JP2000306036A - 光学読み取り装置、及び光学読み取り方法、並びに光学読み取りシステム - Google Patents

光学読み取り装置、及び光学読み取り方法、並びに光学読み取りシステム

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JP2000306036A
JP2000306036A JP11111453A JP11145399A JP2000306036A JP 2000306036 A JP2000306036 A JP 2000306036A JP 11111453 A JP11111453 A JP 11111453A JP 11145399 A JP11145399 A JP 11145399A JP 2000306036 A JP2000306036 A JP 2000306036A
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Koichi Kakubuchi
弘一 角淵
Hideki Hashimoto
英樹 橋本
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Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コードデータの読み取り可の状態であって
も、それがどれほどの安定度で読み取っているのかを常
に判定して信号出力することにより、読み取り不可とな
る状態が発生する以前に対処が可能な光学読み取り装置
及び光学読み取り方法並びに光学読み取りシステムを提
供する。。 【解決手段】 記録されたコードデータ4aを光学的に
読み取ると共に、読み取りの可否を判定する読み取り判
定手段とを備えた光学読み取り装置1において、読み取
り判定手段によって読み取り可と判定されたとき、その
読み取りの安定度を、例えば読み取り試行回数と、読み
取り成功回数との比率に基づいて判定する安定度判定手
段を備え、この安定度判定手段により安定度を判定した
結果を信号出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録されたコードデー
タを読み取る光学読み取り装置及び光学読み取り方法、
並びに光学読み取りシステムに関し、特に読み取りの安
定度を判定して読み取り性能の変化を予知する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、バーコードリーダのような一次元
状にコードデータが記録されたラベルを読み取る光学読
み取り装置は、通常、レーザ光を発光するレーザ点灯回
路と、ポリゴンミラーと呼ばれる多角形ミラーを回転軸
に取り付けてモータ等で回転駆動するスキャニング手段
と、読み取り対象となるバーコードから反射したレーザ
光を受光することにより電気的信号を発生する受光素子
とを有しており、レーザ点灯回路から出力されたレーザ
光をスキャニング手段によってバーコード上をスキャン
し、受光素子からの出力信号を解読することにより、バ
ーコードのコードデータを検出している。また、近年、
上記バーコードの代わりに、記録可能な情報量が格段に
向上できる2次元状にコードデータが記録された2次元
コードが開発されている。この2次元コードのコードデ
ータを読み取るには、例えば撮像素子を用いた光学読み
取り装置が用いられる。
【0003】上記のような光学読み取り装置において
は、記録されたコードの汚れ、コードを印字又は刻印す
る際の濃度変化や形成不良、外乱光の存在、あるいは光
学読み取り装置の例えばポリゴンミラーや投光部の汚れ
等によって、読み取りエラーを生じたり、読み取り速度
の低下をきたすことがある。そのため、長期に亘って一
定した読み取り安定度は得られ難いということが知られ
ている。この光学読み取り装置にとって、読み取りの安
定度は最も重要な要素であって、従来から読み取り安定
度を評価するための指標を補助的に出力する工夫がなさ
れてきた。
【0004】この読み取り安定度の指標としては、例え
ば読み取り試行回数(スキャン回数)、読み取り成功回
数、あるいはこれらの指標の組み合わせ等が挙げられ
る。そして、これらの指標を補助的な情報として出力す
ることで読み取り安定度の確認手段を提供し、コードの
記録状態を判断する技術が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の読み取り安定度の確認は、単一のしきい値により判
定される読み取り可、又は不可のいずれかの評価であっ
て、読み取り可の場合であったときに、どれほどの安定
度で読み取りが可であったかは評価されることはない。
したがって、このまま読み取りを続行したときに、読み
取り結果が正常に保たれるか否かを把握することは困難
である。例えばバーコードラベル等の記録濃度が経時的
に薄れてきた場合や、装置の投光部等にゴミや汚れが徐
々に堆積した場合等に、光学読み取り装置の稼働の初期
には正常に読み取りが行われ、徐々に安定度が低下し
て、ついには読み取り不可となることがある。このよう
な場合、従来の読み取り装置では読み取りの稼働中に、
前触れもなく、突然エラーが生じるという事態を生じ
る。
