JP2000305524A - 液晶制御装置 - Google Patents

液晶制御装置

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JP2000305524A
JP2000305524A JP11108904A JP10890499A JP2000305524A JP 2000305524 A JP2000305524 A JP 2000305524A JP 11108904 A JP11108904 A JP 11108904A JP 10890499 A JP10890499 A JP 10890499A JP 2000305524 A JP2000305524 A JP 2000305524A
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Japan
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power supply
voltage
liquid crystal
primary
supply voltage
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JP11108904A
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Yoshiyuki Inoue
禎之 井上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次側電源遮断時においても、液晶表示装置
を駆動するICの破壊、LCDパネルを劣化させること
なく、あらかじめ定められた電源制御シーケンスを守
り、電源遮断制御を実行する。 【解決手段】 液晶駆動回路に供給するアナログ電源系
のインピーダンスを制御するスイッチ(インピーダンス
制御手段)18を用い、電源遮断時、上記液晶駆動回路
に供給されているディジタル電源の電源電圧値が所定値
より低くなった場合、上記スイッチ(インピーダンス制
御手段)18によりアナログ電源系のインピーダンスを
低くするように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば携帯用ゲ
ーム機などに使用される液晶表示装置(以下、「LC
D」という)の電源制御を行う液晶制御装置に関するも
のである。
【0002】LCDは軽量で極めて薄いことや、低電
圧、低消費電力であることなどから、携帯電話、携帯用
ゲーム機等の小型機器の表示部などに用いられている。
以下、LCDの駆動の概念に関して簡単に説明した後
に、一般によく使用されるドットマトリクスパネルを例
にLCDの駆動方式を簡単に説明する。
【0003】まず、LCDの駆動方式の概念について説
明する。LCDは画面を構成する全てのセグメント(画
素)から信号線を引き出し、1:1で対応した駆動回路
を設けてドライブを行う。コモン電極は全セグメント領
域をカバーしており、50%デューティ、振幅VDDの
方形波が印可される。一方、セグメント電極に対しては
表示パターンに応じて、また選択セグメントに対しては
コモン電極波形と逆相同振幅の方形波を、非選択セグメ
ントに対しては同相同振幅の方形波を印可する。その
際、上記電極間に封入された液晶には両電極波形の差電
圧が与えられるので選択セグメント(選択波形)は実行
値VDDの交流信号となり、非選択波形は0Vとなる。
【0004】次にドットマトリクスパネル(LCDパネ
ル)の場合の駆動方式について説明する。ドットマトリ
クスパネルの場合は、上記コモン電極を走査側電極、セ
グメント電極を信号側電極と呼ぶ。図7に、3×3ドッ
トマトリクスパネルを示す。ドットマトリクスパネルを
駆動する場合は、上記走査側電極に基準電圧V0に対し
て波高値VYの走査パルスが順次与えられる。一方、信
号側電極には選択走査電極上の画素の点灯状態に応じて
選択電位(V0−VX)もしくは非選択電位(V0+V
X)が走査パルスに同期して与えられる。このようにす
ると、液晶に印加される電圧は走査側電極(コモン電
極)が走査線選択期間では選択画素に対して(VY+V
X)、非選択画素に対しては(VY−VX)となる。ま
た、走査線非選択期間では±VXとなる。同図(b)に
は、1フレーム目が選択画素で、2フレーム目が非選択
の場合を示す。すなわち、VY,VXを適当な値に設定
するとオン/オフに係わる電圧の違いは走査線選択期間
のみに現れ、その他の期間では信号電極上の他の画素の
点灯に関係なく一定の絶対値バイアス電圧が加わる。図
7に各ラインに印加される走査パルス、および各ライン
に印加されるセグメント電圧を示す。図中○が選択画素
を●が非選択画素を示す。
【0005】また、上記ドットマトリクスパネルを駆動
する際、上述のように非選択期間においても一定のバイ
アス電圧が印加されるため表示画面上にクロストークが
発生する。1フレームに対する1走査線選択期間の割合
を「デューティ比」、または単に「デューティ」という
が、ドットマトリクスパネルの場合は上記デューティが
小さくなるほどクロストークに対する動作余裕が少なく
なる。一般にコモン電極(ライン数)数がN(すなわ
ち、1/Nデューティ)の場合の最大の動作余裕(Von
/Voff )、および上記最大の動作余裕を与える最適バ
イアス比Bは次式で求めることができる。 Von/Voff =((N(1/2)+1)/(N(1/2)−1))
(1/2) B=1/(N(1/2)+1),N=VY/VX
【0006】ここで、走査線数を100とした場合、デ
ューティは1/100、最大動作余裕は1.1、バイア
ス比Bは1/11となる。よって、LCDパネルを駆動
する駆動電圧は20〜25V程度必要になる。そして、
上記駆動電圧を基準に交流化を行うために複数の電圧
(VY、VX、−VX、GNDなど通常6種類程度)を
発生してLCDパネルに供給する。
【0007】またLCDパネルには、コモン電極および
セグメント電極に印加する電圧を制御する駆動用IC
(ドライバ)が接続される。上記ドライバはLCDパネ
ルと表示用メモリの間を仲介するICで、最近ではLC
Dパネルモジュールとして市販されている。上記コモン
ドライバは入力される水平同期信号に同期して各コモン
電極に印加する電圧を順次切り換える。一方セグメント
ドライバはドットクロックに同期して入力される各ドッ
トの選択/非選択データ(以下、「表示データ」または
「ディジタルデータ」という)により各セグメントに供
給する電圧を発生する。
【0008】上述のように、LCDパネル上に文字情報
などを表示する場合には、上記LCDパネルモジュール
に対してLCDパネルを実際に駆動するアナログ電源
(20V程度)、上記駆動用ICのディジタル信号処理
