JP2000303941A - 内燃機関のノッキング制御装置 - Google Patents

内燃機関のノッキング制御装置

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JP2000303941A
JP2000303941A JP11432099A JP11432099A JP2000303941A JP 2000303941 A JP2000303941 A JP 2000303941A JP 11432099 A JP11432099 A JP 11432099A JP 11432099 A JP11432099 A JP 11432099A JP 2000303941 A JP2000303941 A JP 2000303941A
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Japan
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knocking
ion
determination
vibration
cylinder
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JP11432099A
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English (en)
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Naoki Kokubo
小久保  直樹
Eiji Takakuwa
栄司 高桑
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン電流によるノッキング検出とノックセ
ンサによるノッキング検出とを切り換えるシステムにお
いて、その切り換えを適正化する。 【解決手段】 ノックセンサに最も近い気筒についてイ
オン式と振動式のノッキング判定を行う毎に、イオン式
と振動式のノッキング判定結果が一致するか否かを判定
し(ステップ101)、ノッキング判定結果が一致する
回数Cをカウントする(ステップ102)。そして、判
定回数Nが例えば10回になる毎に、ノッキング判定結
果の一致率R(#3)=C/Nを算出し(ステップ10
3〜105)、一致率R(#3)が例えば0.7以上で
あれば、イオン式のノッキング判定結果が正常と判断し
(ステップ106,107)、イオン式でノッキング制
御を行い、一致率R(#3)が0.7未満であれば、イ
オン式のノッキング判定結果が異常と判断し(ステップ
108)、振動式でノッキング制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃焼に
伴って発生するイオン電流からノッキングを検出する機
能と、シリンダブロックの振動からノッキングを検出す
る機能の両方を備えた内燃機関のノッキング制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関のノッキングを検出
する方法として、シリンダブロックにノックセンサを
取り付けてシリンダブロックのノック振動を検出する方
法(以下「振動式ノッキング検出法」という)と、内
燃機関の燃焼に伴って発生するイオン電流を点火プラグ
を通して検出してノッキングの有無を判定する方法(以
下「イオン式ノッキング検出法」という)が知られてい
る。
【0003】イオン式ノッキング検出法は、各気筒毎に
ノッキング検出用のセンサ(点火プラグ)を持つため、
各気筒のノッキング検出性に差がないという利点がある
が、燃焼が不安定になる運転領域では、イオン電流に燃
焼ノイズが重畳してノッキングの検出が困難になる。
【0004】これに対し、振動式ノッキング検出法は、
燃焼が不安定になる運転領域でも、ノッキングの検出が
可能であるが、高回転領域では、ノックセンサのS/N
比が機械ノイズにより悪化してノッキングの検出精度が
悪くなる欠点がある。しかも、シリンダブロックに取り
付けた1つのノックセンサによって複数の気筒のノック
振動を検出するため、ノックセンサから遠い気筒は、近
い気筒と比較してノッキングの検出精度が悪くなる欠点
もある。
【0005】そこで、これらの欠点を解消するために、
特開平10−148171号公報に示すように、運転領
域に応じて、イオン電流によるノッキング検出とノック
センサによるノッキング検出とを切り換えてノッキング
を検出するシステムが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、燃焼が不安定
になる運転領域(イオン電流によるノッキングの検出が
