JP2000307986A - 記録再生装置及び信号入力方法 - Google Patents

記録再生装置及び信号入力方法

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JP2000307986A
JP2000307986A JP11109833A JP10983399A JP2000307986A JP 2000307986 A JP2000307986 A JP 2000307986A JP 11109833 A JP11109833 A JP 11109833A JP 10983399 A JP10983399 A JP 10983399A JP 2000307986 A JP2000307986 A JP 2000307986A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準ビデオ信号とは非同期のAV信号を、A
Vサーバに直接入力させて記録できるようにする。 【解決手段】 入力ポート2が、基準ビデオ信号REF
とは非同期な入力AV信号に同期して動作することによ
り、この入力AV信号を、入力ポート2内において記録
再生部に転送するAV信号を一時的に記憶するための3
8A,38B,38Cに書き込み、他方、基準ビデオ信
号REFに同期して動作することにより、この38A,
38B,38Cに書き込まれたAV信号をタイムスロッ
ト内に読み出して記録再生部にバスを介して転送する。
入力ポート2内の制御手段39は、入力AV信号の位相
を検出することにより、入力ポート2内の回路に対し
て、入力AV信号に同期した制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばAVサーバ
のような、ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用いて
信号の記録・再生を行う記録再生手段を有するとともに
複数の入力部及び出力部が所定の基準信号に同期してそ
れぞれに割り当てられたタイムスロット内に記録再生手
段との間での信号の転送を行う記録再生装置に関する。
また本発明は、こうした記録再生装置への信号の入力方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CATV(ケーブルテレビ)等の
普及による情報提供の多チャンネル化に伴い、従来のV
TR(ビデオテープレコーダ)とは異なり、1台の映像
・音声データ記録再生装置で複数の映像・音声データ
(以下「AVデータ」と呼ぶ)を同時に記録したり、再
生したり、さらには記録しながら再生したり等の要求が
高まりつつある。そして、この要求を満たすためにハー
ドディスク等のランダムアクセス可能な記録媒体を用い
て映像・音声を記録再生するビデオサーバ(またはAV
(Audio and/or Video)サーバと
も呼ばれる)と呼ばれる装置が普及しつつある。
【0003】一般的に、放送局内におけるAVサーバ
は、画質や音質に対する要求から、必要とされるデータ
の転送レートが高い上に長時間のデータを記録するため
に大容量である必要がある。そこで、AVデータを蓄積
するとともに並列処理が可能な複数のハードディスク
(以下「HD」と呼ぶ)装置を含むデータ記録再生装置
を用いることによりデータの転送レートの高速化と大容
量化を図る試みや、さらにパリティデータを記録してお
くことにより、万一いずれかのHD装置が故障しても信
頼性を確保できるようにする試みがなされている。
【0004】これにより、放送局が提供しようとしてい
る番組の内容や放送形態により要求されているチャンネ
ル数が異なる場合であっても、複数のAVデータからな
る素材データを分散的に記録しておき多チャンネル送出
を同時に行ったり、同一の素材データを再生時間をずら
して多チャンネルで再生することにより、VOD(ビデ
オオンデマンド)やNVOD(ニアビデオオンデマン
ド)等のシステムを構築する等、多様な使用形態に対応
することのできるマルチチャンネルAVサーバを実現す
ることができる。
【0005】このようなAVサーバに用いられるデータ
記録再生装置には、1988年Patterson等に
よって発表された論文(‘A Case for Redundant Array
s ofInexpensive Disks(RAID)’, ACM SIGMOND Confe
rence, Chicago, III, Jun.1-3,1988. )に提唱されて
いる複数のHDからなるハードディスクドライブ(以下
「HDD」と呼ぶ)をさらに複数台用いて構成されたR
AID(Redundant Arra ys of Inexpensive Disks )
技術が用いられている。
【0006】上記論文の中でRAIDは、RAID−1
からRAID−5まで5つに分類されている。RAID
−1は2つのHDDに同じ内容を書き込む方式である。
RAID−3は、入力データを一定の長さに分割して複
数のHDDに記録するとともに、各HDDの互いに対応
するデータブロックの排他的論理和であるパリティデー
タを生成して他の1台のHDDに書き込む方式である。
さらにRAID−5は、データの分割単位(ブロック)
を大きくして、1つの分割データをデータブロックとし
て1つのHDDに記録するとともに、各HDDの互いに
対応するデータブロックの排他的論理和をとった結果
(パリティデータ)をパリティブロックとして他のHD
Dに記録するとともにパリティブロックを他のHDDに
分散する方式である。その他のRAIDについては上記
論文を参照されたい。
【0007】このAVサーバで複数のAVデータの同時
記録・再生を行うためには、複数のチャンネルで同時に
映像・音声信号(以下「AV信号」と呼ぶ)の入出力を
行う必要がある。そこで、AVサーバには、互いに独立
して動作する複数の入出力ポートが設けられており、1
つの入力ポート,出力ポートがそれぞれ1チャンネル分
の入力,出力を行うようになっている。
【0008】しかし、各入出力ポートが全く同時にデー
タ記録再生装置との間でAVデータの転送を行うと、A
Vサーバ内部で各入出力ポートとデータ記録再生装置と
を接続しているバスにそれらのAVデータが同時に流れ
ることになるので、処理しきれなくなる。そこで、各入
出力ポートに、バスの使用を許可するタイムスロット
(=時間間隔)を順番に割り当て、各入出力ポートが、
基準ビデオ信号に同期して、それぞれ割り当てられたタ
イムスロット内でのみバスを介してデータ記録再生装置
との間でのAVデータの転送を行うようになっている。
したがって、厳密にいえば複数のAVデータが同時に記
録・再生されているわけではないが、タイムスロットよ
りも長い時間間隔でみると、複数のAVデータの同時記
録・再生が実現されているといってよい。
【0009】ところで、例えばVTRでは、記録と再生
とが同時に行われることがないので、記録時には装置全
体を入力AV信号に同期して動作させ、再生時には装置
全体を基準ビデオ信号に同期させて動作させることによ
り、基準ビデオ信号とは非同期のAV信号を、VTRに
直接入力させて記録することが可能である。しかし、A
Vサーバでは、複数の入出力ポートが同時に動作して記
