JP2000303606A - 継手構造 - Google Patents
継手構造Info
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- JP2000303606A JP2000303606A JP11309399A JP11309399A JP2000303606A JP 2000303606 A JP2000303606 A JP 2000303606A JP 11309399 A JP11309399 A JP 11309399A JP 11309399 A JP11309399 A JP 11309399A JP 2000303606 A JP2000303606 A JP 2000303606A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単であるに関わらず、十分な剛性が
得られ、また、引張り力に十分抵抗できる新規な構成の
継手構造を提供する。 【解決手段】 対向する2つの鋼製の接合対象部材1,
1にそれぞれ有孔鋼片2を固設し、一方の有孔鋼片2が
他方の接合対象部材1に互いに掛かるように設置し、あ
るいは一方の有孔鋼片2の孔2a及び他方の有孔鋼片2
の孔2bに線材41を差し込み、更に、有孔鋼片2及び
線材41の回りには、それらが埋没するようにすると共
に、2つの接合対象部材1,1に密着させるようにして
硬化材5を打設し、有孔鋼片2及び接合対象部材1ある
いは有孔鋼片2、線材41及び接合対象部材1を一体化
した。
得られ、また、引張り力に十分抵抗できる新規な構成の
継手構造を提供する。 【解決手段】 対向する2つの鋼製の接合対象部材1,
1にそれぞれ有孔鋼片2を固設し、一方の有孔鋼片2が
他方の接合対象部材1に互いに掛かるように設置し、あ
るいは一方の有孔鋼片2の孔2a及び他方の有孔鋼片2
の孔2bに線材41を差し込み、更に、有孔鋼片2及び
線材41の回りには、それらが埋没するようにすると共
に、2つの接合対象部材1,1に密着させるようにして
硬化材5を打設し、有孔鋼片2及び接合対象部材1ある
いは有孔鋼片2、線材41及び接合対象部材1を一体化
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、対向する2つの
接合対象部材間を固定的に接続させる継手構造に関す
る。前記の接合対象部材としては、高架橋等の構造物に
おいて用いられる鋼製構造部材又は鋼材とコンクリート
から成る複合構造部材等を挙げることができ、本発明の
継手構造はこれらの構造部材を結合させるに適したもの
である。
接合対象部材間を固定的に接続させる継手構造に関す
る。前記の接合対象部材としては、高架橋等の構造物に
おいて用いられる鋼製構造部材又は鋼材とコンクリート
から成る複合構造部材等を挙げることができ、本発明の
継手構造はこれらの構造部材を結合させるに適したもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の継手構造としては、例え
ば特開平9−242237号公報に記載されたものを挙
げることができる。同公報に示された複合床版の継手
部、すなわち継手構造は、所定間隔をおいて対向する2
枚の鋼板間に硬化性の充填材を充填してなる複合床版ど
うしの継手部において、両複合床版の接続端部に突出さ
せた鋼板の内面に溶接スタッド,ナット止めボルト又は
溶接形鋼片のようなずれ止めを設け、隣り合う複合床版
の前記ずれ止めどうしを取り囲むようにして無端状の鉄
筋のような連結用の鋼材を配置し、複合床版間にはコン
クリート等の硬化性の充填材を充填して成るものであ
る。
ば特開平9−242237号公報に記載されたものを挙
げることができる。同公報に示された複合床版の継手
部、すなわち継手構造は、所定間隔をおいて対向する2
枚の鋼板間に硬化性の充填材を充填してなる複合床版ど
うしの継手部において、両複合床版の接続端部に突出さ
せた鋼板の内面に溶接スタッド,ナット止めボルト又は
溶接形鋼片のようなずれ止めを設け、隣り合う複合床版
の前記ずれ止めどうしを取り囲むようにして無端状の鉄
筋のような連結用の鋼材を配置し、複合床版間にはコン
クリート等の硬化性の充填材を充填して成るものであ
る。
【0003】しかしながら、前述の従来の継手構造で
は、両複合床版の鋼板上に突設したずれ止めに単に連結
用の鋼材を嵌め込み、そこへ充填材を充填してあるが、
それだけでは剛性が不十分であり、また引張り力に対す
る抵抗力も不十分なため、上側に連結鋼板を溶接して補
強することが多い。
は、両複合床版の鋼板上に突設したずれ止めに単に連結
用の鋼材を嵌め込み、そこへ充填材を充填してあるが、
それだけでは剛性が不十分であり、また引張り力に対す
る抵抗力も不十分なため、上側に連結鋼板を溶接して補