困難になる燃焼ノイズ発生領域)は、内燃機関の製造ば
らつきや経時変化、燃料性状、冷却水温等によって変化
する。従って、前記公知例のように、予め決められた一
定の運転領域でイオン式ノッキング検出法と振動式ノッ
キング検出法とを切り換えると、実際には、イオン電流
によるノッキング検出が十分に可能な運転領域でも、ノ
ックセンサによるノッキング検出に切り換えられてしま
うことがあり、却って、ノッキング検出精度が悪くなっ
てしまうおそれがある(イオン電流によるノッキング検
出が可能な運転領域では、イオン電流からノッキングを
検出した方が各気筒のノッキングを精度良く検出でき
る)。しかも、ノックセンサによるノッキング検出を行
う場合は、ノックセンサから遠い気筒の検出精度が悪く
なることを考慮して、遠い気筒の点火時期を遅角補正す
るため、内燃機関の出力が低下する。従って、内燃機関
の出力向上の観点からも、イオン電流によるノッキング
検出を行う運転領域を、ノッキング検出精度を損なわな
い範囲で拡大する必要がある。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、イオン電流によるノ
ッキング検出と振動検出手段(ノックセンサ)によるノ
ッキング検出とを切り換えるシステムにおいて、イオン
電流によるノッキング検出を行う運転領域を、ノッキン
グ検出精度を損なわない範囲で拡大することができて、
ノッキング検出精度向上、内燃機関の出力向上を実現す
ることができる内燃機関のノッキング制御装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の内燃機関のノッキング制御装置
は、イオン電流検出手段の出力から各気筒毎にノッキン
グの有無を判定するイオン式ノッキング判定手段と、振
動検出手段の出力から各気筒毎にノッキングの有無を判
定する振動式ノッキング判定手段とを備え、ノッキング
制御手段は、前記イオン式ノッキング判定手段の判定結
果と前記振動式ノッキング判定手段の判定結果とを比較
し、その比較結果に基づいて、前記イオン式ノッキング
判定手段と前記振動式ノッキング判定手段とを切り換え
てノッキング制御を行うようにしたものである。
【0009】一般に、振動式ノッキング判定手段は、イ
オン式ノッキング判定手段と比べてノッキングの検出精
度が低いが、ほぼ全ての運転領域でノッキングを検出可
能である。従って、イオン式ノッキング判定手段でノッ
キングを検出可能な運転領域では、振動式ノッキング判
定手段でも、ノッキングを検出可能であり、振動式とと
イオン式の判定結果が一致する傾向がある。一方、燃焼
が不安定になる運転領域(イオン電流によるノッキング
の検出が困難になる燃焼ノイズ発生領域)では、ノッキ
ングが発生しても振動式ノッキング判定手段でしかノッ
キングを検出できないため、振動式とイオン式の判定結
果が不一致になる傾向がある。
【0010】そこで、本発明では、イオン式ノッキング
判定手段の判定結果と振動式ノッキング判定手段の判定
結果とを比較し、両者の判定結果が一致する傾向があれ
ば、イオン式ノッキング判定手段の判定結果を用いてノ
ッキング制御を行い、両者の判定結果が不一致になる傾
向があれば、振動式ノッキング判定手段に切り換えてノ
ッキング制御を行うものである。このようにすれば、イ
オン電流によるノッキング検出が可能な運転領域が内燃
機関の製造ばらつきや経時変化、燃料性状、冷却水温等
によって変化しても、それに追従して、イオン式ノッキ
ング判定手段を用いる運転領域を変化させることができ
る。このため、イオン電流によるノッキング検出が可能
な運転領域では、確実にイオン式ノッキング判定手段を
用いることができて、イオン式ノッキング判定手段を用
いる運転領域を従来よりも拡大することができ、ノッキ
ング検出精度向上、内燃機関の出力向上を実現すること
ができる。
【0011】この場合、イオン式ノッキング判定手段の
判定結果と振動式ノッキング判定手段の判定結果とを比
較する際に、全気筒又は複数の気筒について判定結果を
比較しても良いが、各気筒の燃焼状態(イオン電流の発
生状態)はほぼ同じ傾向を示すため、1つの代表気筒に
ついて判定結果を比較しても良い。
【0012】1つの代表気筒について判定結果を比較す
る場合、振動検出手段から遠い気筒は、振動式ノッキン
グ判定手段によるノッキング検出精度が低下するため、
請求項2のように、振動検出手段に近い特定の気筒を代
表気筒に選択して、イオン式ノッキング判定手段の判定
結果と振動式ノッキング判定手段の判定結果とを比較
し、両者の判定結果の一致率が所定値以上の時にイオン
式ノッキング判定手段の各気筒の判定結果に基づいて各
気筒毎にノッキング制御を行うようにすると良い。この
ようにすれば、振動式ノッキング判定手段によるノッキ
