JP6939222B2 - 取付用ブラケット - Google Patents

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連 中村
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Description

本発明は、電話機を配置する取付用ブラケットに関し、特に、オフィス等で机間を仕切
るために立設されているパーテーションに電話機を配置する取付用ブラケットに関する。
従来、オフィス等で使用されるビジネスホン(固定電話機)は、机の上に置かれて据え
置き状態で使用されるか、壁に取り付けて使用されることを想定して作られているものが
多い。机の上で使用する場合は、ユーザのボタン操作がしやすいように電話機の裏面のべ
ースに取り付けられた開閉自在のスタンドを開いて電話機に角度をつけて使用され、壁に
取り付けて使用される場合は、壁上のスイッチボックスの取付穴に係合部を設け、スタン
ドを閉じた状態にして電話機側に穿設されている壁掛け穴を引っ掛けて固定して使用され
る。これらの卓上用及び壁掛け用を兼用できるタイプの電話機も、知られている(例えば
、特許文献1参照)。
(特許文献1)
しかしながら、机の上に電話機を設置すると一定範囲のスペースが占有され、例えば電
話機の上に書類が置かれたような状態が発生し、電話機の機能をなしていないことが多々
ある。また、壁に電話機を取り付けると、ユーザとの間で距離が生じてしまい、すぐに電
話機を取れないという不都合がある。これに対し、近年ではオフィス内の机間がパーテー
ションで仕切られていることも多く、このパーテーションに電話機を取り付けていること
がある。しかし、多くの場合、壁掛けのように適当な係合部がなかったり、また、パーテ
ーションがレンタル品の場合は係合部やネジ等を取り付けるための穴が開けることができ
なかったりという事情があるため、紐やマジックテープ(登録商標)のようなもので固定
して使用することにより、不安定で操作性が良くないという問題があった。
特開2007ー96878号公報
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであり、電話機をオフィス内の机間に設けら
れたパーテーションに、穴を開けることなく、ユーザにとって使用しやすいように取り付
けることを可能にした取付用ブラケットを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明は、以下の態様によって把握される。
(1)本発明に係る態様は、立設されたパーテーションに電話機を配置するための取付用ブラケットであって、前記パーテーションの裏面に当接し、断面がL字状である第1プレートと、前記パーテーションの表面に当接し、断面が前記パーテーションの前記表面に向かって開放した異形C字状である第2プレートと、を備え、前記第1プレートの第1面又は第2面と前記第2プレートの上部の第1面が、前記パーテーションの天面上において、遊嵌するように取り付けられ、前記第2プレートが、その第1面から前記パーテーションの前記表面から離間する方向に鈍角をもって垂下し、前記電話機を搭載する第2面を有し、前記第2面に、前記電話機の裏面に所定のピッチで設けられた壁掛け穴と係合する係合部を有し、前記第2面の下部から鋭角をもって前記パーテーションの前記表面に向かって延在する第3面と、前記第3面の端部から前記パーテーションの前記表面に沿って延在する第4面とを有し、前記第4面に前記パーテーションの前記表面との距離を調整する第1調整部材が設けられることを特徴とする。
(2)立設されたパーテーションに電話機を配置するための取付用ブラケットであって、前記パーテーションの裏面に当接し、断面がL字状である第1プレートと、前記パーテーションの表面に当接し、断面が前記パーテーションの前記表面に向かって開放した異形C字状である第2プレートと、を備え、前記第1プレートの第1面又は第2面と前記第2プレートの上部の第1面が、前記パーテーションの天面上において、遊嵌するように取り付けられ、前記第2プレートが、その第1面から前記パーテーションの前記表面から離間する方向に鈍角をもって垂下し、前記電話機を搭載する第2面を有し、前記第2プレートの前記第2面の上部に前記パーテーションの前記表面との距離を調整する第2調整部材が設けられることを特徴とする。