強することが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前述の問
題点に鑑み、構造が簡単であるに関わらず、十分な剛性
が得られ、また2つの接合対象部材間に作用する引張り
力に十分に抵抗できるようにした新規な構成の継手構造
を提案するものである。
題点に鑑み、構造が簡単であるに関わらず、十分な剛性
が得られ、また2つの接合対象部材間に作用する引張り
力に十分に抵抗できるようにした新規な構成の継手構造
を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の継手構造は、対向する2つの鋼製の接合
対象部材にそれぞれ接合線と交差するようにして任意数
の有孔鋼片を固設し、一方の部材の有孔鋼片が他方の接
合対象部材に互いに掛かるように設置し、あるいは一方
の有孔鋼片の孔及び他方の有孔鋼片の孔には双方の孔に
共に貫通させるようにして線材を差し込み、更に、前記
有孔鋼片及び線材の周りには、それらが埋没するように
すると共に、2つの接合対象部材に密着させるようにし
てコンクリートその他の硬化材を打設し、有孔鋼片及び
接合対象部材あるいは有孔鋼片、線材及び接合対象部材
を一体化したことを特徴とする。
め、この発明の継手構造は、対向する2つの鋼製の接合
対象部材にそれぞれ接合線と交差するようにして任意数
の有孔鋼片を固設し、一方の部材の有孔鋼片が他方の接
合対象部材に互いに掛かるように設置し、あるいは一方
の有孔鋼片の孔及び他方の有孔鋼片の孔には双方の孔に
共に貫通させるようにして線材を差し込み、更に、前記
有孔鋼片及び線材の周りには、それらが埋没するように
すると共に、2つの接合対象部材に密着させるようにし
てコンクリートその他の硬化材を打設し、有孔鋼片及び
接合対象部材あるいは有孔鋼片、線材及び接合対象部材
を一体化したことを特徴とする。
【0006】また、この発明に係る別の継手構造は、対
向する2つの鋼製の接合対象部材にそれぞれ複数の孔を
穿設し、一方の接合対象部材の孔及び他方の接合対象部
材の孔には双方の孔に共に貫通させるように線材を差し
込んでループを形成し、更に、2つの接合対象部材の端
部及び線材の周りには、それらが埋没するようにしてコ
ンクリートその他の硬化材を打設し、接合対象部材の端
部及び線材を一体化したことを特徴とする。
向する2つの鋼製の接合対象部材にそれぞれ複数の孔を
穿設し、一方の接合対象部材の孔及び他方の接合対象部
材の孔には双方の孔に共に貫通させるように線材を差し
込んでループを形成し、更に、2つの接合対象部材の端
部及び線材の周りには、それらが埋没するようにしてコ
ンクリートその他の硬化材を打設し、接合対象部材の端
部及び線材を一体化したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す6つの実施形態
に基づいてこの発明について説明する。図1〜図2は第
1実施形態を、図3〜図4は第2実施形態を、図5は第
3実施形態を、図6は第4実施形態を、図7は第5実施
形態を、図8〜図10は第6実施形態をそれぞれ表わし
ている。第1〜第6の実施形態で同一の符号で指し示す
部材又は部位は相互に等効の部材又は部位を表わしてい
る。
に基づいてこの発明について説明する。図1〜図2は第
1実施形態を、図3〜図4は第2実施形態を、図5は第
3実施形態を、図6は第4実施形態を、図7は第5実施
形態を、図8〜図10は第6実施形態をそれぞれ表わし
ている。第1〜第6の実施形態で同一の符号で指し示す
部材又は部位は相互に等効の部材又は部位を表わしてい
る。
【0008】第1実施形態を表わす図1は継手構造の組
立過程を示しており、同図で符号1は対向する2つの鋼
製の接合対象部材で、少くともその端部は平板状に形成
されている。各接合対象部材1は、端部のみならず全体
を鋼材とした鋼製構造部材であってもよいし、複合床版
その他の複合構造部材の一部をなす端部の鋼板であって
もよい。
立過程を示しており、同図で符号1は対向する2つの鋼
製の接合対象部材で、少くともその端部は平板状に形成
されている。各接合対象部材1は、端部のみならず全体
を鋼材とした鋼製構造部材であってもよいし、複合床版
その他の複合構造部材の一部をなす端部の鋼板であって
もよい。
【0009】また、符号2は各接合対象部材1の平板面
に対し接合方向(軸線方向)と平行をなすようにして溶
接3等でリブ状に固設した任意数の細長い有孔鋼片で、
孔2a又は2bの数は任意に形成してよく、孔の列は1
列に限らず複数列としてもよい。
に対し接合方向(軸線方向)と平行をなすようにして溶
接3等でリブ状に固設した任意数の細長い有孔鋼片で、
孔2a又は2bの数は任意に形成してよく、孔の列は1
列に限らず複数列としてもよい。
