JP2000310992A - コンテンツデータのスクランブル、デスクランブル方法、エンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末 - Google Patents

コンテンツデータのスクランブル、デスクランブル方法、エンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末

Info

Publication number
JP2000310992A
JP2000310992A JP11088124A JP8812499A JP2000310992A JP 2000310992 A JP2000310992 A JP 2000310992A JP 11088124 A JP11088124 A JP 11088124A JP 8812499 A JP8812499 A JP 8812499A JP 2000310992 A JP2000310992 A JP 2000310992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
content
audio data
section
audio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11088124A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Tanaka
美昭 田中
Shoji Ueno
昭治 植野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP11088124A priority Critical patent/JP2000310992A/ja
Publication of JP2000310992A publication Critical patent/JP2000310992A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオデータを含むコンテンツデータの
配信システムにおいて、オーディオデータがないときに
スクランブルコードが知られることを防止する。 【解決手段】 エンコード装置43Aでは、オーディオ
データがオーデーオデータの1パック長の部分パック長
毎に無音区間を検出されて、無音区間又は無音に近い区
間ではスルーパスの出力信号が選択され、有音区間では
スクランブルがかけられてEX−OR回路2の出力信号
が選択される。また、再生側ではスクランブルされたオ
ーディオデータがスクランブルコードとの間で所定の論
理和がとられてデスクランブルされ、無音区間ではその
ままの出力信号が選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオデータ
を含むコンテンツデータの配信システムにおけるコンテ
ンツデータのスクランブル、デスクランブル方法、エン
コード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽データ等を通信回線を用いて
配信するシステム(特開平7−147063、特開平9
−146820)や通信衛星を用いて配信するシステム
(特開平7−143081、特開平10−16399
1)が提案されている。
【0003】そして、本願出願人は、去る平成10年1
0月9日付けの特願平10―288487号により更に
具体的な提案をした。この提案における主要な発明は、
「携帯端末ID及び電子マネーを販売店設置端末へ送信
し、有料コンテンツデータを受信するユーザ携帯端末
と、前記携帯端末ID及び前記電子マネーを前記携帯端
末から受け取り課金センターへ送信すると共に、コンテ
ンツID及び設置端末IDも課金センターへ送信する販
売店設置端末と、前記コンテンツID、前記携帯端末I
D、前記設置端末ID及び前記電子マネーを販売店設置
端末から受信する課金センターと、前記コンテンツI
D、前記携帯端末ID及び前記設置端末IDを受信し、
前記有料コンテンツデータを前記販売店設置端末を経由
して前記携帯端末へ配信するコンテンツセンターと、配
信システム」である。
【0004】ところで、このような一例のシステムにお
ける配信の一例は有料であり、著作権の管理上の問題か
ら、有料となるコンテンツデータを所定の方式によりス
クランブルをかけるようにしている。そのスクランブル
方式の一例としては、DVD(デジタル・ビデオ・ディ
スク、デジタル・バーサタイル・ディスク)で行ってい
る方式がある。この方式では、ビデオデータはCSS
(コンテンツ・スクランブル・システム)と呼ばれる方
式でスクランブルされている。このCSS方式ではスク
ランブル時には原データと、スクランブルコードとして
のPN符号との排他的論理和がとられてスクランブルさ
れ、デスクランブル時にはスクランブルされたデータ
と、デスクランブルコードとしてのスクランブル時と同
じPN符号との排他的論理和がとられてデスクランブル
されるようになっている。また、他のスクランブル方式
の一例としては、スクランブル時にはカオス関数による
数値を原データに加えてスクランブルされ、デスクラン
ブル時にはスクランブルされたデータからカオス関数値
を減じてデスクランブルされるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オーデ
ィオデータを含むコンテンツデータを配信するような場
合は、特に、オーディオ信号は無音区間が存在し、無音
区間のオーディオデータのビットはオールゼロになった
り、それに近くなるので、例えば、このオーディオデー
タをPN符号との間で排他的論理和をとってスクランブ
ルした場合に、このスクランブルされたデータとPN符
号との排他的論理和をとると、PN符号がそのまま出力
され、したがって、PN符号が知られるという問題点が
ある。
【0006】そこで、本発明はこのような例の問題点に
鑑み、少なくともオーディオデータを含むコンテンツデ
ータを配信するシステムにおいて、スクランブルをかけ
る際に、オーディオデータとスクランブルコードとの排
他的論理和をとるときに用いられるスクランブルコード
やカオス関数が知られることを防止することができるオ
ーディオデータのスクランブル、デスクランブル方法、
エンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の1)〜5)の手段より成る。すなわ
ち、
【0008】1)少なくともオーディオデータを含むコ
ンテンツデータを配信するコンテンツセンターと、前記
コンテンツデータの配信を要求するユーザ端末とを少な
くとも有し、これらを通信手段で結んでデータ配信を行
うコンテンツデータ配信システムにおいて、所定データ
長から成るオーディオデータの部分データ長毎の無音区
間を検出するステップと、所定のスクランブルキーに応
じて前記無音区間でない区間では所定の方式で前記オー
ディオデータをスクランブルし、前記無音区間ではオー
ディオデータをスクランブルしないステップと、前記ス
クランブルされた又はスクランブルされない前記オーデ
ィオデータと、それらデータ区間に対するスクランブル
の有無を示すフラグとを要求したユーザ端末に伝送する
ステップと、前記ユーザ端末において、前記無音区間で
ない区間では所定の方式で前記オーディオデータをデス
クランブルし、前記無音区間では前記オーディオデータ
をデスクランブルしないステップとを、有するコンテン
ツデータのスクランブル、デスクランブル方法。
【0009】2)少なくともオーディオデータを含むコ
ンテンツデータを配信するコンテンツセンターと、前記
コンテンツデータの配信を要求するユーザ端末とを少な
くとも有し、これらを通信手段で結んでデータ配信を行
うコンテンツデータ配信システムに用いられるエンコー
ド装置であって、所定データ長から成るオーディオデー
タの部分データ長毎の無音区間を検出する手段と、所定
のスクランブルキーに応じて前記オーディオデータを所
定の方式でスクランブルし、前記無音区間では前記オー
ディオデータをスクランブルしないスクランブル手段
と、前記スクランブルされた又はスクランブルされない
前記オーディオデータとスクランブルの有無を示すフラ
グと前記スクランブルキーを暗号化したキーとを有する
データ構造にフォーマット化する手段とを、有するコン
テンツデータのエンコード装置。
【0010】3)少なくともオーディオデータを含むコ
ンテンツデータを配信するコンテンツセンターと、前記
コンテンツデータの配信を要求するユーザ端末とを少な
くとも有し、これらを通信手段で結んでデータ配信を行
うコンテンツデータの配信システムに用いられる記録媒
体であって、所定データ長から成るオーディオデータの
部分データ長毎の無音区間を検出し、所定のスクランブ
ルキーに応じて前記無音区間でない区間では所定の方式
で前記オーディオデータをスクランブルし、前記無音区
間ではオーディオデータをスクランブルしないで、少な
くとも、前記スクランブルされた又はスクランブルされ
ない前記オーディオデータとスクランブルの有無を示す
フラグとを有するデータ構造が記録されたコンテンツデ
ータの記録媒体。
【0011】4)少なくともオーディオデータを含むコ
ンテンツデータを配信するコンテンツセンターと、前記
コンテンツデータの配信を要求するユーザ端末とを少な
くとも有するコンテンツデータ配信システムにおけるコ
ンテンツデータの配信方法であって、前記コンテンツデ
ータは、少なくとも前記ユーザ端末のID及びコンテン
ツデータの内容識別情報とが設定される共通ヘッダと、
コンテンツセットから成り、前記コンテンツセットに
は、所定データ長から成るオーディオデータの部分デー
タ長毎の無音区間を検出し、所定のスクランブルキーに
応じて前記無音区間でない区間では所定の方式で前記オ
ーディオデータをスクランブルし、前記無音区間では前
記オーディオデータをスクランブルしないで、少なくと
も、前記スクランブルされた又はスクランブルされない
前記オーディオデータとスクランブルの有無を示すフラ
グとを有するデータが配列されて配信されることを特徴
とするコンテンツデータの配信方法。
【0012】5)少なくともオーディオデータを含むコ
ンテンツデータを配信するコンテンツセンターと、前記
コンテンツデータの配信を要求するユーザ端末とを少な
くとも有し、これらを通信手段で結んでデータ配信を行
うコンテンツデータの配信システムに用いられ、所定デ
ータ長から成るオーディオデータの部分データ長毎の無
音区間を検出し、所定のスクランブルキーに応じて前記
無音区間でない区間では所定の方式で前記オーディオデ
ータをスクランブルし、前記無音区間では前記オーディ
オデータをスクランブルしないで、少なくとも、前記ス
クランブルされた又はスクランブルされない前記オーデ
ィオデータとスクランブルの有無を示すフラグとを有す
るデータ構造をデスクランブルすると共にデフォーマッ
ト化するユーザ端末であって、前記無音区間でない区間
では所定の方式で前記オーディオデータをデスクランブ
ルし、前記無音区間では前記フラグに基づいて前記オー
ディオデータをデスクランブルしない手段を、有するユ
ーザ端末。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明をする。図1(a)及び(b)は、本発
明が適用される少なくともオーディオデータを含むコン
テンツデータを配信するシステムの全体観念ブロック図
である。システムは、ユーザ携帯端末(送信側)40、
販売店設置端末41、課金センター(管理センター)4
2、コンテンツセンター43、通信回線44、通信衛星
45、ユーザ携帯端末(受信側)46により構成され
る。
【0014】各携帯端末40、46は、それぞれ固有の
識別コード(以下、プレイヤーID又はユーザ端末ID
とする。)を有する。また、各コンテンツもそれぞれ固
有の識別コード(以下、コンテンツIDとする。)を有
する。携帯端末40は、販売店設置端末41にコンテン
ツデータの送信を要求する。その際、携帯端末40は、
コンテンツIDとプレイヤーIDを送信する。
【0015】各販売店設置端末41も、それぞれ固有の
識別コード(以下、事業者IDとする。)を有する。コ
ンテンツデータの送信を要求された設置端末41は、携
帯端末40からコンテンツデータの送信要求があった旨
を前記の各送信データと共に課金センター42及びコン
テンツセンター43へ通知する。
【0016】課金センター42へコンテンツID、プレ
イヤーID及び事業者IDが通知される。課金センター
42は、予め作成してある料金表を参照してコンテンツ
