JP2000304118A - 直線動作装置 - Google Patents

直線動作装置

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JP2000304118A
JP2000304118A JP11115589A JP11558999A JP2000304118A JP 2000304118 A JP2000304118 A JP 2000304118A JP 11115589 A JP11115589 A JP 11115589A JP 11558999 A JP11558999 A JP 11558999A JP 2000304118 A JP2000304118 A JP 2000304118A
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rod
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rack gear
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Toshikane Kaneki
敏兼 金木
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Oriental Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピニオンとラックギヤとの間のバックラッシ
を小さく調整して、高精度の位置決めに使用し、かつ往
復動するラックの寿命を長くする。 【解決手段】 電動機15などと、減速機12と、その
出力軸16に刻設または配設されるピニオンギヤ21と
棒体状ラック22とを有し、ケース23の両側壁に設け
られた軸受24,25により支持される棒体状ラック2
2が、ラックギヤ22aを介して往復動される直線動作
装置であって、棒体状ラック22と軸受24,25との
間に隙間26を設け、棒体状ラック22のラックギヤ2
2aがある側面の反対側面に、ローラ外周面を接しなが
ら回動するローラ27と、ローラ27が棒体状ラック2
2の方向へ移動調整可能に配設される位置調整機構31
とからなり、位置調整機構31によりローラ27の位置
を調整して、ラックギヤ22aとピニオンギヤ21との
バックラッシ量が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機などにより
駆動される直線動作装置に関し、特に、ピニオンギヤと
ラックギヤとの間のバックラッシ量が調整可能な機構を
備える直線動作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の直線動作装置について
は、例えば、図6および図7の断面構成図に示すような
装置がある。図6および図7において、直線動作装置1
は、図示しない正逆転可能な電動機からの回転動力が伝
達され、内部にギヤ機構を備える減速機2を有し、該減
速機2の出力軸3に配設されるピニオン(小歯車)4
と、適宜の長さを有するラック5で、その長手側面に沿
って刻設されるラックギヤ5aとを、ケース6内にて噛
み合わされている。そして、該ラック5は、該ケース6
の両側壁に設けられた軸受7,7により支持され、前記
減速機2の出力軸3の回転動作を直線動作に変換し、該
ラックギヤ5aを介して往復動されるるように構成され
ている。
【0003】さらに、前記ラック5には、前記ラックギ
ヤ5aが刻設されている側面の反対側面に平坦面5bが
形成されており、該平坦面5bに、前記ケース6に配接
された回り止め部材8を当接させ、前記ラック5の回転
を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の直線動作装置1にあっては、構成されるそれ
ぞれの部品の加工精度、およびその組立精度から、前記
ピニオン4とラックギヤ5aとの噛み合わせに際し、両
者間に比較的大きなバックラッシを設けなければなら
ず、このため、高精度の位置決めを必要とする用途に使
用できなかった。また、前記ラック5が往復動すると
き、該ラック5と前記回り止め部材8とが滑り接触にな
るため、該ラック5に摩耗が発生して、その寿命が短く
なるという問題点があった。
