に用件メッセージ記録を拒否して回線を切断すると
いうことはせず、まず電話番号の入力を促し、入力され
た電話番号が登録手段に登録されていれば用件メッセー
ジ記録を許可するため、電話番号非通知で電話をしてき
た相手方は電話をかけ直さなくても用件を記録すること
ができ、電話番号非通知の相手方にとって使い勝手が向
上する。また、相手先が不明な場合には用件メッセージ
記録を避け、相手先が特定されている場合のみ用件を記
録することができるため、悪戯による用件メッセージ記
録を防止し、記録再生手段の記録容量を効率良く使用す
ることができる。
【0021】また、請求項2に記載の発明によれば、当
該留守番電話のメッセージに従って電話番号を入力した
相手方の内、当該留守番電話のユーザが登録した特定の
者からの用件のみを記録し、その他の者の用件を記録し
ないようにすることができるため、ユーザが希望する相
手からの用件のみが記録され、記録再生手段の記録容量
を更に有効に使用することができる。
【0022】また、請求項3に記載の発明によれば、電
話番号非通知で電話をしてきた相手先であっても、電話
番号を入力したときはその電話番号が記憶されるため、
用件メッセージ記録があった相手先を容易に知ることが
できる。また、電話番号入力後に用件メッセージ記録を
拒否した相手先の電話番号も記憶されるため、用件メッ
セージ記録を許可することなく電話があった相手先を知
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る留守番電話機のブロ
ック図である。
【図2】電話番号非通知の相手先電話機(発呼側)と留
守番電話機(受信側)との間で行われる動作を示すタイ
ムチャートである。
【図3】上記留守番電話機と相手先電話機との間で行わ
れる動作時の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 留守番電話機(通信端末装置) 2 CPU(電話番号認識手段,メッセージ送出手
段,制御手段) 9 RAM(記録再生手段,登録手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信相手先からの用件メッセージを記録
    再生する記録再生手段を有する通信端末装置において、 通信相手先からの呼び出し信号に基づいて通信相手先電
    話番号を認識する電話番号認識手段と、 前記電話番号認識手段によって相手先電話番号が認識で
    きないとき、相手先に対して電話番号の入力を促すメッ
    セージを送出するメッセージ送出手段と、 前記メッセージ送出手段による相手先へのメッセージ送
    出後に相手先から電話番号の入力があったときは前記記
    録再生手段を用件メッセージ記録可能な状態とし、相手
    先から電話番号の入力がないときは回線を切断するよう
    に制御する制御手段とを有したことを特徴とする通信端
    末装置。
  2. 【請求項2】 前記記録再生手段による用件メッセージ
    記録を許可する相手先電話番号を予め登録しておく登録
    手段を更に有し、 前記制御手段は、前記メッセージ送出手段による相手先
    へのメッセージ送出後に相手先から電話番号の入力があ
    ったとき、入力された電話番号が前記登録手段に登録さ
    れた電話番号であれば前記記録再生手段を用件メッセー
    ジ記録可能な状態にすることを特徴とする請求項1に記
    載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記メッセージ送出手
    段による相手先へのメッセージ送出後に相手先から電話
    番号の入力があったとき、入力された電話番号を記憶し
    ておくことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    通信端末装置。
JP12013899A 1999-04-27 1999-04-27 通信端末装置 Withdrawn JP2000312254A (ja)

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Effective date: 20060704