JP2000310243A - 電磁連結装置 - Google Patents
電磁連結装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラスチック材製のアーマチュア
支持部材にアーマチュアが支持された電磁連結装置にお
いて、アーマチュア支持部材の耐久性向上を図る。 【解決手段】 アーマチュア支持部材9は、リベ
ットの挿入穴13cが形成された内側環状部13と、リ
ベットの挿入穴14dが形成された外側環状部14と、
隣接する挿入穴13c間の円周方向中央となる内側環状
部13の外周面と、隣接する挿入穴14d間の円周方向
中央となる外側環状部14の内周面とを結合したV字状
の連結部15と、この連結部15に形成された梁部15
cが設けられている。また連結部15は、内側環状部1
3から外側環状部14に向かって傾斜した外側面に形成
され、ねじり荷重に対するばね特性が向上されている。
このような形状からなるアーマチュア支持部材9は、内
側環状部13がアーマチュアハブにリベットで固定され
るとともに、挿入穴14dが形成された外側環状部14
の可撓部14bにアーマチュアがリベットで固定され
る。
支持部材にアーマチュアが支持された電磁連結装置にお
いて、アーマチュア支持部材の耐久性向上を図る。 【解決手段】 アーマチュア支持部材9は、リベ
ットの挿入穴13cが形成された内側環状部13と、リ
ベットの挿入穴14dが形成された外側環状部14と、
隣接する挿入穴13c間の円周方向中央となる内側環状
部13の外周面と、隣接する挿入穴14d間の円周方向
中央となる外側環状部14の内周面とを結合したV字状
の連結部15と、この連結部15に形成された梁部15
cが設けられている。また連結部15は、内側環状部1
3から外側環状部14に向かって傾斜した外側面に形成
され、ねじり荷重に対するばね特性が向上されている。
このような形状からなるアーマチュア支持部材9は、内
側環状部13がアーマチュアハブにリベットで固定され
るとともに、挿入穴14dが形成された外側環状部14
の可撓部14bにアーマチュアがリベットで固定され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カーエアコン用
コンプレッサなどに装着される電磁連結装置に関するも
のである。
コンプレッサなどに装着される電磁連結装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電磁連結装置は、励磁コイルに通電する
ことにより発生する磁束の磁気吸引力により、第1回転
部材に軸線方向にのみ移動自在に支持されたアーマチュ
アの摩擦面を、このアーマチュアと0.5mm程度の僅か
なエアギャップを隔て対向する第2回転部材のロータの
摩擦面に磁気吸着させることにより、第1回転部材と第
2回転部材を一体に連結する構造になっている。また、
アーマチュアを第1回転部材に支持する手段としては、
板ばねやダンパゴムなどの弾性部材により支持する構造
や、このような弾性部材を設けることなく、第1回転部
材を構成する部材に弾性変形が可能な可撓部を一体に設
け、その可撓部にアーマチュアを固定する構造が知られ
ている。
ことにより発生する磁束の磁気吸引力により、第1回転
部材に軸線方向にのみ移動自在に支持されたアーマチュ
アの摩擦面を、このアーマチュアと0.5mm程度の僅か
なエアギャップを隔て対向する第2回転部材のロータの
摩擦面に磁気吸着させることにより、第1回転部材と第
2回転部材を一体に連結する構造になっている。また、
アーマチュアを第1回転部材に支持する手段としては、
板ばねやダンパゴムなどの弾性部材により支持する構造
や、このような弾性部材を設けることなく、第1回転部
材を構成する部材に弾性変形が可能な可撓部を一体に設
け、その可撓部にアーマチュアを固定する構造が知られ
ている。
【0003】第1回転部材に可撓部を設けた電磁連結装
置は、特開平10−213154号公報において説明さ
れている。その公報の第3発明の電磁連結装置は、カー
エアコン用コンプレッサの回転軸に装着されたアーマチ
ュアハブと、このアーマチュアハブのフランジ部に固定
されたプラスチック材製のアーマチュア支持部材とで第
1回転部材が構成され、アーマチュア支持部材に一体に
形成された弾性変形が可能な可撓部にアーマチュアを固
定した構造になっている。
置は、特開平10−213154号公報において説明さ
れている。その公報の第3発明の電磁連結装置は、カー
エアコン用コンプレッサの回転軸に装着されたアーマチ
ュアハブと、このアーマチュアハブのフランジ部に固定
されたプラスチック材製のアーマチュア支持部材とで第
1回転部材が構成され、アーマチュア支持部材に一体に
形成された弾性変形が可能な可撓部にアーマチュアを固
定した構造になっている。
【0004】アーマチュア支持部材は、平面視円板状に
形成され、円周方向を3等分する部位に形成された連結
部と、各連結部において半径方向に延設された角柱状の
リブと、隣接するリブ間に形成され、リブと平行に形成
された第1のスリット部の端部から隣接するリブ側へ円
弧状に延び、U字状の第3のスリット部で結合された第
2のスリット部が設けられたスリットと、このスリット
を形成することにより設けられた円弧状の可撓部が形成
されている。また、アーマチュア支持部材のアーマチュ
アが配設される側の側面のうち、可撓部が設けられた側
面は低く形成されているとともに、可撓部以外の部位の
側面(非可撓部)をアーマチュアの側面が当接する第1
のストッパ面として設けられている。また更に可撓部に
は、U字状の第3のスリット部を形成することにより半
径方向内側に突出した取付け部が設けられ、その取付け
部の壁面が、第3のスリット部を隔て可撓部以外の部位
の壁面と円周方向で対向する構造になっている。そし
て、可撓部以外の部位の壁面を、カーエアコン用コンプ
レッサの負荷により弾性変形する可撓部の壁面が当接す
る第2のストッパ面としている。
形成され、円周方向を3等分する部位に形成された連結
部と、各連結部において半径方向に延設された角柱状の
リブと、隣接するリブ間に形成され、リブと平行に形成
された第1のスリット部の端部から隣接するリブ側へ円
弧状に延び、U字状の第3のスリット部で結合された第
2のスリット部が設けられたスリットと、このスリット
を形成することにより設けられた円弧状の可撓部が形成
されている。また、アーマチュア支持部材のアーマチュ
アが配設される側の側面のうち、可撓部が設けられた側
面は低く形成されているとともに、可撓部以外の部位の
側面(非可撓部)をアーマチュアの側面が当接する第1