(3)立設されたパーテーションに電話機を配置するための取付用ブラケットであって、前記パーテーションの裏面に当接し、断面がL字状である第1プレートと、前記パーテーションの表面に当接し、断面が前記パーテーションの前記表面に向かって開放した異形C字状である第2プレートと、を備え、前記第1プレートの第1面又は第2面と前記第2プレートの上部の第1面が、前記パーテーションの天面上において、遊嵌するように取り付けられ、前記第2プレートが、その第1面から前記パーテーションの前記表面から離間する方向に鈍角をもって垂下し、前記電話機を搭載する第2面を有し、前記パーテーションの前記裏面に当接する別の第2プレートをさらに備え、前記第1プレートの前記第1面又は前記第2面と前記第2プレートの前記第1面と前記別の第2プレートの第1面が、前記パーテーションの天面上において、遊嵌するように取り付けられることを特徴とする
本発明によれば、電話機をオフィス内の机間に設けられたパーテーションに、穴を開け
ることなく、ユーザにとって使用しやすいように取り付けることを可能にした取付用ブラ
ケットを提供することができる。
本発明の実施形態に係る取付用ブラケットを説明する図であって、(a)は第1プレートの正面、平面及び側面を示す図、(b)は第2プレートの正面、平面及び側面を示す図である。 取付用ブラケットの第1プレートと第2プレートの位置関係を説明する図であって、(a)は組立前の分解斜視図、(b)は組立後の斜視図である。 取付用ブラケットをパーテーションに取り付けた状態を示す図であって、パーテーションの厚みが相対的に厚い場合である。 取付用ブラケットをパーテーションに取り付けた状態を示す図であって、パーテーションの厚みが相対的に中程度の場合である。 取付用ブラケットをパーテーションに取り付けた状態を示す図であって、パーテーションの厚みが相対的に薄い場合である。 取付用ブラケットをパーテーションに取り付けた状態を示す図であって、電話機の下部が手前側となるように設定した場合である。 取付用ブラケットをパーテーションに取り付けた状態を示す図であって、電話機の上部が手前側となるように設定した場合である。 取付用ブラケットをパーテーションに取り付けた状態を示す図であって、パーテーションの両面に合わせて2つの電話機を配置した場合である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明するが、各図におい
て、同一符号は同一又は対応する部分を示す。また、本発明は、以下の説明からも明らか
なようにこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において当業
者であれば種々の変形が可能である。
まず、取付用ブラケット1の全体構成を説明する。図1(a)及び図1(b)に示すよ
うに、取付用ブラケット1は、第1プレート2と、第2プレート3とを備えている。第1
プレート2と第2プレート3は、後述するように、第1プレート2の第1面21又は第2
面22と第2プレート3の第1面31をネジ止めすることによって遊嵌される。第1プレ
ート2の第1面21と第2面22のいずれを第2プレート3の第1面31にネジ止めする
かは選択的であり、それらの具体的な態様については、後述する。
第1プレート2は、図1(a)に示すように、側面視したときに、断面がL字状となっ
ており、L字の長辺を構成する第1面21と、L字の短辺を構成する第2面22とから構
成されている。第1面21及び第2面22には、第2プレート3の第1面31とネジ止め
するためのネジ孔21a及びネジ孔22aがそれぞれ設けられている。
ネジ孔21a及びネジ孔22aは、ここでは、それぞれ前後左右の計4か所設けられた
例を示している。ネジ孔21a及びネジ孔22aを前後2つ設けた理由は、後述するよう
に、取付用ブラケット1を様々な厚みのパーテーションPに対応させるためである。左右
のネジ孔21a同士の幅と左右のネジ孔22a同士の幅は、同一に設定されている。なお
、ここで、「前後」とは、取付用ブラケット1をパーテーションPに取り付けたときに、
ユーザからみて手前側を「前」と、奥側を「後」という。
第2プレート3は、図1(b)に示すように、側面視したときに、断面が異形のC字状
となっており、通常の使用態様において上から順に、上辺を構成する第1面31と、側辺
を構成する第2面32と、下辺を構成する第3面33と、第3面33から折り返される屈
曲辺を構成する第4面34とから構成されている。
第2プレート3の第1面31は、通常の使用状態において水平に延在しており、第1プ
レート2の第1面21又は第2面22に遊嵌される。第1面31には、第1プレート2の
第1面21又は第2面22とネジ止めするための長孔31aが設けられている。第1プレ
ート2のネジ孔21a及びネジ孔22aに第2プレート3の長孔31aを対応させること
により、ネジ止めを所望の位置とすることができ、第1プレート2と第2プレート3は、
遊嵌されることとなる。
第2プレート3の第2面32は、第1面31の一方端から鈍角αをもって垂下しており
、電話機Tが搭載される。後述するように、通常の使用状態において、第2面32は、そ
の下部がパーテーションPから離間するように傾斜する。これにより、電話機Tを取り付
ける第2プレート3が側面視で電話機Tの下方側(テンキー等のボタン類が多数形成され
ている側)が突き出すように傾斜して固定されるため、電話機Tの操作性を良くすること
ができる。第2面32には、ネジ孔32aが上下の2か所に設けられている。ネジ孔32
aは、電話機Tの裏面に所定のピッチで設けられた壁掛け穴T1と係合する係合部4(図
2(a)及び図2(b)参照)を取り付けるためのものである。上下のネジ孔32aのピ
ッチは、電話機Tを壁掛けで使用するときの壁掛け穴T1のピッチ(スイッチボックスの
取付穴のピッチと同じ)で形成されており、電話機Tに追加的な構造の改変をすることな
く、壁掛け状態のときと同様の状態で取り付け得るため、安定して固定することができる
なお、ネジ孔32aは、電話機Tの搭載位置を調整するため、図示した位置よりも下方
にずれた位置に、追加的に上下一対のネジ孔32aを設けてもよい。
第2プレート3の第3面33は、第2面32の下部から鋭角βをもって第1面31と同
方向に延在しており、取付用ブラケット1や電話機Tの重量をパーテーションPに伝えて
支持する。後述するように、通常の使用状態において、第3面33は、パーテーションP
に向かって延在する。
第2プレート3の第4面34は、第3面33の端部から上方に向かって延在しており、
パーテーションPに当接する。後述するように、通常の使用状態において、第4面34は
、パーテーションPに沿って延在する。第4面34には、ネジ孔34aが左右の2か所に
設けられている。ネジ孔34aは、後述するように、第4面34とパーテーションPとの
距離を調整する第1調整部材5(図6参照)を取り付けるためのものである。なお、ここ
では第4面34が上方に向かって延在する場合を説明しているが、第4面34は、第3面
33の端部から下方に向かって延在してもよく、要するに、第3面33の端部からパーテ
ーションPの表面P2に沿って延在していればよい。
図2(a)及び図2(b)には、第1プレート2と第2プレート3の位置関係を示して
おり、(a)は組立前を、(b)は組立後を示している。ここでは、第1プレート2の第
1面21が第2プレート3の第1面31に遊嵌された例を示している。
図2(a)及び図2(b)には、前述した要素に加え、第2プレート3の第2面32の
ネジ孔32aに、電話機Tの裏面に所定のピッチで設けられた壁掛け穴T1と係合する係
合部4を取り付けた態様を示している。また、第1プレート2の第2面22の内側、すな
わちパーテーションPに当接する面に緩衝部材6を設けた態様を示している。緩衝部材6
は、当該箇所以外にも、パーテーションPに当接する面に選択的に設ければよい。
次に、本実施形態に係る取付用ブラケット1を、主に机間に立設されたパーテーション
Pに取り付ける態様について、図3から図8を参照して、詳しく説明する。
図3は、パーテーションPの厚みWが相対的に厚い場合を図示している。本願では、図
3に示した態様を通常の使用状態と呼ぶ。この場合、第1プレート2の第1面21と第2
プレート3の第1面31をパーテーションPの天面P3上でネジ止めすることによって、
パーテーションPの厚みWに対応する。図3では、第1プレート2の第1面21の前側の
ネジ孔21aと、第2プレート3の第1面31の長孔31aの後端を合わせた場合を示し
ているが、パーテーションPの厚みWに応じて、第1プレート2の第1面21の後側のネ
ジ孔21aを用いたり、第2プレート3の第1面31の長孔31aの中間部を用いたりし
て調整可能であることは、もちろんである。
図3では、緩衝部材6は、第1プレート2の第1面21の内側でパーテーションPの天
面P3に当接する箇所、第1プレート2の第2面22の内側でパーテーションPの裏面P
1に当接する箇所、第2プレート3の第2面32の内側でパーテーションPの表面P2に
当接する箇所、第2プレート3の第4面34の外側でパーテーションPの表面P2に当接
する箇所の計4か所に設けられている(それぞれ左右一対。以下同様)。なお、本明細書
では、パーテーションPの両面を裏面P1と表面P2とに使い分けて説明しているが、こ
れは実施形態の理解の便宜を考慮したものであり、技術的合理性の範囲で裏面P1と表面
P2は相対的に読み替えて差し支えない。
図4は、パーテーションPの厚みWが相対的に中程度の場合を図示している。この場合
、第1プレート2の第2面22と第2プレート3の第1面31をパーテーションPの天面
P3上でネジ止めすることによって、パーテーションPの厚みWに対応する。図4では、
第1プレート2の第2面22の前側のネジ孔22aと、第2プレート3の第1面31の長
孔31aの前端を合わせた場合を示しているが、パーテーションPの厚みWに応じて、第
1プレート2の第2面22の後側のネジ孔22aを用いたり、第2プレート3の第1面3
1の長孔31aの中間部を用いたりして調整可能であることは、もちろんである。
図4では、緩衝部材6は、第1プレート2の第2面22の内側でパーテーションPの天
面P3に当接する箇所、第1プレート2の第1面21の内側でパーテーションPの裏面P
1に当接する箇所、第2プレート3の第2面32の内側でパーテーションPの表面P2に
当接する箇所、第2プレート3の第4面34の外側でパーテーションPの表面P2に当接
する箇所の計4か所に設けられている。
図5は、パーテーションPの厚みWが相対的に薄い場合を図示している。この場合、反
転した第1プレート2の第2面22と第2プレート3の第1面31をネジ止めすることに
よって、パーテーションPの厚みWに対応する。図5では、第1プレート2の第2面22
の前側(反転しない状態においては後側)のネジ孔22aと、第2プレート3の第1面3
1の長孔31aの中間部を合わせた場合を示しているが、パーテーションPの厚みWに応
じて、第1プレート2の第2面22の後側(反転しない状態においては前側)のネジ孔2
2aを用いたり、第2プレート3の第1面31の長孔31aの前端を用いたりして調整可
能であることは、もちろんである。
図5では、緩衝部材6は、第1プレート2の第1面21の外側でパーテーションPの裏
面P1に当接する箇所、第2プレート3の第1面31の内側でパーテーションPの天面P
3に当接する箇所、第2プレート3の第2面32の内側でパーテーションPの表面P2に
当接する箇所、第2プレート3の第4面34の外側でパーテーションPの表面P2に当接
する箇所の計4か所に設けられている。
図6は、図3のパーテーションPの厚みWにおいて、電話機Tの下部がユーザからみて
手前側となるように設定した場合を図示している。この場合、図3で説明した態様に加え
て、第2プレート3の第4面34のネジ孔34aに第1調整部材5を取り付ける。第1調
整部材5は、ユーザの好みに応じてパーテーションPとの距離を任意に調整できるようネ
ジ構造となっている。これにより、電話機Tの下方側(テンキー等のボタン類が多数形成
されている側)の傾斜角度の調整範囲を広く取れるため、各ユーザが自分の操作しやすい
傾斜角度に調整ができる。
図6では、緩衝部材6は、ほぼ図3の場合と同様に設けられているが、第2プレート3
の第2面32の傾斜が緩勾配となることにより、第1プレート2の第1面21はパーテー
ションPの天面P3から浮く状態となる。それにより、第2プレート3の第2面32の内
側の緩衝部材6は、パーテーションPの表面P2と天面P3との間の角部に当接する。ま
た、第2プレート3の第4面34の外側の緩衝部材6は、第1調整部材5を取り付けたこ
とにより、パーテーションPの表面P2に当接しないこととなるので、設けない態様とし
ても差し支えない。
図7は、図3のパーテーションPの厚みWにおいて、電話機Tの上部がユーザからみて
手前側となるように設定した場合を図示している。この場合、図3で説明した態様に加え
て、第2プレート3の第2面32の上部に追加的にネジ孔32bを設け、第2調整部材7
を取り付ける。第2調整部材7は、ユーザの好みに応じてパーテーションPとの距離を任
意に調整できるようネジ構造となっている。これにより、パーテーションPの高さによっ
て電話機Tが相対的に高い位置に取り付けられるような場合、第2調整部材7によって電
話機Tの下方側(テンキー等のボタン類が多数形成されている側)が下斜め方向に向くよ
うに第2プレート3の傾斜角度を調整することができ、操作性を確保することができる。
なお、電話機Tの受話器はその本体に係止されているため、電話機Tの上方側が手前にな
っても受話器は本体から落下することはない。
図7では、第2プレート3の第1面31がパーテーションPの天面P3から前側(ユー
ザ側)に張り出すこととなるため、その張り出しの程度やパーテーションPの厚みWに応
じて、第1プレート2を少し大きなものとすることが好ましい。図7では、第1プレート
2の第1面21をパーテーションPの裏面P1に当接させたうえで、第2面22に延長面
23を接合させ、その延長面23を第2プレート3の第1面31にネジ止めした例を示し
ている。
緩衝部材6は、ほぼ図3の場合と同様に設けられているが、第1プレート2の第1面2
1の内側の緩衝部材6は、パーテーションPの裏面P1と天面P3の後側の角部に当接し
、第1プレート2の延長面23の内側の緩衝部材6は、パーテーションPの表面P2と天
面P3の前側の角部に当接する。第2プレート3の第2面32の内側の緩衝部材6は、第
2調整部材7を取り付けたことにより、パーテーションPの表面P2に当接しないことと
なるので、設けない態様としても差し支えない。第2プレート3の第4面34の外側の緩
衝部材6は、パーテーションPの表面P2に当接する。
図8は、図3において、パーテーションPの両面に合わせて2つの電話機Tを配置する
ため、パーテーションPの裏面P1にも取付用ブラケット1を取り付けた場合を図示して
いる。この場合、図3で説明した態様に加えて、パーテーションPの裏面P1側に位置す
る第1プレート2を覆うように、別の第2プレート3を重ねて取り付ける。図8では、パ
ーテーションPの天面P3上において、第1プレート2の第1面21、第2プレート3の
第1面31、別の第2プレート3の第1面31が、下から順に重なるようにネジ止めされ
た例を示している。
さらに、図8の態様では、別の第2プレート3の第4面34がパーテーションPの裏面
P1から浮いてしまうため、第4面34のネジ孔34aに前述の第1調整部材5を取り付
けて、第1調整部材5がパーテーションPの裏面P1に当接するように調整する。このよ
うにパーテーションPの両面に容易に合わせて2つの電話機Tを配置できることから、向
かいの席で同じ位置に取り付けるような場合、第1プレート2を共有できるため、部品点
数やコストの削減が可能である。
図8では、緩衝部材6は、第1プレート2及び左側の第2プレート3については、図3
の場合と同様に設けられている。右側の別の第2プレート3については、図6の第2プレ
ート3と同様に設けられており、別の第2プレート3の第2面32の内側の緩衝部材6は
、第1プレート2の第2面22の外側に当接し、別の第2プレート3の第4面34の外側
の緩衝部材6は、第1調整部材5を取り付けたことにより、パーテーションPの表面P2
に当接しないこととなるので、設けない態様としても差し支えない。
以上のような構成としたことから、本実施形態に係る取付用ブラケット1は、以下のよ
うな効果を奏する。
(1)第1プレート2と第2プレート3を種々の態様に組み合わせることにより、パーテ
ーションPの厚みWが異なっても対応可能で、電話機Tを取り付ける第2プレート3が側
面視で電話機Tの下方側(テンキー等のボタン類が多数形成されている側)が突き出すよ
うに傾斜して固定されるため、操作性が良い。
(2)第2プレート3に設けられる係合部4のピッチが、電話機Tを壁掛けで使用すると
きの壁掛け穴T1のピッチ(スイッチボックスの取付穴のピッチと同じ)で形成されてお
り、電話機Tに構造を追加することなく、壁掛け状態のときと同様の状態で取り付けるた
め安定して固定される。
(3)第1調整部材5によって電話機Tの下方側(テンキー等のボタン類が多数形成され
ている側)の傾斜角度の調整範囲を広く取れるため、各ユーザが自分の操作しやすい傾斜
角度に調整ができる。
(4)パーテーションPの高さによって電話機Tが相対的に高い位置に取り付けられるよ
うな場合、第2調整部材7によって電話機Tの下方側(テンキー等のボタン類が多数形成
されている側)が下斜め方向に向くように第2プレート3の傾斜角度を調整することがで
き、操作性を確保することができる。
(5)第1プレート2と第2プレート3の組み合わせ構造としたことにより、パーテーシ
ョンPの両面に第2プレート3を取り付けることが容易であり、例えば、向かいの席で同
じ位置に取り付ける場合、第1プレート2を共有できるため、部品点数やコストの削減が
可能である。
以上、実施形態について説明したが、本発明は、具体的な実施形態に限定されるもので
はなく、種々の変更を行ったものも含まれるものであり、そのことは、当業者にとって特
許請求の範囲の記載から明らかである。
1…取付用ブラケット
2…第1プレート
21…第1面(第1プレートの)
21a…ネジ孔
22…第2面(第1プレートの)
22a…ネジ孔
23…延長面
3…第2プレート
31…第1面(第2プレートの)
31a…長孔
32…第2面(第2プレートの)
32a…ネジ孔
32b…ネジ孔
33…第3面(第2プレートの)
34…第4面(第2プレートの)
34a…ネジ孔
4…係合部
5…第1調整部材
6…緩衝部材
7…第2調整部材
P…パーテーション
P1…裏面(パーテーションの)
P2…表面(パーテーションの)
P3…天面(パーテーションの)
T…電話機
T1…壁掛け穴

Claims (3)

  1. 立設されたパーテーションに電話機を配置するための取付用ブラケットであって、
    前記パーテーションの裏面に当接し、断面がL字状である第1プレートと、
    前記パーテーションの表面に当接し、断面が前記パーテーションの前記表面に向かって開放した異形C字状である第2プレートと、を備え、
    前記第1プレートの第1面又は第2面と前記第2プレートの上部の第1面が、前記パーテーションの天面上において、遊嵌するように取り付けられ、
    前記第2プレートが、その第1面から前記パーテーションの前記表面から離間する方向に鈍角をもって垂下し、前記電話機を搭載する第2面を有し、前記第2面に、前記電話機の裏面に所定のピッチで設けられた壁掛け穴と係合する係合部を有し、前記第2面の下部から鋭角をもって前記パーテーションの前記表面に向かって延在する第3面と、前記第3面の端部から前記パーテーションの前記表面に沿って延在する第4面とを有し、
    前記第4面に前記パーテーションの前記表面との距離を調整する第1調整部材が設けられることを特徴とする取付用ブラケット。
  2. 立設されたパーテーションに電話機を配置するための取付用ブラケットであって、
    前記パーテーションの裏面に当接し、断面がL字状である第1プレートと、
    前記パーテーションの表面に当接し、断面が前記パーテーションの前記表面に向かって開放した異形C字状である第2プレートと、を備え、
    前記第1プレートの第1面又は第2面と前記第2プレートの上部の第1面が、前記パーテーションの天面上において、遊嵌するように取り付けられ、
    前記第2プレートが、その第1面から前記パーテーションの前記表面から離間する方向に鈍角をもって垂下し、前記電話機を搭載する第2面を有し、
    前記第2プレートの前記第2面の上部に前記パーテーションの前記表面との距離を調整する第2調整部材が設けられることを特徴とする取付用ブラケット。
  3. 立設されたパーテーションに電話機を配置するための取付用ブラケットであって、
    前記パーテーションの裏面に当接し、断面がL字状である第1プレートと、
    前記パーテーションの表面に当接し、断面が前記パーテーションの前記表面に向かって開放した異形C字状である第2プレートと、を備え、
    前記第1プレートの第1面又は第2面と前記第2プレートの上部の第1面が、前記パーテーションの天面上において、遊嵌するように取り付けられ、
    前記第2プレートが、その第1面から前記パーテーションの前記表面から離間する方向に鈍角をもって垂下し、前記電話機を搭載する第2面を有し、
    前記パーテーションの前記裏面に当接する別の第2プレートをさらに備え、
    前記第1プレートの前記第1面又は前記第2面と前記第2プレートの前記第1面と前記別の第2プレートの第1面が、前記パーテーションの天面上において、遊嵌するように取り付けられることを特徴とする取付用ブラケット。
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