JP4515966B2 - 三相一括形ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

三相一括形ガス絶縁開閉装置 Download PDF

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Description

本発明は、絶縁性ガスを充填した密閉容器内に三相の高電圧導体を配置して構成した三相一括形ガス絶縁開閉装置に関する。
従来のガス絶縁開閉装置は、密閉容器内に充填する絶縁性ガスとして他の気体と比べて絶縁性能に優れたSF6ガスを使用することによって小型縮小化を図っている。しかしながら、SF6ガスは地球温暖化を促す気体であり排出規制の対象になっており、SF6ガスを使用したガス絶縁開閉装置では、ガス漏れが発生した場合、大気中にこれが放出されて地球環境に悪影響を与えるため、SF6ガス以外の代替ガスが求められている。その代替ガスとして地球温暖化係数が零の乾燥空気または窒素ガスなどを用いたガス絶縁開閉装置の技術が確立してきている。代替ガスとして乾燥空気または窒素ガスなどを用いた場合、SF6ガスよりも絶縁性能が低いため、従来と基本的に同一の機器構成で同等の絶縁性能を確保しようとすると従来よりも装置全体が大型化してしまう。
そこで、代替ガスを使用したガス絶縁開閉装置でも、様々な機器構成によってSF6ガスを用いた場合とほぼ同等の大きさとするための工夫が必要である。そのために利用できるものとして、例えば、縦型遮断器用密閉容器内に収納した三相遮断器の上方端子および下方端子にそれぞれ接続した母線側断路器および受電側断路器をそれぞれ上下に位置する水平面上に三相分をそれぞれ構成して高さ方向を縮小したり(例えば、特許文献1参照)、密閉容器内の空間を縮小するためにその断面形状を正円から他の形状に変形することなど(例えば、特許文献2および特許文献3を参照)が知られている。
特開平9−322340号公報 特開平11−215626号公報 特開平9−322336号公報
しかしながら、上述した従来の後者のガス絶縁開閉装置では、主たる目的が密閉容器内の空間を縮小することであり、ある方向に対しては縮小効果を期待することができるが、代替ガスの使用の場合のように全ての方向に絶縁距離が増大することに対しては縮小効果を期待することができなかった。これに対して、従来の前者のガス絶縁開閉装置では、高さ方向の寸法を抑えることができるが、受電側断路器と同一容器内に収納するアレスタによって結局、同方向に余り縮小化を期待することができず、さらなる工夫が必要であった。
本発明の目的は、絶縁性ガスとしてSF6ガスの代替ガスを使用しても、従来の絶縁性ガスとしてSF6ガスを使用した場合とほぼ同様の大きさとすることができるように一層の縮小化を図ったガス絶縁開閉装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、一側方の上下に上部開口部および下部開口部を有した縦型の遮断器用密閉容器内に縦型の三相分の遮断器を配置し、上記遮断器用密閉容器の上記上部開口部に絶縁スペーサを介して三相の母線側断路器および三相の主母線導体を収納した母線側密閉容器を接続し、上記遮断器用密閉容器の上記下部開口部に絶縁スペーサを介して三相の受電側断路器および三相のアレスタを配置した受電側密閉容器を接続し、上記三相の主母線導体は、それぞれ同じ水平方向に延びて構成し、上記三相の母線側断路器は、上記母線側密閉容器内に配置した上記主母線導体の軸方向とほぼ直交するほぼ水平線上を開閉動作すると共にこの開閉動作する軸線を含む水平方向で上記主母線導体の軸方向に相間絶縁距離を保持して構成し、また上記三相の受電側断路器は、上記母線側断路器と同方向に開閉動作するように構成すると共に、その開閉動作する軸線を含む水平方向で上記主母線導体の軸方向に相間絶縁距離を保持して構成したガス絶縁開閉装置において、上記母線