JP2000312156A - Fm受信装置 - Google Patents

Fm受信装置

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JP2000312156A
JP2000312156A JP11121459A JP12145999A JP2000312156A JP 2000312156 A JP2000312156 A JP 2000312156A JP 11121459 A JP11121459 A JP 11121459A JP 12145999 A JP12145999 A JP 12145999A JP 2000312156 A JP2000312156 A JP 2000312156A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接妨害の検出によって同調周波数をシフト
させる際に、希望波に歪みが生じるのを防止することが
出来るFM受信装置を提供する。 【解決手段】 希望波に隣接する放送波による妨害を検
出する妨害方向検出回路16と、この妨害方向検出回路
16から出力される妨害検出信号に基づいて同調周波数
を隣接する放送波から離調する方向にシフトさせるマイ
クロコンピュータ17とを備え、このマイクロコンピュ
ータ17がAM検波回路15から入力されるAM検波出
力bによって示される電界強度および変調レベル検出回
路18から入力されるFM変調レベル検出信号dによっ
て示されるFM検波出力のFM変調レベルに基づいて同
調周波数の最大シフト幅を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、隣接妨害の検出
によって同調周波数をシフトさせるFM受信装置に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、放送局の増加に
よって他の放送局との周波数間隔が近接してきており、
これにともなって、FM受信装置で受信した希望放送局
の同調周波数信号と隣接する他の放送局の周波数信号と
の間の干渉や混信により良好な受信が阻害される、いわ
ゆる、隣接妨害と呼ばれる受信障害の発生が多くなって
来ている。
【0003】従来のFM受信装置は、上記のような隣接
妨害が検出された際に、IFフィルタを切り替えること
によって、隣接妨害を除去している。
【0004】すなわち、従来のFM受信装置は、図8に
示されるように、隣接妨害が無いときには、フロントエ
ンド1から出力される中間周波数(IF)信号を、広帯
域のフィルタ特性を有する広帯域IFフィルタ2Aに入
力して、その帯域通過信号がリミッタ回路3に出力され
るようになっているが、図示しないマイクロコンピュー
タが、受信波をAM検波したSメータ出力に基づいて隣
接妨害信号を検知した際にフィルタ切替スイッチSWを
切り替えることにより、IF信号を狭帯域のフィルタ特
性を有する狭帯域IFフィルタ2Bに入力して、この狭
帯域IFフィルタ2Bにより隣接妨害信号を除去するよ
うになっている。
【0005】しかしながら、このような従来のFM受信
装置では、IFフィルタの切替時に急激なSN比やTH
Dが悪化するという問題がある。そして、隣接妨害を除
去するために帯域が異なる複数のIFフィルタを備える
必要があり、製品コストが高くなるという問題がある。
【0006】そこで、本件出願人は、上記のような従来
のFM受信装置における問題点を解決するために、隣接
妨害が生じている方向を検出してFM受信装置の同調周
波数を妨害が生じている方向と反対方向にシフトさせる
ことにより隣接妨害を除去する新規なFM受信装置を提
案している。
【0007】しかしながら、このような同調周波数をシ
フトさせることによって隣接妨害を除去するFM受信装
置においては、隣接妨害波の電界強度が大きい場合に
は、それにともなって同調周波数が過量にシフトされて
しまい、希望波が歪んでしまうという問題が発生してく
る。
【0008】また、希望波の電界強度が小さい場合に、
隣接妨害の検出によって同調周波数が過量にシフトされ
ると、希望波に歪みが生じるという問題が発生する。さ
らにまた、希望波のFM変調度を深くすると実質的に音
質が良くなるが、この希望波のFM変調度が深い場合
に、隣接妨害の検出によって同調周波数が過量にシフト
されると、希望波に歪みが生じるという問題が生じる。
【0009】この発明は、上記のような隣接妨害の検出
によって同調周波数をシフトさせるFM受信装置におい
て発生する問題点を解決するために為されたものであ
る。すなわち、この発明は、隣接妨害の検出によって同
調周波数をシフトさせる際に、希望波に歪みが生じるの