のストッパ面として設けられている。また更に可撓部に
は、U字状の第3のスリット部を形成することにより半
径方向内側に突出した取付け部が設けられ、その取付け
部の壁面が、第3のスリット部を隔て可撓部以外の部位
の壁面と円周方向で対向する構造になっている。そし
て、可撓部以外の部位の壁面を、カーエアコン用コンプ
レッサの負荷により弾性変形する可撓部の壁面が当接す
る第2のストッパ面としている。
【0005】このような形状からなるプラスチック材製
のアーマチュア支持部材は、アーマチュアハブのフラン
ジ部にリベットで固定される。また、アーマチュアを第
1のストッパ面に当接させた状態で可撓部を弾性変形す
るとともに、その取付け部とアーマチュアはリベットで
固定される。そして、アーマチュアを軸線方向にのみ移
動自在に支持した第1回転部材は、カーエアコン用コン
プレッサの回転軸にスプライン嵌合され当て板とボルト
により固定される。一方、コンプレッサのハウジングに
は、外周面にプーリが溶着された第2回転部材のロータ
が回転自在に支持されるとともに、ロータの環状溝内に
遊嵌されたフィールドコアが固定される。
のアーマチュア支持部材は、アーマチュアハブのフラン
ジ部にリベットで固定される。また、アーマチュアを第
1のストッパ面に当接させた状態で可撓部を弾性変形す
るとともに、その取付け部とアーマチュアはリベットで
固定される。そして、アーマチュアを軸線方向にのみ移
動自在に支持した第1回転部材は、カーエアコン用コン
プレッサの回転軸にスプライン嵌合され当て板とボルト
により固定される。一方、コンプレッサのハウジングに
は、外周面にプーリが溶着された第2回転部材のロータ
が回転自在に支持されるとともに、ロータの環状溝内に
遊嵌されたフィールドコアが固定される。
【0006】このような構造からなる従来の電磁連結装
置は、プーリに掛けられるベルトを介して自動車エンジ
ンの動力がロータに伝達される。したがって、フィール
ドコアに収容された励磁コイルに通電して磁束を発生す
ることにより、アーマチュア支持部材の可撓部の弾性復
帰力に抗して、アーマチュアは回転しているロータに磁
気吸着されるので、コンプレッサを駆動することができ
る。また、励磁コイルへの通電を断てば磁束が消滅する
ので、アーマチュア支持部材の可撓部の弾性復帰力によ
り、アーマチュアは、アーマチュア支持部材の第1のス
トッパ面に当接するまで後退しロータから離間する。し
たがって、回転軸への動力伝達が遮断されるのでコンプ
レッサは停止する。
置は、プーリに掛けられるベルトを介して自動車エンジ
ンの動力がロータに伝達される。したがって、フィール
ドコアに収容された励磁コイルに通電して磁束を発生す
ることにより、アーマチュア支持部材の可撓部の弾性復
帰力に抗して、アーマチュアは回転しているロータに磁
気吸着されるので、コンプレッサを駆動することができ
る。また、励磁コイルへの通電を断てば磁束が消滅する
ので、アーマチュア支持部材の可撓部の弾性復帰力によ
り、アーマチュアは、アーマチュア支持部材の第1のス
トッパ面に当接するまで後退しロータから離間する。し
たがって、回転軸への動力伝達が遮断されるのでコンプ
レッサは停止する。
【0007】このように動力伝達と動力伝達の遮断を繰
り返す電磁連結装置は、アーマチュアがロータに磁気吸
着されこれらが完全に同期回転するまで、可撓部に作用
する負荷が急上昇する。また、コンプレッサを駆動して
いるとき回転軸の負荷変動があり、可撓部には高負荷が
作用するが、従来の電磁連結装置は、アーマチュアやロ
ータの回転方向に弾性変形した可撓部の壁面が第2のス
トッパ面に当接することにより、可撓部の弾性変形の許
容角度が制限され、可撓部の破損が防止されている。
り返す電磁連結装置は、アーマチュアがロータに磁気吸
着されこれらが完全に同期回転するまで、可撓部に作用
する負荷が急上昇する。また、コンプレッサを駆動して
いるとき回転軸の負荷変動があり、可撓部には高負荷が
作用するが、従来の電磁連結装置は、アーマチュアやロ
ータの回転方向に弾性変形した可撓部の壁面が第2のス
トッパ面に当接することにより、可撓部の弾性変形の許
容角度が制限され、可撓部の破損が防止されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁連結装置
は、第1〜第3のスリット部からなるスリットを形成す
ることによりアーマチュア支持部材の可撓部を設けると
ともに、高負荷により弾性変形した可撓部が破損しない
ように第2のストッパ面を設けていた。しかしながら、
スリットの溝幅は小さく形成されているため、またコン
プレッサの負荷変動により可撓部に作用する負荷の変動
が生じるため、可撓部の壁面が第2のストッパ面に当た
り不快な当接音が発生することがあった。このような当
接音の問題は、スリットの溝幅を大きくすることにより
解決されるが、従来の電磁連結装置は、可撓部の両端部
と角柱状のリブが形成された連結部との結合部分に応力
が集中して亀裂を生じるなどの問題もあった。この発明
は、耐久性に優れたアーマチュア支持部材が設けられた
電磁連結装置を提供することを目的とする。
は、第1〜第3のスリット部からなるスリットを形成す
ることによりアーマチュア支持部材の可撓部を設けると
ともに、高負荷により弾性変形した可撓部が破損しない
ように第2のストッパ面を設けていた。しかしながら、
スリットの溝幅は小さく形成されているため、またコン
プレッサの負荷変動により可撓部に作用する負荷の変動
が生じるため、可撓部の壁面が第2のストッパ面に当た
り不快な当接音が発生することがあった。このような当
接音の問題は、スリットの溝幅を大きくすることにより
解決されるが、従来の電磁連結装置は、可撓部の両端部
と角柱状のリブが形成された連結部との結合部分に応力
が集中して亀裂を生じるなどの問題もあった。この発明
は、耐久性に優れたアーマチュア支持部材が設けられた
電磁連結装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明の電磁連結装置は、アーマチュアハ
ブ(7)と、このアーマチュアハブ(7)のフランジ部
(7b)に複数の第1固定部材(8)により固定された
プラスチック材製のアーマチュア支持部材(9)と、こ
のアーマチュア支持部材(9)に複数の第2固定部材
(17)により固定され軸線方向にのみ移動自在なアー
マチュア(3)と、このアーマチュア(3)を磁気吸引
する磁束を発生する励磁コイル(22)が収容されたフ
ィールドコア(6)が設けられ、前記アーマチュア支持
部材(9)には、円周方向に間隔を隔て外周面から半径
