JP2007162799A - ラックピニオン機構のラック振動防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラックの振動とそれに起因する騒音を低減でき、静粛な動作が可能であると共に、部品点数も少なく構造も簡素なラックピニオン機構を提供する。
【解決手段】 ラック(1)と、該ラックに噛合するピニオン(2)と、前記ラックを摺動自在に支持する案内手段(3)とを備えたラックピニオン機構(10)において、前記ラックの背面(1c)に接離可能に設けられ前記ラックを前記ピニオンに接近する方向に加圧する加圧手段(11)を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラックピニオン機構のラック振動防止構造に関する。
従来、ラックピニオン機構は、回転運動と直線往復運動とを相互に変換する局面で多用されてきた。例えば、駆動軸の回転を直線往復動に変換し、駆動軸の回転角や回転数に応じてラックを直線往復軌道上において位置決めしたりするのに好都合である。しかしながら、ラックピニオンを介して駆動力を伝達する際に、ラックとそれを摺動自在に支持する案内部材との間での摺動が連続的かつ一様になされずに摩擦振動を生じ騒音を発生する問題がある。
ラック、ピニオンの歯面はラックの進行方向に対して圧力角の分だけ傾斜して接触するため、ラックをピニオンから離反させる方向の分力を常に生じている。一方、ラックと案内部材との間には、ラックが容易に摺動できるように微少な隙間が設定されている。このため前記分力によりラックが押圧されると前記隙間の範囲内でラックに微少な傾きが生じ、これによりラックと案内部材との間でこじり現象が発生する。こじりはラックの進行と共に臨界に達すると解放されるが、これが繰り返されることにより振動や騒音の原因となっていた。
このような問題を解決する方策として、特許文献1には、ラックやピニオンの歯底に弾性部材を配設することが開示されている。しかし、このようなラックピニオン機構においては、弾性部材の変形に伴う抵抗や摩耗が懸念される。
特開2000−65176号公報
本発明は、上述した従来の梱包用緩衝材の問題点を解決すべくなされたものであり、その目的は、ラックの振動とそれに起因する騒音を低減でき、静粛な動作が可能であると共に、部品点数も少なく構造も簡素なラックピニオン機構を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、ラックと、該ラックに噛合するピニオンと、前記ラックを摺動自在に支持する案内手段とを備えたラックピニオン機構において、
前記ラックの背面に接離可能に設けられ、前記ラックを前記ピニオンに接近する方向に加圧する加圧手段を備えた。
本発明において、前記加圧手段は、前記ラックの背面に摺接するプランジャと、前記プランジャを前記ラックの背面に対して接離可能に支持する支持部材と、前記プランジャを前記ラックの背面に接近する方向に付勢する付勢部材とを備えていることが好適である。
また、本発明において、前記加圧手段は、前記ラックの背面に転接する転動体と、該転動体を回転自在に支持する転動体支持部材と、前記転動体支持部材を前記ラックの背面に対して接離可能に支持する支持部材と、前記転動体支持部材を前記ラックの背面に接近する方向に付勢する付勢部材とを備えていることが好適である。
また本発明の別の態様は、ラックと、該ラックに噛合するピニオンと、前記ラックを摺動自在に支持する案内手段とを備えたラックピニオン機構において、
前記案内手段が、前記ラックの背面側に摺接する可動部と、前記ラックのピニオン側に摺接する固定部とを備え、前記可動部が前記固定部に対して接離可能に支持されると共に、前記可動部を前記ラックの背面に接近する方向に付勢する付勢部材を含む加圧手段を備えた。前記案内手段の前記可動部と前記固定部とが弾性部材で一体に形成されていることが好適である。
本発明において、前記加圧手段が、前記付勢部材の付勢力を調整する調整手段を備えていることが好適である。
また本発明のさらに別の態様においては、ラックと、該ラックに噛合するピニオンと、前記ラックを摺動自在に支持する案内手段とを備えたラックピニオン機構において、
前記ピニオンが、回転自在に片持ち支持された回転軸の端部に固定され、かつ、前記ラックに対して予圧を付与した状態で噛合している。