録・再生が行われるので、基準ビデオ信号とは非同期の
AV信号を記録する場合にも、サーバ全体をこのAV信
号に同期させて動作させることは許されない。
【0010】そこで、従来のAVサーバでは、サーバ全
体を基準ビデオ信号に同期させて動作させるようにして
いた。図8は、こうした従来のAVサーバの入力ポート
の構成及びその動作クロックの一例を示す。AVサーバ
の入力ポートに入力されたAV信号から、同期検出回路
51により同期信号が分離され、この同期信号からクロ
ック信号INCKが作成される。そして、このクロック
信号INCKを書き込みクロックとして、このAV信号
がタイムベースコレクタ52内のメモリ(数ライン分の
容量のもの)に書き込まれる。
【0011】このタイムベースコレクタ52からパッキ
ング回路56までの各回路には、基準ビデオ信号REF
に基づいてタイミング発生器60で生成されるクロック
信号REFCKが与えられており、これらの回路はこの
クロック信号REFCKを動作クロック(すなわち基準
ビデオ信号REFに同期して)動作するようになってい
る。
【0012】タイムベースコレクタ52内のメモリから
は、このクロック信号REFCKを読み出しクロックと
してAV信号が読み出され、これによって入力AV信号
の基準ビデオ信号REFへの載せ替えと入力AV信号の
数ライン分の位相ずれの吸収とが行われる。
【0013】タイムベースコレクタ52から読み出され
たAV信号は、VITCリーダー53でVITCコード
を読み取られ、前置フィルター54で高域成分を除去さ
れた後、符号器55により所定の符号化方式(例えばM
PEG)で圧縮される。この圧縮によって得られたAV
データは、パッキング回路56及びこの回路56との間
でAVデータを授受するFIFO(先読み先出し)メモ
リ57により、AVサーバに設けられた複数のRAID
のそれぞれに記録すべきAVデータに割り振られた後、
メモリコントローラ58により、バッファメモリ59に
一時的に書き込まれる。
【0014】メモリコントローラ58には、基準ビデオ
信号REFに基づいてタイミングジェネレータ60で生
成されるタイムスロット信号TSが与えられている。メ
モリコントローラ58は、このタイムスロット信号TS
によりこの入力ポートに割り当てられたタイムスロット
内に、1タイムスロット周期内にバッファメモリ59に
書き込まれたAVデータ(例えば1タイムスロットが4
フレーム分の時間間隔であり入出力ポート数が4の場合
には、16フレーム分のAVデータ)をバッファメモリ
68から読み出して、RAIDの数分のバス(図示略)
を介して各RAID(図示略)に転送される。
【0015】入力ポート全体を制御するCPU61に
は、基準ビデオ信号REFに基づいてタイミングジェネ
レータ60で生成されるフレーム同期信号REFFRA
MEが与えられる。CPU61は、このフレーム同期信
号REFFRAMEから生成した割り込み信号で、基準
ビデオ信号REFに同期した制御を行う。
【0016】ところで、放送局内においてAVサーバで
記録しなければならないAV信号には、基準ビデオ信号
と同期したAV信号だけでなく、例えばSNG(Satell
iteNews Gathering=衛星通信ニュース取材方式)を利
用して伝送されるAV信号や、イーサネットを利用して
伝送されるAV信号や、カメラから出力されるAV信号
のような、基準ビデオ信号とは非同期のAV信号も存在
している。
【0017】このような非同期のAV信号を、図8に示
したような構成の入力ポートに直接入力させると、タイ
ムベースコレクタ52で基準ビデオ信号REFへの載せ
替え及び数ライン分の位相ずれの吸収は行われるもの
の、基準ビデオ信号との周波数偏差の大きいAV信号の
同期結合を行うことはできない。
【0018】そのため、従来のAVサーバで基準ビデオ
信号とは非同期のAV信号を記録する場合には、次のよ
うな方法を採らざるを得なかった。 (1)この非同期のAV信号を、一旦VTRに記録した
後、VTRから再生してAVサーバの入力ポートに入力
させる。 (2)この非同期のAV信号を、フレームシンクロナイ
ザで基準ビデオ信号に同期させてから入力ポートに入力
させる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
は、いずれも、VTRやフレームシンクロナイザといっ
たAVサーバ以外の機器を使用しなければならないもの
であり、AVサーバ単独では記録を行うことができな
い。したがって、中継現場のカメラから出力されるAV
信号をその場でAVサーバに記録するような場合には、
多数の機器を中継現場に持ち運ばなければならなくなる
ので不便であった。
【0020】また、(1)の方法では、VTRでのAV
信号の記録・再生に時間を要するので、SNGやイーサ
ネットを利用して伝送されるAV信号や中継現場のカメ
ラの出力AV信号をリアルタイムにAVサーバに記録す
ることができない。
【0021】また、(2)の方法では、通常のフレーム
シンクロナイザでは、同期のとれる変動の範囲が内部の
メモリーの容量によって制約され、この制約を超える大
きさの変動がある場合には、フレーム単位でのコマ落ち
が発生してしまう。
【0022】特に近年は、ニュース編集等において、S
NGやイーサネットを利用して伝送されるAV信号や中
継現場のカメラの出力AV信号をAVサーバに直接入力
させて記録することにより、こうしたAV信号の収録中
に同時に編集作業を行いたいという要求が強くなってい
るが、従来のAVサーバでは、こうした要求を満たすこ
とはできなかった。
【0023】本発明は、上述の点に鑑み、AVサーバを
はじめとする、ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用
いて信号の記録・再生を行う記録再生手段を有するとと
もに複数の入力部及び出力部が所定の基準信号に同期し
てそれぞれに割り当てられたタイムスロット内に記録再
生手段との間での信号の転送を行う記録再生装置におい
て、その基準信号とは非同期の入力信号を、その装置の
入力部に直接入力させて記録できるようにすることを課
題としてなされたものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本出願人は、請求項1に記載のように、ノンリニア
アクセス可能な記録媒体を用いてデータの記録及び/ま
たは再生を行う記録再生手段と、外部から入力された信
号を記録再生手段に転送する少なくとも1つの入力部
と、記録再生手段から転送された信号を外部に出力する
少なくとも1つの出力部とを有し、入力部及び出力部
は、所定の基準信号に同期して、それぞれ割り当てられ
たタイムスロット内に記録再生手段との間での転送を行
う入出力処理手段とを有する記録再生装置において、入
力部が、外部からの入力信号に同期して動作することに
より、この入力信号を、入力部内において記録再生手段
に転送する信号を一時的に記憶するための記憶手段に書
き込み、他方、この基準信号に同期して動作することに
より、この記憶手段に書き込まれた信号をタイムスロッ
ト内に読み出して記録再生手段に転送するものを提案す
る。
【0025】この記録再生装置では、入力部が、外部か
らの入力信号に同期して動作することにより、この入力