方向外側へ半円状に突出するとともに前記第1固定部材
(8)が挿入される挿入穴(13c)が形成された複数
の基端取付け部(13a)が設けられた内側環状部(1
3)と、円周方向に間隔を隔て半径方向内側へ内周面か
ら半円状に突出するとともに、前記第2固定部材(1
7)が挿入される挿入穴(14d)が形成された複数の
自由端取付け部(14c)が設けられ、前記自由端取付
け部(14c)は隙間を隔て前記基端取付け部(13
a)と半径方向で対向している外側環状部(14)と、
前記内側環状部(13)の外周面のうち隣接する前記基
端取付け部(13a)間の円周方向中央となる部位の外
周面と、前記外側環状部(14)の内周面のうち隣接す
る前記自由端取付け部(14c)間の円周方向中央とな
る部位の内周面との間に架設され半径方向に延びている
とともに、前記アーマチュア(3)と対向する平坦な内
側面と、前記内側環状部(13)側から前記外側環状部
(14)に向かって低くなる傾斜した外側面が形成され
た複数の連結部(15)と、前記内側環状部(13)と
前記外側環状部(14)及び前記連結部(15)で包囲
された部位に形成された貫通部(16)が設けられてい
ることを特徴とする。
るために、第1発明の電磁連結装置は、アーマチュアハ
ブ(7)と、このアーマチュアハブ(7)のフランジ部
(7b)に複数の第1固定部材(8)により固定された
プラスチック材製のアーマチュア支持部材(9)と、こ
のアーマチュア支持部材(9)に複数の第2固定部材
(17)により固定され軸線方向にのみ移動自在なアー
マチュア(3)と、このアーマチュア(3)を磁気吸引
する磁束を発生する励磁コイル(22)が収容されたフ
ィールドコア(6)が設けられ、前記アーマチュア支持
部材(9)には、円周方向に間隔を隔て外周面から半径
方向外側へ半円状に突出するとともに前記第1固定部材
(8)が挿入される挿入穴(13c)が形成された複数
の基端取付け部(13a)が設けられた内側環状部(1
3)と、円周方向に間隔を隔て半径方向内側へ内周面か
ら半円状に突出するとともに、前記第2固定部材(1
7)が挿入される挿入穴(14d)が形成された複数の
自由端取付け部(14c)が設けられ、前記自由端取付
け部(14c)は隙間を隔て前記基端取付け部(13
a)と半径方向で対向している外側環状部(14)と、
前記内側環状部(13)の外周面のうち隣接する前記基
端取付け部(13a)間の円周方向中央となる部位の外
周面と、前記外側環状部(14)の内周面のうち隣接す
る前記自由端取付け部(14c)間の円周方向中央とな
る部位の内周面との間に架設され半径方向に延びている
とともに、前記アーマチュア(3)と対向する平坦な内
側面と、前記内側環状部(13)側から前記外側環状部
(14)に向かって低くなる傾斜した外側面が形成され
た複数の連結部(15)と、前記内側環状部(13)と
前記外側環状部(14)及び前記連結部(15)で包囲
された部位に形成された貫通部(16)が設けられてい
ることを特徴とする。
【0010】このような構造からなる電磁連結装置は、
アーマチュア支持部材(9)を、内側環状部(13)の
外周面のうち隣接する基端取付け部(13a)間の円周
方向中央となる部位の外周面と、外側環状部(14)の
内周面のうち隣接する自由端取付け部(14c)間の円
周方向中央となる部位の外周面との間に、アーマチュア
(3)と対向する平坦な内側面と、内側環状部側(1
3)から外側環状部(14)に向かって肉厚が薄くなる
ように傾斜した外側面が形成された複数の連結部(1
5)を架設するとともに、内側環状部(13)と外側環
状部(14)及び連結部(15)で包囲された部位に貫
通部(16)が設けられた形状にしたので、従来の電磁
連結装置において問題になっていた不快な当接音の問題
は解消される。
アーマチュア支持部材(9)を、内側環状部(13)の
外周面のうち隣接する基端取付け部(13a)間の円周
方向中央となる部位の外周面と、外側環状部(14)の
内周面のうち隣接する自由端取付け部(14c)間の円
周方向中央となる部位の外周面との間に、アーマチュア
(3)と対向する平坦な内側面と、内側環状部側(1
3)から外側環状部(14)に向かって肉厚が薄くなる
ように傾斜した外側面が形成された複数の連結部(1
5)を架設するとともに、内側環状部(13)と外側環
状部(14)及び連結部(15)で包囲された部位に貫
通部(16)が設けられた形状にしたので、従来の電磁
連結装置において問題になっていた不快な当接音の問題
は解消される。
【0011】また、従来の電磁連結装置に設けられてい
た角柱状のリブが形成された連結部と相違し、内側環状
部(13)側から外側環状部(14)に向かって低くな
る傾斜した外側面が形成された連結部(15)とし、ね
じり方向のばね特性を向上させたので、外側環状部(1
4)と連結部(15)との結合部分に集中することなく
応力は分散される。したがって、耐久性に優れたアーマ
チュア支持部材(9)が設けられた電磁連結装置を提供
することができる。
た角柱状のリブが形成された連結部と相違し、内側環状
部(13)側から外側環状部(14)に向かって低くな
る傾斜した外側面が形成された連結部(15)とし、ね
じり方向のばね特性を向上させたので、外側環状部(1
4)と連結部(15)との結合部分に集中することなく
応力は分散される。したがって、耐久性に優れたアーマ
チュア支持部材(9)が設けられた電磁連結装置を提供
することができる。
【0012】第2発明の電磁連結装置は、第1発明の電
磁連結装置において、アーマチュア支持部材(9)の外
側環状部(14)には、内周面側の縁に沿って円周方向
に延びた面高のリブ(14e)が形成されていることを
特徴とする。このような構造からなる電磁連結装置は、
固定部材(17)によりアーマチュア(3)が固定され
る外側環状部(14)の耐久性が向上される。
磁連結装置において、アーマチュア支持部材(9)の外
側環状部(14)には、内周面側の縁に沿って円周方向
に延びた面高のリブ(14e)が形成されていることを
特徴とする。このような構造からなる電磁連結装置は、
固定部材(17)によりアーマチュア(3)が固定され
る外側環状部(14)の耐久性が向上される。
【0013】第3発明の電磁連結装置は、第1発明また
は第2発明の電磁連結装置において、アーマチュア支持
部材(9)の各連結部(15)は、V字状に形成され間
隔を隔て円周方向で対向する2本の桁部(15a,15
b)により設けられていることを特徴とする。このよう
な構造からなる電磁連結装置は、従来の電磁連結装置に
設けられていた角柱状のリブが形成された連結部と相違