系を駆動するディジタル電源、およびディジタル制御信
号、および表示データを入力する必要がある。このよう
に複数の電源を使用する場合は、電源立ち上げ時(オン
時)、および電源遮断時(オフ時)の各シーケンスを管
理する必要がある。
【0009】図8に、一般的なLCDパネルの電源制御
シーケンスを示す。なお、図中に示すDISPOFF信
号はLCDパネルの表示/非表示の切り換え信号で、各
駆動用ICへ供給されるディジタル信号のマスク信号と
しても使用される。図8に示すように、電源オン時に
は、ディジタル電源、アナログ電源の順に立ち上げ、最
後にDISPOFF信号をアクティブにセットする。同
様に、電源オフ時には、DISPOFF信号を非アクテ
ィブにリセットした後、アナログ電源、ディジタル電源
の順に電源を遮断する。通常、上記電源シーケンスは、
マイコンなどで管理する。
【0010】図9に、従来のゲーム装置などに採用され
ている液晶表示装置の電源制御系周辺のブロック構成図
を示す。図9において、1は電池、2は一次側電源用ス
ライドスイッチ、3は一次側電源の平滑用コンデンサ、
4は電池1の出力を昇圧しディジタル回路へ供給するデ
ィジタル電源を生成するディジタル電源生成回路、5は
電池1の出力を昇圧してLCDパネルへ供給するアナロ
グ電源を生成するアナログ電源生成回路、6は電池1の
出力電圧を監視する一次側電源監視回路、7はマイクロ
プロセッサ(以下、「マイコン」という)8に供給する
リセット信号を発生するリセット回路、8はマイコン、
9はLCD駆動回路11に供給するディジタル電源をオ
ン/オフするスイッチ、10はLCD駆動回路11に供
給するアナログ電源をオン/オフするスイッチ、11は
LCDパネルに供給するコモン電源およびセグメント電
源を発生するLCD駆動回路、12〜15は各電源の平
滑用コンデンサ、16はLCDパネルである。
【0011】以下、図9を用いて従来の液晶表示装置の
電源制御動作を説明する。はじめに、電源立ち上げ時の
制御を説明する。なお、この従来例では、LCD駆動回
路11にディジタル系電源電圧として3.3V、アナロ
グ系電源電圧として20Vを供給する場合について説明
する。一次側電源用スライドスイッチ2を介して電池1
より一次側電源が供給されると、ディジタル電源生成回
路4およびアナログ電源生成回路5は一次側電源を昇圧
し、各々3.3Vおよび20Vの電圧を生成する。一
方、一次側電源の平滑用コンデンサ3には電荷が充電さ
れ、電源電圧が平滑化される。
【0012】アナログ電源生成回路5で昇圧された20
V電源は、スイッチ10および平滑用コンデンサ13へ
入力され、平滑用コンデンサ13には電荷が充電されて
20V電源が平滑化される。同様に、ディジタル電源生
成回路4で昇圧された3.3V電源は、リセット回路
7、マイコン8の電源ポート、スイッチ9および3.3
V電源の平滑用コンデンサ12に供給される。平滑用コ
ンデンサ12には電荷が蓄積されてディジタル電源生成
回路4より出力される昇圧された3.3V電源が平滑化
される。リセット回路7はディジタル電源生成回路4で
昇圧された3.3V電源の電圧値を監視し、マイコン8
のリセットパルスの発生制御を行う。この従来例では、
3.0V以下の電源電圧を検出した際に所定幅以上のリ
セット信号(以下、「リセットパルス」という)を発生
する。
【0013】電源投入後、リセットパルスが解除される
と、マイコン8は図8に示すLCDの電源制御シーケン
スに基づき、スイッチ9およびスイッチ10をオンにし
てLCD駆動回路11にディジタル電源およびアナログ
電源を供給する。その際、平滑用コンデンサ14および
15に電荷が充電され、各電源電圧が平滑化される。そ
して、スイッチ9および10が所定のタイミングでオン
になると、マイコン8はDISPOFF信号をアクティ
ブにし、LCD駆動回路11にLCD制御信号および表
示データを出力する。LCD駆動回路11はマイコン8
より入力されるLCD制御信号およびディジタルデータ
をもとにコモン電極とセグメント電極に電圧を供給し
て、LCDパネル16上に画像や文字を表示する。
【0014】次に、LCDモジュールの電源を切る場合
について説明する。LCDモジュールの電源を切る場
合、マイコン8は図8に示すLCDの電源シーケンスに
基づいてDISPOFF信号を非アクティブにし、LC
Dパネル16への表示を切った後にスイッチ10、スイ
ッチ9の順に各スイッチをオフにする。
【0015】上記手順を守らずにLCDモジュールへの
電源供給(遮断)制御を行った場合は後述のような事象
が発生し、LCDパネル16を劣化させる。また、ディ
ジタル電源供給前にアナログ電源が供給された場合は、
コモンドライバまたはセグメントドライバ用のICなど
を破壊してしまう場合がある。また、ディジタル電源が
供給されていない時に、DISPOFF信号をアクティ
ブにしてLCD表示用の制御信号またはディジタルデー
タをコモンドライバまたはセグメントドライバ用のIC
に供給した場合は、上記ICがCMOSICの場合はI
Cへの“H”出力がLCD駆動回路11のディジタル電
源に回り込み、データを上記ICに出力しているIC等
(マイコン8など)を破壊する場合がある。特にLCD
パネル16の劣化の具体的なケースとしては、ドットマ
トリクス型液晶パネルを使用し、上記電源制御シーケン
スを守らずにLCD駆動電源を遮断した場合は、LCD
パネル16上に例えば1ラインが全て選択され黒いライ
ンが表示される。
【0016】次に、一次側電源用スライドスイッチ2を
切った場合の従来の液晶表示装置の動作を説明する。一
次側電源用スライドスイッチ2を切ると、一次側電源平
滑用コンデンサ3に貯えられている電荷が急速に放電さ
れて一次側電源電圧が一気に下がる。一次側電源監視回
路6は、一次側電源電圧が所定値以下になったことを検
出するとマイコン8に検出結果を通知する。マイコン8
は、一次側電源監視回路6より入力される監視結果から
一次側電源電圧が所定のレベル以下になったことを検出
すると、LCDパネル16の表示を切り(各LCD制御
信号およびディジタルデータを“L”に固定するととも
に上記DISPOFF信号を非アクティブにする)、L
CDパネル16に供給されている各電源を電源制御シー
ケンスに基づいて切りに行く。しかし、一次側電源供給
が遮断されているため上記電源制御シーケンスが完了す
る前にディジタル電源電圧が低下し、リセット回路7か
らリセットパルスが発生する。そのため、一次側電源用
スライドスイッチ2で一次側電源が遮断された場合は、
図8に示す電源制御シーケンスを守ることができない。
【0017】以下、具体的に電源遮断時の動作を説明す
る。マイコン8は、一次側電源監視回路6から入力され
る監視結果により一次側電源電圧が所定のレベル以下に