【0010】第1実施形態の各接合対象部材1に固設さ
れた有孔鋼片2はその一端が接合対象部材1の対向端部
から突出するようにしてあるが、組付けのため両接合対
象部材1,1を引き寄せると、千鳥状に配されていた両
方の有孔鋼片2,2は長さ方向で重なり合うことにな
る。
れた有孔鋼片2はその一端が接合対象部材1の対向端部
から突出するようにしてあるが、組付けのため両接合対
象部材1,1を引き寄せると、千鳥状に配されていた両
方の有孔鋼片2,2は長さ方向で重なり合うことにな
る。
【0011】上述のように一方の部材の有孔鋼片が他方
の接合対象部材に互いに掛かるように設置したら、図2
に示すように、必要に応じ型枠等(図示しない)を用
い、平板状の接合対象部材1,1上における有孔鋼片2
の周りに、コンクリート,モルタルその他の硬化材5を
打設し、有孔鋼片2を硬化材5で埋没させると共に、2
つの接合対象部材1,1の少なくも上面部に該硬化材5
を密着させ、もって有孔鋼片2及び接合対象部材1を一
体化させる。ここに継手構造が完成する。
の接合対象部材に互いに掛かるように設置したら、図2
に示すように、必要に応じ型枠等(図示しない)を用
い、平板状の接合対象部材1,1上における有孔鋼片2
の周りに、コンクリート,モルタルその他の硬化材5を
打設し、有孔鋼片2を硬化材5で埋没させると共に、2
つの接合対象部材1,1の少なくも上面部に該硬化材5
を密着させ、もって有孔鋼片2及び接合対象部材1を一
体化させる。ここに継手構造が完成する。
【0012】次に、図3〜図4においてこの発明の第2
実施形態の継手構造について説明する。ここでは記載の
重複を避け、第1実施形態のものと相違している部分に
ついて主として記述する。
実施形態の継手構造について説明する。ここでは記載の
重複を避け、第1実施形態のものと相違している部分に
ついて主として記述する。
【0013】第1実施形態と同様に第2実施形態の各接
合対象部材1に固設された有孔鋼片2はその一端が接合
対象部材1の対向端部から突出するようにしてあるが、
組付けのため両接合対象部材1,1を引き寄せると、千
鳥状に配されていた両方の有孔鋼片2,2は長さ方向で
重なり合うことになり、対応する一方の有孔鋼片2の孔
2aと他方の有孔鋼片2の孔2bとが横方向に関し重な
り合うので、鉄筋や鋼線等で成る直線状の線材41を双
方の孔2a,2bに共に貫通させるようにして差し込
む。
合対象部材1に固設された有孔鋼片2はその一端が接合
対象部材1の対向端部から突出するようにしてあるが、
組付けのため両接合対象部材1,1を引き寄せると、千
鳥状に配されていた両方の有孔鋼片2,2は長さ方向で
重なり合うことになり、対応する一方の有孔鋼片2の孔
2aと他方の有孔鋼片2の孔2bとが横方向に関し重な
り合うので、鉄筋や鋼線等で成る直線状の線材41を双
方の孔2a,2bに共に貫通させるようにして差し込
む。
【0014】用いる線材41の本数は有孔鋼片2の孔2
a,2bの数や要求される強度等に応じて決めるもので
ある。孔2a,2bに差し込んだ直線状の線材41はそ
の抜け出しを阻止するため端部を少なく曲げてもよく、
また、第2実施形態の継手構造で用いる線材41は直線
状のものに限らない。無端状、渦巻き状、らせん状又は
ジグザグ状のものも使用できることは自明である。
a,2bの数や要求される強度等に応じて決めるもので
ある。孔2a,2bに差し込んだ直線状の線材41はそ
の抜け出しを阻止するため端部を少なく曲げてもよく、
また、第2実施形態の継手構造で用いる線材41は直線
状のものに限らない。無端状、渦巻き状、らせん状又は
ジグザグ状のものも使用できることは自明である。
【0015】上述のように有孔鋼片2,2に線材41を
差し込んだら、図3及び図4に示すように、必要に応じ
型枠等(図示しない)を用い、平板状の接合対象部材
1,1上における有孔鋼片2及び線材41の周りに、コ
ンクリート,モルタルその他の硬化材5を打設し、有孔
鋼片2及び線材41を硬化材5で埋没させると共に、2
つの接合対象部材1,1の少なくも上面部に該硬化材5
を密着させ、もって有孔鋼片2、線材41及び接合対象
部材1を一体化させる。ここに継手構造が完成する。
差し込んだら、図3及び図4に示すように、必要に応じ
型枠等(図示しない)を用い、平板状の接合対象部材
1,1上における有孔鋼片2及び線材41の周りに、コ
ンクリート,モルタルその他の硬化材5を打設し、有孔
鋼片2及び線材41を硬化材5で埋没させると共に、2
つの接合対象部材1,1の少なくも上面部に該硬化材5
を密着させ、もって有孔鋼片2、線材41及び接合対象
部材1を一体化させる。ここに継手構造が完成する。
【0016】この発明の継手構造においては、有孔鋼片
2の孔2a,2bの内壁とそれらの孔に差し込まれた線
