JPH0738876B2 - 空気イオン発生装置 - Google Patents

空気イオン発生装置

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JPH0738876B2
JPH0738876B2 JP5154083A JP15408393A JPH0738876B2 JP H0738876 B2 JPH0738876 B2 JP H0738876B2 JP 5154083 A JP5154083 A JP 5154083A JP 15408393 A JP15408393 A JP 15408393A JP H0738876 B2 JPH0738876 B2 JP H0738876B2
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JP
Japan
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air
air ion
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JP5154083A
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Inventor
武史 畑中
Original Assignee
株式会社ハイテク研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気イオン発生装置に関
し、さらに詳しくは、工業用、医療用、環境衛生用の空
気イオン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気イオン発生装置として正極と負極と
の間で高圧放電するタイプのものが提案されているが、
この装置は有毒なオゾンを発生するだけでなく、電極に
チリ・ホコリが付着し易いため、効率が悪く、空気は汚
れる欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記欠点を解決するた
めに、特開昭61−61634号の発明では通気孔型セ
ラミック多孔体を水でしめらせて水膜をつくる工程と、
該水膜を微小水滴に分裂する工程とが提案されているが
装置が複雑であるだけでなく、効率が悪いため、連続的
に大量の空気イオンを発生させることができないという
欠点がある。その他に多数のノズルから高圧の水を本体
内に噴霧することが提案されているが、大量の水を必要
とするだけでなく装置が大型で高価となる。
【0004】この発明は水の使用量を極めて少なくして
大量の空気イオンを連続的に効果的に発生させるととも
に装置の小型化と低コスト化を達成しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、空気イオン発生塔の内部に空気を導入
し、空気イオン発生塔内で給水手段から高速回転ブラシ
に給水しながら、微細水滴を発生させてこれを空気イオ
ン発生塔の内壁に衝突させて超微細水滴を発生させ、こ
の超微細水滴に空気を接触させることにより連続的に空
気イオンを発生させ、高速回転ブラシと同軸上に配置さ
れた環状空気流増速部材を介して空気を空気イオン発生
塔の内壁側に増速させながら指向させることにより除滴
をする事を特徴とするものである。微細水滴含有空気は
高速回転ブラシと同軸に設けられた増速部材により空気
イオン発生塔の内壁に沿って増速されて1次除滴をさ
れ、次いでサイクロン式除滴器により2次除滴される。
このため、極めて簡単な構造において、連続的に大量の
空気イオンが効率的に低ランニングコストで得られる。
【0006】
【作用】上記構成に基づき、空気イオン発生塔内で高速
回転ブラシに給水してやると微細水滴が空気イオン発生
塔の内壁に衝突して超微細水滴が発生し、これに吸入空
気が接触して負空気イオンが発生する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図において、空気イオン発生装置10はケーシン
グ12と、大量の空気イオンを含んだ空気を排出するた
めのファン14とを備える。ケーシング12内には円筒
状空気イオン発生塔16とサイクロン式除滴器18が水
平方向に平列的に配置されている。空気イオン発生塔1
6はその一端において接線方向に開口して空気を空気イ
オン発生塔16内に旋回させながら導入するための吸気
口20と、空気イオン発生部22と、環状除滴部24と
を備える。空気イオン発生部22は空気イオン発生塔内
において長軸方向に配置されていてモータMに連結され
た回転軸22aに支持された高速回転ブラシ22bを備
える。回転軸22aは望ましくは一部が中空伏で周囲に
複数のノズルまたはスリット(図示せず)を備え、水受
け26からポンプその他の適当な給水手段28と回転軸
22aを介して回転ブラシ22bの中に給水される。水
受け26には小さな砂等からなる銀イオンコーティング
材26aが殺菌用として収納されていて、排水パイプ3
0、34から戻された水は銀イオンコーティング材26
aに接触して殺菌されるとともにろ過されて、フィルタ
26bを介して貯水部26cに送られ、再利用される。
回転ブラシの一端には皿状プレートからなる水滴遮へい
兼増速用回転部材22cが配置される。回転部材22c
は空気イオン発生塔より小径であり、環状増速部22′
cを形成している。旋回空気は環状増速部22′cで増
速されて空気イオン発生塔16の内壁を旋回しながら通
過する。環状増速部22′cに近接して環状除滴部24
が形成されている。環状除滴部24は空気イオン発生塔
16の内部に突出して回転部材22c方向に開口する排
気口24aと空気イオン発生塔16との空洞部により形
成される。環状除滴部24で除滴された水は排水パイプ
30を介して水受け26に送られる。排気口24aの空
気は連通ダクト32を介してサイクロン式除滴器18に
供給される。連通ダクト32はサイクロン式除滴器18
の接線方向に接続されている。サイクロン式除滴器18
は円筒ケーシング18aと、コーン部18bと、円筒ケ
ーシング18a内に突出する排出ダクト18cとを備
え、 円筒ケーシング18aの端部にたまった水は排水
パイプ34を介して水受け26に送られる。
【0008】上記構成において、ファン14、モータM
および給水手段28がONされると空気イオン発生部2
2の高速回転ブラシ22bの中空回転軸22aには給水
手段28から給水される。このとき、中空回転軸22a
