JP2000309304A - 被包装物充填装置 - Google Patents

被包装物充填装置

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JP2000309304A
JP2000309304A JP11114481A JP11448199A JP2000309304A JP 2000309304 A JP2000309304 A JP 2000309304A JP 11114481 A JP11114481 A JP 11114481A JP 11448199 A JP11448199 A JP 11448199A JP 2000309304 A JP2000309304 A JP 2000309304A
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packaging film
packaged
turntable
holding plate
filling
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Inventor
Kazuaki Sugimoto
和昭 杉本
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MITSUYA SINGAPORE Pte Ltd
Jtekt Column Systems Corp
Original Assignee
MITSUYA SINGAPORE Pte Ltd
Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断面略筒状に形成した包装フイルムの内部
に、被包装物やカード類等を自動的に、且つ、能率良く
挿入できるように工夫した被包装物充填装置を提供す
る。 【解決手段】 間欠的な回転を行うターンテーブル1に
複数組のグリップ装置10…を回転方向に間隔をあけて
並設し、このグリップ装置10の下側と上側の挟持プレ
ート2,3が、包装フイルムPCを切断する時には包装
フイルムPCを挾み、包装フイルムPCの内部PTに被
包装物HXやカード類ADを充填する時は、開いてその
挟持面にブロアー装置15の吸引作用を及ぼすことによ
り、包装フイルムPCの口を大きく開いて被包装物HX
やカード類ADの充填を円滑に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の被包装物を
断面略筒状に造った包装フイルムの内部に自動的に収め
ることができる被包装物充填装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動包装機の技術分野では、例えば特公
昭49−24387号公報等に見られる整列供給装置
や、特公昭49−5956号公報等に見られる自動包装
機を用いて、所定形状の被包装物を所定数ずつ整列させ
てひとまとめにシール包装することは可能であるが、こ
れ等シール包装された複数個の包装製品を更にひとつに
まとめてシール包装したり、このシール包装の中に宣伝
用のカード類等を挿入する場合は、上述したような在来
の自動包装機の構成では、これ等シール済みの被包装物
やカード類を再び包装フイルムの袋の中に挿入して自動
包装することは不可能であった。
【0003】そこで従来は、手作業にて複数のシール済
み被包装物を断面略円筒状に成形した包装フイルムの中
に挿入し、更に、必要とするカード類等も一緒に差し込
んだ後、これを例えば実公昭49−3808号公報等に
見られるような自動包装機に送り込んで開口した包装フ
イルムをヒートシールしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、手作業による
被包装物やカード類の挿入は非常に面倒で、多くの人手
と時間を必要とするため、包装コストを高くする問題が
あり、また、作業能率が悪くて包装に掛る時間が長くな
る問題があった。
【0005】従って本発明の技術的課題は、断面略筒状
に形成した包装フイルムの内部に、被包装物やカード類
等を自動的に、且つ、能率良く挿入できるように工夫し
た被包装物充填装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0007】断面略筒状に形成した包装フイルムの内部
に被包装物を充填する装置であって、
【0008】(1) 一方向に間欠的な回転を行うター
ンテーブルの周辺部に、断面略筒状に成形した包装フイ
ルムをターンテーブルに向けて送り出す包装フイルムの
供給部と、この包装フイルムの中に被包装物を送り込む
被包装物の充填部と、内部に被包装物を収めた包装フイ
ルムをターンテーブルの外に取り出す取出部を配置し、
上記ターンテーブルの上面には、上記の包装フイルムを
上下の挟持プレートの間に挟持でき、且つ、各挟持プレ
ートの挟持面に対してブロアーの吸引作用を及ぼすこと
