JP2000308540A - 天井固定用家具ユニット - Google Patents

天井固定用家具ユニット

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JP2000308540A
JP2000308540A JP11122191A JP12219199A JP2000308540A JP 2000308540 A JP2000308540 A JP 2000308540A JP 11122191 A JP11122191 A JP 11122191A JP 12219199 A JP12219199 A JP 12219199A JP 2000308540 A JP2000308540 A JP 2000308540A
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JP
Japan
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furniture
ceiling
unit
main body
fixing
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Application number
JP11122191A
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English (en)
Inventor
Satoshi Ota
聡 太田
Takayuki Nakamura
孝之 中村
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納家具の上面と天井面との間の隙間に設置
される天井突張り機能付きの家具ユニットにおいて、見
栄えを良好にして収納家具に対して違和感なく設置する
ことができ、収納空間も良好な状態で利用できるように
する。 【解決手段】 収納空間(2)を有するユニット本体(3)
と、このユニット本体(3)の天板(6)上面側に形成した
方形枠状の収容部(20)に収容された天井突張り機構(4)
とから家具ユニット(1)を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、収納家具の上面
と天井面との間の隙間に収まるようにして取り付けられ
て、収納家具の転倒防止や部屋の間仕切りに使用される
天井固定用家具ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、室内に収納家具を配置すると、
その上面と天井面との間には隙間が生じる。このような
隙間があると、地震等の揺れによって収納家具が転倒す
るといった危険性がある。この地震発生時における収納
家具の転倒を防止するために、固定金具等を使用して収
納家具を室内の内壁に固定したり、或いは収納家具の上
面と天井面との間に突張り部材を取り付けるといった試
みがなされている。
【0003】しかし、固定金具等を使用して収納家具を
固定する場合には、室内の内壁にビス等を打ち付けるこ
とになるので、壁クロス等を傷付けてしまい、しかも収
納家具の移設も困難になるといった不具合があった。
【0004】他方、突張り部材を介在させる場合には、
壁クロスや天井面が傷付き難く、また高さ調節可能な突
張り部材であれば、収納家具の移設も簡単であるが、突
張り部材が目立ってしまって見栄えを悪くするばかり
か、この突張り部材が邪魔になって収納家具の上方空間
を有効に利用できなくなるといった不具合があった。
【0005】そこで、近年では、収納家具の上面と天井
面との間の隙間に配置する突張り機能付きの家具ユニッ
トが提案されている。この種の家具ユニットを使用すれ
ば、収納家具の転倒を防止しながら、収納家具の上方空
間を有効利用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の家具ユニット
は、例えば収納空間を形成するユニット本体を分割し
て、その上端部分を昇降させて天井面に対して突っ張ら
せるような構造となっている。このため、家具らしい外
観とすることが困難で、収納家具に設置した場合に違和
感が生じることが多かった。また、このような昇降のた
めの部材や機構は、ユニット本体の収納空間に配置され
るので、収納の妨げとなるばかりか、見栄えをさらに悪
くするといった不具合があった。
【0007】本発明は、上記の不具合を解消して、見栄
えを良好にして収納家具に対して違和感なく設置するこ
とができ、収納空間も良好な状態で利用することができ
る突張り機能付きの天井固定用家具ユニットの提供を目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の天井固定用家具ユニットは、収納家具の
上面と天井面との間の隙間に収まるようにして取り付け
られる家具ユニットであって、収納空間を有するユニッ
ト本体と、このユニット本体に設けられた天井突張り機
構とからなり、前記天井突張り機構は、前記ユニット本
