JP2000307216A - プリント配線板のパターン形成方法 - Google Patents

プリント配線板のパターン形成方法

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JP2000307216A
JP2000307216A JP11111646A JP11164699A JP2000307216A JP 2000307216 A JP2000307216 A JP 2000307216A JP 11111646 A JP11111646 A JP 11111646A JP 11164699 A JP11164699 A JP 11164699A JP 2000307216 A JP2000307216 A JP 2000307216A
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JP
Japan
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wiring board
pattern
printed wiring
forming method
pattern forming
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JP11111646A
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English (en)
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Katsuya Kosuge
克也 小菅
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Sony Corp
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路抵抗値を低くすることのできる、ポスト
ワイヤリング法でのプリント配線板のパターン形成方法
を提供すること。 【解決手段】 配線板14’の内部にパッケージ部品2
〜4を埋め込み後、配線板14’上に異方性導電膜22
を貼り付け、この異方性導電膜22の上に導電金属パタ
ーン23’を形成するようにしている。異方性導電膜2
2は部品2〜4の電極部2a〜4aと導電金属パターン
23’との間のみを導通させる。よって、ポストワイヤ
リング法による部品埋め込みプリント配線板において、
より抵抗値の低い導電金属(銅箔)でパターン形成する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポストワイヤリン
グ法による、プリント配線板のパターン形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】抵抗器、コンデンサ、IC等のパッケー
ジ部品を内蔵した部品一体化プリント配線板の製造方法
の1つとしてポストワイヤリング法がある。更に、ポス
トワイヤリング法にも2通りの方法があり、以下にそれ
を説明する。
【0003】図3は、熱可塑性樹脂の中に部品を埋め込
む方法によるプリント配線板の製造工程を示す。(製造
方法1)。
【0004】図3Aに示すように、先ず、所定の開口部
を設けた複数枚(図示では4枚)の熱可塑性樹脂(例え
ば、ポリカーボネート樹脂)シート5a〜dを重ね、次
にその凹所6、7、8に、それぞれ、パッケージ部品、
例えばミニフラットパッケージIC2、ミニモールドト
ランジスタ3、抵抗器4を、各部品2、3、4の電極形
成面が積層シート5a〜dの最上層表面に露出するよ
う、それぞれの電極部2a、3a、4aを上にして装着
する。
【0005】そして、図3Bに示すように、加熱手段9
aを備えた熱プレス機9を上下方向から押し当てて加熱
・加圧すると、熱可塑性樹脂シート5a〜dが互いに融
着して一体化されると共に塑性変形して部品2〜3との
隙間が埋められ、一体化の樹脂5’となる。その結果、
部品2〜3の電極部2a〜4aの面が樹脂5’の表面と
面一に形成される。
【0006】次に、この表面上に導体パターンをスクリ
ーン印刷で形成する。図3Cに示すように、スクリーン
マスク10の開口部10aに、スキージ15によって、
樹脂5’の耐熱温度以下で硬化するポリマー型導電ペー
スト11を充填させる。ポリマー型導電ペースト11
は、例えばペースト状のポリマーに銀粒子等の導電性粒
子を分散させたものである。
【0007】この後、スクリーンマスク10を除去して
(版離れ)、ポリマー型導電ペースト11を熱硬化させ
て、図3Dに示すように、導体パターン11’が形成さ
れ、プリント配線板1となる。
【0008】このように、部品埋め込み後、導体パター
ンを形成するのでポストワイヤリング法と呼ばれ、この
方法で部品を実装すれば薄形化が容易なので、例えばI
Cカードなどへの適用が考えられている。
【0009】次に、図4を参照して紫外線硬化樹脂中に
部品を埋め込む方法でのポストワイヤリング法によるプ
リント配線板の製造工程について説明する。(製造方法
2)。上記製造方法1と共通する部分には同じ符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0010】先ず図4Aに示すように、断面凹字形状の