ができるように構成した複数個のグリップ装置を、回転
方向に間隔をあけて並設すると共に、上記包装フイルム
の供給部に於いて上記グリップ装置の挟持プレートが閉
じて包装フイルムを挟持するように構成し、且つ、この
供給部には挟持された包装フイルムを供給源側から切り
離すカッター装置を設け、上記被包装物の充填部では、
グリップ装置の上下の挟持プレートが挟持面にブロアー
の吸引作用を及ぼしながら開いて、偏平な包装フイルム
を略筒状に開口し、この開口した包装フイルムの内部に
被包装物を押し込んで充填するように構成し、上記の取
出部では、グリップ装置の上下の挟持プレートを開き、
且つ、各プレート挟持面に対するブロアーの吸引作用を
止めて被包装物を収めた包装フイルムをターンテーブル
の外に取り出すように構成すること。(請求項1)
【0009】(2) 各グリップ装置を構成する上下の
挟持プレートのうち、下側の挟持プレートをターンテー
ブル上に設ける一方、ターンテーブルを上下方向に貫い
て設けた左右の作動軸の上端部間に、上側の挟持プレー
トを上記下側の挟持プレートに対向させて架設し、且
つ、両作動軸の下端部間には、ターンテーブルの下側回
転方向に沿設したカム板に押し上げられて、上記上側の
挟持プレートを下側の挟持プレートに対して上昇作動す
るガイド部材を架設すると共に、上記左右の作動軸を常
時バネの弾発力によって下方に弾発作用せしめて、上側
の挟持プレートを下側の挟持プレートに押接するように
構成すること。(請求項2)
【0010】(3) 包装フイルムの供給部と被包装物
の充填部との間に、グリップ装置の上下の挟持プレート
の挟持面にブロアーの吸引作用を及ぼしながら、カム板
によって上側の挟持プレートを上昇作動させて偏平な包
装フイルムを略筒状に開口する予行開口部を設けるこ
と。(請求項3)
【0011】(4) 被包装物の充填部と取出部との間
に、グリップ装置の上下の挟持プレートの挟持面にブロ
アーの吸引作用を及ぼしながら、カム板によって上側の
挟持プレートを上昇作動させて包装フイルムを開口した
状態で、被包装物を収容した包装フイルムの中に任意の
カード類を挿入するカード類挿入部を設けること。(請
求項4)
【0012】上記(1)で述べた請求項1に係る手段に
よれば、ターンテーブルの間欠的な回転に従って包装フ
イルムの供給部では、ターンテーブル側に供給される断
面略筒状の包装フイルムをグリップ装置の上下の挟持プ
レートが挟持して、この挟持状態の時にカッター装置が
包装フイルムを切断するため、包装フイルムを必要な寸
法に確実に切断することを可能にする。
【0013】次いで被包装物の充填部では、グリップ装
置の上下の挟持プレートが挟持面にブロアーの吸引作用
を及ぼしながら開くため、略偏平状態に折り畳められて
いた包装フイルムをこの吸引作用によって上下に開口し
て、被包装物の充填を簡単に、且つ、確実に行うことが
できると共に、取出部ではグリップ装置の上下の挟持プ
レートを開き、且つ、挟持面の吸引作用を止めるため、
被包装物を収容した包装フイルムの取出しを極めて円滑
に行うことができるものであって、包装フイルムの切断
→包装フイルムの開口→被包装物の充填→被包装物を収
容した包装フイルムの取出し、から成る一連の作業を、
ターンテーブルの間欠的な回転に従って自動的に、且
つ、確実に行うことを可能にする。
【0014】上記(2)で述べた請求項2に係る手段に
よれば、グリップ装置の上側の挟持プレートは、常時バ
ネの弾発力を受けて下方に作動して下側の挟持プレート
に押接しているが、ガイド部材がカム板に押し上げられ
ると上側の挟持プレートが上昇して下側の挟持プレート
との間隔を広げるため、上側の挟持プレートを上昇して
開口する必要のある被包装物の充填部や、取出部の下側
に上記のカム板を設けることによって、上側の挟持プレ
ートを確実に上昇作動することができ、また、上側の挟
持プレートを下側の挟持プレートに押し付けて包装フイ
ルム挟持する必要のある包装フイルムの供給部では、上
記のカム板を設けずにバネの弾発力によって上側の挟持
プレートを降下させることにより、包装フイルムを確実
に挟持することを可能にする。
【0015】上記(3)で述べた請求項3に係る手段に
よれば、充填部で被包装物を包装フイルムの中に充填す
る前に、包装フイルムを予行開口部で予行開口するた
め、包装フイルムの圧着等による開口の不具合をこの予
行開口部で調整して、充填部での本番の開口と被包装物
の充填を円滑に行うことを可能にする。
【0016】上記(4)で述べた請求項4に係る手段に
よれば、被包装物を収容した包装フイルムの内部に、宣
伝用のカード類等を一緒に、而かも、自動的に差し込む
ことを可能にする。
【0017】以上の如くであるから、上記(1)〜
(4)の手段によって上述した技術的課題を解決して、
前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る被包装物充
填装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本
発明による被包装物の充填の手順を(A)〜(D)の順
番に説明した工程図であって、図中、(A)は縦シール
TSによって全体を略筒状に成形した包装フイルムPC
を、後述するカッター装置によって必要な長さにカット
CKするフイルム切り離し工程で、(B)はこの切り離
された包装フイルムPCを後述するグリップ装置10に
よって内部PTを上下に大きく開口する開口工程を示
す。
【0019】更に(C)は、上記大きく開口した包装フ
イルムPCの内部PTに、既に数を合せてシール包装H
Pを済ませた複数個の被包装物HX(図面の場合は4本
のアルカリ乾電池をシール包装HPした2組の被包装
物)を、上記グリップ装置10によって開口された包装
フイルムPCの内部PTに挿入(充填)する充填工程を
示し、更に(D)は、被包装物HX,HXを充填した包
装フイルムPCの内部PTに、更に宣伝等を印刷したカ
ード類ADを挿入するカード挿入工程を示したものであ
って、本発明はこれ等の各工程を後述するターンテーブ
ルの間欠的な回転に従って(A)→(B)→(C)→
(D)の順番に行って、複数組の被包装物HX,HXと
カード類ADを包装フイルムPCの内部PTに自動的に
挿入できる仕組に成っている。
【0020】次に、本発明に係る被包装物充填装置の具
体的な構成を図面と共に説明すると、図2は本発明の全
体を説明した平面図、図3は本発明を正面側(後述する
予行開口部側)から見た構成図、図4は本発明を側面側
(後述する被包装物の充填部側)から見た構成図であっ
て、これ等の図面に於いて、1は駆動モータ(図示省
略)によって図2に於いて時計回転方向に間欠的に回転
を行うターンテーブル、1Tはその支持台、5′は支持
テーブル、5A,5Aは支持脚を示す。
【0021】10…は上記ターンテーブル1の上面に回
転方向に等間隔をあけて設けた複数台(図面の場合は8
台)のグリップ装置であって、これ等各グリップ装置1
0…は、図3並びに図4に示すようにターンテーブル1
の上面半径方向に横長に設けた下側の挟持プレート2
と、この挟持プレート2Aの左右両側にターンテーブル
1を貫いて上下作動自在に設けた左右の作動軸4,4
と、これ等両作動軸4,4の上端部間に架設した保持材
5の下側に設けた取付板3Tの内側面に沿わせて、上記
下側の挟持プレート2Aに対向させて同じくターンテー
ブル1の半径方向に横長に設けた上側の挟持プレート3
とを具備している。
【0022】更に上記各グリップ装置10…は、上記タ
ーンテーブル1の底面に取付けた上記左右の作動軸4,
4用の保持板4Xと、両作動軸4,4の下端部間に架設
した取付杆6と、この取付杆6に設けたガイド部材7
(ローラ)と、上記作動軸4,4の外端部に巻装され、
且つ、その上下両端部を上記保持板4Xの底面に設けた
鍔4A,4Aと、上記取付杆6の左右両端部の間に介在
した圧縮バネ6S,6Sを含んでいて、上記の作動軸
4,4はこの圧縮バネ6S,6Sの弾発作用を受けて下
方にスライドして、上側の挟持プレート3を下側の挟持
プレート2に押接する仕組に成っている。
【0023】また、上記下側と上側の各挟持プレート
2,3の各挟持面には、吸引ホース2S,3Sの吸引口
2A,3Aが設けられていて、ターンテーブル1の上面
中央部に設けたブロアー装置15の吸引作用が、上記の
吸引ホース2S,3Sを通して各挟持面に対して及ぶ仕
組に成っているが、この吸引作用は例えば電磁弁(図示
せず)の開閉によって上記包装フイルムPCを図3、図
4の如く開口する時だけ発揮され、その他の時は発揮さ
れないように構成されている。
【0024】更に図中、8及び8Xは取付台9並びに9
Xによって上記ターンテーブル1の下側で、且つ、ター
ンテーブル1の回転方向に沿わせて上記支持テーブル
5′の上に取付けたカム板で、上述した各グリップ装置
10のガイド部材7は、ターンテーブル1の回転に従っ
てこれ等各カム板8及び8Xの上部カム面を押圧しなが
ら移動して、ガイド部材7が図3に示した略三角形状に
造ったカム板8の頂点部分に達すると、ガイド部材7と
共に左右の作動軸4,4が圧縮バネ6S,6Sを圧縮し
ながら上方にスライドし、上側の挟持プレート3を下側
の挟持プレート2に対して上昇させて間隔を開き、ま
た、ターンテーブル1の回転に従ってガイド部材7が図
3及び図4の右側に示すように上記カム板8の低い部
分、又は、カム板8から外れた位置に来ると、左右の作
動軸4,4が圧縮バネ6S,6Sの弾発力で下方にスラ
イドして、上側の挟持プレート3を下側の挟持プレート
2に押接する仕組に成っている。
【0025】図4に示した縦幅を高く、且つ、平坦に形
成したカム板8Xは、各グリップ装置10の上側の挟持
プレート3を上方に開いた状態に維持する場合に用いる
ものであって、このカム板8Xは後述する被包装物充填
部→カード挿入部→取出部の間に設けられ、また、上述
