JP2000303501A - 建設機械及びそれに用いるコンソール装置 - Google Patents

建設機械及びそれに用いるコンソール装置

Info

Publication number
JP2000303501A
JP2000303501A JP11114135A JP11413599A JP2000303501A JP 2000303501 A JP2000303501 A JP 2000303501A JP 11114135 A JP11114135 A JP 11114135A JP 11413599 A JP11413599 A JP 11413599A JP 2000303501 A JP2000303501 A JP 2000303501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
console
lever
getting
driver
construction machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11114135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3532790B2 (ja
Inventor
Mitsugi Kojima
貢 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP11413599A priority Critical patent/JP3532790B2/ja
Publication of JP2000303501A publication Critical patent/JP2000303501A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3532790B2 publication Critical patent/JP3532790B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2004Control mechanisms, e.g. control levers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗降用レバーに設けた長溝内にコンソールの
係合ピンを係合させることにより、構造の簡略化を図
る。 【解決手段】 コンソール24を連結ピン26によって
コンソール取付部23に回動可能に取付ける。また、乗
降用レバー28を連結ピン29によってコンソール取付
部23に回動可能に取付け、この乗降用レバー28に設
けた直線状の長溝30内にコンソール24の係合ピン3
1を摺動可能に係合させる。そして、乗降用レバー28
を上向きに回動したときには、コンソール24を係合ピ
ン31等により操作位置から跳上げ位置へと回動させ、
付勢ばね32のばね力によって跳上げ位置に保持する。
これにより、乗降用レバー28の形状、構造等を簡略化
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば運転席の近
傍等に操作レバーが設けられた油圧ショベル等として好
適に用いられる建設機械及びそれに用いるコンソール装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械に
は、運転席の左,右両側にコンソール装置が配設され、
これらのコンソール装置には油圧ショベルを運転操作す
るための操作レバーが設けられている。
【0003】この種の従来技術による油圧ショベルは、
オペレータが着座する運転席を有し該運転席に乗降する
乗降口が設けられた車体と、運転室に着座したオペレー
タによって操作されるコンソール装置とを備え、コンソ
ール装置は、前記運転席の側方に位置して前記車体に
上,下方向に回動可能に設けられ、オペレータによって
操作される操作レバーを有するコンソールと、該コンソ
ールの側方に前記乗降口を遮断する位置と開通する位置
との間で上,下方向に回動可能に設けられた乗降用レバ
ーと、前記コンソールを操作位置から跳上げ位置に向け
て付勢するガススプリング等とを備えている(例えば、
特開平9−13425号公報等)。
【0004】ここで、コンソールは、例えば後部側が回
動支点となって前部側が操作位置と跳上げ位置との間で
上,下方向に回動する。そして、コンソールが操作位置
にあるときには、操作レバーが運転席の側方で前部側寄
りに配置され、油圧ショベルのオペレータは、フロント
等を駆動するために運転席に座って自然な姿勢で操作レ
バーを操作することができる。
【0005】また、オペレータは、例えば運転席から外
部へと降立つときに、乗降用レバーを操作してコンソー
ルを操作位置から跳上げ位置へと上向きに回動させる。
この結果、コンソールは操作レバーと共に斜め後方へと
跳上げられた状態となるため、オペレータは、コンソー
ルの前方に形成される空間を利用して運転席から外部に
降立つことができる。
【0006】さらに、乗降用レバーは、油圧ポンプと油
圧回路との間を開通、遮断する切換弁と連動しており、
乗降用レバーが遮断位置となったときには、この切換弁
によって油圧ショベルに設けられた走行モータや旋回モ
ータ、フロントの油圧アクチュエータ等に対する圧油の
供給が遮断された状態となり、オペレータの降車中に油
圧アクチュエータの誤動作等が発生するのを防止する構
成となっている(例えば、特開平4−30032号公報
等)。
【0007】ここで、先の特開平9−13425号公報
に記載された従来技術の乗降用レバーは、略L字状に形