を防止することが出来るFM受信装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるFM受
信装置は、上記目的を達成するために、希望波に隣接す
る放送波による妨害を検出する隣接妨害検出手段と、こ
の隣接妨害検出手段から出力される妨害検出信号に基づ
いて同調周波数を隣接する放送波から離調する方向にシ
フトさせる同調周波数シフト手段と、この同調周波数シ
フト手段による同調周波数のシフト幅を希望波に歪みが
生じない範囲に制限するシフト幅制限手段とを備えてい
ることを特徴としている。
【0011】この第1の発明によるFM受信装置は、隣
接妨害が生じた際に、隣接妨害検出手段によって、例え
ばFM検波回路から出力されるFM検波出力とAM検波
回路から出力されるSメータ出力との相関に基づいて、
隣接妨害波の検出を行う。
【0012】そして、この隣接妨害検出手段による検出
結果に基づいて、同調周波数シフト手段が,FM受信装
置の同調周波数を隣接妨害を生じさせる放送波から離調
する方向にシフトさせることにより、隣接妨害を除去す
る。このとき、シフト幅制限手段が、隣接妨害が検出さ
れた際の同調周波数のシフト幅を希望波に歪みが生じな
い所要の範囲に制限する。
【0013】以上のように、上記第1の発明によれば、
隣接妨害が検出された際に、FM受信装置の同調周波数
が隣接妨害波から離調する方向にシフトされることによ
って隣接妨害が除去されるとともに、同調周波数が過量
にシフトされるのが防止されて、希望波に歪みが生じる
のが防止される。
【0014】第2の発明によるFM受信装置は、前記目
的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、前記
シフト幅制限手段が、受信信号の電界強度を検出する電
界強度検出手段と、この電界強度検出手段によって検出
された受信信号の電界強度に基づいて、受信信号の電界
強度が所定の値よりも小さいときには電界強度が小さく
なるのに対応してシフト幅が小さくなるように同調周波
数の最大シフト幅を設定し、電界強度が前記所定の値よ
りも大きいときにはシフト幅が所定の一定値になるよう
に同調周波数の最大シフト幅を設定する最大シフト幅設
定手段とを備えていることを特徴としている。
【0015】この第2の発明によるFM受信装置は、シ
フト幅制限手段が、電界強度検出手段によって検出され
た受信信号の電界強度に基づいて同調周波数の最大シフ
ト幅の設定を行う。すなわち、受信信号の電界強度が所
定の値よりも小さいときには電界強度が小さくなるのに
対応してシフト幅が小さくなるように同調周波数の最大
シフト幅を設定し、電界強度が前記所定の値よりも大き
いときにはシフト幅が所定の一定値になるように設定す
る。
【0016】以上のように、上記第2の発明によれば、
電界強度が小さい場合にはその大きさに対応して同調周
波数の最大シフト幅が小さくなるように制限され、電界
強度が所定値よりも大きい場合には、所定の一定値より
も大きくならないように制限されるので、電界強度の大
きさに対応した同調周波数の最大シフト幅の制限が行わ
れて、希望波に歪みが生じるのが防止される。
【0017】第3の発明によるFM受信装置は、前記目
的を達成するために、第2の発明の構成に加えて、前記
シフト幅制限手段が、受信信号の中間周波信号をAM検
波したAM検波出力に基づいて電界強度を検出すること
を特徴としている。
【0018】この第3の発明によるFM受信装置によれ
ば、シフト幅制限手段における同調周波数の最大シフト
幅の設定基準となる電界強度が、受信信号の中間周波信
号をAM検波したAM検波出力に基づいて検出される。
【0019】第4の発明によるFM受信装置は、前記目
的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、前記
シフト幅制限手段が、FM検波出力の変調レベルを検出
する変調レベル検出手段と、この変調レベル検出手段に
よって検出されたFM検波出力の変調レベルに基づい
て、変調レベルが所定の値よりも小さいときにはシフト
幅が所定の一定値になるように同調周波数の最大シフト
幅を設定し、変調レベルが所定の値よりも大きいときに
は変調レベルが大きくなるのに対応してシフト幅が小さ
くなるように同調周波数の最大シフト幅を設定する最大
シフト幅設定手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0020】この第4の発明によるFM受信装置は、シ
フト幅制限手段が、変調レベル検出手段によって検出さ
れたFM検波出力の変調レベルに基づいて同調周波数の
最大シフト幅の設定を行う。
【0021】すなわち、FM検波出力の変調レベルが所