材41又は42との間の間隙には、硬化材5の一部が確
実に進入するので、有孔鋼片2、線材41又は42及び
接合対象部材1,1の一体化の状態は極めて強固なもの
となる。
2の孔2a,2bの内壁とそれらの孔に差し込まれた線
材41又は42との間の間隙には、硬化材5の一部が確
実に進入するので、有孔鋼片2、線材41又は42及び
接合対象部材1,1の一体化の状態は極めて強固なもの
となる。
【0017】更に、図5(A),(B),(C)におい
てこの発明の第3実施形態の継手構造について説明す
る。
てこの発明の第3実施形態の継手構造について説明す
る。
【0018】継手構造の組立過程を表わす図5(A)に
おいて、2つの接合対象部材1,1はこの例ではそれぞ
れ鋼管で形成されている。そして、筒状をなす各接合対
象部材1の内壁面には接合方向(軸線方向)と平行をな
すようにして任意数の細長い有孔鋼片2が溶接3等でリ
ブ状に固設してある。
おいて、2つの接合対象部材1,1はこの例ではそれぞ
れ鋼管で形成されている。そして、筒状をなす各接合対
象部材1の内壁面には接合方向(軸線方向)と平行をな
すようにして任意数の細長い有孔鋼片2が溶接3等でリ
ブ状に固設してある。
【0019】第3実施形態の各接合対象部材1に固設さ
れた有孔鋼片2はその一端が接合対象部材1の対向端部
より突出するようにしてあるが、組付けのため筒状をな
す両接合対象部材1,1を引き寄せると、図5(B)に
示すように、両部材1,1間で千鳥状の位置関係をもっ
て配されていた両方の有孔鋼片2,2は長さ方向で一方
の部材の有孔鋼片が他方の接合対象部材に互いに掛かる
ように設置することができる。
れた有孔鋼片2はその一端が接合対象部材1の対向端部
より突出するようにしてあるが、組付けのため筒状をな
す両接合対象部材1,1を引き寄せると、図5(B)に
示すように、両部材1,1間で千鳥状の位置関係をもっ
て配されていた両方の有孔鋼片2,2は長さ方向で一方
の部材の有孔鋼片が他方の接合対象部材に互いに掛かる
ように設置することができる。
【0020】上述のように有孔鋼片2,2に線材42を
設置したら、図5(B)に示すように、接合対象鋼管
1,1の空間部に供給口6を通じコンクリート、モルタ
ルその他の硬化材5を打設充填し、有孔鋼片2を硬化材
5で埋没させると共に、2つの接合対象部材1,1の内
面部に該硬化材5を密着させ、もって有孔鋼片2及び接
合対象部材1を一体化させる。ここに継手構造が完成す
る。なお、本実施形態においても、充填材の打設時に必
要なら型枠等(図示しない)を用いてもよいことは言う
までもない。
設置したら、図5(B)に示すように、接合対象鋼管
1,1の空間部に供給口6を通じコンクリート、モルタ
ルその他の硬化材5を打設充填し、有孔鋼片2を硬化材
5で埋没させると共に、2つの接合対象部材1,1の内
面部に該硬化材5を密着させ、もって有孔鋼片2及び接
合対象部材1を一体化させる。ここに継手構造が完成す
る。なお、本実施形態においても、充填材の打設時に必
要なら型枠等(図示しない)を用いてもよいことは言う
までもない。
【0021】図5(C)は、図5(B)で示した継手構
造を更に強固なものにするために、有孔鋼片孔部に線材
を貫通させた形式である。すなわち、対応する一方の有
孔鋼片2の孔2aと他方の有孔鋼片2の孔2bとが横方
向に関し重なり合う状態において、鉄筋や鋼線等で成る
直線状の線材41を双方の孔2a,2bに共に貫通させ
るようにして差し込む。この線材42の差し込みは、例
えば接合対象鋼管1の後方に設けた開口(図示しない)
から内部へ手を入れ又は作業者が入って行う。用いる線
材42の本数は有孔鋼片2の孔2a,2bの数や要求さ
れる強度等に応じて決めるものである。また、第3実施
形態の継手構造で用いる線材42は、無端状のものに代
えてらせん状のものも採用できる。
造を更に強固なものにするために、有孔鋼片孔部に線材
を貫通させた形式である。すなわち、対応する一方の有
孔鋼片2の孔2aと他方の有孔鋼片2の孔2bとが横方
向に関し重なり合う状態において、鉄筋や鋼線等で成る
直線状の線材41を双方の孔2a,2bに共に貫通させ
るようにして差し込む。この線材42の差し込みは、例
えば接合対象鋼管1の後方に設けた開口(図示しない)
から内部へ手を入れ又は作業者が入って行う。用いる線
材42の本数は有孔鋼片2の孔2a,2bの数や要求さ
れる強度等に応じて決めるものである。また、第3実施
形態の継手構造で用いる線材42は、無端状のものに代
えてらせん状のものも採用できる。
【0022】上述のように有孔鋼片2,2に線材42を
差し込んだら、図5(B)に示すように、接合対象鋼管
1,1の空間部に供給口6を通じコンクリート、モルタ
ルその他の硬化材5を打設充填し、有孔鋼片2及び線材
42を硬化材5で埋没させると共に、2つの接合対象部