成され、基端側がコンソールに回動可能に取付けられる
と共に、先端側がコンソールから前方に突出している。
また、乗降用レバーの基端側には、コンソールの回動動
作に対応して略円弧状のガイドレールが設けられ、この
ガイドレールは乗降用レバーから分岐するように後方へ
と延びている。さらに、ガイドレールには略円弧状の長
溝が設けられ、この長溝には車体側に設けられた係合ピ
ンが摺動可能に係合している。また、長溝の両端側に
は、この係合ピンを介してコンソールをそれぞれ操作位
置、跳上げ位置にロックする2個のガイド部が屈曲して
設けられている。
【0008】そして、例えばコンソールを操作位置から
跳上げ位置へと回動させるときには、オペレータが乗降
用レバーをコンソールと共に上方へと引張り上げつつ後
方に回動させる。このとき、車体側の係合ピンはガイド
レールの長溝内を相対的に摺動し、コンソールが跳上げ
位置へと達したときには、この係合ピンが長溝一端側の
ガイド部に嵌合する。これにより、コンソールはガイド
レールを介して跳上げ位置にロックされる。また、コン
ソールは、係合ピンが長溝他端側のガイド部に嵌合する
ことにより、操作位置にロックされる構成となってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、乗降用レバーをコンソールに取付け、この
乗降用レバーを用いてコンソールを操作位置と跳上げ位
置との間で回動させる構成としている。そして、このと
きガイドレールに設けた長溝のガイド部を車体側の係合
ピンと係合させることにより、コンソールを操作位置ま
たは跳上げ位置にロックする。
【0010】このため、乗降用レバーには、コンソール
等の回動動作に対応して円弧状に延びたガイドレールを
乗降用レバーから分岐するように設ける必要があり、そ
の形状、構造が複雑化して加工に手間がかかる。しか
も、ガイドレールには、両端側にガイド部が屈曲して形
成された円弧状の長溝を形成しなければならず、その加
工にも手間がかかるという問題がある。
【0011】また、コンソールを跳上げ位置に回動した
状態では、コンソールと共に跳上げられた乗降用レバー
から車体側の係合ピンに向けて延びるガイドレールがコ
ンソールの下側に露出した状態となる。この結果、コン
ソールを跳上げたときには、その美観が損なわれるばか
りでなく、オペレータが乗降時に衣服等をガイドレール
に引掛ける虞れもあるため、コンソール装置としての商
品性が低下するという問題もある。
【0012】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、乗降用レバー等の形
状、構造を簡略化でき、この乗降用レバーを用いてコン
ソールを操作位置と跳上げ位置との間で円滑に回動させ
ることができると共に、商品性を向上できるようにした
建設機械及びそれに用いるコンソール装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1の発明は、オペレータが着座する運転席
を有し該運転席に乗降する乗降口が設けられた車体と、
前記運転室に着座したオペレータによって操作されるコ
ンソール装置とを備え、前記コンソール装置は、前記運
転席の側方に位置して前記車体に上,下方向に回動可能
に設けられ、オペレータによって操作される操作レバー
を有するコンソールと、該コンソールの側方に前記乗降
口を遮断する位置と開通する位置との間で上,下方向に
回動可能に設けられた乗降用レバーとから構成してなる
建設機械において、前記コンソール装置には、前記乗降
用レバーの長さ方向に沿って設けられた長溝と、該長溝
に係合した状態で前記コンソールに設けられ、前記乗降
用レバーを開通位置と遮断位置との間で回動させるとき
に前記コンソールが操作位置と跳上げ位置との間で回動
するように案内する係合突起と、前記車体とコンソール
との間に設けられ、前記乗降用レバーが回動方向中間部
となったときを境として前記係合突起によって回動され
る前記コンソールを操作位置または跳上げ位置のいずれ
か一方側に付勢するばね部材とを備えてなる構成を採用
している。
【0014】このように構成することにより、乗降用レ
バーを回動したときには、その長溝によって係合突起を
案内でき、乗降用レバーにより係合突起を介してコンソ
ールを操作位置と跳上げ位置との間で回動させることが
できる。また、付勢ばねは、乗降用レバーが回動方向中
間部となったときを境としてコンソールを操作位置また
は跳上げ位置のいずれか一方側に向けて付勢でき、コン
ソールが操作位置または跳上げ位置に達したときには、
付勢ばねのばね力によってコンソールをこれらの位置に
保持することができる。
【0015】また、請求項2の発明によると、乗降用レ
バーの長溝は、前記乗降用レバーに沿ってほぼ直線状に
形成されたガイド部と、該ガイド部の一端側に設けられ
前記係合突起を介して前記コンソールを操作位置にロッ
クする一方のロック部位と、前記ガイド部の他端側に設
けられ前記係合突起を介して前記コンソールを跳上げ位
置にロックする他方のロック部位とによって形成してい
る。
【0016】これにより、コンソールを操作位置に向け
て回動するときには、長溝のガイド部によって係合突起
を案内できる。そして、付勢ばねのばね力を用いて長溝
一端側のロック部位にコンソール側の係合突起を突当て
ることができ、コンソールを操作位置にロックすること
ができる。また、コンソールを跳上げ位置に向けて回動
するときには、付勢ばねのばね力を用いて長溝他端側の
ロック部位に係合突起を突当てることができ、コンソー
ルを跳上げ位置にロックすることができる。