【0006】このような事態が生じると、光学読み取り
装置が接続されたシステムにおいては、一旦システム全
体を停止させて保全する必要があり、例えば装置を製造
ラインに用いる場合にあっては、多大なロス時間を発生
させ、製造コストを増大させる要因となる。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、コードデータの読み取り可の状態であって
も、それがどれほどの安定度で読み取っているのかを常
に判定して信号出力することにより、読み取り不可とな
る状態が発生する以前に対処が可能な光学読み取り装置
及び光学読み取り方法並びに光学読み取りシステムを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、本発明に係る請求項1記載の光学読み取り装置は、
記録されたコードデータを光学的に読み取ると共に、
該読み取りの可否を判定する光学読み取り装置におい
て、前記コードデータを繰り返し読み取りして読み取り
可と判定されたとき、該読み取り開始時からの読み取り
データの一致回数を所定の基準回数と比較して読み取り
の安定度を判定する安定度判定手段を備え、前記安定度
判定手段により判定された結果を信号出力することを特
徴とする。とする。
【0009】請求項2記載の光学読み取り装置は、記録
されたコードデータを光学的に読み取ると共に、該読み
取りの可否を判定する光学読み取り装置において、前記
コードデータを繰り返し読み取りして読み取り可と判定
されたとき、読み取り開始時からの読み取りデータが所
定の回数一致するまでの時間を所定の基準時間と比較し
て読み取りの安定度を判定する安定度判定手段を備え、
前記安定度判定手段により判定された結果を信号出力す
ることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の光学読み取り装置は、前記
安定度判定手段による所定の基準回数との比較は、記録
されたコードデータを繰り返し読み取りした際の全読み
取り回数と、読み取り開始時からの読み取りデータの一
致回数との比に基づいて行うことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の光学読み取り装置は、前記
安定度を判定した結果を、前記記録されたコードデータ
の読み取りデータと併せて出力することを特徴とする。
【0012】請求項5記載の光学読み取りシステムは、
前記請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の光学読み
取り装置と、該光学読み取り装置それぞれに通信手段を
介して接続されるホスト制御装置とを備え、前記光学読
み取り装置から少なくとも安定度を判定した結果を前記
ホスト制御装置に出力することを特徴とする。
【0013】請求項6記載の光学読み取りシステムは、
前記ホスト制御装置は、同一コードデータの読み取りの
際に複数の光学読み取り装置から安定度が低い判定結果
が出力されたときにコードデータのコードが不良とする
コード不良信号を出力し、コードデータに関わらず同一
の光学読み取り装置から安定度が低い判定結果が出力さ
れたときに光学読み取り装置が不良とする光学読み取り
装置不良信号を出力することを特徴とする。
【0014】請求項7記載の光学読み取り方法は、記録
されたコードデータを光学的に読み取ると共に、該読み
取りの可否を判定する光学読み取り方法において、前記
コードデータを繰り返し読み取りして読み取り可と判定
されたとき、該読み取り開始時からの読み取りデータの
一致回数を所定の基準回数と比較して読み取りの安定度
を判定し、読み取り可の場合の読み取り安定度を信号出
力することを特徴とする光学読み取り方法。
【0015】請求項8記載の光学読み取り方法は、記録
されたコードデータを光学的に読み取ると共に、該読み
取りの可否を判定する光学読み取り方法において、前記
コードデータを繰り返し読み取りして読み取り可と判定
されたとき、読み取り開始時からの読み取りデータが所
定の回数一致するまでの時間を所定の基準時間と比較し
て読み取りの安定度を判定し、読み取り可の場合の安定
度を信号出力することを特徴とする光学読み取り装置。
【0016】請求項9記載の光学読み取り方法は、前記
請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の光学読み取り
装置と、該光学読み取り装置それぞれに通信手段を介し
て接続されるホスト制御装置とを備え、前記光学読み取
り装置から少なくとも安定度を判定した結果を前記ホス
ト制御装置に出力することを特徴とする。
【0017】本発明の光学読み取り装置は、記録された
コードデータを読み取る際の、読み取り安定度を光学読
み取り装置側で判定してその結果を信号出力するので、
読み取り可であった場合でも、どれほどの安定度で読み
取りが行われているかを把握することができ、読み取り
不可となる事態が発生する以前に対処することが可能と
なる。
【0018】また、本発明の光学読み取りシステムは、
コードデータの読み取りデータとその読み取り安定度の
判定結果をホスト制御装置に出力するため、光学読み取