し、連結部(15)のねじり方向のばね特性を考慮した
上での耐久性の向上が図られる。
は第2発明の電磁連結装置において、アーマチュア支持
部材(9)の各連結部(15)は、V字状に形成され間
隔を隔て円周方向で対向する2本の桁部(15a,15
b)により設けられていることを特徴とする。このよう
な構造からなる電磁連結装置は、従来の電磁連結装置に
設けられていた角柱状のリブが形成された連結部と相違
し、連結部(15)のねじり方向のばね特性を考慮した
上での耐久性の向上が図られる。
【0014】第4発明の電磁連結装置は、第3発明の電
磁連結装置において、アーマチュア支持部材(9)の内
側面には、隣接する挿入穴(13c)の間となる内側環
状部(13)の内側面から桁部(15a,15b)の内
側面を通り外側環状部(14)まで延びた凹状の溝(1
5f)が形成されていることを特徴とする。このような
構造からなる電磁連結装置は、凹状の溝(15f、肉盗
み)を設けたので連結部(15)のねじり方向のばね特
性が良好になり、アーマチュア支持部材(9)の耐久性
が向上される。
磁連結装置において、アーマチュア支持部材(9)の内
側面には、隣接する挿入穴(13c)の間となる内側環
状部(13)の内側面から桁部(15a,15b)の内
側面を通り外側環状部(14)まで延びた凹状の溝(1
5f)が形成されていることを特徴とする。このような
構造からなる電磁連結装置は、凹状の溝(15f、肉盗
み)を設けたので連結部(15)のねじり方向のばね特
性が良好になり、アーマチュア支持部材(9)の耐久性
が向上される。
【0015】第5発明の電磁連結装置は、第3発明また
は第4発明の電磁連結装置において、間隔を隔て円周方
向で対向する2本の桁部(15a,15b)は、円周方
向に延びた梁部(15c)により結合されていることを
特徴とする。このような構造からなる電磁連結装置は、
アーマチュア支持部材(9)の連結部(15)の良好な
ばね特性を維持した状態で連結部(15)の耐久性が向
上される。
は第4発明の電磁連結装置において、間隔を隔て円周方
向で対向する2本の桁部(15a,15b)は、円周方
向に延びた梁部(15c)により結合されていることを
特徴とする。このような構造からなる電磁連結装置は、
アーマチュア支持部材(9)の連結部(15)の良好な
ばね特性を維持した状態で連結部(15)の耐久性が向
上される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図3には、この発明の実施
の形態としてカーエアコン用コンプレッサに装着された
電磁連結装置が図示されている。図1は電磁連結装置の
断面図、図2はアーマチュア支持部材の平面図、図3は
アーマチュア支持部材の底面図である。以下、これら図
面の電磁連結装置を説明する。
の形態としてカーエアコン用コンプレッサに装着された
電磁連結装置が図示されている。図1は電磁連結装置の
断面図、図2はアーマチュア支持部材の平面図、図3は
アーマチュア支持部材の底面図である。以下、これら図
面の電磁連結装置を説明する。
【0017】カーエアコン用コンプレッサに装着された
電磁連結装置は、コンプレッサの回転軸1にスプライン
嵌合された第1回転部材2と、この第1回転部材2に軸
線方向にのみ移動自在に支持されたアーマチュア3と、
コンプレッサのハウジング4に形成された円筒状の支持
部4aに回転自在に支持された第2回転部材5と、この
第2回転部材5の環状溝19cに遊嵌されコンプレッサ
のハウジング4に固定されたフィールドコア6などが設
けられている。
電磁連結装置は、コンプレッサの回転軸1にスプライン
嵌合された第1回転部材2と、この第1回転部材2に軸
線方向にのみ移動自在に支持されたアーマチュア3と、
コンプレッサのハウジング4に形成された円筒状の支持
部4aに回転自在に支持された第2回転部材5と、この
第2回転部材5の環状溝19cに遊嵌されコンプレッサ
のハウジング4に固定されたフィールドコア6などが設
けられている。
【0018】第1回転部材2は、回転軸1の軸端に形成
されたスプライン溝にスプライン嵌合されるスプライン
穴が形成された円筒状のボス部7aと、このボス部7a
の端部から半径方向外側へ延ばされているとともに平面
視略三角形の形状に形成されたフランジ部7bとが設け
られたアーマチュアハブ7と、このアーマチュアハブ7
のフランジ部7bに第1固定部材として設けられたリベ
ット8により固定されたプラスチック材製のアーマチュ
ア支持部材9とで構成されている。またアーマチュアハ
ブ7は、後述するエアギャップGを調整するために設け
られたシム10を介在してから、回転軸1の軸端にボス
部7aがスプライン嵌合される。そして、ボス部7aの
フランジ部7b側の開口部に嵌合され固定された当て板
11を回転軸1に当接させ、当て板11の貫通穴から挿
入されるボルト12の雄ねじ部を回転軸1の中心に形成
されたねじ穴に螺合することにより、アーマチュアハブ
7は回転軸1に装着される。
されたスプライン溝にスプライン嵌合されるスプライン
穴が形成された円筒状のボス部7aと、このボス部7a
の端部から半径方向外側へ延ばされているとともに平面
視略三角形の形状に形成されたフランジ部7bとが設け
られたアーマチュアハブ7と、このアーマチュアハブ7
のフランジ部7bに第1固定部材として設けられたリベ
ット8により固定されたプラスチック材製のアーマチュ
ア支持部材9とで構成されている。またアーマチュアハ
ブ7は、後述するエアギャップGを調整するために設け
られたシム10を介在してから、回転軸1の軸端にボス
部7aがスプライン嵌合される。そして、ボス部7aの
フランジ部7b側の開口部に嵌合され固定された当て板
11を回転軸1に当接させ、当て板11の貫通穴から挿
入されるボルト12の雄ねじ部を回転軸1の中心に形成
されたねじ穴に螺合することにより、アーマチュアハブ
7は回転軸1に装着される。
【0019】アーマチュア支持部材9は、平面視円板状
に形成され、アーマチュアハブ7のフランジ部7bにリ
ベット8で固定された内側環状部13と、この内側環状
部13と同心状に形成された外側環状部14と、これら
内側環状部13の外周面と外側環状部14の内周面と
を、円周方向を3等分する位置で連結した連結部15
と、内側環状部13の外周壁と外側環状部14の内周
壁、及び連結部15の円周方向の側壁により包囲された
貫通部16などが設けられている。
に形成され、アーマチュアハブ7のフランジ部7bにリ
ベット8で固定された内側環状部13と、この内側環状
部13と同心状に形成された外側環状部14と、これら
内側環状部13の外周面と外側環状部14の内周面と
を、円周方向を3等分する位置で連結した連結部15
と、内側環状部13の外周壁と外側環状部14の内周
壁、及び連結部15の円周方向の側壁により包囲された
貫通部16などが設けられている。
【0020】内側環状部13は、円周方向を3等分する
位置に外周面から半径方向外側へ突出した半円状の基端
取付け部13aが形成されている。また基端取付け部1
3aには、リベット8の頭部8aが嵌合される有底状の
凹部13bと、この凹部13bの底部中心に形成されリ
ベット8の大径な胴部8bが挿入される挿入穴13cが
形成されている。
位置に外周面から半径方向外側へ突出した半円状の基端
取付け部13aが形成されている。また基端取付け部1
3aには、リベット8の頭部8aが嵌合される有底状の
凹部13bと、この凹部13bの底部中心に形成されリ
ベット8の大径な胴部8bが挿入される挿入穴13cが
形成されている。
【0021】外側環状部14は、連結部15の半径方向
外側の端部と結合された円弧状の面高部14aが円周方
向を3等分する位置に所定の角度寸法の幅に形成され、
隣接する面高部14aを円弧状の可撓部14bにより結
合することにより環状に形成されている。また、各可撓
部14bの内周面のうち、円周方向を2等分する位置の
内周面には、半径方向内側に半円状に突出した自由端取
付け部14cが形成されている。各自由端取付け部14
cには、第2固定部材として設けられたリベット17の
大径な胴部17bが挿入される挿入穴14dが形成され
ている。また可撓部14は、内周面側の縁に沿ってリブ
14eが形成されている。リブ14eの高さ(肉厚)は
面高部14aと同じ高さ(肉厚)に形成され、面高部1
4aとリブ14eとを除く部位の外側面を僅かに低く形
成している。なお、挿入穴14dの中心点と挿入穴13
cの中心点は、アーマチュア支持部材9の中心点を通る
直線上に構成されている。
外側の端部と結合された円弧状の面高部14aが円周方
向を3等分する位置に所定の角度寸法の幅に形成され、
隣接する面高部14aを円弧状の可撓部14bにより結
合することにより環状に形成されている。また、各可撓
部14bの内周面のうち、円周方向を2等分する位置の
内周面には、半径方向内側に半円状に突出した自由端取
付け部14cが形成されている。各自由端取付け部14
cには、第2固定部材として設けられたリベット17の
大径な胴部17bが挿入される挿入穴14dが形成され
ている。また可撓部14は、内周面側の縁に沿ってリブ
14eが形成されている。リブ14eの高さ(肉厚)は
面高部14aと同じ高さ(肉厚)に形成され、面高部1
4aとリブ14eとを除く部位の外側面を僅かに低く形
成している。なお、挿入穴14dの中心点と挿入穴13
cの中心点は、アーマチュア支持部材9の中心点を通る
直線上に構成されている。
【0022】連結部15は、内側環状部13の外周面に
結合されているとともに、内側環状部13と同じ高さ
(肉厚)に形成された半径方向内側の端部から、外側環
状部14の内周面に結合されているとともに、面高部1
4aと同じ高さ(肉厚)に形成された半径方向外側の端
部まで延びており、平面視V字状の形状に形成されてい
る。すなわち、各連結部15には、回転方向の桁部15
aと反回転方向の桁部15bとが半径方向外側へ向かう
に従って離間するように形成されている。また、これら
桁部15a、15bは、耐久性を高めるために設けられ
た梁部15cにより結合されている。また更には、梁部
15cを形成することにより、連結部15には、半径方
向内側の貫通穴15dと半径方向外側の貫通穴15eが
形成されている。なお、貫通穴15eは面高部14aま
で入り込んで形成されているとともに、各桁部15a、
15bは半径方向外側に向かうに従って、円周方向の幅
が狭くなっている。
結合されているとともに、内側環状部13と同じ高さ
(肉厚)に形成された半径方向内側の端部から、外側環
状部14の内周面に結合されているとともに、面高部1
4aと同じ高さ(肉厚)に形成された半径方向外側の端
部まで延びており、平面視V字状の形状に形成されてい
る。すなわち、各連結部15には、回転方向の桁部15
aと反回転方向の桁部15bとが半径方向外側へ向かう
に従って離間するように形成されている。また、これら
桁部15a、15bは、耐久性を高めるために設けられ
た梁部15cにより結合されている。また更には、梁部
15cを形成することにより、連結部15には、半径方
向内側の貫通穴15dと半径方向外側の貫通穴15eが
形成されている。なお、貫通穴15eは面高部14aま
で入り込んで形成されているとともに、各桁部15a、
15bは半径方向外側に向かうに従って、円周方向の幅
が狭くなっている。
【0023】また、アーマチュア支持部材9は、内側環
状部13と外側環状部14及び連結部15の内側面が同
一平面上になるように形成されているが、外側環状部1
4の外側面は内側環状部13の外側面より低く形成さ
れ、連結部15の外側面は、外側環状部14に向かって
低くなる傾斜した外側面に形成されている。また更に、
アーマチュア支持部材9の内側面には、凹状の溝15f
が形成されている。溝15fは、ねじり荷重に対し均一
な応力分布が得られるように設けられた溝であり、内側
環状部13の隣接する挿入穴13cの間から各桁部15
a、15bを通り面高部14aまで延びている。また溝
15fは、内側環状部13側が深く面高部14a側が浅
くなるように形成され、各桁部15a、15bの溝15
fの底部となる部位の肉厚が均一な肉厚に形成されてい
る。なお、内側環状部13と連結部15の結合部分の角
や外側環状部14と連結部15の結合部分の角などは、
全て円弧状の角に形成され、応力に対する耐久性向上を
図っている。
状部13と外側環状部14及び連結部15の内側面が同
一平面上になるように形成されているが、外側環状部1
4の外側面は内側環状部13の外側面より低く形成さ
れ、連結部15の外側面は、外側環状部14に向かって
低くなる傾斜した外側面に形成されている。また更に、
アーマチュア支持部材9の内側面には、凹状の溝15f
が形成されている。溝15fは、ねじり荷重に対し均一
な応力分布が得られるように設けられた溝であり、内側
環状部13の隣接する挿入穴13cの間から各桁部15
a、15bを通り面高部14aまで延びている。また溝
15fは、内側環状部13側が深く面高部14a側が浅
くなるように形成され、各桁部15a、15bの溝15
fの底部となる部位の肉厚が均一な肉厚に形成されてい
る。なお、内側環状部13と連結部15の結合部分の角
や外側環状部14と連結部15の結合部分の角などは、
全て円弧状の角に形成され、応力に対する耐久性向上を
図っている。
【0024】このような形状からなるアーマチュア支持
部材9は、基部取付け部13aの挿入穴13cから挿入
されるリベット8により、アーマチュアハブ7のフラン
ジ部7bに固定される。すなわち、リベット8の頭部8
aを凹部13bの底部に当接させ、またリベット8の大
径の胴部8bをアーマチュアハブ7のフランジ部7bに
当接させた状態で、フランジ部7bの挿入穴7cから内
側面に突出した小径の胴部8cをプレス加工により押し
潰すことにより、アーマチュア支持部材9はアーマチュ
アハブ7に固定されている。このようなリベット8のカ
シメ加工にすると、アーマチュア支持部材9の基端取付
け部13aに大きな押圧力が作用しないので、基端取付
け部13aの破損を防止できる。
部材9は、基部取付け部13aの挿入穴13cから挿入
されるリベット8により、アーマチュアハブ7のフラン
ジ部7bに固定される。すなわち、リベット8の頭部8
aを凹部13bの底部に当接させ、またリベット8の大
径の胴部8bをアーマチュアハブ7のフランジ部7bに
当接させた状態で、フランジ部7bの挿入穴7cから内
側面に突出した小径の胴部8cをプレス加工により押し
潰すことにより、アーマチュア支持部材9はアーマチュ
アハブ7に固定されている。このようなリベット8のカ
シメ加工にすると、アーマチュア支持部材9の基端取付
け部13aに大きな押圧力が作用しないので、基端取付
け部13aの破損を防止できる。
【0025】また、アーマチュア支持部材9には、円板
状のアーマチュア3がリベット17により固定されてい
る。アーマチュア3は、円周方向に間隔を隔て円弧状の
長穴3aが形成されているとともに、隣接する長穴3c
の間にリベット17の小径の胴部17cがカシメ加工さ
れた段付き状の挿入穴3bが形成されている。またアー
マチュア3の内周面の角部のうち、外側面(反摩擦面)
側の角部には環状な凹部3cが形成され、アーマチュア
支持部材9の可撓部14bの弾性復帰力により凹部3c
がアーマチュアハブ7のフランジ部7bに設けられたス
トッパ面7dに当接する構造になっている。
状のアーマチュア3がリベット17により固定されてい
る。アーマチュア3は、円周方向に間隔を隔て円弧状の
長穴3aが形成されているとともに、隣接する長穴3c
の間にリベット17の小径の胴部17cがカシメ加工さ
れた段付き状の挿入穴3bが形成されている。またアー
マチュア3の内周面の角部のうち、外側面(反摩擦面)
側の角部には環状な凹部3cが形成され、アーマチュア
支持部材9の可撓部14bの弾性復帰力により凹部3c
がアーマチュアハブ7のフランジ部7bに設けられたス
トッパ面7dに当接する構造になっている。
【0026】このような形状からなるアーマチュア3
は、リベット17によりアーマチュア支持部材9の可撓
部14bに固定されている。すなわち、リベット17の
頭部17aを自由端取付け部14cに当接させ、またリ
ベット17の大径の胴部17bをアーマチュア3に当接
させた状態で、かつアーマチュア3の凹部3cをアーマ
チュアハブ7のストッパ面7dに当接させた状態で、ア
ーマチュア3の挿入穴3bから内側面(摩擦面)に突出
した小径の胴部17cをプレス加工により挿入穴3b内
に押し潰すことにより、アーマチュア3はアーマチュア
支持部材9に固定されている。このようなリベット8の
カシメ加工にすると、アーマチュア支持部材9の自由端
取付け部14cに大きな押圧力が作用しないので、自由
端取付け部14cの破損を防止できる。また、アーマチ
ュアハブ7のフランジ部7bの外側面よりアーマチュア
3の外側面が低くなるように、アーマチュア3の凹部3
cが設けられているので、リベット17をカシメ加工す
ることによりアーマチュア支持部材9の可撓部14bは
アーマチュア3側へ弾性変形する。したがって、アーマ
チュア支持部材9の可撓部14bには、アーマチュア3
の凹部3cをアーマチュアハブ7のストッパ面7dに押
圧する初期の弾性復帰力が付与されている。
は、リベット17によりアーマチュア支持部材9の可撓
部14bに固定されている。すなわち、リベット17の
頭部17aを自由端取付け部14cに当接させ、またリ
ベット17の大径の胴部17bをアーマチュア3に当接
させた状態で、かつアーマチュア3の凹部3cをアーマ
チュアハブ7のストッパ面7dに当接させた状態で、ア
ーマチュア3の挿入穴3bから内側面(摩擦面)に突出
した小径の胴部17cをプレス加工により挿入穴3b内
に押し潰すことにより、アーマチュア3はアーマチュア
支持部材9に固定されている。このようなリベット8の
カシメ加工にすると、アーマチュア支持部材9の自由端
取付け部14cに大きな押圧力が作用しないので、自由
端取付け部14cの破損を防止できる。また、アーマチ
ュアハブ7のフランジ部7bの外側面よりアーマチュア
3の外側面が低くなるように、アーマチュア3の凹部3
cが設けられているので、リベット17をカシメ加工す
ることによりアーマチュア支持部材9の可撓部14bは
アーマチュア3側へ弾性変形する。したがって、アーマ
チュア支持部材9の可撓部14bには、アーマチュア3
の凹部3cをアーマチュアハブ7のストッパ面7dに押
圧する初期の弾性復帰力が付与されている。
【0027】次に、第2回転部材5について説明する。
第2回転部材は、軸受18によりコンプレッサの支持部
4aに回転自在に支持されたロータ19と、このロータ
19の外周面に嵌合され溶着された板金プーリ20によ
り設けられている。ロータ19は、アーマチュア3の摩
擦面とエアギャップG(0.3mm〜0.5mm程度の隙
間)を隔て軸線方向で対向する摩擦面が形成された円板
部19aが形成されている。また円板部19aには、異
なる円周上においてそれぞれ円周方向に間隔を隔て円弧
状の長穴19bが形成されているとともに、摩擦面に形
成された環状の凹溝に摩擦板21が固着されている。ま
た、円板部19aの反摩擦面側には、フィールドコア6
が遊嵌された環状溝19cが形成されている。
第2回転部材は、軸受18によりコンプレッサの支持部
4aに回転自在に支持されたロータ19と、このロータ
19の外周面に嵌合され溶着された板金プーリ20によ
り設けられている。ロータ19は、アーマチュア3の摩
擦面とエアギャップG(0.3mm〜0.5mm程度の隙
間)を隔て軸線方向で対向する摩擦面が形成された円板
部19aが形成されている。また円板部19aには、異
なる円周上においてそれぞれ円周方向に間隔を隔て円弧
状の長穴19bが形成されているとともに、摩擦面に形
成された環状の凹溝に摩擦板21が固着されている。ま
た、円板部19aの反摩擦面側には、フィールドコア6
が遊嵌された環状溝19cが形成されている。
【0028】フィールドコア6には、コイルボビンとコ
イルカバーが被せられた励磁コイル22が環状溝内に収
容されている。また底面には、取付け板23が溶着され
ている。そして、取付け板23をハウジング4に固定す
ることにより、フィールドコア6はハウジング4に支持
されている。
イルカバーが被せられた励磁コイル22が環状溝内に収
容されている。また底面には、取付け板23が溶着され
ている。そして、取付け板23をハウジング4に固定す
ることにより、フィールドコア6はハウジング4に支持
されている。
【0029】以上のような構造からなる電磁連結装置
は、プーリ20に図示せぬベルトが掛けられ自動車エン
ジンの動力がロータ19に伝達される。また、励磁コイ
ル22に通電して磁束を発生させると、その磁束はロー
タ19からアーマチュア3に迂回されるダブルフラック
ス形の磁気回路を流れるので、アーマチュア支持部材9
の可撓部14bの弾性復帰力に抗して、アーマチュア3
の摩擦面がロータ19の摩擦面に磁気吸着され摩擦係合
する。したがって自動車エンジンの動力は、アーマチュ
ア支持部材9を介して回転軸1に伝達されるので、圧縮
機を駆動することができる。また、励磁コイル22への
通電を断って磁束を消滅させれば、アーマチュア支持部
材9の可撓部14bの弾性復帰力により、凹部3cがス
トッパ面7dに当接するまで後退し、アーマチュア3の
摩擦面がロータ19の摩擦面から離間するので、回転軸
1への動力伝達が遮断される。したがって、圧縮機の駆
動を停止することができる。
は、プーリ20に図示せぬベルトが掛けられ自動車エン
ジンの動力がロータ19に伝達される。また、励磁コイ
ル22に通電して磁束を発生させると、その磁束はロー
タ19からアーマチュア3に迂回されるダブルフラック
ス形の磁気回路を流れるので、アーマチュア支持部材9
の可撓部14bの弾性復帰力に抗して、アーマチュア3
の摩擦面がロータ19の摩擦面に磁気吸着され摩擦係合
する。したがって自動車エンジンの動力は、アーマチュ
ア支持部材9を介して回転軸1に伝達されるので、圧縮
機を駆動することができる。また、励磁コイル22への
通電を断って磁束を消滅させれば、アーマチュア支持部
材9の可撓部14bの弾性復帰力により、凹部3cがス
トッパ面7dに当接するまで後退し、アーマチュア3の
摩擦面がロータ19の摩擦面から離間するので、回転軸
1への動力伝達が遮断される。したがって、圧縮機の駆
動を停止することができる。
【0030】また更に実施の形態として説明した電磁連
結装置は、アーマチュア支持部材9の外側環状部14に
形成された自由端取付け部14cの周囲を貫通部16と
したので、従来の電磁連結装置において問題になってい
た回転軸1の負荷変動による当接音の問題を解消するこ
とができる。また、従来の角柱状のリブが形成された連
結部と相違し、ねじり方向のばね特性が良好な連結部1
5としたので、高負荷に対するアーマチュア支持部材9
の耐久性が向上される。
結装置は、アーマチュア支持部材9の外側環状部14に
形成された自由端取付け部14cの周囲を貫通部16と
したので、従来の電磁連結装置において問題になってい
た回転軸1の負荷変動による当接音の問題を解消するこ
とができる。また、従来の角柱状のリブが形成された連
結部と相違し、ねじり方向のばね特性が良好な連結部1
5としたので、高負荷に対するアーマチュア支持部材9
の耐久性が向上される。
【0031】以上、この発明の実施の形態として、カー
エアコン用コンプレッサの動力伝達装置として使用され
る電磁連結装置を説明したが、この発明の電磁連結装置
は、一般産業用機械において動力伝達装置として使用さ
れる電磁クラッチ、または動力伝達が遮断された後の回
転軸の慣性回転を制動する電磁ブレーキなどにも実施す
ることができる。
エアコン用コンプレッサの動力伝達装置として使用され
る電磁連結装置を説明したが、この発明の電磁連結装置
は、一般産業用機械において動力伝達装置として使用さ
れる電磁クラッチ、または動力伝達が遮断された後の回
転軸の慣性回転を制動する電磁ブレーキなどにも実施す
ることができる。
【0032】
【発明の効果】第1発明の電磁連結装置は、従来の電磁
連結装置において問題になっていた不快な当接音の問題
は解消される。また、従来の電磁連結装置に設けられて
いた角柱状のリブが形成された連結部と相違し、内側環
状部側から外側環状部に向かって低くなる傾斜した外側
面が形成された連結部とし、ねじり方向のばね特性を向
上させたので、外側環状部と連結部との結合部分に集中
することなく応力は分散される。したがって、耐久性に
優れたアーマチュア支持部材が設けられた電磁連結装置
を提供することができる。
連結装置において問題になっていた不快な当接音の問題
は解消される。また、従来の電磁連結装置に設けられて
いた角柱状のリブが形成された連結部と相違し、内側環
状部側から外側環状部に向かって低くなる傾斜した外側
面が形成された連結部とし、ねじり方向のばね特性を向
上させたので、外側環状部と連結部との結合部分に集中
することなく応力は分散される。したがって、耐久性に
優れたアーマチュア支持部材が設けられた電磁連結装置
を提供することができる。
【0033】第2発明の電磁連結装置は、第1発明の電
磁連結装置において、アーマチュア支持部材の外側環状
部に、内周面側の縁に沿って円周方向に延びた面高のリ
ブを形成したので、固定部材によりアーマチュアが固定
される外側環状部の耐久性が向上される。
磁連結装置において、アーマチュア支持部材の外側環状
部に、内周面側の縁に沿って円周方向に延びた面高のリ
ブを形成したので、固定部材によりアーマチュアが固定
される外側環状部の耐久性が向上される。
【0034】第3発明の電磁連結装置は、第1発明また
は第2発明の電磁連結装置において、アーマチュア支持
部材の各連結部を、V字状に形成され間隔を隔て円周方
向で対向する2本の桁部により設けたので、連結部のね
じり方向のばね特性を考慮した上での耐久性の向上が図
られる。
は第2発明の電磁連結装置において、アーマチュア支持
部材の各連結部を、V字状に形成され間隔を隔て円周方
向で対向する2本の桁部により設けたので、連結部のね
じり方向のばね特性を考慮した上での耐久性の向上が図
られる。
【0035】第4発明の電磁連結装置は、第3発明の電
磁連結装置において、アーマチュア支持部材の内側面
に、隣接する挿入穴の間となる内側環状部の内側面から
桁部の内側面を通り外側環状部まで延びた凹状の溝を設
けたので、連結部のねじり方向のばね特性が良好にな
り、アーマチュア支持部材の耐久性が向上される。
磁連結装置において、アーマチュア支持部材の内側面
に、隣接する挿入穴の間となる内側環状部の内側面から
桁部の内側面を通り外側環状部まで延びた凹状の溝を設
けたので、連結部のねじり方向のばね特性が良好にな
り、アーマチュア支持部材の耐久性が向上される。
【0036】第5発明の電磁連結装置は、第3発明また
は第4発明の電磁連結装置において、間隔を隔て円周方
向で対向する2本の桁部を、円周方向に延びた梁部によ
り結合したので、アーマチュア支持部材の連結部の良好
なばね特性を維持した状態で連結部の耐久性が向上され
る。
は第4発明の電磁連結装置において、間隔を隔て円周方
向で対向する2本の桁部を、円周方向に延びた梁部によ
り結合したので、アーマチュア支持部材の連結部の良好
なばね特性を維持した状態で連結部の耐久性が向上され
る。
【図1】この発明の実施の形態として図示された電磁連
結装置の断面図である。
結装置の断面図である。
【図2】アーマチュア支持部材の平面図である。
【図3】アーマチュア支持部材の底面図である。
3 アーマチュア 6 フィールドコア 7 アーマチュアハブ 9 アーマチュア支持部材 13 内側環状部 14 外側環状部 15 連結部 16 貫通部
Claims (5)
- 【請求項1】 アーマチュアハブと、このアーマチュア
ハブのフランジ部に複数の第1固定部材により固定され
たプラスチック材製のアーマチュア支持部材と、このア
ーマチュア支持部材に複数の第2固定部材により固定さ
れ軸線方向にのみ移動自在なアーマチュアと、このアー
マチュアを磁気吸引する磁束を発生する励磁コイルが収
容されたフィールドコアが設けられ、前記アーマチュア
支持部材には、円周方向に間隔を隔て外周面から半径方
向外側へ半円状に突出するとともに前記第1固定部材が
挿入される挿入穴が形成された複数の基端取付け部が設
けられた内側環状部と、円周方向に間隔を隔て半径方向
内側へ内周面から半円状に突出するとともに、前記第2
固定部材が挿入される挿入穴が形成された複数の自由端
取付け部が設けられ、前記自由端取付け部は隙間を隔て
前記基端取付け部と半径方向で対向している外側環状部
と、前記内側環状部の外周面のうち隣接する前記基端取
付け部間の円周方向中央となる部位の外周面と、前記外
側環状部の内周面のうち隣接する前記自由端取付け部間
の円周方向中央となる部位の内周面との間に架設され半
径方向に延びているとともに、前記アーマチュアと対向
する平坦な内側面と、前記内側環状部側から前記外側環
状部に向かって低くなる傾斜した外側面が形成された複
数の連結部と、前記内側環状部と前記外側環状部及び前
記連結部で包囲された部位に形成された貫通部が設けら
れていることを特徴とする電磁連結装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された電磁連結装置にお
いて、前記アーマチュア支持部材の外側環状部には、内
周面側の縁に沿って円周方向に延びた面高のリブが形成
されていることを特徴とする電磁連結装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された電
磁連結装置において、前記アーマチュア支持部材の各連
結部は、V字状に形成され間隔を隔て円周方向で対向す
る2本の桁部により設けられていることを特徴とする電
磁連結装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載された電磁連結装置にお
いて、前記アーマチュア支持部材の内側面には、隣接す
る前記挿入穴の間となる前記内側環状部の内側面から前
記桁部の内側面を通り前記外側環状部まで延びた凹状の
溝が形成されていることを特徴とする電磁連結装置。 - 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載された電
磁連結装置において、間隔を隔て円周方向で対向する2
本の前記桁部は、円周方向に延びた梁部により結合され
ていることを特徴とする電磁連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11117934A JP2000310243A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 電磁連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11117934A JP2000310243A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 電磁連結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000310243A true JP2000310243A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14723836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11117934A Pending JP2000310243A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 電磁連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000310243A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106838049A (zh) * | 2015-09-09 | 2017-06-13 | 小仓离合器有限公司 | 电磁离合器 |
| CN109757971A (zh) * | 2019-03-19 | 2019-05-17 | 福建鼎厨王厨具有限公司 | 一种复合式平底铝锅及其制备工艺 |
-
1999
- 1999-04-26 JP JP11117934A patent/JP2000310243A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106838049A (zh) * | 2015-09-09 | 2017-06-13 | 小仓离合器有限公司 | 电磁离合器 |
| CN109757971A (zh) * | 2019-03-19 | 2019-05-17 | 福建鼎厨王厨具有限公司 | 一种复合式平底铝锅及其制备工艺 |
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