【0005】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、前記ピニオンとラック
ギヤとの間のバックラッシュを小さく調整して、高精度
の位置決めに使用でき、かつ往復動するラックの寿命が
長くなるような直線動作装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の直線動作装置の構成は、電動機などからの回
転動力が伝達される減速機を有し、該減速機の出力軸に
刻設または配設されるピニオンギヤと、適宜の長さを有
する棒体で、その長手側面に沿って刻設されるラックギ
ヤとを、ケース内にて噛み合わせ、該ケースの両側に設
けられた軸受により支持される該棒体が、該ラックギヤ
を介して往復動される装置において、次のとおりであ
る。
【0007】該棒体と前記軸受との間に隙間を設け、該
棒体の前記ラックギヤが刻設された側面の反対側面にロ
ーラ外周面が接しながら、前記棒体の往復動により回動
するローラと、そのローラ軸を介して、前記ローラが前
記棒体の方向へ移動調整可能に配設される位置調整機構
とからなり、該位置調整機構により該ローラ位置を調整
し、前記ラックギヤと前記ピニオンギヤとのバックラッ
シ量が調整される。
【0008】また、前記軸受と前記ケースの軸受装着穴
との間に隙間を設け、該棒体の前記ラックギヤが刻設さ
れた側面の反対側面にローラ外周面が接しながら、前記
棒体の往復動により回動するローラと、そのローラ軸を
介して、前記ローラが前記棒体の方向へ移動調整可能に
配設される位置調整機構とからなり、該位置調整機構に
より該ローラ位置を調整し、前記ラックギヤと前記ピニ
オンギヤとのバックラッシ量が調整される。
【0009】そして、前記において、前記棒体の前記反
対側面に、該側面に沿って平坦面を形成し、該平坦面に
前記ローラ外周面が接する。
【0010】また、前記において、前記位置調整機構
は、前記ローラ軸を支持する板状部材と、該板状部材に
その先端が当接して、前記ケースに螺合するねじ部材と
からなり、該ねじ部材の回転量を調整して前記板状部材
の位置を、前記棒体の方向へ移動可能にし、位置調整
後、該板状部材を前記ケース側面に固着する。
【0011】本発明は、以上のように構成されているの
で、この直線動作装置の組立後、位置調整機構のねじ部
材の回転量により、前記ローラを、前記ラックギヤとピ
ニオンギヤの噛み合い中心方向に移動可能にし、両者間
のバックラッシを可及的に小さくしてから、該位置調整
機構をケースに固着することで、前記両者間のバックラ
ッシ量を調整することができる。このため、その構成部
材について、高い部品精度を必要とせずに、安価に、バ
ックラッシの少ない直線動作装置を実現しできる。
【0012】また、回動する前記ローラを前記棒体の回
り止めに使用することで、該棒体の摩耗が極めて少なく
なり、その長寿命化を図ることができる。さらに、前記
ラックギヤとピニオンギヤの噛み合い時に、前記棒体に
働く力のうち、該ラックギヤとピニオンギヤとの中心距
離方向の力(該棒体の移動方向に対して直角方向の力)
を、前記ローラで受けるので、該棒体を支持する軸受と
しての、含油軸受(例えば、ボールスプライン軸受な
ど)の寿命を延ばすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。図1および
図2は、本発明の直線動作装置の第1の実施形態を示す
図で、図1は、その縦断面図、図2は、図1のII-II線
による横断面図、図3は、図2のラックギヤとピニオン
ギヤの噛み合い部分のバックラッシを説明するための拡
大図である。
【0014】図1および図2において、直線動作装置1
1は、減速部12とラックピニオン部13とから構成さ
れ、正逆転可能なモータ15の、その外周が歯切り加工
された回転出力軸14を、前記減速部12の入力軸と
し、該減速部12の出力軸16の、その外周に歯切り加
工されたピニオンギヤ21と、棒体状ラック22の長手
側面に沿って刻設されたラックギヤ22aとを噛み合わ
せることにより、前記モータ15の出力軸14の正また
は逆方向の回転動作を、往または復動する直線動作に変
換する。この場合、前記出力軸16のピニオンギヤ21
の先端部は、前記ラックピニオン部13のケース23に
端壁23aに配設された軸受20に圧入、支持されてい