IDに対応するコンテンツデータ料の送付要求を通信回
線44、設置端末41を経由して携帯端末40に送る。
【0017】コンテンツデータ料の送付を要求された携
帯端末40は、コンテンツ料として電子マネーを設置端
末41、通信回線44を経由して課金センター42へ送
る。電子マネーとしては、ICチップに貨幣金額を記憶
しておきICカードリーダーを通じて支払いを行うIC
カード型電子マネー(例えば、モンデックス、VISA
キャッシュ)または電子財布(例えば、NTTフレキシ
ブル電子チケット)等が使用できる。
【0018】課金センター42は、所定の電子マネーを
受領したらその旨をコンテンツセンター43へ通知す
る。コンテンツセンター43は、課金センター42から
電子マネー受領通知を受け取ったら、通信衛星45、設
置端末41を経由して携帯端末40へコンテンツデータ
を送る。
【0019】設置端末41を経由して携帯端末40がコ
ンテンツデータを受信した後は、携帯端末40を設置端
末41から取り外して自由に持ち運び可能であり、いつ
でもどこでも受信したコンテンツデータ(例えば、音楽
データ)を再生して楽しむことができる。
【0020】同図(b)に示すように、コンテンツデー
タ受領後、携帯端末(送信側)40を設置端末41から
取り外し、自由に持ち運ぶことができ、かつ携帯端末
(送信側)40に記憶されたコンテンツデータは、携帯
端末(受信側)46にコピー(転送)することができ
る。かかるコピーには設置端末41は関与しない。つま
り、設置端末41が無い所で、携帯端末(送信側)40
と携帯端末(受信側)46との間でコンテンツデータを
コピーすることができる。携帯端末間でのコンテンツデ
ータのコピーに対しても課金がなされ、携帯端末(受信
側)46から携帯端末(送信側)40へコンテンツデー
タ料に相当する電子マネーが送られる。また、携帯端末
間でコンテンツデータのコピーが行われると、携帯端末
(受信側)46の携帯端末ID及びコピーされたコンテ
ンツデータのコンテンツIDが転送履歴として、携帯端
末(送信側)40に記憶される。この転送履歴は、携帯
端末(送信側)40を後日、販売店設置端末41に接続
したときに、前記電子マネーと共に、販売店設置端末4
1に吸い上げられ、課金センター42へ転送される。こ
れにより、どのコンテンツをどの携帯端末が入手したの
かという情報、及び電子マネーが課金センター42に集
められる。
【0021】なお、携帯端末(送信側)40と携帯端末
(受信側)46は、便宜上「送信側」、「受信側」とし
て区別するが、いずれも送受信の両機能を有し、装置と
しては同じ物である。そして、「送信側」とは、携帯端
末間でデータを転送するときに「送信側」となることを
意味し、「受信側」とは、携帯端末間でデータを転送す
るときに「受信側」となることを意味する。
【0022】図2は、送信側のエンコード装置の構成を
示すブロック図である。エンコード装置43Aは、コン
テンツセンター43(図1)に設置され、送信データを
所定フォーマットにエンコードするために使用される。
【0023】図2において、例えばステレオ2チャネル
L、Rのオーディオ信号はA/D変換器1によりチャン
ネル毎にMビットのデジタルデータに変換され、次いで
各チャネルのMビットデータがそれぞれパラレルでM個
のEX−OR回路2の一方の各入力端子に印加される。
PN符号発生器3はプレーヤーIDに応じてスクランブ
ルキー決定部9で決定されたスクランブルキーにより1
ワードがセクタ毎に初期値が与えられて周期パルスによ
り、Mビットに対応するワード数のPN符号を発生して
それぞれパラレルでEX−OR回路2の他方の入力端子
に出力し、したがって、オーディオデータがPN符号と
の間で排他的論理和がとられてスクランブルされる。こ
のスクランブルされたオーディオデータはスイッチ4の
一方の入力端子に印加され、また、A/D変換器1によ
り変換されたオーディオデータはスイッチ4の他方の入
力端子に印加される。スイッチ4はスクランブル設定フ
ラグFscにより切り換えられ、スイッチ4により選択さ
れたデータがDVDオーディオフォーマット化回路8に
印加される。また、プレイヤーIDのデータと、このプ
レイヤーIDにより暗号化部10で暗号されたスクラン
ブルキーデータ(暗号キーデータ)も同様にDVDオー
ディオフォーマット化回路8に印加される。
【0024】更に、A/D変換器1により変換された2
チャネルL、Rのオーディオ信号はそれぞれ無音区間検
出器6L、6Rに印加されて、図3に詳しく示すリファ
レンスデータに基づいて無音区間又は無音に近い区間が
検出される。例えば、図示しないデータカウンタ等から
構成される検出器により後述のオーディオデータのパッ
クの始まり(前半部)とそのパックの1/2の位置(後
半部)とが検出されて、この1/2パック毎(パックの
前半と後半毎に)にリファレンスデータが参照されるよ
うになっている。リファレンスデータは、図3に示すよ
うに、MビットのデータがN個連続して「+0」又は
「−0」であるか否かを判定するためのコードであり、
Nは例えばスクランブル用のシリアルコードのワード数
=64の半分である。この検出信号はORゲート7によ
り論理和がとられてどちらかのチャネルの無音区間又は
無音に近い区間が検出され、スクランブル設定フラグF
scとしてスイッチ4の制御端子に印加される。そして、
スイッチ4により無音でない区間又は無音に近くない区
間ではEX−OR回路2の出力信号が選択され、他方、
無音区間又は無音に近い区間ではスルーパスの出力信号
が選択される。
【0025】DVDオーディオフォーマット化回路8
は、スクランブルされた又はスクランブルされないオー
ディオデータを応用物理情報部のタイトルセット内の圧
縮PCMのオーディオパック(Aパック)に収容し、ス
クランブル設定フラグFscを前記の応用物理情報部のデ
ータを管理する物理情報部に収容するようにしている。
また、前述のデータをDVDオーディオディスクやメモ
リICに記録する場合には、物理情報部に収容されるデ
ータがリードインエリアに記録され、応用物理情報部に
収容されるデータがデータエリアに記録されるようにな
っている。尚、DVDオーディオディスクにおけるエリ
アの構成は周知の構成であり、内周から外周に向かって
PCA(ポスト・カッテイング・エリア)エリア、リー