した三角形状のカム板8は、後述する包装フイルムPC
の供給部と、予行開口部の位置に夫々設けられるが、上
記縦幅の高いカム板8Xは、その入口部分が三角形状の
カム板8と同様に傾斜していることは勿論である。
【0026】また、上述したブロアー装置15の吸引作
用は、図3と図4に示した予行開口時と被包装物HXの
充填時、並びに、カード類ADの挿入時に、各グリップ
装置10の挟持プレート2,3の挟持面に及んで、包装
フイルムPCの上下両面を各挟持プレート2,3の挟持
面に吸着させるが、その他の部分に位置するグリップ装
置10に対しては吸引を止める仕組に成っている。
【0027】図2に於いて、20は図1の(A)に示す
様に断面略筒状に形成した包装フイルムPCを、図2の
右方向(3時の方向)からターンテーブル1に向けて送
り込むフイルム供給装置で、このフイルム供給部では上
述した略三角形状のカム板8を用いてグリップ装置10
の上側の挟持プレート3を上方に開き、包装フイルムP
Cの挿入が終ると挟持プレート3を降下させて下側の挟
持プレート2との間で包装フイルムPCを挟持し、この
挟持状態のままカッター装置21で包装フイルムPCを
所定の長さに切断するように構成されている。
【0028】また、ターンテーブル1の間欠的な回転に
よって上記各挟持プレート2,3の間に包装フイルムP
Cを挟持したグリップ装置10が図2の下側部の位置
(6時の位置)、即ち、予行開口位置に移動して来る
と、上記略三角形状に形成したカム板8によって上側の
挟持プレート3が上昇し、これと一緒にブロアー装置1
5の吸引作用が両挟持プレート2,3の挟持面に及ぶた
め、両挟持プレート2,3の間に挾まれて偏平状に成っ
て送られて来る包装フイルムPCを、図1の(B)或は
図3の如く予行開口して内部PTを大きく広げることが
できる。
【0029】次いで、ターンテーブル1の間欠的な回転
によって上記予行開口を終えたグリップ装置10が、図
2の左側位置(9時の位置)、即ち、被包装物HXの充
填部に移動して来ると、図4に示すようにカム板8Xに
よって上側の挟持プレート3が本開口され、これと一緒
にブロアー装置15の吸引作用が両挟持プレート2,3
の挟持面に及ぶため、包装フイルムPCの内部PTが図
4の如く大きく開口されて、図2に示した充填装置30
による被包装物HX,HXの充填を円滑に、且つ、確実
に行うことができる。
【0030】更にターンテーブル1の間欠的回転が進ん
で、上記被包装物HX,HXの充填を終えたグリップ装
置10が図2の左斜め上の位置(10時と11時の中間
位置)、即ち、カード類挿入部に移動して来ると、上記
開口状態が維持されている包装フイルムPCの内部PT
に図2に示したカード挿入装置40が宣伝等を印刷した
カード類ADを挿入する。
【0031】次いで、このカード類ADの挿入を終えた
グリップ装置10が図2の上部位置(12時の位置)、
即ち、取出部に移動して来ると、上記ブロアー挿入15
による吸引作用を止めた後、図2に示した取出し装置5
0が被包装物HX,HXとカード類ADを内部PTに充
填した包装フイルムPCを外部のコンベヤ(図示省略)
上に取り出し、これを直接又は間接的に自動包装機(図
示省略)に送って、開放した包装フイルムPCの両端口
をシール包装して作業を終える。
【0032】図5は、上記各グリップ装置10に於ける
両挟持プレート2,3の開閉状態を、ターンテーブル1
の回転部位に関連して説明したタイムチャートで、上述
した各部位での動作はターンテーブル1の間欠的回転に
従って連続的に行われて、被包装物HX,HXとカード
類ADを充填した包装フイルムPCが連続してターンテ
ーブル1上から取り出されることは勿論である。
【0033】尚、図面にはターンテーブル1上に計8個
のグリップ装置10…が設けられ、また、被包装物の充
填部では2組の被包装物HX,HX(アルカリ乾電池)
が充填される状態が示されているが、これ等はいずれも
実施の一例であって、本発明が図示の記載に限定されな
いことは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る被包装
物充填装置によれば、被包装物やカード類を極めて円滑
に、且つ、確実に包装フイルムの内部に充填でき、而か
も、これ等被包装物やカード類の充填を全て自動化でき
る点と相俟って、特に、1度包装を終えた被包装物を複
数組まとめてこれを再度シール包装する場合に用いて洵
に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による被包装物とカード類の充填を工程
順に説明した説明図である。
【図2】本発明に係る被包装物充填装置の平面図であ
る。
【図3】本発明の予行開口部に於ける状態を説明した構
成図である。
【図4】本発明の被包装物充填部に於ける状態を説明し
た構成図である。
【図5】ターンテーブルの回転と挟持プレートの開閉の
関係を説明したタイムチャートである。
【符号の説明】