る。
【0015】前記減速部12は、前記モータ15に、図
示しないねじにより取り付けられるとともに、該モータ
15の、その外周が歯切り加工された出力軸14に噛み
合うギヤ機構17を内蔵し、該モータ15の出力軸14
の回転速度を所定回転速度に減速して、前記出力軸16
から回転動力を出力する。
【0016】前記ラックピニオン部13のケース23
は、前記減速部12に、着脱可能に図示しないねじによ
り、結合される。また、該減速部12の出力軸16のピ
ニオンギヤ21と噛み合う、前記ラックギヤ22aが刻
設された棒体状ラック22は、該ケース23の両側壁2
3b,23cに設けられた軸受24,25を介して、摺
動自在に貫通し、支持されている。
【0017】このとき、該棒体状ラック22を支持する
それぞれの前記軸受24,25の内径と、前記ラックギ
ヤ22aが刻設された前記棒体状ラック22(断面が円
形状)の外径との間には、隙間26,26を設けてお
き、該ラックギヤ22aと前記ピニオンギヤ21との噛
み合い方向に、該棒体状ラック22を移動可能にしてい
る。なお、前記軸受24,25は、前記ケース23の両
側壁23b,23cに形成された装着穴23d,23e
に、それぞれ装着されている。
【0018】前記棒体状ラック22の前記ラックギヤ2
2aが刻設された側面の、長手方向に沿った反対側面
に、フライス加工または研削加工などにより、平坦面2
2bが形成されている。なお、引き抜き加工により、断
面形状がD型の棒体状ラックの製作も可能である。そこ
で、該ラックギヤ22aと前記ピニオンギヤ21とが噛
み合っている状態の前記棒体状ラック22の前記平坦面
22bに、ローラ軸27aにより回動自在に支持された
ローラ(ローラフォロア、カムフォロア)27の外周面
が当接されており、前記棒体状ラック22の往復動によ
り、該ローラ27は、その外周面が前記平坦面22bに
接しながら回動するようになっている。
【0019】前記ローラ27の位置調整機構31は、前
記ローラ軸27aを支持する板状部材32と、該板状部
材32にその先端が当接して、前記ケース23に螺合す
る位置調整ねじ部材33と、該板状部材32を前記ケー
ス23に固着する固定ねじ部材34とからなる。そし
て、該位置調整ねじ部材33の回転量を調整し、前記板
状部材32と前記ローラ27を介して、前記棒体状ラッ
ク22を、そのラックギヤ22aとピニオンギヤ21の
噛み合い中心方向に移動させ、両者間のバックラッシ量
を可及的に小さくした後、該板状部材32を前記固定ね
じ部材34によりケース23の側壁に固着する。この場
合、該ねじ部材34が挿入、調整できるように、前記ケ
ース23には前記移動方向に長穴が形成されている。
【0020】この位置調整により、図3に示すように、
中心距離方向バックラッシ2Crを狭くすることにより、
ピッチ円方向バックラッシCpも狭くなり、前記棒体状ラ
ック22の移動方向ガタを少なくすることができ、高精
度の位置決めが実現できる。
【0021】前記棒体状ラック22のラックギヤ22a
とピニオンギヤ21の噛み合い時に、該棒体状ラック2
2に働く力のうち、該ラックギヤ22aとピニオンギヤ
21の中心距離方向の力(すなわち、該棒体状ラック2
2の移動方向に対して、直角方向の力)を、前記ローラ
27で受けることができるので、該棒体状ラック22の
たわみを防ぎ、かつ前記ケース23両側壁23b,23
cに装着された軸受24,25への荷重を低減できる。
【0022】本実施形態においては、前記棒体状ラック
22の前記平坦面22bと前記ローラ27の外周面との
当接が、線接触であるので、前記棒体状ラック22の回
転方向のガタを少なくすることができる。
【0023】図4および図5は、本発明の直線動作装置
の第2の実施形態を示す図で、図4は、その縦断面図、
図5は、図4のV-V線による横断面図で、図1および図
2と同一部材には同一符号を付して、その説明を省略す
る。本実施形態では、第1の実施形態の棒体状ラック2
2と軸受24,25とに代えて、ボールスプールライン
軸状ラック42とボールスプールライン軸受44,45
とが使用されている。
【0024】図4および図5において、直線動作装置4
1のラックピニオン部13のケース23は、前記減速部
12に、着脱可能に図示しないねじにより、結合され
る。また、該減速部12の出力軸16のピニオンギヤ2
1と噛み合う、前記ラックギヤ42aが刻設されたボー
ルスプールライン軸状ラック42は、該ケース23の両
側壁23b,23cに設けられたボールスプールライン
軸受44,45を介して、軸方向に摺動自在に貫通し、
支持されている。
【0025】このとき、該ボールスプールライン軸状ラ
ック42を支持するそれぞれの前記ボールスプールライ
ン軸受44,45の外筒44a,45aの外径と、該軸
受44,45が装着される前記ケース23に形成された
装着穴23f,23gとの間で、該ラックギヤ42aと
前記ピニオンギヤ21との噛み合い方向に、隙間46,
46を設けるように、図で縦方向に長穴の装着穴23
f,23gを形成して、同方向に前記ボールスプールラ
イン軸状ラック42を移動可能にしている。
【0026】なお、前記軸受44,45は、前記ケース
23の両側面に形成された装着穴23f,23gを介し
て、前記ボールスプールライン軸状ラック00が位置調
整された後、前記ケース23に螺合された固定ねじ4
7、47により、それぞれ装着される。この場合、前記
軸受44,45の外筒44a,45aに形成される、前
記固定ねじ47,47が挿入される貫通穴44b,45
bの内径は、前記隙間46分だけ大きく開けられてい
る。
【0027】前記ボールスプールライン軸状ラック42
の前記ラックギヤ42aが刻設された側面の、長手方向
に沿った反対側面に、平坦面42bが形成されている。
そこで、該ラックギヤ42aと前記ピニオンギヤ21と
が噛み合っている状態の前記軸状ラック42の前記平坦
面42bに、ローラ軸27aにより回動自在に支持され
たローラ27の外周面が当接されており、前記軸状ラッ
ク42の往復動により、該ローラ27は、その外周面が
前記平坦面42bに接しながら回動するようになってい
る。
【0028】前記位置調整機構31の前記位置調整ねじ
部材33の回転量を調整し、前記板状部材32と前記ロ
ーラ27を介して、前記ボールスプールライン軸状ラッ
ク42を、そのラックギヤ42aとピニオンギヤ21の
噛み合い中心方向に移動させ、両者間のバックラッシュ
量を可及的に小さくして、両者間のバックラッシ調整
後、該板状部材32を前記固定ねじ部材34によりケー
ス23の側面に固着する。と同時に、前記軸受44,4
5を、その外筒44a,45aに形成される前記貫通穴
44b,45bを介して、前記固定ねじ47,47によ
り、前記ケース23に固着する。
【0029】なお、本発明の技術は前記実施例における
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他
の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
直線動作装置によれば、棒体とその軸受との間に隙間を
設け、該棒体のラックギヤがある側面の反対側面にロー
ラ外周面が接しながら回動するローラと、該ローラが前
記棒体の方向へ移動調整可能に配設される位置調整機構
とからなり、該位置調整機構により該ローラ位置を調整
し、前記ラックギヤと前記ピニオンギヤとのバックラッ
シ量が調整されるので、ピニオンとラックギヤとの間の
バックラッシュを小さくして、高精度の位置決めなどの
用途に使用できる。特に、高精度な部品を使用すること
なく、組立後に前記位置調整機構により、両者間のバッ
クラッシュを調整することができ、ガタを少なく設定す
ることにより、高精度な位置決めが可能になる。
【0031】また、本発明の直線動作装置によれば、棒
体を支持する軸受と、ケースの軸受装着穴との間に隙間
を設け、該棒体のラックギヤがある側面の反対側面にロ
ーラ外周面が接しながら、回動するローラと、該ローラ
が前記棒体の方向へ移動調整可能に配設される位置調整
機構とからなり、該位置調整機構により該ローラ位置を
調整し、前記ラックギヤと前記ピニオンギヤとのバック
ラッシ量が調整されるので、往復動する該棒体に摩耗が
発生しなくなり、その寿命が長くすることができるとい
う効果を奏する。特に、前記ラックギヤとピニオンギヤ
の噛み合い時に、前記棒体に働く力のうち、該ラックギ
ヤとピニオンギヤとの中心距離方向の力(該棒体の移動
方向に対して直角な力)を、前記ローラで受けるので、
該棒体のたわみを防ぎ、かつ前記ケース両側に設けられ