信号を、入力部内において記録再生手段に転送する信号
を一時的に記憶するための記憶手段(図8の入力ポート
ではバッファメモリ58に相当)に書き込むようになっ
ている。したがって、基準信号とは非同期な信号が入力
部に入力された場合にも、入力部がこの非同期信号に同
期して動作することにより、この非同期信号がこの記憶
手段に書き込まれる。
【0026】そして、入力部が、基準信号に同期して動
作することにより、割り当てられたタイムスロット内
に、この記憶手段に書き込まれた信号を読み出して記録
再生手段に転送する。
【0027】このように、入力部のうち記憶手段よりも
前段の回路(図8の入力ポートではタイムベースコレク
タ52からパッキング回路56までの回路に相当)での
動作及び記憶手段への書き込みは、外部からの入力信号
に同期して行われ、他方、記憶手段からの読み出し及び
記録再生手段への転送は、基準信号に同期して行われ
る。換言すれば、入力部内において記録再生手段に転送
する信号を一時的に記憶するための記憶手段を、フレー
ムシンクロナイザとして利用している。これにより、基
準信号とは非同期な信号を、直接この記録再生装置の入
力部に入力させて記録することができる。
【0028】したがって、例えばこの記録再生装置をA
Vサーバに適用すれば、SNGやイーサネットを利用し
て伝送されるAV信号や中継現場のカメラの出力AV信
号等を、AVサーバに直接入力させて記録することがで
きるので、こうしたAV信号の収録中に同時に編集作業
を行うことができるようになる。
【0029】なお、この記録再生装置において、一例と
して請求項2に記載のように、入力部に記憶手段を複数
設け、これらの記憶手段のうち入力信号を書き込ませる
記憶手段を、一定量の信号が書き込まれる毎に切り替
え、タイムスロット内に、この一定量の信号を記憶手段
から読み出して記録再生手段に転送させる制御手段を設
けることが好適である。
【0030】それにより、基準信号とは非同期な入力信
号のレートにかかわらず一定量の信号がタイムスロット
内に記憶手段から読み出されて記録再生手段に転送され
るので、記録再生手段で連続して信号を記録できるよう
になる。
【0031】あるいは別の例として、請求項3に記載の
ように、記憶手段に書き込まれた信号の量に応じて、タ
イムスロット内に記憶手段から読み出して記録再生手段
に転送させる信号の量を変化させる制御手段を設けるよ
うにすることも好適である。
【0032】それにより、入力信号が基準信号よりも低
レートである場合には、それに応じた少ない量の信号を
タイムスロット内に記憶手段から読み出して記録再生手
段に転送させ、他方、入力信号が基準信号よりも高レー
トである場合には、それに応じた多い量の信号をタイム
スロット内に記憶手段から読み出して記録再生手段に転
送させることができるので、やはり、基準信号とは非同
期な入力信号のレートにかかわらず記録再生手段で連続
して信号を記録できるようになる。
【0033】また、この記録再生装置において、一例と
して請求項4に記載のように、入力信号の位相を検出す
ることにより、入力部内の回路に対して、この入力信号
に同期した制御を行う制御手段を設けることが好適であ
る。
【0034】それにより、基準信号とは非同期な入力信
号のレートにかかわらず、入力部内の回路に対して、入
力信号に同期した制御を正常に行うことができるように
なる。
【0035】次に、本出願人は、請求項5に記載のよう
に、ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用いてデータ
の記録及び/または再生を行う記録再生手段と、外部か
ら入力された信号を記録再生手段に転送する少なくとも
1つの入力部と、記録再生手段から転送された信号を外
部に出力する少なくとも1つの出力部とを有し、入力部
及び出力部は、所定の基準信号に同期して、それぞれ割
り当てられたタイムスロット内に記録再生手段との間で
の転送を行う入出力処理手段とを有する記録再生装置に
おける信号入力方法において、外部からの入力信号に同
期して入力部を動作させることにより、この入力信号
を、入力部内において記録再生手段に転送する信号を一
時的に記憶するための記憶手段に書き込ませる第1ステ
ップと、この基準信号に同期して入力部を動作させるこ
とにより、この記憶手段に書き込まれた信号をタイムス
ロット内に読み出して記録再生手段に転送させる第2ス
テップとを含んだものを提案する。
【0036】この信号入力方法では、入力部を外部から
の入力信号に同期して動作することにより、この入力信
号を、入力部内において記録再生手段に転送する信号を
一時的に記憶するための記憶手段(図8の入力ポートで
はバッファメモリ58に相当)に書き込ませるようにし
ている。したがって、基準信号とは非同期な信号が入力
部に入力された場合にも、入力部がこの非同期信号に同
期して動作することにより、この非同期信号がこの記憶
手段に書き込まれる。
【0037】そして、その後、入力部を基準信号に同期
して動作させることにより、割り当てられたタイムスロ
ット内に、この記憶手段に書き込まれた信号を読み出し
て記録再生手段に転送させるようにしている。
【0038】このように、入力部のうち記憶手段よりも
前段の回路(図8の入力ポートではタイムベースコレク
タ52からパッキング回路56までの回路に相当)での
動作及び記憶手段への書き込みを、入力信号に同期して
行わせ、他方、記憶手段からの読み出し及び記録再生手
段への転送は、基準信号に同期して行わせるので、基準
信号とは非同期な信号を、直接この記録再生装置の入力
部に入力させて記録することができる。
【0039】したがって、例えばこの信号入力方法をA
Vサーバに適用すれば、SNGやイーサネットを利用し
て伝送されるAV信号や中継現場のカメラの出力AV信
号等を、AVサーバに直接入力させて記録することがで
きるので、こうしたAV信号の収録中に同時に編集作業
を行うことができるようになる。
【0040】なお、一例として請求項6に記載のよう
に、入力部に記憶手段を複数設け、第1ステップでは、
これらの記憶手段のうち入力信号を書き込ませる記憶手
段を、一定量の信号が書き込まれる毎に切り替え、第2
ステップでは、この一定量の信号を記憶手段から読み出
して記録再生手段に転送させるようにすることが好適で
ある。
【0041】それにより、基準信号とは非同期な入力信
号のレートにかかわらず一定量の信号がタイムスロット
内に記憶手段から読み出されて記録再生手段に転送され
るので、記録再生手段で連続して信号を記録できるよう
になる。
【0042】あるいは別の例として、請求項7に記載の
ように、この第2ステップで、記憶手段に書き込まれた
信号の量に応じて、タイムスロット内に記憶手段から読
み出して記録再生手段に転送させる信号の量を変化させ
ることが好適である。
【0043】それにより、入力信号が基準信号よりも低
レートである場合には、それに応じた少ない量の信号を
タイムスロット内に記憶手段から読み出して記録再生手
段に転送させ、他方、入力信号が基準信号よりも高レー
トである場合には、それに応じた多い量の信号をタイム
スロット内に記憶手段から読み出して記録再生手段に転