透光性の型12の中に、ミニフラットパッケージIC
2、ミニモールドトランジスタ3、抵抗器4を、その電
極部2a〜4aを下にして正確に位置決めして配置す
る。型12の部品搭載面(凹部底面)12cには、透明
な粘着性のある樹脂13をコーティングしてあるので部
品2〜4は固着される。
【0011】次に図4Bに示すように、型12に蓋12
aをして形成されるキャビティ12bに、液状の紫外線
硬化樹脂14を注入した後、紫外線を照射して樹脂14
を硬化させる。
【0012】この後、型12から取り出し粘着樹脂13
を剥離すると、部品2〜4が埋め込まれた配線板14’
が得られる。そして、この配線板14’の部品電極面側
に、製造方法1と同様に、ポリマー型導電ペースト11
をスクリーン印刷して(図4C)、導体パターン11’
を形成してプリント配線板21となる。(図4D)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した2通りの従来
のポストワイヤリング法での導体パターン形成はポリマ
ー導電型ペースト11を用いて形成されるが、これによ
り得られる導体パターン11’は、現在通常のプリント
配線板(部品が挿入実装や表面実装されるプリント配線
板)のパターンに使われている銅箔より抵抗値が一桁大
きい。よって、プリント配線板の回路抵抗値が大きくな
ってしまう。
【0014】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、回路
抵抗値の低い、ポストワイヤリング法でのプリント配線
板のパターン形成方法を提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するに
あたり本発明では、配線板の内部にパッケージ部品を埋
め込み後、配線板上に異方性導電膜を貼り付け、この異
方性導電膜の上に導電金属パターンを形成するようにし
ている。異方性導電膜は部品の電極部と導電金属パター
ンとの間のみを導通させる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。上記従来例と共通する部分
については同じ符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0017】図1は、本実施の形態によるプリント配線
板の製造工程を示す。上記従来例の製造方法2で示し
た、紫外線硬化樹脂を用いた方法で製造する。
【0018】まず図1Aに示すように、断面凹字形状の
透光性の型12の中に、パッケージ部品、例えばミニフ
ラットパッケージIC2、ミニモールドトランジスタ
3、抵抗器4を、その電極部2a、3a、4aを下にし
て正確に位置決めして配置する。型12の部品搭載面
(凹部底面)12cには、透明な粘着性のある樹脂13
をコーテジングしてあるので部品2〜4は固着される。
【0019】次に図1Bに示すように、型12に蓋12
aをして形成されるキャビティ12bに、液状の紫外線
硬化樹脂14を注入した後、紫外線を照射して樹脂14
を硬化させる。
【0020】次に図1Cに示すように、型12から取り
出され、部品2〜4が埋め込まれた配線板14’の、部
品2〜4の電極部2a〜4a側の面に、異方性導電膜
(Anisotropic Conductive Film;以下ACFと呼ぶ)2
2を貼り付ける。ACF22は、後述で詳しく説明する
が、エポキシ樹脂系のバインダーに導電性の粒子を分散
させフィルム状に成形したもので、両面にセパレーター
と呼ばれる剥離紙が貼ってあり、片側のセパレーターを
剥いで、配線板14’に貼り付ける。
【0021】次に、図1Dに示す工程においては、AC
F22のもう片方のセパレーターを剥いで、この上に銅
箔23を貼り付ける。この後、ACF22を加温して硬
化させる。
【0022】次に、銅箔23を例えば酸でエッチングし
て、図1Eに示すように、導電金属パターンとして銅箔
パターン23’が形成されたプリント配線板31とな
る。
【0023】以上のようにして製造されるプリント配線
板31の作用について、図2を参照して説明する。図2
は、図1Eにおける部品2と3との間の部分の拡大図で
ある。
【0024】ACF22は、エポキシ樹脂系のバインダ
ー22aに導電性の粒子(例えば銀粒子)22bを分散
させたものである。導電性粒子22bの密度は低いた
め、ACF22自体に導電性はないが、銅箔パターン2
3’と、電極部2a、3aとの間に導電性粒子22bが
挟み込まれることにより、銅箔パターン23’と電極部
2a、3aとの間の導通が確保される。隣り合う電極間
は導電性粒子22bが繋がっていないため導通はない。
すなわち、実線矢印で示される上下方向のみ導通がと
れ、破線矢印で示す横方向は絶縁が保たれる。(異方導
電性である)。他の部品についても同様に、導電性粒子
22bを介して銅箔パターン23’との間のみ導通が確
保される。
【0025】従って、ポストワイヤリング法によるプリ
ント配線板において銅箔を回路パターンとすることがで
き、回路抵抗値を低くすることができる。また、接着性
に優れたACF22を介することで銅箔と部品電極部と
の接合を簡便に行うことができる。また、パターン形成