ング検出精度が高い気筒について、振動式ノッキング判
定手段の判定結果とイオン式ノッキング判定手段の判定
結果を比較できるため、イオン式ノッキング判定手段の
判定結果が正常であるか否かを精度良く判断することが
できる。しかも、特定気筒についてのみ判定結果を比較
するだけで良いので、制御プログラムを簡単化すること
ができる利点もある。
【0013】また、請求項3のように、各気筒毎に前記
イオン式ノッキング判定手段の判定結果と前記振動式ノ
ッキング判定手段の判定結果とを比較して両者の判定結
果の一致率を算出し、各気筒間の判定結果の一致率のば
らつきが所定値以上になった時に前記振動式ノッキング
判定手段に切り換えてノッキング制御を行うようにして
も良い。このようにすれば、振動検出手段に近い特定の
気筒以外の一部の気筒のみで、イオン電流によるノッキ
ングの検出が困難になった場合でも、直ちに振動式ノッ
キング判定手段に切り換えてノッキング制御を行うこと
ができ、気筒間の燃焼状態(イオン電流の発生状態)の
ばらつきや電気的なノイズ等にも対応できる。
【0014】更に、請求項4のように、イオン式ノッキ
ング判定手段と振動式ノッキング判定手段とを切り換え
る際に、ヒステリシスを持たせて切り換えるようにして
も良い。このようにすれば、切換境界付近で生じる頻繁
な切換動作(ハンチング)を防止でき、切換特性を安定
させることができる。
【0015】また、請求項5のように、イオン式ノッキ
ング判定手段と振動式ノッキング判定手段とを切り換え
る時の運転領域を学習手段により学習するようにしても
良い。このようにすれば、イオン式ノッキング判定手段
と振動式ノッキング判定手段とを切り換える条件を学習
値で補正することができ、ノッキング検出の信頼性を更
に向上できる。
【0016】
【発明の実施の形態】[実施形態(1)]以下、本発明
の実施形態(1)を図1乃至図4に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてノッキング検出系の回路構成を説
明する。本実施形態の点火系は、エンジン10(内燃機
関)の各気筒毎に点火コイル11を設けてディストリビ
ュータを不要にしたDLI点火方式を採用している。各
気筒の点火コイル11の一次コイル12の一端は電源
(+B)側に接続され、該一次コイル12の他端は、点
火制御用のパワートランジスタ15のコレクタに接続さ
れている。点火コイル11の二次コイル16の一端は点
火プラグ17に接続され、該二次コイル16の他端は2
つのツェナーダイオード18,19を介してグランド側
に接続されている。
【0017】2つのツェナーダイオード18,19は互
いに逆向きに直列接続され、一方のツェナーダイオード
18にコンデンサ20が並列に接続され、他方のツェナ
ーダイオード19にイオン電流検出抵抗21が並列に接
続されている。コンデンサ20とイオン電流検出抵抗2
1との間の電位Vが抵抗22を介して反転増幅回路23
の反転入力端子(−)に入力されて反転増幅される。イ
オン電流検出回路24(イオン電流検出手段)は、ツェ
ナーダイオード18,19、コンデンサ20、イオン電
流検出抵抗21、反転増幅回路23等から構成されてい
る。
【0018】エンジン運転中は、後述するマイクロコン
ピュータ36から出力される点火信号IGtの立ち上が
り/立ち下がりでパワートランジスタ15がオン/オフ
する。パワートランジスタ15がオンすると、電源(+
B)から一次コイル12に一次電流が流れ、その後、パ
ワートランジスタ15がオフすると、一次コイル12に
流れる一次電流が遮断されて、二次コイル16に高電圧
が電磁誘導され、この高電圧によって点火プラグ17の
電極29,30間に火花放電が発生する。
【0019】この際、火花放電電流は点火プラグ17の
接地電極29から中心電極30へ流れ、二次コイル16
を経てコンデンサ20に充電されると共に、ツェナーダ
イオード18,19を経てグランド側に流れる。コンデ
ンサ20の充電後は、ツェナーダイオード18のツェナ
ー電圧によって規制されるコンデンサ20の充電電圧を
電源としてイオン電流検出回路24が駆動され、次のよ
うにしてイオン電流が検出される。
【0020】火花放電終了後は、コンデンサ20の充電
電圧によって点火プラグ17の電極30,29間に電圧
が印加され、混合気が燃焼する際に発生したイオンがイ
オン電流として点火プラグ17の電極30,29間に流
れる。このイオン電流は、中心電極30から接地電極2
9へ流れ、更に、グランド側からイオン電流検出抵抗2
1を通ってコンデンサ20に流れる。この際、イオン電
流検出抵抗21に流れるイオン電流の変化に応じて反転
増幅回路23の入力電位Vが変化し、反転増幅回路23
の出力端子からイオン電流に応じた電圧のイオン電流検