【0017】一方、請求項3の発明によると、コンソー
ルは後部側を回動支点として前記車体に取付けられ、前
記乗降用レバーは前記コンソールの回動支点よりも前方
の下側位置を支点として取付けられ、前記ばね部材は前
記コンソールの回動支点よりも前側で前記乗降用レバー
の回動支点よりも上方位置を一方のばね取付部とすると
共に前記乗降用レバーの長さ方向の途中位置を他方のば
ね取付部として弾設する構成としている。
【0018】これにより、例えば乗降用レバーをコンソ
ールよりも前方の下側位置を支点として上向きに回動さ
せ、コンソールを跳上げ位置へと上向きに回動させるこ
とができる。そして、例えば一方のばね取付部をコンソ
ールの回動支点よりも前側に配置することにより、乗降
用レバーが回動方向の中間部に達したときにばね部材を
最も撓ませることができ、この位置を境としてばね部材
によるコンソールへの付勢方向を操作位置側または跳上
げ位置側に切換えることができる。
【0019】また、請求項4の発明によると、車体には
前記乗降口を有するキャブを設け、該キャブ内には前記
運転席、コンソールおよび乗降用レバーを配設してい
る。
【0020】これにより、キャブ内で乗降用レバーを遮
断位置へと回動することによって乗降口を遮断すること
ができる。また、乗降用レバーを遮断位置から開通位置
へと回動することにより、コンソールを跳上げ位置へと
回動させることができると共に、乗降口を開通すること
ができる。
【0021】一方、請求項5の発明は、オペレータが着
座する運転席の側方に位置して上,下方向に回動可能に
設けられ、オペレータによって操作される操作レバーを
有するコンソールと、該コンソールの側方に建設機械の
乗降口を遮断する位置と開通する位置との間で上,下方
向に回動可能に設けられた乗降用レバーとを備えてなる
建設機械に用いるコンソール装置において、前記乗降用
レバーの長さ方向に沿って設けられた長溝と、該長溝に
係合した状態で前記コンソールに設けられ、前記乗降用
レバーを開通位置と遮断位置との間で回動させるときに
前記コンソールが操作位置と跳上げ位置との間で回動す
るように案内する係合突起と、前記建設機械の車体と前
記コンソールとの間に設けられ、前記乗降用レバーが回
動方向中間部となったときを境として前記係合突起によ
って回動される前記コンソールを操作位置または跳上げ
位置のいずれか一方側に付勢するばね部材とからなる構
成を採用している。
【0022】これにより、乗降用レバーを回動したとき
には、その長溝によって係合突起を案内でき、乗降用レ
バーにより係合突起を介してコンソールを操作位置と跳
上げ位置との間で回動させることができる。また、コン
ソールが操作位置または跳上げ位置に達したときには、
付勢ばねのばね力によってコンソールをこれらの位置に
保持することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
建設機械及びそれに用いるコンソール装置を油圧ショベ
ルに適用した場合を例に挙げ、図1ないし図7を参照し
て詳細に説明する。
【0024】1は油圧ショベルの下部走行体、2は該下
部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体で、該
上部旋回体2の旋回フレーム3には、内部に運転室が形
成されたキャブ4と、内部に原動機、油圧ポンプ等を収
容する機械室(図示せず)が形成された建屋カバー5
と、カウンタウェイト6等とが設けられている。
【0025】ここで、キャブ4内の中央には図2に示す
如く運転席7が設けられ、該運転席7の左側には乗降口
8(図1参照)との間に位置して後述のコンソール装置
21が配設されている。また、キャブ4内には、運転室
前面部とコンソール装置21との間に位置してオペレー
タ用の乗降通路9が設けられている。
【0026】10は上部旋回体2の前部側に俯仰動可能
に設けられたフロントで、該フロント10は、図1に示
す如く、基端側が旋回フレーム3に取付けられ、ブーム
シリンダ11Aによって俯仰動されるブーム11と、該
ブーム11の先端側に取付けられ、アームシリンダ12
Aによって回動されるアーム12と、該アーム12の先
端側に取付けられ、バケットシリンダ13Aによって回
動されるバケット13等とから構成されている。
【0027】そして、油圧ショベルは、フロント10の
シリンダ11A,12A,13A、走行モータ、旋回モ
ータ等からなる油圧アクチュエータに対して、油圧ポン
プから吐出される圧油が油圧回路(いずれも図示せず)
を経由してそれぞれ給排されることにより、ブーム1
1、アーム12、バケット13等を用いて土砂等の掘削
作業を行うと共に、上部旋回体2を旋回し、車両を走行
させるものである。
【0028】21はキャブ4内で運転席7の左側に台座
部22を介して設けられたコンソール装置で、該コンソ
ール装置21は、図2、図3に示す如く、後述のコンソ
ール取付部23、コンソール24、乗降用レバー28等
により構成されている。
【0029】23は運転席7の左側に固定して設けられ
た車体側のコンソール取付部で、該コンソール取付部2
3は、図3ないし図6に示す如く、複数の金属板等を一
体に固着することにより形成されている。また、コンソ
ール取付部23には、後述するコンソール24および付
勢ばね32用の取付金具23Aと、乗降用レバー28用
の取付金具23Bとが一体に設けられている。
【0030】24はコンソール取付部23に上,下方向
に回動可能に設けられたコンソールで、該コンソール2
4は、図3ないし図5に示す如く、その本体部分が例え
ば金属板、樹脂板等を用いて略箱形状に形成された枠体