り装置の読み取り状態を常に把握することができ、ま
た、読み取りの不安定要因がどこにあるかを容易に判断
することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光学読み取り
装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明に係る光学読み取り装置の第1実施形
態の構成を示すブロック図である。本実施形態の光学読
み取り装置100は、大略的にはコードデータを読み取
る光学読み取り部2と、この光学読み取り部2を制御す
る制御部3とから構成され、読み取り対象となるコード
データが記録されたバーコードラベル4上でレーザ光を
スキャンさせ、その反射光を検出してデコードすること
でコードデータを読み取るものである。
【0020】光学読み取り部2は、レーザ光を発する半
導体レーザダイオード等の発光素子5と、この発光素子
5を駆動する発光素子駆動部6と、発光素子5から出力
されるレーザ光をバーコードラベル4上に結像させるレ
ンズ7と、このレンズ7を通過したレーザ光をバーコー
ドラベル4のバーコード4aにスキャンさせる多角形状
のポリゴンミラー8と、バーコードラベル4からの反射
レーザ光を受光して電気的信号を発生するフォトダイオ
ード等の受光素子9と、受光素子9からの出力信号を増
幅して量子化する受光信号処理部10と、ポリゴンミラ
ー8を回転駆動するモータ11と、このモータ11の駆
動を制御するモータ制御部12とを備えて構成される。
【0021】制御部3は、光学読み取り部2の受光信号
処理部10からの出力信号からコードデータを解読する
デコード回路15と、このデコード回路15で解読され
たコードデータを記憶するRAM16と、詳細は後述す
る安定度判定基準記憶部17、安定度判定部18と、制
御部3の各部を制御するCPU19とを備えて構成され
る。ここで、安定度判定基準記憶部17及び安定度判定
部18は安定度判断手段に相当する。
【0022】CPU19は、外部からからタイミング信
号が供給されると、光学読み取り部2の発光素子駆動部
6は発光素子5を点灯し、レーザ光をポリゴンミラー8
を介してバーコードラベル4に照射しつつスキャンさせ
ることでバーコードデータの検出を行う。各スキャンに
よって検出されデコードされたコードデータはRAM1
6に記憶される。CPU19は予め設定された読み取り
可否の判定基準を満足するまでバーコードデータの検出
を行う。そして、読み取り可の場合に、安定度判定基準
記憶部17に予め格納されている各種の基準値とCPU
19を介して入力される光学読み取り部2からの読み取
り情報とに基づいて、読み取り安定度を判定する。この
安定度を判定した結果を外部(例えばホスト制御装置)
に出力する。
【0023】安定度判定部18は、CPU19から全ス
キャン回数と、正確にバーコードデータを読み取れた回
数(即ち、成功回数又はデータ一致回数)とを入力し、
全スキャン回数Nを成功回数mで除した値(比率N/
m)を求め、その比率を判断基準値と比較する。比率が
判断基準値以上であれば、読み取り安定度が低いとする
安定度判定結果をCPU19へ出力し、判断基準値より
小さければ、読み取り安定度が高いとする安定度判定結
果を出力する。CPU19はこの判定結果を受けて、こ
の読み取り安定度の判定結果と、読み取ったコードデー
タと、光学読み取り装置自体のIDとを一体としてデー
タを生成し、ホスト制御装置30へ出力する。ここで、
比率が判断基準値以上になる場合とは、例えばポリゴン
ミラー8の鏡面が汚れた場合、発光素子5の発光強度が
低下した場合、レンズ7が汚れた場合、受光素子9の感
度が低下した場合、バーコードラベル4が汚れたり薄い
濃度で印刷された場合等である。
【0024】図2は、3台の光学読み取り装置100
a、100b、100cからなる光学読み取りシステム
の一例である。これら複数の光学読み取り装置は、ネッ
トワーク通信等の通信手段を介して、各光学読み取り装
置を制御するホスト制御装置に接続されている。各光学
読み取り装置には他の光学読み取り装置と区別するため
のIDが割り付けられており、送信データはそのIDと
読み取りデータと読み取り安定度の判定結果であるPM
I(プリベンティブ メンテナンス インフォメーショ
ン:例えば“1”は読み取り不安定、“0”は読み取り
安定)とから構成される。ホスト制御装置30は、各光
学読み取り装置からの出力信号を受信すると、送信デー
タ中のIDに基づいて、どの光学読み取り装置かを認識
し、またPMIの値に基づいて読み取り安定度の判定結
果を認識する。なお、安定度判定基準記憶部17に記憶
させる判断基準値は、システムの仕様に合わせて最適な
値を設定できるように複数用意し、これらをホスト制御
装置30で適宜選択可能にしている。また、光学読み取
り装置100本体の外側にスイッチ等を設けてユーザー
が任意に選択できるようにしても良い。
【0025】次に、光学読み取り装置100とホスト制
御装置30の動作について説明する。図3に、光学読み
取り装置100のCPU19の動作を説明するフローチ
ャートを示した。このフローチャートに基づいて順次動
作を説明する。まず、読み取りのスキャン回数Nを0、
