JP2000308634A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JP2000308634A
JP2000308634A JP11122770A JP12277099A JP2000308634A JP 2000308634 A JP2000308634 A JP 2000308634A JP 11122770 A JP11122770 A JP 11122770A JP 12277099 A JP12277099 A JP 12277099A JP 2000308634 A JP2000308634 A JP 2000308634A
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ray
curvature
slit
shielding
rays
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Masahiko Yamazaki
正彦 山崎
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Canon Medical Systems Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線管焦点から円弧形状のX線検出器の各チ
ャンネルまでのX線パスの長さの相違を是正して、該各
チャンネルで取り込まれるX線像の拡大率の均一化を通
じて該各チャンネルでのスライス厚の均一化を図る。 【解決手段】 X線管1の直下に設けられた上部スリッ
ト3に、円弧形状のX線検出器2の曲率に対応する曲率
を持たせることで、各スリット板4,5の間の間隙部6
に、円弧形状のX線検出器2の曲率に対応する曲率を持
たせる。これにより、上部スリット3からX線検出器2
の各チャンネルまでのX線パスの長さをそれぞれ同じ長
さとすることができる。このため、X線検出器2の各チ
ャンネルで取り込まれるX線像の拡大率の均一化を図る
ことができ、これを通じて該各チャンネルでのスライス
厚の均一化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるシングル
スライス用のX線検出器或いはマルチスライス用のX線
検出器を有するX線CT装置に適用して好適なX線CT
装置に関し、特にガントリ内を回転するX線検出器の曲
率に対応して、X線管の直下に位置するコリメータ(上
部スリット)に該X線検出器と同じ曲率を持たせること
で、上部スリットからX線検出器の中心に至るX線パス
の長さと、上部スリットからX線検出器の端部に至るX
線パスの長さをそれぞれ同じ長さとしてX線検出器のど
の箇所でも同一のスライス厚のX線像を得られるように
したX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図10(a),(b)に示すよう
な、いわゆる第3世代のX線CT装置が知られている。
図10(a)は、このX線CT装置の要部を被検体の頭
側から見た場合の概略的な斜視図を、図10(b)は、
このX線CT装置の要部を被検体の側面側から見た場合
の概略的な側面図を示しているのであるが、この図10
(a),(b)からわかるように、このX線CT装置
は、X線管100及びX線検出器101が対向配置され
ており、両者がこの位置関係を保持した状態でガントリ
内に載置された被検体の周囲を回転しながらX線の曝射
を行うことで被検体の断層像を撮影するようになってい
る。
【0003】ここで、X線管100より曝射されたX線
は、被検体の体軸方向にある程度の幅を有するため、そ
のままX線検出器101でX線像の取り込みを行ったの
では、X線の半影の影響でアーチファクトや撮影画像の
S/Nの劣化を生ずる。また、X線検出器の検出面で取
り込まれることのないX線像を形成する余計な被曝を生
ずることとなる。
【0004】このため、X線管100の直下には、上部
スリット102(コリメータ)が設けられている。この
上部スリット102は、それぞれ略長方形を有する板状
のスリット板102a,102bの長手方向の一側面同
士を相対向させるかたちで設けられており、この各側面
の間の開口部103を介して被検体にX線を曝射するよ
うになっている。開口部103の大きさは、被検体のX
線検出器101の検出面に対応する部位にのみX線が曝
射される大きさに調整されるようになっている。そし
て、開口部103を通過するX線以外のX線は、各スリ
ット板102a,102bにより遮蔽するようになって
いる。
【0005】これにより、被検体のX線検出器101の
検出面に対応する部位にのみX線を曝射することがで
き、画像化に寄与しない余計な被曝を防止することがで
きる。また、この上部スリット102によりX線の半影
を除去することができ、該半影の影響でアーチファクト
や撮影画像のS/Nが劣化する不都合を防止することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11は、前記X線C
T装置の要部を被検体の頭側から見た場合の側面図なの
であるが、この図11からわかるように、このようなX
線CT装置に設けられているX線検出器101の検出面
は、ガントリ内を回転することから被検体の体軸方向と
直交する方向に円弧形状を有しているのに対して、上部
スリット102の各スリット板102a,102bは略
長方形を有する板状を有している。
【0007】このため、X線管100からX線検出器1
01の中心チャンネルに至るX線パスの長さと、X線管
100からX線検出器101の端部のチャンネルに至る
X線パスの長さが異なる長さとなる不都合を生ずる問題
があった。
【0008】具体的には、図11に示すようにX線管1
00からX線検出器101の中心チャンネルに至るX線
パスは、X線検出器101の中心チャンネルから上部ス
リット102までの長さ(A)と、上部スリット102
からX線管100までの長さ(B)との比がA:Bであ
り、X線管100からX線検出器101の端部のチャン
ネルに至るX線パスは、X線検出器101の端部のチャ
ンネルから上部スリット102までの長さ(a)と、上
部スリット102からX線管100までの長さ(b)と
の比がa:bなのであるが、この各X線パスの比は同じ
とはならない(a:b≠A:B)。
【0009】図12(a)は、前記X線CT装置の要部
を被検体の側面側から見た場合におけるX線検出器10
1の中心チャンネルに至るX線を示す図であり、図12
(b)は、前記X線CT装置の要部を被検体の側面側か
ら見た場合におけるX線検出器101の端部のチャンネ
ルに至るX線を示す図なのであるが、前述のように各部
でX線パスの長さが異なるということは、この図12
(a),(b)に示すように上部スリット102の位置
にズレが生じているのと同じこととなる。
【0010】そして、X線検出器101の検出面の各部
におけるX線パスの長さに差異を生ずると、該各部でX
線像の拡大率が異なることとなるため、図12(a),
(b)にそれぞれスライス厚A,スライス厚Bとして示
すように、検出面の各部でスライス厚が異なるX線像が
取り込まれる不都合を生ずる。
【0011】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、円弧形状を有するX線検出器に対応して検出
面の各部におけるX線パスの長さを均一化し、該各部に
おけるX線像の拡大率の均一化を通じてスライス厚の均
一化を図ることができるようなX線CT装置の提供を目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るX線CT装
置は、上述の課題を解決するための手段として、被検体
に対してX線を曝射するX線発生手段と、前記X線発生
手段からのX線入射方向に対して所定の曲率を有し、前
記被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、前
記X線発生手段と前記X線検出手段との間に設けられ、
該X線検出手段の曲率に対応する曲率を有し、前記X線
発生手段から曝射されたX線の一部を通過させる間隙部
を備え、該間隙部を通過するX線以外のX線を遮蔽する
X線遮蔽手段とを有する。
【0013】このようなX線CT装置は、X線発生手段
からのX線入射方向に対して所定の曲率を有するX線検
出手段に対応する曲率をX線遮蔽手段に持たせる。これ
により、前記X線遮蔽手段の間隙部からX線検出手段の
各チャンネルまでのX線パスの長さをそれぞれ同じ長さ
とすることができ、該各チャンネルで取り込まれるX線
像の拡大率の均一化と共にスライス厚の均一化を図るこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕本発明に係
るX線CT装置は、被検体の体軸に直交する方向に沿っ
て一列に複数のX線検出素子が配列されたシングルスラ
イス用のX線検出器が設けられた、いわゆる第3世代の
X線CT装置に適用することができる。
【0015】[第1の実施の形態の要部の構成]図1
は、この第1の実施の形態のX線CT装置の要部を被検
体の頭側から見た場合の斜視図なのであるが、この図1
からわかるようにX線管1とX線検出器2は相対向する
ようにガントリに設けられており、この位置関係を保持
した状態で被検体の周囲を回転しながらX線の曝射を行
うことで、被検体の所望の部位の断層像の撮影を行うよ
うになっている。
【0016】X線検出器2は、ガントリ内を円滑に回転
するように、該ガントリの内周の曲率に沿った曲率を有
している。このため、X線管1の焦点PからX線検出器
2の中心のチャンネルCに至るX線パスの長さと、X線
管1の焦点PからX線検出器2の端部のチャンネルSに
至るX線パスの長さとは異なる長さとなっている。
【0017】[上部スリットの構成]このような第1の
実施の形態のX線CT装置では、X線管1の直下に、X
線検出器2の曲率と同じ曲率の開口部6を形成する上部
スリット3が設けられていることが特徴となっている。
【0018】図2は、この上部スリット3の斜視図なの
であるが、この図2からわかるように上部スリット3
は、略長方形の板形状を有し、それぞれX線検出器2の
曲率に対応する曲率を有する第1,第2のスリット板
4,5を有している。各スリット板4,5は、長手方向
の一側面4a,5aが相対向するように設けられてお
り、短手方向の一側面4b,5bには、各スリット板
4,5を被検体の体軸方向に沿って移動制御するための
スライドギヤ7,8がそれぞれ設けられている。
【0019】各スライドギヤ7,8には、それぞれパル
スモータ11の回転軸に回転自在に設けられたピニオン
ギヤ9,10が噛み合うかたちで設けられており、パル
スモータ11の回転力を各ピニオンギヤ9,10を介し
て各スライドギヤ7,8に伝達することで、各スリット
板4,5を被検体の体軸方向に沿って移動制御し、該各
スリット板4,5の一側面4a,5aの間に形成される
開口部6のサイズを調整するようになっている。
【0020】[第1の実施の形態の動作] [全体的な撮影動作]このような要部構成を有する当該
第1の実施の形態のX線CT装置を用いて被検体の断層
像の撮影を行う場合、操作者は、図3に示すコンソール
15を操作して例えば管電圧(kV),管電流(m
A),スライス厚(mm)等の撮影条件の入力を行う。
制御部15は、操作者によりスライス厚が入力される
と、このスライス厚に対応するサイズの開口部6が形成
されるように前記各パルスモータ11,12を回転制御
する。
【0021】各パルスモータ11,12の回転力は、図
2に示す上部スリット3の各ピニオンギヤ9,10を介
して各スライドギヤ7,8に伝達される。これにより、
各スリット板4,5が被検体の体軸方向に沿って移動
し、該各スリット板4,5の一側面4a,5aの間に形
成される開口部6が、操作者により入力されたスライス
厚に対応するサイズに制御される。
【0022】撮影が開始されると、X線管1とX線検出
器2が相対向する位置関係を保持した状態でガントリ内
を回転し、被検体の周囲を回転しながらX線の曝射を行
う。上部スリット3は、図1に示すようにX線管1から
曝射されたX線の一部を開口部6を通過させ残りを遮蔽
する。上部スリット3の開口部6は、操作者により入力
されたスライス厚に対応するサイズに調整されているた
め、被検体には、該スライス厚に対応する部位にのみX
線が曝射されることとなる。
【0023】X線検出器2は、被検体にX線が曝射され
ることで形成されるX線像を取り込み、該X線像のX線
量に対応する電気信号である投影データを形成し、これ
を図3に示すデータ収集部17(DAS)に供給する。
データ収集部17で収集された投影データは画像再構成
系に供給され、例えばフィルタードバックプロジェクシ
ョン法等の画像再構成技術に基づいて画像再構成処理さ
れモニタ装置や記憶装置等に供給される。これにより、
操作者により撮影条件として入力されたスライス厚の断
層像がモニタ表示され、或いは記憶装置に記憶されるこ
ととなる。
【0024】[X線パス長の均一化]図3は、当該X線
CT装置の要部を被検体の頭側から見た場合の概略図な
のであるが、上述のように上部スリット3の各スリット
板4,5は、X線検出器2に対応する曲率を有してい
る。このため、上部スリット3からX線検出器2の中心
チャンネルCに至るX線パスX1の長さと、上部スリッ
ト3からX線検出器2の端部のチャンネルSに至るX線
パスX2の長さは、それぞれ同じ長さとなる。
【0025】言い換えれば、図3に示すようにX線管1
の焦点PからX線検出器2の中心チャンネルCに至るX
線パスX1は、X線検出器2の中心チャンネルCから上
部スリット3までの長さ(A)と、上部スリット3から
X線管1の焦点Pまでの長さ(B)との比がA:Bであ
り、X線管1の焦点PからX線検出器2の端部のチャン
ネルSに至るX線パスX2は、X線検出器2の端部のチ
ャンネルSから上部スリット3までの長さ(a)と、上
部スリット3からX線管1の焦点Pまでの長さ(b)と
の比がa:bなのであるが、上部スリット3の前記曲率
により各X線パスX1,X2の比を同じとすることがで
きる(a:b=A:B)。
【0026】図4(a)は、当該X線CT装置の要部を
被検体の側面側から見た場合における前記X線パスX1
を示し、図4(b)は、当該X線CT装置の要部を被検
体の側面側から見た場合における前記X線パスX2を示
すのであるが、この図4(a),(b)からわかるよう
に上部スリット3に前記曲率を持たせることで各部でX
線パスの長さが異なるにも関わらず、上部スリット3の
位置を擬似的に同じ位置とすることができる。このた
め、上部スリット3からX線検出器2に至るまでのX線
パスの長さを、X線検出器2の各チャンネルでそれぞれ
同じ長さとすることができ、該各チャンネルで取り込ま
れるX線像の拡大率の均一化を図ることができる。従っ
て、図4(a),(b)に示すようにX線検出器2の各
チャンネルにおけるスライス厚d1,d2の均一化(d
1=d2)を図ることができる。
【0027】図5(a)は、従来のX線CT装置に設け
られているフラットな板状の上部スリット(図10の符
号102)によるX線検出器の各チャンネルと拡大率の
関係を示すグラフであり、図5(b)は、当該第1の実
施の形態のX線CT装置に設けられている前記曲率を有
する上部スリット3によるX線検出器の各チャンネルと
拡大率の関係を示すグラフである。
【0028】この図5(a),(b)からわかるよう
に、従来は各チャンネルに対応するX線パスの長さが異
なるため、前記グラフは「拡大率(K)/cosθ」の
2次曲線状のグラフ形状となり、各チャンネル毎に拡大
率が異なるのであるが、当該実施の形態のX線CT装置
は、上部スリット3からX線検出器2の各チャンネルま
でのX線パスの長さをそれぞれ同じとすることができる
ため、前記グラフのグラフ形状はフラットとなり、各チ
ャンネル毎の拡大率をそれぞれ同じ拡大率とすることが
でき、従来の問題点が解決されていることがわかる。
【0029】なお、前記「θ」は、 θ=[X線ファン角×(当該チャンネル番号−センター
チャンネル番号)]/X線検出器の全チャンネル数 の数式で算出される。
【0030】[第1の実施の形態の効果]以上の説明か
ら明らかなように、本発明の第1の実施の形態のX線C
T装置は、X線管1の直下に設けられる上部スリット3
に、X線検出器2と同じ曲率を持たせることにより、上
部スリット3の開口部6からX線検出器2の各チャンネ
ルまでのX線パスの長さをそれぞれ同じ長さとすること
ができ、該各チャンネルで取り込まれるX線像の拡大率
の均一化と共にスライス厚の均一化を図ることができ
る。
【0031】また、上部スリット3を2枚のスリット板
4,5で形成し、この各スリット板4,5をそれぞれパ
ルスモータ11,12で移動制御するようにしているた
め、この各スリット板4,5の移動量の調整で様々なス
ライス厚に対応する開口幅の開口部を形成することがで
き、操作者に入力されたスライス厚に柔軟に対応可能と
することができる。
【0032】〔第2の実施の形態〕次に、本発明の第2
の実施の形態のX線CT装置の説明をする。上述の第1
の実施の形態のX線CT装置は、各スリット板4,5の
間隔を制御することで開口部6のサイズを可変する上部
スリット3を設けたものであったが、この第2の実施の
形態のX線CT装置は、各スライス厚に対応する複数の
開口部を有する上部スリットを設けたものである。な
お、上述の第1の実施の形態と当該第2の実施の形態と
では上部スリットの構成のみ異なるため、以下、この差
異の説明のみ行い重複説明を省略することとする。
【0033】[第2の実施の形態の上部スリットの構
成]図6は、この第2の実施の形態のX線CT装置に設
けられている上部スリット20の斜視図である。この図
6からわかるように、上部スリット20は、X線検出器
2の曲率に対応する曲率を有する略長方形状のスリット
板21を有している。このスリット板21には、それぞ
れ長手方向に沿って例えば2mmスライス厚用の第1の
開口部22と、5mmスライス厚用の第2の開口部23
と、10mmスライス厚用の第3の開口部24とが並設
されている。
【0034】また、このスリット板21の短手方向の一
側面には、このスリット板21を被検体の体軸方向に沿
って移動制御するためのスライドギヤ25が設けられて
いる。スライドギヤ25には、パルスモータ26の回転
軸に回転自在に設けられたピニオンギヤ27が噛み合う
かたちで設けられており、パルスモータ26の回転力を
このピニオンギヤ27を介してスライドギヤ25に伝達
することで、スリット板21を被検体の体軸方向に沿っ
て移動制御し、所望のスライス厚に対応する開口部22
〜24を選択的に使用するようになっている。
【0035】[第2の実施の形態の動作]このような上
部スリット20を有する当該第2の実施の形態のX線C
T装置は、操作者により前記図3に示したコンソール1
5を介して撮影条件が入力されると、制御部16が、こ
の撮影条件のスライス厚に対応するいずれかの開口部2
2〜24がX線管1の直下に移動するようにパルスモー
タ26を回転制御する。パルスモータ26の回転力はピ
ニオンギヤ27を介してスライドギヤ25に伝達され
る。これにより、スリット板21が被検体の体軸方向に
沿って移動制御され、撮影条件のスライス厚に対応する
いずれかの開口部22〜24がX線管1の直下に移動す
ることとなる。そして、撮影が開始されると、X線管1
の直下に移動制御されたいずれかの開口部22〜24を
介して被検体にX線が曝射され、所望の部位の断層像の
撮影が行われる。
【0036】[第2の実施の形態の効果]このような上
部スリット20は、前述のようにスリット板21がX線
検出器2の曲率に対応する曲率を有しているため、各開
口部22〜24もX線検出器2の曲率に対応する曲率を
有する。このため、スライス厚に応じて選択されたいず
れかの開口部22〜24を介して被検体にX線を曝射す
ることにより、X線検出器2の各チャンネルに対するX
線パスの長さを同じとすることができ、上述の第1の実
施の形態と同じ効果を得ることができる。
【0037】なお、この第2の実施の形態の説明では、
スリット板21に設けられている開口部は、それぞれ2
mmスライス厚用,5mmスライス厚用,10mmスラ
イス厚用であることとしたが、これは一例であり、例え
ば1mmスライス厚用,3mmスライス厚用,8mmス
ライス厚用等の他のスライス厚の開口部を設けるように
してもよい。また、スリット板21には、第1〜第3の
計3つの開口部が設けられていることとしたが、これ
は、例えば4つ或いは6つ等、所望の数の開口部を設け
てもよい。
【0038】〔第3の実施の形態〕次に、本発明の第3
の実施の形態のX線CT装置の説明をする。上述の第2
の実施の形態のX線CT装置は、上部スリット20に複
数の開口部22〜24を設け、これらを選択的に使用す
るものであったが、この第3の実施の形態のX線CT装
置は、回転角度に応じて径が変化する間隙部可変部材を
各スリット板で挟持し、スライス厚に応じて間隙部可変
部材の回転角度を制御することで開口部のサイズを可変
する上部スリットを設けたものである。なお、上述の各
実施の形態と当該第3の実施の形態とではこの上部スリ
ットの構成のみ異なるため、以下、この差異の説明のみ
行い重複説明を省略することとする。
【0039】[第3の実施の形態の上部スリットの構
成]図7(a)は、この第3の実施の形態のX線CT装
置に設けられている上部スリット30をX線を曝射する
側から見た場合の上面図、図7(b)は、上部スリット
30を被検体の頭側から見た場合の側面図、図7(c)
は、上部スリット30の前記間隙部可変部材として設け
られているカムの上面図である。
【0040】まず、図7(a)からわかるように、上部
スリット30は、上面略長方形状の第1,第2のスリッ
ト板31,32を有している。各スリット板31,32
は、長手方向の一側面31a,32aが相対向するよう
に設けられており、この各一側面31a,32aの両端
部でそれぞれカム33を挟持するように設けられてい
る。
【0041】また、各スリット板31,32は、図7
(b)からわかるようにX線検出器2の曲率に対応する
曲率を有しており、各カム33は、パルスモータ34の
回転軸に取り付けられている。各カム33は、図7
(c)に示すように上面が楕円形状で全体が楕円筒形状
を有しており、回転角度に応じて側面部33aで各スリ
ット板31,32を押し広げることで、一側面31a,
32aの間に形成される開口部35のサイズを可変する
ようになっている。
【0042】[第3の実施の形態の動作]このような上
部スリット30を有する当該第3の実施の形態のX線C
T装置は、上部スリット30に設けられている各カム3
3は、図7(c)に示すように最長の径が10mm、最
短の径が2mm、その中間の径が5mmとなっており、
操作者により前記図3に示したコンソール15を介して
撮影条件が入力されると、制御部16が、この撮影条件
のスライス厚(2mm,5mm,10mm)に応じてパ
ルスモータ34を回転制御する。
【0043】これにより、各カム33の回転角度に応じ
て各スリット板31,32の一側面31a,32aの間
に形成される開口部35のサイズが、操作者により入力
されたスライス厚に対応して2mm,5mm或いは10
mmに可変されることとなる。そして、この開口部35
を介してX線管1からのX線が被検体に曝射され、所望
のスライス厚での断層像の撮影が行われる。
【0044】[第3の実施の形態の効果]このような上
部スリット30は、前述のように各スリット板31,3
2がX線検出器2の曲率に対応する曲率を有しているた
め、開口部35もX線検出器2の曲率に対応する曲率を
有する。このため、この開口部35を介して被検体にX
線を曝射することにより、X線検出器2の各チャンネル
に対するX線パスの長さを同じとすることができ、上述
の第1の実施の形態と同じ効果を得ることができる。
【0045】なお、この第3の実施の形態の説明では、
上部スリット30には、最長の径が10mm、最短の径
が2mm、その中間の径が5mmのカム33を設けるこ
ととしたが、これは一例であり、このカム33の径は、
例えば最長の径が8mm、最短の径が1mm、その中間
の径が3mmとする等のように、得たいスライス厚に応
じて設計すればよい。
【0046】〔第4の実施の形態〕次に、本発明の第4
の実施の形態のX線CT装置の説明をする。上述の各実
施の形態のX線CT装置は、いずれもX線検出器2に対
応する曲率の板状のスリット板を有する上部スリット
3,20,30を設けたものであったが、この第4の実
施の形態のX線CT装置は、このような上部スリット
3,20,30の代わりに、X線管1の周囲を回転する
リング形状のスリットリングを設けたものである。な
お、上述の各実施の形態と当該第4の実施の形態とでは
この点のみ異なるため、以下、この差異の説明のみ行い
重複説明を省略することとする。
【0047】[第4の実施の形態のスリットリングの構
成]図8は、この第4の実施の形態のX線CT装置に設
けられているスリットリング40を被検体の頭側から見
た場合の斜視図、図9は、このスリットリング40を被
検体の側面側から見た場合の側面図である。
【0048】まず、図8からわかるように、スリットリ
ング40は、その周方向に沿って所定の間隔を置いてそ
れぞれ開口幅の異なる、2mmスライス厚用の開口部4
1,5mmスライス厚用の開口部42,10mmスライ
ス厚用の開口部43を有している。このスリットリング
40は、その曲率がX線検出器2の曲率と略同じ曲率を
有しており、回転の中心にX線管1が位置し、かつ、各
開口部41〜43の長手方向が被検体の体軸と直交する
方向と一致するように設けられる。
【0049】このスリットリング40の外周部には、図
9に示すようにその周方向に沿って回転ギヤ44が設け
られている。この回転ギヤ44は、パルスモータ45の
回転軸に設けられたピニオンギヤ46と噛み合ってお
り、パルスモータ45の回転力がピニオンギヤ46を介
して回転ギヤ44に伝達されることで、当該スリットリ
ング40が回転するようになっている。
【0050】[第4の実施の形態の動作]このようなス
リットリング40を有する当該第4の実施の形態のX線
CT装置は、操作者により前記図3に示したコンソール
15を介して撮影条件が入力されると、制御部16が、
この撮影条件のスライス厚に対応するいずれかの開口部
41〜43がX線管1の直下に移動するようにパルスモ
ータ45を回転制御する。パルスモータ45の回転力は
ピニオンギヤ46を介して回転ギヤ44に伝達される。
これにより、スリットリング40がX線管1を中心とし
て回転し、撮影条件のスライス厚に対応するいずれかの
開口部41〜43がX線管1の直下に移動制御されるこ
ととなる。そして、撮影が開始されると、X線管1の直
下に移動制御されたいずれかの開口部41〜43を介し
て被検体にX線が曝射され、所望の部位の断層像の撮影
が行われる。
【0051】[第4の実施の形態の効果]このようなス
リットリング40は、前述のようにX線検出器2の曲率
に対応する曲率を有しているため、各開口部41〜43
もX線検出器2の曲率に対応する曲率を有する。このた
め、この各開口部41〜43を介して被検体にX線を曝
射することにより、X線検出器2の各チャンネルに対す
るX線パスの長さを同じ長さとすることができ、上述の
第1の実施の形態と同じ効果を得ることができる。
【0052】なお、この第4の実施の形態の説明では、
スリットリング40には、開口幅が2mm、5mm、1
0mmの開口部41〜43を設けることとしたが、これ
は一例であり、例えば1mm、3mm、8mm等の他の
開口幅の開口部を設けるようにしてもよい。また、スリ
ットリング40には、2mmスライス厚用、5mmスラ
イス厚用、10mmスライス厚用の計3つの開口部41
〜43を設けることとしたが、これは、例えば4つ或い
は6つ等、所望の数の開口部を設けるようにしてもよ
い。
【0053】〔本発明の他の適用例〕最後に、上述の各
実施の形態の説明では、本発明に係るX線CT装置をシ
ングルスライス用のX線検出器が設けられたX線CT装
置に適用することとしたが、本発明は、被検体の体軸方
向に沿って複数のX線検出器列を有するマルチスライス
用のX線検出器が設けられたX線CT装置に適用するよ
うにしてもよい。この他、本発明は一例として説明した
各実施の形態に限定されることはなく、該各実施の形態
以外であっても本発明に係る技術的思想を逸脱しない範
囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であるこ
とは勿論である。
【0054】
【発明の効果】本発明に係るX線CT装置は、X線検出
手段の曲率に対応する曲率をX線遮蔽手段に持たせてい
るため、該X線遮蔽手段の間隙部からX線検出手段の各
チャンネルまでのX線パスの長さをそれぞれ同じ長さと
することができる。このため、前記各チャンネルで取り
込まれるX線像の拡大率の均一化を図ることができ、こ
れを通じてスライス厚の均一化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のX線CT装置の要
部を被検体の頭側から見た場合の斜視図である。
【図2】前記第1の実施の形態のX線CT装置に設けら
れている上部スリットの斜視図である。
【図3】前記上部スリットの駆動系、及び上部スリット
が所定の曲率を有することで均一化されるX線パスの長
さを説明するための図である。
【図4】前記上部スリットに所定の曲率を持たせること
で、X線検出器の検出面の各部でスライス厚が均一化さ
れた様子を示す図である。
【図5】前記上部スリットに所定の曲率を持たせること
で、X線像の拡大率が均一化されたことを説明するため
の図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のX線CT装置に設
けられている上部スリットの斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のX線CT装置に設
けられている上部スリットの上面図、側面図、及び上部
スリットに設けられているカムを示す図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態のX線CT装置に設
けられている上部スリットの斜視図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態のX線CT装置に設
けられている上部スリットの側面図である。
【図10】従来のX線CT装置の要部を被検体の頭側か
ら見た場合の斜視図及び被検体の側面側から見た場合の
側面図である。
【図11】従来のX線CT装置の要部を被検体の頭側か
ら見た場合の側面図である。
【図12】従来のX線CT装置に設けられている上部ス
リットが板状であることから、X線検出器の検出面の各
部のX線パスの長さに差異を生じ、これにより検出面の
各部で異なるスライス厚となる問題点を説明するための
図である。
【符号の説明】
1…X線管、2…X線検出器、3…上部スリット、4…
第1のスリット板、4a…第1のスリット板の一側面、
5…第2のスリット板、5a…第2のスリット板の一側
面、6…開口部、7,8…スライドギヤ、9,10…ピ
ニオンギヤ、11,12…パルスモータ、15…コンソ
ール、16…制御部、17…データ収集部、20…上部
スリット、21…スリット板、22…2mmスライス厚
用の開口部、23…5mmスライス厚用の開口部、24
…10mmスライス厚用の開口部、25…スライドギ
ヤ、26…パルスモータ、27…ピニオンギヤ、30…
上部スリット、31…第1のスリット板、32…第2の
スリット板、33…カム、34…パルスモータ、40…
スリットリング、41…2mmスライス厚用の開口部、
42…5mmスライス厚用の開口部、43…10mmス
ライス厚用の開口部、44…回転ギヤ、45…パルスモ
ータ、46…ピニオンギヤ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に対してX線を曝射するX線発生
    手段と、 前記X線発生手段からのX線入射方向に対して所定の曲
    率を有し、前記被検体を透過したX線を検出するX線検
    出手段と、 前記X線発生手段と前記X線検出手段との間に設けら
    れ、該X線検出手段の曲率に対応する曲率を有し、前記
    X線発生手段から曝射されたX線の一部を通過させる間
    隙部を備え、該間隙部を通過するX線以外のX線を遮蔽
    するX線遮蔽手段とを有することを特徴とするX線CT
    装置。
  2. 【請求項2】 前記X線遮蔽手段は、 前記X線検出手段の曲率に対応する曲率を有する板形状
    を有し、それぞれの端面同士が相対向するように設けら
    れた第1,第2のX線遮蔽板と、 前記各X線遮蔽板を被検体の体軸方向に移動制御し、前
    記各X線遮蔽板の各端面の間隔を調整することで、前記
    X線検出手段の曲率に対応する曲率の様々なサイズの間
    隙部を形成する遮蔽板駆動手段とを有することを特徴と
    する請求項1記載のX線CT装置。
  3. 【請求項3】 前記X線遮蔽手段は、 前記X線検出手段の曲率に対応する曲率を有する板形状
    を有し、被検体の体軸方向と直交する方向に沿って設け
    られた複数のサイズの間隙部を有するX線遮蔽板と、 撮像に用いるサイズの間隙部に応じて前記X線遮蔽板を
    被検体の体軸方向に移動制御する遮蔽板駆動手段とを有
    することを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  4. 【請求項4】 前記X線遮蔽手段は、 前記X線検出手段の曲率に対応する曲率を有する板形状
    を有し、それぞれの端面同士が相対向するように設けら
    れた第1,第2のX線遮蔽板と、 略楕円形状を有し、前記各X線遮蔽板の各端面に挟持さ
    れるかたちで設けられ、回転角度に応じて径が変化する
    間隙部可変部材と、 撮像に用いる間隙部のサイズに応じて前記間隙部可変部
    材を回転制御することで、前記各X線遮蔽板の各端面の
    間隔を調整して前記X線検出手段の曲率に対応する曲率
    の間隙部を形成する遮蔽板駆動手段とを有することを特
    徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  5. 【請求項5】 前記X線遮蔽手段は、 前記X線発生手段の周囲を回転するように設けられ、前
    記X線検出手段の曲率に対応する曲率のリング形状を有
    し、その周方向に沿って複数のサイズの間隙部が設けら
    れたX線遮蔽リングと、 撮像に用いるサイズの間隙部を介してX線の曝射が行わ
    れるように、前記X線遮蔽リングを回転制御する遮蔽リ
    ング駆動手段とを有することを特徴とする請求項1記載
    のX線CT装置。
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