JP2000305803A - エミュレータ - Google Patents

エミュレータ

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JP2000305803A
JP2000305803A JP11117873A JP11787399A JP2000305803A JP 2000305803 A JP2000305803 A JP 2000305803A JP 11117873 A JP11117873 A JP 11117873A JP 11787399 A JP11787399 A JP 11787399A JP 2000305803 A JP2000305803 A JP 2000305803A
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JP
Japan
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break
event
emulator
program
execution
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11117873A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Akatsuka
宏史 赤塚
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続して発生している事象が発生しなくなっ
たことを検出してプログラムの実行を停止させるブレー
ク機能を備えたエミュレータを提供する。 【解決手段】 エミュレータのブレーク回路3に含まれ
る信号サンプリング回路4は、ブレーク条件設定部1で
設定された周期で外部信号φ14のレベル変化(事象)
を検出し、レベル変化がなかったことに応じてMCU6
のプログラム実行を停止させるためのブレーク信号BK
を出力する。したがって、所定の周期で発生する外部信
号φ14のレベル変化が発生しなくなったことに応じて
プログラム実行を停止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエミュレータに関
し、特に、マイクロコンピュータのプログラム開発を支
援するエミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロコンピュータのプログ
ラム開発を支援するエミュレータには、プログラムのデ
バッグに必要な機能として、プログラムを1命令ごと
に実行するシングルステップ機能、マイクロコンピュ
ータ内部のメモリ内容、プログラムカウンタ、フラグな
どを表示する内部状態表示機能、マイクロコンピュー
タのプログラムを実行するプログラム実行機能、ブレ
ーク条件に従ってマイクロコンピュータのプログラムの
実行を停止させるブレーク機能、プログラムの実行履
歴を表示するトレース機能などが設けられている。
【0003】図3は、そのようなエミュレータのブレー
ク機能に関連する部分の構成を示すブロック図である。
図3において、このエミュレータは、ブレーク条件設定
部31、モニタCPU32、ブレーク回路33およびタ
ーゲットMCU37を備え、ブレーク回路33は、ブレ
ーク条件格納部34、MCU実行状態格納部35および
比較部36を含む。
【0004】ブレーク条件設定部31は、ユーザがブレ
ーク条件を設定するための端末である。ここで、ブレー
ク条件とは、MCU37のプログラム実行を停止させる
ための条件である。たとえばプログラム実行後、比較ア
ドレスに比較データが書込まれた(または読込まれた)
ときにブレークするといった動作の場合、比較アドレ
ス、比較データがブレーク条件となる。また、外部要因
(外部割込、ホールド、ポート入力など)が発生したか
否かを検出する場合には、外部要因端子名、レベル
(H、L)、エッジ(立ち上がり、立下がり)が設定さ
れる。
【0005】モニタCPU32は、エミュレータ機能を
実現するために、MCU37やエミュレータ内部回路の
実行制御を行なう。モニタCPU32の信号(アドレス
信号、データ信号、ステータス信号など)は、モニタC
PUバス41を介してブレーク条件格納部34に与えら
れる。
【0006】ブレーク条件格納部34は、モニタCPU
32から与えられたブレーク条件を格納する。通常、こ
のブレーク条件格納部34には、アドレス指定、データ
指定、回数指定、外部トリガ入力指定およびそれらの組
合せが格納される。
【0007】ターゲットMCU37は、ユーザプログラ
ムを実行する。MCU37の信号(アドレス信号、デー
タ信号、ステータス信号など)は、MCUバス42を介
してMCU実行状態格納部35に与えられる。
【0008】MCU実行状態格納部35は、MCU37
の実行状態と、外部トリガケーブル43を介して与えら
れる外部端子44の状態とを格納する。通常、このMC
U実行状態格納部35には、MCU37の実行アドレ
ス、データ、および外部端子44の状態が格納される。
【0009】比較部36は、ブレーク条件格納部34と
MCU実行状態格納部35の内容を比較し、一致した場
合にMCU37のプログラム実行を停止させるためのブ