定の値よりも小さいときにはシフト幅が所定の一定値に
なるように設定を行い、FM検波出力の変調レベルが前
記所定の値よりも大きいときには変調レベルが大きくな
るのに対応してシフト幅が小さくなるように同調周波数
の最大シフト幅の設定を行う。
【0022】以上のように、上記第4の発明によれば、
FM検波出力の変調レベルが小さい場合には同調周波数
の最大シフト幅が所定の一定値よりも大きくならないよ
うに制限され、変調レベルが所定値よりも大きい場合に
はその大きさに対応して同調周波数の最大シフト幅が小
さくなるように制限されるので、FM検波出力の変調レ
ベルに対応した同調周波数の最大シフト幅の制限が行わ
れて、希望波に歪みが生じるのが防止される。
【0023】第5の発明によるFM受信装置は、前記目
的を達成するために、第4の発明の構成に加えて、前記
シフト幅制限手段が、FM検波出力をAM検波したAM
検波出力に基づいて変調レベルを検出することを特徴と
している。
【0024】この第5の発明によるFM受信装置によれ
ば、シフト幅制限手段における同調周波数の最大シフト
幅の設定基準となるFM検波出力の変調レベルが、FM
検波出力をAM検波したAM検波出力に基づいて検出さ
れる。
【0025】第6の発明によるFM受信装置は、前記目
的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、前記
シフト幅制限手段が、受信信号の電界強度を検出する電
界強度検出手段と、FM検波出力の変調レベルを検出す
る変調レベル検出手段と、前記電界強度検出手段によっ
て検出された受信信号の電界強度に基づいて、受信信号
の電界強度が所定の値よりも小さいときには電界強度が
小さくなるのに対応してシフト幅が小さくなるように同
調周波数の最大シフト幅を設定し、電界強度が前記所定
の値よりも大きいときにはシフト幅が所定の一定値にな
るように同調周波数の最大シフト幅を設定する第1最大
シフト幅設定手段と、前記変調レベル検出手段によって
検出されたFM検波出力の変調レベルに基づいて、変調
レベルが所定の値よりも小さいときにはシフト幅が所定
の一定値になるように同調周波数の最大シフト幅を設定
し、変調レベルが所定の値よりも大きいときには変調レ
ベルが大きくなるのに対応してシフト幅が小さくなるよ
うに同調周波数の最大シフト幅を設定する第2最大シフ
ト幅設定手段とを備え、前記同調周波数シフト手段が、
前記第1最大シフト幅設定手段と第2最大シフト幅設定
手段によってそれぞれ設定された同調周波数の最大シフ
ト幅のうち小さい方の最大シフト幅によって同調周波数
をシフトさせることを特徴としている。
【0026】この第6の発明によるFM受信装置は、シ
フト幅制限手段が、第1最大シフト幅設定手段により、
電界強度検出手段によって検出された受信信号の電界強
度に基づいて、受信信号の電界強度が所定の値よりも小
さいときには電界強度が小さくなるのに対応してシフト
幅が小さくなるように同調周波数の最大シフト幅を設定
し、電界強度が前記所定の値よりも大きいときにはシフ
ト幅が所定の一定値になるように設定を行うとともに、
第2最大シフト幅設定手段により、変調レベル検出手段
によって検出されたFM検波出力の変調レベルに基づい
て、FM検波出力の変調レベルが所定の値よりも小さい
ときにはシフト幅が所定の一定値になるように設定を行
い、FM検波出力の変調レベルが前記所定の値よりも大
きいときには変調レベルが大きくなるのに対応してシフ
ト幅が小さくなるように同調周波数の最大シフト幅の設
定を行う。
【0027】そして、同調周波数シフト手段が、第1最
大シフト幅設定手段と第2最大シフト幅設定手段によっ
てそれぞれ設定された同調周波数の最大シフト幅のうち
小さい方の最大シフト幅の設定値に基づいて同調周波数
のシフトを行う。
【0028】以上のように、上記第6の発明によれば、
同調周波数の最大シフト幅が電界強度とFM検波出力の
変調レベルに基づいて設定され、双方に基づいてそれぞ
れ設定された同調周波数の最大シフト幅のうち、小さい
方の設定値によって同調周波数の最大シフト幅が制限さ
れるので、希望波に歪みが生じるのが確実に防止され
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0030】図1は、この発明によるFM受信装置の実
施形態の一例を示すブロック図である。この図1におい
て、図示しないアンテナ回路によって受信された放送波
が高周波増幅回路によって増幅されることにより生成さ
れた希望波(RF信号)は、混合器10に入力される。
【0031】そして、この混合器10において、RF信
号は、局部発振回路11から入力される局部発振信号と
混合されて中間周波数(IF)信号に変換され、さら
