JP2000232707A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JP2000232707A
JP2000232707A JP11033682A JP3368299A JP2000232707A JP 2000232707 A JP2000232707 A JP 2000232707A JP 11033682 A JP11033682 A JP 11033682A JP 3368299 A JP3368299 A JP 3368299A JP 2000232707 A JP2000232707 A JP 2000232707A
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JP
Japan
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bushing
cable
gas
insulated switchgear
conductor
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JP11033682A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Uematsu
博文 植松
Yasuyuki Yuza
康之 遊座
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工場から出荷して現地で据え付けるまでの間
に、絶縁ガスを抜き取ったり封入したりしなくても済む
ようにする。 【解決手段】 ガス絶縁開閉装置本体4に取付部材11
を取り付けるとともに取付部材11に三相分のブッシン
グ10を取り付け、ブッシング10内の内部導体に接続
されたケーブル13を、ガス絶縁開閉装置内の主回路導
体に接続されたケーブルヘッド15に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁開閉装置に
関し、ガス絶縁開閉装置本体とブッシングとの間に設け
るタンクを削除したものである。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置(以下、単にGISと
いう)は、気中ブッシングを介して架空送電線をGIS
本体に接続している。気中ブッシングの取付形態として
は、図9に示すものと図10に示すものとがある。
【0003】図9に示すのは、気中ブッシング別置形と
いわれる形態のものであり、図中、1は引込み鉄塔、2
はブッシング取付架台、3はブッシング、4はGIS本
体、5はケーブルヘッド、6はケーブル、7は送電線で
ある。図10に示すのは、気中ブッシング一体形といわ
れる形態のものであり、GIS本体4にブッシング3が
一体に取り付けられている。図中、図9と同一符号のも
のは同一部分である。
【0004】これらのうちの気中ブッシング一体形のも
のの構造を図11に示し、単線結線図を図12に符号J
で示す。図12中、DSは断路器、ESは接地開閉器、
VCBは真空遮断器、LAは避雷器、CTは変流器、V
Dは電圧検知器である。
【0005】図11に示すように、GIS本体4には、
フランジ部8を介してGIS本体4と連通するタンク9
が取り付けられ、GIS本体4及びタンク9は、その内
部が連通するとともに絶縁ガスが充填されている。タン
ク9には分岐部9aが設けられ、相互に内部が連通して
絶縁ガスが充填されている。そして、タンク9及び分岐
部9aに三相分のブッシング10が取り付けられてい
る。
【0006】斯かるGISは、図11(c)に示すよう
にブッシング10の下面の高さHが2500mm以上に
規定されていることから、全高が高くなり、輸送時には
タンク9内の絶縁ガスを抜いてブッシング10を取り外
し、現地にてブッシング10を取り付けて真空引きと絶
縁ガスの封入とを行なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、タンクを有
するため、工場からの出荷時に絶縁ガスを抜いてブッシ
ングを取り外し、現地にてブッシングを取り付けて絶縁
ガスを封入しなければならず、多くの労力がかかる。ま
た、タンクを有するために、GISの重量が大きい。
【0008】そこで本発明は、斯かる課題を解決したガ
ス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係るガス絶縁開閉装置の構成は、遮断部
を有するガス絶縁装置本体の側方に取付部材を介してブ
ッシングを結合し、ブッシングの内部に設けた内部導体
の下端とガス絶縁開閉装置本体の遮断部とを接続導体を
介して接続したことを特徴とし、請求項2に係るガス絶
縁開閉装置の構成は、前記接続導体に変流器を設けたこ
とを特徴とし、請求項3に係るガス絶縁開閉装置の構成
は、前記接続導体としてケーブル又は絶縁導体を用いた
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるガス絶縁開閉
装置の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態は
従来のガス絶縁開閉装置の一部を改良したものなので、
従来と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異
なる部分のみを説明する。
【0011】(a)実施の形態1 まず、実施の形態1を図1に基づいて説明する。GIS
本体4の側方の上部には取付部材11が結合されてい
る。取付部材11の上面には三つの取付面12a〜12
cが、隣り合う面どうしの角度が本実施の形態ではθ=
155度となるように形成されている。取付面12a〜
12cには三相分のブッシング10の下面が取り付けら
れており、その上端は開いてピッチはLになっている。
【0012】ブッシング10内には内部導体が設けられ
ており、内部導体には接続導体としてのケーブル13が
一体に接続されている。ケーブル13の詳細を図2に示
す。図のように、GIS本体4には絶縁ガスが充填され
た中空管4aが設けられ、遮断部としての遮断器に接続
された主回路導体14が中空管4a内に収容され、絶縁
物からなるケーブルヘッド15に埋設された導体16が
主回路導体14に接続されている。導体16の内部には
略円柱形の突出部16aを囲繞するようにして複数の接
触子17が設けられ、コイルバネ18を介して結束され
ている。一方、ケーブル13の下端にはスリップオンケ
ーブル19が設けられ、スリップオンケーブル19の先
端には接触子17の間に挿脱される端子20が取り付け
られている。端子20を接触子17の間へ挿脱すること
により、ケーブル13を着脱することができる。
【0013】なお、ケーブル13を内部導体と一体に設
けたが、着脱自在に設けてもよい。また、内部導体と主
回路導体14とをケーブル13を介して接続したが、絶
縁導体を介して接続してもよい。
【0014】斯かるガス絶縁開閉装置の作用を説明す
る。ガス絶縁開閉装置を工場から出荷する際は、図3
(a)に示すように、ブッシング10及びケーブル13
を取付部材11から取り出した状態で行なう。現地にガ
ス絶縁開閉装置が到着したら、図3(b)に示すように