体の天板上面側に形成された方形枠状の収容部に昇降自
在に収容された幕板部材と、前記収容部に配され前記幕
板部材を昇降させるアジャスト部材とを備えたことを特
徴とする。
【0009】そして、前記収容部は、前記ユニット本体
の天板の前後端から立ち上がった前後の縁材と、前記ユ
ニット本体の左右の側板から立ち上がった左右の縁材と
によって構成され、前記幕板部材は、左右側面材及び前
後面材からなる方形枠材と、この方形枠材の上端部分に
取り付けられた天面材とからなり、前記方形枠材が前記
収容部の内面に沿って配されている。また、前記ユニッ
ト本体は、前記収納家具の横幅とほぼ同じ横幅を有して
いる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係る天井固定用家具ユニットの分解斜視図、図2
は、同じくその縦断面図であって、この天井固定用家具
ユニット(1)は、収納空間(2)を有する箱形のユニット
本体(3)と、このユニット本体(3)の上端部分に設けら
れた天井突張り機構(4)とを備えている。
【0011】ユニット本体(3)は、左右一対の側板(5)
(5)と、これら側板(5)(5)間に差し渡された天板(6)
及び底板(7)とから構成されている。各側板(5)は、互
いに対向する外側縦板(8)と内側縦板(9)とを中間材(1
0)を介して連結してなる2重構造の縦板組品(11)と、こ
の縦板組品(11)の両端面を覆い隠す前後一対の角材から
なる縦材(12)(12)とから構成されている。なお、中間材
(10)は、3本の角材を上側が開放したコ字形に組み合わ
せてなる。
【0012】これら左右の側板(5)(5)においては、内
側縦板(9)よりも外側縦板(8)の方が上方に突出してお
り、この突出部分が左右の側板(5)(5)から立ち上がっ
た左右の縁材(15)(15)とされている。また、左右の側板
(5)(5)における前側の縦材(12)(12)間には、天板(6)
の前端から立ち上がるようにして前縁材(16)が差し渡さ
れ、後側の縦材(12)(12)間には、天板(6)の後端から立
ち上がるようにして後縁材(17)が差し渡されている。そ
して、これら各縁材(15)(15)(16)(17)によって、ユニッ
ト本体(3)の天板(6)上面側に方形枠状の収容部(20)が
形成されている。
【0013】天井突張り機構(4)は、収容部(20)に昇降
自在に収容された幕板部材(21)と、収容部(20)に配され
て幕板部材(21)を昇降させるアジャスト部材(22)とから
なる。幕板部材(21)は、左右側面材(25)(25)及び前後面
材(26)(26)からなる方形枠材(27)と、この方形枠材(27)
の上端部分に取り付けられた天面材(28)とから構成され
ている。
【0014】そして、この幕板部材(21)を収容部(20)に
収容したときには、方形枠材(27)の左右側面材(25)(25)
が左右の縁材(15)(15)の内面に沿って配され、方形枠材
(27)の前後面材(26)(26)が前後の縁材(16)(17)の内面に
沿って配されるようになっている。従って、幕板部材(2
1)の下端は、収容部(20)で覆い隠された状態となってお
り、幕板部材(21)が上昇しても、幕板部材(21)とユニッ
ト本体(3)との間には外部から見える隙間は生じないよ
うになっている。
【0015】また、幕板部材(21)における左右側面材(2
5)(25)が前後面材(26)(26)よりも下方に突出していて、
この突出部分がユニット本体(3)における側面(5)(5)
の内部空間(30)(30)に挿脱自在に挿入されるようになっ
ている。これにより、幕板部材(21)を安定して昇降させ
ることができ、しかも幕板部材(21)とユニット本体(3)
との間に一体感を持たせて、幕板部材(21)を目立たなく
することができる。
【0016】アジャスト部材(22)は、左右一対の昇降ボ
ルト(31)(31)からなり、これら昇降ボルト(31)(31)は、
その上端が幕板部材(21)の天面材(28)の下面に当接して
幕板部材(21)を保持する円形受台(34)(34)とされ、その
下端が天板(6)上面に取り付けた角材からなる基材(32)
の埋め込みナット(33)(33)に上下動可能に螺合されてい
る。
【0017】また、ユニット本体(3)の天板(6)には、
埋め込みナット(33)(33)に連通する左右一対の操作用孔
(35)(35)が貫通して形成されており、昇降ボルト(31)(3
1)は、操作用孔(35)(35)へ天板(6)下面側から挿入した
ドライバーによって回転操作され、これによって幕板部
材(21)が昇降するようになっている。
【0018】次に、上記構成の天井固定用家具ユニット
(1)の使用例を説明する。図3は、複数のユニット化さ
れた家具を組み合わせてなる間仕切り用の組合せ家具を
示しており、この組合せ家具は、横長のベース家具(40)
の両側に縦長の収納家具(41)(42)を配置して、これら収
納家具(41)(42)を天板(43)、棚板(44)(44)を介して連結
