JP2000302699A - 1,3−シクロアルカジエンの製造法 - Google Patents
1,3−シクロアルカジエンの製造法Info
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Abstract
リオール類又は炭素数が1〜3の直鎖モノアルコール及
び塩基を用いて中間体に3−アルコキシ−1−シクロア
ルケンを合成し、次いで、この中間体を酸触媒によって
脱アルコール反応させることによって、1,3−シクロ
アルカジエンを製造する。 【効果】 1,2−ジクロロシクロアルカンから1,4
−シクロヘキサジエンの含有量が極めて少ない1,3−
シクロアルカジエンを容易に高収率で製造できる。
Description
である1,3−シクロアルカジエン、特に1,3−シク
ロヘキサジエンを製造する方法に関するものである。特
に、1,2−ジクロロシクロヘキサンとアルコール類か
ら1,3−シクロヘキサジエンの原料として好適な3−
アルコキシ−1−シクロヘキセンを合成するエーテル化
方法と3−アルコキシ−1−シクロヘキセンの脱アルコ
ール方法に関するものである。
リビングアニオン重合により高耐熱性、高剛性ポリマー
が得られることが知られており、工業的に重要なモノマ
ーである。1,3−シクロヘキサジエンから高重合物を
得るにあたっては、不純物としてシクロヘキセン、ベン
ゼン、メチルシクロペンテンが含まれていても重合に支
障のないことが知られている(特開平7−196737
号公報)。しかし、1,3−シクロヘキサジエンの異性
体である1,4−シクロヘキサジエンが不純物として含
まれる場合、重合が円滑に進まず、低分子量体のみ得ら
れたり、重合が全く進まなくなることが知られている
〔例えば、Polym.Prepr.(Am.Che
m.Soc.Div.Poym.Chem.)12,
p.402(1971)〕。本発明者らが検討したとこ
ろ、目的とする高分子量体を得るためには、1,4−シ
クロヘキサジエンの含有量は、少なくとも2%以下であ
ることが必要であることを見出した。
法としては、種々の方法が提案されているが、1,2−
ジブロムシクロヘキサンの脱ハロゲン化水素による合成
が報告されている。1,2−ジブロムシクロヘキサンか
らの脱臭化水素反応としては、トリエチレングリコール
中での1,2−ジブロムシクロヘキサンと水酸化カリウ
ムの反応から1,3−シクロヘキサジエンが得られる
(Organikum,5.Aufl.,S.226,
VED Deutscher Verlag der
Wissenschaften,Berlin 196
5)。しかしこの方法では1,3−シクロヘキサジエン
の他に多量のベンゼンや1,4−シクロヘキサジエンが
副生し、1,3−シクロヘキサジエンの純度は低い。
1,3−シクロヘキサジエンと1,4−シクロヘキサジ
エンの沸点はそれぞれ80℃、89℃であって接近して
おり、また両物質は共沸するため蒸留によって分けるこ
とは難しい。
いる。例えば、Zupancicらは1,2−ジブロム
シクロヘキサンをメタノール中のナトリウムと反応させ
ると2.2%の1,3−シクロヘキサジエンと70%の
3−メトキシシクロヘキセンを得ている。この3−メト
キシシクロヘキセンをトリエチレングリコール中で85
%リン酸と反応させると82%の収率で1,3−シクロ
ヘキサジエンが得られており、1,2−ジブロムシクロ
ヘキサンから収率57%で1,3−シクロヘキサジエン
が得られることを報告している〔Chem.Ber.,
100,P.1764(1967)〕。同様に1,2−
ジブロムシクロヘキサンとナトリウムエトキシドを反応
して3−エトキシシクロヘキセンを合成した後に脱アル
コール反応により高純度の1,3−シクロヘキサジエン
が得られることが報告されている(Mitt.Schl
es.Kohlenforsh.−Inst.Kais