読み取りデータの一致回数mを0に設定して、外部より
タイミング信号の入力があるか否かを判定する(ステッ
プ10、以降、S10と記す)。タイミング信号の入力
があれば、レーザを点灯し(S12)、バーコード4a
からの反射強度を2値化処理してコードデータを読み取
る2値化データの読み取りを行う(S14)。このと
き、レーザスキャン回数Nを1だけインクリメントす
る。このバーコードデータの読み取りは、タイミング信
号がオフするか、もしくはRAM16の容量を超えない
範囲で行われる。
【0026】そして、読み取りを行ったバーコード4a
からのコードデータを解読し(S16)、この解読結果
からバーコードデータを読み取れたか否かを判定する
(S18)。ここで、バーコードデータを読み取れたと
判断すると、RAM16のデータ(前回分の読み取りデ
ータであって、初回の読み取り時では不定となる)と今
回の読み取りデータとを比較して、データが一致すれば
一致回数mを1だけインクリメントする(S20)。次
に、一致回数mが予め設定された読み取り可否の判定基
準以上であるかを判定し(S22)、判定基準以上であ
る場合はレーザ点灯をオフし(S24)、詳細は後述す
る読み取り安定度を判定する(S26)。
【0027】一方、上記S18の判定でバーコードデー
タが読み込めなかった場合、又は上記S22の判定で判
定基準値より小さかった場合は、タイミング信号の入力
があるか否かを判定し(S32)、入力がある場合は2
値化データの読み取り(S14)に戻る。また、入力の
ない場合は、レーザの点灯をオフし(S34)、読み取
りNG信号を出力する(S36)。
【0028】次に、上記安定度の判定処理を図4のフロ
ーチャートに基づいて説明する。図4は、光学読み取り
装置100の安定度判定部18の動作を説明するフロー
チャートである。まず、図3のS14〜S22において
得られる全スキャン回数Nと、コード解読の結果、読み
取りデータが一致した回数mとを用いて、全スキャン回
数Nを一致回数mで除してこれらの比率N/mを求め
(S52)、得られた比率が、所定の基準値以上である
か否かを判断する(S54)。比率が基準値以上である
場合は、読み取り安定度が低い状態と判断してPMI値
を“1”に設定する(S56)。また、基準値より小さ
い場合は、読み取り安定度が高い状態と判断してPMI
値を“0”に設定する(S58)。
【0029】このようにして安定度を判定した後、図3
のS28において、読み取り結果であるコードデータ
と、安定度の判定結果であるPMI値とを光学読み取り
装置のID番号と共に出力する。そして、タイミング信
号入力がオフしたか否かを判定し(S30)、タイミン
グ信号入力がオフしてないと判断すると、この判定処理
を繰り返し、オフしたと判断するとS10に戻る。ま
た、S36のNG信号を出力した後も、タイミング信号
入力がオフしたか否かを判定し(S30)、上記同様に
動作させる。
【0030】このようにしてバーコードの読み取りを行
い、コードデータを解読する。読み取りが行えたとき
は、安定度判定部19にて安定度判定基準記憶部17か
ら供給される基準値との比較によって読み取り安定度を
判定し、安定度の高い場合はPMI値を“0”とし、低
い場合は“1”として、バーコードの読み取りデータと
共に出力する。また、読み取りが行えなかったときは、
NG信号を出力する。したがって、バーコードの読み取
りデータを出力することに併せて読み取り安定度の判定
結果が出力されるため、光学読み取り装置に接続される
機器とのデータの送受信を煩雑化させることなく、簡便
に且つ高速に情報を伝達することができる。
【0031】次に、ホスト制御装置の動作を説明する。
ホスト制御装置30は、光学読み取り装置100からの
出力信号を受信すると、IDとPMIを確認し、PMI
値が“1”であれば、読み取りが不安定である旨の表示
をIDに対応させて例えばモニタ上に表示する。例えば
“読み取り不安定 ID:0”と表示する。これに対
し、PMI値が“0”であれば、何も表示を行わない
か、または例えば“読み取り安定 ID:0”と表示す
る。なお、光学読み取り装置100が複数台ある場合
で、これらが同一のバーコードラベル4の読み取りを行
うとき、各光学読み取り装置100からPMI値が
“1”の出力信号が送信されてくると、ホスト制御装置
30は読み取りの不安定要因がバーコードラベル4側に
あるとして、例えば“読み取り不安定要因 ラベル”と
表示する。また、複数台の光学読み取り装置100の全
てからPMI値が“1”の送信データが出力されなくて
も、例えば光学読み取り装置100が10台接続され、
そのうちの少なくとも数台(例えば3台)の光学読み取
り装置100からPMI値が“1”の出力信号が送信さ
れてきた場合には、読み取りの不安定要因がバーコード
ラベル4側にあると判定するようにしても良い。
【0032】このように、本実施形態では、バーコード
ラベル4に対する全スキャン回数と、正確にバーコード
データを読み取れた回数(読み取り成功回数又はデータ
一致回数)との比率を求め、この比率が所定の判断基準
値以上であれば、光学読み取り装置100のポリゴンミ
ラー8の鏡面の汚れ、発光素子5の発光強度の低下、レ
ンズ7の汚れ、受光素子9の感度の低下、またはバーコ
ードラベル4の汚れや印刷の薄れや刻印の欠け等で、バ
ーコード4aの読み取り率が悪化してきているので、読
み取りが不安定であると判断する。この場合にはPMI
値を“1”として読み取りデータと共にホスト制御装置
30へ出力する。ホスト制御装置30は、受信した送信
データからPMI値の“1”を検出すると、読み取りが
不安定である表示をIDに対応させてモニタ上に表示す
る。また、複数台の光学読み取り装置100があって、
これらの全て又は予め決めた台数の光学読み取り装置1
00からPMI値が“1”の出力信号がホスト制御装置
30に出力された場合には、ホスト制御装置30は、バ
ーコードラベル4側に不安定要因がある判断して、その
旨を知らせる情報をモニタ上に表示する。
【0033】したがって、バーコードデータの読み取り
安定度の判定を光学読み取り装置100側で行うので、
ホスト制御装置30はその判定処理を行う必要がなく、
光学読み取り装置100の判定結果に基づいて表示等の
報知を行うだけで済むことから、ホスト制御装置30側
の処理負担を大幅に軽減できる。そして、光学読み取り
装置100はバーコードラベル4の読み取りデータと同
時に安定度判定結果を出力するので、システム稼働時で
あってもホスト制御装置30でのリアルタイム処理が可
能となる。
【0034】また、光学読み取り装置100がバーコー
ドデータの読み取り安定度を判定し、その結果をホスト
制御装置30へ出力するので、ホスト制御装置30は読
み取り不安定要因が光学読み取り装置100側にあるの
か、バーコードラベル4側にあるのかを判別することが
でき、読み取り装置不良信号、コード不良信号のいずれ
かを出力することができる。即ち、複数台の光学読み取
り装置に同一のバーコードラベル4を読み取らせた場
合、バーコード4aの読み取り安定度が低い光学読み取
り装置が例えば1台あって、残りの光学読み取り装置の
全てが読み取り安定度が高ければ、その1台の光学読み
取り装置側に読み取り不安定要因があると判断できる。
また複数台の光学読み取り装置の全てがバーコード4a
の読み取り安定度が低ければ、バーコードラベル4側に
読み取り不安定要因があると判断できる。さらに、光学
読み取り装置が1台の場合では、読み取り安定度が低く
なるバーコードラベル4があって、それ以外のバーコー
ドラベル4に対する読み取り安定度が高ければ、読み取
り安定度が低くなるバーコード4a自体に読み取り不安
定要因があり、どのバーコードラベル4に対しても読み
取り安定度が低ければ、光学読み取り装置に読み取り不
安定要因があると判断できる。このように、ユーザー
は、読み取り不安定要因を直ちに判断できることから、
不安定要因の改善を短い時間で行うことができるように
なり、人件費等のコストアップを低減できる。
【0035】なお、ポリゴンミラー8の各面毎の読み取
り成功回数を計数したり、又はその読み取り率を計算す
るようにして、読み取り成功回数の少ない、または読み
取り率の低いミラー面であれば、読み取り不安定信号を
出力するようにしても良い。また、本実施形態のバーコ
ードラベル4は、バーコードのパターンを印刷するもの
であったが、ラベルや対象物に直接刻印するタイプのも
のでも良い。このタイプについては、読み取り安定度に
基づいて刻印の不良を検出し、刻印工程の保全要求を出
力するようにしても良い。また、読み取りの試行回数や
読み取り成功回数と同等な評価基準と成り得るものとし
て、例えば、デコード試行回数、デコード成功回数、あ
るいは、バーコード候補の発見回数が挙げられる。これ
は、白紙上をスキャンしても読み取りデータは得られな
いので、このような不要な読み取り回数を除くために、
実際にデータを読み取ったときの回数を用いるものであ
る。また、読み取りを開始するタイミング信号のオン時
間、あるいは発光素子5のオン時間等も挙げられる。以
下、これ以外の評価基準を用いた他の実施形態について
説明する。
【0036】次に、本発明に係る光学読み取り装置の第
2実施形態を説明する。図5は本実施形態の光学読み取
り装置110の構成を示すブロック図である。本実施形
態においては、第1実施形態の光学読み取り装置100
の構成に加えて、制御部3に計時用のクロック21を設
け、その出力を安定度判定部18に入力させている。本
構成では、読み取り安定度の判定基準として、クロック
21により計時される読み取りに要した時間を用いてい
る。即ち、一つのバーコードラベル4に対して、読み取
り開始時から連続して例えば2回バーコード4aを正し
く読み取れた時点(読み取りデータが一致した時点)ま
での時間をクロック21により計時し、その時間が予め
定めた判断基準値を超えた場合に読み取りが不安定であ
ると判定するようにした。
【0037】図6(a)は、読み取りスキャンを開始し
て、3回目の読み取りスキャンで2回連続してバーコー
ド4 aを正しく読みとれた例であり、読み取り開始時
から読み取り完了まで時間T1を要している。図6(b)
は、読み取りスキャン開始から8回目のスキャンまでの
時間T2(>T1)で初めて2回連続してバーコード4a
を読み取れた例である。読み取り開始から6回目のスキ
ャンまでの時間TLを安定度の判定基 準とすれば、図6
(a)の場合は読み取り安定度が高いと判定され、図6(b)
の場合は、時間T2が判定基準時間TLを超えているの
で読み取り安定度が低いと判定される。この方式によれ
ば、単純に時間で判定しているだけなので、読み取り安
定度の判定処理が軽減され、制御部3をより簡単に構成
することが可能となる。なお、クロックとして、CPU
19動作用のクロックを代用することもでき、この場合
は、構成をより簡略化できる。
【0038】次に、本発明に係る光学読み取り装置の第
3実施形態を説明する。本実施形態の光学読み取り装置
120の構成は、第1実施形態の構成と同様であるの
で、ここではその説明を省略する。本実施形態は、読み
取りスキャンして得られた受光素子9からの検出信号を
2値化して、この2値化処置後のデータとバーコード規
格とを比較し、その結果を読み取り安定度の評価基準に
するものである。即ち、図7に示すように、一般的に、
バーコードの細い方の線40と太い方の線41との線幅
の比は、1:2〜1:3に規定されているが、この比は
プリンタ等の印刷濃度により変化し、例えば1:10に
なるとエラーを生じる。即ち、読み取り不能になる。本
実施形態では、概ね1:4までは正常にコードデータを
読み取りできることから、この1:4を判断基準とし
て、この判断基準を超えた場合に読み取り安定度が低い
と判定するようにした。また、2次元コードに対しても
同様に、コードを構成するセル等の寸法を検出し、2次
元コードの規格と比較して安定度を判定しても良い。こ
れにより、偶然に読み取りが行えた規格外のコードデー
タを有するバーコード(2次元コード)であっても、安
定度が低いと判定することができる。
【0039】次に、本発明に係る光学読み取り装置の第
4実施形態を説明する。図8は本実施形態の光学読み取
り装置130の構成を示すブロック図である。本実施形
態においては、第1実施形態の光学読み取り装置100
の構成に加えて、光学読み取り部2にモータの回転を検
出する回転検出部23を設け、その出力を安定度判定部
18に入力させている。本構成では、回転検出部23に
より検出される読み取り開始時から読み取り完了までの
モータ11の全運転時間に基づいて読み取り安定度を判
定する。即ち、安定度判定基準記憶部17には読み取り
安定度の判定基準となる運転時間が記憶されており、C
PU19は予め設定された試行回数分のバーコードデー
タを読み取ると、安定度判定基準記憶部17から基準運
転時間を読み出して安定度判定部18へ出力する。安定
度判定部18は、モータ11の全運転時間を回転検出部
23に問い合わせ、モータ11の全運転時間と基準運転
時間とを比較して安定度を判定する。全運転時間が基準
運転時間を超えている場合は、読み取り安定度が低いと
判定し、超えていない場合は安定度が高いと判定する。
この方式によれば、スキャン動作の駆動源となるモータ
が、経時変化により特性劣化したかを直接的に確認でき
るため、より確実に安定度を判定でき、安定度の信頼性
を向上できる。
【0040】ここで、モータ11の全運転時間を読み取
り安定度の判定基準にする以外にも、モータ11の回転
の安定度を判定基準としても良い。この場合、モータ1
1の回転数を検出することでベアリングの劣化等による
回転ムラを調べ、その回転ムラが判定基準値を超えた場
合に読み取り安定度が低下していると判定する。
【0041】次に、本発明に係る光学読み取り装置の第
5実施形態を説明する。図9は本実施形態の光学読み取
り装置140の構成を示すブロック図である。本実施形
態においては、第1実施形態の光学読み取り装置100
の構成に加えて、制御部3に受光信号処理部10からの
出力をA/D変換するA/D変換器25を設け、その出
力をCPU19に入力させている。本実施形態では、受
光信号処理部10からのアナログ信号を読み取り、この
アナログ信号をA/D変換器25によりデジタルデータ
に変換して、CPU19によって出力電圧の振幅等を計
測したり、フーリエ変換して周波数成分を求める等の信
号解析を行い、これを正常な出力信号の場合と比較する
ことで読み取り安定度を判定する。この方式によれば、
微細な状態変化であっても信号解析によって確実にその
変化を捉えることができ、以て、安定度の判定をより正
確に行うことができる。
【0042】次に、本発明に係る光学読み取り装置の第
6実施形態を説明する。本実施形態の光学読み取り装置
の構成150は、第1実施形態の構成と同様であるの
で、ここではその説明を省略する。本実施形態は、バー
コードデータの2値化データを元にした統計情報、その
他の統計情報を用いて読み取り安定度を判定するもの
で、例えばクラスタリング処理や回帰分析等の各種統計
分析を用いて、正常時における特定の傾向から外れたデ
ータが得られた場合に読み取り安定度が低いと判定する
ものである。この方式によれば、統計的な分析を行うこ
とで、経時的な読み取り状態の変化や変化の方向が明確
に把握でき、安定度の判定をより確実に行うことができ
る。
【0043】次に、本発明に係る光学読み取り装置の第
7実施形態を説明する。本実施形態の光学読み取り装置
160の構成は、第5実施形態と同様であるので、ここ
ではその説明を省略する。本実施形態は、PCS(バー
コードの白黒の反射率の比)を読み取り安定度の判定基