25により構成され、この枠体25の外面側に金属板、
樹脂板等からなる上面パネル24A、前面パネル24
B、後面パネル24C、左,右の側面パネル24D,2
4E等を取付けることによって、下側が開口した略箱形
状に形成されている。
【0031】ここで、枠体25の左,右の側板25A,
25Aには、その後部側に位置して一対の取付ブラケッ
ト25B,25B(一方のみ図示)が設けられている。
また、枠体25の底板25Cには、図4に示す如く、そ
の前部側に位置して左,右方向に延びる略コ字状の取付
金具25Dが固着され、該取付金具25Dには、左端側
に位置して後述する係合ピン31用の取付板25Eと、
後端側に位置して付勢ばね32用の取付金具25Fとが
一体に設けられている。
【0032】そして、コンソール24は、枠体25の各
取付ブラケット25Bが連結ピン26を用いてコンソー
ル取付部23の取付金具23Aに回動可能に連結され、
後述の如く図3に示す操作位置と、図6に示す跳上げ位
置との間で上,下方向に回動されるものである。
【0033】27はコンソール24の前部上側に傾転操
作可能に設けられた左側の操作レバーで、該操作レバー
27は、図3に示す如く、例えば走行モータを除く油圧
アクチュエータ等への圧油供給量を制御するパイロット
操作弁(図示せず)等に接続されている。これにより、
操作レバー27は、フロント10を俯仰動させたり、上
部旋回体2を旋回させたりするものである。
【0034】28は基端側が連結ピン29を用いてコン
ソール取付部23の取付金具23Bに上,下方向に回動
可能に取付けられた乗降用レバーで、該乗降用レバー2
8は、図3ないし図6に示す如く、長尺な板状の取付板
部28Aと、該取付板部28Aの先端側に設けられたほ
ぼ「く」字状の軸部28Bと、該軸部28Bに先端側に
設けられた把持部28Cとにより形成されている。
【0035】そして、乗降用レバー28は、その取付板
部28Aが後述の長溝30と係合ピン31とを介してコ
ンソール24に連結されると共に、例えば油圧回路に設
けられた切換弁等にプッシュ・プルケーブルまたは信号
線(いずれも図示せず)等を介して接続されている。ま
た、取付板部28Aの基端側には、乗降用レバー28の
回動支点となる連結ピン29が取付けられ、該連結ピン
29はコンソール24の回動支点となる連結ピン26よ
りも前方で、かつ下側に配置されている。
【0036】また、乗降用レバー28は、図3に示す遮
断位置(A)と、図6に示す開通位置(B)との間で回
動操作される。この場合、乗降用レバー28が遮断位置
(A)にあるときには、コンソール24が操作位置へと
回動されると共に、油圧ポンプからの圧油は、油圧回路
の切換弁等を通じて油圧アクチュエータに給排可能とな
っている。
【0037】これに対し、乗降用レバー28が開通位置
(B)へと回動されたときには、コンソール24が乗降
用レバー28により長溝30、係合ピン31を介して跳
上げ位置へと回動される。この場合、乗降用レバー28
が遮断位置(A)と開通位置(B)との間に位置する油
圧ロック位置(C)まで回動されると、前記油圧回路が
乗降用レバー28により切換弁等を用いて遮断され、油
圧アクチュエータへの圧油供給は停止した状態となる。
【0038】また、乗降用レバー28は、図2に示す如
く、遮断位置(A)にあるときに乗降通路9に突出して
これを遮断し、乗降用レバー28が開通位置(B)また
は油圧ロック位置(C)にあるときには、乗降通路9を
開通する構成となっている。
【0039】30は乗降用レバー28の取付板部28A
の先端側に位置して長さ方向に沿って設けられた長溝
で、該長溝30は、図4、図7に示す如く、取付板部2
8Aの長さ方向に沿ってほぼ直線状に形成され、その内
部にはコンソール取付部23側の係合ピン31が摺動可
能に係合されている。
【0040】ここで、長溝30は、取付板部28Aに沿
ってほぼ直線状に形成されたガイド部30Aと、該ガイ
ド部30Aの一端側に設けられ係合ピン31を介してコ
ンソール24を操作位置にロックする一方のロック部位
30Bと、ガイド部30Aの他端側に設けられ係合ピン
31を介してコンソール24を跳上げ位置にロックする
他方のロック部位30Cとから構成されている。
【0041】そして、乗降用レバー28が回動するとき
には、係合ピン31が長溝30のガイド部30A内で案
内されつつ相対的に摺動変位し、このときコンソール2
4は乗降用レバー28により長溝30と係合ピン31と
を介して回動される。この場合、乗降用レバー28が図
4に示すように遮断位置(A)へと回動されるときに
は、コンソール24が下向きに回動される。そして、コ
ンソール24は、係合ピン31が長溝30のロック部位
30Bに突当ったときに操作位置に達し、付勢ばね32
のばね力によって操作位置にロックされる。
【0042】一方、乗降用レバー28が開通位置(B)
へと回動されるときには、図7に示す如くコンソール2
4が上向きに回動される。そして、コンソール24は、
係合ピン31が長溝30のロック部位30Cに突当った
ときに跳上げ位置に達し、付勢ばね32のばね力によっ
て跳上げ位置にロックされる。
【0043】31はコンソール24に設けられた係合突
起としての係合ピンで、該係合ピン31は、図4、図5
に示す如く、枠体25の取付板25Eからコンソール2
4の左側の側面パネル24Dを貫通し乗降用レバー28
に向けて左向きに突出している。そして、係合ピン31
は、乗降用レバー28が遮断位置(A)と開通位置
(B)との間で回動されるときに、コンソール24が操
作位置と跳上げ位置との間で回動するように案内するも
