JP2000311500A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000311500A
JP2000311500A JP11120024A JP12002499A JP2000311500A JP 2000311500 A JP2000311500 A JP 2000311500A JP 11120024 A JP11120024 A JP 11120024A JP 12002499 A JP12002499 A JP 12002499A JP 2000311500 A JP2000311500 A JP 2000311500A
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JP11120024A
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Tomoteru Azuma
知輝 東
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボンディングワイヤやプローブ針がチップを
被い隠すようになり、チップ内部の配線信号をEBテス
タや金属プローブ針により評価解析を行う場合に支障を
きたしている。また、簡易なテスタでの大容量メモリの
評価解析が困難になるという問題も生じている。 【解決手段】 本発明は、シリアルなテストアドレスを
パラレルなテストアドレスに変換してアドレス信号線に
入力するシフトレジスタと、そのシフトレジスタとアド
レス信号線とを電気的に接続/非接続にするテストモー
ド用スイッチとを具備する。このように、テスト時には
従来技術より少ないPADでアドレス入力を可能とする
付加回路を各アドレス信号線に設けることにより、ボン
ディングワイヤ数又はプローブ針数を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、評価解析のための
テスト回路を含む半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリを動作させるには、アドレ
ス信号(A)、データ入出力信号(D)、ロウアドレス
制御信号(RAS)、カラムアドレス制御信号(CA
S)、書き込み制御信号(WE)など、各種の制御信号
(制御電位)をそれぞれのPADに与える必要がある。
それらのPADに電位を与える方法には、主にパッケー
ジを使用する方法と、プローブカードを使用する方法の
2つの方法がある。まず、図10(a)は、デバイスを
パッケージに入れた場合の図である。図10(b)はプ
ローブカードを使用する場合の図である。図10(a)
のように、デバイスをパッケージに入れた場合には、各
PADにボンディングワイヤを介してパッケージ端子と
接続し外部から電位を与える。また、図10(b)のよ
うに、ウェーハ状態時には図示せぬプローブカードより
プローブ針をPADに立ててプローブカードの外部端子
から電位を与える。ところで、これまで各PADの位置
は、チップの外周に配置されるのが一般的であった。し
かし近年、大容量化、高機能化等にともないPAD数が
増加したため、その配置場所が必要であるのと、配線遅
延を防止するためなどの理由で、PADがチップの中央
部にも配置される構成となってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】外部PADからは見る
ことの出来ないチップ内部の回路動作検証及び故障解析
を行うためには、EBテスターや金属プローブ針による
チップ内部の配線信号の評価解析が必要である。しか
し、図11(a)、図11(b)のようにボンディング
ワイヤやプローブ針がチップを被い隠すようになり、チ
ップ内部の配線をEBテスタや金属プローブ針により評
価解析を行う場合に支障をきたしている。また、大容量
になるとPAD数が多くなり、ブンディングワイヤ数や
プローブ数が多く必要となる。そのため、多くの信号を
チップに与えることのできない簡易なテスタでの大容量
メモリの評価解析が困難になるという問題も生じてい
る。本発明は、上記の問題点を解決するべくなされたも
のであり、上記従来技術より少ないPADでアドレス入
力を可能とする付加回路を各アドレス信号線に設けるこ