してブッシング10を取付部材11に取り付けるととも
に、端子20を図2に示した接触子17の間へ挿入す
る。つまり、絶縁ガスを抜き取ったり封入したりする作
業は不要になる。なお、図3(a)中の15aはケーブ
ルヘッド15の開口部を閉塞するキャップである。
【0015】(b)実施の形態2 次に、実施の形態2を図4に基づいて説明する。
【0016】この実施の形態2は、実施の形態1におい
て、取付板11の部分にケーブル13を囲繞する変流器
(CT)21を埋設したものである。
【0017】その他の構成,作用は実施の形態1と同じ
なので、説明を省略する。
【0018】(c)実施の形態3 次に、実施の形態3を図5に基づいて説明する。
【0019】この実施の形態3は、実施の形態2におけ
る変流器21に代えて分割形の変流器22を設けたもの
である。図5(c)に示すように、取付部材11の下方
にステー23がGIS本体4に取り付けて設けられ、ケ
ーブル13を囲繞するようにして配置した変流器22が
ステー23に取り付けられている。
【0020】斯かるガス絶縁開閉装置では、変流器22
が分割できることから、ブッシング10及びケーブル1
3をGIS本体4に取り付けたのちに、変流器22を取
り付けたり取り外したりすることができる。
【0021】その他の構成,作用は実施の形態1と同じ
なので、説明を省略する。
【0022】(d)実施の形態4 次に、実施の形態4を図6に基づいて説明する。
【0023】この実施の形態4は、実施の形態1におい
て、GIS本体4に取り付けられる中空管4aを下方へ
向かって傾けるとともに中空管4aを実施の形態1の場
合よりも短くする一方、ケーブル13の全長を実施の形
態1の場合よりも長くすることによって、ケーブル13
にR部13aを形成したものである。
【0024】斯かるガス絶縁開閉装置では、大気中の温
度が増減することによってケーブル13が伸縮する際
に、R部13aが水平方向へ移動するため、ケーブルヘ
ッド15やブッシング10を無理に引っ張るようなこと
がない。
【0025】その他の構成,作用は実施の形態1と同じ
なので、説明を省略する。
【0026】(e)実施の形態5 次に、実施の形態5を図7に基づいて説明する。
【0027】この実施の形態5は、実施の形態4におけ
る三相分のブッシング10のうちの中央のものを、図7
(c)に示すように角度θ1だけ傾けることにより各相
間の絶縁距離を大きくしたものである。絶縁距離が大き
くなるので、図7(d)に示すように実施の形態1にお
いてはLであった寸法が0.7Lで足りることになり盤
幅方向に占めるブッシング10の長さが短くなる。
【0028】その他の構成,作用は実施の形態4と同じ
なので、説明を省略する。
【0029】(f)実施の形態6 最後に、実施の形態6を図8に基づいて説明する。
【0030】この実施の形態6は、実施の形態5におい
て、両側の二相分のブッシング10を、図8(c)に示
すように中央のブッシング10とは反対の方向へθ2
け傾けることにより、図8(d)に示すように盤幅方向
での隣り合うブッシング10の間隔を0.5Lにしたも
のである。このため、二回線受電などの場合は、各回線
間距離を小さくすることができる。
【0031】その他の構成,作用は実施の形態5と同じ
なので、説明を省略する。
【0032】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
〜3に係るガス絶縁開閉装置によれば絶縁ガスを封入し
たタンクを設けないので、工場でガス絶縁開閉装置を試
験したのちに絶縁ガスのガス抜きやガス封入をすること
なくブッシングの取り外しや取り付けの作業を行なって
現地で据え付けることができる。また、タンクを設けな
いことから、その分だけガス絶縁開閉装置を軽量化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態1
に係り、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右
側面図、(d)は(c)のA−A矢視図。
【図2】図1(c)のH部の拡大図。
【図3】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態1
の作用説明図。
【図4】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態2
に係り、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右
側面図、(d)は(c)のB−B矢視図。
【図5】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態3
に係り、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右
側面図、(d)は(c)のC−C矢視図。
【図6】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態4
に係り、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右
側面図、(d)は(c)のD−D矢視図。
【図7】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態5
に係り、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右
側面図、(d)は(c)のE−E矢視図。
【図8】本発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態6
に係り、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右
側面図、(d)は(c)のF−F矢視図。
【図9】気中ブッシング別置形のガス絶縁開閉装置の構
成図。
【図10】気中ブッシング一体形のガス絶縁開閉装置の
構成図。
【図11】従来のガス絶縁開閉装置に係り、(a)は平
面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は
(c)のG−G矢視図。
【図12】ガス絶縁開閉装置の単線結線図。
【符号の説明】
4…ガス絶縁開閉装置本体 10…ブッシング 11…取付部材 13…ケーブル 21,22…変流器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断部を有するガス絶縁装置本体の側方
    に取付部材を介してブッシングを結合し、ブッシングの
    内部に設けた内部導体の下端とガス絶縁開閉装置本体の
    遮断部とを接続導体を介して接続したことを特徴とする
    ガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記接続導体に変流器を設けた請求項1
    に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記接続導体としてケーブル又は絶縁導
    体を用いた請求項1又は2に記載のガス絶縁開閉装置。
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