準にするものである。即ち、予め判定基準となるPCS
を決めておき、A/D変換器25から入力される受光素
子9からの信号が、この判定基準値を超えた場合に読み
取り安定度が低いと判定する。この方式によれば、コー
ドデータの読み取りに直接的に大きな影響が及ぼされる
PCSを判定基準として用いることにより、読み取り安
定度をより確実に判定することができる。
【0044】次に、本発明に係る光学読み取り装置の第
8実施形態を説明する。本実施形態の光学読み取り装置
170の構成は、第2実施形態と同様であるので、ここ
ではその説明を省略する。本実施形態は、光学読み取り
装置がホスト制御装置に接続された光学読み取りシステ
ムにおいて、その光学読み取りシステムの稼働開始時点
からの全稼働時間から読み取り安定度を判定するもので
ある。即ち、制御部3に設けられたクロックにより、シ
ステムの稼働開始時からの時間を計数すると共に、安定
度判定部18により現在の積算時間が予め決めた基準稼
働時間を超えるか否かを判定して、基準稼働時間を超え
る場合に読み取り安定度が低いと判定する。この方式に
よれば、単純に時間で判定しているだけなので、読み取
り安定度の判定処理が軽減され、制御部3をより簡単に
構成することが可能となる。なお、クロックとして、C
PU19動作用のクロックを代用することもでき、この
場合は、構成をより簡略化できる。
【0045】次に、本発明に係る光学読み取り装置の第
9実施形態を説明する。図10は本実施形態の光学読み
取り装置180の構成を示すブロック図である。本実施
形態においては、光学読み取り部40を2次元コード読
み取り用として構成し、読み取った2次元コードの誤り
訂正率を読み取り不安定信号の出力の基準とするもので
ある。光学読み取り部40は、例えば赤色の発光ダイオ
ードLEDからなるリング光源31と、リング光源41
から出力される光をコードラベル42の2次元コード4
2aに照射して、該2次元コード42aを撮像する、例
えばCCDカメラからなる撮像素子43と、発光素子駆
動部6及び受光信号処理部10とを備えて構成される。
【0046】2次元コードは、コードの一部のセルパタ
ーンが欠損しても読み取ることができるように、コード
のパターンニングの際、リードソロモン符号等の訂正手
段を用いている。これにより、2次元コードの一部が欠
損しても光学読み取り装置180は全てのバーコードデ
ータを読み取ることが可能になっている。このとき、光
学読み取り装置180自体は、誤り訂正を実施するた
め、どの程度訂正したかを理解している。そこで、この
訂正レベルを判定基準として読み取り安定度の判定を行
う。この方式によれば、2次元コードの訂正レベルによ
り読み取り安定度を判定するので、2次元コードの読み
取り安定度がパターン全体を評価することで判定でき、
安定度の判定をより正確に行うことができる。
【0047】以上説明した各実施形態における読み取り
安定度の判定基準は、それぞれ独立して判定するもので
あるが、各実施形態の判定基準を複数組み合わせて安定
度を判定する構成としてもよい。この場合、安定度の信
頼性をより向上することができる。また、上記第1〜第
8実施形態においては、一次元のバーコードの読み取り
を例に取り説明したが、これに限らず、スタック型やマ
トリックス型等の2次元のコードデータに対しても同様
に適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コードデータの読み取り可の状態であっても、それがど
れほどの安定度で読み取っているのかを常に判定して信
号出力することにより、読み取り不可となる状態が発生
する以前に対処を可能にすることができる。また、本発
明の光学読み取りシステムは、コードデータの読み取り
データとその読み取りの安定度の判定結果をホスト制御
装置に出力するため、光学読み取り装置の読み取り状態
を常に把握することができ、また、読み取りの不安定要
因がどこにあるかを容易に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学読み取り装置の第1、第3、
第6実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す光学読み取り装置を用いた光学読み
取りシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る光学読み取り装置の読み取り動作
を示すフローチャートである。
【図4】第1実施形態における読み取り安定度の判定方
法を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る光学読み取り装置の第2、第8実
施形態の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る光学読み取り装置の第2実施形態
の読み取り機能を説明する説明図である。
【図7】バーコードの線幅を示す説明図である。
【図8】本発明に係る光学読み取り装置の第4実施形態
の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明に係る光学読み取り装置の第5、第7実