とにより、ボンディングワイヤ数又はプローブ針数を少
なくすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる半導体記
憶装置は、複数本ずつの互いに交差するワード線とビッ
ト線、及びこれらのワード線及びビット線の交差部に配
置されたメモリセルを有するメモリセルアレイと、前記
メモリセルアレイのワード線とビット線の選択を行うデ
コーダ回路と、前記ワード線とビット線の選択を行うア
ドレス信号をラッチするアドレスラッチ回路と、前記ア
ドレスラッチ回路に前記アドレス信号を供給するアドレ
ス信号線と、シリアルなテストアドレスをパラレルなテ
ストアドレスに変換して前記アドレス信号線に入力する
シリアル−パラレル変換回路と、前記シリアル−パラレ
ル変換回路と前記アドレス信号線とを電気的に接続/非
接続にするテストモード用スイッチと、を具備すること
を特徴とする。好ましくは、前記メモリセルアレイに対
してパラレルなデータの書き込み/読み出しを行うデー
タ入出力回路と、前記データ入出力回路に前記シリアル
−パラレル変換回路から出力された前記テストアドレス
を演算してテスト用データパターンを発生するアドレス
演算装置と、前記パラレルなデータをシリアルなデータ
に変換するパラレル−シリアル変換回路と、を更に具備
する。
【0005】また、好ましくは、前記シリアル−パラレ
ル変換回路と前記テストモード用スイッチとの間に配置
され、前記テストアドレスの出力タイミングを制御する
テストアドレス用スイッチと、前記テストアドレス用ス
イッチのオンオフ制御を行う制御回路と、を更に具備す
る。さらに好ましくは、前記テストモード用スイッチの
オンオフと相補的に前記アドレス信号線をプリチャージ
するプリチャージ回路を更に具備する。本発明は上記構
成を採用することにより、上記従来技術より少ないPA
Dでアドレス入力を可能とする付加回路を各アドレス信
号線に設けることにより、ボンディングワイヤ数又はプ
ローブ針数を少なくすることを可能とする。
【0006】
【発明の実施の形態】<本発明の第1の実施の形態>本
発明の第1の実施の形態について図面(図1〜図2)を
参酌して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態にか
かる半導体記憶装置を示す概略図である。本実施の形態
は、メモリテスト回路を有するダイナミックメモリに本
発明を適用したものである。しかし、本発明の適用はそ
の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは
言うまでもない。まず、図1に示すように、ダイナミッ
クメモリ1はメモリセルアレイ2を有する。このメモリ
セルアレイ2は、複数本ずつの互いに交差するワード線
4とビット線3、これらのワード線4とビット線3との
交差点に配置されたメモリセル5からなる。さらに、ダ
イナミックメモリ1は、メモリセルアレイ2に接続さ
れ、ワード線4又はビット線3を駆動するデコーダ回路
(ロウデコーダ回路6及びカラムデコーダ回路7)を有
する。さらにダイナミックメモリ1は、ロウデコーダ回
路6及びカラムデコーダ回路7に接続され、それぞれの
アドレスをラッチしておくアドレスラッチ回路(ロウア
ドレスラッチ回路8及びカラムアドレスラッチ回路9)
を有する。さらに、ダイナミックメモリ1は、カラムデ
コーダ回路7に接続され、メモリセル5から読み出され
たデータをラッチしておくデータラッチ回路10を有す
る。
【0007】また、各アドレスラッチ回路8、9にはア
ドレス信号線11が接続されている。これらのアドレス
信号線11の端には、アドレス信号用PAD(A0〜A
3)が配置されている。また、ロウアドレスラッチ回路
8にはロウアドレス制御(RAS)信号線12が接続さ
れている。このRAS信号線12の端には、RAS信号
用PAD13が配置され、ここからロウアドレスが入力
される。また、カラムアドレスラッチ回路9にはカラム
アドレス制御(CAS)信号線14が接続されている。
このCAS信号線14の端には、CAS信号用PAD1
5が配置され、ここからカラムアドレスが入力される。
また、カラムアドレスラッチ回路9には、書き込み制御
(WE)信号線16が接続されている。このWE信号線