することによって構成されており、上記の天井固定用家
具ユニット(1)は、例えば収納家具(41)(42)の上面と天
井面(45)との間の隙間に収まるようにして収納家具(41)
(42)の上面に夫々取り付けられる。この取り付けに際し
て、ドライバーを使ってそのユニット本体(3)の天板
(6)下面側から収容部(20)内の昇降ボルト(31)(31)を回
転操作して、幕板部材(21)全体を天井面(45)に押し付け
て突っ張らせることによって、収納家具(41)(42)の転倒
を確実に防止することができ、また、このように収納家
具(41)(42)とともに使用することによって部屋の床面(4
6)から天井面(45)に跨る間仕切りとして利用することも
できる。このとき、天井固定用家具ユニット(1)の横幅
や奥行きを、収納家具(41)(42)の横幅や奥行きと等しく
しておくと、家具ユニット(1)と収納家具(41)(42)との
間により一体感を持たすことができ、見栄えを向上する
ことができる。
【0019】なお、図3に示す組合せ家具では、収納家
具(41)(42)間の収納空間(47)を表裏両面側から使用する
ことができ、しかもこの両面側に開放した収納空間(47)
によって人の気配を感じながら部屋を間仕切ることがで
きるようになっている。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の天井固定用家具ユニットを収納家具の上面と天井面と
の間に取り付けると、その天井突張り機構によって壁ク
ロスや天井面を傷付けることなく、収納家具の転倒を防
止することができるとともに、ユニット本体によって収
納家具の上方空間を収納空間として有効に利用すること
ができる。
【0021】さらに、天井突張り機構の幕板部材は、ユ
ニット本体の天板上面側に設けた収容部に収容されてい
るので目立ち難く、見栄えを向上することができる。し
かも、アジャスト部材も収容部に配されているので、ユ
ニット本体の収納空間にアジャスト部材が露出して収納
の妨げとなったり、見栄えが悪くなるといった不具合も
生じることがない。
【0022】また、このように天井突張り機構をユニッ
ト本体の収容部に収容して、ユニット本体とは独立させ
ているので、ユニット本体の一部を昇降させて天井面に
対して突張らせる従来の構造のものと比べて、ユニット
本体を家具らしい外観とすることが容易で、収納家具に
対して違和感無く設置することができ、天井固定用家具
ユニットを含めた収納家具全体の外観も良好なものとす
ることができる。
【0023】さらにまた、ユニット本体を、収納家具の
横幅と同じ横幅に設定することによって、収納家具との
間の一体感を増すことができ、さらなる外観の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る天井固定用家具ユニ
ットの分解斜視図である。
【図2】同じくその縦断面図である。
【図3】複数のユニット化された家具を組み合わせてな
る間仕切り用の組合せ家具の斜視図である。
【符号の説明】
(1) 天井固定用家具ユニット (2) 収納空間 (3) ユニット本体 (4) 天井突張り機構 (6) 天板 (15) 左右縁材 (16)(17) 前後縁材 (20) 収容部 (21) 幕板部材 (22) アジャスト部材 (25) 左右側面材 (26) 前後面材 (27) 方形枠材 (28) 天面材 (41)(42) 収納家具 (45) 天井面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納家具の上面と天井面との間の隙間に
    収まるようにして取り付けられる家具ユニットであっ
    て、収納空間を有するユニット本体と、このユニット本
    体に設けられた天井突張り機構とからなり、前記天井突
    張り機構は、前記ユニット本体の天板上面側に形成され
    た方形枠状の収容部に昇降自在に収容された幕板部材
    と、前記収容部に配され前記幕板部材を昇降させるアジ
    ャスト部材とを備えたことを特徴とする天井固定用家具
    ユニット。
  2. 【請求項2】 前記収容部は、前記ユニット本体の天板
    の前後端から立ち上がった前後の縁材と、前記ユニット
    本体の左右の側板から立ち上がった左右の縁材とによっ
    て構成され、前記幕板部材は、左右側面材及び前後面材
    からなる方形枠材と、この方形枠材の上端部分に取り付
    けられた天面材とからなり、前記方形枠材が前記収容部
    の内面に沿って配された請求項1記載の天井固定用家具
    ユニット。
  3. 【請求項3】 前記ユニット本体は、前記収納家具の横
    幅とほぼ同じ横幅を有する請求項1又は2記載の天井固
    定用家具ユニット。
JP11122191A 1999-04-28 1999-04-28 天井固定用家具ユニット Pending JP2000308540A (ja)

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