に、IF増幅回路12によって増幅される。
【0032】このIF信号は、次に、リミッタ回路13
に入力されて振幅が一定のFM信号に生成された後、F
M検波回路14においてFM検波されて、そのFM検波
出力aが、図示しないステレオ復調回路およびディエン
ファシス,低周波増幅回路を通ってステレオ再生され
る。以上の構成は、従来のFM受信装置と同様の構成で
ある。
【0033】このFM受信装置は、さらに、上記構成に
加えて、リミッタ回路13に入力される前のIF信号を
AM検波するAM検波回路15と、このAM検波回路1
5からのAM検波出力(Sメータ出力)bとFM検波回
路14からのFM検波出力aが入力されて隣接妨害波の
周波数が希望波の周波数に比べて高いか低いかを検出す
る妨害方向検出回路16と、この妨害方向検出回路16
からの検出信号に基づいて局部発振回路11に同調周波
数データ信号cを出力して局部発振回路11から出力さ
れる局部発振信号の周波数を制御するマイクロコンピュ
ータ17と、FM検波回路14から出力されるFM検波
出力aが入力されてこのFM検波出力aをAM検波する
ことによりFM変調レベルの検出を行い、そのFM変調
レベル検出信号dをマイクロコンピュータ17に出力す
る変調レベル検出回路18を備えている。
【0034】そして、AM検波回路15から出力される
AM検波出力(Sメータ出力)bの一部がマイクロコン
ピュータ17に入力されるようになっている。
【0035】図2は、妨害方向検出回路16の構成を示
すブロック図である。この図2において、妨害方向検出
回路16は、AM検波回路15から出力されたAM検波
出力bが入力されるHPF16Aと、このHPF16A
を通過したAM検波出力bが入力されてこのAM検波出
力bのビート周期を検出するコンパレータ16Bと、F
M検波回路14から出力されたFM検波出力aが入力さ
れるHPF16Cと、このHPF16Cを通過したFM
検波出力aとコンパレータ16Bにおいて検出されたA
M検波出力bのビート周期によりFM検波出力aのAC
成分のサンプリング(FM検波出力aとAM検波出力b
の乗算)を行うサンプリング回路16Dと、このサンプ
リング回路16Dからのサンプリング出力が入力される
LPF16Eと、このLPF16Eを通過した乗算出力
が入力されてこの乗算出力をあらかじめ設定された上基
準値および下基準値と比較してHI信号またはLO信号
を出力する第1ウインドコンパレータ16Fと、FM検
波回路14からのFM検波出力aが入力されるLPF1
6Gと、このLPF16Gを通過したFM検波出力aが
入力されてこのFM検波出力aのDC成分をあらかじめ
設定された上基準値および下基準値と比較してHI信号
またはLO信号を出力する第2ウインドコンパレータ1
6Hと、第1ウインドコンパレータ16Fおよび第2ウ
インドコンパレータ16HのそれぞれからHI信号また
はLO信号が入力されてこの第1ウインドコンパレータ
16Fまたは第2ウインドコンパレータ16HからのH
I信号またはLO信号をマイクロコンピュータ17に出
力する制御回路16Iとから構成されている。
【0036】次に、上記の妨害方向検出回路16におけ
る隣接妨害の方向検出の動作について説明を行う。ここ
で、この妨害方向検出回路16の作動の説明の前に、先
ず、FM検波出力aの特性についての説明を行う。
【0037】図3および4は、FM検波出力aとAM検
波出力bの周波数変動を、それぞれ、希望波と妨害波の
比(D/U比)をシュミレーションによって時間ととも
に変化させてプロットすることにより示したグラフであ
り、図3は、隣接妨害波の周波数が希望波の周波数に比
べて高い(+200kHz)場合(以下、上側妨害とい
う)の周波数変動を、また、図4は、隣接妨害波の周波
数が希望波の周波数に比べて低い(−200kHz)場
合(以下、下側妨害という)の周波数変動を示してい
る。
【0038】この図3および4から、隣接妨害が生じて
いるときには、FM検波出力aとAM検波出力bの双方
に妨害に伴うビート成分が生じているのが分かる。そし
てさらに、隣接妨害によって、以下の特性が現れている
のが分かる。すなわち、(1)隣接妨害波が希望波より
も弱い(D/U比がマイナス)のとき、 a)上側妨害(図3)のときには、FM検波出力aのビ
ート成分とAM検波出力bのビート成分が互いに同相と
なり、 b)下側妨害(図4)のときには、FM検波出力aのビ
ート成分とAM検波出力bのビート成分が互いに逆相に
なり、(2)隣接妨害波が希望波よりも強い(D/U比
がプラス)のとき、 c)上側妨害(図3)のときには、FM検波出力aのDC
が妨害波の離調周波数分だけプラスの方向にずれてお
り、 d)下側妨害(図4)のときには、FM検波出力aのDC