16の端には、WE信号用PAD17が配置され、書き
込み/読み出しの制御を行っている。さらに、データラ
ッチ回路10には、データ入出力信号線18が接続され
ている、このデータ入出力信号線18の端には、データ
入出力用PAD(D0〜D3)が配置されている。次
に、アドレス信号線11に接続されているメモリテスト
回路19について説明する。このメモリテスト回路19
は、テストアドレス信号を入力するためのテストアドレ
ス入力PAD21と、アドレスシフトレジスタ20と、
アドレスシフトレジスタ20を動作させるためのクロッ
ク入力用PAD22と、アドレスシフトレジスタ20と
アドレス信号線11との間に配置されたスイッチングト
ランジスタ23と、テストモード時にスイッチングトラ
ンジスタ23をオンとする信号を入力するテストモード
信号PAD24とを有する。
【0008】ここで、スイッチングトランジスタ23
は、アドレスシフトレジスタ20とアドレス信号線11
とを接続/非接続するためのものである。また、アドレ
スシフトレジスタ20は、シリアルなテストアドレスを
パラレルなテストアドレスに変換するものであり、他の
シリアル−パラレル変換回路で代替することができる。
以下、メモリテスト回路19の動作について説明する。
テスト用のアドレス信号は、テストアドレス入力PAD
21に入力される。そのアドレス信号は、アドレスシフ
トレジスタ20を介してアドレス信号線11に入力され
る。したがってアドレス信号用PAD(A0〜A3)に
はボンディングワイヤもしくはプローブ針は立てる必要
がない。まず、アドレスシフトレジスタ20からの出力
をアドレス信号線11と接続するために、テストモード
信号PAD24にハイ電位を印可する。これにより、ス
イッチングトランジスタ23はオンとなる。次に、テス
トアドレス入力PAD21とクロック入力PAD22を
使用してアドレスシフトレジスタ20に所望のテスト用
アドレスを入力する。入力されたテスト用アドレスは、
スイッチングトランジスタ23を介してアドレス信号線
11に転送される。
【0009】その後は、通常時のアクセスと同様に、ロ
ウアドレスを入力する場合にはRAS信号を、カラムア
ドレスを入力する場合にはCAS信号を入力することで
ロウアドレスラッチ回路8又はカラムアドレスラッチ回
路9にテストアドレスがラッチされる。ラッチされたテ
ストアドレスはロウデコーダ回路6及びカラムデコーダ
回路7でそれぞれデコードされ、任意のワード線4とビ
ット線3が選択される。WE信号がイネーブルの時に
は、データ入出力信号用PAD(D0〜D3)からデー
タが入力され、選択されているメモリセル5にデータが
書き込まれる。WE信号がディセーブルの時には、選択
されているメモリ5セルからデータがデータ入出力信号
用PAD(D0〜D3)に読み出される。図2にメモリ
テスト回路19に用いられるアドレスシフトレジスタ2
0の回路構成の一例を示す。図2(a)は、アドレスシ
フトレジスタ20のブロック図であり、図2(b)はそ
の動作を示すタイミングチャート図である。図2(a)
に示したように、クロック入力PAD22から入力され
るクロックパルスと同期させて、テストアドレス入力P
AD21よりアドレス“0100”の順番で入力する。
図2(a)において“0100”というアドレスの下部
に示した矢印は、前記アドレスが時系列的に入力される
方向を示している。これにより、配線a、b、c、dか
らは0、0、1、0がそれぞれ出力されることとなる。
【0010】つまり、図2(b)に示したように、テス
トアドレス入力“0010”を4つのクロックパルスに
より図2(a)のDFF1からDFF4(DFFはディ
レイド・フリップ・フロップの略称)からなるシフトレ
ジスタに格納すれば、配線a〜配線dには、図2(b)
の右端に示されるようにアドレスが記憶される。このア
ドレスが、アドレス信号線11に出力されることとな
る。このようにして4つのシリアルなテストアドレス入
力をパラレルなテストアドレス入力に変換することによ
り、任意のアドレスに対してアクセスが可能となる。以
上のようにして、本発明の第1の実施の形態にかかる半
導体記憶装置によると、従来技術に比べてより少ないボ
ンディングワイヤ数又はプローブ針数で任意のアドレス
に低速でアクセスすることができる。これにより、EB