なったことを検出すると、マイコン8は、LCD表示の
ための各種制御信号およびディジタルデータを“L”に
固定するとともに、DISPOFF信号を非アクティブ
にする。そして、電源制御シーケンスに基づきスイッチ
10を切るための時間計測を開始する。マイコン8はこ
の時間計測の間に電源遮断前の処理を完了させるようプ
ログラムを実行する。
【0018】電池1から供給される一次側電源がスライ
ドスイッチ2により遮断された場合は、ディジタル系電
源はマイコン8等が動作しているため、通常数ms程度
で3.0Vを切り、リセット回路7からリセットパルス
が発生する。通常、マイコン8からスイッチ9および1
0に供給される制御信号は、マイコンリセット時にスイ
ッチ9および10がオフになるように構成される。従っ
て、マイコン8にリセットパルスが入力されるとスイッ
チ9および10はオフになる。スイッチ9および10が
オフになると、LCDパネル16へは電源平滑用コンデ
ンサ14および15に蓄積されている電荷が供給され
る。その際、LCDパネル16に供給される各電源のイ
ンピーダンスは、LCDパネル16への表示が切られて
いるため非常に大きい。従って、LCDパネル16に供
給される各種電源は図10に示すように徐々に下がって
くる。例えば、ディジタル電源系およびアナログ電源系
の各々の時定数(C×R)がほぼ等しいとすると、ディ
ジタル電源系の電圧が1.5V程度になった時点でアナ
ログ電源系は約10V程度の電圧がLCD駆動回路11
にかかっている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶制御装置
は、以上のように構成されていたので、上述のように液
晶表示装置の電源供給を一次側電源用スライドスイッチ
2で切る場合は、上述のようにマイコンによる電源制御
シーケンスを最後まで実行することができない。このた
め、アナログ電源が十分に下がり切る前にディジタル電
源が落ちてしまうので、コモンドライバおよびセグメン
トドライバに非標準の電源電圧が加わり、ICが破壊す
るか、または液晶パネル(LCDパネル)上に黒いライ
ンが表示されて液晶パネル自体が劣化するなどの問題点
があった。
【0020】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、一次側電源遮断時においても、
液晶表示装置を駆動するICの破壊、またはLCDパネ
ルを劣化させることがなく、あらかじめ定められた電源
制御シーケンスを守り、良好に液晶表示装置の電源を切
ることのできる液晶制御装置を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明に係る液晶制御
装置は、液晶表示装置に供給される第1の電源電圧をオ
ン/オフする手段と、上記液晶表示装置に供給される第
1の電源電圧よりも低い第2の電源電圧をオン/オフす
る手段と、一次側電源の供給を監視する一次側電源供給
監視手段と、上記第2の電源電圧を所定の電圧値と比較
し比較結果を出力する第1の電源電圧監視手段と、上記
第1の電源電圧をオン/オフする手段より供給される第
1の電源電圧の負荷のインピーダンスを低下させるイン
ピーダンス低下手段と、上記一次側電源供給監視手段に
て一次側電源の供給電圧が所定の電圧値以下になったこ
とを検出した場合は上記第1および第2の電源電圧をオ
ン/オフする手段を所定の時間差内にオフにして上記第
1および第2の電源電圧を遮断する手段と、上記第1の
電源電圧監視手段にて上記第2の電源電圧が所定の電圧
値以下になったことが検出された時は上記第1の電源電
圧の負荷のインピーダンスを上記第2の電源電圧の負荷
インピーダンスよりも低くなるように上記インピーダン
ス低下手段を制御する手段とを備えたものである。
【0022】また、一次側電源の電圧を所定の電圧値と
比較し比較結果を出力する一次側電源電圧監視手段と、
一次側電源電圧監視手段より出力される比較結果をもと
に一次側電源の電圧が上記所定電圧以下となる期間を計
測する一次側低電圧検出幅検出手段とによって構成した
一次側電源供給監視手段を備え、上記一次側電源供給監
視手段は、上記一次側低電圧検出幅検出手段にて計測さ
れた計測幅が所定の幅未満の場合は上記一次側電源の供
給電圧低下と判断するように構成したものである。
【0023】また、一次側電源供給監視手段にて一次側
電源の供給電圧が所定の電圧値以下になったことが検出
された際、上記第1および第2の電源電圧オン/オフ手
段を所定の時間差内にオフして液晶表示装置への上記第
1および第2の電源電圧を遮断するとともに、液晶表示
装置内部にて実行中の処理動作を一時中断するように制
御する手段を備えたものである。
【0024】また、液晶表示装置に供給される第1の電
源電圧をオン/オフする手段と、上記液晶表示装置に供
給される第1の電源電圧よりも低い第2の電源電圧をオ
ン/オフする手段と、上記第2の電源電圧で駆動され液
晶表示装置を制御するシステム制御手段と、上記第2の
電源電圧を所定の電圧値と比較し所定電圧以下の場合は
上記システム制御手段をリセットするリセット信号を発
生するリセット信号発生手段と、上記第1の電源電圧を
オン/オフする手段より供給される第1の電源電圧の負
荷のインピーダンスを低下させるインピーダンス低下手
段と、上記第1および第2の電源電圧をオン/オフする
手段は上記システム制御手段がリセット時にはオフにな
るように構成するとともに、上記リセット信号にて上記
システム制御手段がリセットされた際、上記第1の電源
電圧の負荷のインピーダンスを上記第2の電源電圧の負
荷インピーダンスよりも低くするように上記インピーダ
ンス低下手段を制御する手段を備えたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1である液
晶表示装置の液晶電源制御系のブロック図である。図1
において、1は電池、2は一次側電源用スライドスイッ
チ、3は一次側電源の平滑用コンデンサ、4は電池1の
出力を昇圧しディジタル回路へ供給するディジタル電源
を生成するディジタル電源生成回路、5は電池1の出力
を昇圧してLCDパネルへ供給するアナログ電源を生成
するアナログ電源生成回路で、その出力電圧はディジタ
ル電源生成回路4の出力電圧よりも高い電圧を出力す
る。6は電池1の出力電圧を監視する一次側電源監視回
路、7はマイクロプロセッサ(以下、「マイコン」とい
う)8に供給するリセット信号を発生するリセット回
路、8はマイコン、9はLCD駆動回路11に供給する
ディジタル電源をオン/オフするスイッチ、10はLC
D駆動回路11に供給するアナログ電源をオン/オフす
るスイッチ、11はLCDパネルに供給するコモン電源
およびセグメント電源を発生するLCD駆動回路、12
〜15は各電源の平滑用コンデンサ、16はLCDパネ