が妨害波の離調周波数分だけマイナスの方向にずれてい
る。
【0039】妨害方向検出回路16は、以上のようなF
M検波出力aの特性を利用して、上記(1)の隣接妨害
波が希望波よりも弱い(D/U比がマイナス)場合につ
いては、第1ウインドコンパレータ16Fによって妨害
方向の検出を行い、上記(2)の隣接妨害波が希望波よ
りも強い(D/U比がプラス)場合については、第2ウ
インドコンパレータ16Hによって妨害方向の検出を行
う。
【0040】すなわち、妨害方向検出回路16は、FM
検波出力aのHPF16Cを通過したAC成分を、サン
プリング回路16Dにおいて、HPF16Aを通過した
AM検波出力bが入力されるコンパレータ16Bから得
られるビート周期で、サンプリング(FM検波出力aと
AM検波出力bを乗算)する。
【0041】次に、LPF16Eを通過したサンプリン
グ回路16Dの乗算出力のDC成分を、第1ウインドコ
ンパレータ16Fに入力する。そして、この第1ウイン
ドコンパレータ16Fにおいて、乗算出力のDC成分値
を、あらかじめ設定されている上基準値および下基準値
と比較する。
【0042】ここで、この第1ウインドコンパレータ1
6Fに設定された上基準値と下基準値は、隣接妨害が有
ったときに後述する同調周波数のシフトを行うか否かを
判定するための乗算出力のDC成分値の上限と下限の値
を示すものである。また、サンプリング回路16Dから
の乗算出力は、前述したように、上側妨害(妨害波周波
数>希望波周波数)の場合には、FM検波出力aとAM
検波出力bのビート成分が互いに同相であるためプラス
となり、下側妨害(妨害波周波数<希望波周波数)の場
合には互いに逆相であるためマイナスとなる。
【0043】従って、第1ウインドコンパレータ16F
における比較において、 i)DC成分値>上基準値の場合には、サンプリング回
路16Dからの乗算出力がプラスであり隣接妨害が設定
された上基準値よりも大きいことを示すHI信号を制御
回路16Iに出力し、 ii) DC成分値<下基準値の場合には、サンプリング
回路16Dからの乗算出力がマイナスであり隣接妨害が
設定された下基準値よりも小さいことを示すLO信号を
制御回路16Iに出力し、 iii) 下基準値<DC成分値<上基準値の場合には、制
御回路16Iに何も信号を出力しない。
【0044】制御回路16Iは、第1ウインドコンパレ
ータ16Fから上記のHI信号が入力されたときには、
隣接妨害が上側妨害であり同調周波数のシフトを行う必
要があるとの判断を行い、LO信号が入力されたときに
は、隣接妨害が上側妨害であり同調周波数のシフトを行
う必要があるとの判断を行う。また、妨害方向検出回路
16は、FM検波出力aのLPF16Gを通過したDC
成分を、第2ウインドコンパレータ16Hに入力して、
このFM検波出力aのDC成分値を、あらかじめ設定さ
れている上基準値および下基準値と比較する。
【0045】ここで、この第2ウインドコンパレータ1
6Hに設定された上基準値と下基準値は、隣接妨害が有
ったときに後述する同調周波数のシフトを行うか否かを
判定するためのFM検波出力aのDC成分のオフセット
量の上限と下限の値を示すものである。
【0046】また、FM検波出力aのDC成分は、前述
したように、上側妨害(妨害波周波数>希望波周波数)
の場合にはプラスの方向にずれ、下側妨害(妨害波周波
数<希望波周波数)の場合にはマイナスの方向にずれ
る。従って、第2ウインドコンパレータ16Hにおける
比較において、 iv) DC成分値>上基準値の場合には、DC成分がプ
ラス方向にずれており隣接妨害が設定された上基準値よ
りも大きいことを示すHI信号を制御回路16Iに出力
し、 v) DC成分値<下基準値の場合には、DC成分がマ
イナス方向にずれており隣接妨害が設定された下基準値
よりも小さいことを示すLO信号を制御回路16Iに出
力し、 vi) 下基準値<DC成分値<上基準値の場合には、制
御回路16Iに何も信号を出力しない。
【0047】制御回路16Iは、第2ウインドコンパレ
ータ16Hから上記のHI信号が入力されたときには、
隣接妨害が上側妨害であり同調周波数のシフトを行う必
要があるとの判断を行い、LO信号が入力されたときに
は、隣接妨害が上側妨害であり同調周波数のシフトを行
う必要があるとの判断を行う。
【0048】そして、制御回路16Iは、第1ウインド
コンパレータ16Fと第2ウインドコンパレータ16H
からともにHI信号またはLO信号が入力されるときに
は、第2ウインドコンパレータ16Hからの信号を優先
させて妨害方向の判断を行い、第2ウインドコンパレー
タ16Hから何も信号が入力されないときには、第1ウ
インドコンパレータ16Fからの信号に基づいて妨害方