テスタや金属プローブ針によるチップ内部の配線信号の
解析が可能となる。また、簡易テスタでの大容量メモリ
の解析評価が可能となる。 <本発明の第2の実施の形態>本発明の第2の実施の形
態について図面(図3〜図5)を参酌して説明する。第
1の実施の形態においては、アドレス信号用PAD(A
0〜A3)に対するボンディングワイヤ数又はプローブ
針数を削減が可能となった。これに対し、本発明の第2
の実施の形態においては、データ入出力信号用PAD
(D0〜D3)のボンディングワイヤ数又はプローブ針
数をも削減するものである。
【0011】そのため、アドレスシフトレジスタ20の
出力であるテストアドレス信号からデータパターンを発
生させる演算装置25が備えられている。データ書き込
み時には、演算装置25からのデータパターンをデータ
入出力信号用PAD(D0〜D3)に入力する。そし
て、データ読み出し時には、メモリセル5からの出力デ
ータをデータ入出力信号用PAD(D0〜D3)に接続
されたデータシフトレジスタ26から読み出すものとす
る。このデータシフトレジスタ26は、クロック入力信
号用PAD27からのクロックに基づいて動作し、デー
タ出力PAD28からデータを出力する。なお、データ
シフトレジスタ26は、データラッチ回路10から出力
されてくるパラレルな出力データをシリアルな出力デー
タに変換するものであり、他のパラレル−シリアル変換
回路で代替することができる。なお、他の部分で、第1
の実施の形態と同様の部分については説明を省略する。
次に、メモリテスト回路19、演算装置25、データシ
フトレジスタ26及びその周辺の動作について説明す
る。テストアドレス信号は、テストアドレス入力PAD
21から入力される。そのテストアドレス信号は、アド
レスシフトレジスタ20を介してアドレス信号線11に
入力される。一方、アドレスシフトレジスタ20からの
出力は、アドレス信号線11だけでなく、演算装置25
へも送られる。そして、後述するように、テストアドレ
ス信号はこの演算装置25を介して所定のデータパター
ンとなり、データ入出力線18へ送られることとなる。
【0012】まず、テストモード信号PAD24に正電
位を印可する。これにより、テストモード信号線29が
正電位となり、スイッチングトランジスタ23がオンと
なり、アドレスシフトレジスタ20からの出力とアドレ
ス信号線11とが電気的に接続される。次に、テストア
ドレス入力PAD21とクロック入力PAD22を使用
してアドレスシフトレジスタ20に所望のテストアドレ
スを入力する。ここで入力されるテストアドレスはシリ
アルなデータである。この入力されたテストアドレス
は、アドレスシフトレジスタ20でパラレルなデータに
変換される。そして、パラレルなテストアドレスは、ス
イッチングトランジスタ23を介してアドレス信号線1
1に転送される。以上の仕組みは第1の実施の形態で説
明した通りである。一方で、アドレスシフトレジスタ2
0でパラレルなデータに変換されたテストアドレスは、
演算装置25へも送られる。演算装置25では、そのテ
スト用アドレスから所定のデータパターンが生成され
る。これについては後述する(図4参照)。その後は、
通常時のアクセスと同じようにロウアドレスを入力する
場合にはRAS信号を、カラムアドレスを入力する場合
にはCAS信号を入力することでロウアドレスラッチ回
路8又はカラムアドレスラッチ回路9にテスト用アドレ
スがラッチさる。ラッチされたテスト用アドレスは各ア
ドレスデコーダ6、7でデコードされ、任意のワード線
とビット線が選択される。WE信号がイネーブルの時に
は、演算装置25で生成されたデータが選択されている
セルに書き込まれる。WE信号がディセーブルの時に
は、選択されているセルから出力データがデータラッチ
回路10を介してデータシフトレジスタ26に読み出さ
れ、データ出力PAD28よりシリアルにデータを読み
出すことができる。このデータシフトレジスタ26につ
いても後述する(図5参照)。
【0013】図4は演算装置25の回路構成の一例を示
したブロック図である。例えばテスト用アドレスを+1
ずつインクリメントした場合(アドレスデータを0、
1、2、3としていく)に、データパターンを“0”
“1”“1”“0”と発生させたい場合について考え