ル、17はディジタル電源系の電源電圧を監視するディ
ジタル電源監視回路、18はスイッチ、19は抵抗であ
る。
【0026】この実施の形態1では、LCD駆動回路1
1に供給されるディジタル電源系の電源電圧を監視す
る。そして、このディジタル電源系の電源電圧が所定の
レベルより低くなった場合はLCD駆動回路11に供給
されるアナログ電源系のインピーダンスを低くし、アナ
ログ電源平滑用コンデンサ15に蓄積されている電荷を
すばやく放電させる。このように制御すると、一次側電
源用スライドスイッチ2で一次側電源が遮断された場合
でも、図8に示したLCD電源制御シーケンスをほぼ守
ることができる。
【0027】次に、この発明の実施の形態1の動作を図
1を用いて説明する。なお、この実施の形態1では、液
晶表示装置の特に電源遮断時の動作(一次側電源用スラ
イドスイッチ2を切った場合の動作)を詳細に説明す
る。一次側電源用スライドスイッチ2を切ると、一次側
電源平滑用コンデンサ3に貯えられている電荷が放電さ
れて一次側電源電圧が一気に下がる。一次側電源監視回
路6は、一次側電源電圧が所定値以下になったことを検
出するとマイコン8に検出結果を通知する。マイコン8
は一次側電源監視回路6から検出結果が入力されると、
一次側電源の電圧低下が電池寿命による電圧低下か、一
次側電源用スライドスイッチ2による電源遮断のための
電圧低下かを判断する。なお、この実施の形態1では一
次側電源が供給されているにもかかわらず一次側電源監
視回路6で電圧低下が検出された場合は電池寿命による
ものとしたが、例えば、Liイオン電池等を使用した場
合には、電池切れ(電池充電電力不足)と判断するよう
にマイコン8を制御すればよい。
【0028】図2に、一次側電源の低電圧検出時のアル
ゴリズムの一構成例を示す。以下、図2を用いて一次側
電源監視回路6で電圧低下が検出された時のマイコン8
の動作を説明する。S1で電圧低下が検出されると、マ
イコン8はLCDパネル16およびLCD駆動回路11
を保護するために、S2でLCD駆動回路11へ出力す
るLCD制御信号および表示データを“L”固定し、こ
れと同時にDISPOFF信号を非アクティブにする。
その後S3でスイッチ9および10をオフにする制御信
号を出力する。その際、LCDパネル16およびLCD
駆動回路11は、LCD表示のためのLCD制御信号、
表示データおよびDISPOFF信号が非アクティブに
なっているので、ディジタル電源系およびアナログ電源
系のインピーダンスは共にLCD表示時と比較して非常
に高くなっている。このため、電源平滑用コンデンサ1
4および15に蓄積されている電荷は一気に放電されな
い。従って、スイッチ9および10を介して供給される
アナログ電源およびディジタル電源の供給が一時中断し
ても、LCDパネル16は表示待機状態をしばらく維持
する。従って、電池寿命による低電圧検出時はすぐにL
CDパネル16への文字情報などの表示が再開できる。
【0029】なお、LCD駆動回路11に供給するディ
ジタル電源をオン/オフするスイッチ9およびアナログ
電源をオン/オフするスイッチ10は、ほぼ同時に動作
をすればよく、ディジタル電源系、アナログ電源系の負
荷インピーダンスで決まる放電時定数よりも小さいオー
ダであれば、同時を含む所定の時間差内に両者のオフへ
の切り換え動作が完了すればよく、どちらが先にオフさ
れるかは限定するものではない。
【0030】マイコン8は、スイッチ9および10への
制御信号を出力した後、S4でシステム全体を低消費電
力モードに移行させる。具体的には、現在処理中のシー
ケンスを一時中断し(例えば、マイコン8に接続されて
いる図示されていないメモリ(SRAM、DRAM、フ
ラッシュメモリなど)等のへのデータアクセスを一時中
断する)、キー入力などをマスクする。このS4の処理
の終了後、S5で一次側電源監視回路6から出力される
低電圧検出信号の信号幅(図4に示す)を計測し、S6
で所定の信号幅未満で電圧低下が解除された場合は電池
寿命による低電圧検知と判断する。上述のように、マイ
コン8を低消費電力モードに切り換えるので電池1の負
荷が一時的に軽減される。よって、電池寿命による低電
圧検出の場合はシステム全体が低消費電力モードになっ
ているので電圧レベルは一時的に回復し、電圧低下の検
出が解除される。
【0031】S6で電圧低下の検出が解除されると、L
CDパネル16およびLCD駆動回路11に電源を供給
するため、S7でスイッチ9、スイッチ10の順に各ス
イッチをオンにし、その後DISPOFF信号をアクテ
ィブにしてLCD制御信号および表示データをLCD駆
動回路11に供給する。上記要領でLCDパネル16を
オンにした後にマイコン8はS8で中断していた上記シ
ーケンスを再開する。そして、上記シーケンス(メモリ
へのデータ書き込みなど)終了後、マイコン8はS9で
電池寿命を警告するメッセージをLCDパネル16上に
表示するようデータをLCD駆動回路11へ供給する。
なお、この実施の形態1では低電圧検出後、上述のよう
にマイコン8はキー入力などをマスクするように制御す
るものとする。
【0032】一方、S5で一次側電源監視回路6より出
力される低電圧検出信号の信号幅が所定幅以上の場合、
マイコン8はS6で一次側電源用スライドスイッチ2に
より電源供給が遮断されたものと判断する。その場合は
すでにスイッチ9および10は遮断されているので、具
体的にはリセット回路7よりリセットが入力されるまで
マイコン8は上記システムの低消費電力モードを維持す
る。そして、リセット回路7よりリセット信号が入力さ
れるとマイコン8はS10でリセット状態になる。
【0033】また、ディジタル電源監視回路17はスイ
ッチ9を介して供給されるディジタル電源の電圧値を監
視する。そして、ディジタル電源電圧を所定値と比較
し、所定値未満になった時スイッチ18をオンにする。
この実施の形態1では、ディジタル電源監視回路17は
ディジタル系電源電圧が2.7V以下になった場合にス
イッチ18をオンにするように構成されている。一次側
電源監視回路6で低電圧検出後、マイコン8によりスイ
ッチ9および10がオフされると、LCD駆動回路11
に電源平滑用コンデンサ14および15に蓄積されてい
る電荷が供給される。その際、上述のようにマイコン8
によりLCDパネル16への表示はあらかじめマスクさ
れているため、ディジタル電源系およびアナログ電源系
のインピーダンスはLCD表示時と比較して高くなって
いる。
【0034】そして、ディジタル電源系の電源電圧が
2.7Vを切るとディジタル電源監視回路17で低電圧
が検出されスイッチ18がオンになる。図1に示すよう
にスイッチ18は抵抗19を介し接地されている。よっ
て、低電圧検出後のアナログ電源系の電圧は抵抗19に