側断路器に対応する部分の上記母線側密閉容器は上下方向につぶした形状とし、上記三相の母線側断路器は、上記つぶした形状部分の上記母線側密閉容器内に配置すると共に、その三相分の上記開閉動作軸線をほぼ同一水平面上に配置して構成し、上記受電側断路器に対応する部分の上記受電側密閉容器は上下方向につぶした形状とし、上記三相の受電側断路器は、上記つぶした形状部分の上記受電側密閉容器内に配置すると共に、その三相分の上記開閉動作軸線を他のほぼ同一水平面上に配置して構成し、上記アレスタは、上記主母線導体の軸方向とほぼ平行な仮想垂直面に相間絶縁距離を保持した三相分を配置したことを特徴とする。

また請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のものにおいて、上記三相分のアレスタを配置した部分の上記受電側密閉容器は、上記受電側断路器の開閉動作方向につぶした形状としたことを特徴とする。
さらに請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載のものにおいて、上記アレスタは、上記受電側密閉容器内にその下端側開口を耐気密接続した筒状絶縁物の上端側開口を埋め込み導体によって気密に封じ、この埋め込み導体を上記受電側断路器に電気的に接続し、上記筒状絶縁物の内部に位置する上記埋め込み導体に設けたアレスタ接続用接触子にアレスタを取り出し可能に構成したプラグイン構造としたことを特徴とする。
さらに請求項4に記載の本発明は、請求項1に記載のものにおいて、上記遮断器用密閉容器内に、メンテナンス時に上記三相の遮断器の両極側をそれぞれ接地する三相分の遮断器メンテナンス用接地開閉器を設けたことを特徴とする。
さらに請求項5に記載の本発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載のものにおいて、上記各密閉容器内に封入した絶縁性ガスとして、温暖化係数がSF6ガスよりも小さな代替ガスを使用したことを特徴とする。
本発明によるガス絶縁開閉装置は、母線側密閉容器および受電側密閉容器をそれぞれ上下方向につぶした形状にしているため、ほぼ正円でそれらを構成した場合に比べて高さ方向を制限することができ、母線側密閉容器と受電側密閉容器とを上下に近接して配置することによって全体としての高さを抑え、またアレスタを仮想垂直面に三相分を配置することによって全体としての幅方向を抑え、絶縁性ガスとしてSF6ガスの代替ガスを使用しても、従来の絶縁性ガスとしてSF6ガスを使用した場合とほぼ同様の大きさとすることができるように一層の縮小化を図ったガス絶縁開閉装置が得られる。
また請求項2に記載の本発明によるガス絶縁開閉装置は、仮想垂直面上に三相分を配置したアレスタに対応する部分の受電側密閉容器を受電側断路器の開閉動作方向につぶした形状としたため、全体としての幅方向を抑えて一層の縮小化を図ることができる。
さらに請求項3に記載の本発明によるガス絶縁開閉装置は、アレスタをプラグイン形として構成したため、アレスタを必要に応じて簡単に切り離すことができ、従来アレスタを主回路の高電圧導体から切り離すために必要であった切り離し装置を不要にし、その分だけ受電側密閉容器を高さ方向にも縮小することができる。
さらに請求項4に記載の本発明によるガス絶縁開閉装置は、遮断器メンテナンス用接地開閉器を遮断器用密閉容器内に構成したため、母線側密閉容器および受電側密閉容器を一層小型にすることができる。
さらに請求項5に記載の本発明によるガス絶縁開閉装置は、絶縁性ガスとしてSF6ガスよりも温暖化係数の小さな代替ガスを使用し、それによる絶縁性能の低下分を上述した構成によって吸収するようにしたため、環境調和型のガス絶縁開閉装置を従来とほぼ同様の大きさで構成することができるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるガス絶縁開閉装置の断面図である。