る。この場合は、図4に示すようにテスト用アドレス信
号Ad0とAd1の2入力EX−OR回路32を接続す
ることで実現できる。このようにEX−OR回路などを
組み合わせることにより発生させたいデータパターンを
作成することが可能である。また、このEX−OR回路
の出力には、データ入出力線18との分離トランジスタ
30が接続されている。分離制御信号用PAD31に正
電位を印可することにより、データ入力時には分離トラ
ンジスタをONさせ、データ出力時にはOFFするよう
に動作させる。これにより、データ入力時には演算装置
25の出力をデータ入出力線18に接続させ、データ出
力時にはその接続を切ることができる。次に、図5にデ
ータシフトレジスタ26の回路構成の一例を示す。図5
(a)は、データシフトレジスタ26のブロック図であ
り、図5(b)はその動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0014】図5(a)に示されるように、データシフ
トレジスタ26はそれぞれ2個のインバータで構成され
るラッチ回路33とCMOSトランジスタ34とを交互
に縦列接続して構成されている。また、分離制御線35
の分離制御用PAD36にオン信号を印加することによ
りMOSトランジスタ44が導通状態となる。このMO
Sトランジスタ44は、データ入出力線18(18a〜
18d)とラッチ回路33との接続/非接続を制御する
ものである。MOSトランジスタ44が導通状態となる
と、データラッチ回路10からの出力データがデータ入
出力線18及びMOSトランジスタ44を介して各ラッ
チ回路33に入力される。ただし、データ出力PAD2
8側から数えて奇数番目(18d、18b)のデータ信
号は、インバータ38により論理反転されて入力され
る。これは、後述するように、各ラッチ回路33にラッ
チされたデータがクロックに応じてデータ出力PAD2
8側へ送られていく際にデータが反転していくことを考
慮したものである。つまり、このインバータ38が存在
することにより、データ入出力線18から送られてきた
データが、データ出力PAD28側から順番通りに出力
されるのである。
【0015】そして、分離制御線35に負電位を加える
ことにより、データ入出力線18をラッチ回路33から
電気的に分断し、クロック入力用PAD37からクロッ
ク信号を入力する。すると、インバータ39により相互
に反転したクロック信号が各CMOSトランジスタ34
を構成する両MOSトランジスタのゲートにそれぞれ印
加される。これにより、各ラッチ回路33にラッチされ
ていたデータ信号はクロック信号に基づいて順次データ
出力PAD28側に転送される。このようにして、パラ
レルなデータであるデータ入出力線18からのデータ
が、その順番通りにシリアルなデータとしてデータ出力
PAD28に出力される。例えば、データ出力として、
データ入出力線18a〜18dから出力データ“1”
“1”“0”“1”がそれぞれ入力された場合を考え
る。入力された出力データは各ラッチ回路33でラッチ
される。その後、分離制御用PAD36に分離制御信号
を印加することにより分離制御線35で各ラッチ回路3
3とデータ入出力線18とを分離する。切断後、クロッ
ク入力用PAD37からクロック信号をCMOSトラン
ジスタ34に入力することにより、各ラッチ回路33に
ラッチされていた出力データは、順次データ出力PAD
28側に転送される。そして、図5(b)に示されるよ
うに、データ入出力線18からのデータ順、即ち、
“1”“0”“1”“1”の順番でデータ出力PAD2
8にシリアルに出力される。
【0016】以上のようにして、本発明の第2の実施の
形態にかかる半導体記憶装置によると、第1の実施の形
態と同様の効果を得ることができる。さらに、データの
入出力に、データ入出力信号用PAD(D0〜D3)を
用いる代わりに、データ入出力用PAD28を用いる。
そのため、テスト時のデータ入出力用のPADへのボン
ディングワイヤ数又はプローブ針数も削減することが可
能となる。このようにして、第1の実施の形態より、さ
らに少ないボンディングワイヤ数もしくはプローブ針数
で任意のアドレスを低速にアクセスすることが可能とな
る。 <本発明の第3の実施の形態>本発明の第3の実施の形