よりインピーダンスが低くなるため、電源平滑用コンデ
ンサ15より急速に電荷が抵抗19を介して放電され
る。この実施の形態1ではアナログ電源系のインピーダ
ンスをディジタル電源系のインピーダンスの1/10程
度になるように抵抗19のインピーダンス(抵抗値)を
設定している。
【0035】以下、図3を用いて一次側電源用スライド
スイッチ2により電源供給が遮断された場合のディジタ
ル電源系およびアナログ電源系の動作について説明す
る。
【0036】一次側電源監視回路6で一次側電源の電圧
低下が検出されると、上述のようにマイコン8はLCD
パネル16の表示動作を中止し、LCD駆動回路11へ
のアナログ電源およびディジタル電源の供給を遮断する
ようスイッチ9および10に制御信号を出力する。よっ
て、各電源平滑用コンデンサ14,15に蓄積された電
荷は、図3に示すように徐々に放電されていく。一方、
ディジタル電源監視回路17でディジタル電源の低電圧
が検出されるとスイッチ18がオンとなり、アナログ電
源系のインピーダンスが上述のように1/10程度にな
る。従って、図3に示すように電源平滑用コンデンサ1
5からの電荷の放電が加速される。この実施の形態1で
は、上述のようにアナログ電源系のインピーダンスはス
イッチ18がオンになると従来例の1/10倍程度とな
るので、図に示すように10倍程度の速度で一気に電源
平滑用コンデンサ15の電荷が放電される。
【0037】上述のように、この実施の形態1は、ディ
ジタル電源監視回路17にてディジタル系電源の低電圧
を検知し、アナログ電源系のインピーダンスを切り換え
るように構成したので、ディジタル電源電圧が1.5V
を切る時点ではアナログ電源電圧を0.1V以下に抑え
ることができる。よって、ディジタル電源電圧がまだ十
分ある間にアナログ電源電圧をすばやく放電できるの
で、LCDパネル16の劣化、またはLCD駆動回路1
1中のコモンドライバIC、セグメントドライバICの
破壊などを防ぐことができる。また、回路構成も簡単な
回路の追加で構成することができるので安価に実現する
ことができる。
【0038】また、実施の形態1では、一次側電源監視
回路6で低電圧を検出した時、LCDパネル16を非表
示にするとともにマイコン8によりシステムを低消費電
力モードに移行する。これは、以下の理由による。一つ
はLCDパネル16およびLCD駆動回路11の保護で
ある。この実施の形態1では、LCD駆動回路11への
制御信号およびデータはマイコン8から供給している。
しかし、実際のシステムでは、制御信号をマイコン8か
らではなく図示されていない外付けASIC等から供給
する場合がある。
【0039】通常、マイコンは、リセットパルスが入力
された場合、上記各制御信号およびディジタルデータ等
の出力ポートは、入力ポートになる場合が多い。従っ
て、外付け抵抗でプルダウン処理を行っておけばリセッ
トパルス入力時、LCD制御信号およびディジタルデー
タは“L”に固定される。しかし、外付けのASICな
どより駆動する場合は、マイコン8がリセットされる前
にLCD制御信号およびディジタルデータを“L”に固
定しておかないと、マイコンリセット時にシステムクロ
ックが停止した時、DISPOFF信号を用いて制御信
号およびデータを“L”に固定できない場合が発生す
る。よって、この実施の形態1では、リセットパルスが
入力される前にLCD駆動回路11へ供給される各種制
御信号(スイッチ9および10の制御を含む)およびデ
ィジタル信号などをあらかじめ非表示状態にしている。
【0040】また、以下の理由により、マイコン8によ
ってシステムを低消費電力モードに移行させる。従来例
で述べたような携帯用端末は、マイコン8で処理を行っ
ている時に、外部より振動などの外乱が加わる場合があ
る。以下、マイコン8が図示していないフラッシュメモ
リ内のデータの書き換え動作中に携帯端末を落とした場
合の動作について説明する。
【0041】実施の形態1に示すように乾電池などを用
いて駆動するシステムでは、上記外乱によって電池1が
数ms程度電極より離れ、一時的に電源供給が遮断され
る。図4にデータの書き換え動作中に携帯端末を落下さ
せた場合の一次側電源監視回路6の出力波形を示す。そ
の際、従来例で示すように低電圧検出時マイコン8にて
低消費電力モードに移行しない場合は一次側電源遮断後
数msでディジタル系電源電圧が3V以下に下がり、フ
ラッシュメモリへのデータ書き込み終了前にリセット回
路7からリセットパルスが発生する。そのため、フラッ
シュメモリ内にデータが破壊されたり、重要なデータが
書き込まれる前にマイコン8がリセットされしまう。従
って、マイコン8は一次側電源監視回路6より出力され
る低電圧検出期間(図4参照)を計測する。なお、この
実施の形態1では、マイコン8は図4に示すように最初
の低電圧検出期間(図4中の信号レベルが“L”の期
間)の幅のみ計測するように構成している。これは、一
次側電源遮断の場合は上述のように液晶表示装置を制御
しても一次側電源電圧は回復しないことに起因する。
【0042】一方、この実施の形態1に示すように、低
電圧検出後LCDパネル16の電源供給を遮断するとと
もにマイコン8の処理動作を一時中断して低消費電力モ
ードに移行した場合は、低電圧検出後のディジタル電源
系およびアナログ電源系のインピーダンスが高くなる。
よって、上述のように携帯端末を誤って落として電源供
給が数ms程度遮断された場合でも、各電源系のインピ
ーダンスが高くなっているのでディジタル系の電源電圧
が3.0V以下になることはない。従ってリセット回路
7からリセットパルスが発生せず、低電圧検出が解除さ
れた後にマイコン8にて処理を継続することができ、フ
ラッシュメモリ内のデータ破壊などを防止することがで
きる。
【0043】また、この実施の形態1では、上述のよう
に一次側電源用スライドスイッチ2により電源供給を遮
断した場合でもアナログ電源系のインピーダンスをディ
ジタル電源系の電源電圧によりスイッチ18を用いて切
り換えるよう構成するので、マイコン8がリセットされ
て図8に示すLCD電源制御シーケンスをソフトウェア
にて制御できない場合においても、図3に示すようにほ
ぼLCD電源制御シーケンスを守ることができ、LCD
パネル16を劣化させたり、LCD駆動回路11中のコ
モンドライバやセグメントドライバが破壊されることを
防ぐことができる。
【0044】なお、実施の形態1では、ディジタル電源
監視回路17によりスイッチ9より供給されるディジタ
ル系電源電圧を監視したが、ディジタル電源の電圧監視
位置はそれに限るものではなく、例えば、マイコン8に
供給されているディジタル電源の電圧値を監視してもよ
い。一般的に、非表示のLCDモジュールに供給されて
いるディジタル電源系のインピーダンスと比較してマイ