er−Wilheim−Ges.2,97(192
5),C.1926,2343)。
キサンを原料に用いて、ナトリウムメトキシドやナトリ
ウムエトキシドなどのナトリウム塩と反応させた場合、
臭化ナトリウムが副生物として大量に生成し、この有機
物を含んだ廃棄物の処理に多大のエネルギーを消費する
ことになり、工業的規模の製造法とはなり難い。従って
臭化物よりも廃棄物の量を大幅に少なくすることができ
る1,2−ジクロロシクロヘキサンからの高収率、高純
度の1,3−シクロヘキサジエンの製造方法が求められ
ている。この1,2−ジクロロシクロヘキサンはシクロ
ヘキセンの塩素化で得られることが知られている。
ンに暗所、25℃で塩素化した場合、3−クロロシクロ
ヘキセン、1,2−ジクロロシクロヘキサン及び4−ク
ロロシクロヘキセンが1.00:1.95:0.60の
比率で生成することを報告している。このように1,2
−ジクロロシクロヘキサンはシクロヘキセンの塩素化で
主生成物として容易に得ることができる〔J.Am.C
hem.Soc.,87(10)P.2161(196
5)〕。
3−シクロヘキサジエンの合成法としては、水酸化ナト
リウムとポリグリコールの溶液あるいは懸濁液中で15
0℃から170℃で反応させることにより一段で、高収
率でシクロヘキサジエンが得られることが報告されてい
る(DE1090202)。しかしながら、1,3−シ
クロヘキサジエンの純度については何も記載されておら
ず、1,4−シクロヘキサジエンの副生量は不明であ
る。本発明者らが、この特許明細書に記載の条件で行っ
た実験結果によれば、シクロヘキサジエンの収率は反応
温度が高い場合やポリグリコールの分子量が大きくなる
につれて増加するが、同時に1,4−シクロヘキサジエ
ンの含有率も増える傾向にあり、種々反応条件を変化さ
せても1,3−シクロヘキサジエン中の1,4−シクロ
ヘキサジエンの含有率は少なくとも2%以上であり、本
発明者らが必要とする高純度1,3−シクロヘキサジエ
ンとしては不適格なものであった。以上のごとく、従
来、1,2−ジクロロシクロヘキサンから高収率、高純
度の1,3−シクロヘキサジエンを得る方法は報告され
ていなかった。
物の量を削減することが出来、かつ1,2−ジクロロシ
クロヘキサンから1,4−シクロヘキサジエンの副生が
極めて少なく、工業的に実施可能な1,2−ジクロロシ
クロヘキサンからの高収率の1,3−シクロヘキサジエ
ンの製造方法を提供することである。
発明者らが鋭意検討した結果、1,2−ジクロロシクロ
アルカンからアルコール性塩基を用いて、中間体に3−
アルコキシ−1−シクロアルケンを合成し、該中間体を
酸触媒によって脱アルコール反応することで、1,4−
シクロアルカジエンの副生が極めて少ない高純度の1,
3−シクロアルカジエンが高収率で容易に製造し得るこ
とを見出し、本発明を完成したものである。
2]の1,3−シクロアルカジエンの製造法である。 [1] 1,2−ジクロロシクロアルカンから1,3−
シクロアルカジエンを得る方法に於いて、その方法が以
下の1)から2)の工程を経ることを特徴とする1,3
−シクロアルカジエンの製造法。 1)1,2−ジクロロシクロアルカンをポリオール類又
は炭素数が1〜3の直鎖モノアルコール及び塩基の存在
下で反応させて下記式(1)で示す3−アルコキシ−1
−シクロアルケンを含む混合物を得る工程。
ルケンを含む混合物から酸触媒を用いて脱アルコール反
応して1,3−シクロアルカジエンを含む混合物を得る
工程。
炭素数が1〜3の直鎖モノアルコールと塩基を反応させ
てポリオール類又は炭素数が1〜3の直鎖モノアルコー
ルの金属アルコキシドを合成した後に1,2−ジクロロ
シクロアルカンを反応させることを特徴とする[1]記
載の1,3−シクロアルカジエンの製造法。 [3] 該1)の工程がポリオール類又は炭素数が1〜
3の直鎖モノアルコールと塩基の混合物に1,2−ジク