態について図面(図6〜図7)を参酌して説明する。第
3の実施の形態では、図6及び図7に示したように、そ
れぞれ図1及び図3の場合についてアドレスシフトレジ
スタ20の出力配線とスイッチングトランジスタ23の
間に更にスイッチングトランジスタ39を設けるもので
ある。そして、このスイッチングトランジスタ39をト
リガ信号で制御する。トリガ信号はトリガ信号PAD4
0から入力される。そして、このスイッチングトランジ
スタ39は、テストアドレス信号をアドレス信号線11
に転送するタイミングを制御するテストアドレス用スイ
ッチの役割を果たす。
【0017】このように、トリガ信号を用いてアドレス
信号線11にテストアドレス信号を転送するタイミング
を制御する。これにより、RAS信号もしくはCAS信
号に対するテストアドレス信号のセットアップタイム、
ホールドタイムを変化させて測定することが可能とな
る。 <本発明の第4の実施の形態>本発明の第4の実施の形
態について図面(図8〜図9)を参酌して説明する。本
発明では、テストモード時にはアドレス信号用PAD
(A0〜A3)からテストアドレスを入力しないことと
なる。そのため、電源投入時にアドレス信号線11がフ
ローティングとなり電流増加を引き起こす原因となる場
合がある。そこで、第4の実施の形態では、アドレス信
号線11にプリチャージ回路43を接続することにより
この問題の発生を抑制する。図8及び図9は、それぞれ
図1及び図3の場合についてアドレス信号線11にプリ
チャージ回路43を接続したものである。プリチャージ
回路43は、プリチャージ用トランジスタ41とその配
線、プリチャージ用制御PADを有する。プリチャージ
用トランジスタ41は、プリチャージ用制御PAD42
から入力される制御信号によりオン/オフされる。
【0018】プリチャージのタイミングとして、テスト
モード信号PAD24にハイ電位が印可されているとき
(テストアドレスがアドレス信号線11に送られている
状態)には、プリチャージ用制御PAD42にロウ電位
を印可し、プリチャージ用トランジスタ41をオフとす
る。一方、テストモード信号PAD24にロウ電位が印
可されているときには、プリチャージ用制御PAD42
にハイ電位を印可して、プリチャージ用トランジスタ4
1をオンとする。これにより、電源投入時にアドレス信
号線11がフローティングとなるのを防止することが可
能となる。このように、プリチャージ用制御PAD42
には、テストモード信号PAD24と相補的な信号を入
力することが考えられる。なお、図8及び図9では、プ
リチャージ用トランジスタ41としてMOSFETを用
いる場合を示したが、必ずしもMOSFETである必要
はなく、バイポーラトランジスタを用いることもでき
る。またトランジスタでなくても、スイッチング可能な
素子であればよい。その他本発明の要旨を逸脱しない範
囲で、種々変形して実施することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、従来の技術より少ないPAD
でアドレス入力を可能とする付加回路を各アドレス信号
線に設けることにより、ボンディングワイヤ数又はプロ
ーブ針数を少なくすることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にかかる半導体記憶
装置の概略図。
【図2】 図1におけるアドレスシフトレジスタの構成
とその動作を示す図。
【図3】 本発明の第2の実施形態にかかる半導体記憶
装置の概略図。
【図4】 図3における演算装置の回路構成例を示す
図。
【図5】 図3におけるデータアドレスシフトレジスタ
の構成とその動作を示す図。
【図6】 アドレス信号の出力タイミングを制御するト
ランジスタを有する本発明の第3の実施形態を示す図。
【図7】 アドレス信号の出力タイミングを制御するト
ランジスタを有する本発明の第3の実施形態を示す図。
【図8】 アドレス線のプリチャージトランジスタを有
する本発明の第4の実施形態を示す図。
【図9】 アドレス線のプリチャージトランジスタを有
する本発明の第4の実施形態を示す図。
【図10】 チップ外周にPADがある場合のボンディ
ングワイヤ及びプローブ針の位置を示す図(従来技
術)。