送させることができるので、やはり、基準信号とは非同
期な入力信号のレートにかかわらず記録再生手段で連続
して信号を記録できるようになる。
【0044】また、この信号入力方法に、一例として請
求項8に記載のように、入力信号の位相を検出すること
により、入力部内の回路に対して、この入力信号に同期
した制御を行う第3ステップをさらに含めることが好適
である。
【0045】それにより、基準信号とは非同期な入力信
号のレートにかかわらず、入力部内の回路に対して、入
力信号に同期した制御を正常に行うことができるように
なる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下では、本発明をAVサーバに
適用した例について説明する。図1は、本発明を適用し
た1入力ポート3出力ポートのAVサーバの全体構成を
示す。このAVサーバ1には、1つの入力ポート2と、
3つの出力ポート3,4,5と、複数のRAIDを設け
た記録再生部6と、タイミング管理部7と、ファイルシ
ステム8と、制御器9とが設けられている。入力ポート
2及び出力ポート3,4,5は、それぞれ下りバス10
及び上りバス11を介して記録再生部6と接続されてい
る。また、入力ポート2及び出力ポート3,4,5は、
それぞれ制御バス12を介して制御器9と接続されてい
る。
【0047】入力ポート2及び出力ポート3,4,5に
は、タイミング管理部7からタイムスロット信号TSが
送られる。このタイムスロット信号TSは、下りバス1
0及び上りバス11の使用を許可するタイムスロット
(例えば4フレーム分の時間間隔)を、入力ポート2,
出力ポート3,4,5の1つずつに順番に繰り返し割り
当てる信号である。
【0048】各入力ポート2及び出力ポート3,4,5
が、それぞれこのタイムスロット信号によって割り当て
られたタイムスロット内でのみ下りバス10及び上りバ
ス11を介して記録再生部6との間でのAVデータの転
送を行うことにより、タイムスロットよりも長い時間間
隔でみると、複数のAVデータの同時記録・再生が実現
される。
【0049】タイミング管理部7は、AVサーバ1の外
部から入力端子Rを通して供給される基準ビデオ信号R
EFに基づいてこのタイムスロット信号TSを生成す
る。また、タイミング管理部7は、基準ビデオ信号RE
Fに基づいてフレーム同期信号REFFRAME及びク
ロック信号REFCKを生成しており、これらの信号も
入力ポート2及び出力ポート3,4,5に送られる。
【0050】外部からこのAVサーバ1に供給されるA
V信号は、入力端子D1を通して入力ポート2に入力さ
れる。図2は、この入力ポート2の構成の一例を示す。
入力ポート2に入力されたAV信号から、同期検出回路
31により同期信号が分離され、この同期信号からクロ
ック信号INCKが作成される。
【0051】このクロック信号INCKは、VITCリ
ーダー32からメモリコントローラ37A,37B,3
7Cまでの各回路に与えられており、VITCリーダー
32からパッキング回路35までの回路の動作及びメモ
リコントローラ37A,37B,37Cによるバッファ
メモリ38A,38B,38Cへの書き込みは、このク
ロック信号INCKを動作クロックとして(すなわち入
力AV信号に同期して)行われるようになっている。
【0052】同期検出回路31から出力されたAV信号
は、VITCリーダー32でVITCコードを読み取ら
れ、前置フィルター33で高域成分を除去された後、符
号器34により所定の符号化方式(例えばMPEG)で
圧縮される。この圧縮によって得られたAVデータは、
パッキング回路35及びこの回路35との間でAVデー
タを授受するFIFO(先読み先出し)メモリ36によ
り、記録再生部6に設けられた複数のRAIDのそれぞ
れに記録すべきAVデータに割り振られる。
【0053】入力ポート2には、記録再生部6に転送す
るAVデータ一時的に記憶するためのバッファメモリと
して、3バンクのバッファメモリ38A,38B,38
Cが設けられており、パッキング回路35から割り振ら
れて出力されたAVデータは、メモリコントローラ37
A,37B,37Cにより、バッファメモリ38A,3
8B,38Cに一時的に書き込まれる。
【0054】メモリコントローラ37A,37B,37
Cには、図1のタイミング管理部7から入力ポート2に
送られるタイムスロット信号TSも与えられている。メ
モリコントローラ37A,37B,37Cは、このタイ
ムスロット信号TSにより入力ポート2に割り当てられ
たタイムスロット内に、バッファメモリ38A,38
B,38CからAVデータを読み出して、図1の下りバ
ス10(このバス10も、RAIDの数分のバスから成
っている)を介して記録再生部6の各RAIDに転送す
る。なお、このバッファメモリ38A,38B,38C
におけるAVデータの書き込み動作及び読み出し動作に
ついては、後に詳述する。
【0055】制御器39は、入力ポート2全体を制御す
るものであり、例えばマイクロプロセッサから成ってい
る。制御器39には、同期検出回路31で入力AV信号
から分離されたフレーム同期信号INFRAMEと、図
1のタイミング管理部7から入力ポート2に送られるフ
レーム同期信号REFFRAMEとの両方が与えられ
る。CPU39は、このフレーム同期信号REFFRA
MEから生成した割り込み信号で制御を行う。この制御
器39による入力ポート2の制御についても、後に詳述
する。
【0056】なお、制御器39には、AVサーバ1の上
位装置(例えばパーソナルコンピュータ)から、入力ポ
ート2の動作を指示する制御信号(例えばシリアルイン
ターフェースの標準規格であるRS−422に従った制
御信号)が図1の制御端子C1を通して与えられる。
【0057】また、入力ポート2の動作時には、図1の
制御器9により、記録再生部6内の空き領域を示す情報
がファイルシステム8から取得される。そして、その空
き領域を伝える信号が、制御器9から制御バス12を介
して制御器39に送られる。
【0058】制御器9は、AVサーバ1の全体を制御す
るものであり、例えばマイクロプロセッサから成ってい
る。ファイルシステム8は、記録再生部6に現在記録さ
れているAVデータのファイル名と、記録再生部6内で
そのファイル名のAVデータが記録されている領域のア
ドレスとを対応させて管理すると共に、記録再生部6の
現在の空き領域のアドレスを管理するものであり、それ
らの管理情報(ファイルシステム情報)を作成する制御
回路(例えばCPU)と、この制御回路で作成されたフ
ァイルシステム情報を記憶する記憶回路(例えばRA
M)とを含んでいる。
【0059】ファイルシステム8では、ファイルシステ
ム情報として、ファイルエントリ,レコードエントリ及
びフリースペースリストを作成する。このうち、ファイ
ルエントリは、各ファイルについて1つ作成されるもの
であり、ファイル名と、そのファイルについての最初の
レコードエントリの先頭位置のアドレスへのポインタ情
報(すなわち最初のレコードエントリへのリンク情報)
とが書き込まれる。
【0060】レコードエントリは、記録再生部6内のH
D上で1つのファイルが記録されている連続領域毎に作
成される。1つのファイルは、HD上の空き領域の長さ
及び場所の都合でHD上の互いに離れた複数の連続領域