レーク信号BK′を出力する。
【0010】次に、図3に示したエミュレータのブレー
ク動作について簡単に説明する。まずユーザは、ブレー
ク条件設定部31によってブレーク条件を設定する。設
定されたブレーク条件は、モニタCPU32によってモ
ニタCPUバス41を介してブレーク条件格納部34に
格納される。
【0011】次に、MCU37によってプログラムが実
行される。MCU37のプログラム実行状態(アドレ
ス、データなど)はMCUバス42を介してMCU実行
状態格納部35に格納され、外部端子44の状態は外部
トリガケーブル43を介してMCU実行状態格納部35
に格納される。
【0012】ブレーク条件格納部34とMCU実行状態
格納部35の内容は比較部36によって比較され、両者
の内容が一致した場合は比較部36からMCU37にブ
レーク信号BK′が与えられる。MCU37は、このブ
レーク信号BK′に応答してプログラムの実行を停止す
る。
【0013】また、図4は、従来の他のエミュレータの
ブレーク機能を模式的に示す図である。図4において、
このエミュレータは、ある事象(イベント)の確認動作
をスタートしてから所定時間X[ns]内にその事象を
確認できた場合はブレーク要求をせずにプログラムを通
常通り実行し、所定時間X[ns]内にその事象を確認
できずタイムアウトした場合はブレーク要求をしてプロ
グラムの実行を停止させる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のエミュ
レータでは、ある事象が発生したこと、またはある事象
が所定時間X[ns]内に発生しないことしか検出でき
ず、連続して発生している事象が発生しなくなったこと
を検出することはできなかった。
【0015】それゆえに、この発明の主たる目的は、連
続して発生している事象が発生しなくなったことに応じ
てプログラムの実行を停止させるブレーク機能を備えた
エミュレータを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
マイクロコンピュータのプログラム開発を支援するエミ
ュレータであって、所定の周期で連続的に発生する事象
を検出し続け、前記所定の周期で前記事象が発生しなく
なったことに応じて前記マイクロコンピュータのプログ
ラム実行を停止させるブレーク回路を備えたものであ
る。
【0017】請求項2に係る発明では、請求項1に係る
発明の事象は、外部端子に入力される信号のレベル変化
である。
【0018】請求項3に係る発明では、請求項1に係る
発明の事象は、外部割込、ホールド、ポート入力などの
ユーザ端子入力である。
【0019】請求項4に係る発明では、請求項1から3
のいずれかに係る発明に、所定の周期を所望の値に設定
するための設定部がさらに設けられる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施の形態
によるエミュレータの構成を示すブロック図である。図
1において、このエミュレータは、ブレーク条件設定部
1、モニタCPU2、ブレーク回路3およびターゲット
MCU6を備え、ブレーク回路3は信号サンプリング回
路4およびORゲート5を含む。
【0021】ブレーク条件設定部1は、従来技術で説明
した種々のブレーク条件の他、イベントの発生周期X
[ns]を設定するための端末である。
【0022】モニタCPU2は、エミュレータ機能を実
現するために、MCU6やエミュレータ内部回路の実行
制御を行なう。モニタCPU2の信号(アドレス信号、
データ信号、ステータス信号など)は、モニタCPUバ
ス11を介してブレーク回路3に伝送される。
【0023】ターゲットMCU6は、ユーザプログラム
の実行部である。MCU6の信号(アドレス信号、デー
タ信号、ステータス信号など)は、MCUバス12を介
してブレーク回路3に与えられる。
【0024】信号サンプリング回路4は、ブレーク条件
設定部1で設定されたイベント発生周期情報をもとに、
外部トリガケーブル13を介してイベント検出端子14
から与えられる信号φ14のレベル変化を常時監視す
る。すなわち、信号サンプリング回路4は、図2に示す
ように、ブレーク条件設定部1で設定された一定時間X
[ns]ごとにイベント検出端子14からの入力信号φ
14のレベル変化を検出し、信号φ14が「Lレベル」
または「Hレベル」のまま変化しないことに応じてMC
U6のプログラム実行を停止させるためのブレーク信号
BKを出力する。
【0025】ORゲート5は、信号サンプリング回路4
から出力されるブレーク信号BKと、図3で示したブレ
ーク信号BK′とを受ける。ブレーク回路3は図3のブ
レーク条件格納部34、MCU実行状態格納部35およ
び比較部36も備えているが、それらは図面の簡単化の
ため省略されている。ORゲート5の出力信号BK,B
K′は、ターゲットMCU6に与えられる。
【0026】次に、図1に示したエミュレータのブレー
ク動作について簡単に説明する。まずユーザは、イベン
ト検出を行ないたい端子14に外部トリガケーブル13
を接続するとともに、ブレーク条件設定部1によってイ
ベント発生周期X[ns]を設定する。設定されたイベ
ント発生周期X[ns]は、モニタCPU2によってモ
ニタCPUバス11を介して信号サンプリング回路4に
設定される。
【0027】イベント検出端子14の信号φ14は、外
部トリガケーブル13によって信号サンプリング回路4
に入力され、信号サンプリング回路4によって常時監視
される。信号φ14のレベルが一定時間X[ns]ごと
に変化しない場合は、信号サンプリング回路4からブレ
ーク信号BKが出力される。ブレーク信号BKは、OR
ゲート5を介してターゲットMCU6に入力される。M
CU6は、ブレーク信号BKに応答してプログラム実行
を停止する。
【0028】なお、この実施の形態では、外部端子14
の状態を外部トリガケーブル13を介して検出してブレ
ーク信号BKを生成したが、外部割込、ホールド、ポー
ト入力などのユーザ端子入力を検出してブレーク信号B
Kを生成してもよいことは言うまでもない。
【0029】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明で
は、所定の周期で連続的に発生する事象を検出し続け、
所定の周期で事象が発生しなくなったことに応じてマイ
クロコンピュータのプログラム実行を停止させるブレー
ク回路が設けられる。これにより、一定の周期で連続的
に発生する事象が発生しなくなったことに応じてプログ
ラム実行を停止させることができる。
【0031】請求項2に係る発明では、請求項1に係る
発明の事象は、外部端子に入力される信号のレベル変化
である。この場合は、所定の周期ごとの信号のレベル変
化が停止されたことに応じてプログラム実行が停止され
る。
【0032】請求項3に係る発明では、請求項1に係る
事象は、外部割込、ホールド、ポート入力などのユーザ
端子入力である。この場合は、所定周期のユーザ端子入
力が停止されたことに応じてプログラム実行が停止され
る。
【0033】請求項4に係る発明では、請求項1から3
のいずれかに係る発明に、所定の周期を所望の値に設定
するための設定部がさらに設けられる。この場合は、事
象の発生周期に合わせて監視周期を変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態によるエミュレータ
のブレーク機能に関連する部分を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1に示した信号サンプリング回路の動作を
説明するためのタイムチャートである。
【図3】 従来のエミュレータのブレーク機能に関連す
る部分を示すブロック図である。
【図4】 従来のエミュレータの他のブレーク機能を模
式的に示す図である。
【符号の説明】
1,31 ブレーク条件設定部、2,32 モニタCP
U、3,33 ブレーク回路、4 信号サンプリング回
路、5 ORゲート、6,37 ターゲットMCU、1
1,41 モニタCPUバス、12,42 MCUバ
ス、13,43外部トリガケーブル、14 イベント検
出端子、34 ブレーク条件格納部、35 MCU実行
状態格納部、36 比較部、44 外部端子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータのプログラム開発
    を支援するエミュレータであって、 所定の周期で連続的に発生する事象を検出し続け、前記
    所定の周期で前記事象が発生しなくなったことに応じて
    前記マイクロコンピュータのプログラム実行を停止させ
    るブレーク回路を備える、エミュレータ。
  2. 【請求項2】 前記事象は、外部端子に入力される信号
    のレベル変化である、請求項1に記載のエミュレータ。
  3. 【請求項3】 前記事象は、外部割込、ホールド、ポー
    ト入力などのユーザ端子入力である、請求項1に記載の
    エミュレータ。
  4. 【請求項4】 さらに、前記所定の周期を所望の値に設
    定するための設定部を備える、請求項1から請求項3の
    いずれかに記載のエミュレータ。
JP11117873A 1999-04-26 1999-04-26 エミュレータ Withdrawn JP2000305803A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023511103A (ja) * 2020-01-20 2023-03-16 ジーメンス インダストリー ソフトウェア リミテッド 多様なロボットタスクの同時シミュレーションを容易にするための方法およびシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023511103A (ja) * 2020-01-20 2023-03-16 ジーメンス インダストリー ソフトウェア リミテッド 多様なロボットタスクの同時シミュレーションを容易にするための方法およびシステム
JP7387908B2 (ja) 2020-01-20 2023-11-28 ジーメンス インダストリー ソフトウェア リミテッド 多様なロボットタスクの同時シミュレーションを容易にするための方法およびシステム

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