JP2000308221A - 受電盤 - Google Patents

受電盤

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JP2000308221A
JP2000308221A JP11109266A JP10926699A JP2000308221A JP 2000308221 A JP2000308221 A JP 2000308221A JP 11109266 A JP11109266 A JP 11109266A JP 10926699 A JP10926699 A JP 10926699A JP 2000308221 A JP2000308221 A JP 2000308221A
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JP
Japan
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isolator
panel
disconnector
power receiving
stage
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JP11109266A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Shiozawa
好実 塩沢
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 避雷器付きの列盤形のガス絶縁開閉装置の1
回線の受電が受電盤1面で行えるようにする。 【解決手段】 盤内を絶縁ガスが密封された上段,中
段,下段に区分し、引込方向に応じて上段又は下段によ
り形成され,受電点の引込端子(ケーブルヘッド15)
が設けられた受電部,′に、引込端子に接続された
断路器付きの避雷器22と、この避雷器22の中段側に
避雷器22に一体化して設けられ,引込端子に接続され
た線路側断路器16とを、この断路器16の一部が中段
の遮断器部,′の空きスペースにはみ出た状態で収
容し、遮断器部,′に、断路器16に接続された接
地開閉器17及びガス遮断器18と、断路器16の一部
とを収容し、下段又は上段により形成され,母線20が
配設された母線接続部,′に、ガス遮断器18と母
線20との間に介在した母線側断路器19を収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる避雷器付
きの列盤形のガス絶縁開閉装置(以下GISという)の
受電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中電圧用の列盤形のGISにあっ
ては、避雷器を設置しない一般的な場合、受電盤は図4
の概略のスケルトンに示すように回路構成され、受電盤
1面で1回線分の受電が行われる。
【0003】図4はケーブル下引込みの1回線受電のG
ISの受電盤1のスケルトンであり、受電点の引込端子
としてのケーブルヘッド2に、接地開閉器及び断路器と
して動作する3点式断路器からなる線路側断路器3,接
地開閉器4を介してガス遮断器5が接続され、この遮断
器5に3点式断路器からなる母線側断路器6を介して母
線7が接続される。
【0004】この受電盤1は図5の概略の構造図に示す
ように、主回路盤1′とその操作盤1″とからなり、主
回路盤1′は絶縁ガス(SF6 ガス)が密封された上
段,中段,下段に区分される。
【0005】そして、ケーブルヘッド2が設けられた上
段は断路器3を収容し、いわゆる受電・断路器部を形成
する。また、中段は接地開閉器4及びガス遮断器5を収
容し、遮断器部を形成する。さらに、母線7が配設され
た下段は断路器6を収容し、母線接続部を形成する。
【0006】つぎに、この種の列盤形のGISのうちの
避雷器付きのものは、従来、図6の概略のスケルトンに
示すように引込盤8と受電盤9との2面で1回線分の受
電が行われる。
【0007】図6において、図4と同一符号は同一もし
くは相当するものを示し、引込盤8にはケーブルヘッド
2,断路器3の他、ケーブルヘッド2に断路器10を介
して接続された断路器付きの避雷器11が設けられる。
この避雷器11はZnO素子で構成された小型のギャッ
プレス避雷器である。また、引込盤8の断路器3から引
出された母線12が受電盤9に引込まれる。
【0008】この受電盤9には接地開閉器4,ガス遮断
器5及び断路器6が設けられ、母線12が接地開閉器4
を介して遮断器5に接続され、この遮断器5から断路器
6を介して母線13が引出される。
【0009】そして、引込盤8は図7の(a)の概略の
構造図に示すように主回路盤8′とその操作盤8″とか
らなり、主回路盤8′は絶縁ガスが密封された上段と下
段とに区分され、ケーブルヘッド2が設けられた上段は
断路器10,避雷器11を収容して避雷器部を形成し、
母線12が配設された下段は断路器3を収容して母線接
続部を形成する。
【0010】また、受電盤9は図7の(b)の概略の構
造図に示すように主回路盤9′とその操作盤9″とから
なり、主回路盤9′は絶縁ガスが密封された上段,中
段,下段に区分され、母線12が配設された下段は下母
線接続部を形成し、中段は接地開閉器4,ガス遮断器5
を収容して遮断器部を形成し、母線13が配設された上
段は断路器6を収容して上母線接続部を形成する。
【0011】なお、引込盤8はケーブルヘッド2の向き
を変えることにより、図7の(a)の実線のケーブル引
込方向が下向きの場合及び2点鎖線のケーブル引込方向
が上向きの場合のいずれにも対応する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の避雷器付き
の列盤形のGISの場合、図6及び図7に示したよう
に、1回線の受電に引込盤8と受電盤9との2面を要
し、大型化して設置スペースが大きくなり、しかも高価
になる問題点がある。
【0013】本発明は、避雷器付きの列盤形のGISの
受電盤において、従来の引込盤と受電盤の機能を備え、
1回線の受電が1面で行えるようにすることを課題とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の受電盤においては、盤内を絶縁ガスが密
封された上段,中段,下段に区分し、引込方向に応じて
上段又は下段により形成され,受電点の引込端子が設け
られた受電部に、引込端子に接続された断路器付きの避
雷器と、この避雷器より中段側に避雷器に一体化して設
けられ,引込端子に接続された線路側断路器とを、この
断路器の一部が中段の遮断器部の空きスペースにはみ出
た状態で収容し、遮断器部に、線路側断路器に接続され
た接地開閉器及びガス遮断器と、線路側断路器の一部と
を収容し、下段又は上段により形成され,母線が配設さ
れた母線接続部に、ガス遮断器と母線との間に介在した
母線側断路器を収容する。
【0015】したがって、従来の受電盤と同様に絶縁ガ
スが密封された上段,中段,下段に区分され、引込端子
が設けられた上段又は下段の受電部に避雷器及び線路側
断路器が一体化により集約化して収容され、このとき、
受電部からはみ出た線路側断路器の一部は、中段の遮断
器部の空きスペースを利用して遮断器部に収容される。
【0016】また、母線が配設された下段又は上段の母
線接続部には、従来と同様に母線側断路器が収容されて
十分な絶縁が確保される。
【0017】そして、盤内スペースの有効利用等によ
り、従来は引込盤に収容されていた避雷器及び線路側断
路器が上段又は下段に集約化して収容されるため、避雷
器付きの列盤形のGISの1回線の受電がこの受電盤の
1面で行える。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1〜図3を参照して説明する。 (1形態)まず、本発明の実施の1形態のケーブル下引
込みの場合につき、図1,図2を参照して説明する。図
2のスケルトンに示すように、本形態においては受電盤
14の引込端子としてのケーブルヘッド15に盤内の線
路側断路器16,接地開閉器17を介してガス遮断器1
8を接続し、この遮断器18に盤内の母線側断路器19
を介して母線20を接続する。
【0019】また、受電盤14に断路器21付きの避雷
器22を収容し、ケーブルヘッド15に断路器21を介
して避雷器22を接続する。
【0020】この受電盤14は図1の概略の構造図に示
すように、主回路盤14′とその操作盤14″とからな
り、これらは図5の従来の受電盤1の主回路盤1′,操
作盤1″或いは図7(b)の受電盤9の主回路盤9′,
操作盤9″と同程度の寸法である。
【0021】そして、主回路盤14′は絶縁ガス(SF
6 ガス)が密封された上段,中段,下段に区分され、ケ
ーブルヘッド15が取付けられた上段の受電部は上側
に断路器21,避雷器22を収容し、その下側(中段
側)に断路器16を避雷器22に一体化して収容する。
【0022】このとき、断路器21,避雷器22は、充
電部,対地間及び受電部各相間の寸法(距離)を確保し
つつ配置や支持等を工夫し、極力縮小化して形成され、
図7の(a)の従来の断路器10,避雷器11より小形
である。なお、避雷器22は避雷器11と同様のギャッ
プレス構造の避雷器である。
【0023】また、断路器16も同様に極力縮小化して
形成され、図7の(a)の従来の断路器6より小形であ
るが、受電部のスペース上の制約から、一部が中段の
遮断器部の空きスペースにはみ出る。
【0024】そして、遮断器部は図5の中段と同様の
配置で接地開閉器17,ガス遮断器18を収容し、その
上側の空きスペースに断路器16の一部を収容する。
【0025】さらに、下段の母線接続部は図5の下段
と同様の配置で断路器19及び母線20を収容する。
【0026】したがって、部品(エレメント)の小型化
及び盤内スペースの有効利用により、絶縁距離を確保し
つつ従来は列盤(引込盤)に収容されていた避雷器も受
電盤14に収容することができ、受電盤14の1面で1
回線の受電が行え、この受電盤14を避雷器付きの列盤
形のGISに用いることにより、その小型化を図り設置
スペースを小さくすることができ、絶縁ガスの使用量及
び列盤数を減少してコストダウンを図ることができる。
【0027】(他の形態)つぎに、ケーブル上引込みの
場合に適用した本発明の実施の他の形態につき、図3を
参照して説明する。このケーブル上引込みの場合、受電
盤内の回路接続はケーブル下引込みの場合と同様であ
る。
【0028】そして、図3はその受電盤21の概略の構
造図であり、同図において、図1,図2と同一符号は同
一もしくは相当するものを示し、21′は主回路盤、2
1″は操作盤であり、′は下段が形成する受電部、
′は中段が形成する遮断器部、′は上段が形成する
母線接続部である。
【0029】この図3から明らかなように、ケーブル上
引込みの場合は、主回路盤21′の下段の受電部′に
断路器16,21及び避雷器22が収容され、上段の母
線接続部′に断路器19,母線20が収容され、図1
のケーブル下引込みの場合の上段,下段を逆にした構造
に形成される。
【0030】そして、この場合も受電盤21に避雷器2
2が収容され、前記の1形態と同様の効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以下に記載する効果を奏す
る。上段又は下段の受電部,′に、引込端子(ケー
ブルヘッド15)に接続された線路側断路器16及び断
路器21付きの避雷器22を、断路器16の一部が中段
の遮断器部,′の空きスペースにはみ出た状態で一
体化して集約的に収容し、中段の遮断器部,′に接
地開閉器17及びガス遮断器18を収容し、下段又は上
段の母線接続部,′に、母線側断路器19及び母線
20を収容して盤内スペースの有効利用を図ったため、
絶縁性の低下等を招来することなく、従来の受電盤と同
程度の大きさで、従来の引込盤と受電盤の機能を備える
ことができる。
【0032】そして、避雷器付きの列盤形のガス絶縁開
閉装置(GIS)に用いると、1回線分の受電がこの受
電盤1面で行えるため、2面を要する従来構成の場合よ
り、この種のGISを小型化してその設置スペースを小
さくすることができ、しかも、盤数及び高価な絶縁ガス
の使用量を低減してコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の構造説明図である。
【図2】図1のスケルトンである。
【図3】本発明の実施の他の形態の構造説明図である。
【図4】従来の避雷器のないガス絶縁開閉装置の受電盤
のスケルトンである。
【図5】図4の受電盤の構造説明図である。
【図6】従来の避雷器を設置したガス絶縁開閉装置の引
込盤及び受電盤のスケルトンである。
【図7】(a)は図6の引込盤の構造説明図,(b)は
図6の受電盤の構造説明図である。
【符号の説明】
2,15 ケーブルヘッド 3,16 線路側断路器 4,17 接地開閉器 5,18 ガス遮断器 6,19 母線側断路器 7,12,13,20 母線 11,22 避雷器 ,′ 受電部 ,′ 遮断器部 ,′ 母線接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受電点に避雷器を設置した列盤形のガス
    絶縁開閉装置の受電盤において、 盤内を絶縁ガスが密封された上段,中段,下段に区分
    し、 引込方向に応じて前記上段又は前記下段により形成さ
    れ,前記受電点の引込端子が設けられた受電部に、前記
    引込端子に接続された断路器付きの避雷器と、該避雷器
    より前記中段側に前記避雷器に一体化して設けられ,前
    記引込端子に接続された線路側断路器とを、該線路側断
    路器の一部が前記中段の遮断器部の空きスペースにはみ
    出た状態で収容し、 前記遮断器部に、前記線路側断路器に接続された接地開
    閉器及びガス遮断器と、前記線路側断路器の前記一部と
    を収容し、 前記下段又は前記上段により形成され,母線が配設され
    た母線接続部に、前記ガス遮断器と前記母線との間に介
    在した母線側断路器を収容したことを特徴とする受電
    盤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014103873A1 (ja) 2012-12-26 2014-07-03 三菱電機株式会社 開閉装置

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