に飛び飛びに記録されることが多いので、通常はレコー
ドエントリも複数作成される。
【0061】最初の連続記録についてのレコードエント
リには、その連続領域の先頭位置のアドレス(すなわち
HD上のそのファイルの最初の記録位置のアドレス)を
示す先頭位置データと、先頭位置からそのファイルどれ
だけの長さ連続して記録されているかを示すデータと、
次のレコードエントリの先頭位置のアドレスへのポイン
タ情報(すなわち次のレコードエントリへのリンク情
報)とが書き込まれる。
【0062】2番目以降の連続記録についてのレコード
エントリにも、その連続領域の先頭位置のアドレスを示
す先頭位置データと、先頭位置からそのファイルがどれ
だけの長さ連続して記録されているかを示すデータと、
次のレコードエントリの先頭位置のアドレスへのポイン
タ情報とが書き込まれる。そして、最後のレコードエン
トリには、このポインタ情報に代えて、その連続領域で
ファイルの記録が終了していることを示すデータが書き
込まれる。
【0063】フリースペースリストは、記録再生部6内
のHD上のデータが未記録の空き領域を示すためのもの
であり、個々の空き領域毎に作成される。各フリースペ
ースリストには、空き領域の先頭位置のアドレスを示す
先頭位置データと、先頭位置からどれだけの長さのデー
タを書き込める空き領域が連続して存在しているかを示
すデータと、次のフリースペースリストの先頭位置のア
ドレスへのポインタ情報(すなわち次のフリースペース
リストへのリンク情報)とが書き込まれる。
【0064】入力ポート2の制御器39は、メモリコン
トローラ によりバッファメモリから読み出されるAV
データに、制御器9から伝えられた空き領域への書込み
を指示するコマンドを付加する。これにより、この書込
み指示のコマンドを付加したAVデータが、入力ポート
2に割り当てられたタイムスロット内に、下りバス10
を介して記録再生部6に転送される。
【0065】図3は、記録再生部6の構成例(記録再生
部6に設けられた複数のRAIDのそれぞれの構成例)
を示す。RAIDは、映像データ記録用の複数台のHD
D21と、音声データ記録用の複数台のHDD22と、
これらのHDD21及び22を制御するディスクアレイ
コントローラ23とを含んでいる。下りバス10を介し
て入力ポート2から転送されたAVデータは、ディスク
アレイコントローラ23に入力される。
【0066】この記録再生部6では、映像データに関し
ては例えばRAID−3が採用されており、ディスクア
レイコントローラ23は、AVデータに付加された書込
み指示のコマンドに基づき、入力したAVデータのうち
の映像データを、一定の長さのブロックに分割して1台
を除く全てのHDD21内のそのコマンドの示す空き領
域に記録し、かつ、それらのHDD21の互いに対応す
るデータブロックの排他的論理和であるパリティデータ
を生成して残りの1台のHDD21内のそのコマンドの
示す空き領域に書き込む。
【0067】他方、この記録再生部6では、音声データ
に関しては例えばRAID−1が採用されてHDD22
が2台設けられており、ディスクアレイコントローラ2
3は、AVデータに付加された書込み指示のコマンドに
基づき、入力したAVデータのうちの音声データを、2
台のHDD22内のそのコマンドの示す空き領域にそれ
ぞれ書き込む。
【0068】そして、再生時には、ディスクアレイコン
トローラ23は、出力ポート3,4,5後述の読出し指
示のコマンドに基づき、各HDD21内のそのコマンド
の示す領域から映像データ及びパリティデータを読み出
し、それらの映像データを単一化された後パリティデー
タを用いてエラー訂正することにより映像データを再生
する。また、2台のHDD22(1台のHDD22に障
害がある場合には残りの1台のHDD22)内のそのコ
マンドの示す領域から音声データを再生する。そして、
再生した映像データと音声データとを多重化し、その多
重化したAVデータにステータスデータを付加して、出
力ポート3,4,5のうち読出し指示のコマンドを発し
た出力ポートに上りバス11を介して転送する。
【0069】入力ポート2から下りバス11を介して記
録再生部6に転送されたAVデータは、このバッファメ
モリ25を経て、ディスクアレイコントローラ22,2
4により、HDD21,23内の、そのAVデータに付
加された書込み指示のコマンドの示す空き領域に記録さ
れる。
【0070】図1に示すように、出力ポート3には、復
号器3Aと、バッファメモリ3Bと、制御器3Cとが設
けられている。出力ポート4,5も、出力ポート3と同
一構成のものであり、それぞれ復号器4A,5Aと、バ
ッファメモリ4B,5Bと、制御器4C,5Cとが設け
られている。
【0071】各出力ポート3,4,5の制御器3C,4
C,5Cにも、AVサーバ1の外部の上位装置から、出
力ポート3,4,5の動作を指示する制御信号がそれぞ
れ制御端子C2,C3,C4を通して与えられる。
【0072】また、各出力ポート3,4,5の動作時に
は、出力ポート3,4,5から出力させるAVデータの
ファイル名を指定する制御信号が、AVサーバ1の上位
装置から制御端子C5を通して制御器9に与えられる。
この制御信号は、各出力ポート3,4,5毎に異なるフ
ァイル名を指定する内容のときもあれば、全ての出力ポ
ート3,4,5について同じファイル名を時間をずらし
て指定する内容のときもある。
【0073】制御器9では、この制御信号で指定された
ファイル名に対応した記録再生部6内の記録領域の情報
が、ファイルシステム8から取得される。そして、その
記録領域を伝える信号が、制御器9から制御バス12を
介して制御器3C,4C,5Cに送られる。
【0074】制御器3C,4C,5Cは、それぞれ出力
ポート3,4,5全体を制御するものであり、例えばマ
イクロプロセッサから成っている。制御器3C,4C,
5Cは、タイミング管理部7からのタイムスロット信号
TSによって出力ポート3,4,5に割り当てられたタ
イムスロット内に、制御器9から伝えられた記録領域か
らのAVデータの読出し及び出力ポート3,4,5への
転送を指示するコマンドを、それぞれ下りバス11を介
して記録再生部6に送る。
【0075】そして、制御器3C,4C,5Cは、その
コマンドに基づいて記録再生部6で再生されて上りバス
12を介して出力ポート3,4,5に転送されたAVデ
ータ(各RAIDのディスクアレイコントローラ23に
よりHDD21,22から再生されたAVデータ)を、
それぞれバッファメモリ3B,4B,5Bに一時的に記
憶させる。
【0076】また、制御器3C,4C,5Cは、それぞ
れバッファメモリ3B,4B,5Bに記憶させたAVデ
ータを順次読み出していき、この読み出されたAVデー
タはそれぞれ復号器3A,4A,5Aに送られる。
【0077】復号器3A,4A,5Aは、それぞれ入力
ポート2の符号器34と同じ符号化方式でAVデータを
伸長することにより、もとのAV信号を復号するもので
ある。 復号器3A,4A,5Aで復号されたAV信号
は、それぞれ出力端子D2,D3,D4を通してAVサ
ーバ1の外部に出力され、例えばネットワークを利用し
て他の機器に送られる。
【0078】次に、入力ポート2のバッファメモリ38