上述の如く本発明は、ラックと、該ラックに噛合するピニオンと、前記ラックを摺動自在に支持する案内手段とを備えたラックピニオン機構において、
前記ラックの背面に接離可能に設けられ前記ラックを前記ピニオンに接近する方向に加圧する加圧手段を備えたので、ラックが加圧手段で加圧されることで案内手段の支承部に当接し、ラックとピニオンとの距離が一定に規制された状態で噛合するようになり、ラックのこじりとそれに伴う振動および騒音の発生が抑制され、静粛な駆動伝達が可能となる。また、ラックの端部に負荷が掛かるような場合にも、加圧手段がその負荷により生じる力を打ち消すように作用し、円滑な動作が可能となる。
また本発明において、前記加圧手段は、前記ラックの背面に摺接するプランジャと、前記プランジャを前記ラックの背面に対して接離可能に支持する支持部材と、前記プランジャを前記ラックの背面に接近する方向に付勢する付勢部材とを備えているので、上記のような振動および騒音防止効果を簡素な構成にて実現可能である。
また本発明において、前記加圧手段は、前記ラックの背面に転接する転動体と、該転動体を回転自在に支持する転動体支持部材と、前記転動体支持部材を前記ラックの背面に対して接離可能に支持する支持部材と、前記転動体支持部材を前記ラックの背面に接近する方向に付勢する付勢部材とを備えているので、上記のような振動および騒音防止効果を簡素な構成にて実現可能であると共に、ラック背面と加圧手段との接触抵抗が小さく、円滑な駆動伝達が可能である。
また本発明の別の態様では、前記案内手段が、前記ラックの背面側に摺接する可動部と、前記ラックのピニオン側に摺接する固定部とを備え、前記可動部が前記固定部に対して接離可能に支持されると共に、前記可動部を前記ラックの背面に接近する方向に付勢する付勢部材を含む加圧手段を備えたので、案内手段自体においてラック背面との隙間を無くすことができ、ラックのこじりとそれに伴う振動および騒音の発生を抑制でき、静粛な駆動伝達が可能であると共に、加圧手段の取付けスペースを削減できる。さらに、前記案内手段の前記可動部と前記固定部とが弾性部材で一体に形成されている態様では、前記案内手段の構造や組付けが簡素化され、少ない部品点数で振動防止構造を構成できる。
また本発明において、前記加圧手段が、前記付勢部材の付勢力を調整する調整手段を備えているので、加圧手段の加圧力の設定が容易であり、ラックの端部に作用する負荷荷重に応じて加圧力を調整し、静粛性と摺動抵抗のバランスのとれた最適な加圧状態に調整できる。
さらに、本発明の別の態様、すなわち、ラックと、該ラックに噛合するピニオンと、前記ラックを摺動自在に支持する案内手段とを備えたラックピニオン機構において、
前記ピニオンが、回転自在に片持ち支持された回転軸の端部に固定され、かつ、前記ラックに対して予圧を付与した状態で噛合している態様では、別途加圧手段を設けずに、ラック背面と案内手段との隙間を無くすことができ、ラックのこじりとそれに伴う振動および騒音の発生を抑制でき、静粛な駆動伝達が可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面と共に詳細に説明する。図1(A)および(B)は、本発明の第1実施形態に係わるラックピニオン機構10を示す正断面図および側断面図である。図において、ラックピニオン機構10は、ラック1、該ラック1に噛合するピニオン2、ラック1を摺動自在に支持する案内手段3、ラック1をピニオン2に接近する方向に加圧する加圧手段11を備えている。
ラック1は、断面が四角形の棒材の長手方向に沿った1つの側面(図示例では底面)に歯1aを形成すると共に、両側面には動作対象物品を固定するための溝1b,1bが設けられている。ラック1は、ケーシング4(4a)の両側に配置された一対の案内手段3,3を介して摺動自在に支持されている。案内手段3,3は、それぞれ焼結含油材等の低摩擦部材で形成されたガイドブシュであり、中央にラック1を挿通する角孔3aが貫通している。角孔3aの、前記溝1bに対応した内側面部分には、前記物品の固定部材などと交錯しないための逃げ部が形成されている。また、角孔3aの内底面の中央には、ラック1の歯1aと交錯しないための逃げ部が形成され、内底面の両側部分は、後述する加圧手段11の加圧力に抗してラック1をピニオン2側から支承する支承部3bを構成している。