縦型として構成された遮断器用密閉容器14は、その任意の位置に遮断器用密閉容器14内の異常圧力発生時に動作して放圧する放圧弁11aが設けられると共に、その軸方向の端部近傍の側方上下に一対の開口部がそれぞれ形成され、これらの開口部はそれぞれ三相一括形絶縁スペーサ17,18によって気密に封じられている。この遮断器用密閉容器14内には、縦型の三相分の遮断器5と、各遮断器5のメンテナンス時に遮断器5の受電側を接地するメンテナンス用接地開閉器12と、遮断器5のメンテナンス時に遮断器5の母線側を接地するメンテナンス用接地開閉器13とがそれぞれ相毎に構成されている。
遮断器用密閉容器14の上部開口部には三相一括形絶縁スペーサ17を介して母線側密閉容器15が接続されており、この母線側密閉容器15内には、遮断器5の上部端子側に接続されてほぼ水平に開閉動作する三相の母線側断路器6と、この母線側断路器6の開閉方向にほぼ直行するよう水平方向に延びた三相の主母線導体7と、それら間を電気的に直列接続した三相の接続用導体とが周知の絶縁支持手段によって母線側密閉容器15から電気的に絶縁した状態で支持されている。また母線側密閉容器15の任意の位置には母線側密閉容器15内の異常圧力発生時に動作して放圧する放圧弁11bが設けられている。
一方、遮断器用密閉容器14の下部開口部には三相一括形絶縁スペーサ18を介して受電側密閉容器16が接続されており、この受電側密閉容器16内には、遮断器5の下部端子側に接続されてほぼ水平方向に開閉動作する三相の受電側断路器4と、三相の受電側接地開閉器9と、主母線導体7の軸方向とほぼ平行な仮想垂直面で相間絶縁距離を保持するように配置した三相分のプラグイン形アレスタ10の少なくとも一部と、三相の電圧検出器8と、これら間を電気的に接続する三相の接続用導体とが周知の絶縁支持手段によって受電側密閉容器16から電気的に絶縁した状態で支持されている。ここで、受電側断路器4とプラグイン形アレスタ10との間を接続する接続導体20はほぼ垂直に配置され、その中間部にほぼ水平方向に開閉する受電側接地開閉器9が構成され、接続導体20とほぼ同一軸線上にプラグイン形アレスタ10が配置されている。
この受電側密閉容器16にも、その任意の位置に受電側密閉容器16内の異常圧力発生時に動作して放圧する放圧弁11cが設けられている。また受電側密閉容器16内の接続用導体には、受電側断路器4のほぼ開閉動作線上に位置した三相のケーブルヘッド3を介してほぼ垂下した三相のケーブル1が接続され、各ケーブル1の途中にそれぞれ変流器2が配置されている。ケーブルヘッド3およびケーブル1の外周部には、必要に応じて保護用のカバー19が取り付けられている。
また、遮断器用密閉容器14の右方の前面側にはキュービクル26が配置され、このキュービクル26内に、遮断器5用の操作器、母線側断路器6用の操作器、受電側断路器4用の操作器、メンテナンス用接地開閉器12用の操作器、メンテナンス用接地開閉器13用の操作器等がそれぞれ収納されている。各断路器と各接地開閉器はそれぞれ専用の操作器を有していても良いし、例えば母線側断路器6用の操作器とメンテナンス用母線側接地開閉器13等のように関連性のある開閉器は複合化した一台の操作器として構成しても良い。遮断器用密閉容器24および受電側密閉容器16の下部などには、適当な架台が設置されてそれらの密閉容器を所定の高さに保持している。上述した各密閉容器14,15,16内には乾燥空気もしくは窒素ガスあるいはそれらの混合ガスなど、SF6ガスよりも温暖化係数の小さな代替ガスが封入されている。
図2は、母線側断路器6のほぼ開閉動作線を含む水平面で断面して示す断面平面図である。