1 ターンテーブル 2 下側の挟持プレート 3 上側の挟持プレート 4 作動軸 6S 圧縮バネ 7 ガイド部材 8,8X カム板 10 グリップ装置 15 ブロアー装置 20 フイルム供給装置 21 カッター装置 30 被包装物の充填装置 40 カード挿入装置 50 取出し装置 PC 包装フイルム PT フイルムの内部 HX 被包装物 AD カード類
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E003 AA05 AB02 AB03 BA03 BB02 BC03 BD05 CA01 CA02 CB03 CB05 CB06 DA02 DA03 DA07 3E050 AB04 BA16 BA19 CB03 CC01 EA06 FB02 3E056 AA03 BA06 BA10 CA01 DA01 DA03 EA01 EA08 FE12 GA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略筒状に形成した包装フイルムの内
    部に被包装物を充填する装置であって、 一方向に間欠的な回転を行うターンテーブルの周辺部
    に、断面略筒状に成形した包装フイルムをターンテーブ
    ルに向けて送り出す包装フイルムの供給部と、この包装
    フイルムの中に被包装物を送り込む被包装物の充填部
    と、内部に被包装物を収めた包装フイルムをターンテー
    ブルの外に取り出す取出部を配置し、上記ターンテーブ
    ルの上面には、上記の包装フイルムを上下の挟持プレー
    トの間に挟持でき、且つ、各挟持プレートの挟持面に対
    してブロアーの吸引作用を及ぼすことができるように構
    成した複数個のグリップ装置を、回転方向に間隔をあけ
    て並設すると共に、上記包装フイルムの供給部に於いて
    上記グリップ装置の挟持プレートが閉じて包装フイルム
    を挟持するように構成し、且つ、この供給部には挟持さ
    れた包装フイルムを供給源側から切り離すカッター装置
    を設け、上記被包装物の充填部では、グリップ装置の上
    下の挟持プレートが挟持面にブロアーの吸引作用を及ぼ
    しながら開いて、偏平な包装フイルムを略筒状に開口
    し、この開口した包装フイルムの内部に被包装物を押し
    込んで充填するように構成し、上記の取出部では、グリ
    ップ装置の上下の挟持プレートを開き、且つ、各プレー
    ト挟持面に対するブロアーの吸引作用を止めて被包装物
    を収めた包装フイルムをターンテーブルの外に取り出す
    ように構成したことを特徴とする被包装物充填装置。
  2. 【請求項2】 各グリップ装置を構成する上下の挟持プ
    レートのうち、下側の挟持プレートをターンテーブル上
    に設ける一方、ターンテーブルを上下方向に貫いて設け
    た左右の作動軸の上端部間に、上側の挟持プレートを上
    記下側の挟持プレートに対向させて架設し、且つ、両作
    動軸の下端部間には、ターンテーブルの下側回転方向に
    沿設したカム板に押し上げられて、上記上側の挟持プレ
    ートを下側の挟持プレートに対して上昇作動するガイド
    部材を架設すると共に、上記左右の作動軸を常時バネの
    弾発力によって下方に弾発作用せしめて、上側の挟持プ
    レートを下側の挟持プレートに押接するように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の被包装物充填装置。
  3. 【請求項3】 包装フイルムの供給部と被包装物の充填
    部との間に、グリップ装置の上下の挟持プレートの挟持
    面にブロアーの吸引作用を及ぼしながら、カム板によっ
    て上側の挟持プレートを上昇作動させて偏平な包装フイ
    ルムを略筒状に開口する予行開口部を設けたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の被包装物充填装置。
  4. 【請求項4】 被包装物の充填部と取出部との間に、グ
    リップ装置の上下の挟持プレートの挟持面にブロアーの
    吸引作用を及ぼしながら、カム板によって上側の挟持プ
    レートを上昇作動させて包装フイルムを開口した状態
    で、被包装物を収容した包装フイルムの中に任意のカー
    ド類を挿入するカード類挿入部を設けたことを特徴とす
    る請求項1、2又は3記載の被包装物充填装置。
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JP2011026005A (ja) * 2009-06-26 2011-02-10 Kishi Seisakusho:Kk 梱包方法、梱包装置及び梱包体
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