ドインエリア、データエリア、リードアウトエリアとい
うように構成されている。
【0026】図4はその圧縮PCMのAパックを示す図
で、2048バイト以下で構成され、その内訳は14バ
イトのパックヘッダとAパケットにより構成されてい
る。Aパケットは17、9又は14バイトのパケットヘ
ッダと、プライベートヘッダと、1ないし2011バイ
トのオーディオデータ(スクランブルされた又はされな
い圧縮PCMデータ)により構成されている。
【0027】プライベートヘッダは、 ・8ビットのサブストリームIDと、 ・ISRC内の4ビットの保留領域と、 ・ISRC内の4ビットのISRC番号と、 ・ISRC内の8ビットのISRCデータと、 ・8ビットのプライベートヘッダ長と、 ・16ビットの第1アクセスユニットポインタと、 ・6バイトのオーディオデータ情報(ADI)と ・0〜7バイトのスタッフィングバイトにより構成され
ている。
【0028】ADIは ・8ビットの前方アクセスユニット・サーチポインタ
(圧縮時に1秒先のアドレスを読み出すことができる)
と、 ・8ビットの後方アクセスユニット・サーチポインタ
(同1秒後のアドレスを読み出すために用いる)と、 ・4ビットのグループ「1」のオーディオ・サンプリン
グ周波数fs1と、 ・4ビットのグループ「2」のオーディオ・サンプリン
グ周波数fs2と、 ・4ビットの保留領域と、 ・4ビットのマルチチャネルタイプと、 ・3ビットの保留領域と、 ・5ビットのチャネル割り当て情報と、 ・8ビットのダイナミックレンジ制御情報より構成され
ている。
【0029】次に図5を参照してDVDオーディオフォ
ーマット化回路8の処理を説明する。まず、データの入
力毎にオーディオパックのスタート時間(前半部)か後
半部の位置かを判断し(ステップS1)、スタート時間
の場合にはデータカウンタDCをセットしてカウントを
開始させ(ステップS2)、次いでスクランブル設定フ
ラグFscの管理データをリセットし(ステップS3)、
次いでステップS4に進む。他方、ステップS1におい
てスタート時間でない場合にはステップS4に進み、ス
クランブル設定フラグFscを判断する。
【0030】そして、ステップS4において「スクラン
ブル設定有り」の場合にはデータカウンタDCのカウン
ト値がN以上か否かを判断し(ステップS5)、データ
カウンタDCのカウント値がN以上の場合にはスクラン
ブル設定フラグFscの管理データをセットし(ステップ
S6)、次いでステップS7に進む。ここで、一例とし
て2チャネル、M=24ビット、1パック内のオーディ
オデータが1800バイトの場合、1/2パックではデ
ータカウンタDCのカウント値は最大150となるが、
N=32である。他方、ステップS4において「スクラ
ンブル設定有り」でない場合とステップS5においてデ
ータカウンタDCのカウント値がN以上でない場合には
そのままステップS7に進む。ステップS7ではオーデ
ィオパックの前半部の終了か後半部の終了かを判断し、
終了でない場合にはステップS1に戻り、終了の場合に
はステップ8に進む。ステップ8では、パック全体の終
了か否かが判断され、終了でない場合にはこの処理を終
了する。そして、スクランブル設定フラグFscの管理デ
ータに基づいてスクランブル設定フラグFscを物理情報
部(後述の図6)にセットする。
【0031】なお、このスクランブル設定フラグFsc
は、物理情報部だけでなく上記のADIの保留領域にも
セットされて良い。そうすることにより、設定フラグが
2重に設定されることになり、どちらを用いても無音区
間を検出できるので、デコードが多様に行える便利さを
実現できる。
【0032】また、オーディオデータに付随するテキス
トデータをともに収容する場合には、このテキストデー
タはスクランブルされることなくDVDオーディオフォ
ーマット化回路8によりテキストデータパック(図示せ
ず)にフォーマット化される。
【0033】また、DVDオーディオ規格によるオーデ
ィオデータの圧縮PCMはロスレス圧縮方式が採用され
ているが、圧縮方式はMPEGで採用されるロスあり圧
縮方式でもよく、あるいは他の圧縮方式でもよくそれに
限定されるものではない。
【0034】このようにして、DVDオーディオフォー
マット化回路8でフォーマット化されたデータは、出力
端子に供給されて、図示しない記録手段により例えばD
VDオーディオディスクやメモリディバイスに記録され
たり、衛星放送の送信機(図示しない)やインターネッ
トにより送られる。データ配信では出力データをさらに
特有の暗号(配信暗号)を施すようにしている。
【0035】図6は、DVDオーデーディオフォーマッ
ト回路8で生成される送信時のデータ構造を示す。同図
(a)に示すように、同データは、共通ヘッダエリアと
各コンテンツエリアから構成される。共通ヘッダエリア
は、プレイヤーIDエリア、スクランブルキーエリア、
タイトル情報エリア、コンテンツセット数エリア、使用
エリア情報エリア、転送用プリペイドエリア、転送履歴
エリアから構成される。
【0036】プレイヤーIDエリアは、ユーザ端末を正
規のものであるかを確認するIDを格納するためのエリ
アである。プレイヤーIDは、まずデータ転送先からデ
ータ転送元へ送られる。つまり、携帯端末40が設置端
末41からデータを受け取る場合は、携帯端末40のプ
レイヤーIDが携帯端末40から設置端末41へ送られ
る。また、携帯端末46が携帯端末40からデータを受
け取る場合は、携帯端末46のプレイヤーIDが携帯端
末46から携帯端末40へ送られる。
【0037】スクランブルキーエリアは、暗号処理にお
いて秘密鍵として使用される前述の暗号化されたスクラ
ンブルキーを格納するためのエリアである。タイトル情
報エリアは、コンテンツ内容が識別可能な文字列からな
るタイトル情報を格納するエリアである。コンテンツセ
ット数エリアには、コンテンツエリアに格納されている
コンテンツセットの総数が格納される。このエリア内の
使用エリア情報エリアには、全国を複数に分けたエリア
名が格納される。日本の場合には、関東、関西、九州、
北海道などであり、世界の場合には、国名を使用する。
転送用プリペイドエリアには、コンテンツの販売情報
(対価)が格納される。
【0038】また、転送履歴エリアは、コンテンツID
(以下、CIDとする。)エリア、転送回数エリア、転