【図11】 チップ中央にPADがある場合のボンディ
ングワイヤ及びプローブ針の位置を示す図(従来技
術)。
【符号の説明】
1・…ダイナミックメモリ、2・…メモリセルアレイ、3
・…ビット線、4・…ワード線、5・…メモリセル、6・…
ロウデコーダ回路、7・…カラムデコーダ回路、8・…ロ
ウアドレスラッチ回路、9・…カラムアドレスラッチ回
路、10・…データラッチ回路、11・…アドレス信号
線、A0〜A4・…アドレス信号用PAD、12・…RA
S信号線、13・…RAS信号用PAD、14・…CAS
信号線、15・…CAS信号用PAD、16・…WE信号
線、17・…WE信号用PAD、18・…データ入出力
線、D0〜D3・…データ入出力信号用PAD、19・…
メモリテスト回路、20・…アドレスシフトレジスタ、
21・…テストアドレス入力PAD、22・…クロック入
力PAD、23・…スイッチングトランジスタ、24・…
テストモード信号PAD、25・…演算装置、26・…デ
ータシフトレジスタ、27・…クロック入力信号用PA
D、28・…データ出力PAD、29・…テストモード信
号線、30・…分離トランジスタ、31・…分離制御信号
用PAD、32・…EX−OR回路、33・…ラッチ回
路、34・…CMOSトランジスタ、35・…分離制御
線、36・…分離制御用PAD、37・…クロック入力用
PAD、38・…インバータ、39・…インバータ、40
・…トリガ信号PAD、41・…プリチャージ用トランジ
スタ、42・…プリチャージ用制御PAD、43・…プリ
チャージ回路、44・…スイッチングトランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G032 AA01 AA07 AH04 AK14 5L106 AA01 DD11 DD22 GG06 9A001 BB03 BB04 BB05 JJ49 KK31 LL05 LL08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本ずつの互いに交差するワード線と
    ビット線、及びこれらのワード線及びビット線の交差部
    に配置されたメモリセルを有するメモリセルアレイと、 前記メモリセルアレイのワード線とビット線の選択を行
    うデコーダ回路と、 前記ワード線とビット線の選択を行うアドレス信号をラ
    ッチするアドレスラッチ回路と、 前記アドレスラッチ回路に前記アドレス信号を供給する
    アドレス信号線と、 シリアルなテストアドレスをパラレルなテストアドレス
    に変換して前記アドレス信号線に入力するシリアル−パ
    ラレル変換回路と、 前記シリアル−パラレル変換回路と前記アドレス信号線
    とを電気的に接続/非接続にするテストモード用スイッ
    チと、 を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリセルアレイに対してパラレル
    なデータの書き込み/読み出しを行うデータ入出力回路
    と、 前記データ入出力回路に前記シリアル−パラレル変換回
    路から出力された前記テストアドレスを演算してテスト
    用データパターンを発生するアドレス演算装置と、 前記パラレルなデータをシリアルなデータに変換するパ
    ラレル−シリアル変換回路とを更に具備することを特徴
    とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記シリアル−パラレル変換回路と前記
    テストモード用スイッチとの間に配置され、前記テスト
    アドレスの出力タイミングを制御するテストアドレス用
    スイッチと、 前記テストアドレス用スイッチのオンオフ制御を行う制
    御回路と、 を更に具備することを特徴とする請求項1又は2記載の
    半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記テストモード用スイッチのオンオフ
    と相補的に前記アドレス信号線をプリチャージするプリ
    チャージ回路を更に具備することを特徴とする請求項1
    乃至3記載の半導体記憶装置。
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