をエッチング(例えば、耐酸性インキで回路パターンを
印刷し、これ以外の部分の銅箔を酸性水溶液で腐食す
る)により簡単に行える。
【0026】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0027】以上の実施の形態では、プリント配線板を
紫外線硬化樹脂を用いた方法で製造したが、従来例の製
造方法1で示した熱可塑性樹脂の中に部品を埋め込む方
法により製造しても良い。部品の耐熱性、耐紫外線性に
よってこれら方法は適宜選択される。
【0028】また、以上の実施の形態では、回路パター
ンの導電金属を銅としたが、これに限らず、他の金属、
例えば金(銅に比べコスト及び電気抵抗が大となってし
まうが)を用いてもよい。
【0029】また、以上の実施の形態では、ACF22
はエポキシ樹脂系のバインダー22aに導電性の粒子と
して銀粒子22bを分散させたが、他の導電性粒子、例
えば銅粒子でも良い。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように本発明の請求項1の発
明によるプリント配線板のパターン形成方法によれば、
ポストワイヤリング法で形成されるプリント配線板の回
路抵抗値を低くすることができる。
【0031】請求項2の発明によれば、低コストの、か
つ導電性に優れたパターンを形成することができる。
【0032】請求項3の発明によれば、部品の埋め込み
の際に熱による影響を受けない。
【0033】請求項4の発明によれば、紫外線照射によ
る部品への悪影響を防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるプリント配線板の製
造工程を示す模式断面図であり、Aは透光性の型に部品
を配置する工程、Bは型のキャビティに紫外線硬化樹脂
を注入し紫外線を照射する工程、Cは型から取り出した
配線板上に異方性導電膜を貼り付ける工程、Dは異方性
導電膜上に銅箔を貼り付ける工程、Eは銅箔をエッチン
グしてパターンを形成する工程を示す。
【図2】図1Eにおける要部の拡大図である。
【図3】従来例の熱可塑性樹脂の中に部品を埋め込む方
法でのプリント配線板の製造工程を示す模式断面図であ
り、Aは積層した熱可塑性樹脂シートの凹所に部品を装
着する工程、Bは熱可塑性樹脂シートを熱プレスして、
部品が埋め込まれた配線板を得る工程、Cは配線板上に
ポリマー型導電ペーストをスクリーン印刷する工程、D
はポリマー型導電ペーストを熱硬化させて導体パターン
を形成する工程を示す。
【図4】従来例の紫外線硬化樹脂中に部品を埋め込む方
法でのプリント配線板の製造工程を示す模式断面図であ
り、Aは透光性の型に部品を配置する工程、Bは型のキ
ャビティに紫外線硬化樹脂を注入し紫外線を照射する工
程、Cは型から取り出した配線板上にポリマー型導電ペ
ーストをスクリーン印刷する工程、Dはポリマー型導電
ペーストを熱硬化させて導体パターンを形成する工程を
示す。
【符号の説明】
2……パッケージ部品、3……パッケージ部品、4……
パッケージ部品、14’……配線板、22……異方性導
電膜(ACF)、23’……銅箔パターン、31……プ
リント配線板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J040 HA066 JA05 JA09 JB02 JB09 JB10 KA03 KA32 LA09 MA10 NA20 5E314 AA26 AA27 BB02 CC17 DD06 FF21 GG24 GG26 5E319 AA10 AB05 AC02 BB16 CC70 CD17 GG15 5E336 AA08 AA11 BB15 BC26 CC31 CC52 CC56 DD26 EE08 GG11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線板の内部にパッケージ部品を埋め込
    み後、導体パターンを形成するポストワイヤリング法に
    よるプリント配線板のパターン形成方法において、 前記配線板上に異方性導電膜を貼り付け、この異方性導
    電膜の上に導電金属パターンを形成するようにしたこと
    を特徴とするプリント配線板のパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 前記導電金属は銅であることを特徴とす
    る請求項1に記載のプリント配線板のパターン形成方
    法。
  3. 【請求項3】 前記配線板は紫外線硬化樹脂であること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリント配
    線板のパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 前記配線板は熱可塑性樹脂であることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリント配線
    板のパターン形成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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