コン8に供給されているディジタル電源系のインピーダ
ンスの方が低い。従って、一時側電源遮断時の低電圧検
出はマイコン8に供給されているディジタル電源系の方
が早く低電圧を検出することができ、同様の効果を奏す
る。
【0045】また、実施の形態1では、ディジタル電源
監視回路17による低電圧検出の際の電圧検出値をリセ
ット回路7のリセットパルス発生時の電圧検出値より低
く設定した。この理由を、マイコン8が外部からの外乱
入力(静電気など)により暴走した場合を例に説明す
る。上述のように、外部からの外乱入力によりマイコン
8が暴走した場合は、一次側電源用スライドスイッチ2
を遮断する。一次側電源監視回路6は低電圧を検出し、
低電圧検出結果をマイコン8に通知する。しかし、マイ
コン8は上述のように暴走しており、図2に示すアルゴ
リズムに基づいてLCDモジュールの電源オフシーケン
スを組むことができない。
【0046】しかし、実施の形態1ではリセット回路7
でディジタル電源電圧が3.0V以下になったことを検
出すると、リセットパルスがマイコン8へ出力され、リ
セットパルスが入力されるとマイコン8はリセットされ
る。その際、LCD駆動回路11へ供給される出力信号
(制御信号およびディジタルデータ)は上述したように
“L”に固定される。また、スイッチ9および10も上
述したようにリセットパルスが入力されるとオフされ
る。そして、ディジタル電源監視回路17で低電圧が検
出されると上述したようにスイッチ18がオンされてア
ナログ電源系のインピーダンスが低くなり、図3に示す
ように、電源平滑用コンデンサ15に蓄積された電荷が
一気に放電される。
【0047】この実施の形態1では、リセット回路7か
らのリセットパルス発生電圧値よりもディジタル電源監
視回路17の電圧監視値を低く設定しているので、マイ
コン8の暴走時においてもアナログ電源供給中にスイッ
チ18がオンになることはない。よって、アナログ電源
供給中にアナログ電源系の負荷のインピーダンスが低く
なることがないので、アナログ電源系に過剰な電流が流
れることがなく、アナログ電源生成回路5が破壊される
ことがない。また、アナログ電源系に過剰な電流が流れ
ることがないので電池1の寿命を短くすることもない。
さらに、一次側電源用スライドスイッチ2によって電源
が遮断された場合でも、電源オフシーケンスを守り、L
CDパネル16の劣化およびLCD駆動回路11中のコ
モンドライバおよびセグメントドライバICを破壊する
ことなく電源を落とすことができる。なお、実施の形態
1では、リセット回路7およびディジタル電源監視回路
17の電源監視電圧をそれぞれ3.0V、2.7Vとし
たが、これに限られるものではない。
【0048】また、実施の形態1では、低電圧検出時
に、LCDパネル16を非表示にするとともに、スイッ
チ9および10を介して供給されるアナログ電源および
ディジタル電源の供給を一時遮断する。よって、一時側
電源遮断時に上記LCDパネル16の劣化、LCD駆動
回路11中のコモンドライバICまたはセグメントドラ
イバICの破壊、マイコン8からLCD駆動回路11へ
出力するLCD制御信号およびディジタルデータの出力
ポートの破壊など(データなどの“H”出力がLCD駆
動回路11中のコモンドライバICまたはセグメントド
ライバICの入力ポートを介し電源系に供給され、上記
出力ポートから過剰電流が流れマイコン8の出力ポート
が破壊される場合がある)を防ぐことができる。また、
電池寿命による低電圧検出時は液晶表示装置のインピー
ダンスが非常に高くなるのですぐに一次側電源監視回路
6での低電圧検出が解除され、LCDパネル16への文
字情報などの表示を迅速に再開することができる。
【0049】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2について説明する。図5にこの実施の形態2のブロ
ック構成図を示す。図において、図1と同一符号はそれ
ぞれ同一部分または相当部分を示している。この実施の
形態2では、ディジタル電源監視回路17より出力され
る低電圧検出結果がマイコン8へ出力されるとともに、
スイッチ10の切り換え制御信号がディジタル電源監視
回路17へ入力されるよう構成されている。以下、図5
を用いて実施の形態2の動作を説明する。実施の形態1
と同様に一次側電源遮断用スライドスイッチ2により一
次側電源が遮断された時の動作を説明する。スライドス
イッチ2により電源が遮断されると一次側電源は一気に
下がり、一次側電源監視回路6で低電圧が検知される。
一次側電源監視回路6で低電圧が検知されるとマイコン
8は実施の形態1と同様にLCDパネル16への表示を
中断するとともに、スイッチ9および10をオフする。
【0050】一方、ディジタル電源監視回路17はディ
ジタル電源電圧を監視する。この実施の形態2では、デ
ィジタル電源監視回路17は低電圧を検出するとマイコ
ン8に対しディジタル電源の低電圧検出信号を出力す
る。また、ディジタル電源監視回路17ではマイコン8
より出力されるアナログ電源系のスイッチ10の切り換
え制御信号を監視し、スイッチ10が切れているか否か
を確認する。そして、アナログ電源系のスイッチが切れ
ていない場合はスイッチ18へのインピーダンス切り換
え制御をマスクし、マイコン8によりスイッチ10がオ
フされるまで待機する。
【0051】この実施の形態2では、マイコン8はディ
ジタル電源監視回路17より出力される図4に示すよう
な低電圧検出信号の信号幅を計測し、所定幅以上の場合
はスイッチ10を切るように制御する。そして、マイコ
ン8によりスイッチ10が切られたことを確認するとデ
ィジタル電源監視回路17はスイッチ18をオンにし、
アナログ電源系の負荷のインピーダンスを低くするよう
制御する。スイッチ18がオンになってアナログ電源系
のインピーダンスが低くなると、図3に示すように電源
平滑用コンデンサ15から電荷が一気に放電される。
【0052】この実施の形態2では、上述のようにスイ
ッチ18を制御するので、ディジタル系電源ラインに外
乱(静電気など)が加わってディジタル電源監視回路1
7が誤動作(誤検出)した場合、または動作切り換え時
のラッシュカレントによる一時的なディジタル電源系の
電圧降下により低電圧を検出した場合においても、アナ
ログ電源系に電源が供給されている場合はスイッチ18
がオンしない。よって、ディジタル電源監視回路17が
誤検出した場合においても、アナログ電源系に過剰な電
流が流れることがなく(抵抗19を十分低いインピーダ
ンスにすることができる)、アナログ電源生成回路5の
保護ができるとともに不必要に電池1の電池寿命を短く
することがない。
【0053】また、一次側電源用スライドスイッチ2に
より電源を遮断した場合においても、図3に示すように
LCDパネル16の電源オフ制御シーケンスを守ること
ができ、LCDパネル16の劣化、またはコモンドライ
バICやセグメントドライバICの破壊などを防ぐこと
ができる。また、抵抗19のインピーダンス値も低くす
ることができる。
【0054】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3について説明する。図6にこの実施の形態3のブロ
ック構成図を示す。図において、図1と同一符号はそれ
ぞれ同一部分または相当部分を示している。この実施の
形態3では実施の形態1とは異なりスイッチ18を制御
するディジタル電源の監視回路をマイコンのリセット回
路7と共用するように構成している。以下、図6を用い
て実施の形態1と同様に一次側電源遮断用スライドスイ
ッチ2により一次側電源が遮断された時の実施の形態1
と異なる部分の動作を説明する。
【0055】スライドスイッチ2により電源が遮断され
ると一次側電源は一気に下がり、一次側電源監視回路6
によって低電圧が検知される。一次側電源監視回路6で
低電圧が検知されるとマイコン8は実施の形態1と同様
にLCDパネル16への表示を中断するとともに、スイ
ッチ9および10をオフする。
【0056】一方、リセット回路7はマイコン8に供給
されるディジタル系電源電圧を監視する。リセット回路
7でディジタル電源系の低電圧が検出されてリセット信
号が発生すると、マイコン8はリセットされる。一方、
スイッチ18はリセット回路7からリセットパルスが入
力されるとスイッチ18をオンにしてアナログ電源系の
インピーダンスを低くするよう制御する。スイッチ18
がオンになってアナログ電源系のインピーダンスが低く
なると、実施の形態1と同様に図3に示すように電源平
滑用コンデンサ15から電荷が一気に放電される。
【0057】この実施の形態3では、上述のようにスイ
ッチ18をアナログ電源系のインピーダンスを切り換え
る際にリセット回路7から出力されるリセットパルスを
用いて制御するようにしたので、実施の形態1と比較し
て回路規模を小さくすることができる。また、マイコン
8のリセットパルスと共用するように構成したので、デ
ィジタル系電源ラインに外乱(静電気など)が加わって
リセット回路7が誤動作(誤検出)した場合、または動
作切り換え時のラッシュカレントによる一時的なディジ
タル電源系の電圧降下によりリセット回路7が低電圧を
検出した場合においてもマイコン8がリセットされ、ア
ナログ電源系への電源供給がスイッチ10により遮断さ
れているので、スイッチ18がオンになった場合におい
てもアナログ電源系に過剰な電流が流れることがなく、
アナログ電源生成回路5の保護ができる。
【0058】また、一次側電源用スライドスイッチ2に
より電源を遮断した場合においても、図3に示すように
LCDパネル16の電源オフ制御シーケンスを守ること
ができ、LCDパネル16の劣化、またはコモンドライ
バICやセグメントドライバICの破壊などを防ぐこと
ができる。また、抵抗19のインピーダンス値も低くす
ることができる。
【0059】なお、実施の形態1〜3では、アナログ電
源系のインピーダンスを切り換えるためにスイッチ18
および抵抗19により切り換えたが、これに限るもので
はない。
【0060】また、実施の形態1〜3では、アナログ電
源系の電源平滑用として説明を簡単にするためコンデン
サ15のみを記載したが、これに限るものではなく、例
えば、従来例で述べたように実際の液晶パネルにはV0
からV5の電源が供給され、各供給電源にコンデンサが
接続されている場合においても、電源遮断時アナログ系
のインピーダンスを切り換えるよう構成するので同様の
効果を奏する。
【0061】また、実施の形態1〜3では電源として電
池を用いたがそれに限るものではなく、Liイオン電池
に代表される充電型の電池を用いても同様の効果を奏す
ることは言うまでもない。
【0062】さらに、実施の形態1〜3ではアナログ電
源系のインピーダンスを切り換えるために、スイッチ1
8および抵抗19により切り換えたがこれに限るもので
はない。
【0063】また、実施の形態1および2ではアナログ
電源系の電源平滑用として説明を簡単にするためコンデ
ンサ15のみ記載したが、これに限るものではなく、例
えば、従来例で述べたように実際の液晶パネルにはV0
からV5の電源が供給され、各供給電源にコンデンサが
接続されている場合においても、電源遮断時アナログ系
のインピーダンスを切り換えるよう構成するので同様の
効果を奏する。
【0064】また、実施の形態1では液晶表示装置の一
構成例としてドットマトリクスパネルを例に説明したが
これに限るものではなく、上述のような制御を行えば、
TFT液晶パネル、またはプラズマディスプレイに適応
しても実施の形態1〜3に示したように動作させれば同
様の効果を奏することは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0066】一次側電源供給監視手段で一次側電源の供
給状況を監視し、この電源供給が停止されたことを検出
すると、液晶表示装置に供給される第1および第2の電
源電圧を遮断し、第1の電源監視手段によって第2の電
源電圧が所定電圧以下になったことを検出すると、イン
ピーダンス低下手段によって第1の電源電圧の負荷イン
ピーダンスを第2の電源電圧の負荷インピーダンスより
も低くなるようにしたので、一次側電源を遮断した場合
においても液晶表示装置の各電源系の電源オフ制御シー
ケンスを満足することができ、液晶表示装置を駆動する
ICの破壊、液晶表示装置の表示パネルの劣化を防ぐこ
とができる効果がある。
【0067】また、一次側電源の電圧を所定の電圧値と
比較して低電圧を検出すると、液晶表示装置に供給され
る第1および第2の電源電圧を遮断するとともに、一次
側電源電圧が所定の電圧値以下となる期間を計測し、こ
の検出期間幅によって一次側電源の供給停止が供給電圧
低下か、遮断されたことによるものかを判断するように
構成したので、簡単な構成で一次側電源の供給停止状況
を検出することができるとともに、液晶表示装置の各電
源系の電源オフ制御シーケンスを満足することができ、
液晶表示装置を駆動するICの破壊、液晶表示装置の表
示パネルの劣化を防ぐことができる効果がある。
【0068】また、一次側電源供給監視手段によって一
次側電源の供給停止が検出された際、液晶表示装置に供
給される第1および第2の電源電圧を遮断するととも
に、液晶表示装置内で実行中の処理動作を一時中断する
ようにしたので、一次側電源を遮断した場合において
も、システム制御データを破壊することなく液晶表示装
置の各電源系の電源オフ制御シーケンスを満足すること
ができ、液晶表示装置を駆動するICの破壊、液晶表示