材1,1の内面部に該硬化材5を密着させ、もって有孔
鋼片2、線材42及び接合対象部材1を一体化させる。
ここに継手構造が完成する。なお、本実施形態において
も、充填材の打設時に必要なら型枠等(図示しない)を
用いてもよいことは言うまでもない。なお、本実施形態
においては、有孔鋼片が鋼管の内側にあっても外側にあ
ってもどちらでもよい。外側にある場合には、有孔鋼片
を埋没させるように型枠等を用いて外側に硬化材を打設
する。
差し込んだら、図5(B)に示すように、接合対象鋼管
1,1の空間部に供給口6を通じコンクリート、モルタ
ルその他の硬化材5を打設充填し、有孔鋼片2及び線材
42を硬化材5で埋没させると共に、2つの接合対象部
材1,1の内面部に該硬化材5を密着させ、もって有孔
鋼片2、線材42及び接合対象部材1を一体化させる。
ここに継手構造が完成する。なお、本実施形態において
も、充填材の打設時に必要なら型枠等(図示しない)を
用いてもよいことは言うまでもない。なお、本実施形態
においては、有孔鋼片が鋼管の内側にあっても外側にあ
ってもどちらでもよい。外側にある場合には、有孔鋼片
を埋没させるように型枠等を用いて外側に硬化材を打設
する。
【0023】次に、図6(A),(B),(C)におい
てこの発明の第4実施形態の継手構造について説明す
る。ここでは第1実施形態のものと相違している部分に
ついてのみ記述する。
てこの発明の第4実施形態の継手構造について説明す
る。ここでは第1実施形態のものと相違している部分に
ついてのみ記述する。
【0024】図6(A)に示すように2つの接合対象部
材1,1はこの例ではいずれもH形鋼で形成され、各H
形鋼1の2つのフランジ面には突出タイプの有孔鋼片2
が溶接等によりリブ状に固設してある。
材1,1はこの例ではいずれもH形鋼で形成され、各H
形鋼1の2つのフランジ面には突出タイプの有孔鋼片2
が溶接等によりリブ状に固設してある。
【0025】図6(B)に示すように組付けに際し両接
合対象形鋼1,1を引き寄せ、一方の部材の有孔鋼片が
他方の接合対象部材に互いに掛かるように設置する。あ
るいは図6(C)に示すように一方の有孔鋼片2の孔2
aと他方の有孔鋼片2の孔2bに対し共に貫通させるよ
うにして例えば直線状の線材41を差し込む。
合対象形鋼1,1を引き寄せ、一方の部材の有孔鋼片が
他方の接合対象部材に互いに掛かるように設置する。あ
るいは図6(C)に示すように一方の有孔鋼片2の孔2
aと他方の有孔鋼片2の孔2bに対し共に貫通させるよ
うにして例えば直線状の線材41を差し込む。
【0026】しかる後、形鋼1,1の少なくも対向端部
部分に型枠(図示しない)を設け、形鋼1,1の対向端
部、有孔鋼片2及び線材41の周りにコンクリート等の
硬化材5を打設し、形鋼1,1の対向端部、有孔鋼片2
及び線材41を硬化材5で埋没させ、もってそれらの部
材を一体化させる。硬化材5の硬化後は型枠を取り外
し、ここに継手構造が完成する。なお、本実施形態にお
いては、有孔鋼片がフランジ外側だけでなく、フランジ
内側あるいはウエブ面に設置されていてもよい。
部分に型枠(図示しない)を設け、形鋼1,1の対向端
部、有孔鋼片2及び線材41の周りにコンクリート等の
硬化材5を打設し、形鋼1,1の対向端部、有孔鋼片2
及び線材41を硬化材5で埋没させ、もってそれらの部
材を一体化させる。硬化材5の硬化後は型枠を取り外
し、ここに継手構造が完成する。なお、本実施形態にお
いては、有孔鋼片がフランジ外側だけでなく、フランジ
内側あるいはウエブ面に設置されていてもよい。
【0027】次に、図7においてこの発明の第5実施形
態の継手構造について説明する。同図で符号1は対向す
る鋼板で成る接合対象部材で、各接合対象部材1は、第
1実施形態のものと同様、端部のみならず全体を鋼材と
した鋼製構造部材であってもよいし、複合床版その他の
複合構造部材の一部をなす端部の鋼板であってもよい。
態の継手構造について説明する。同図で符号1は対向す
る鋼板で成る接合対象部材で、各接合対象部材1は、第
1実施形態のものと同様、端部のみならず全体を鋼材と
した鋼製構造部材であってもよいし、複合床版その他の
複合構造部材の一部をなす端部の鋼板であってもよい。
【0028】鋼板であるそれら接合対象部材1,1の対
向端部には、それぞれ複数の孔1a,1bが例えば縦横
に列をなすようにして穿設してあり、一方の接合対象部
材1の孔1a及び他方の接合対象部材1の孔1bには双
方の孔1a,1bに共に貫通させるようにして無端状に
した線材43を差し込む。使用される線材43の本数は
接合対象部材1,1の孔1a,1bの数や要求される強
度等に応じて決められる。
向端部には、それぞれ複数の孔1a,1bが例えば縦横
に列をなすようにして穿設してあり、一方の接合対象部