ている軸受への荷重が低減できる。このため、一層の長
寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直線動作装置の第1の実施形態を示す
縦断面図である。
【図2】図1のII-II線による横断面図である。
【図3】図2のラックギヤとピニオンギヤの噛み合い部
分における、両者間のバックラッシュの説明のための拡
大図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図5】図4のV-V線による横断面図である。
【図6】従来の直線動作装置を示す縦断面図である。
【図7】図6のVII-VII線による横断面図である。
【符号の説明】 11,41 直線動作装置 12 減速部 13 ラックピニオン部 15 モータ 16 出力軸(減速部) 17 ギヤ機構 21 ピニオンギヤ 22 棒体状ラック 22a,42a ラックギヤ 22b,42b 平坦面 23 ケース 23b,23c 側壁 23f,23g 装着穴(長穴) 24,25 軸受 26,46 隙間 27 ローラ 27a ローラ軸 31 位置調整機構 32 板状部材 33 位置調整ねじ部材 34 固定ねじ部材 42 ボールスプールライン軸状ラック 44,45 ボールスプールライン軸受 44a,45b 外筒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機などからの回転動力が伝達される
    減速機を有し、該減速機の出力軸に刻設または配設され
    るピニオンギヤと、適宜の長さを有する棒体で、その長
    手側面に沿って刻設されるラックギヤとを、ケース内に
    て噛み合わせ、該ケースの両側に設けられた軸受により
    支持される該棒体が、該ラックギヤを介して往復動され
    る装置において、 該棒体と前記軸受との間に隙間を設け、該棒体の前記ラ
    ックギヤが刻設された側面の反対側面にローラ外周面が
    接しながら、前記棒体の往復動により回動するローラ
    と、そのローラ軸を介して、前記ローラが前記棒体の方
    向へ移動調整可能に配設される位置調整機構とからな
    り、該位置調整機構により該ローラ位置を調整し、前記
    ラックギヤと前記ピニオンギヤとのバックラッシ量が調
    整されることを特徴とする直線動作装置。
  2. 【請求項2】 電動機などからの回転動力が伝達される
    減速機を有し、該減速機の出力軸に刻設または配設され
    るピニオンギヤと、適宜の長さを有する棒体で、その長
    手側面に沿って刻設されるラックギヤとを、ケース内に
    て噛み合わせ、該ケースの両側に設けられた軸受により
    支持される該棒体が、該ラックギヤを介して往復動され
    る装置において、 前記軸受と前記ケースの軸受装着穴との間に隙間を設
    け、該棒体の前記ラックギヤが刻設された側面の反対側
    面にローラ外周面が接しながら、前記棒体の往復動によ
    り回動するローラと、そのローラ軸を介して、前記ロー
    ラが前記棒体の方向へ移動調整可能に配設される位置調
    整機構とからなり、該位置調整機構により該ローラ位置
    を調整し、前記ラックギヤと前記ピニオンギヤとのバッ
    クラッシ量が調整されることを特徴とする直線動作装
    置。
  3. 【請求項3】 前記棒体の前記反対側面に、該側面に沿
    って平坦面を形成し、該平坦面に前記ローラ外周面が接
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    直線動作装置。
  4. 【請求項4】 前記位置調整機構は、前記ローラ軸を支
    持する板状部材と、該板状部材にその先端が当接して、
    前記ケースに螺合するねじ部材とからなり、該ねじ部材
    の回転量を調整して前記板状部材の位置を、前記棒体の
    方向へ移動可能にし、位置調整後、該板状部材を前記ケ
    ース側面に固着することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の直線動作装置。
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