出信号Vion がハイパスフィルタ(HPF)31に出力
される。
【0021】このハイパスフィルタ31では、例えば3
KHz未満の信号成分(燃焼で生じるイオン電流)がカ
ットされ、3KHz以上の信号成分がハイパスフィルタ
31を通過してマスク回路32に入力される。このマス
ク回路32は、点火プラグ17の火花放電終了直後に発
生する残留磁気ノイズを取り除くように設定されたマス
ク区間でイオン電流検出信号の通過を一時的に遮断す
る。このマスク区間は、マイクロコンピュータ36から
のタイミング信号に基づいて設定される。このマスク回
路32を通過したイオン電流検出信号は、バンドパスフ
ィルタ(以下「BPF」と略記する)33に入力され
る。
【0022】このBPF33は、マスク回路32を通過
したイオン電流検出信号からノッキング発生周波数帯
(例えば6KHz付近)のノッキング信号のみを通過さ
せてピークホールド回路34へ出力する。このピークホ
ールド回路34は、マイクロコンピュータ36からのタ
イミング信号に基づいて各気筒のマスク区間後に設定さ
れたノッキング判定区間(ピークホールド区間)でイオ
ン電流検出信号のピーク値をピークホールドする。この
ピークホールド回路34でピークホールドされたイオン
電流検出信号のピーク値は、A/D変換器35を介して
エンジン制御用のマイクロコンピュータ36に読み込ま
れる。
【0023】本実施形態の点火系は、各気筒毎に点火コ
イル11を設けてディストリビュータを不要にしたDL
I点火方式を採用しているため、各気筒の点火コイル1
1の二次コイル16の一端をイオン電流検出回路24に
接続することで、各気筒毎にイオン電流を検出して、ピ
ークホールド回路34からイオン電流検出信号のピーク
値をマイクロコンピュータ36に読み込めるようになっ
ている。尚、ディストリビュータを用いる点火系では、
図1の回路図において、点火コイル11の二次コイル1
6と各気筒の点火プラグ17との間にディストリビュー
タを接続し、点火コイル12の二次側高電圧をディスト
リビュータによって各気筒の点火プラグ17に配電する
ようになっており、この場合も、イオン電流検出系の回
路構成は図1と同じで良い。
【0024】一方、エンジン10のシリンダブロックに
は、振動検出手段としてノックセンサ37が取り付けら
れている。このノックセンサ37の出力信号は、バンド
パスフィルタ(以下「BPF」と略記する)38に入力
される。このBPF38は、ノックセンサ37の出力信
号からノッキング発生周波数帯(例えば6KHz付近)
のノックセンサ信号のみを通過させてピークホールド回
路39へ出力する。このピークホールド回路39は、マ
イクロコンピュータ36からのタイミング信号に基づい
て各気筒のノッキング判定区間(ピークホールド区間)
でノックセンサ信号のピーク値をピークホールドする。
このピークホールド回路39でピークホールドされたノ
ックセンサ信号のピーク値は、A/D変換器40を介し
てエンジン制御用のマイクロコンピュータ36に読み込
まれる。
【0025】このマイクロコンピュータ36は、各気筒
のイオン電流検出信号のピーク値を所定のノッキング判
定値と比較して、イオン電流検出信号のピーク値がノッ
キング判定値以上になった時にノッキング発生と判定す
るイオン式ノッキング判定手段として機能すると共に、
各気筒のノックセンサ信号のピーク値を所定のノッキン
グ判定値と比較して、ノックセンサ信号のピーク値がノ
ッキング判定値以上になった時にノッキング発生と判定
する振動式ノッキング判定手段として機能する。以下の
説明では、イオン電流検出信号によるノッキング判定を
「イオン式のノッキング判定」と呼び、ノックセンサ信
号によるノッキング判定を「振動式のノッキング判定」
と呼ぶ。
【0026】一般に、振動式のノッキング判定は、イオ
ン式のノッキング判定と比べて、ノッキングの検出精度
が低いが、ほぼ全ての運転領域でノッキングを検出可能
である。従って、イオン式でノッキングを検出可能な運
転領域では、振動式でも、ノッキングを検出可能であ
り、振動式とイオン式のノッキング判定結果が一致する
傾向がある。一方、燃焼が不安定になる運転領域(イオ
ン式によるノッキングの検出が困難になる燃焼ノイズ発
生領域)では、ノッキングが発生しても、振動式でしか
ノッキングを検出できないため、振動式とイオン式のノ
ッキング判定結果が不一致になる傾向がある。
【0027】そこで、マイクロコンピュータ36は、図
2に示すイオン式正常/異常判別プログラムを実行する
ことで、イオン式と振動式のノッキング判定結果を比較
し、その比較結果に基づいて、イオン式のノッキング判
定結果が正常か異常かを判別し、更に、図3に示すノッ
キング制御プログラムを実行することで、イオン式の正