装置の表示パネルの劣化を防ぐことができる効果があ
る。
【0069】また、リセット信号発生手段で液晶表示装
置を駆動する第2の電源電圧を所定の電圧値と比較して
所定電圧値以下になるとリセット信号を出力し、このリ
セット信号で液晶表示装置を駆動する第1の電源電圧の
負荷インピーダンスを低くするようにしたので、小さな
回路規模で、かつ、システム制御の電源電圧系に外乱が
加わった場合でも液晶表示装置を駆動するICの破壊、
液晶表示装置の表示パネルの劣化を防ぐことができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における液晶表示装
置のブロック構成図である。
【図2】 実施の形態1における低電圧検出時の処理ア
ルゴリズムを示す図である。
【図3】 実施の形態1におけるLCDパネルの電源制
御シーケンスを示す図である。
【図4】 実施の形態1における動作を説明するための
図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における液晶表示装
置のブロック構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3における液晶表示装
置のブロック構成図である。
【図7】 従来のドットマトリクスパネルの動作原理を
説明するための図である。
【図8】 従来のLCDパネルの電源制御シーケンスを
示す図である。
【図9】 従来の液晶表示装置のブロック構成図であ
る。
【図10】 従来のLCDパネルの電源オフ時の各電源
の応答波形図である。
【符号の説明】
1 電池、2 一次側電源用スライドスイッチ、3 一
次側電源平滑用コンデンサ、4 ディジタル電源生成回
路、5 アナログ電源生成回路、6 一次側電源監視回
路、7 リセット回路、8 マイコン、9,10 スイ
ッチ、11 LCD駆動回路、12〜15 電源平滑用
コンデンサ、16 LCDパネル、17ディジタル電源
監視回路、18 スイッチ、19 抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 612 G09G 3/20 612G Fターム(参考) 2H093 NA08 NA36 NB07 NC03 NC42 NC58 NC59 NC64 NC90 ND48 NE07 5C006 AF64 AF65 AF67 BB11 BF15 BF42 BF44 BF45 FA33 5C080 AA10 DD18 DD19 FF03 JJ02 JJ04 JJ05 JJ07 KK07 KK50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側電源より供給される電圧から液晶
    表示装置を駆動する複数の電圧を生成する電源生成手段
    を有する液晶制御装置において、上記液晶表示装置に供
    給される第1の電源電圧をオン/オフする手段と、上記
    液晶表示装置に供給される第1の電源電圧よりも低い第
    2の電源電圧をオン/オフする手段と、一次側電源の供
    給を監視する一次側電源供給監視手段と、上記第2の電
    源電圧を所定の電圧値と比較し比較結果を出力する第1
    の電源電圧監視手段と、上記第1の電源電圧をオン/オ
    フする手段より供給される第1の電源電圧の負荷のイン
    ピーダンスを低下させるインピーダンス低下手段と、上
    記一次側電源供給監視手段にて一次側電源の供給電圧が
    所定の電圧値以下になったことを検出した場合は上記第
    1および第2の電源電圧をオン/オフする手段を所定の
    時間差内にオフにして上記第1および第2の電源電圧を
    遮断する手段と、上記第1の電源電圧監視手段にて上記
    第2の電源電圧が所定の電圧値以下になったことが検出
    された時は上記第1の電源電圧の負荷のインピーダンス
    を上記第2の電源電圧の負荷インピーダンスよりも低く
    なるように上記インピーダンス低下手段を制御する手段
    とを備えたことを特徴とする液晶制御装置。
  2. 【請求項2】 一次側電源の電圧を所定の電圧値と比較
    し比較結果を出力する一次側電源電圧監視手段と、上記
    一次側電源電圧監視手段より出力される比較結果をもと
    に一次側電源の電圧が上記所定電圧以下となる期間を計
    測する一次側低電圧検出幅検出手段とによって構成した
    一次側電源供給監視手段を備え、上記一次側電源供給監
    視手段は、上記一次側低電圧検出幅検出手段にて計測さ
    れた計測幅が所定の幅未満の場合は上記一次側電源の供
    給電圧低下と判断するよう構成することを特徴とする請
    求項1記載の液晶制御装置。
  3. 【請求項3】 一次側電源供給監視手段にて一次側電源
    の供給電圧が所定の電圧値以下になったことが検出され
    た際、上記第1および第2の電源電圧をオン/オフする
    手段を所定の時間差内にオフして液晶表示装置への上記
    第1および第2の電源電圧を遮断すると共に、液晶表示
    装置内部にて実行中の処理動作を一時中断するように制
    御する手段を備えたことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の液晶制御装置。
  4. 【請求項4】 一次側電源より供給される電圧から液晶
    表示装置を駆動する複数の電圧を生成する電源生成手段
    を有する液晶制御装置において、上記液晶表示装置に供
    給される第1の電源電圧をオン/オフする手段と、上記
    液晶表示装置に供給される第1の電源電圧よりも低い第
    2の電源電圧をオン/オフする手段と、上記第2の電源
    電圧で駆動され液晶表示装置を制御するシステム制御手
    段と、上記第2の電源電圧を所定の電圧値と比較し所定
    電圧以下の場合は上記システム制御手段をリセットする
    リセット信号を発生するリセット信号発生手段と、上記
    第1の電源電圧をオン/オフする手段より供給される第
    1の電源電圧の負荷のインピーダンスを低下させるイン
    ピーダンス低下手段と、上記第1および第2の電源電圧
    をオン/オフする手段は上記システム制御手段がリセッ
    ト時にはオフになるように構成するとともに、上記リセ
    ット信号にて上記システム制御手段がリセットされた
    際、上記第1の電源電圧の負荷のインピーダンスを上記
    第2の電源電圧の負荷インピーダンスよりも低くするよ
    うに上記インピーダンス低下手段を制御する手段を備え
    たことを特徴とする液晶制御装置。
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