材1の孔1a及び他方の接合対象部材1の孔1bには双
方の孔1a,1bに共に貫通させるようにして無端状に
した線材43を差し込む。使用される線材43の本数は
接合対象部材1,1の孔1a,1bの数や要求される強
度等に応じて決められる。
【0029】そして、2つの接合対象部材1,1の端部
及び線材43の周りには、適当な型枠(図示しない)を
設けた上、それらが埋没するようにしてコンクリート、
モルタルその他の硬化材5を打設し、もって接合対象部
材1,1の端部及び線材43を一体化させる。硬化材5
の硬化後は型枠を取り外し、ここに継手構造が完成す
る。
及び線材43の周りには、適当な型枠(図示しない)を
設けた上、それらが埋没するようにしてコンクリート、
モルタルその他の硬化材5を打設し、もって接合対象部
材1,1の端部及び線材43を一体化させる。硬化材5
の硬化後は型枠を取り外し、ここに継手構造が完成す
る。
【0030】この第5実施形態の継手構造においては、
接合対象部材1,1の孔1a,1bの内壁とそこに差し
込まれた線材43との間の間隙には、硬化材5の一部が
確実に進入するので、接合対象部材1,1及び線材43
の一体化の状態は極めて強固なものとなる。
接合対象部材1,1の孔1a,1bの内壁とそこに差し
込まれた線材43との間の間隙には、硬化材5の一部が
確実に進入するので、接合対象部材1,1及び線材43
の一体化の状態は極めて強固なものとなる。
【0031】次に、図8〜図10においてこの発明の第
6実施形態の継手構造について説明する。ここでは記載
の重複を避け、第1実施形態のものと相違している部分
について主として記述する。
6実施形態の継手構造について説明する。ここでは記載
の重複を避け、第1実施形態のものと相違している部分
について主として記述する。
【0032】継手構造の組立過程を表面わす図8及び図
9において、鋼板で成る2つの接合対象部材1,1上に
それぞれ固設される有孔鋼片2は、対向端部から突設さ
れない状態で任意数のものが配列されており、組付けの
ため両接合対象部材1,1を引き寄せると、1組のもの
として対をなす一方の有孔鋼片2と他方の有孔鋼片2と
が一直線上に並ぶことになり、双方の鋼片2,2の孔2
a,2bを共に貫通させるようにするためには、線材4
2は図示のように例えば無端状のものを使用しなければ
ならない。
9において、鋼板で成る2つの接合対象部材1,1上に
それぞれ固設される有孔鋼片2は、対向端部から突設さ
れない状態で任意数のものが配列されており、組付けの
ため両接合対象部材1,1を引き寄せると、1組のもの
として対をなす一方の有孔鋼片2と他方の有孔鋼片2と
が一直線上に並ぶことになり、双方の鋼片2,2の孔2
a,2bを共に貫通させるようにするためには、線材4
2は図示のように例えば無端状のものを使用しなければ
ならない。
【0033】但し、無端状の線材42は全体が連続した
完全な環体であることは必須ではなく、その一部には両
端がある程度開放した非連続部分が存在していてもよ
い。この第2実施形態の線材42として渦巻き状のもの
も採用できることは明白である。
完全な環体であることは必須ではなく、その一部には両
端がある程度開放した非連続部分が存在していてもよ
い。この第2実施形態の線材42として渦巻き状のもの
も採用できることは明白である。
【0034】有孔鋼片2,2に線材42を差し込んだ後
のコンクリートその他の硬化材5の打設に関しては第1
実施形態のものに準じて行えばよく、その打設により継
手構造は完成する(図10参照)。
のコンクリートその他の硬化材5の打設に関しては第1
実施形態のものに準じて行えばよく、その打設により継
手構造は完成する(図10参照)。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したこの発明の継手構造によ
れば、次に示すような効果を奏する。 構造が極めて簡単である。
れば、次に示すような効果を奏する。 構造が極めて簡単である。
【0036】 対向する一方の接合対象部材に固設さ
れた一方の有孔鋼片の孔及び他方の接合対象部材に固設
された他方の有孔鋼片の孔を硬化材が貫通することによ
り、有孔鋼片及び接合対象部材が一体化され、2つの接
合対象部材間に作用する引張力に対する抵抗力が確実に
働き、十分な抵抗力が発揮される。 コンクリートその他の硬化材によって埋設される線
材は、対向する一方の接合対象部材に固設された一方の
有孔鋼片の孔及び他方の接合対象部材に固設された他方
の有孔鋼片の孔を貫通し、又は2つの接合対象部材自体
にそれぞれ設けた孔を貫通することにより、対をなす有
孔鋼片又は対をなす接合対象部材に係着されているの
で、2つの接合対象部材間に作用する引張り力に対する
抵抗力が確実に働き、十分な抵抗力が発揮される。
れた一方の有孔鋼片の孔及び他方の接合対象部材に固設
された他方の有孔鋼片の孔を硬化材が貫通することによ
り、有孔鋼片及び接合対象部材が一体化され、2つの接
合対象部材間に作用する引張力に対する抵抗力が確実に
働き、十分な抵抗力が発揮される。 コンクリートその他の硬化材によって埋設される線
材は、対向する一方の接合対象部材に固設された一方の
有孔鋼片の孔及び他方の接合対象部材に固設された他方
の有孔鋼片の孔を貫通し、又は2つの接合対象部材自体
にそれぞれ設けた孔を貫通することにより、対をなす有
孔鋼片又は対をなす接合対象部材に係着されているの
で、2つの接合対象部材間に作用する引張り力に対する
抵抗力が確実に働き、十分な抵抗力が発揮される。
【0037】 有孔鋼片の孔の内壁又は接合対象部材
の孔の内壁あるいは、それらとそれらの孔に差し込まれ
た線材との間の間隙には硬化材の一部が進入しているの
で、その部分における一体化の状態は極めて強固であ
り、全体としての剛性は十分なものとなる。
の孔の内壁あるいは、それらとそれらの孔に差し込まれ
た線材との間の間隙には硬化材の一部が進入しているの
で、その部分における一体化の状態は極めて強固であ
り、全体としての剛性は十分なものとなる。
【0038】 接合対象部材に対し有孔鋼片を備えた
ものは、有孔鋼片がリブとなるので、接合対象部材の端
部を強化できる。
ものは、有孔鋼片がリブとなるので、接合対象部材の端
部を強化できる。
【図1】この発明に係る第1実施形態の継手構造の組立
過程を示す斜視図である。
過程を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の継手構造(線材非貫通タイプ)
を示す縦断平面図である。
を示す縦断平面図である。
【図3】この発明に係る第2実施形態の継手構造の組立
過程を示す斜視図である。
過程を示す斜視図である。
【図4】第2実施形態の継手構造(線材非貫通タイプ)
を示す縦断平面図である。
を示す縦断平面図である。
【図5】(A)はこの発明に係る第3実施形態の継手構
造の組立過程を示す斜視図、(B)はその継手構造(線
材非貫通タイプ)の斜視図、(C)はその継手構造(線
材貫通タイプ)の斜視図である。
造の組立過程を示す斜視図、(B)はその継手構造(線
材非貫通タイプ)の斜視図、(C)はその継手構造(線
材貫通タイプ)の斜視図である。
【図6】(A)はこの発明に係る第4実施形態の継手構
造の組立過程を示す斜視図、(B)はその継手構造(線
材非貫通タイプ)の斜視図、(C)はその継手構造(線
材貫通タイプ)の斜視図である。
造の組立過程を示す斜視図、(B)はその継手構造(線
材非貫通タイプ)の斜視図、(C)はその継手構造(線
材貫通タイプ)の斜視図である。
【図7】この発明に係る第5実施形態の継手構造の組立
過程を示す斜視図である。
過程を示す斜視図である。
【図8】この発明に係る第6実施形態の継手構造の組立
過程を示す斜視図である。
過程を示す斜視図である。
【図9】図8後の組立過程を示す斜視図である。
【図10】第6実施形態の継手構造を示す縦断平面図で
ある。
ある。
1 接合対象部材 1a 孔 1b 孔 2 有孔鋼片 2a 孔 2b 孔 3 溶接 41 線材 42 線材 43 線材 5 硬化材 6 供給口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 1/61 E04B 1/60 503H Fターム(参考) 2E125 AA04 AA14 AA57 AB01 AB17 AC15 AC16 AE04 AE13 AE18 AG57 BB02 BB08 BB22 BC02 BD01 BE02 BF04 BF08 CA79 CA82
Claims (4)
- 【請求項1】 対向する2つの鋼製の接合対象部材にそ
れぞれ接合線に交差する向きに任意数の有孔鋼片を固設
し、一方の部材の有孔鋼片が他方の接合対象部材に互い
に掛かるように設置し、更に、前記有孔鋼片の周りに
は、それらが埋没するようにすると共に、2つの接合対
象部材に密着させるようにしてコンクリートその他の硬
化材を打設し、有孔鋼片及び接合対象部材を一体化した
ことを特徴とする継手構造。 - 【請求項2】 対向する2つの鋼製の接合対象部材にそ
れぞれ接合線に直交する向きに任意数の有孔鋼片を固設
し、一方の部材の有孔鋼片の孔及び他方の部材の有孔鋼
片の孔の双方を貫通するようにして線材を差し込み、更
に、前記有孔鋼片及び線材の周りには、それらが埋没す
るようにすると共に、2つの接合対象部材に密着させる
ようにしてコンクリートその他の硬化材を打設し、有孔
鋼片、線材及び接合対象部材を一体化したことを特徴と
する継手構造。 - 【請求項3】 対向する2つの接合対象部材の少なくと
も端部を鋼板、鋼管又は形鋼としたことを特徴とする請
求項1または2記載の継手構造。 - 【請求項4】 対向する2つの鋼製の接合対象部材にそ
れぞれ複数の孔を穿設し、あるいは任意数の有効鋼片を
固設し、一方の部材あるいは有孔鋼片の孔及び他方の部
材あるいは有孔鋼片の孔の双方を貫通するようにして線
材を差し込んでループを形成し、更に、接合対象部材あ
るいは有孔鋼片及び線材ループの周りには、それらが埋
没するようにしてコンクリートその他の硬化材を打設
し、一体化したことを特徴とする継手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11309399A JP2000303606A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11309399A JP2000303606A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 継手構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000303606A true JP2000303606A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14603315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11309399A Withdrawn JP2000303606A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000303606A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012117328A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-06-21 | Shimizu Corp | 鋼板コンクリート構造の構造部材 |
JP2013104172A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Shimizu Corp | 鋼板コンクリート構造 |
JP2014118723A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Shimizu Corp | 高性能孔あき鋼板ジベル |
JP2016113787A (ja) * | 2014-12-12 | 2016-06-23 | 鹿島建設株式会社 | 接合構造 |
JP2017172143A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 株式会社高速道路総合技術研究所 | 急速施工用プレキャストコンクリート床版の接合構造およびその施工方法 |
JP2019002164A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | 株式会社Ihiインフラシステム | プレキャスト床版の接合構造 |
-
1999
- 1999-04-21 JP JP11309399A patent/JP2000303606A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012117328A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-06-21 | Shimizu Corp | 鋼板コンクリート構造の構造部材 |
JP2013104172A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Shimizu Corp | 鋼板コンクリート構造 |
JP2014118723A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Shimizu Corp | 高性能孔あき鋼板ジベル |
JP2016113787A (ja) * | 2014-12-12 | 2016-06-23 | 鹿島建設株式会社 | 接合構造 |
JP2017172143A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 株式会社高速道路総合技術研究所 | 急速施工用プレキャストコンクリート床版の接合構造およびその施工方法 |
JP2019002164A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | 株式会社Ihiインフラシステム | プレキャスト床版の接合構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |