JP2000301952A - ドアウエザーストリップの取付方法および取付構造 - Google Patents

ドアウエザーストリップの取付方法および取付構造

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JP2000301952A
JP2000301952A JP11114793A JP11479399A JP2000301952A JP 2000301952 A JP2000301952 A JP 2000301952A JP 11114793 A JP11114793 A JP 11114793A JP 11479399 A JP11479399 A JP 11479399A JP 2000301952 A JP2000301952 A JP 2000301952A
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JP
Japan
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door
weather strip
weatherstrip
door weather
door panel
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JP11114793A
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English (en)
Inventor
Asajiro Kii
浅次郎 紀井
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のドアウエザーストリップをドアパネル
に取付ける手段は、取付けに多くの時間を要すると共に
ドアの開閉によってずれ易く、また、コストが嵩み、多
くの取付け工程を必要とすると共に雨水等が室内へ侵入
する可能性がある。 【解決手段】 ドアウエザーストリップ10の車外側5
0に形成したグリップ部12を、ドアパネル21に形成
したフランジ部22に嵌合して仮固定した後、ウエザー
ストリップ基部11の下面に接着した両面テープ14の
離型紙15を剥がす際にドアウエザーストリップ10に
作用する力をグリップ部12を介してフランジ部22で
受け止めさせてドアウエザーストリップ10のずれを防
止し、離型紙15を剥がした後、ドアウエザーストリッ
プ10を両面テープ14を介してドアパネル21に接着
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ドアパネルに取
付けられ、ドアとボディとの間のシールを達成するドア
ウエザーストリップの取付手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 図1乃至図3を参照して説明する。従
来、ドア20とボディ30との間のシールするドアウエ
ザーストリップ70は、通常、図2および図3に示すよ
うな手段によってドアパネル21に取付けられている。
【0003】図2に示すものは、ドアウエザーストリッ
プ70の基部71をドアパネル21に設けられたチャン
ネル状保持材75に嵌入することによって取付けるもの
である。また、図3に示すものは、ドアウエザーストリ
ップ70の基部71をドアパネル21にクリップ76で
止めると共に両面テープ77で接着することによって取
付けることとしている。
【0004】しかし、図2に示す従来技術においては、
ドアウエザーストリップ70の基部全体をチャンネル状
保持材75に嵌込む必要があるので、取付けに多くの時
間を必要とし、また、ドア20の開閉によってドアウエ
ザーストリップ70がずれ易く、シール性が低下すると
いった問題がある。また、図3に示す従来技術にあって
は、クリップ76と両面テープ77を使用するのでコス
トが嵩み、ドアパネル21にクリップ76用の孔25を
穿設する必要があるのでその分多くの工程を必要とし、
またその孔25から雨水等が室内へ侵入する可能性があ
るといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、従来のドアウエザーストリップ70をドアパネル
21に取付ける手段においては、取付けに多くの時間を
要すると共にドア20の開閉によってずれ易く、また、
コストが嵩み、多くの取付け工程を必要とすると共に雨
水等が室内へ侵入する可能性があることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 図1、図4および図5
を参照して説明する。第1の発明は、ドアウエザースト
リップ10をドアパネル21に取付ける方法であって、
ドアウエザーストリップ10の車外側50に形成したグ
リップ部12を、ドアパネル21に形成したフランジ部
22に嵌入して仮固定した後、ドアウエザーストリップ
10の基部11下面に接着した両面テープ14の離型紙
15を剥がす際にドアウエザーストリップ10に作用す
る力をグリップ部12を介してフランジ部22で受け止
めさせてドアウエザーストリップ10のずれを防止し、
離型紙15を剥がした後、基部11下面を両面テープ1
4を介してドアパネル21に接着するものである。
【0007】第2の発明は、ドアウエザーストリップ1
0をドアパネル21に取付けるための構造であって、ド
アウエザーストリップ10の車外側に下向溝形グリップ
部12を形成し、ドアパネル21にグリップ部12が嵌
合してドアウエザーストリップ10を仮固定するフラン
ジ部22を形成し、さらにドアウエザーストリップの基
部11下面を両面テープ14を介してドアパネル21に
接着させたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】 本発明のドアウエザーストリッ
プ取付構造の一実施形態を図4に示す。この取付構造
は、ドアウエザーストリップ10の車外側に下向溝形グ
リップ部12を形成し、ドアパネル21にグリップ部1
2が嵌合してドアウエザーストリップ10を仮固定する
断面略I字状のフランジ部22を立設し、さらにドアウ
エザーストリップ10の基部11下面を両面テープ14
を介してドアパネル21の外周端面に接着するようにし
ている。
【0009】本実施形態におけるフランジ部22は、ド
アパネル21の外周面よりやや室内側40寄りに形成
し、当該フランジ部22に嵌合するグリップ部12の外
周面がドアパネル21の外周面と面一となるべく設定し
ている。これにより、円滑で見栄えの良い外観を得てい
る。
【0010】また、グリップ部12の両側内面には、対
向して二つの爪片13をやや上方に向けて突設してい
る。この爪片13を設けることによって、グリップ部1
2のフランジ部22に対する嵌合を容易にし、かつ当該
爪片13をフランジ部22に係止させることによってグ
リップ部12の抜け出しを未然に防止している。これに
より、ウエザーストリップ10を安定姿勢で強固に仮固
定できる。なお、爪片13の数は限定されず、またその
突設位置もグリップ部12の両側内面に限定されず、片
側内面であっても良いし、さらに実施の態様によっては
設けなくても良い。
【0011】また、グリップ部12は、強固な仮固定を
達成するためや、変形を防止して良好な外観を維持する
ために、ソリッド材で成形するのが好ましい。中空シー
ル部等はスポンジゴムで成形する。なお、図4におい
て、符号60はグラスランを示し、61はドアガラスを
示す。
【0012】次に、図4に示す取付構造を参照して、本
発明のドアウエザーストリップ取付方法の一実施形態に
ついて説明する。まず、ドアウエザーストリップの車外
側50に形成したグリップ部12を、ドアパネル21に
形成したフランジ部22に嵌入して仮固定する。この
際、グリップ部12には爪片13が設けられているの
で、フランジ部22には爪片13が弾接し、よってグリ
ップ部12は適度な摩擦抵抗でフランジ部22に円滑に
嵌合できる。また、当該爪片13はやや上方へ向けて突
設しているので、フランジ部22に嵌合したグリップ部
12は容易には抜け出ず、よってドアウエザーストリッ
プ10は安定姿勢で仮固定される。
【0013】仮固定完了後、基部11の下面に接着した
両面テープ14の離型紙15を剥がす。この際、図5に
示すように、ドアウエザーストリップ10の室内側40
を持ち上げる状態となるので、当該ドアウエザーストリ
ップ10には主として車外側50へ作用する押圧力が作
用する。しかし、この押圧力はグリップ部12を介して
フランジ部22が受け止めるので、ドアウエザーストリ
ップ10がずれることがなく、仮固定の位置を正確に維
持する。なお、ウエザーストリップ10に引き抜き力が
作用しても、爪片13等のはたらきによってグリップ部
12はフランジ部22から抜け出すことがない。続い
て、ドアウエザーストリップ10に接着されている離型
紙15を剥がした後、図4に示すように、ドアウエザー
ストリップ10を両面テープ14を介してドアパネル2
1に接着し、取付けを完了する。
【0014】上記したドアウエザーストリップの取付手
段においては、ドアウエザーストリップ10をその一端
部であるグリップ部12をフランジ部22に嵌合して仮
固定した後、両面テープ14でドアパネル21に取付け
るので、従来のドアウエザーストリップ基部の全体をチ
ャンネル状保持材に嵌込むものと比較して、取付が簡単
で、取付時間の短縮を図ることができ、また、ドア20
開閉時におけるずれも発生しない。
【0015】また、従来のクリップ76と両面テープ7
7で取付けるもののと比較して、クリップ76を使用し
ないのでコストの低減を図ることができ、また、クリッ
プ76用の孔25を必要としないので取付工程の簡略化
を図ることができると共に、当該孔25から雨水等が侵
入する危険性がない。
【0016】
【発明の効果】 本発明は、ドアウエザーストリップ1
0をその一端部であるグリップで仮固定した後、両面テ
ープ14でドアパネル21に取付けることとしているの
で、従来のチャンネル状保持材75に取付けるものと比
較して、取付時間の短縮を図ることができると共に、ド
ア20開閉時におけるずれも発生しない。従って、ドア
20とボディ30との間のシール性を向上させることが
できる。
【0017】また、これらの発明は、従来のクリップ7
6と両面テープ77で取付けるもののと比較して、クリ
ップ76を使用しないのでコストの低減を図ることがで
き、また、クリップ76用の孔25を必要としないので
取付工程の簡略化を図ることができると共に、当該孔2
5から雨水等が室内へ侵入するといった事態を招くこと
がない。従って、廉価でシール性に優れた製品を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ドアウエザーストリップが取付けられる自動
車を示す側面図である。
【図2】 従来例を示すもので、図1におけるA−A線
断面図である。
【図3】 他の従来を示すもので、図1におけるA−A
線断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態を示すもので、図1にお
けるA−A線断面図である。
【図5】 本発明の一実施形態において、ドアウエザー
ストリップに取付けられた両面テープの離型紙を取り除
く際の状態を示す概略部分拡大垂直断面図である。
【符号の説明】
10 ドアウエザーストリップ 11 基部 12 グリップ部 13 爪片 14 両面テープ 15 離型紙 20 ドア 21 ドアパネル 22 フランジ部 25 穴 30 ボディ 40 室内側 50 車外側 60 グラスラン 61 ドアガラス 70 ドアウエザーストリップ 71 基部 75 チャンネル状保持材 76 クリップ 77 両面テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアウエザーストリップ(10)をドア
    パネル(21)に取付ける方法であって、ドアウエザー
    ストリップ(10)の車外側(50)に形成したグリッ
    プ部(12)を、ドアパネル(21)に形成したフラン
    ジ部(22)に嵌入して仮固定した後、ドアウエザース
    トリップ(10)の基部(11)下面に接着した両面テ
    ープ(14)の離型紙(15)を剥がす際にドアウエザ
    ーストリップ(10)に作用する力をグリップ部(1
    2)を介してフランジ部(22)で受け止めさせてドア
    ウエザーストリップ(10)のずれを防止し、離型紙
    (15)を剥がした後、基部(11)下面を両面テープ
    (14)を介してドアパネル(21)に接着するドアウ
    エザーストリップの取付方法。
  2. 【請求項2】 ドアウエザーストリップ(10)をドア
    パネル(21)に取付けるための構造であって、ドアウ
    エザーストリップ(10)の車外側に下向溝形グリップ
    部(12)を形成し、ドアパネル(21)にグリップ部
    (12)が嵌合してドアウエザーストリップ(10)を
    仮固定するフランジ部(22)を形成し、さらにドアウ
    エザーストリップ(10)の基部(11)下面を両面テ
    ープ(14)を介してドアパネル(21)に接着させた
    ドアウエザーストリップの取付構造。
JP11114793A 1999-04-22 1999-04-22 ドアウエザーストリップの取付方法および取付構造 Pending JP2000301952A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008265498A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Toyoda Gosei Co Ltd ウエザストリップ及びその組付方法

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JP2008265498A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Toyoda Gosei Co Ltd ウエザストリップ及びその組付方法

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