JP2000309396A - 容器の洗浄装置及び容器の洗浄方法 - Google Patents

容器の洗浄装置及び容器の洗浄方法

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JP2000309396A
JP2000309396A JP11116070A JP11607099A JP2000309396A JP 2000309396 A JP2000309396 A JP 2000309396A JP 11116070 A JP11116070 A JP 11116070A JP 11607099 A JP11607099 A JP 11607099A JP 2000309396 A JP2000309396 A JP 2000309396A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器内の洗浄効果を高めることができる容器
の洗浄装置及び容器の洗浄方法を提供する。 【構成】 本発明にかかる容器の洗浄装置1は、イオン
化した流体を噴出するイオン噴出ノズル5を備え、容器
3にイオン化した流体を吹きつけて容器を洗浄するもの
であって、イオン噴出ノズル5を容器3の外側に配置
し、容器3の外側壁面にイオン化した流体を吹きつけ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料液等の食品あ
るいは薬品等を収納する容器を洗浄する容器の洗浄装置
及び容器の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、飲料液を収納する樹脂製ボトル
では、飲料液の充填前に容器の洗浄を行なっているが、
かかる洗浄方法の一つとして、イオン化したエアーによ
り容器内を洗浄する方法がある。
【0003】この種の洗浄方法において、特開平10−
85692号公報には、ダスト(塵、ゴミ等)あるいは
樹脂製容器が帯電して、容器内壁にダストが静電気によ
り付着することがあるので、このダストをイオン化した
エアーにより除去する技術が開示されている。この公報
に開示の技術では、容器の底部を上にし、容器の口部を
下にした容器の口部近傍にイオン噴出ノズル(イオン化
エアーガン)を配置し、容器内に向けてイオン化したエ
アーを噴出すものである。
【0004】また、イオン化したエアーを用いずに、通
常のエアー(イオン化させていないもの)を容器内に吹
き出して容器内を洗浄する技術も公知である。かかる従
来のエアーによる洗浄では、ノズルの上方にのみ噴出孔
が形成されており、上述したように口部を下に向けて配
置した容器の口部近傍にエアーの噴出ノズルを配置し、
エアーを容器内に向けて吹き出すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た前者のイオン化エアーにより容器内を洗浄する技術
は、図7に示すように、エアーをイオン化する部分(イ
オン発生部)103に所定の口径を必要とするため、容
器3の口部3bからイオン噴出ノズル107を容器3内
に充分に挿入できない。このため、容器3の口部3bに
イオン噴出ノズル107を配置し、容器3内に向けてイ
オン化したエアーを噴出しているので、イオン化したエ
アーを容器3の内面に充分に供給することができず、容
器3内のダストの除去が充分にできないという課題があ
った。
【0006】一方、イオン噴出ノズル107にパイプ等
を接続し、イオンを容器3内の奥深くに案内し、パイプ
の先端から容器の内壁に向けてイオン化エアーを噴出す
ることが考えられるが、パイプ等を用いるとイオン化エ
アーのイオンが静電気を中和する効果が減衰し、充分な
洗浄効果が得られ難いという課題がある。
【0007】また、容器内に通常のエアーを噴出する後
者の場合において、エアー噴出孔は上方にのみ形成され
ているので、容器の側壁にエアーを案内し難いため、充
分な洗浄効果が得られ難いという課題がある。
【0008】そこで、本発明は、容器内の洗浄効果を高
めることができる容器の洗浄装置及び容器の洗浄方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、イオン化した流体を噴出
するイオン噴出ノズルを備え、容器にイオン化した流体
を吹きつけて容器を洗浄する容器の洗浄装置において、
前記イオン噴出ノズルを容器の外側に配置し、容器の外
側壁面にイオン化した流体を吹きつけることを特徴とす
る。
【0010】この請求項1に記載の発明によれば、イオ
ン噴出ノズルを容器の外側に設け、イオン化した流体を
壁面に向けて噴出すると、容器の外側のイオン電子によ
り容器の自由電子が移動し、容器の内壁の静電気を中和
するので、容器の内側におけるダストの付着を解除し易
くし、あるいはダストが静電気力により容器に付着する
のを防止する。従って、ダストの付着が解除されやすく
なるのでダストが容易に除去でき、容器内の洗浄効果を
高めることができる。特に、イオン噴出ノズルは、容器
内に挿入する必要がないので、容器の開口部の口径がイ
オン噴出ノズルの外径よりも小さい場合にも容易に適用
することができるとともに、装置の制約が少なく、簡易
な構成であり且つ装置設計の自由度が高い。
【0011】請求項2に記載の発明は、容器の内側に気
体噴出ノズルを配置し、容器の内側壁面に気体を噴出し
て容器を洗浄する容器の洗浄装置において、前記気体噴
出ノズルは、ノズルの軸線方向及び側方に気体噴出孔を
備え、容器の内側面における底面及び側面に気体を吹き
つけることを特徴とする。
【0012】この請求項2に記載の発明によれば、気体
噴出ノズルは、ノズルの軸線方向及び側方の両方に気体
噴出孔を備えているので、容器内の底壁及び側壁の全体
に渡って充分に気体を吹きつけて洗浄することができ、
洗浄した気体は容器の開口部から排出される。従って、
容器内の洗浄効果を高めることができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、容器の内側に気体噴出ノズルを備え、
この気体噴出ノズルは、ノズルの軸線方向及び側方に気
体噴出孔を備え、容器の内側面における底面及び側面に
気体を吹きつけることを特徴とする。
【0014】この請求項3に記載の発明によれば、請求
項1に記載の作用効果を奏するとともに、容器の内側は
気体噴出ノズルから噴出された気体により容器内の壁面
付近にあるダストを除去して排出するから、更に洗浄効
果を高めることができる。しかも、容器内の気体噴出ノ
ズルは、ノズルの軸線方向及び側方の両方に気体噴出孔
を備えているので、容器内の底壁及び側壁の全体に渡っ
て充分に気体を吹きつけ洗浄することができ、より効果
的に容器内の洗浄をすることができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の発明において、前記気体噴出ノズルは側方に
形成された気体噴出孔がノズルの軸線と直交する方向に
対して斜めに向けて気体を噴出することを特徴とする。
【0016】この請求項4に記載の発明では、請求項2
または3に記載の作用効果を奏するとともに、容器内壁
の側方に向けて噴出される気体は、ノズルの軸線方向と
直交する方向に対して斜めに噴出されるので、容器内で
生じる気流は、ノズルの軸線方向の孔から噴出された気
体と側方の孔から噴出された気体とにより容器の壁面に
沿った気流を形成し、巻き上げ流や渦流を生じてダスト
が容器内に滞るのを防止し、効果的にダストを除去する
ことができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、イオン噴出ノズ
ルから、イオン化した流体を吹きつけて容器を洗浄する
容器の洗浄方法において、容器の外側壁面にイオン化し
た流体を吹きつけるとともに、容器の内側壁面に気体を
吹きつけて容器内壁面を洗浄することを特徴とする。
【0018】この請求項5に記載の発明では、容器の外
側からイオン化した流体を容器壁面に噴出すると、容器
の外側のイオン電子により容器の自由電子が移動し、容
器の内壁の静電気を中和し、容器に付着しているダスト
を解除し易くし、あるいはダストが静電気力により容器
に付着するのを防止する。従って、ダストを容易に除去
でき、容器内の洗浄効果を高めることができる。しか
も、イオン噴出ノズルは、容器内に挿入する必要がない
ので、容器の開口部の口径がイオン噴出ノズルの外径よ
りも小さい場合にも容易に適用することができ、更に、
容器の内側は気体噴出ノズルから噴出された気体により
容器内のダストを排出するから、更に洗浄効果を高める
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面の図1〜図6を
参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】本発明の実施の形態にかかる容器の洗浄装
置1により洗浄される容器は、清涼飲料等が充填される
PETボトル3である。このPETボトル3は、製造
後、容器の洗浄装置1で洗浄された後、必要に応じて殺
菌し、その後清涼飲料を充填し、キャップを締めて製品
とするものである。
【0021】容器の洗浄装置1は、図1に示すように、
複数のイオン噴出ノズル5と、気体噴出ノズル13とを
備えており、PETボトル3の外側壁面に向けてイオン
化したエアー(空気)を噴出するとともに容器の内側壁
面に洗浄用のエアーを噴出する構成になっている。
【0022】各イオン噴出ノズル5は、フィルタ(図示
せず)を通過したエアーを導入する気体導入部7と、イ
オン発生部9、イオン化エアー噴出口11とを備えてお
り、イオン発生部9は、針状電極に高電圧を印加してコ
ロナ放電により通過するエアーをイオン化している。こ
のため、イオン発生部9は、所定の寸法が必要であり、
気体導入部7やイオン化エアー噴出口11よりも大きな
寸法の形状になっている。 本実施の形態では、イオン
噴出ノズル5をPETボトル3の上下方向に2段に配置
するとともに、図3に平面図を示すように、PETボト
ル3の周囲の四方に等間隔に4個配置しており、合計8
個のイオン噴出ノズル5が設けられている。
【0023】尚、PETボトル3は、図1に示すよう
に、容器本体3aと口部3bとを備えており、容器の底
部3cを上に向け、口部3bを下に向けて配置されてい
る。口部3bは容器本体3aの胴径よりも小さい口径に
なっており、上述したイオン噴出ノズル5は、イオン発
生部9の外径が口部3bの開口部の口径よりも大きいた
め、PETボトル3内に挿入できない。
【0024】気体噴出ノズル13は、図示しないフィル
タを通過して清浄されたエアーを導入するエアー導入管
15とこのエアー導入管の上端に設けられたエアー噴出
部17とを備えており、エアー導入管15に導入された
エアーはエアー噴出部17から上方及び側方(横方向)
に向けて噴出される。即ち、エアー噴出部17は、図2
に示すように、上底19が下底21よりも大きい略円錐
台形状に形成されており、上底19の略中央には上噴出
孔23が形成されている。エア噴出部17の側面25に
は、多数の横噴出孔27が等間隔に形成されており、本
実施の形態では横噴出孔27は12個である。
【0025】各横噴出27は、水平方向(気体噴出ノズ
ル13の軸線に直交する方向)に対し下方に向けて角度
aで傾斜しており、PETボトル3内において、斜め下
方に向けてエアーを噴出するようになっている。このエ
アー噴出孔27の角度は特に限定されないが、本実施の
形態では、約5度である。
【0026】尚、上噴出孔23の口径は、横噴出孔27
の口径よりも大きく、本実施の形態では、例えば、上噴
出孔23の口径は約1.2mmであり、横噴出孔27の
口径は約0.6mmである。
【0027】また、エアー導入管15は、図1に矢印S
で示すように、上下動自在に設けられており、PETボ
トル3内の上から下の隅々まで容器の内側を洗浄できる
ようになっている。
【0028】次に、本実施の形態にかかる作用を説明す
る。新規に製造されたPETボトル3は、口部3bを下
に向けた状態で、容器の洗浄装置1に搬送されてくる。
PETボトル3は樹脂製であるため、静電気を帯び易
く、この静電気により電荷を持ったダストの微粒子を引
き付けるためPETボトル3の内側壁面にダストを静電
気力により吸着すると考えられる。このため、PETボ
トル3内にはダストとして空気中の粉塵や製造時の微細
な樹脂粉が吸着されている。
【0029】容器の洗浄装置1では、四方に配置された
イオン噴射ノズル5からイオン化したエアーをPETボ
トル3の外壁面に向けて噴出する。噴出されたイオン化
エアーはPETボトル3の外周全体に広がり、PETボ
トル3の外面をイオン化エアーで覆う。
【0030】イオン化エアーが吹きつけられたPETボ
トル3の壁では、壁の外側のイオンの影響を受けてPE
Tボトル3の壁の自由電子が移動し、PETボトル3の
内側壁面の静電気の電荷を中和しあるいは、PETボト
ル3の内側壁に吸着しているダストを電気的に中和す
る。これにより、PETボトル3の内側壁面とダストと
の吸着を解除し易くしあるいはダストが静電気力により
付着するのを阻止する。
【0031】一方、PETボトル3内には、PETボト
ル3の口部3bから気体噴出ノズル13を挿入する。挿
入された気体噴出ノズル13は、上方及び側方に向けて
エアーを噴出し、PETボトル3内のダストをエアーの
気流で流し、口部3bからエアーとともに排出する。エ
アーによる洗浄では、上述したように、PETボトル3
の内壁とダストとの付着を解除し易くしているので容易
にダストを除去することができる。
【0032】ここで、気体噴出ノズル13から噴出され
る気流について説明する。図4の(a)は本実施の形態
にかかる気流を示し、同図(b)に比較例として従来の
ノズルによる気流を示している。即ち、図4(a)に示
す気体噴出ノズル13は、上方向に向いた上噴出孔23
と、斜め下方に向いた横噴出孔27とを備えており、図
4(b)に示す気体噴出ノズル13は、上噴出孔101
のみを備えたものである。
【0033】図4(a)では、上方に向けて噴出する気
流は、PETボトル3の底部3cから側壁に向かって流
れ、矢印Tで示すように、側壁面に沿って下方に向けて
流れる。また、横噴出孔27から斜め下方の側方に向け
て噴出する気流Uは、矢印Tで示す流れに沿って側壁を
下方に向けて流れるので、両者の流れは合流し、PET
ボトル3の内側壁に沿って流れ、口部3bから排出され
る。従って、PETボトル3の内側壁を効果的に洗浄す
ることができる。
【0034】一方、4図(b)に示す比較例では、上噴
出孔101から噴出した気流Vは、容器の底部3cから
側壁に向かって流れ、側壁に沿って下方に向うが、上噴
出孔101から噴出される気流により上噴出孔101付
近が減圧になるので、気流Vの一部は、上噴出孔101
に向かう短絡流Wとなって再び上方に向かって流れある
いは、渦を生じて上噴出孔101付近を循環して留まっ
てしまう。更に、上噴出孔101より下のPETボトル
3の内壁にはエアーによる充分な洗浄力が作用されない
ので、PETボトル3の内側壁に付着しているダストあ
るいは内側壁付近にあるダストを排除し難い。
【0035】次に、本実施の形態における試験を行なっ
たので、その結果を説明する。まず、図5を参照して、
PETボトル3内にエアーを噴射して容器内を洗浄する
洗浄試験について説明する。
【0036】試験は、以下の条件で行なった。まず、5
00mlの丸ボトルに異物(ダスト)として土粉砕物1
gを入れ、キャップをしてペーパータオルでボトル外面
を擦り、静電気量約20kVに帯電させた。次に、充分
震盪してボトル内面に異物を均一に付着させた。その
後、キャップを開けボトルの口部を逆さにし、自由落下
で余分な土を排出した。
【0037】このように条件設定したボトルについて、
各種の気体噴出ノズルから、エアー流量100リットル
/min、5kgf/cm2で10秒間噴出する条件で
ボトル内をエアーリンス(エアー洗浄)した。その後ボ
トル内に残った未洗浄の異物を100mlの水で3回リ
ンスし、リンスした水を5μmメンブランフィルタで濾
過して異物重量を測定した。
【0038】実施例1乃至3及び比較例2では、気体噴
出ノズル13をボトル内に挿入して、エアーを噴出した
試験を行なった。比較例1では、気体噴出ノズル13を
ボトル内に挿入しないで、気体噴出ノズル13をボトル
の口部3bに当てて試験を行なった。
【0039】気体噴出ノズル13の条件は、実施例1で
は、図1に示す上噴出孔23の径が約0.6mmで横噴
出孔27の径が約0.8mm、実施例2は上噴出孔23
の径が約1.2mmで横噴出孔27の径が約0.8m
m、実施例3は上噴出孔23の径が約1.2mmで横噴
出孔27の径が約0.5mmとした。
【0040】比較例1及び比較例2は、上噴出孔のみを
備えた気体噴出ノズルを用い、上噴出孔の径を約5.5
mmとした。
【0041】図5は、横軸に、洗浄前のもの、各実施例
及び比較例を示し、縦軸にボトル内に残留する異物の重
量を百分率で示したものである。この図5に示す試験結
果から明らかなように、実施例1乃至3のいずれにおい
ても比較例よりも残留する異物量が少なく、洗浄効果が
高いことが明らかである。
【0042】次に、図6を参照して、他の試験について
説明する。この試験例では、ダストとして土粉砕物(図
6中に斜線で示す)と、PET微粉(図6中に白抜きで
示す)を用いエアーリンスと水リンスによる比較試験を
行なった。エアーリンスでは、気体噴出ノズル13とし
て、上噴出孔23の孔径が約1.2mm、横噴出孔27
の孔径が約0.5mmの気体噴出ノズル13を用いた。
【0043】実施例4は、気体噴出ノズル13のみによ
るエアーリンスを行なったものであり、エアーの噴出
は、100リットル/min、5kgf/cm2で10
秒間行なった。
【0044】実施例5は、PETボトル3の外面にイオ
ン噴出ノズル5からイオン化エアーを噴出させ、同時に
PETボトル3の内側に気体噴出ノズル13を挿入し、
エアーリンスを行なったものであり、エアーの噴出は、
100リットル/min、5kgf/cm2で10秒間
行なった。
【0045】比較例3は、従来の水によるリンスを行な
ったものであり、PETボトル3の内側に水噴出ノズル
を挿入し、水の噴出は、10リットル/min、2.5
kgf/cm2で3秒間行なった。
【0046】図6のグラフは、横軸に、洗浄前の状態、
各実施例及び比較例を示し、縦軸に残留する異物重量を
取ったものである。この図6のグラフから明らかなよう
に、土粉砕物は、比較例で示す水リンスよりも多少劣る
が、洗浄前の状態から比較すれば、充分に除去できた。
また、PET粉末では、比較例の水リンスと同程度かあ
るいは水リンスよりも除去できたことが明らかである。
特に、実施例5で示す静電気除去とエアーリンスとを組
み合わせた場合には、PET粉末は水リンスよりも除去
に優れた結果を得た。
【0047】従って、本実施の形態によりエアーリンス
では、水リンスと同様な効果を得ることができるととも
に、水リンスに換えて使用できるので、節水を図ること
ができ、且つエアーを圧送するものであるから装置も水
リンスに比較して簡易にできる。特に、水を使用しない
で済むので、充填物が湿気を嫌う場合には、乾燥工程等
を必要とせず、特に効果的である。
【0048】本発明は、上述した実施の形態に限らず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0049】例えば、容器は、PETボトル3に限ら
ず、他の樹脂製ボトルや、ガラス瓶、缶等においても同
様に用いることができる。
【0050】また、容器は、開口部を下に向けて配置す
ることに限らず、開口部を上向きにしたり、横向きにし
た状態で配置しても良い。
【0051】イオン噴出ノズル5から噴出するイオン化
した流体は、エアー(空気)に限らず、その他のガス
や、薬品やオゾン等の殺菌性を有するガス等の気体であ
ってもよい。
【0052】更に、イオン噴出ノズル5は複数用いるこ
とに限らず、容器の外面にイオンを噴出するものであれ
ば、一つであってもよい。また、イオン噴出ノズル5又
は容器を回転させて容器外面の全面にイオン化されたエ
アーが行き渡るようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、イオン
噴出ノズルを容器の外側に設け、イオン化した流体を外
壁面に向けて噴出して、容器の内壁の静電気を中和する
ので、容器の内壁面に付着しているダストを解除し易く
でき、あるいはダストが静電気力により付着するのを防
止して、容器内の洗浄効果を高めることができる。更
に、イオン噴出ノズルは、容器内に挿入する必要がない
ので、容器の開口部の口径がイオン噴出ノズルの外径よ
りも小さい場合にも容易に適用することができるととも
に、装置の制約が少なく、簡易な構成であり且つ装置設
計の自由度が高い。
【0054】請求項2に記載の発明によれば、気体噴出
ノズルは、ノズルの軸線方向及び側方の両方に気体噴出
孔を備えているので、容器内の底壁及び側壁の全体に渡
って充分に気体を吹きつけ洗浄することができ、容器内
の洗浄効果を高めることができる。
【0055】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果を奏するとともに、容器の内側は気体噴出
ノズルから噴出された気体により容器内のダストを排出
するから、更に洗浄効果を高めることができる。また、
容器内の気体噴出ノズルは、ノズルの軸線方向及び側方
の両方に気体噴出孔を備えているので、容器内の底壁及
び側壁の全体に渡って充分に気体を吹きつけ洗浄するこ
とができ、より効果的に容器内の洗浄をすることができ
る。
【0056】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
または3に記載の効果を奏するとともに、容器内壁の側
方に向けて噴出される気体は、ノズルの軸線と直交する
方向に対して斜めに向いているので、容器内で生じる気
流は、巻き上げ流や渦流を生じてダストが容器内に滞る
のを防止し、効果的にダストを除去することができる。
【0057】請求項5に記載の発明によれば、容器の外
側からイオン化した流体を容器壁面に噴出しているの
で、容器の内壁の静電気を中和し、内壁に付着している
ダストを解除し易くするとともに、ダストが静電気力に
より内壁に付着するのを防止する。従って、ダストを容
易に除去でき、容器内の洗浄効果を高めることができ
る。更に、イオン噴出ノズルは、容器内に挿入する必要
がないので、容器の開口部の口径がイオン噴出ノズルの
外径よりも小さい場合にも容易に適用することができ
る。また、容器の内側は気体噴出ノズルから噴出された
気体により容器内のダストを排出するから、更に洗浄効
果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる容器の洗浄装置に
よる容器の洗浄状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す気体噴出ノズルのエアー噴出部を示
す斜視図である。
【図3】図1に示す容器の洗浄装置による容器の洗浄状
態を示す平面図である。
【図4】容器内の気流を示す図であり、(a)は本実施
の形態にかかる図であり、(b)は比較例を示す図であ
る。
【図5】エアーリンスによる異物除去試験の結果を示す
グラフである。
【図6】エアーリンスによる異物除去試験を水リンスと
比較した結果を示すグラフである。
【図7】従来のイオン噴出を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 容器の洗浄装置 3 PETボトル(容器) 3b 口部(開口部) 5 イオン噴出ノズル 13 気体噴出ノズル 17 エアー噴出部 23 上噴出孔 27 横噴出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宍戸 一太郎 茨城県北相馬郡守谷町緑1丁目1番21号 アサヒ飲料株式会社飲料研究所内 Fターム(参考) 3B116 AA23 AA24 AB42 BB25 BB26 BB34 BB89 3B201 AA23 AA24 AB42 BB25 BB26 BB34 BB89 BB98 3E079 AB01 GG01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン化した流体を噴出するイオン噴出
    ノズルを備え、容器にイオン化した流体を吹きつけて容
    器を洗浄する容器の洗浄装置において、 前記イオン噴出ノズルを容器の外側に配置し、容器の外
    側壁面にイオン化した流体を吹きつけることを特徴とす
    る容器の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 容器の内側に気体噴出ノズルを配置し、
    容器の内側壁面に気体を噴出して容器を洗浄する容器の
    洗浄装置において、 前記気体噴出ノズルは、ノズルの軸線方向及び側方に気
    体噴出孔を備え、容器の内側面における底面及び側面に
    気体を吹きつけることを特徴とする容器の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 容器の内側に気体噴出ノズルを備え、こ
    の気体噴出ノズルは、ノズルの軸線方向及び側方に気体
    噴出孔を備え、容器の内側面における底面及び側面に気
    体を吹きつけることを特徴とする請求項1に記載の容器
    の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記気体噴出ノズルは側方に形成された
    気体噴出孔がノズルの軸線と直交する方向に対して斜め
    に向けて気体を噴出することを特徴とする請求項2また
    は3に記載の容器の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 イオン噴出ノズルから、イオン化した流
    体を吹きつけて容器を洗浄する容器の洗浄方法におい
    て、 容器の外側壁面にイオン化した流体を吹きつけるととも
    に、容器の内側壁面に気体を吹きつけて容器内壁面を洗
    浄することを特徴とする容器の洗浄方法。
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