のである。
【0044】32はコンソール取付部23とコンソール
24との間に圧縮状態で弾設されたばね部材としての付
勢ばねで、該付勢ばね32は、図4に示す如く一対のば
ね取付部32A,32B間に装着され、これらのばね取
付部32A,32Bはロッド32Cを介して互いに近
接、離間可能に連結されている。
【0045】この場合、一方のばね取付部32Aは、コ
ンソール24の回動支点となる連結ピン26よりも前側
で乗降用レバー28の回動支点となる連結ピン29より
も上側に配置され、連結ピン33を用いてコンソール取
付部23の取付金具23Aに回動可能に取付けられてい
る。また、他方のばね取付部32Bは、連結ピン34を
用いてコンソール24(枠体25)の取付金具25Fに
回動可能に取付けられている。なお、付勢ばね32は、
連結ピン33,34と、係合ピン31とがほぼ直線状を
なすように配置されている。
【0046】ここで、図7に示すように、コンソール2
4が連結ピン26を中心として回動するときには、連結
ピン34の中心が半径R1 をもつ仮想円C1 に沿って回
転し、付勢ばね32は連結ピン33を中心として回転す
る。この場合、例えば仮想円C1 上の中間位置Mを通り
連結ピン33を中心とした仮想円C2 を描くことにより
明示されるように、連結ピン33の中心から仮想円C1
までの距離は、中間位置Mで最も短い半径R2 となるよ
うに構成されている。
【0047】即ち、付勢ばね32は回動方向の中間位置
Mで最も縮小した状態となるため、付勢ばね32が中間
位置Mよりも下側に回動されたときには、その伸長方向
のばね力がコンソール24を操作位置に向けて矢示a方
向に付勢する。また、付勢ばね32が中間位置Mよりも
上側に回動されたときには、そのばね力がコンソール2
4を跳上げ位置に向けて矢示b方向に付勢する。
【0048】また、35は運転席7の右側に配設された
コンソールで、該コンソール35には、図2に示す如く
右側の操作レバー36が傾転操作可能に設けられてい
る。
【0049】本実施の形態による油圧ショベルは上述の
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0050】まず、オペレータがキャブ4に乗込む前に
は、乗降用レバー28が前回の運転終了時に開通位置
(B)に回動されており、コンソール24、操作レバー
27等も跳上げ位置に保持されている。
【0051】この状態で油圧ショベルの運転を開始する
ときには、オペレータは乗降口8からキャブ4内に乗込
み、乗降通路9を通って運転席7に着座する。
【0052】そして、オペレータが乗降用レバー28を
開通位置(B)から遮断位置(A)に回動すると、係合
ピン31等によりコンソール24が下向きに回動されて
操作位置に達する。これにより、操作レバー27は運転
席7の前部左側となる操作性のよい位置に配設される。
また、乗降用レバー28が遮断位置(A)となることに
より、プッシュ・プルケーブル、信号線等を介して油圧
回路の切換弁が作動し、油圧アクチュエータは駆動可能
な状態となる。
【0053】この状態では、乗降用レバー28が遮断位
置(A)でオペレータの乗降動作を妨げるように乗降通
路9を遮断することになる。これにより、油圧アクチュ
エータが駆動可能な状態のときには、オペレータが運転
席7から乗降通路9を通じてキャブ4外に降りるのを乗
降用レバー28により規制することができる。
【0054】一方、例えば油圧ショベルの運転を中断、
停止するときには、オペレータが乗降用レバー28を開
通位置(B)に回動すると、係合ピン31等によりコン
ソール24が上向きに回動されて跳上げ位置に達し、コ
ンソール24の前方には十分な広さをもった乗降通路9
が確保される。
【0055】また、乗降用レバー28は、遮断位置
(A)から開通位置(B)に向けて回動される途中で油
圧ロック位置(C)となることにより油圧アクチュエー
タへの圧油供給を遮断し、オペレータが運転席7から離
れている状態で油圧ショベルが誤って作動するのを防止
する。さらに、乗降用レバー28は、開通位置(B)で
乗降通路9を開通した状態となるため、オペレータは運
転席7からキャブ4外へと容易に降りることができる。
【0056】かくして、本実施の形態では、コンソール
取付部23に取付けた乗降用レバー28に長溝30を延
設し、コンソール24には該長溝30内に係合する係合
ピン31を設けると共に、コンソール取付部23とコン
ソール24との間に付勢ばね32を設ける構成としたの
で、乗降用レバー28を遮断位置(A)から開通位置
(B)へと回動するときには、その長溝30内で係合ピ
ン31をロック部位30Bからロック部位30Cに向け
て摺動変位させつつ、乗降用レバー28により係合ピン
31等を介してコンソール24を操作位置から跳上げ位
置へと上向きに回動させることができる。
【0057】また、乗降用レバー28を開通位置(B)
から遮断位置(A)へと回動させるときには、長溝30
内で係合ピン31をロック部位30Cからロック部位3
0Bに向けて摺動変位させつつ、乗降用レバー28によ
り係合ピン31を介してコンソール24を跳上げ位置か
ら操作位置へと下向きに回動させることができる。
【0058】この場合、長溝30のロック部位30Bを
操作位置に対応したロック部位とし、ロック部位30C
を跳上げ位置に対応したロック部位とすると共に、付勢
ばね32が操作位置と跳上げ位置との間の中間位置Mで
最も縮小するようにしたので、コンソール24を付勢ば
ね32により中間位置Mから操作位置または跳上げ位置
のいずれか一方向に付勢することができる。
【0059】そして、コンソール24が操作位置に達し
たときには、付勢ばね32のばね力により長溝30のロ
ック部位30Bに係合ピン31を突当てることができ、
これによってコンソール24を操作位置にロックするこ
とができる。また、コンソール24が跳上げ位置に達し
たときには、付勢ばね32のばね力により長溝30のロ
ック部位30Cに係合ピン31を突当てることができ、
コンソール24を跳上げ位置にロックすることができ
る。
【0060】この場合、乗降用レバー28をコンソール
24の回動支点よりも前方の下側位置を支点として回動
可能に設け、付勢ばね32はコンソール24の回動支点
よりも前側で乗降用レバー28の回動支点よりも上方位
置を一方のばね取付部32Aとすると共に乗降用レバー
28の長さ方向の途中位置を他方のばね取付部32Bと
して弾設する構成としたので、乗降用レバー28をコン
ソール24よりも前方の下側位置を支点として上,下方
向に回動させ、コンソール24を操作位置と跳上げ位置
との間で円滑に回動させることができる。
【0061】そして、例えば一方のばね取付部32Aを
コンソール24の回動支点よりも前側に配置することに
より、乗降用レバー28が回動方向の中間位置Mに達し
たときに付勢ばね32を最も縮小させることができ、こ
の中間位置Mを境として付勢ばね32によるコンソール
24への付勢方向を操作位置側または跳上げ位置側に安
定して切換えることができる。
【0062】従って、本実施の形態によれば、乗降用レ
バー28に係合ピン31を摺動可能に係合させる直線状
の長溝30を設けるだけで、この乗降用レバー28、付
勢ばね32等を用いてコンソール24を操作位置と跳上
げ位置との間で円滑に回動させることができ、従来技術
のように乗降用レバーに円弧状のガイドレールや両端側
にガイド部が形成された円弧状の長溝等を設ける必要が
なくなり、コンソール24、乗降用レバー28等の構造
を簡略化することができる。
【0063】また、乗降用レバー28を、遮断位置
(A)にあるときに乗降通路9を遮断し、この状態から
開通位置(B)または油圧ロック位置(C)へと上向き
に回動されたときに、乗降通路9を開通するようにした
ので、油圧アクチュエータを駆動可能な状態にも拘ら
ず、オペレータが乗降通路9からキャブ4外へと不用意
に降りるのを乗降用レバー28によって規制でき、安全
性を向上できると共に、オペレータは油圧アクチュエー
タの作動をロックしたときに限りキャブ4外へと円滑に
降りることができる。
【0064】なお、前記実施の形態では、内部に運転席
7が設けられたキャブ4を有する油圧ショベルを例に挙
げて述べたが、本発明はこれに限らず、例えばキャブ4
をもたず、運転席の上方にキャノピ等が設けられた小型
の油圧ショベル等に適用してもよい。
【0065】また、前記実施の形態では、長溝を、乗降
用レバー28の取付板部28Aを左,右方向に貫通する
貫通孔として構成したが、本発明はこれに限らず、長溝
を、コンソール24に対面して開口した有底穴として形
成し、その内部に係合突起を係合させる構成としてもよ
い。
【0066】さらに、前記実施の形態では、建設機械と
して油圧ショベルを例に挙げて述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば油圧クレーン、ホイルローダ等からな
る各種の建設機械に適用してもよい。
【0067】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、コンソール装置は、乗降用レバーの長さ方向に沿
って設けられた長溝と、該長溝に係合した状態でコンソ
ールを操作位置と跳上げ位置との間で回動する係合突起
と、コンソールを操作位置または跳上げ位置のいずれか
一方側に付勢するばね部材とを備える構成としたので、
乗降用レバーを回動させることにより、その長溝によっ
て係合突起を案内しつつ、乗降用レバーにより係合突起
を介してコンソールを操作位置と跳上げ位置との間で円
滑に回動させることができる。また、コンソールをばね
部材により操作位置または跳上げ位置のいずれか一方に
向けて付勢でき、これらの位置にコンソールをロックす
ることができ、コンソール、乗降用レバー等の構造を簡
略化することができる。
【0068】また、請求項2の発明によれば、乗降用レ
バーの長溝を、係合突起を案内するほぼ直線状のガイド
部と、該ガイド部の両端側に設けられたロック部位とか
ら構成したので、ばね部材のばね力を用いて係合突起を
長溝のロック部位に突当てることにより、コンソールを
操作位置または跳上げ位置で確実にロックでき、そのロ
ック用の構造等を従来技術よりも簡略化することができ
る。
【0069】さらに、請求項3の発明によると、乗降用
レバーをコンソールの回動支点よりも前方の下側位置を
支点として回動可能に設け、ばね部材はコンソールの回
動支点よりも前側で乗降用レバーの回動支点よりも上方
位置を一方のばね取付部とする構成としているので、乗
降用レバーをコンソールよりも前方の下側位置を支点と
して上,下方向に回動させ、コンソールを操作位置と跳
上げ位置との間で円滑に回動させることができる。そし
て、例えば一方のばね取付部をコンソールの回動支点よ
りも前側に配置することにより、乗降用レバーが回動方
向の中間部に達したときにばね部材を最も撓ませること
ができ、この中間部を境としてばね部材によるコンソー
ルへの付勢方向を操作位置側または跳上げ位置側に安定
して切換えることができる。
【0070】また、請求項4の発明によれば、車体に設
けたキャブ内に運転席、コンソールおよび乗降用レバー
を設ける構成としたので、キャブ内で乗降用レバーを遮