A,38B,38CにおけるAVデータの書き込み動作
及び読み出し動作について説明する。タイムスロットが
4フレームであり入出力ポート数が4であることから、
入力ポート2に入力されたAV信号が基準ビデオ信号R
EFに同期している場合には、入力ポート2に割り当て
られたタイムスロット内に、4×4=16フレーム分の
AVデータを記録再生部6に転送すれば、記録再生部6
でAVデータを連続して記録することができる。
【0079】しかし、例えばSNGやイーサネットを利
用して伝送されるAV信号や中継現場のカメラの出力A
V信号等の、基準ビデオ信号REFとは非同期のAV信
号を入力端子D1を通して入力ポート2に入力する場合
には、そのAV信号が基準ビデオ信号REFよりも低レ
ートであるときは、1タイムスロット周期内にバッファ
メモリ38A,38B,38Cに書き込まれるAVデー
タ量が少なくなり、他方そのAV信号が基準ビデオ信号
REFよりも高レートであるときは、1タイムスロット
周期内にバッファメモリ38A,38B,38Cに書き
込まれるAVデータ量が多くなる。
【0080】そこで、制御器39は、バッファメモリ3
8A,38B,38Cに書き込まれているAVデータ量
を監視し、図4に示すように、3バンクのバッファメモ
リ38A,38B,38CのうちAVデータを書き込ま
せるバッファメモリを、AVデータが一定量(例えば1
6フレーム分またはそれ以上)書き込まれる毎に切り替
える。そして、入力ポート2に割り当てられる各タイム
スロットSL1毎に、バッファメモリ38A,38B,
38CのうちAVデータを読み出すバッファメモリを切
り替えつつ、この一定量のAVデータを読み出させる。
【0081】このように3バンクのバッファメモリ38
A,38B,38Cをリングバッファとして使用して各
タイムスロットSL1内に一定量のAVデータを読み出
すことにより、基準ビデオ信号REFとは非同期の入力
AV信号のレートにかかわらず各タイムスロットSL1
内に一定量のAVデータが記録再生部6に転送されるの
で、記録再生部6でAVデータを連続して記録すること
ができるようになっている。
【0082】なお、別の例として、入力ポート2に3バ
ンクのバッファメモリ38A,38B,38Cを設ける
代わりに、入力ポート2に1つのバッファメモリのみを
設け、制御器39に、このバッファメモリに書き込まれ
ているAVデータ量を監視させ、そのAVデータ量に応
じて、各タイムスロットSL1内にそのバッファメモリ
から読み出すAVデータ量を変化させるようにしてもよ
い。
【0083】それにより、入力AV信号が基準ビデオ信
号REFよりも低レートである場合には、それに応じた
少ない量のAVデータをタイムスロットSL1内にその
バッファメモリから読み出して記録再生部6に転送し、
他方、入力AV信号が基準ビデオ信号REFよりも高レ
ートである場合には、それに応じた多い量のAVデータ
をタイムスロットSL1内にこのバッファメモリから読
み出して記録再生部6に転送することができるので、や
はり、基準ビデオ信号REFとは非同期の入力AV信号
のレートにかかわらず記録再生部6で連続してAVデー
タを記録できるようになる。
【0084】ただし、システム上の制約から1タイムス
ロット内に記録再生部6に転送して記録させるAVデー
タ量を変動させることのできないような種類のAVサー
バについては、前述のように3バンクのバッファメモリ
をリングバッファとして使用することにより、各タイム
スロット内に一定量のAVデータを記録再生部6に転送
させることが望ましい。
【0085】次に、制御器39による入力ポート2内の
回路の制御について説明する。制御器39は、タイミン
グ管理部7から与えられる基準ビデオ信号REFのフレ
ーム同期信号REFFRAMEから、1/4フレーム周
期の割り込み信号HVINTを生成する。
【0086】そして、制御器39は、入力AV信号に同
期して動作する入力ポート2内の回路に対して、この割
り込み信号HVINTでの割り込み処理により、入力A
V信号に同期した制御を行う。すなわち、例えば、VI
TCリーダー32でのVITCコードの読み取りは、A
Vサーバ1の上位装置からのVITCコードの送付要求
に対応するために、入力AV信号の各フレームの前半フ
ィールドで行う必要があるので、VITCリーダー32
に対して、割り込み信号HVINTにより、この読み取
りを行わせる制御を行う。
【0087】ところで、基準ビデオ信号REFと入力A
V信号とが非同期である場合には、基準ビデオ信号RE
Fのフレーム同期信号REFFRAMEが例えば図5A
に示す通りであるとすると、同期検出回路31から制御
器39に与えられる入力AV信号のフレーム同期信号I
NFRAMEは、例えば図5Bに示すようなものになっ
たり、あるいは図5Cに示すようなものになったりす
る。なお、図5AのREFHVSLOTは、フレーム同
期信号REFFRAMEに同期して作成された1/4フ
レームのシーケンス番号であり、図5B,CのINHV
SLOTは、フレーム同期信号INFRAMEに同期し
て作成された1/4フレームのシーケンス番号である。
【0088】ここで、制御器39が割り込み信号HVI
NTでINHVSLOTをそのままサンプリングして割
り込み処理の処理モードを決定すると、サンプリングさ
れるINHVSLOTの番号が不連続になってしまうの
で、入力AV信号に同期した制御を正常に行うことがで
きなくなる。
【0089】すなわち、図5Bの例では、INHVSL
OT=1がサンプリングされた後、INHVSLOT=
2がサンプリングされることなくINHVSLOT=3
がサンプリングされるので、INHVSLOT=2での
割り込み処理が1フレーム分飛ばされることになる。ま
た、図5Cの例では、同じINHVSLOT=3が2度
サンプリングされるので、このINHVSLOT=3で
同じ割り込み処理が無駄に重複して行われることにな
る。
【0090】そこで、制御器39では、割り込み信号H
VINTを生成する毎に、入力AV信号の位相を検出す
ることにより、入力AV信号に同期した制御を行うよう
にしている。図6は、制御器39によるこの入力AV信
号の位相検出の一例を示す機能ブロック図である。基準
ビデオ信号REFのフレーム同期信号REFFRAME
から割り込み信号HVINTを生成するHVINT発生
器41で、この割り込み信号HVINTに対して90度
位相がずれたクロック信号REFHVを同時に生成され
る。そして、このクロック信号REFHVを、HVSL
OTカウンタ42でカウントする。
【0091】他方、入力AV信号のフレーム同期信号I
NFRAMEから、リセットパルス発生器43でリセッ
ト信号RSTを生成し、このリセット信号RSTでカウ
ンタ42をリセットする。また、リセット信号RSTで
カウンタ42がリセットされた後最初の割り込み信号H
VINTが生成されるまでカウンタ42でのクロック信
号REFHVのカウントを禁止するパルスDISABL
Eを、カウンタDISABLEパルス発生器44からカ
ウンタ42に与える。
【0092】そして、制御器39は、このカウンタ42
の出力信号をHVSLOTとして、図7に示すように、
割り込み信号HVINTでこの信号HVSLOTをサン
プリングすることにより、割り込み処理の処理モードを
決定する。ただし、HVSLOT=3以降については、
制御には使用しないものとする。これにより、図5Bや
Cに示したように割り込み処理が飛ばされたり重複した
りすることがなくなり、入力AV信号に同期した制御を
正常に行うことができるようになる。なお、厳密に入力
AV信号に同期する必要のない制御については、基準ビ
デオ信号REFに同期して行うようにしてもよい。入力
ポート2内の回路は、INFRAMEを制御器39から
のモード確定用パルスとして使用する。
【0093】以上のように、このAVサーバ1では、入
力ポート2のうちVITCリーダー32からパッキング
回路35までの回路の動作及びバッファメモリ38A,
38B,38CへのAVデータの書き込みは入力AV信
号に同期して行われ、他方、バッファメモリ38A,3
8B,38Cから記録再生部6へのAVデータの転送
は、基準ビデオ信号REFに同期して行われる。換言す
れば、入力ポート2内において記録再生部6に転送する
AVデータを一時的に記憶するためのバッファメモリ
を、フレームシンクロナイザとして利用している。これ
により、基準ビデオ信号REFとは非同期なAV信号
を、直接AVサーバ1の入力ポート2に入力させて記録
再生部6に記録することができるようになっている。
【0094】したがって、例えばSNGやイーサネット
を利用して伝送されるAV信号や中継現場のカメラの出
力AV信号等を、AVサーバ1に直接入力させて記録す
ることができるので、こうしたAV信号の収録中に同時
に編集作業を行うことができるようになる。
【0095】また、こうしたAVサーバの入力ポート内
において記録再生部に転送するAVデータを一時的に記
憶するためのバッファメモリの容量は、一般に通常のフ
レームシンクロナイザ内のメモリーの容量よりも大き
い。したがって、通常のフレームシンクロナイザを用い
る場合よりも同期のとれる変動の範囲が広くなるので、
コマ落ちの発生を減少させることができる。
【0096】また、入力ポート2では、制御器39が、
入力AV信号の位相を検出することにより、入力AV信
号に同期した制御を各回路に対して行うようにしている
ので、入力AV信号のレートにかかわらずこの制御を正
常に行うことができるようになっている。
【0097】なお、本発明は、図1に示した構成のAV
サーバに限らず、適宜の種類のAVサーバに適用してよ
いことはもちろんである。例えば、2,3または5以上
の入出力ポートを有するAVサーバに本発明を適用して
もよい。また例えば、MPEG以外の符号化方式でAV
データを圧縮・伸長するAVサーバに本発明を適用して
もよい。また例えば、1つのポートが入力ポートとして
の機能と出力ポートとしての機能とを併有するAVサー
バに本発明を適用してもよい。また例えば、RAID技
術を用いないHDDにAVデータを記録するAVサーバ
や、HD以外のノンリニアアクセス可能な記録媒体(例
えば半導体メモリや光ディスク)にAVデータを記録す
るAVサーバに本発明を適用してもよい。また例えば、
AVデータを記録・再生する機能に加えてAVデータを
編集する機能を備えたAVサーバに本発明を適用しても
よい。
【0098】また、以上の例では本発明をAVサーバに
適用しているが、これに限らず、ノンリニアアクセス可
能な記録媒体を用いて信号の記録・再生を行う記録再生
手段を有するとともに複数の入力部及び出力部が所定の
基準信号に同期してそれぞれに割り当てられたタイムス
ロット内に記録再生手段との間での信号の転送を行う適
宜の種類の記録再生装置に本発明を適用してよい。ま
た、本発明は、以上の例に限らず、本発明の要旨を逸脱
することなく、その他様々の構成をとりうることはもち
ろんである。
【0099】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る請求項1に
記載の記録再生装置によれば、入力部のうち記憶手段よ
りも前段の回路での動作及び記憶手段への書き込みは、
外部からの入力信号に同期して行われ、他方、記憶手段
からの読み出し及び記録再生手段への転送は、基準信号
に同期して行われるので、基準信号とは非同期な信号
を、直接この記録再生装置の入力部に入力させて記録す
ることができるという効果が得られる。
【0100】したがって、例えばこの記録再生装置をA
Vサーバに適用すれば、SNGやイーサネットを利用し
て伝送されるAV信号や中継現場のカメラの出力AV信
号等を、AVサーバに直接入力させて記録することがで
きるので、こうしたAV信号の収録中に同時に編集作業
を行うことができるようになる。
【0101】なお、請求項2に記載の記録再生装置によ
れば、基準信号とは非同期な入力信号のレートにかかわ
らず、一定量の信号がタイムスロット内に記憶手段から
読み出されて記録再生手段に転送されるので、記録再生
手段で連続して信号を記録できるという効果も得られ
る。
【0102】また、請求項3に記載の記録再生装置によ
れば、入力信号が基準信号よりも低レートである場合に
は、それに応じた少ない量の信号をタイムスロット内に
記憶手段から読み出して記録再生手段に転送させ、他
方、入力信号が基準信号よりも高レートである場合に
は、それに応じた多い量の信号をタイムスロット内に記
憶手段から読み出して記録再生手段に転送させることが
できるので、やはり、基準信号とは非同期な入力信号の
レートにかかわらず記録再生手段で連続して信号を記録
できるという効果も得られる。
【0103】また、請求項4に記載の記録再生装置によ
れば、基準信号とは非同期な入力信号のレートにかかわ
らず、入力部内の回路に対して、入力信号に同期した制
御を正常に行うことができるという効果も得られる。
【0104】次に、本発明に係る請求項5に記載の記録
再生装置における信号入力方法によれば、入力部のうち
記憶手段よりも前段の回路での動作及び記憶手段への書
き込みは、外部からの入力信号に同期して行わせ、他
方、記憶手段からの読み出し及び記録再生手段への転送
は、基準信号に同期して行わせるので、基準信号とは非
同期な信号を、直接この記録再生装置の入力部に入力さ
せて記録することができるという効果が得られる。
【0105】したがって、例えばこの記録再生装置をA
Vサーバに適用すれば、SNGやイーサネットを利用し
て伝送されるAV信号や中継現場のカメラの出力AV信
号等を、AVサーバに直接入力させて記録することがで
きるので、こうしたAV信号の収録中に同時に編集作業
を行うことができるようになる。
【0106】なお、請求項6に記載の動作方法によれ
ば、基準信号とは非同期な入力信号のレートにかかわら
ず、一定量の信号がタイムスロット内に記憶手段から読
み出されて記録再生手段に転送されるので、記録再生手
段で連続して信号を記録できるという効果も得られる。
【0107】また、請求項7に記載の動作方法によれ
ば、入力信号が基準信号よりも低レートである場合に
は、それに応じた少ない量の信号をタイムスロット内に
記憶手段から読み出して記録再生手段に転送させ、他
方、入力信号が基準信号よりも高レートである場合に
は、それに応じた多い量の信号をタイムスロット内に記
憶手段から読み出して記録再生手段に転送させることが
できるので、やはり、基準信号とは非同期な入力信号の