ピニオン2は、ラックピニオン機構10のケーシング4aと、減速ギア列5のケーシング4bとにボールベアリング7a,7bを介して回転自在に支持されている回転軸2aに固定されている。減速ギア列5は、図示しないモータなどの駆動軸かまたはそれに直接源の駆動軸6に設けた駆動ギア6aの回転を、ギア5a,5b,5cを介して回転軸2aに伝達するものである。
加圧手段11は、ケーシング4aの天井部の下側に一体に設けたガイドシリンダ12(支持部材)の内部に、プランジャ13を摺動自在に支持し、該プランジャ13がラック1に対して接離可能であると共に、プランジャ13と調節ネジ15(調節手段)との間にスプリング14を介在させることで、プランジャ13がラック1の背面1cに押し当てるように構成されている。プランジャ13とラック背面1cとは、ラック1の往復動と共に摺接するため、プランジャ13全体または少なくともラック背面1cに当接する先端部は低摩擦部材で構成されることが好ましい。調節ネジ15はガイドシリンダ12の上端部に螺合され、該調節ネジ15を回動してその螺合位置を変更することにより、スプリング14の付勢力を変更し、プランジャ13による加圧力を調節可能である。
以上のように構成されたラックピニオン機構10は、駆動軸6の回転が減速ギア列5、回転軸2aを介してピニオン2に伝達され、ピニオン2の回転により、該ピニオン2と噛合するラック1が案内手段3,3で案内されて往復動する。この際、先に述べた通り、ラック1、ピニオン2の歯面はラック1の進行方向に対して圧力角の分だけ傾斜して接触するため、ラック1をピニオン2から離反させる方向の分力を生じるが、ラック1の背面1cが加圧手段11のプランジャ13で加圧されることにより、ラック1の微少な浮き上がりが抑制され、ラック背面1cと案内手段3の上側の面3cとの間には微少な隙間が維持され、こじりが抑制される。さらに、ラック1の下面が案内手段3の支承部3bで支承されることにより、ラック1とピニオン2との過度の圧接が防止され、ピニオン2の回転に伴いラック1が滑らかに往復摺動できる。
また、ラック1のケーシング4aから突出した端部に負荷が掛かるような場合にも、加圧手段11がその負荷により生じる力を打ち消すように作用し、円滑な動作が可能となる。例えば、図1(B)において、ラック1の端部に下向きの荷重が作用した場合には、ラック1とピニオン2の噛合位置では、ラック1がピニオン2から離反する方向に力を生じるが、加圧手段11により付加される下向きの加圧力が前記力を打ち消すように作用するため、こじり現象を生じず円滑な動作が可能である。
本発明には、上記第1実施形態以外にも種々の実施形態が存在し、以下、各実施形態について図面と共に説明する。なお、前記と同じ部材には同一の符号を付しその説明を省略する。
図2(A)および(B)は、本発明の第2実施形態に係わるラックピニオン機構20を示す正断面図および側断面図である。図においてラックピニオン機構20の加圧手段21は、プランジャ23を摺動自在に支持するガイドシリンダ22がケーシング4aと別体で構成されている。ガイドシリンダ22は、ケーシング4aに設けた穴に嵌合され、ガイドシリンダ22の上端に設けたフランジ部22aにおいてケーシング4aに固定されている。そして、ガイドシリンダ22の内部にスプリング24を挿入し、ガイドシリンダ22の上端部内側に調節ネジ25を螺合して、該調節ネジ25により加圧力を調節可能である点は前記同様である。
図3(A)および(B)は、本発明の第3実施形態に係わるラックピニオン機構30を示す正断面図および側断面図である。図においてラックピニオン機構30の加圧手段31は、プランジャ33(転動体支持部材)の先端にローラ36が設けられている。ローラ36は、プランジャ33に設けた支軸36aにベアリング36bを介して回転自在に支持されている。プランジャ33の軸部33aは、スプリング34を挿通した状態でガイドシリンダ32の軸受け穴32bに嵌合され、これによりプランジャ33はガイドシリンダ32に摺動自在に支持され、かつ、ローラ36がラック1の背面1cに転接するように構成されている。
この構成により加圧手段31では、加圧手段31(ローラ36)とラック背面1cとの接触抵抗が低減され、ラック1の円滑な動作が可能である。なお、ローラ36の支軸36aが、ピニオン2の回転軸2aと平行に維持されるよう、プランジャ33とガイドシリンダ32との間に回り止めが設けられていることが好適である。例えば、プランジャ33の拡大部33bとガイドシリンダ32の対応部分の断面形状を四角形など非回転対称形とする。また、本実施形態においても、ガイドシリンダ32はケーシング4aと別体であり、上端に設けたフランジ部32aにおいてケーシング4aに固定されている。
次に、図4(A)および(B)は、本発明の第4実施形態に係わるラックピニオン機構40を示す正断面図および側断面図である。図においてラックピニオン機構40の加圧手段41は、ラック背面1cに当接する部材がボール46で構成されている。ボール46は調節ネジ45に形成した保持孔45bにスプリング44を介して挿入され、調節ネジ45は、ケーシング47の円筒部42の内側の螺合部42aに螺合されている。この構成により、スプリング44の付勢力でボール46がラック1の背面1cに押し当てられ、ラック1が加圧される。ベアリング等を用いない簡素な構造でありながら、ボール46の球面がラック背面1cに当接するため接触抵抗が小さい利点がある。また、調節ネジ45を回動し螺合位置を変更することにより加圧力を調節可能である。
図5(A)および(B)は、本発明の第5実施形態に係わるラックピニオン機構50を示す正断面図および側断面図である。図においてラックピニオン機構50の加圧手段51は、ピニオン2に対して両側に配置された一対の案内手段53,53に設けられている。案内手段53は、全体が樹脂材、含油樹脂材などの低摩擦弾性部材で構成されるか、または焼結含油材など実質的に変形しない低摩擦弾性部材で構成されたガイドブシュであり、ラック1の背面1c側に摺接する加圧部53c(可動部)と、ラック1のピニオン2側に摺接する支承部53b(固定部)と、それらを連結する両側部分とを備えている。
案内手段53は保持孔57aに保持され、かつ、保持孔57aの両側に張出したフランジ部53dを有することにより、ラック1の移動方向への動きが規制されている。案内手段53は、例えば保持孔57aより上側のケーシング57部分を別体とし、この部分を取り外して保持孔57aに嵌入される。また、保持孔57aの上方には、ケーシング57を上下に貫通する貫通孔52が穿設されている。貫通孔52にはスプリング54が挿入され、該スプリング54の下端は案内手段53の加圧部53c上面に当接する一方、貫通孔52の上端部に螺合した調節ネジ55によりスプリング54の上端が規制されている。
上記構成により、案内手段53の加圧部53cがスプリング54で付勢され、案内手段53の特に両側部分が微少に弾性変形し、加圧部53cがラック1の背面1cに押し当てられる一方、ラック1のピニオン2側は支承部3bで支承されているので、ラック1は加圧部53cと支承部53bとで挟持され、ラック1の微少な浮き上がりとそれに伴うラック1のこじりが抑制される。また、ラック1の下面が案内手段53の支承部53bで支承されることにより、ラック1とピニオン2との過度の圧接が防止され、ピニオン2の回転に伴いラック1が滑らかに往復摺動できる。また、ラック1の静止状態における安定性も良好である。なお、加圧部53cと支承部53bとを別体で構成するか、または、それらの連結部分(両側部分)に弾性部材を介在させ、加圧部53c(可動部)が支承部53b(固定部)に対して接離可能となるようにしても良い。
図6(A)および(B)は、本発明の第6実施形態に係わるラックピニオン機構60を示す正断面図および側断面図である。図においてラックピニオン機構60は、ピニオン62自体に予圧を付与する構成を採用している。すなわち、ピニオン62は、ボールベアリング7a,7bで回転自在に片持ち支持された回転軸62aの端部に固定され、かつ、ラック1に対して予圧を付与した状態で噛合されている。一方、案内手段3,3の上側の面3cが、ピニオン62の予圧に抗してラック1をピニオン2と反対側から支承する支承部となる。このラックピニオン機構60では、別途加圧手段を追加せずに、ラック背面1cと案内手段3との隙間を無くすことができ、ラック1のこじりとそれに伴う振動および騒音の発生を抑制できる。
上記各実施形態のうち、第1〜第3実施形態においては、加圧手段10,20,30のプランジャ13,23,33が、ガイドシリンダ12,22,32(支持部材)に摺動自在に支持される場合を示したが、プランジャが揺動自在に支持されることで、ラック背面1cに接離可能であっても良い。また、第1〜第4実施形態においては、1つの加圧手段10,20,30,40をピニオン2の中心線上に配置する場合を示したが、それぞれ2つの加圧手段10,20,30,40を、ピニオン2の中心線に対して対称に配置することもできる。また、ラック1への負荷がいずれか一方の端部に偏って負荷されるような場合に、加圧手段10,20,30,40をその負荷と反対側にオフセットして設けても良い。
以上、本発明の実施の形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
(A)は、本発明の第1実施形態に係わるラックピニオン機構を示す正断面図、(B)は側断面図である。 (A)は、本発明の第2実施形態に係わるラックピニオン機構を示す正断面図、(B)は側断面図である。 (A)は、本発明の第3実施形態に係わるラックピニオン機構を示す正断面図、(B)は側断面図である。 (A)は、本発明の第4実施形態に係わるラックピニオン機構を示す正断面図、(B)は側断面図である。 (A)は、本発明の第5実施形態に係わるラックピニオン機構を示す正断面図、(B)は側断面図である。 (A)は、本発明の第6実施形態に係わるラックピニオン機構を示す正断面図、(B)は側断面図である。
符号の説明
1 ラック
2,62 ピニオン
2a,62a 回転軸
3,53 案内手段(ガイドブシュ)
3b,53b 支承部(固定部)
4,4a,4b,57,67 ケーシング
5 減速ギア列
6 駆動軸
10,20,30,40,50,60 ラックピニオン機構
11,21,31,41,51 加圧手段
12,22,32 ガイドシリンダ(支持部材)
13,23,33 プランジャ
14,24,34,44,54 スプリング
15,25,45,55 調節ネジ(調節手段)
36 ローラ(転動体)
42 円筒部
46 ボール
52 貫通孔
53c 加圧部(可動部)

Claims (7)

  1. ラックと、該ラックに噛合するピニオンと、前記ラックを摺動自在に支持する案内手段とを備えたラックピニオン機構において、
    前記ラックの背面に接離可能に設けられ、前記ラックを前記ピニオンに接近する方向に加圧する加圧手段を備えたことを特徴とするラックピニオン機構のラック振動防止構造。
  2. 前記加圧手段は、前記ラックの背面に摺接するプランジャと、前記プランジャを前記ラックの背面に対して接離可能に支持する支持部材と、前記プランジャを前記ラックの背面に接近する方向に付勢する付勢部材とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のラックピニオン機構のラック振動防止構造。
  3. 前記加圧手段は、前記ラックの背面に転接する転動体と、該転動体を回転自在に支持する転動体支持部材と、前記転動体支持部材を前記ラックの背面に対して接離可能に支持する支持部材と、前記転動体支持部材を前記ラックの背面に接近する方向に付勢する付勢部材とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のラックピニオン機構のラック振動防止構造。
  4. ラックと、該ラックに噛合するピニオンと、前記ラックを摺動自在に支持する案内手段とを備えたラックピニオン機構において、
    前記案内手段が、前記ラックの背面側に摺接する可動部と、前記ラックのピニオン側に摺接する固定部とを備え、前記可動部が前記固定部に対して接離可能に支持されると共に、前記可動部を前記ラックの背面に接近する方向に付勢する付勢部材を含む加圧手段を備えたことを特徴とするラックピニオン機構のラック振動防止構造。
  5. 前記案内手段の前記可動部と前記固定部とが弾性部材で一体に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のラックピニオン機構のラック振動防止構造。
  6. 前記加圧手段が、前記付勢部材の付勢力を調整する調整手段を備えていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のラックピニオン機構のラック振動防止構造。
  7. ラックと、該ラックに噛合するピニオンと、前記ラックを摺動自在に支持する案内手段とを備えたラックピニオン機構において、
    前記ピニオンが、回転自在に片持ち支持された回転軸の端部に固定され、かつ、前記ラックに対して予圧を付与した状態で噛合していることを特徴とするラックピニオン機構のラック振動防止構造。
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