向の判断を行う。
【0049】そして、制御回路16Iは、第2ウインド
コンパレータ16Hまたは第1ウインドコンパレータ1
6FからのHI信号によって、隣接妨害が上側妨害であ
り同調周波数のシフトを行う必要があると判断した場合
には、マイクロコンピュータ17に妨害検出出力HI信
号を出力する。
【0050】また、制御回路16Iは、第2ウインドコ
ンパレータ16Hまたは第1ウインドコンパレータ16
FからのLO信号によって、隣接妨害が下側妨害であり
同調周波数のシフトを行う必要があると判断した場合に
は、マイクロコンピュータ17に妨害検出出力LO信号
を出力する。
【0051】そして、マイクロコンピュータ17は、こ
の制御回路16Iから入力される妨害検出出力HI信号
およびLO信号に基づいて、局部発振回路11に、この
局部発振回路11から混合器10に出力される局部発振
信号の同調周波数(局発周波数)を隣接妨害が生じてい
る方向と反対方向にシフトさせる同調周波数データ(直
流電圧)信号cを出力する。
【0052】すなわち、マイクロコンピュータ17に妨
害方向検出回路16から妨害検出出力HI信号が入力さ
れるときには、隣接妨害が上側妨害であり除去する必要
があるほどに大きい場合であるから、マイクロコンピュ
ータ17は、局部発振回路11のPLLにVOCから混
合器10に出力される局部発振信号の同調周波数を小さ
くなる方向にシフトさせる同調周波数データ信号cを出
力する。
【0053】反対に、マイクロコンピュータ17に妨害
方向検出回路16から妨害検出出力LO信号が入力され
るときには、隣接妨害が下側妨害であり除去する必要が
あるほどに大きい場合であるから、マイクロコンピュー
タ17は、局部発振回路11のPLLにVOCから混合
器10に出力される局部発振信号の同調周波数を大きく
なる方向にシフトさせる同調周波数データ信号cを出力
する。
【0054】この同調周波数データ信号cによってシフ
トされる同調周波数の最大シフト幅は、マイクロコンピ
ュータ17により、AM検波回路15から入力されるA
M検波出力bによって示される電界強度と、変調レベル
検出回路18から入力されるFM変調レベル検出信号d
によって示されるFM変調レベルに基づいて、設定され
る。
【0055】このマイクロコンピュータ17による同調
周波数のシフト幅の設定は、以下のようにして行われ
る。すなわち、マイクロコンピュータ17は、AM検波
回路15から入力されるAM検波出力bによって示され
る受信波の電界強度に基づいて、その電界強度があらか
じめ定められた所定の値よりも小さいときには、電界強
度が小さくなるのに対応してシフト幅が小さくなるよう
に同調周波数の最大シフト幅を設定し、電界強度があら
かじめ定められた所定の値よりも大きいときには、シフ
ト幅があらかじめ定められた一定の値になるように同調
周波数の最大シフト幅を設定する。
【0056】図5は、上記のような受信波の電界強度と
同調周波数の最大シフト幅の設定値との関係を示すグラ
フであって、(a)はAM検波出力(Sメータ出力)b
の大きさと受信波の電界強度の関係を示しており、
(b)は電界強度と同調周波数の最大シフト幅との関係
を示している。
【0057】この図5(a)に示されるように、電界強
度の大きさはAM検波出力(Sメータ出力)bの大きさ
に比例しており、マイクロコンピュータ17は、このA
M検波出力(Sメータ出力)bの大きさに基づいて電界
強度の大きさを認識する。
【0058】そして、マイクロコンピュータ17は、図
5(b)に示されるように、電界強度が所定の値eより
も小さいときには、電界強度が小さくなるのに対応して
シフト幅f’が小さくなるように最大シフト幅を設定
し、電界強度が所定の値eよりも大きいときには、最大
シフト幅を一定のシフト幅fになるように設定する。
【0059】さらに、マイクロコンピュータ17は、変
調レベル検出回路18から入力されるFM変調レベル検
出信号dによって示されるFM検波出力aのFM変調レ
ベルに基づいて、そのFM変調レベルがあらかじめ定め
られた所定の値よりも小さいときには、シフト幅があら
かじめ定められた一定の値になるように同調周波数の最
大シフト幅を設定し、FM変調レベルがあらかじめ定め
られた所定の値よりも大きいときには、FM変調レベル
が大きくなるのに対応してシフト幅が小さくなるように
同調周波数の最大シフト幅を設定する。
【0060】図6は、上記のようなFM検波出力のFM
変調レベルと同調周波数の最大シフト幅の設定値との関
係を示すグラフであって、(a)はFM変調レベル検出
信号dの出力とFM変調レベルの関係を示しており、
(b)はFM変調レベルと同調周波数の最大シフト幅と
の関係を示している。
【0061】この図6(a)に示されるように、FM変
調レベルはFM変調レベル検出信号dの大きさに比例し
ており、マイクロコンピュータ17は、このFM変調レ
ベル検出信号dの大きさに基づいてFM変調レベルを認
識する。
【0062】そして、マイクロコンピュータ17は、図
6(b)に示されるように、FM変調レベルが所定の値
gよりも小さいときには、最大シフト幅を一定のシフト
幅hに設定し、FM変調レベルが所定の値gよりも大き
いときには、FM変調レベルが大きくなるのに対応して
シフト幅h’が小さくなるように同調周波数の最大シフ
ト幅を設定する。
【0063】ここで、マイクロコンピュータ17が受信
信号の電界強度とFM検波出力のFM変調レベルの双方
から同調周波数の最大シフト幅の設定を行うときには、
マイクロコンピュータ17は、受信信号の電界強度に基
づく同調周波数の最大シフト幅の値とFM検波出力のF
M変調レベルに基づく同調周波数の最大シフト幅の値の
うち、小さい方の値によって同調周波数の最大シフト幅
の設定を行う。
【0064】図7は、上記のようなマイクロコンピュー
タ17における同調周波数の最大シフト幅の設定の手順
を示すフローチャートである。この図7において、マイ
クロコンピュータ17は、受信信号の電界強度の大きさ
とあらかじめ定められている電界強度の値eとを比較し
て(ステップs1)、電界強度が値eよりも小さいとき
には、電界強度が小さくなるのに対応して小さくなるシ
フト幅の値f’を選択し(ステップs2)、電界強度が
値eよりも大きいときには、一定のシフト幅の値fを選
択する(ステップs3)。
【0065】次に、FM検波出力のFM変調レベルとあ
らかじめ定められているFM変調レベルの値gとを比較
して(ステップs4)、FM変調レベルが値gよりも小
さいときには、一定のシフト幅の値hを選択し(ステッ
プs5)、FM変調レベルが値gよりも大きいときに
は、FM変調レベルが大きくなるのに対応して小さくな
るシフト幅の値h’を選択する(ステップs6)。
【0066】次に、上記のようにして選択された電界強
度に基づくシフト幅の値fまたはf’とFM変調レベル
に基づくシフト幅の値hまたはh’とを比較して(ステ
ップs7)、電界強度に基づくシフト幅の値fまたは
f’のほうが小さいときには、同調周波数の最大シフト
幅を値fまたはf’に設定し(ステップs8)、FM変
調レベルに基づくシフト幅の値hまたはh’のほうが小
さいときには、同調周波数の最大シフト幅を値hまたは
h’に設定する(ステップs9)。
【0067】そして、この設定された同調周波数の最大
シフト幅の値を隣接妨害が下側妨害の場合は同調周波数
の初期値に加算し、上側妨害の場合は同調周波数の初期
値から減算して、その周波数データを同調周波数データ
信号cによって局部発振回路11に出力する(ステップ
s10)。局部発振回路11は、以上のようにして設定
された同調周波数の最大シフト幅内において、隣接妨害
検出時に、同調周波数を隣接妨害が存在する方向と反対
方向にシフトさせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態における一例を示すブロッ
ク図である。
【図2】同例における妨害方向検出回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】上側妨害のときのFM受信機におけるFM検波
出力とAM検波出力の周波数変動を示すグラフである。
【図4】下側妨害のときのFM受信機におけるFM検波
出力とAM検波出力の周波数変動を示すグラフである。
【図5】(a)はSメータ出力と電界強度の関係を示す
グラフであり、(b)は最大シフト幅と電界強度の関係
を示すグラフである。
【図6】(a)は変調検出出力と変調レベルの関係を示
すグラフであり、(b)は最大シフト幅と変調レベルの
関係を示すグラフである。
【図7】同例における固定周波数の最大シフト幅の設定
の手順を示すフローチャートである。
【図8】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 …混合器 11 …局部発振回路(同調周波数シフト手段) 12 …IF増幅回路 13 …リミッタ回路 14 …FM検波回路 15 …AM検波回路(電界強度検出手段) 16 …妨害方向検出回路(隣接妨害検出手段) 16A…HPF 16B…コンパレータ 16C…HPF 16D…サンプリング回路 16E…LPF 16F…ウインドコンパレータ 16G…LPF 16H…ウインドコンパレータ 16I…制御回路 17 …マイクロコンピュータ(同調周波数シフト手
段,シフト幅制限手段,シフト幅設定手段) 18 …変調レベル検出回路(変調レベル検出手段) a …FM検波出力 b …AM検波出力(Sメータ出力) c …同調周波数データ信号 d …変調レベル検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J103 AA17 BA02 CB04 DA03 DA05 DA06 DA07 DA16 DA22 DA27 DA30 DA31 DA36 GA12 HC03 5K052 AA02 BB04 CC04 DD04 EE02 EE03 EE18 EE19 EE25 EE35 FF06 GG21 GG24 GG46 GG57 5K061 AA10 BB04 CC11 CC16 CC26 CC27 CC53 JJ06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希望波に隣接する放送波による妨害を検
    出する隣接妨害検出手段と、 この隣接妨害検出手段から出力される妨害検出信号に基
    づいて同調周波数を隣接する放送波から離調する方向に
    シフトさせる同調周波数シフト手段と、 この同調周波数シフト手段による同調周波数のシフト幅
    を希望波に歪みが生じない範囲に制限するシフト幅制限
    手段と、 を備えていることを特徴とするFM受信装置。
  2. 【請求項2】 前記シフト幅制限手段が、 受信信号の電界強度を検出する電界強度検出手段と、 この電界強度検出手段によって検出された受信信号の電
    界強度に基づいて、受信信号の電界強度が所定の値より
    も小さいときには電界強度が小さくなるのに対応してシ
    フト幅が小さくなるように同調周波数の最大シフト幅を
    設定し、電界強度が前記所定の値よりも大きいときには
    シフト幅が所定の一定値になるように同調周波数の最大
    シフト幅を設定する最大シフト幅設定手段と、 を備えている請求項1に記載のFM受信装置。
  3. 【請求項3】 前記シフト幅制限手段が、受信信号の中
    間周波信号をAM検波したAM検波出力に基づいて電界
    強度を検出する請求項2に記載のFM受信装置。
  4. 【請求項4】 前記シフト幅制限手段が、 FM検波出力の変調レベルを検出する変調レベル検出手
    段と、 この変調レベル検出手段によって検出されたFM検波出
    力の変調レベルに基づいて、変調レベルが所定の値より
    も小さいときにはシフト幅が所定の一定値になるように
    同調周波数の最大シフト幅を設定し、変調レベルが所定
    の値よりも大きいときには変調レベルが大きくなるのに
    対応してシフト幅が小さくなるように同調周波数の最大
    シフト幅を設定する最大シフト幅設定手段と、 を備えている請求項1に記載のFM受信装置。
  5. 【請求項5】 前記シフト幅制限手段が、FM検波出力
    をAM検波したAM検波出力に基づいて変調レベルを検
    出する請求項4に記載のFM受信装置。
  6. 【請求項6】 前記シフト幅制限手段が、 受信信号の電界強度を検出する電界強度検出手段と、 FM検波出力の変調レベルを検出する変調レベル検出手
    段と、 前記電界強度検出手段によって検出された受信信号の電
    界強度に基づいて、受信信号の電界強度が所定の値より
    も小さいときには電界強度が小さくなるのに対応してシ
    フト幅が小さくなるように同調周波数の最大シフト幅を
    設定し、電界強度が前記所定の値よりも大きいときには
    シフト幅が所定の一定値になるように同調周波数の最大
    シフト幅を設定する第1最大シフト幅設定手段と、 前記変調レベル検出手段によって検出されたFM検波出
    力の変調レベルに基づいて、変調レベルが所定の値より
    も小さいときにはシフト幅が所定の一定値になるように
    同調周波数の最大シフト幅を設定し、変調レベルが所定
    の値よりも大きいときには変調レベルが大きくなるのに
    対応してシフト幅が小さくなるように同調周波数の最大
    シフト幅を設定する第2最大シフト幅設定手段と、 を備え、 前記同調周波数シフト手段が、前記第1最大シフト幅設
    定手段と第2最大シフト幅設定手段によってそれぞれ設
    定された同調周波数の最大シフト幅のうち小さい方の最
    大シフト幅によって同調周波数をシフトさせる、 請求項1に記載のFM受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2007066551A1 (ja) * 2005-12-09 2009-05-14 パイオニア株式会社 受信装置及び復調方法

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