施形態の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明に係る光学読み取り装置の第9実施形
態の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2、40 光学読み取り部 3 制御部 4 バーコードラベル 4a バーコード 5 発光素子 9 受光素子 10 受光信号処理部 15 デコード回路 16 RAM 17 安定度判定基準記憶部 18 安定度判定部 19 CPU 30 ホスト制御装置 42 コードラベル 42a 2次元コード 43 撮像素子 100,110,120,130,140,150,1
60,170,180光学読み取り装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録されたコードデータを光学的に読み
    取ると共に、該読み取りの可否を判定する光学読み取り
    装置において、 前記コードデータを繰り返し読み取りして読み取り可と
    判定されたとき、該読み取り開始時からの読み取りデー
    タの一致回数を所定の基準回数と比較して読み取りの安
    定度を判定する安定度判定手段を備え、 前記安定度判定手段により判定された結果を信号出力す
    ることを特徴とする光学読み取り装置。
  2. 【請求項2】 記録されたコードデータを光学的に読み
    取ると共に、該読み取りの可否を判定する光学読み取り
    装置において、 前記コードデータを繰り返し読み取りして読み取り可と
    判定されたとき、読み取り開始時からの読み取りデータ
    が所定の回数一致するまでの時間を所定の基準時間と比
    較して読み取りの安定度を判定する安定度判定手段を備
    え、 前記安定度判定手段により判定された結果を信号出力す
    ることを特徴とする光学読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記安定度判定手段による所定の基準回
    数との比較は、記録されたコードデータを繰り返し読み
    取りした際の全読み取り回数と、読み取り開始時からの
    読み取りデータの一致回数との比に基づいて行うことを
    特徴とする請求項1記載の光学読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記安定度を判定した結果は、前記記録
    されたコードデータの読み取りデータと併せて出力する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記
    載の光学読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1〜請求項4のいずれか1項
    記載の光学読み取り装置と、該光学読み取り装置に通信
    手段を介して接続されるホスト制御装置とを備え、 前記光学読み取り装置から少なくとも安定度を判定した
    結果を前記ホスト制御装置に出力することを特徴とする
    光学読み取りシステム。
  6. 【請求項6】 前記ホスト制御装置は、同一コードデー
    タの読み取りの際に複数の光学読み取り装置から安定度
    が低い判定結果が出力されたときにコードデータのコー
    ドが不良とするコード不良信号を出力し、コードデータ
    に関わらず同一の光学読み取り装置から安定度が低い判
    定結果が出力されたときに光学読み取り装置が不良とす
    る光学読み取り装置不良信号を出力することを特徴とす
    る請求項5記載の光学読み取りシステム。
  7. 【請求項7】 記録されたコードデータを光学的に読み
    取ると共に、該読み取りの可否を判定する読み取り可否
    判定手段とを備えた光学読み取り方法において、 前記コードデータを繰り返し読み取る際に、読み取り開
    始時からの読み取りデータの一致回数を所定の基準回数
    と比較して、読み取り可の場合の読み取り安定度を判定
    した結果を信号出力することを特徴とする光学読み取り
    方法。
  8. 【請求項8】 記録されたコードデータを光学的に読み
    取ると共に、該読み取りの可否を判定する読み取り可否
    判定手段とを備えた光学読み取り方法において、 前記コードデータを繰り返し読み取る際に、読み取り開
    始時からの読み取りデータが所定の回数一致するまでの
    時間を所定の基準時間と比較して、読み取り可の場合の
    読み取り安定度を判定した結果を信号出力することを特
    徴とする光学読み取り方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項1〜請求項4のいずれか1項
    記載の光学読み取り装置と、該光学読み取り装置それぞ
    れに通信手段を介して接続されるホスト制御装置とを備
    え、 前記光学読み取り装置から少なくとも安定度を判定した
    結果を前記ホスト制御装置に出力することを特徴とする
    光学読み取り方法。
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