断位置へと回動することによって乗降口を遮断でき、オ
ペレータが建設機械を運転操作可能な状態で降車するの
を規制することができる。
【0071】一方、請求項5の発明によれば、建設機械
に用いるコンソール装置において、乗降用レバーの長さ
方向に沿って設けられた長溝と、該長溝に係合した状態
でコンソールを操作位置と跳上げ位置との間で回動する
係合突起と、コンソールを操作位置または跳上げ位置の
いずれか一方側に付勢するばね部材とから構成したの
で、乗降用レバーにより係合突起を介してコンソールを
操作位置と跳上げ位置との間で円滑に回動させることが
できる。また、コンソールをばね部材により操作位置ま
たは跳上げ位置のいずれか一方にロックすることがで
き、コンソール、乗降用レバー等の構造を簡略化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用される油圧ショベル
を示す正面図である。
【図2】油圧ショベルのキャブを破断して示す拡大斜視
図である。
【図3】図2中のコンソール装置を拡大して示す正面図
である。
【図4】図3中の要部を破断した状態で拡大して示す拡
大正面図である。
【図5】コンソール装置を示す左側面図である。
【図6】乗降用レバーによってコンソールを操作位置か
ら跳上げ位置に回動させた状態を示す正面図である。
【図7】図6中の要部を拡大して示す拡大正面図であ
る。
【符号の説明】
2 上部旋回体(車体) 4 キャブ 7 運転席 8 乗降口 21 コンソール装置 23 コンソール取付部(車体) 24 コンソール 25 枠体(コンソール) 28 乗降用レバー 30 長溝 30A ガイド部位 30B,30C ロック部位 31 係合ピン(係合突起) 32 付勢ばね(ばね部材) 32A,32B ばね取付部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータが着座する運転席を有し該運
    転席に乗降する乗降口が設けられた車体と、前記運転室
    に着座したオペレータによって操作されるコンソール装
    置とを備え、前記コンソール装置は、前記運転席の側方
    に位置して前記車体に上,下方向に回動可能に設けら
    れ、オペレータによって操作される操作レバーを有する
    コンソールと、該コンソールの側方に前記乗降口を遮断
    する位置と開通する位置との間で上,下方向に回動可能
    に設けられた乗降用レバーとから構成してなる建設機械
    において、 前記コンソール装置には、前記乗降用レバーの長さ方向
    に沿って設けられた長溝と、該長溝に係合した状態で前
    記コンソールに設けられ、前記乗降用レバーを開通位置
    と遮断位置との間で回動させるときに前記コンソールが
    操作位置と跳上げ位置との間で回動するように案内する
    係合突起と、前記車体とコンソールとの間に設けられ、
    前記乗降用レバーが回動方向中間部となったときを境と
    して前記係合突起によって回動される前記コンソールを
    操作位置または跳上げ位置のいずれか一方側に付勢する
    ばね部材とを備える構成としたことを特徴とする建設機
    械。
  2. 【請求項2】 前記乗降用レバーの長溝は、前記乗降用
    レバーに沿ってほぼ直線状に形成されたガイド部と、該
    ガイド部の一端側に設けられ前記係合突起を介して前記
    コンソールを操作位置にロックする一方のロック部位
    と、前記ガイド部の他端側に設けられ前記係合突起を介
    して前記コンソールを跳上げ位置にロックする他方のロ
    ック部位とによって形成してなる請求項1に記載の建設
    機械。
  3. 【請求項3】 前記コンソールは後部側を回動支点とし
    て前記車体に取付けられ、前記乗降用レバーは前記コン
    ソールの回動支点よりも前方の下側位置を支点として取
    付けられ、前記ばね部材は前記コンソールの回動支点よ
    りも前側で前記乗降用レバーの回動支点よりも上方位置
    を一方のばね取付部とすると共に前記乗降用レバーの長
    さ方向の途中位置を他方のばね取付部として弾設する構
    成としてなる請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 【請求項4】 前記車体には前記乗降口を有するキャブ
    を設け、該キャブ内には前記運転席、コンソールおよび
    乗降用レバーを配設してなる請求項1,2または3に記
    載の建設機械。
  5. 【請求項5】 オペレータが着座する運転席の側方に位
    置して上,下方向に回動可能に設けられ、オペレータに
    よって操作される操作レバーを有するコンソールと、該
    コンソールの側方に建設機械の乗降口を遮断する位置と
    開通する位置との間で上,下方向に回動可能に設けられ
    た乗降用レバーとを備えてなる建設機械に用いるコンソ
    ール装置において、 前記乗降用レバーの長さ方向に沿って設けられた長溝
    と、該長溝に係合した状態で前記コンソールに設けら
    れ、前記乗降用レバーを開通位置と遮断位置との間で回
    動させるときに前記コンソールが操作位置と跳上げ位置
    との間で回動するように案内する係合突起と、前記建設
    機械の車体と前記コンソールとの間に設けられ、前記乗
    降用レバーが回動方向中間部となったときを境として前
    記係合突起によって回動される前記コンソールを操作位
    置または跳上げ位置のいずれか一方側に付勢するばね部