常/異常の判別結果に基づいてイオン式ノッキング判定
と振動式ノッキング判定とを切り換えてノッキング制御
を行う。このような制御を行うマイクロコンピュータ3
6は、特許請求の範囲でいうノッキング制御手段に相当
する役割を果たす。この場合、イオン式と振動式のノッ
キング判定結果を比較する際に、全気筒又は複数の気筒
について判定結果を比較しても良いが、各気筒の燃焼状
態(イオン電流の発生状態)はほぼ同じ傾向を示すた
め、本実施形態(1)では、1つの代表気筒についてノ
ッキング判定結果を比較するものとする。
【0028】1つの代表気筒について判定結果を比較す
る場合、ノックセンサ37から遠い気筒は、振動式のノ
ッキング判定の精度が低下するため、本実施形態(1)
では、ノックセンサ37に最も近い第3気筒#3を代表
気筒に選択し、図2のイオン式正常/異常判別プログラ
ムによって第3気筒#3についてイオン式と振動式のノ
ッキング判定結果を比較して、イオン式のノッキング判
定結果が正常か異常かを判別するようにしている。以
下、図2のイオン式正常/異常判別プログラムの処理内
容を説明する。
【0029】図2のイオン式正常/異常判別プログラム
は、ノックセンサ37に最も近い第3気筒#3について
イオン式と振動式のノッキング判定を行う毎に、割込み
処理により起動される。本プログラムが起動されると、
まずステップ101で、第3気筒#3のイオン式と振動
式のノッキング判定結果が一致するか否かを判定し、一
致すれば、一致回数Cをカウントする一致回数カウンタ
をカウントアップし(ステップ102)、更に、判定回
数Nをカウントする判定回数カウンタをカウントアップ
する(ステップ103)。もし、ステップ101で、イ
オン式と振動式のノッキング判定結果が不一致であれ
ば、一致回数カウンタをカウントアップせずに、判定回
数カウンタのみをカウントアップする(ステップ10
3)。
【0030】以上のようにして、ステップ101〜10
3で、イオン式と振動式のノッキング判定結果の一致回
数Cと判定回数Nをカウントし、次のステップ104
で、判定回数Nが所定回数、例えば10回に達したか否
かを判定し、10回未満であれば、以降の処理を行うこ
となく、本プログラムを終了する。
【0031】その後、判定回数Nが10回に達すると、
ステップ104からステップ105に進み、イオン式と
振動式のノッキング判定結果の一致率R(#3)=C/
Nを算出する。そして、次のステップ106で、一致率
R(#3)が所定値以上、例えば0.7以上であるか否
か(つまり10回中に7回以上一致しているか否か)を
判定し、一致率R(#3)が0.7以上であれば、イオ
ン式のノッキング判定結果が正常と判断し(ステップ1
07)、一致率R(#3)が0.7未満であれば、イオ
ン式のノッキング判定結果が異常と判断する(ステップ
108)。
【0032】このようにして、イオン式のノッキング判
定結果の正常/異常を判別した後、ステップ109に進
み、一致回数Cのカウンタと判定回数Nのカウンタを共
にリセットして本プログラムを終了する。
【0033】図3に示すノッキング制御プログラムは、
点火毎に割込み処理にて起動され、上記イオン式正常/
異常の判別結果に基づいてイオン式と振動式とを切り換
える際に、図4に示すように、ヒステリシスを持たせて
切り換える。具体的には、まず、ステップ201で、イ
オン式のノッキング判定結果が正常か否かを前記ステッ
プ107,108の判定結果から判定し、イオン式正常
と判定されれば、ステップ202に進み、現在、イオン
式でノッキング制御中か否かを判定し、イオン式でノッ
キング制御中であれば、引き続きイオン式でノッキング
制御を行う(ステップ204)。
【0034】これに対し、上記ステップ202で、現
在、振動式でノッキング制御中と判定されれば、ステッ
プ203に進み、イオン式正常判定時の負荷PMo から
所定値、例えば+5kpa変化したか否かを判定し、+
5kpa変化していなければ、イオン式に切り換えず
に、引き続き振動式でノッキング制御を行う(ステップ
205)。振動式でノッキング制御を行う場合は、ノッ
クセンサ37から遠い気筒(本実施形態では第1気筒#
1)がノッキング検出性が悪化することを考慮して、こ
の気筒の点火時期を遅角補正する。
【0035】もし、上記ステップ203で、イオン式正
常判定時の負荷PMo から+5kpa変化したと判断さ
れれば、ステップ204に進み、イオン式のノッキング
判定結果に基づくノッキング制御に切り換える。イオン
式でノッキング制御を行う場合は、各気筒のノッキング
検出性に差がないため、振動式のノッキング制御で実施
したノッキング検出性悪化気筒(第1気筒#1)の遅角
補正は解除する。
【0036】一方、上記ステップ201で、イオン式の
ノッキング判定結果が異常と判定されれば、ステップ2
05に進み、振動式のノッキング判定結果に基づくノッ
キング制御に切り換える。
【0037】つまり、イオン式のノッキング判定結果が
異常と判定された時には、直ちに振動式のノッキング制
御に切り換えるが、イオン式のノッキング判定結果が正
常と判定された時には、ヒステリシスを持たせて、イオ
ン式正常判定時の負荷PMoから+5kpa変化するま
で、イオン式のノッキング制御への切り換えを遅らせ
る。
【0038】以上説明した実施形態(1)によれば、イ
オン式と振動式のノッキング判定結果を比較し、両者の
判定結果の一致率が所定値以上であるか否かで、イオン
式のノッキング判定結果が正常か否かを判定し、それに
応じてイオン式と振動式とを切り換えてノッキング制御
を行うようにしたので、イオン式によるノッキング検出
が可能な運転領域がエンジン10の製造ばらつきや経時
変化、燃料性状、冷却水温等によって変化しても、それ
に追従して、イオン式によるノッキング制御を行う運転
領域を変化させることができる。このため、イオン式に
よるノッキング検出が可能な運転領域では、確実にイオ
ン式によるノッキング制御を行うことができて、イオン
式によるノッキング制御を行う運転領域を従来よりも拡
大することができ、ノッキング検出精度を向上できる。
しかも、イオン式によるノッキング制御では、振動式に
よるノッキング検出性悪化気筒の遅角補正を解除できる
ため、エンジン出力も向上することができる。
【0039】また、イオン式正常/異常の判別結果に基
づいてイオン式と振動式とを切り換える際に、ヒステリ
シスを持たせて切り換えるようにしたので、切換境界付
近で生じる頻繁な切換動作(ハンチング)を防止でき、
切換特性を安定させることができる。尚、本実施形態
(1)では、ヒステリシス特性を負荷変化量で持たせた
が、負荷以外のエンジン運転条件で持たせたり、或は、
イオン式と振動式のノッキング判定結果の一致率の変化
量で持たせても良い。例えば、ノッキング判定結果の一
致率がα未満になった時には、直ちにイオン式から振動
式に切り換えるが、反対に、振動式からイオン式に切り
換える場合は、ノッキング判定結果の一致率がβ以上
(但しβ>α)になるまでイオン式への切り換えを遅ら
せるようにしても良い。
【0040】また、本実施形態(1)では、ノックセン
サ37に最も近い第3気筒#3で、振動式によるノッキ
ング検出精度が最も高くなることを考慮して、この第3
気筒#3について、振動式とイオン式のノッキング判定
結果を比較するようにしたので、イオン式のノッキング
判定結果が正常であるか否かを精度良く判断することが
できる。しかも、第3気筒#3についてのみ振動式とイ
オン式の判定結果を比較するだけで良いので、制御プロ
グラムを簡単化することができる利点もある。
【0041】尚、本実施形態(1)では、第3気筒#3
の近傍にノックセンサ37を設置したが、これ以外の気
筒の近傍にノックセンサ37を設置しても良く、要は、
ノックセンサ37に最も近い気筒で振動式とイオン式の
ノッキング判定結果を比較すれば良い。或は、ノックセ
ンサ37に近い方の複数の気筒を選択して、それぞれ振
動式とイオン式のノッキング判定結果を比較し、それら
の比較結果からイオン式のノッキング判定結果が正常で
あるか否かを判断するようにしても良い。
【0042】[実施形態(2)]本発明の実施形態
(2)では、図5に示すノッキング制御プログラムを実
行することで、各気筒毎にイオン式と振動式のノッキン
グ判定結果を比較して両者のノッキング判定結果の一致
率を算出し、各気筒間のノッキング判定結果の一致率の
ばらつきが所定値以上になった時に、イオン式から振動
式に切り換えてノッキング制御を行うようにしている。
【0043】図5に示すノッキング制御プログラムは、
全気筒のノッキング判定毎に割込み処理により起動され
る。本プログラムが起動されると、まずステップ301
で、エンジン回転数が所定回転数以下、例えば3000
rpm以下であるか否かを判定し、3000rpmより
高い回転領域であれば、以降の処理を行うことなく、本
プログラムを終了する。これは、高回転領域では、ノッ
クセンサ37のS/N比が機械ノイズにより悪化してノ
ッキングの検出精度が悪くなるためである。
【0044】一方、上記ステップ301で、エンジン回
転数が3000rpm以下の場合には、振動式によるノ
ッキング検出性が確保されていると判断して、ステップ
302に進み、図2のステップ101〜105と同じ処
理方法で、各気筒毎にイオン式と振動式のノッキング判
定結果の一致率R(#n)を算出する。この後、ステッ
プ303に進み、各気筒間のノッキング判定結果の一致
率R(#n)の偏差ΔR(n)を算出する。例えば、4
気筒エンジンの場合、ノックセンサ37に最も近い第3
気筒#3の一致率R(#3)を基準にして、各気筒間の
一致率R(#n)の偏差ΔR(n)を次式により算出す
る。 ΔR(1)=|R(#1)−R(#3)| ΔR(2)=|R(#2)−R(#3)| ΔR(3)=|R(#4)−R(#3)|
【0045】次のステップ304で、各気筒間の一致率
R(#n)の偏差ΔR(n)が所定値以上、例えば0.
3以上であるか否かを判定し、偏差ΔR(n)が0.3
以上であれば、一部の気筒で、イオン式のノッキング判
定結果が異常であると判断して、ステップ305に進
み、振動式のノッキング判定結果に基づくノッキング制
御に切り換える。振動式でノッキング制御を行う場合
は、ノックセンサ37から遠い気筒(本実施形態では第
1気筒#1)がノッキング検出性が悪化することを考慮
して、この気筒の点火時期を遅角補正する。
【0046】これに対し、上記ステップ304で、各気
筒間の一致率R(#n)の偏差ΔR(n)が0.3より
も小さいと判定された場合には、全気筒のイオン式のノ
ッキング判定結果が正常であると判断して、ステップ3
06に進み、イオン式のノッキング判定結果に基づくノ
ッキング制御に切り換える。イオン式でノッキング制御
を行う場合は、各気筒のノッキング検出性に差がないた
め、振動式のノッキング制御で実施したノッキング検出
性悪化気筒(第1気筒#1)の遅角補正は解除する。
【0047】以上説明した本実施形態(2)では、基準
となる第3気筒#3のイオン式のノッキング判定結果が
正常であっても、他の気筒でイオン式のノッキング判定
結果が異常になれば、直ちに振動式のノッキング制御に
切り換えることができ、気筒間のイオン電流の発生状態
のばらつきや電気的なノイズ等にも対応できる。
【0048】尚、本実施形態(2)では、イオン式と振
動式との切り換えにヒステリシスを持たせていないが、
前記実施形態(1)と同じようにヒステリシスを持たせ
るようにしても良い。
【0049】[実施形態(3)]本発明の実施形態
(3)では、前記実施形態(1)又は(2)と同じ方法
で、イオン式と振動式とを切り換える際に、その切換条
件をエンジン回転数毎に負荷で学習し、その学習値(図
6参照)をマイクロコンピュータ36(学習手段)のメ
モリに更新記憶する。この学習値は、イオン式のノッキ
ング判定結果が正常か否かを判定する際に、補助的な判
定条件として用いても良い。例えば、図2のステップ1
06又は図5のステップ304と同じ方法で、イオン式
と振動式のノッキング判定結果の一致率に基づいて、イ
オン式のノッキング判定結果が正常か否かを判定し(1
回目の判定)、更に、現在の運転領域を図6の学習値と
比較してイオン式のノッキング判定結果が正常か否かを
判定する(2回目の判定)。1回目の判定と2回目の判
定が同じ結果になれば、その判定結果に従ってイオン式
/振動式のいずれかを選択するが、1回目の判定と2回
目の判定が異なる場合には、判定をやり直したり、或
は、1回目の判定結果に従ってイオン式/振動式を切り
換える際に、学習値に応じて設定したヒステリシスを持
たせて切り換えるようにしても良い。
【0050】或は、エンジン運転条件等が所定の条件を
満たした時に、ノッキング判定結果の一致率に基づく判
定から、学習値に基づく判定に切り換え、現在の運転領
域を学習値と比較してイオン式のノッキング判定結果が
正常か否かを判定するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)における点火制御系と
ノッキング検出系の構成を示す回路図
【図2】イオン式正常/異常判別プログラムの処理の流
れを示すフローチャート
【図3】ノッキング制御プログラムの処理の流れを示す
フローチャート
【図4】イオン式と振動式との切換特性を示す図
【図5】本発明の実施形態(2)で用いるノッキング制
御プログラムの処理の流れを示すフローチャート
【図6】本発明の実施形態(3)で用いる学習値のテー
ブルを示す図
【符号の説明】
10…エンジン(内燃機関)、11…点火コイル、17
…点火プラグ、21…イオン電流検出抵抗、24…イオ
ン電流検出回路(イオン電流検出手段)、33…バンド
パスフィルタ(BPF)、34…ピークホールド回路、
36…マイクロコンピュータ(イオン式ノッキング判定
手段,振動式ノッキング判定手段,ノッキング制御手
段,学習手段)、37…ノックセンサ(振動検出手
段)、38…バンドパスフィルタ(BPF)、39…ピ