遮断器用密閉容器14は、同図に示したように主母線導体7の軸方向に長い箱形状に形成され、三相分の遮断器5を主母線導体7の軸方向に所定の相間絶縁距離を保持して並置している。各相の遮断器5は、図1に示したように同じレベルで配置され、それぞれ同じ高さ位置から母線側断路器6および受電側断路器4にそれぞれ接続された上部端子側導体27a,27b,27cおよび下部端子側導体がほぼ水平に導出されている。遮断器用密閉容器14と母線側密閉容器15間に配置した三相一括形絶縁スペーサ17は、図2のA−A断面図である図3に示すようにほぼ主母線導体7の軸方向に所定の相間絶縁距離を保持しながらほぼ同一水平面上に中心導体21a,21b,21cを配置しており、これらの中心導体21a,21b,21cを利用して遮断器5の上部端子側導体28a,28b,28cと母線側断路器6の導体27a,27b,27cが電気的に接続されると共に機械的に支持されている。
図4は、図2のB−B断面図で母線側断路器6に対応する部分の母線側密閉容器15を示している。
同図に示すように三相分の母線側断路器6は、それぞれ主母線導体7の軸方向に所定の相間絶縁距離を保持しながらほぼ同一の水平面上で開閉動作するように構成され、これらを収納した母線側密閉容器15は、断面正円ではなく、母線側断路器6に対応する部分を同図に示したように上下方向につぶしたほぼ楕円形状にしている。上部には図示を省略したが、母線側断路器6に開閉操作力を伝達する絶縁ロッドなどが構成されている。
このように三相一括形絶縁スペーサ17の中心導体および母線側断路器6は、それらの三相分を主母線導体7の軸方向に所定の相間絶縁距離を保ちながらほぼ同一の水平面上に配置し、三相一括形絶縁スペーサ17および母線側密閉容器15は、図3および図4に示したように垂直方向につぶしたほぼ楕円形状にしているため、ほぼ正円でそれらを構成した場合に比べて高さ方向を制限しながら相間絶縁距離を確保することができる。
図5は、受電側断路器4のほぼ開閉動作線を含む水平面で断面して示す断面平面図である。
同図に示したように遮断器5の下部端子側導体29a,29b,29cは、図2に示した遮断器5の上部端子側導体28a,28b,28cの場合と同様に三相一括形絶縁スペーサ18を介して受電側密閉容器16内の受電側断路器4に接続されている。遮断器用密閉容器14と受電側密閉容器16間に配置した三相一括形絶縁スペーサ18は、図6に示したようにほぼ主母線導体7の軸方向に所定の相間絶縁距離を保持しながらほぼ同一水平面上に中心導体22a,22b,22cを配置しており、これらの中心導体22a,22b,22cを利用して遮断器5の下部端子側導体29a,29b,29cと受電側断路器4の導体30a,30b,30cが電気的に接続されると共に機械的に支持している。
図7は、図5のC−C断面図で受電側断路器4に対応する部分の受電側密閉容器16を示している。
同図に示すように三相分の受電側断路器4は、それぞれ主母線導体7の軸方向に所定の相間絶縁距離を保持しながらほぼ同一の水平面上で開閉動作するように構成されている。この受電側断路器4を収納した部分の受電側密閉容器16は、同図に示したように断面が正円ではなく上下方向につぶしたほぼ楕円形状にしている。受電側断路器4の上部に位置する空間部には、図示を省略しているが受電側断路器4に開閉操作力を伝達する絶縁ロッドなどが配置されている。
このように三相一括形絶縁スペーサ18の中心導体および受電側断路器4は、それらの三相分を主母線導体7の軸方向に所定の相間絶縁距離を保ちながらほぼ同一の水平面上に配置し、三相一括形絶縁スペーサ18および受電側断路器4に対応する部分の受電側密閉容器16は、図6および図7に示したように上下方向につぶしたほぼ楕円形状にしているため、ほぼ正円でそれらを構成した場合に比べて高さ方向を制限することができる。従って、図1から分かるように母線側密閉容器15と受電側密閉容器16とを上下に並べて配置しても、それぞれが上下方向につぶされた形状であるため、不必要に遮断器の上部端子側導体27a,27b,27cと下部端子側導体29a,29b,29c間の距離を大きくすることはない。