ロロシクロアルカンを連続的に添加して反応させること
を特徴とする[1]又は[2]に記載の1,3−シクロ
アルカジエンの製造法。 [4] 該2)の工程が反応蒸留であることを特徴とす
る[1]から[3]に記載の1,3−シクロアルカジエ
ンの製造法。 [5] 該ポリオール類がジオール類であることを特徴
とする[1]から[4]に記載の1,3−シクロアルカ
ジエンの製造法。 [6] 該塩基がアルカリ金属の水酸化物であることを
特徴とする[1]から[5]に記載の1,3−シクロア
ルカジエンの製造法。
性イオン交換樹脂であることを特徴とする[1]から
[6]に記載の1,3−シクロアルカジエンの製造法。 [8] 該1,2−ジクロロシクロアルカンが1,2−
ジクロロシクロヘキサンであることを特徴とする[1]
から[7]に記載の1,3−シクロアルカジエンの製造
法。 [9] 該1,2−ジクロロシクロアルカンが3−クロ
ロシクロアルケンを含んだ1,2−ジクロロシクロアル
カンであることを特徴とする[1]から[8]に記載の
1,3−シクロアルカジエンの製造法。 [10] 該1,2−ジクロロシクロアルカン中に含ま
れる4−クロロシクロアルケンの量が0mol%から2
mol%であることを特徴とする[1]から[9]に記
載の1,3−シクロアルカジエンの製造法。
3の直鎖モノアルコールの量が1,2−ジクロロシクロ
アルカンに対して2倍モル以上20倍モル以下であり、
該塩基の量が1,2−ジクロロシクロアルカンに対して
1.5倍モル以上5倍モル以下であることを特徴とする
[1]から[10]に記載の1,3−シクロアルカジエ
ンの製造法。 [12] 該工程1)の反応温度が80℃から200℃
の範囲であり、該工程2)の反応温度が60℃から20
0℃の範囲であることを特徴とする[1]から[11]
に記載の1,3−シクロアルカジエンの製造法。
於ける1,2−ジクロロシクロアルカンは、5員環から
10員環までの1,2−ジクロロシクロアルカンが好ま
しく、更に好ましくは1,2−ジクロロシクロヘキサン
である。1,2−ジクロロシクロアルカンにはシス体及
びトランス体が存在するが、いずれを原料にしてもかま
はない。本発明に於ける1,2−ジクロロシクロアルカ
ンに3−クロロシクロアルケンが混ざっていてもかまわ
ない。3−クロロシクロアルケンの量は0mol%以上
95mol%以下とする。本発明の工程1)によって3
−クロロシクロヘキセンは、1,2−ジクロロシクロア
ルカンの場合と同様の中間体を生成する。また、4−ク
ロロシクロアルケンは本発明の工程を経て反応すると、
1,4−シクロアルカジエンを生成する。このため1,
2−ジクロロシクロアルカンに対する4−クロロシクロ
アルケンの含有量は2mol%以下であることが好まし
く、さらに好ましくは1mol%以下である。このよう
な1,2−ジクロロシクロアルカンは、種々の方法によ
り製造することができるが、例えば、従来技術の項で述
べたようにシクロアルケンの塩素化によって得られた塩
素化混合物から蒸留塔による精製方法を経ることにより
得ることができる。
1〜3の直鎖モノアルコールとは、脂肪族或いは芳香族
を含む炭化水素に水酸基を有するものであり、単価アル
コール、ジオール、又はポリアルコール等が挙げられ
る。炭素数1〜3の直鎖モノアルコールの例としては、
メタノール、エタノール、プロパノールが挙げられる。
これらの内でもメタノールが副生物の量が少なく特に好
ましい。他の脂肪族の単価アルコールでは、炭素数が増
えるに従って副生物の1−クロロシクロアルケンの量が
増大する。また、同じ炭素数の脂肪族の単価アルコール
でも分岐を有するアルコールでは異性体である直鎖アル
コールに比べ副生物である1−クロロシクロアルケンの
量が増え、目的物の収量が低下するため好ましくない。
合も副生物である1−クロロシクロアルケンの量が多く
なり好ましくない。ジオール類としては、炭素数2〜2
0のジオールが好ましい。例えば、エチレングリコー
ル、プロパンジオール、ブタンジオール、オクタンジオ
ール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノ
ール、ベンゼンジメタノール、ヒドロキノン、レゾルシ
ノール、カテコール、ビスフェノールA(BisA)等
が挙げられる。これらの中でも室温で液体である脂肪族
ジオールが取り扱いやすく特に好ましい。
−クロロシクロアルケンの量は1%以内となる。この中
でもエチレングリコールが特に好ましい。エチレングリ
コールを用いた場合、副生物である1−クロロシクロア
ルケンや1,4−シクロアルカジエンの量は極めて少な
くなる。ポリアルコールとしては、炭素数が3〜20の
ポリアルコールが好ましい。例えば、グリセリン、1,
2,3−ブタントリオール、1,2,3−ペンタントリ
オール、2,3,4−ヘキサントリオール、エリトリッ
ト、ペンタエリトリット、アドニット、アラビット、キ
シリット、アリット、タリット、ソルビット、アンニッ
ト等が挙げられる。
リ土類金属、ランタニド金属の水酸化物、炭酸塩、水素
化物、アルキル金属塩等が挙げられる。具体的には、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等
の水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カル
シウム等の炭酸塩や水素化ナトリウム、水素化カルシウ
ム等の水素化物が挙げられる。この中でもアルカリ金属
の水酸化物が好ましく、更に好ましくは水酸化ナトリウ
ムである。反応基質に水酸化ナトリウムとアルコールか
ら合成したナトリウムアルコキシドを用いた場合、他の
金属塩よりも副生物である1,4−シクロアルカジエン
の量が少なくなるため好ましい。
対する使用量は、1,2−ジクロロシクロアルカンに対
して1.5倍モルから5倍モルが好ましく、さらに好ま
しくは1.8倍モルから2.5倍モルである。使用量が
1.5倍モルより少ないと、1,2−ジクロロシクロア
ルカンの反応率が低下し、満足な収量を得ることができ
なく、5倍モルより多く使用しても反応を加速する効果
は少なく、大過剰の塩基は無駄となる。
ポリオール類又は炭素数が1〜3の直鎖モノアルコール
の量に特に制限はないが、2倍モル以上20倍モル以下
のポリオール類又は炭素数が1〜3の直鎖モノアルコー
ルを用いることが好ましく、さらに好ましくは1,2−
ジクロロシクロアルカンに対し4倍モル以上15倍モル
以下である。1,2−ジクロロシクロアルカンと金属ア
ルコキシドの反応は、反応熱が大きいため、アルコール
量が少ないと反応温度が異常に上昇し、1,4−シクロ
アルカジエンの副生が増加することがある。反応は、ポ
リオール類又は炭素数が1〜3の直鎖モノアルコールと
塩基をまず反応させて、生成する水を系中から取り除い
てから1,2−ジクロロシクロアルカンを滴下すること
が望ましい。例えば、水を抜く工程は80℃以上150
℃以下、反応圧力は500torr以上の条件を用いる
ことができる。水を先に取り除くことでポリオール類又
は炭素数が1〜3の直鎖モノアルコールと塩基の反応に
よって生成する金属アルコキシドの量が増えるため、
1,2−ジクロロシクロアルカンの転化率が向上して好
ましい。
に加えて反応させても良いが、連続的に添加することが
好ましい。連続的に添加することにより、1,2−ジク
ロロシクロアルカンと金属アルコキシドの反応熱による
反応温度を制御することと、副生物の1,4−シクロア
ルカジエンの量を抑えることが出来て好ましい。添加す
る前の1,2−ジクロロシクロアルカンの温度に対する
制限はないが、除熱の効果があるため、通常は10℃以
上30℃以下が好ましい。
は80℃から200℃の範囲、望ましくは90℃以上1
60℃以下であり、更に望ましくは100℃以上130
℃以下である。また滴下後、徐々に反応温度を上げてい
くと、反応が早く進む傾向にある。また、1,2−ジク
ロロシクロアルカンと金属アルコキシドの反応圧力には
特に制限はないが、炭素数1〜3の直鎖モノアルコール
の場合は沸点以上の反応温度であると反応速度を上げる
ことができ、好ましい。従って反応圧力も1気圧から数
十気圧である。工程1)によって生成した反応溶液は副
生物として塩基の塩化物が副生するが、濾過によって容
易に取り除くことができる。
料として生成した3−アルコキシ−1−シクロアルケン
を単離精製してから用いても、またアルコールや未反応
の1,2−ジクロロシクロアルカンやその他の化合物を
含んだ反応溶液をそのまま用いてもかまわない。また、
不活性溶媒を加えてもかまわない。また、未反応の塩基
及び金属アルコキシドが反応溶液中に残っている場合は
塩酸、硫酸等の鉱酸を用いて中和してもよいし、そのま
ま工程2)の反応に用いてもよい。但し、中和処理を行
わない場合、工程2)の反応に於いて使用する酸触媒の
量を残余の塩素及び金属アルコキシドの量よりも多くす
ることが必要である。
イオン交換樹脂、H型のゼオライトなどが好ましい。酸
性イオン交換樹脂とは、例えば、陽イオン交換基が結合
した高分子構造のスチレンとジビニルベンゼンの共重合
体やアクリル酸あるいはメタクリル酸をジビニルベンゼ
ンと共重合させた不溶性樹脂類が挙げられる。好ましく
は、スチレンに少量のジビニルベンゼンを共重合させて
三次元構造を作り、スルホン酸基を導入した強酸性陽イ
オン交換樹脂を用いると良い。更に好ましくは、物理的
細孔の発達した多孔質を母体とするマクロポーラス型の
強酸性イオン交換樹脂を用いると良い。イオン交換樹脂
の陽イオンは周知の方法によってプロトン型にイオン交
換し、任意のイオン交換率で用いることができる。
リケートを用いると良く、具体的には、ZSM−5やZ
SM−5類似、ZSM−11、モルデナイト、X、Y、
L型ゼオライト、ゼオライトβなどが使用できる。本発
明に用いられる結晶性アルミノシリケートは、周知の方
法によってプロトン型にイオン交換したものを用いるこ
とができるが、結晶性アルミノシリケートの交換可能な
カチオン種の一部が、例えば、アルカリ金属元素、アル
カリ土類金属元素等によって交換されていてもかまわな
い。結晶性アルミノシリケートは周知の方法で製造する
ことができ、用いる反応形態によって粉末状、成型体と
して用いることができる。その際、粒子径についての制
限はない。
−アルコキシ−1−シクロアルケンに対して0.5重量
%から200重量%が好ましい。本発明に於ける酸性イ
オン交換樹脂やH型ゼオライトは、反応系において不溶
性であるが、一方、硫酸、リン酸、スルホン酸等の鉱酸
触媒を用いた脱アルコール反応の場合にはこの反応系に
触媒が溶けて均一系となるため、触媒の分離、精製が困
難となる問題点を有しているが、本発明では、この欠点
が改善されており、工業的に有利である。
1,3−シクロアルカジエンを得る方法が好ましい。反
応蒸留とは、1,3−シクロアルカジエンを生成すると
同時に反応系外に抜き出す反応形式である。1,3−シ
クロアルカジエンは酸触媒によって重合反応し易くオリ
ゴマーが生成する可能性があり、このため脱アルコール
反応終了後、蒸留によって1,3−シクロアルカジエン
を得る方法は収率の低下を招き好ましくない。反応蒸留
の方法は窒素やアルゴンなどの不活性気体を流して1,
3−シクロアルカジエンを得る方法や減圧蒸留が好まし
い。特に、減圧蒸留が好ましい。反応時の圧力は、10
0torrから700torrが好ましく、さらに好ま
しくは150torrから400torrである。
く、更に望ましくは80℃以上180℃以下である。6
0℃以下では3−アルコキシ−1−シクロアルケンの反
応がほとんど進行しなく、200℃以上では生成した
1,3−シクロアルカジエンが1,4−シクロアルカジ
エンに異性化する量が増加し好ましくはない。反応後、
酸触媒は釜中に残った懸濁液から濾過によって容易に分
離することができる。また、濾過後の濾液は精製せずに
そのまま工程1)のポリオール類又は炭素数が1〜3の
直鎖モノアルコールとして再使用することが可能であ
る。
を使用するため反応器材質は、高温で耐塩基性に優れた
材質を選定することが望ましく、例えば、ステンレス製
の反応容器が望ましく、ガラス製の容器は腐食の可能性
があるため望ましくはない。工程2)の脱アルコール反
応においては酸触媒を使用するため、ガラス製容器等を
用いることができる。本発明によって生成した1,4−
シクロヘキサジエンの少ない高純度の1,3−シクロヘ
キサジエンを公知の方法(例えば、WO94/2803
8等)で重合することで平均分子量の高い(1,3−シ
クロヘキサジエン)ホモポリマーを得ることができる。
また、他のモノマーと共重合させることにより、1,3
−シクロヘキサジエンユニットを含む共重合体を得るこ
とができる。
て更に詳細に説明する。
ングリコール559g(9.0mol)と水酸化ナトリ
ウム160g(4.0mol)を仕込みオイルバスを1
40℃に保った。真空ポンプにて300torrから減
圧し、150torrまで減圧度を高め3時間、反応を
行い、生成した水を系内から取り除いた。除去した水量
は69g(3.83mol)である。系内を常圧に戻
し、1,2−ジクロロシクロヘキサン306g(2.0
mol)を内温が120℃から130℃に保つようにし
ながら滴下した。滴下終了後、徐々に反応温度を上げ、
150℃まで上げて2時間反応させた後、室温まで冷却
し、濾過をして生成した塩化ナトリウムを取り除いた。
濾液をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、
1,2−ジクロロシクロヘキサンの転化率は98mol
%であった。上記で合成したエーテル溶液とポリスチレ
ンスルホン酸系のイオン交換樹脂25gを仕込み、オイ
ルバス150℃、300torrで減圧反応蒸留を行っ
た。得られた留分をガスクロマトグラフィーにより分析
したところ、1,3−シクロヘキサジエンの収率は86
mol%であり、1,4−シクロヘキサジエンは0.3
mol%、1−クロロシクロヘキセンは0.6mol%
であった。
ロロシクロヘキセンを混ぜ、実施例1と同様に工程1)
の反応を行った。仕込量は次の通りである。1,2−ジ
クロロシクロヘキサン253g(1.7mol)、3−
クロロシクロヘキセン94g(0.8mol)、エチレ
ングリコール560g(6.0mol)と水酸化ナトリ
ウム168g(4.2mol)。反応濾液をガスクロマ
トグラフィーにより分析したところ、1,2−ジクロロ
シクロヘキサンと3−クロロシクロヘキセンの合わせた
転化率は98mol%であった。上記で合成したエーテ
ル溶液とポリスチレンスルホン酸系のイオン交換樹脂2
5gを仕込み、オイルバス150℃、300torrで
減圧反応蒸留を行った。得られた留分をガスクロマトグ
ラフィーにより分析したところ、1,3−シクロヘキサ
ジエンの収率は86mol%であり、1,4−シクロヘ
キサジエンは0.2mol%、1−クロロシクロヘキセ
ンは0.5mol%であった。
クロロシクロヘキサン12g(77mmol)、水酸化
ナトリウム6g(150mmol)とメタノール16g
(500mmol)を入れ、150℃、4気圧以上で、
2.5時間反応させた。得られた反応液をガスクロマト
グラフィーより測定したところ、1,2−ジクロロシク
ロヘキサンは99%転化していた。上記で合成したエー
テル溶液とポリスチレンスルホン酸系のイオン交換樹脂
1.0gを仕込み、オイルバス150℃、300tor
rで減圧反応蒸留を行った。得られた留分をガスクロマ
トグラフィーにより分析したところ、1,3−シクロヘ
キサジエンの収率は76mol%であり、1,4−シク
ロヘキサジエンは0.9mol%、1−クロロシクロヘ
キセンは2.0mol%であった。
M−5)を用いた他は実施例1と同様な反応を行った。
得られた留分をガスクロマトグラフィーにより分析した
ところ、1,3−シクロヘキサジエンの収率は84mo
l%であり、1,4−シクロヘキサジエンは0.3mo
l%、1−クロロシクロヘキセンは0.6mol%であ
った。
留の代わりに常圧で窒素を流しながら反応蒸留を行った
他は、実施例1の工程2)と同様に反応を行った。得ら
れた留分をガスクロマトグラフィーにより分析したとこ
ろ、1,3−シクロヘキサジエンの収率は80mol%
であり、1,4−シクロヘキサジエンは0.3mol
%、1−クロロシクロヘキセンは0.6mol%であっ
た。
20g(1000mmol)と水酸化ナトリウム16g
(400mmol)を仕込みオイルバスを140℃に保
った。真空ポンプにて300torrから減圧し、15
0torrまで減圧度を高め3時間、反応を行い、生成
した水を系内から取り除いた。除去した水量は6.5g
(360mmol)であった。系内を常圧に戻し、1,
2−ジクロロシクロオクタン362g(200mmo
l)を内温が120℃から130℃に保つようにしなが
ら滴下した。滴下終了後、徐々に反応温度を上げ、15
0℃まで上げて2時間反応させた後、室温まで冷却し、
濾過をして生成した塩化ナトリウムを取り除いた。濾液
をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、1,
2−ジクロロシクロオクタンの転化率は95mol%で
あった。上記で合成したエーテル溶液とポリスチレンス
ルホン酸系のイオン交換樹脂20gを仕込み、オイルバ
ス150℃、300torrで減圧反応蒸留を行った。
得られた留分をガスクロマトグラフィーにより分析した
ところ、1,3−シクロオクタジエンの収率は80mo
l%であり、1,4−シクロオクタジエンは0.8mo
l%、1−クロロシクロオクテンは0.9mol%であ
った。
量500のポリエチレングリコール30g(60mmo
l)と水酸化カリウム11.6g(200mmol)を
入れ、170℃で激しく撹拌しながら、1,2−ジクロ
ロシクロヘキサンを滴下し、一段反応の1,3−シクロ
ヘキサジエンの合成反応蒸留を行った。反応終了後、反
応液をガスクロマトグラフィーより測定した結果、1,
2−ジクロロシクロヘキサンは97.2mol%転化し
た。得られた留出液の収率は以下の通りであることが判
った。 シクロヘキセン、0.7mol% 1,3−シクロヘキサジエン、44mol% 1,4−シクロヘキサジエン、12mol% シクロヘキセノール、1.3mol%
ングリコール30g(283mmol)と水酸化カリウ
ム11.6g(200mmol)を入れ、170℃で激
しく撹拌しながら、1,2−ジクロロシクロヘキサン
9.1g(60mmol)を滴下し、一段で1,3−シ
クロヘキサジエンの合成反応蒸留を行った。反応終了
後、反応液をガスクロマトグラフィーより測定した結
果、1,2−ジクロロシクロヘキサンは97.2mol
%転化した。得られた留出液の収率は以下の通りである
ことが判った。 シクロヘキセン、0.7mol% 1,3−シクロヘキサジエン、44mol% 1,4−シクロヘキサジエン、12mol% シクロヘキセノール、1.3mol%
と同様の反応を行った。得られた反応液をガスクロマト
グラフィーにより測定したところ1,2−ジクロロシク
ロヘキサンの転化率は100mol%で、留出液の収率
は以下の通りであった。 シクロヘキセン、0.3mol% 1,3−シクロヘキサジエン、16.6mol% 1,4−シクロヘキサジエン、1.4mol% シクロヘキセノール、0.2mol%
g(0.15mol)、水酸化ナトリウム4.5g
(0.11mol)と1,2−ジクロロシクロヘキサン
7.6g(0.05mol)を仕込み120℃で4時間
反応させた。反応液をガスクロマトグラフィーにより測
定したところ、1,2−ジクロロシクロヘキサンの転化
率は29mol%であった。上記のエーテル溶液を濾過
した後、ポリスチレンスルホン酸系のイオン交換樹脂5
gをガラス製容器に仕込み、オイルバス150℃、30
0torrで減圧反応蒸留を行った。得られた1,3−
シクロヘキサジエンの収率は18mol%で、1,4−
シクロヘキサジエンは0.1mol%、1−クロロシク
ロヘキセンは2.3mol%であった。
を用いて6時間反応を行った。仕込量は次の通りであ
る。2−エチルヘキサノール28.6g(0.22mo
l)、水酸化ナトリウム8.8g(0.22mol)と
1,2−ジクロロシクロヘキサン15.3g(0.1m
ol)。反応液をガスクロマトグラフィーにより分析し
たところ、1,2−ジクロロシクロヘキサンの転化率は
60mol%であった。上記のエーテル溶液を濾過した
後、ポリスチレンスルホン酸系のイオン交換樹脂5gを
ガラス製容器に仕込み、オイルバス150℃、300t
orrで減圧反応蒸留を行った。得られた1,3−シク
ロヘキサジエンの収率は30mol%で、1,4−シク
ロヘキサジエンは0.1mol%、1−クロロシクロヘ
キセンは10.0%であった。
クロアルカンから工程1)及び2)を経由することで
1,4−シクロヘキサジエンの含有量が極めて少ない
1,3−シクロアルカジエンを容易に高収率で製造でき
るものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 1,2−ジクロロシクロアルカンから
1,3−シクロアルカジエンを製造する方法に於いて、
その方法が以下の1)〜2)の工程を経ることを特徴と
する1,3−シクロアルカジエンの製造法。 1)1,2−ジクロロシクロアルカンをポリオール類又
は炭素数が1〜3の直鎖モノアルコール及び塩基の存在
下で反応させて下記式(1)で示す3−アルコキシ−1
−シクロアルケンを得る工程。 【化1】 2)工程1)で得られた3−アルコキシ−1−シクロア
ルケンを含む混合物から酸触媒を用いて脱アルコール反
応して1,3−シクロアルカジエンを含む混合物を得る
工程。 - 【請求項2】 該1)の工程が、ポリオール類又は炭素
数が1〜3の直鎖モノアルコールと塩基を反応させてポ
リオール類又は炭素数が1〜3の直鎖モノアルコールの
金属アルコキシドを合成した後に1,2−ジクロロシク
ロアルカンを反応させることを特徴とする請求項1記載
の1,3−シクロアルカジエンの製造法。 - 【請求項3】 該1)の工程が、ポリオール類又は炭素
数が1〜3の直鎖モノアルコールと塩基の混合物に1,
2−ジクロロシクロアルカンを連続的に添加して反応さ
せることを特徴とする請求項1又は2に記載の1,3−
シクロアルカジエンの製造法。 - 【請求項4】 該2)の工程が、反応蒸留であることを
特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の1,3−シ
クロアルカジエンの製造法。
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---|---|---|---|---|
JP2001031595A (ja) * | 1999-07-15 | 2001-02-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 1,3−シクロアルカジエンの製造法 |
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-
1999
- 1999-04-22 JP JP11503799A patent/JP4367993B2/ja not_active Expired - Fee Related
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