JP2000117212A - 物品の洗浄方法及びその洗浄装置 - Google Patents

物品の洗浄方法及びその洗浄装置

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JP2000117212A
JP2000117212A JP10292566A JP29256698A JP2000117212A JP 2000117212 A JP2000117212 A JP 2000117212A JP 10292566 A JP10292566 A JP 10292566A JP 29256698 A JP29256698 A JP 29256698A JP 2000117212 A JP2000117212 A JP 2000117212A
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clean air
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cleaning
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Masahiro Fujita
正博 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン化した清浄空気を渦巻き状気流にして
吹き付けることにより物品に付着した異物を確実に除去
すると共に、該異物の再付着を防止する。 【解決手段】 ガンホルダー1を下降させ、ブローボッ
クス2内に挿入する。ブローボックス2内の気圧は、吹
き出し口14付近は外部の気圧より低くなるよう設定さ
れているので、ブローボックス2内に下降気流が形成さ
れる。ガンホルダー1がブローボックス2内に下降し終
えると同時に、エアーノズル機4の吹き出し開口部15
からイオン化された清浄空気が吹き出される。この清浄
空気は渦巻き状気流となって発生し、吹き出し口14の
中央部付近に位置する電子銃に向かって吹き付ける。こ
れにより、該電子銃に付着している異物が吹き飛ばされ
る。ガンホルダー1を上昇させ、ブローボックス2内か
ら引き抜く。ブローボックス2内の下降気流により、電
子銃に異物が再付着するのを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の洗浄方法及
びその洗浄装置、特には、電子銃の乾式洗浄方法及びそ
の洗浄装置に関する。具体的には、イオン化した清浄空
気を渦巻き状気流にして吹き付けることにより物品に付
着した異物を確実に除去すると共に、該異物の再付着を
防止する物品の洗浄方法及びその洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子銃のような物品に付着し
た異物を除去するため、洗浄が行われている。この洗浄
方法として、主に湿式洗浄と乾式洗浄とがある。湿式洗
浄は液体を利用して洗浄を行う方法であり、例えばその
液体として純水や液体窒素が用いられる。乾式洗浄は液
体を利用せずに物品に付着した異物を除去する洗浄方法
であり、例えばエアーブローによる洗浄方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の洗浄方法の
うち、湿式洗浄によれば、電子銃のカソードは水気を嫌
うため、該カソード付近の洗浄を行うことが出来ない。
【0004】また、従来の乾式洗浄によれば、糸状異物
等の大きな異物は除去されるが、粒径の小さな異物等に
ついての除去効果が小さい。さらに、エアーを吹き付け
ることにより電子銃が更に帯電する可能性があり、一旦
除去された異物の再付着が生じやすくなってしまう。
【0005】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、イオン化した清浄空気を
渦巻き状気流にして吹き付けることにより物品に付着し
た異物を確実に除去すると共に、該異物の再付着を防止
する物品の洗浄方法及びその洗浄装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る物品の洗浄方法は、イオン化した清浄
空気を渦巻き状気流にして発生させ、該気流を物品に吹
き付けると共に、外部気圧より容器入口付近の気圧が低
く設定された容器内に該物品を挿入し、該物品を該容器
内から引き抜くことを特徴とする。
【0007】イオン化した清浄空気を吹き付けるので、
帯電することにより該物品に付着している異物の電荷が
中和され、該物品への吸引力が低下する。したがって、
該異物は該清浄空気に吹き飛ばされ易くなり、該物品か
ら該異物を容易に除去することができる。
【0008】また、該清浄空気を渦巻き状気流にして発
生させるので、該清浄空気の吹き出し力はその吹き出し
方向により互いに打ち消し合うことが無い。したがっ
て、効率的に該空気を該物品に吹き付けることができる
ので、該物品に付着した異物の除去数を増加させること
ができる。
【0009】また、外部気圧より容器入口付近の気圧が
低く設定された容器内に挿入した該物品を外部へ引き抜
くので、外部から該容器内へと気流が流れ、該物品から
除去された異物は該容器内に吸い込まれる。したがっ
て、清浄空気の吹き付けにより異物を除去した後の物品
に該異物が再付着することを防ぐことができる。
【0010】また、本発明に係る物品の洗浄装置は、イ
オン化した清浄空気を物品に吹き付けることにより、該
物品に付着している異物を除去する物品の洗浄装置であ
って、該清浄空気を渦巻き状気流にして発生させるエア
ーノズル機と、該物品を挿入する容器入口付近の気圧を
外部気圧より低くするための排気口と、を設けたことを
特徴とする。
【0011】清浄空気を渦巻き状気流にして発生させる
エアーノズル機を設けるので、該清浄空気の吹き出し力
は互いに打ち消し合うことが無い。したがって、効率よ
く該空気を該物品に吹き付けることができるので、該物
品に付着した異物の除去数を増加させることができる。
【0012】また、容器入口付近の気圧を外部気圧より
低くするための排気口を設けるので、該容器内に挿入し
た該物品を外部へ引き抜くとき、外部から該容器内へと
気流が流れる。そのため、該物品から除去された異物は
該容器内に吸い込まれる。したがって、清浄空気の吹き
付けにより異物を除去した後の物品に該異物が再付着す
ることを防ぐことができる。
【0013】また、本発明に係る物品の洗浄装置は、イ
オン化した清浄空気を物品に吹き付けることにより、該
物品に付着している異物を除去する物品の洗浄装置であ
って、該清浄空気を渦巻き状気流にして発生させるエア
ーノズル機と、該物品を挿入する容器入口付近の気圧を
外部気圧より低くするための排気口と、を有し、該エア
ーノズル機は、吹き出し開口部から吹き出し口の中心部
に向かう方向よりも斜め方向に向けられて設けられるノ
ズルを有すると共に、該吹き出し開口部にはスリットが
設けられていることを特徴とする。
【0014】エアーノズル機のノズルは、吹き出し開口
部から吹き出し口の中心部に向かうよりも斜め方向に向
けられて設けられると共に、該吹き出し開口部にはスリ
ットが設けられる。したがって、該エアーノズルから吹
き出す清浄空気は渦巻き状気流になる。このため、清浄
空気の吹き出し力は互いに打ち消し合うことが無い。よ
って、効率よく該清浄空気を物品に吹き付けることがで
きる。その結果、該物品に付着した異物の除去数を増加
させることができる。
【0015】また、上記物品は、電子銃であることが望
ましい。
【0016】なお、この明細書中で、清浄空気とは、空
気中に存在する異物の直径が10ミクロン以下である空
気をいう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の
形態による物品、具体的には電子銃の洗浄装置を示す正
面図である。該洗浄装置は、主として、電子銃を保持す
るガン(GUN)ホルダー1と、ガンホルダー1に保持
された電子銃を挿入する容器であるブローボックス2
と、ガンホルダー1やブローボックス2等を操作するた
めの機器3とから成る。機器3には、例えばスタートボ
タン6やクランプボタン7が設けられている。これらの
ボタン6,7によりガンホルダー1が操作される。ブロ
ーボックス2は、例えばアクリル材で形成されており、
ブローボックス2の図1の紙面に向かって左側面には、
排気口5が設けられている。ブローボックス2入口付近
の気圧は、排気口5と吹き出し口14から吹き出された
渦巻き状気流とにより、外部の気圧よりも低い状態に保
たれる。これにより、ブローボックス2内では下降気流
が形成される。
【0018】ブローボックス2の上面には、エアーノズ
ル機4が設置されている。エアーノズル機4は、例えば
円形の吹き出し口14を有している。この吹き出し口1
4の図示せぬ吹き出し開口部から、イオン化された清浄
空気(イオンエアー)が吹き出される。エアーノズル機
4の具体的な形状を図2から図5に示す。
【0019】図2、図3は、それぞれエアーノズル機4
を構成するエアーノズル片(A改)4a及びエアーノズ
ル片(B改)4bの側方から見た平面図及び断面図であ
る。これらの断面図、図2(b)(c)及び図3(b)
(c)は、それぞれ、エアーノズル片4a,4bの平面
図、図2(a)並びに図3(a)におけるAA' 線及び
BB' 線で切断したものである。これら2つのエアーノ
ズル片4a,4bが組み合わせられてエアーノズル機4
が完成する。図4は、エアーノズル片4a,4bが組み
合わせられた状態のエアーノズル機4の側方から見た断
面図及び平面図である。また、図5は、エアーノズル機
4の概略的な斜視図である。
【0020】エアーノズル機4はドーナツ板形状をして
いる。エアーノズル機4の中央部に空けられた円形の穴
は、イオン化された清浄空気が吹き出す吹き出し口14
である。吹き出し口14の内周面の一部は、複数箇所
(図5では3カ所)スリット16で覆われている。した
がって、スリット16で覆われていない吹き出し口1
4、即ち、吹き出し開口部15から、イオン化された清
浄空気(イオンエアー)がノズル17を通して吹き出さ
れる。
【0021】ノズル17は、エアーノズル機4の内部か
ら吹き出し口14の内周面14aに向かって延ばされて
いる。このノズル17の方向は、吹き出し開口部15か
ら吹き出し口14の中心部18に向かう方向19よりも
所定の角度だけ斜めに傾斜した方向20に向けられてい
る。これと同時にノズル17は、エアーノズル機4の内
部から吹き出し口14の内周面14aに向かって下方に
傾き角gを有する。傾き角gは、20°〜23°が効果
的である。上記のような方向にノズル17が延ばされて
いる結果、イオン化された清浄空気は、図5中、矢印2
1で示される方向に吹き出される。つまり、該清浄空気
は、やや下流方向を向いた渦巻き状気流として発生す
る。
【0022】次に、上述した本実施の形態による洗浄装
置を用いた電子銃の洗浄方法について説明する。まず、
図示せぬ電子銃を該洗浄装置のガンホルダー1にセット
する。この状態でクランプボタン7を押して、該電子銃
をガンホルダー1に保持する。
【0023】次に、スタートボタン6を押して、ガンホ
ルダー1を下降させ、ブローボックス2内に挿入する。
このとき、吹き出し口14付近の気圧は、渦巻き状気流
による減圧効果(水流ポンプと同様の現象)により、外
部の気圧よりも低くなるよう設定されている。渦巻き状
の下降気流は、排気口5から例えばコンプレッサ等を用
いてブローボックス2内の空気を吸引することや、自然
排気により実現される。
【0024】ガンホルダー1がブローボックス2内に下
降し終えると同時に、エアーノズル機4の吹き出し開口
部15からイオン化された清浄空気(イオンエアー)が
吹き出される。この清浄空気は渦巻き状気流となって発
生し、吹き出し口14の中央部付近に位置する図示せぬ
電子銃に向かって吹き付ける。これにより、該電子銃に
付着している異物が吹き飛ばされる。
【0025】再びガンホルダー1を上昇させ、ブローボ
ックス2内から引き抜く。ガンホルダー1がもとの位置
に戻るまで、該清浄空気(イオンエアー)は吹き出し続
ける。ガンホルダー1がもとの位置に戻ると同時に、該
清浄空気の吹き出しが停止する。クランプボタン7を押
して、ガンホルダー1による保持を解除し、電子銃を取
り出すことにより洗浄が終了する。
【0026】本実施の形態における洗浄装置を用いて、
上述した洗浄方法で洗浄を行う場合の好適な条件は、実
験の結果、以下の通りである。 エアー圧力 2.5kg/cm2(0.25MP)以上 例えば3kg/cm2 イオン出力 +側7.0kv,−側−7.0kv イオン電流 +側40μA,−側20μA 吹き出し口14の口径 φ30
【0027】なお、本実施の形態の場合、ガンホルダー
1を下降又は上昇させる速さは、例えば、下降時 約1
秒/16cm,上昇時 約4秒/16cmの計約5秒で
ある。また、上記条件で洗浄を行う場合、吹き出し口1
4の口径は、電子銃の外径の2.7倍以下とすることが
好ましい。
【0028】上記実施の形態及び条件の下での実験の結
果によれば、イオンエアーによる洗浄前と後とを比較す
ると、約30%の異物除去が可能となる。また、繊維異
物等については約60%の除去が可能になる。また、イ
オンエアーの吹き付けにより、電子銃の帯電が平均で約
260v低下する。これは、イオン化されていない清浄
な空気を吹き付けた場合に電子銃等の物品の帯電が吹き
付け前に比べて平均50v強くなることと比べて、帯電
を防止することによる異物の除去に大きな効果がある。
【0029】上記実施の形態によれば、イオン化した清
浄空気を電子銃に吹き付けるので、帯電することにより
該電子銃に付着している異物の電荷が中和され、該電子
銃への吸引力が低下する。したがって、該異物は該清浄
空気に吹き飛ばされ易くなり、該電子銃から該異物を容
易に除去することができる。
【0030】また、エアーノズル機4により清浄空気を
渦巻き状気流にして発生させるので、該清浄空気の吹き
出し力はその吹き出し方向により互いに打ち消し合うこ
とが無い。つまり、清浄空気を中心部18に向かう方向
19に均一に吹き出す場合は、相対する方向の清浄空気
同士が反発し合い(打ち消し合い)、異物除去に必要な
吹き出し力が電子銃に伝わらない。しかし、清浄空気を
渦巻き状気流にすることにより、清浄空気の吹き出し力
は弱められること無く、効率的に電子銃に吹き付けるこ
とができる。よって、該電子銃に付着した異物の除去数
を増加させることができる。
【0031】また、イオンエアーの吹き付けにより電子
銃に付着した異物を除去するので、水気を嫌うカソード
付近の洗浄も充分に行うことができる。
【0032】また、ブローボックス2に、ブローボック
ス2入口付近の気圧を外部気圧より低くするための排気
口5を設ける。そして、このブローボックス2内に挿入
したガンホルダー1(ガンホルダー1に保持された電子
銃)を外部へ引き抜く。したがって、外部からブローボ
ックス2内へと気流が流れ、該電子銃から除去された異
物はブローボックス2内に吸い込まれる。その結果、イ
オンエアーの吹き付けにより異物を除去した後の電子銃
に該異物が再付着することを防ぐことができる。
【0033】また、吹き出し口14から吹き出されたエ
アーが渦巻き状気流を形成することと排気口5を設ける
ことにより、ブローボックス2から上方に漏れる気流の
発生を防止することができる。したがって、電子銃から
除去した異物が該気流により再付着することを防止でき
る。これにより、異物の再付着を防止するためにブロー
ボックス2の底に入れる必要があった沈殿水を入れなく
ても良い。その結果、該沈殿水の管理負担を軽減するこ
とができる。
【0034】尚、上記実施の形態では、排気口5はブロ
ーボックス2の左側面に設けられたが、排気口5はブロ
ーボックス2内での空気の流れを作るためのものであ
り、その設置場所はこれに限られない。
【0035】また、本実施の洗浄方法では、電子銃を下
降させてブローボックス2内へ挿入し、再び上昇させて
ブローボックス2から上方へ引き抜いたが、電子銃をブ
ローボックス2内へ挿入し又は引き抜く方向は、この場
合に限られない。例えば、ガンホルダー1とブローボッ
クス2との配置を変更し、電子銃を上昇させてブローボ
ックス2内へ挿入した後、下降させてブローボックス2
内から下方へ引き抜くことにしてもよい。また、電子銃
をブローボックス2内へ横方向から挿入し又は引き抜く
ことにしてもよい。
【0036】また、エアーノズル機4の吹き出し口14
の形状は、円形としたが、これに限られない。例えば、
楕円形や多角形等の形状でもよい。
【0037】また、エアーノズル機4の吹き出し開口部
15の個数は、3カ所に限られず、それ以上の個数設け
てもよい。さらに、吹き出し開口部15の形状も、図5
に示される長方形の形状に限られない。
【0038】また、吹き出し開口部15は吹き出し口1
4の内周面14aに設けられているが、内周面4aに限
られず、吹き出し口14付近のエアーノズル機4下面に
設けられてもよい。
【0039】また、清浄空気のイオン化については、別
の場所等で清浄空気をイオン化しておき、ノズル17を
通じて吹き出し口14へ送り込むことにしても良いし、
吹き出し口14内でイオン化を行うことにしてもよい。
【0040】また、上記実施の形態で述べた条件下で洗
浄を行う場合、吹き出し口14の口径は、電子銃の外径
の2.7倍以下とすることが好ましい。しかし、イオン
エアー圧力やイオンエアー吹き出し開口部15の幅等と
の関係により、吹き出し口14の口径は、必ずしも電子
銃の外径の2.7倍以下でなくても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
オン化した清浄空気を渦巻き状気流にして吹き付けるこ
とにより物品に付着した異物を確実に除去すると共に、
該異物の再付着を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による物品(電子銃)の
洗浄装置を示す正面図である。
【図2】エアーノズル片4aの側方から見た断面図及び
平面図である。
【図3】エアーノズル片4bの側方から見た断面図及び
平面図である。
【図4】エアーノズル機4の側方から見た断面図及び平
面図である。
【図5】エアーノズル機4の概略的な斜視図である。
【符号の説明】
1…ガンホルダー,2…ブローボックス,3…機器,4
…エアーノズル機,4a,4b…エアーノズル片,5…
排気口,6…スタートボタン,7…クランプボタン,1
4…吹き出し口,14a…内周面,15…吹き出し開口
部,16…スリット,17…ノズル,18…中央部,1
9,20…方向,21…矢印,g…傾き角。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン化した清浄空気を渦巻き状気流に
    して発生させ、該気流を物品に吹き付けると共に、 外部気圧より容器入口付近の気圧が低く設定された容器
    内に該物品を挿入し、 該物品を該容器内から引き抜くことを特徴とする物品の
    洗浄方法。
  2. 【請求項2】 上記物品は、電子銃であることを特徴と
    する請求項1に記載の物品の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 イオン化した清浄空気を物品に吹き付け
    ることにより、該物品に付着している異物を除去する物
    品の洗浄装置であって、 該清浄空気を渦巻き状気流にして発生させるエアーノズ
    ル機と、該物品を挿入する容器入口付近の気圧を外部気
    圧より低くするための排気口と、を設けたことを特徴と
    する物品の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 イオン化した清浄空気を物品に吹き付け
    ることにより、該物品に付着している異物を除去する物
    品の洗浄装置であって、 該清浄空気を渦巻き状気流にして発生させるエアーノズ
    ル機と、 該物品を挿入する容器入口付近の気圧を外部気圧より低
    くするための排気口と、を有し、 該エアーノズル機は、吹き出し開口部から吹き出し口の
    中心部に向かう方向よりも斜め方向に向けられて設けら
    れるノズルを有すると共に、該吹き出し開口部にはスリ
    ットが設けられていることを特徴とする物品の洗浄装
    置。
  5. 【請求項5】 上記物品は、電子銃であることを特徴と
    する請求項3又は4に記載の物品の洗浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178048A (ja) * 2014-03-18 2015-10-08 株式会社ニューフレアテクノロジー 偏向器用クリーニング装置及び偏向器のクリーニング方法
CN113710400A (zh) * 2019-03-13 2021-11-26 昭立电气工业株式会社 烙铁用的烙铁头清洁装置

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