図5から分かるように、受電側密閉容器16の左方部に配置したケーブルヘッド3も主母線導体7の軸方向に相間絶縁距離を保持しながら仮想垂直面上に三相分を配置し、また詳細を次に説明するプラグイン形アレスタ10も、主母線導体7の軸方向相間絶縁距離を保持しながら仮想垂直面上に三相分を配置している。このように主母線導体7の軸方向に延びた仮想垂直面上にケーブルヘッド3を配置し、この仮想垂直面とほぼ平行な他の仮想垂直面上にプラグイン形アレスタ10を配置しているために、遮断器5の下部端子側導体29a,29b,29cの軸方向、つまり図1に示したガス絶縁開閉装置の幅方向を縮小することができる。こうして特徴的な母線側密閉容器15と受電側密閉容器16によってガス絶縁開閉装置の高さ方向および幅方向を縮小することができるため、各密閉容器内に封入する絶縁性ガスとしてSF6ガスよりも温暖化係数の小さな代替ガスを使用しても従来とほぼ同程度の大きさのガス絶縁開閉装置を得ることができる。
次に、このようなガス絶縁開閉装置の縮小化に寄与する他の構成について説明する。
上述したように遮断器5の遮断状態でメンテナンスを行う場合、遮断器5の両極側をそれぞれ接地するためにメンテナンス用接地開閉器12,13を設けるが、これらメンテナンス用接地開閉器12,13の三相分を各相の遮断器5毎に遮断器用密閉容器14内に構成している。これらの接地開閉器12,13は、母線側密閉容器15と受電側密閉容器16内にそれぞれ配置することも可能であるが、その場合、母線側密閉容器15と受電側密閉容器16の上述した縮小化を損なうので、遮断器用密閉容器14内に構成するのが望ましい。
また、上述したように縦型のプラグイン形アレスタ10も主母線導体7の軸方向に相間絶縁距離を保持しながら仮想垂直面上に三相分を配置しているため、同部に対応する垂直部分の受電側密閉容器16は、ガス絶縁開閉装置の幅方向につぶした形状、つまり主母線導体7の軸方向に長い楕円形状としている。このため同部分の遮断器用密閉容器14側に従来よりも大きなスペースが形成されることになり、この部分に接続導体20側を接地する受電側接地開閉器9を配置している。詳細な図示は省略しているが、この受電側接地開閉器9も主母線導体7の軸方向に相間絶縁距離を保持しながら三相分が配置されて、空間の有効活用が図られており、この配置によって受電側密閉容器16が大きくなることはない。
さらにプラグイン形アレスタ10は、受電側密閉容器16の垂直部分内にアレスタ全体を配置するのではなく、ここではプラグイン構成としている。例えば、図1に示したように受電側密閉容器16の下部開口部に筒状絶縁物23の下端開口を耐気密接続し、この筒状絶縁物23の上部開口を一体的に埋め込んだ中心導体によって気密保持すると共に、この中心導体の受電側密閉容器16の内部側を接続導体20に接続している。全体を絶縁物内に構成したアレスタ24の頭部側を筒状絶縁物23の下端開口から挿入して、その頭部側を筒状絶縁物23の中心導体における受電側密閉容器16の外部側に位置する部分に切り離し可能に避雷器接続用集電子によって電気的に接続し、アレスタ24の底部側を接地している。上述した避雷器接続用集電子による接続状態でアレスタ24が脱落しないようにボルトなどを用いた周知の支持構成で機械的に保持させている。
ガス絶縁開閉装置の現地耐電圧試験を実施する場合、アレスタ24を主回路の高電圧導体から切り離した状態で行う。このため従来のガス絶縁開閉装置では、アレスタ24の接続導体20側に切り離し装置を構成していた。このような切り離し装置の付設は、受電側密閉容器16を高さ方向に大型化させてしまうが、本実施の形態ではプラグイン形アレスタ10とし、アレスタ24を取り外して主回路の高電圧導体である接続導体20から切り離すことができるようにしている。現地耐電圧試験を実施する場合、先ず、アレスタ24の機械的な支持を解き、その後、アレスタ24を下方へ移動すると、避雷器接続用集電子から分離されアレスタ24のみを受電側密閉容器16から切り離すことができる。従って、これまでの断路部のような切り離し装置を構成する必要がなく、受電側密閉容器16を高さ方向に縮小することができる。
この状態で、筒状絶縁物23内の避雷器導体接続子は受電側密閉容器16外の大気側に開放されており、この避雷器導体接続子にも所定の試験電圧が印加されることが絶縁上問題となる場合、筒状絶縁物23の下端開口から筒状絶縁物23の内面に密着する絶縁性ゴムなどの絶縁栓を挿入するとよい。この絶縁栓によって筒状絶縁物23の内面における対地絶縁を良好に保持することができる。
各密閉容器内には、上述したようにSF6ガスよりも温暖化係数の小さな代替ガスを封入するが、万一、ガス絶縁開閉装置の密閉容器内で短絡事故等が発生した場合、乾燥空気または窒素ガスなどの代替ガスを使用していると、ガス中のアークによる圧力上昇がSF6ガス使用時よりも大きくなる。しかし、所定の設定圧力値で動作する放圧弁11a,11b,11cを設けているため、この圧力上昇時に作動して大気中に放圧するため各密封容器14〜16が破損することはない。このような大気中への放圧は、絶縁性ガスとしてSF6ガスを使用したときには地球環境の面からも問題があるが、乾燥空気または窒素ガスあるいはそれらの混合ガスの場合には大気放出しても問題はない。
上述したように密閉容器内に構成される遮断器5、母線側断路器6、受電側断路器4、ケーブルヘッド3、プラグイン形アレスタ10、受電側接地開閉器9、メンテナンス用接地開閉器12,13は、その三相分をそれぞれ高さ方向ではなく主母線導体7の軸方向である水平方向に所定の相間絶縁距離を保持して配置しているため、断面正円の密閉容器内に三相分の各機器を三角形の各頂点に配置した場合のように三相分がそれぞれ多少異なる構造となることなく、各機器の三相分は同一構造となり標準化することができる。また、上述の基本配置によって、各密閉容器内にSF6ガスよりも若干絶縁性能の劣る代替ガスを封入したとしても、遮断器用密閉容器14であれば図2に示したように母線側断路器6の開閉動作方向につぶした形状にし、母線側密閉容器15の母線側断路器6に対応した部分であれば図4に示したように上下方向につぶした形状にし、受電側密閉容器16における受電側断路器4の収納部分であれば図7に示したように上下方向につぶした形状にすることにより、また受電側密閉容器16におけるプラグイン形アレスタ10の収納部分であれば受電側断路器4の開閉動作方向につぶした形状にすることによって、一層縮小化したガス絶縁開閉装置とすることができる。
このように各密閉容器14〜16を変形することによって、代替ガス使用時の絶縁性能の低下による各密閉容器の径の増大を調和良く吸収し、全体としては従来のSF6ガス使用によるガス絶縁開閉装置とほぼ同等の大きさで代替ガス使用のガス絶縁開閉装置を得ることができる。
特に、母線側密閉容器15の母線側断路器6に対応した部分であれば図4に示したように上下方向につぶした形状とし、受電側密閉容器16における受電側断路器4の収納部分であれば図7に示したように上下方向につぶした形状とすることによって、母線側断路器6と受電側断路器4は上下方向に近接して配置することができるので、キュービクル26内に収納した操作器と連結するためのリンク機構などの構成も簡単になり、キュービクル26内に収納した操作器を共通にすることができるようになる。
図1から分かるように、遮断器用密閉容器14の上部開口部に接続した母線側密閉容器15は、遮断器用密閉容器14の上部開口部に接続した受電側密閉容器16およびケーブルヘッド3よりも母線側断路器6の開閉動作方向に後退して小型になっているので、主母線導体7の三相分を他の配置にしてもほぼ同様の効果を得ることができる。
本発明によるガス絶縁開閉装置は、図1に示した構成に限らずその他の構成のガス絶縁開閉装置に採用することができる。