ークホールド回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 368 F02D 45/00 368D 368E F02P 5/152 G01H 17/00 B 5/153 G01M 15/00 A G01H 17/00 F02P 5/15 D G01M 15/00 Fターム(参考) 2G064 AA14 AB01 AB02 AB08 AB24 AC02 AC03 AC22 AC40 AC41 AC56 AC60 CC02 CC41 CC54 DD29 2G087 AA14 BB12 CC15 CC35 FF04 FF06 FF22 FF23 3G019 AA05 CD06 DA08 DB07 DC00 DC06 GA14 LA05 3G022 CA09 DA02 EA02 EA10 GA13 GA14 3G084 DA01 DA04 DA20 DA23 DA38 EB17 FA25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の各気筒の燃焼に伴って発生す
    るイオン電流を各気筒毎に検出するイオン電流検出手段
    と、 前記イオン電流検出手段の出力から各気筒毎にノッキン
    グの有無を判定するイオン式ノッキング判定手段と、 内燃機関のシリンダブロックの振動を検出する振動検出
    手段と、 前記振動検出手段の出力から各気筒毎にノッキングの有
    無を判定する振動式ノッキング判定手段と、 前記イオン式ノッキング判定手段の判定結果と前記振動
    式ノッキング判定手段の判定結果とを比較し、その比較
    結果に基づいて、前記イオン式ノッキング判定手段と前
    記振動式ノッキング判定手段とを切り換えてノッキング
    制御を行うノッキング制御手段とを備えていることを特
    徴とする内燃機関のノッキング制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ノッキング制御手段は、前記振動検
    出手段に近い特定の気筒について前記イオン式ノッキン
    グ判定手段の判定結果と前記振動式ノッキング判定手段
    の判定結果とを比較し、両者の判定結果の一致率が所定
    値以上の時に前記イオン式ノッキング判定手段の各気筒
    の判定結果に基づいて各気筒毎にノッキング制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のノッキン
    グ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ノッキング制御手段は、各気筒毎に
    前記イオン式ノッキング判定手段の判定結果と前記振動
    式ノッキング判定手段の判定結果とを比較して両者の判
    定結果の一致率を算出し、各気筒間の判定結果の一致率
    のばらつきが所定値以上になった時に、前記振動式ノッ
    キング判定手段に切り換えてノッキング制御を行うこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関のノッキ
    ング制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ノッキング制御手段は、前記イオン
    式ノッキング判定手段と前記振動式ノッキング判定手段
    とを切り換える際に、ヒステリシスを持たせて切り換え
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    内燃機関のノッキング制御装置。
  5. 【請求項5】 前記イオン式ノッキング判定手段と前記
    振動式ノッキング判定手段とを切り換える時の運転領域
    を学習する学習手段を備えていることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の内燃機関のノッキング制
    御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6427662B2 (en) * 2000-06-15 2002-08-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Knock control apparatus for internal combustion engine
JP2005173668A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Hitachi Ltd 生活行動パターンの異常判定システム及びそのための装置
JP2012012948A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Mazda Motor Corp 火花点火式エンジンの制御装置

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