レートにかかわらず記録再生手段で連続して信号を記録
できるという効果も得られる。
【0108】また、請求項8に記載の動作方法によれ
ば、基準信号とは非同期な入力信号のレートにかかわら
ず、入力部内の回路に対して、入力信号に同期した制御
を正常に行うことができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したAVサーバの構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の入力ポートの構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の記録再生部の構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】図1の入力ポートから記録再生部へのAVデー
タの転送の様子の一例を示す図である。
【図5】INHVSLOTのサンプリング例を示す図で
ある。
【図6】図2の制御器による入力AV信号の位相検出の
一例を示す機能ブロック図である。
【図7】図6のカウンタの出力信号HVSLOTのサン
プリング例を示す図である。
【図8】従来のAVサーバの入力ポートの構成及びその
動作クロックを示す図である。
【符号の説明】
1 AVサーバ、 2 入力ポート、 3,4,5 出
力ポート、 3A,4A,5A 復号器、 3B,4
B,5B,38A,38B,38C バッファメモリ、
3C,4C,5C,9,39 制御器、 6 記録再
生部、 7 タイミング管理部、 8 ファイルシステ
ム、 10 下りバス、 11 上りバス、 12 制
御バス、 21,22 HDD、 23 ディスクアレ
イコントローラ、 31 同期検出回路、 32 VI
TCリーダー、 33 前置フィルタ、 34 符号
器、 35 パッキング回路、 36 FIFOメモリ
、37A,37B,37C メモリコントローラ、
41 HVINT発生器、 42 HVSLOTカウン
タ、 43 リセットパルス発生器、 44 カウント
禁止パルス発生器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用
    いてデータの記録及び/または再生を行う記録再生手段
    と、 外部から入力された信号を前記記録再生手段に転送する
    少なくとも1つの入力部と、前記記録再生手段から転送
    された信号を外部に出力する少なくとも1つの出力部と
    を有し、前記入力部及び前記出力部は、所定の基準信号
    に同期して、それぞれ割り当てられたタイムスロット内
    に前記記録再生手段との間での前記転送を行う入出力処
    理手段とを有する記録再生装置において、 前記入力部は、外部からの入力信号に同期して動作する
    ことにより、該入力信号を、該入力部内において前記記
    録再生手段に転送する信号を一時的に記憶するための記
    憶手段に書き込み、前記基準信号に同期して動作するこ
    とにより、該記憶手段に書き込まれた信号を前記タイム
    スロット内に読み出して前記記録再生手段に転送するこ
    とを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録再生装置におい
    て、 前記入力部に前記記憶手段が複数設けられており、 前記記憶手段のうち前記入力信号を書き込ませる記憶手
    段を、一定量の信号が書き込まれる毎に切り替え、前記
    タイムスロット内に、該一定量の信号を該記憶手段から
    読み出して前記記録再生手段に転送させる制御手段を備
    えたことを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の記録再生装置におい
    て、 前記記憶手段に書き込まれた信号の量に応じて、前記タ
    イムスロット内に該記憶手段から読み出して前記記録再
    生手段に転送させる信号の量を変化させる制御手段を備
    えたことを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の記録
    再生装置において、 前記入力信号の位相を検出することにより、前記入力部
    内の回路に対して、該入力信号に同期した制御を行う制
    御手段を備えたことを特徴とする記録再生装置。
  5. 【請求項5】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用
    いてデータの記録及び/または再生を行う記録再生手段
    と、 外部から入力された信号を前記記録再生手段に転送する
    少なくとも1つの入力部と、前記記録再生手段から転送
    された信号を外部に出力する少なくとも1つの出力部と
    を有し、前記入力部及び前記出力部は、所定の基準信号
    に同期して、それぞれ割り当てられたタイムスロット内
    に前記記録再生手段との間での前記転送を行う入出力処
    理手段とを有する記録再生装置における信号入力方法に
    おいて、 外部からの入力信号に同期して前記入力部を動作させる
    ことにより、該入力信号を、該入力部内において前記記
    録再生手段に転送する信号を一時的に記憶するための記
    憶手段に書き込ませる第1ステップと、 前記基準信号に同期して前記入力部を動作させることに
    より、該記憶手段に書き込まれた信号を前記タイムスロ
    ット内に読み出して前記記録再生手段に転送させる第2
    ステップとを含むことを特徴とする記録再生装置におけ
    る信号入力方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の記録再生装置における
    信号入力方法において、 前記入力部に前記記憶手段が複数設けられており、 前記第1ステップで、前記記憶手段のうち前記入力信号
    を書き込ませる記憶手段を、一定量の信号が書き込まれ
    る毎に切り替え、 前記第2ステップで、前記一定量の信号を前記記憶手段
    から読み出して前記記録再生手段に転送させることを特
    徴とする記録再生装置における信号入力方法。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の記録再生装置における
    信号入力方法において、 前記第2ステップで、前記記憶手段に書き込まれた信号
    の量に応じて、前記タイムスロット内に該記憶手段から
    読み出して前記記録再生手段に転送させる信号の量を変
    化させることを特徴とする記録再生装置における信号入
    力方法。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれかに記載の記録
    再生装置における信号入力方法において、 前記入力信号の位相を検出することにより、前記入力部
    内の回路に対して、該入力信号に同期した制御を行う第
    3ステップをさらに含むことを特徴とする記録再生装置
    における信号入力方法。
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