本発明の一実施の形態によるガス絶縁開閉装置を示す断面図である。 図1に示したガス絶縁開閉装置における要部の平面断面図である。 図2のA−A線に沿った断面図である。 図2のB−B線に沿った断面図である。 図1に示したガス絶縁開閉装置における他の要部の平面断面図である。 図5のC−C線に沿った断面図である。 図5のD−D線に沿った断面図である。
符号の説明
4 受電側断路器
5 遮断器
6 母線側断路器
7 主母線導体
9 受電側接地開閉器
10 プラグイン形アレスタ
11a〜11c 放圧弁
12,13 遮断器メンテナンス用接地開閉器
14 遮断器用密閉容器
15 母線側密閉容器
16 受電側密閉容器
17,18 三相一括形絶縁スペーサ
24 アレスタ

Claims (5)

  1. 一側方の上下に上部開口部および下部開口部を有した縦型の遮断器用密閉容器内に縦型の三相分の遮断器を配置し、上記遮断器用密閉容器の上記上部開口部に絶縁スペーサを介して三相の母線側断路器および三相の主母線導体を収納した母線側密閉容器を接続し、上記遮断器用密閉容器の上記下部開口部に絶縁スペーサを介して三相の受電側断路器および三相のアレスタを配置した受電側密閉容器を接続し、上記三相の主母線導体は、それぞれ同じ水平方向に延びて構成し、上記三相の母線側断路器は、上記母線側密閉容器内に配置した上記主母線導体の軸方向とほぼ直交するほぼ水平線上を開閉動作すると共にこの開閉動作する軸線を含む水平方向で上記主母線導体の軸方向に相間絶縁距離を保持して構成し、また上記三相の受電側断路器は、上記母線側断路器と同方向に開閉動作するように構成すると共に、その開閉動作する軸線を含む水平方向で上記主母線導体の軸方向に相間絶縁距離を保持して構成したガス絶縁開閉装置において、上記母線側断路器に対応する部分の上記母線側密閉容器は上下方向につぶした形状とし、上記三相の母線側断路器は、上記つぶした形状部分の上記母線側密閉容器内に配置すると共に、その三相分の上記開閉動作軸線をほぼ同一水平面上に配置して構成し、上記受電側断路器に対応する部分の上記受電側密閉容器は上下方向につぶした形状とし、上記三相の受電側断路器は、上記つぶした形状部分の上記受電側密閉容器内に配置すると共に、その三相分の上記開閉動作軸線を他のほぼ同一水平面上に配置して構成し、上記アレスタは、上記主母線導体の軸方向とほぼ平行な仮想垂直面に相間絶縁距離を保持した三相分を配置したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 請求項1に記載のものにおいて、上記三相分のアレスタを配置した部分の上記受電側密閉容器は、上記受電側断路器の開閉動作方向につぶした形状としたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  3. 請求項1に記載のものにおいて、上記アレスタは、上記受電側密閉容器内にその下端側開口を耐気密接続した筒状絶縁物の上端側開口を埋め込み導体によって気密に封じ、この埋め込み導体を上記受電側断路器に電気的に接続し、上記筒状絶縁物の内部に位置する上記埋め込み導体に設けたアレスタ接続用接触子にアレスタを取り出し可能に構成したプラグイン構造としたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  4. 請求項1に記載のものにおいて、上記遮断器用密閉容器内に、メンテナンス時に上記三相の遮断器の両極側をそれぞれ接地する三相分の遮断器メンテナンス用接地開閉器を設けたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載のものにおいて、上記各密閉容器内に封入した絶縁性ガスとして、温暖化係数がSF6ガスよりも小さな代替ガスを使用したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
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