のノズルまたはスリットから供給された水は高速回転ブ
ラシ22bの遠心力により微細水滴となり、これが空気
イオン発生塔16の内壁に衝突して超微細水滴となる。
給気口20から供給された空気は空気イオン発生部22
内を旋回しながら通過する間に超微細水滴と接触しなが
ら大量の負空気イオンが発生するとともに、空気中の塵
埃、微生物およびウイルス等は超微細水滴に付着して補
集される。大量の負空気イオンを含む空気は旋回しなが
ら環状増速部22′cを通じて増速されれ環状除滴部2
4で1次除滴される。次いで空気は排気口24から連通
ダクト32を介してサイクロン式除滴器18に送られ、
ここで旋回しながら2次除滴される。その後空気は排出
ダクト18c、ケーシング12を経てファン14により
排出される。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、空気イオン発生塔内
に高速回転ブラシを有する空気イオン発生部と、環状増
速部と環状除滴部とを備えたため、極めて小量の水を有
効利用して環境衛生上望ましい大量の負空気イオンを発
生させ、しかも、構造が簡単で低コストの空気イオン発
生装置を提供することができる。さらに、給水手段は低
コストの汎用ポンプの使用が可能となり、水の消費量お
よびポンプならびに回転ブラシの消費エネルギーを低い
レベルに押さえることができ、ランニングコストの大幅
な低減が可能となり、実用上の価値が大となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による望ましい実施例の空気イオ
ン発生装置を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気イオン発生塔の内部に空気を導入
    し、空気イオン発生塔内で給水手段から高速回転ブラシ
    に給水しながら、微細水滴を発生させてこれを空気イオ
    ン発生塔の内壁に衝突させて超微細水滴を発生させ、こ
    の超微細水滴に空気を接触させることにより連続的に空
    気イオンを発生させ、高速回転ブラシと同軸上に配置さ
    れた環状空気流増速部材を介して空気を空気イオン発生
    塔の内壁側に増速させながら指向させることにより除滴
    をすることを特徴とする空気イオン発生装置。
  2. 【請求項2】 円筒状の空気イオン発生塔の内部に接線
    方向から空気を旋回させながら導入し、空気イオン発生
    塔内で給水手段から高速回転ブラシに給水して微細微細
    水滴を発生させながらこれを空気イオン発生塔の内壁に
    衝突させて超微細水滴を発生させて旋回中の空気と接触
    させることにより連続的に空気イオンを発生させ、高速
    回転ブラシの一端に設けた環状の水滴遮へい兼空気流増
    速部材を介して空気を増速させながら空気イオン発生塔
    内で空気を旋回させながら1次除滴をし、次いでサイク
    ロン式除滴器により2次除滴をすることを特徴とする空
    気イオン発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、空気イオン発生塔と
    サイクロン式除滴器との連通ダクトを環状水滴遮へい兼
    空気流増速部材に近接して開口させることにより、空気
    イオン発生塔と連通ダクトの開口部との間に環状除滴部
    を形成し、環状除滴部に排水パイプを連通させ、環状増
    速部材を通過した空気を環状除滴部で1次除滴すること
    を特徴とする空気イオン発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、サイクロン式除滴器
    が空気イオン発生塔と平行に配置されていて、サイクロ
    ン式除滴器の端部に排水パイプが連通されていることを
    特徴とする空気イオン発生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、空気イオン発生塔と
    サイクロン式除滴器が水平方向に配置されていることを
    特徴とする空気イオン発生装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、空気イオン発生塔と
    サイクロン式除滴器がケーシグ内に収納され、除滴され
    た空気をサイクロン式除滴器からファンにより排出する
    ことを特徴とする空気イオン発生装置。
  7. 【請求項7】 接線方向に開口する吸気口を有する円筒
    状空気イオン発生塔と、空気イオン発生塔内に配置され
    た高速回転ブラシと、高速回転ブラシの端部に配置され
    ていて旋回空気を増速させるための増速用回転部材と、
    吸気口と反対側において増速用回転部材に隣接して空気
    イオン発生塔内に形成された環状除滴部と、高速回転ブ
    ラシの回転軸を介して高速回転ブラシ中に給水するため
    の給水手段とを備え、高速回転ブラシにより微細水滴を
    発生させてこれを空気イオン発生塔の内壁に衝突させて
    超微細水滴を発生させながら旋回中の空気と接触させる
    ことにより空気イオンを発生させ、次いで旋回中の空気
    を増速用回転部材を介して増速させながら環状除滴部で
    除滴することを特徴とする空気イオン発生装置。
JP5154083A 1993-05-21 1993-05-21 空気イオン発生装置 Expired - Lifetime JPH0738876B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH06327755A JPH06327755A (ja) 1994-11-29
JPH0738876B2 true JPH0738876B2 (ja) 1995-05-01

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ID=15576525

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JP6446577B1 (ja) * 2018-02-11 2018-12-26 株式会社Eins 発汗身体洗浄用ミスト発生装置
JP7057270B2 (ja) * 2018-12-02 2022-04-19 株式会社Eins 発汗身体洗浄用ミスト発生装置

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