送日時エリアから構成される。転送回数とは、送信側と
なる携帯端末40から受信側となる携帯端末46へデー
タを転送した回数をいい、転送日時とはこの転送を行っ
た日時を指す。
【0039】図6(b)は各コンテンツエリアの詳細な
データ構造を示す。同図に示すように、コンテンツエリ
アは、コンテンツヘッダエリアとこれに続くコンテンツ
データエリアとから構成される。コンテンツヘッダエリ
アは、コンテンツIDエリア、事業者IDエリア、プレ
イヤーIDエリア、転送レベルフラグエリア、付加情報
エリアから構成される。
【0040】事業者IDエリアには、配信データを受信
する各設置端末に割り当てられた識別コードである事業
者IDが格納される。転送レベルフラグエリアには、転
送レートの種類である転送レベルフラグが格納される。
付加情報エリアには、TOC(Total Of Co
ntents)等の付加情報が格納される。TOCは、
いわゆる曲の頭出しのためのアドレス情報と演奏時間等
を記録した目次である。TOCは共通ヘッダに、あるい
は共通ヘッダとコンテンツヘッダの両方に格納するよう
にしてもよい。
【0041】コンテンツデータエリアには、DVDオー
ディオ規格によるスクランブルキーデータ(暗号キーデ
ータ)が格納される物理情報部と、オーディオ管理情報
(AMG)と、スクランブル化された前記図4で示した
圧縮PCMのAパックと、それに続いて同様のデータ構
造となっているテキストデータが組み合わされたオーデ
ィオタイトルからなるコンテンツセットが格納される。
【0042】次に図7を参照してユーザ端末装置内の再
生手段40A,46Aについて説明する。装置内の入力
された記憶部23から再生されたデータストリームは、
データ変更部24で配信暗号を解かれ、DVDオーディ
オフォーマット化回路11によりデフォーマット化され
て、スクランブルされたオーディオデータと、プレイヤ
ーIDのデータとスクランブル設定フラグFscに分離さ
れる。また、前述のスクランブルキーエリアから暗号キ
ーデータが読み出され、暗号キーデータの解読部11a
においてプレイヤーID22から読み取ったプレイヤー
IDを用いて解読される。したがって、正当なユーザ端
末でない場合には暗号キーデータは解読できず、スクラ
ンブルを解くことができない。スクランブル設定フラグ
Fscは、スイッチ回路15の制御端子に印加される。P
N符号発生器12は、デーフォーマット回路11から供
給されるキーデータと初期値発生回路18から供給され
る初期値とに応じたPN符号をクロック毎に発生し、ス
クランブルされたオーディオデータがEX−OR回路1
3によりこのPN符号との間で排他的論理和がとられて
デスクランブルされる。なお、このPN符号の発生アル
ゴリズムはキーデータにより変更されると共に発生コー
ドは固定長ではなく、関数的に発生されて無限に続き、
初期値で初期化されるようになっている。また、前記初
期値発生回路18は、コンテンツの再生位置情報が入来
するシステム制御回路20からのセクタ情報に基づいて
初期値を発生するようになっているものである。
【0043】このデスクランブルされたオーディオデー
タはスイッチ15の一方の入力端子bに印加され、ま
た、スクランブルされないオーディオデータがスイッチ
15の他方の入力端子aに印加される。そして、スクラ
ンブル設定フラグFscに基づいてスイッチ15により、
無音区間又は無音に近い区間でない区間ではEX−OR
回路13の出力信号が選択され、他方、無音区間又は無
音に近い区間ではスルーパスの出力信号が選択されてD
/A変換器16でアナログオーディオ信号に変換され
る。また、図示省略されているが、テキストデータパッ
クがDVDオーディオデフォーマット化回路11により
分離されてテキストデータ発生器17を介して文字情報
として出力される。
【0044】また、受信したコンテンツデータのコンテ
ンツ料に相当する電子マネーが、電子財布19から支払
われる。また、TOCをTOCメモリ18に記録してお
くと記憶部23に記憶した高速なコンテンツのサーチが
行える。TOCは、第1のコンテンツセット、第2のコ
ンテンツセット、・・・、第Nのコンテンツセットをユ
ーザが操作手部21より指定した場合、システム制御部
20を介してTOCの対応箇所を参照し、そのアドレ
ス、再生時間等を読み、アクセスを開始すると共に、再
生時間の表示等を行うためのものである。コンテンツの
ヘッダをスキャンする必要がないので、いわゆる待ち時
間がなく、アクセスしやすいので、高速スキャン(イン
トロスキャン)にも有効に使うことができる。また、図
7の端末を転送(送信)に用いる場合、記憶部23に記
憶されたコンテンツはデータ変更部24により配信暗号
が解かれ、データ転送インタフェース25から転送され
る。また、図7の端末が他の端末からコンテンツを受信
する場合、データ変更部24により配信暗号を施してか
ら記憶部23に記憶される。
【0045】次に、図8及び図9を用いて第2実施例に
係るエンコード装置及びユーザ端末内の再生手段につき
説明する。なお、上記第1実施例と同一構成要素につて
は同一符号を付して詳細な説明を省略するか、説明その
ものを省略する。図8は、その第2の実施例に係るエン
コード装置43Bを示す図で、同図において、入力され
たステレオ2チャネルL、Rのオーディオ信号はA/D
変換器1によりチャンネル毎にMビットのデジタルデー
タに変換され、次いで各チャネルのMビットデータがそ
れぞれパラレルでM個のEX−OR回路2の一方の各入
力端子に印加される。また、図示しない判断部でユーザ
端末から送信されたプレーヤーIDが正規のIDである
かが判断され、正規のIDであると判断された場合に
は、乱数発生器9aに一致情報が出力される。乱数発生
器9aではこの一致情報に基づいてスクランブルキーが
PN符号発生器3に出力される。PN符号発生器3で
は、このスクランブルキーにより、1ワードがセクタ毎
に初期値として与えられ、周期パルスによって、Mビッ
トに対応するワード数のPN符号を発生してそれぞれパ
ラレルでEX−OR回路2の他方の入力端子に出力す
る。したがって、PN符号との間で排他的論理和がとら
れてスクランブルされることになる。このスクランブル
されたオーディオデータはスイッチ4の一方の入力端子
に印加され、また、A/D変換器1により変換されたオ
ーディオデータはスイッチ4の他方の入力端子に印加さ
れる。スイッチ4は後述の無音区間の検出に基づいて発
生されるスクランブル設定フラグFscにより切り換えら
れ、スイッチ4により選択されたデータがDVDオーデ
ィオフォーマット化回路8aに印加されることになる。
【0046】また、前記A/D変換器1に入来するオー
ディオデータのコンテンツ内容の識別が可能なタイトル
情報(文字情報)が関数発生器10aに供給される。こ
の関数発生器10aでは、前記タイトル情報に応じた例
えばハッシュ値を発生し、このハッシュ値が前述の乱数
発生器9で発生されたスクランブルキーと共に暗号化部
10に供給される。この暗号化部10ではハッシュ値に
基づいてスクランブルキーを暗号化し、この暗号化され
たスクランブルーがDVDオーディオフォーマット化回
路8に供給される。
【0047】そして、図9はそのユーザ端末内の再生手
段40B,46Bの第2実施例を示すブロック図であ
る。同図において、装置内の入力された記憶部23から
再生されたデータストリームは配信暗号が解かれ、DV
Dオーディオデフォーマット化回路11aによりデフォ
ーマット化されて、スクランブルされたオーディオデー
タとスクランブル設定フラグFscとに分離され、スクラ
ンブルされたオーディオデータは、スイッチ回路15の
制御端子aに印加されると共にEX−OR回路13の一
方に供給される。また、スクランブル設定フラグFsc
は、スイッチ回路15の制御端子bに供給される。
【0048】同時に、記憶部23からは前記のコンテン
ツヘッダ内のタイトル情報と共通ヘッダ内に格納された
暗号化されたスクランブルキーが読み出され、そのタイ
トル情報がエンコード側に設けられたと同じ関数発生器
26に供給されてハッシュ値を発生し、このハッシュ値
が復暗号化部27の一方に供給される。また、この復暗
号化部27の他方には暗号化されたスクランブルキーが
供給されるようになっており、この暗号化されたスクラ
ンブルキーがハッシュ値により復暗号化されて暗号化前
のスクランブルキーにされる。そして、このスクランブ
ルキーがPN符号発生器12の一方に供給される。
【0049】このPN符号発生器12は、システム制御
部20からセクタ情報に基づいて供給される初期値に応
じたPN符号をクロック毎に発生し、前記のスクランブ
ルキーに応じてデスクランブル用の信号を発生し、EX
−OR回路13においてこのデスクランブル用の信号と
前述のスクランブルされたオーディオデータとの間で排
他的論理和がとられてデスクランブルされる。以降、前
述の第1実施例と同様にして、スイッチ15がスクラン
ブル設定フラグFscによって切り換えられて、無音でな
い区間又は無音に近くない区間ではEX−OR回路13
の出力信号が選択され、無音区間又は無音に近い区間で
はスルーパスの出力信号が選択されるようになってい
る。
【0050】従って、この第2の実施例によれば、エン
コード側及びユーザ端末側にそれぞれにコンテンツのタ
イトル情報に基づいて発生する共通の秘密鍵となる関数
発生器を設け、この秘密鍵を直接送受信の対象とするよ
うなことをしないため、秘密鍵が送信途中で盗用されよ
うなことがない。
【0051】なお、上記実施例ではCSS方式によるス
クランブル方式をもって説明したが、カオス関数方式な
どの他のスクランブル方式でもよい。また、上記実施例
ではDVDオーディオをもってデータ構造を説明した
が、これはデータ構造の一例であり、例えばマルチメデ
ィアサービスに用いられるデータ放送伝送プロトコル
(MPEG規格が代表とされる)であってもよいのであ
ってこれに限定されるものではない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
なくともオーディオデータを含む有料のコンテンツデー
タを送信する場合にも、所定データ長のオーディオデー
タの部分データ毎にきめ細かく無音区間又は無音に近い
区間を検出して、それらの区間ではオーディオデータを
スクランブルしないようにしたので、オーディオデータ
とスクランブルコードとの排他的論理和をとる場合にス
クランブルコードが知られたり、カオス関数が用いられ
る場合に、カオス関数が知られることを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される送受信を行うシステム全体
を観念的に示すブロック図である。
【図2】本発明に係る送信側のエンコード装置の第1実
施例を示すブロック図である。
【図3】図2のリファレンスデータを詳しく示す説明図
である。
【図4】DVDオーディオディスクのオーディオパック
のフォーマットを示す説明図である。
【図5】エンコード装置おけるDVDオーディオフォー
マット化回路の処理を示すフローチャートである。
【図6】送信時のデータ構造を示す図である。
【図7】本発明に係るユーザ端末内の再生手段の第1実
施形態を示すブロック図である。
【図8】本発明に係る送信側のエンコード装置の第2実
施例を示すブロック図である。
【図9】本発明に係るユーザ端末内の再生手段の第2実
施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 EX−OR回路(PN符号発生器3と共に、排他的
論理和によるスクランブル手段を構成する。) 3,12 PN符号発生器 5,14 インバータ(他のスクランブル手段) 6L,6R 無音区間検出器(ORゲート7と共に、無
音区間検出手段を構成する。) 7 ORゲート 8,8a DVDオーディオフォーマット化回路(フォ
ーマット化手段) 13 EX−OR回路(PN符号発生器12と共に、排
他的論理和によるデスクランブル手段を構成する。) 19 電子財布 40,46 ユーザ携帯端末 40A,40B,46A,46B 再生手段 41 販売店設置端末 43 コンテンツセンター 43A,43B エンコード装置 45 通信衛星
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J104 AA33 AA42 AA43 BA03 JA04 NA02 PA04 PA05 PA07 PA11 5K101 KK18 PP03 9A001 BB04 EE03 HH15 JJ19 KK60 KK62 LL03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともオーディオデータを含むコンテ
    ンツデータを配信するコンテンツセンターと、前記コン
    テンツデータの配信を要求するユーザ端末とを少なくと
    も有し、これらを通信手段で結んでデータ配信を行うコ
    ンテンツデータ配信システムにおいて、 所定データ長から成るオーディオデータの部分データ長
    毎の無音区間を検出するステップと、 所定のスクランブルキーに応じて前記無音区間でない区
    間では所定の方式で前記オーディオデータをスクランブ
    ルし、前記無音区間ではオーディオデータをスクランブ
    ルしないステップと、 前記スクランブルされた又はスクランブルされない前記
    オーディオデータと、それらデータ区間に対するスクラ
    ンブルの有無を示すフラグとを要求したユーザ端末に伝
    送するステップと、 前記ユーザ端末において、前記無音区間でない区間では
    所定の方式で前記オーディオデータをデスクランブル
    し、前記無音区間では前記オーディオデータをデスクラ
    ンブルしないステップとを、有するコンテンツデータの
    スクランブル、デスクランブル方法。
  2. 【請求項2】少なくともオーディオデータを含むコンテ
    ンツデータを配信するコンテンツセンターと、前記コン
    テンツデータの配信を要求するユーザ端末とを少なくと
    も有し、これらを通信手段で結んでデータ配信を行うコ
    ンテンツデータ配信システムに用いられるエンコード装
    置であって、 所定データ長から成るオーディオデータの部分データ長
    毎の無音区間を検出する手段と、 所定のスクランブルキーに応じて前記オーディオデータ
    を所定の方式でスクランブルし、前記無音区間では前記
    オーディオデータをスクランブルしないスクランブル手
    段と、 前記スクランブルされた又はスクランブルされない前記
    オーディオデータとスクランブルの有無を示すフラグと
    前記スクランブルキーを暗号化したキーとを有するデー
    タ構造にフォーマット化する手段とを、 有するコンテンツデータのエンコード装置。
  3. 【請求項3】少なくともオーディオデータを含むコンテ
    ンツデータを配信するコンテンツセンターと、前記コン
    テンツデータの配信を要求するユーザ端末とを少なくと
    も有し、これらを通信手段で結んでデータ配信を行うコ
    ンテンツデータの配信システムに用いられる記録媒体で
    あって、 所定データ長から成るオーディオデータの部分データ長
    毎の無音区間を検出し、所定のスクランブルキーに応じ
    て前記無音区間でない区間では所定の方式で前記オーデ
    ィオデータをスクランブルし、前記無音区間ではオーデ
    ィオデータをスクランブルしないで、少なくとも、前記
    スクランブルされた又はスクランブルされない前記オー
    ディオデータとスクランブルの有無を示すフラグとを有
    するデータ構造が記録されたコンテンツデータの記録媒
    体。
  4. 【請求項4】少なくともオーディオデータを含むコンテ
    ンツデータを配信するコンテンツセンターと、前記コン
    テンツデータの配信を要求するユーザ端末とを少なくと
    も有するコンテンツデータ配信システムにおけるコンテ
    ンツデータの配信方法であって、 前記コンテンツデータは、少なくとも前記ユーザ端末の
    ID及びコンテンツデータの内容識別情報とが設定され
    る共通ヘッダと、コンテンツセットから成り、 前記コンテンツセットには、所定データ長から成るオー
    ディオデータの部分データ長毎の無音区間を検出し、所
    定のスクランブルキーに応じて前記無音区間でない区間
    では所定の方式で前記オーディオデータをスクランブル
    し、前記無音区間では前記オーディオデータをスクラン
    ブルしないで、少なくとも、前記スクランブルされた又
    はスクランブルされない前記オーディオデータとスクラ
    ンブルの有無を示すフラグとを有するデータが配列され
    て配信されることを特徴とするコンテンツデータの配信
    方法。
  5. 【請求項5】少なくともオーディオデータを含むコンテ
    ンツデータを配信するコンテンツセンターと、前記コン
    テンツデータの配信を要求するユーザ端末とを少なくと
    も有し、これらを通信手段で結んでデータ配信を行うコ
    ンテンツデータの配信システムに用いられ、 所定データ長から成るオーディオデータの部分データ長
    毎の無音区間を検出し、所定のスクランブルキーに応じ
    て前記無音区間でない区間では所定の方式で前記オーデ
    ィオデータをスクランブルし、前記無音区間では前記オ
    ーディオデータをスクランブルしないで、少なくとも、
    前記スクランブルされた又はスクランブルされない前記
    オーディオデータとスクランブルの有無を示すフラグと
    を有するデータ構造をデスクランブルすると共にデフォ
    ーマット化するユーザ端末であって、 前記無音区間でない区間では所定の方式で前記オーディ
    オデータをデスクランブルし、前記無音区間では前記フ
    ラグに基づいて前記オーディオデータをデスクランブル
    しない手段を、有するユーザ端末。
JP11088124A 1999-02-25 1999-03-30 コンテンツデータのスクランブル、デスクランブル方法、エンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末 Pending JP2000310992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11088124A JP2000310992A (ja) 1999-02-25 1999-03-30 コンテンツデータのスクランブル、デスクランブル方法、エンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-48075 1999-02-25
JP4807599 1999-02-25
JP11088124A JP2000310992A (ja) 1999-02-25 1999-03-30 コンテンツデータのスクランブル、デスクランブル方法、エンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000310992A true JP2000310992A (ja) 2000-11-07

Family

ID=26388299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11088124A Pending JP2000310992A (ja) 1999-02-25 1999-03-30 コンテンツデータのスクランブル、デスクランブル方法、エンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000310992A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5236005B2 (ja) * 2008-10-10 2013-07-17 日本電信電話株式会社 符号化方法、符号化装置、復号方法、復号装置、プログラム及び記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5236005B2 (ja) * 2008-10-10 2013-07-17 日本電信電話株式会社 符号化方法、符号化装置、復号方法、復号装置、プログラム及び記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7113927B1 (en) Data distribution system, data distribution method, portable terminal with data receiving capability, portable terminal with data transmitting/receiving capability, recording medium onto which data content is recorded, encoding apparatus, and decoding apparatus
US6834346B1 (en) Content processing system
US7913273B2 (en) System and method for receiving broadcast audio/video works and for enabling a consumer to purchase the received audio/video works
JP4460159B2 (ja) 前処理された情報埋め込みシステム
US6222924B1 (en) Scrambling of digital media objects in connection with transmission and storage
KR20020003541A (ko) 디지털 데이터 전송방법과 장치, 디지털 데이터재생방법과 장치, 디지털 데이터 복사방법과 장치, 데이터기록매체와, 디지털 데이터의 저장 및 재생방법
KR20050109620A (ko) 데이터복호장치 및 방법, 부과금정보처리장치 및 방법,데이터재생장치 및 방법, 전자화폐, 전자이용권과,단말장치
US20050111662A1 (en) Method for internet distribution of music and other streaming media
JP2003022337A (ja) コンテンツ配信システム及び方法、情報提供装置、並びに情報端末装置
JP2000310992A (ja) コンテンツデータのスクランブル、デスクランブル方法、エンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末
JP3823634B2 (ja) エンコード装置、デコード装置及び通信方法
JP2000286837A (ja) コンテンツデータのエンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末
JP2000286887A (ja) コンテンツデータのエンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末
JP2000284789A (ja) コンテンツデータのスクランブル、デスクランブル方法、エンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末
JP2000286835A (ja) コンテンツデータのスクランブル、デスクランブル方法、エンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末
JP2000252975A (ja) コンテンツデ―タのスクランブル、デスクランブル方法、エンコ―ド装置、記録媒体、配信方法及びユ―ザ端末
JP2002032668A (ja) 課金情報処理方法及び課金情報処理装置
JP2000284790A (ja) コンテンツデータのエンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末
JP2000286834A (ja) コンテンツデータのスクランブル、デスクランブル方法、エンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末
JP2000286807A (ja) コンテンツデータのエンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末
JP2000286838A (ja) コンテンツデータのエンコード装置、記録媒体、配信方法及びユーザ端末
JP2000252977A (ja) コンテンツデ―タのスクランブル、デスクランブル方法、エンコ―ド装置、記録媒体及びユ―ザ端末
JP2002312606A (ja) コンテンツ供給システム、コンテンツ再生伝送装置及び方法、並びにコンテンツ受信再生装置及び方法
JP2002015089A (ja) コンテンツデータ再生装置
JP2001136505A (ja) データ復号装置および方法、課金情報処理装置および方法、並びにデータ再生装置および方法