    材とから構成したことを特徴とする建設機械に用いるコ
    ンソール装置。
JP11413599A 1999-04-21 1999-04-21 建設機械及びそれに用いるコンソール装置 Expired - Fee Related JP3532790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11413599A JP3532790B2 (ja) 1999-04-21 1999-04-21 建設機械及びそれに用いるコンソール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11413599A JP3532790B2 (ja) 1999-04-21 1999-04-21 建設機械及びそれに用いるコンソール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000303501A true JP2000303501A (ja) 2000-10-31
JP3532790B2 JP3532790B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=14630024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11413599A Expired - Fee Related JP3532790B2 (ja) 1999-04-21 1999-04-21 建設機械及びそれに用いるコンソール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3532790B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2406158A (en) * 2003-09-12 2005-03-23 Deere & Co Latchless controller tower
JP2005282110A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Kubota Corp 旋回作業機
US6971279B2 (en) * 2003-02-12 2005-12-06 Volvo Construction Equipment Holding Sweden Ab Control lever safety apparatus for heavy equipment

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6971279B2 (en) * 2003-02-12 2005-12-06 Volvo Construction Equipment Holding Sweden Ab Control lever safety apparatus for heavy equipment
GB2406158A (en) * 2003-09-12 2005-03-23 Deere & Co Latchless controller tower
GB2406158B (en) * 2003-09-12 2008-05-07 Deere & Co Latchless control tower
JP2005282110A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Kubota Corp 旋回作業機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3532790B2 (ja) 2004-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100398935B1 (ko) 건설기계
US20210114440A1 (en) Cab door
JP4609900B2 (ja) 作業機械の作業レバー取付体跳ね上げ装置
JP5420526B2 (ja) 建設機械
JP4758400B2 (ja) 建設機械
EP3719214B1 (en) Cab for working machine, and working machine
MX2011001570A (es) Maquina de trabajo.
JP5332557B2 (ja) 建設機械の乗降口開閉装置
JP2000303501A (ja) 建設機械及びそれに用いるコンソール装置
EP3719215B1 (en) Work machine cab and work machine
JP5026948B2 (ja) 建設機械
JP3464623B2 (ja) 建設機械
JPH08199627A (ja) コントロールボックスの開閉装置
JPH0941426A (ja) 作業用走行車の操作部構造
JP3612104B2 (ja) 作業用車両
JP2010216157A (ja) 作業機械
JPH08100443A (ja) 建設機械のキャブ
JP2556204Y2 (ja) 掘削作業機におけるブームブラケット
JPH064169U (ja) 建設機械の操作装置
WO2011155495A1 (ja) 建設機械
JP2023180705A (ja) ドア装置
CN116065643A (zh) 挖土机
JP2001026950A (ja) 旋回作業車の油圧操作レバー部構造
JP2004124387A (ja) 建設機械
JPH10204923A (ja) 建設機械の操作レバー装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees