JP2000301792A - インターレース式プリンタおよびインターレース式プリント方法 - Google Patents

インターレース式プリンタおよびインターレース式プリント方法

Info

Publication number
JP2000301792A
JP2000301792A JP11640399A JP11640399A JP2000301792A JP 2000301792 A JP2000301792 A JP 2000301792A JP 11640399 A JP11640399 A JP 11640399A JP 11640399 A JP11640399 A JP 11640399A JP 2000301792 A JP2000301792 A JP 2000301792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dot
scanning direction
dots
forming elements
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11640399A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Uchiyama
行宏 内山
Kenjiro Murakami
憲二郎 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP11640399A priority Critical patent/JP2000301792A/ja
Publication of JP2000301792A publication Critical patent/JP2000301792A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジを高速で移動させても、主走査方
向にインターレースした良好な画像を得る他、副走査方
向のインターレースと組み合わせることで、バンディン
グの発生を防止する。 【解決手段】 媒体搬送機構駆動制御部17は、ドット
形成要素のうち4個が、媒体200上の同一のドット行
に位置するように媒体搬送機構14を制御し、プリント
ヘッド駆動制御部15は、ドット形成要素がひとつのド
ット行に属するドットを形成するに際して、4個のドッ
ト形成要素それぞれについて、4回の駆動を1セットと
して、キャリッジの移動距離が、第k番目のドット形
成要素:P+d×(k−1+αkx)から順次、
×k間隔、(P:主走査方向のドット形成基準
座標、α,α,・・・,αkx:Σα=0(i=
1,2,・・・,αkx)を満たし、全てが同時に0と
はならない整数)となるタイミングでドット形成要素
を、繰り返して駆動することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のドット形成
要素が副走査方向に形成されてなるプリントヘッドを用
いたインターレース方式によるプリント技術に関し、特
に、主走査方向についてのドット形成をインターレース
により行うことができるプリンタおよびプリント方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタは、プリント形式によら
ず、高解像度化する傾向にある。ドットインパクト式の
プリンタ(ドットインパクトプリンタ)やインクジェッ
ト式のプリンタ(インクジェットプリンタ)では、プリ
ント媒体を副走査方向に一定の送りピッチで間欠的に搬
送しつつ、プリント媒体の搬送が停止している期間中に
主走査方向にドットを形成することで、ドット行および
ドット列を形成することができる。なお、本明細書で
は、ドット行とは、主走査方向に並んだ連続したドット
を意味し、ドット列とは副走査方向に並んだ連続したド
ットを意味する。
【0003】インクジェットプリンタや、ドットインパ
クトプリンタでは、プリントヘッドに複数配置されたピ
ンやノズルの駆動タイミングを短くする(短い移動距離
で、順次、隣接ドットを形成する)ことで主走査方向の
解像度を高くすることができ、また上記ピンやノズルの
間隔を小さくすることで、副走査方向の解像度を高くす
ることができる。
【0004】しかし、プリントヘッドが搭載されたキャ
リッジを高速で移動させると、隣接する次のドット形成
のためのノズル駆動やピン駆動が間に合わない等の不都
合が生じる。このため、主走査方向の解像度を高くする
ために、1つに、主走査速度を低下させざるを得ないこ
とから、実用上のスループットを確保する自ずと限界が
ある。また、プリントヘッドに形成されるピンやノズル
の機構上の問題から、当該ピン間隔やノズル間隔をあま
り小さくすることができない。このため、副走査方向の
解像度を高くするにも限界がある。
【0005】このようなことから、ドットインパクトプ
リンタやインクジェットプリンタでは、副走査方向や主
走査方向の解像度を高くするためにインターレース方式
によるプリントが行われる。
【0006】図13は、インターレース方式でのプリン
トを行うインクジェットプリンタ6の概略を例示する説
明図である。プリンタ6は、機構系に、プリントヘッド
61と、プリントヘッド61を搭載したキャリッジ62
と、キャリッジ62を移動させるキャリッジ駆動機構6
3と、媒体搬送機構64とを含んでおり、また制御系
に、プリントヘッド駆動制御部65と、キャリッジ駆動
機構制御部66と、媒体搬送機構駆動制御部67と、リ
ニヤエンコーダユニット68と、画像解析処理プロセッ
サ69とを含んでいる。
【0007】図13において、媒体搬送機構64は、媒
体搬送ローラ641と、パルスモータ642と、両者間
に介在した複数の歯車群644を含んでいる。パルスモ
ータ642の駆動力は歯車群644を介して、媒体搬送
ローラ641に伝達され、媒体搬送ローラ641は、媒
体200を、媒体搬送補助ローラ643との間に挟み込
んで、副走査方向(y方向)に所定のピッチ単位で搬送
する。
【0008】キャリッジ駆動機構63は、タイミングベ
ルト631と、ステップモータ632を含んでいる。タ
イミングベルト631は、キャリッジ62に取り付けら
れ、ステップモータ632からの駆動力を受けて、キャ
リッジ62を主走査方向(±x方向)に往復移動するこ
とができる。
【0009】また、リニヤエンコーダユニット68は、
キャリッジ62の移動方向に張設された、微小等間隔の
多数のスリットを有するリニヤスケール681と、上記
スリットの通過個数を検出するエンコーダ682からな
る。リニヤスケール681は、キャリッジ62に設けた
ホルダ621に挿通されている。また、図示はしないが
エンコーダ682を構成するフォトダイオードとフォト
センサが、ホルダ621部分でリニヤスケール681を
挟むように設けられている。エンコーダ682は、キャ
リッジ位置検出手段としても機能するもので、プリント
ヘッド駆動制御部65は、エンコーダ682の出力パル
スに基づき、プリントヘッド駆動信号のタイミングを生
成している。
【0010】プリントヘッド61には、それぞれが1/
180〔インチ〕間隔の15個のノズルからなる、第1
ノズル群NG(NZ1,1〜NZ1,15)、第2ノ
ズル群NG(NZ2,1〜NZ2,15)、第3ノズ
ル群NG(NZ3,1〜NZ3,15)、第4ノズル
群NG(NZ4,1〜NZ4,15)が副走査方向
(媒体200の搬送方向)に形成されている。なお、こ
れらのノズルは、本発明の実施例において使用するノズ
ルと構成が同一であるので、ノズル配置については図2
を参照されたい。
【0011】ここで、ノズル群NGとNGとの間
隔、ノズル群NGとNGとの間隔、ノズル群NG
とNGとの間隔は、各ノズル群を構成するノズル同志
の間隔と同一の180dpiとしてある。なお、プリン
タの解像度は、通常dpiで表現されるため、ノズル間
隔距離、媒体200の搬送距離等は、「インチ」で表現
すると都合がよい。したがって、本明細書では、長さの
単位として「インチ」を使用する。
【0012】主走査方向および副走査方向の解像度をと
もに720dpiとなるようにプリントを行う場合、図
13に示すプリンタ6は、以下のように動作する。すな
わち、キャリッジ駆動機構63は、媒体200の搬送が
停止している期間中に、キャリッジ62を主走査方向に
移動する。プリントヘッド61はプリントヘッド駆動制
御部65からの制御信号(駆動信号PHD)に基づき、
所定ノズルからインク滴を発射して、ノズル間隔の1/
4倍の間隔でドット形成を行う。
【0013】次に述べるように、媒体200は、ドット
間隔の15倍、すなわち15×(1/720)=1/4
8〔インチ〕のピッチで搬送されるので、第1〜第4ノ
ズル群NG,NG,NG,NGの同一番目のノ
ズルは、4回のピッチ送りごとに、同一ドット行に位置
することになる。ひとつのドット行については、第1〜
第4ノズル群NG,NG,NG,NGのノズル
はそれぞれ、ノズル間隔の1/4倍の間隔でドット形成
を行っているので、適宜のノズルをドットを重複させず
に、かつドット行を構成するドットを全て埋め尽くすよ
うに、当該ドット行を形成できる。
【0014】ここで、主走査方向について720dpi
でドットを形成する場合には、ノズルの駆動タイミング
の距離換算精度(解像度)は、720dpi以上である
必要がある。通常、駆動タイミングの距離換算精度は、
図13のリニヤスケール681の解像度よりも高く、当
該ノズルの駆動タイミングは、エンコーダ682の出力
パルスを逓倍することで得ることができる。
【0015】図13では、リニヤスケール681のスリ
ット間隔は、1/180〔インチ〕であり、プリントヘ
ッド駆動制御部65は、エンコーダ682の出力パルス
を4逓倍して、720dpiの精度のタイミング信号
(プリントヘッド駆動信号)を生成している。図14
に、第1〜第4ノズル群NG〜NGのq番目の4個
の異なるノズル(ドット形成要素)により主走査方向に
インターレースを行う場合のプリントの工程を示す。媒
体200には、それぞれ主走査方向に4ドット間隔(す
なわち3ドット置き)でドットが形成される。なお、図
14においては、形成されたドットに、当該ドットを形
成したノズルの添え字を付記してある。
【0016】媒体搬送機構駆動制御部67は、媒体搬送
機構64に、1ピッチ送り分(ドット間隔の15倍の間
隔であり、1/48〔インチ〕)に相当するピッチ送り
量データPTDを送出し、媒体搬送機構64は、所定の
タイミングでピッチ送り量データPTDに相当する量だ
けパルスモータ642を回転させる。これにより、媒体
搬送ローラ641は、媒体200を1ピッチ送り分だけ
搬送する。図13に示すプリンタ6では、このような媒
体200の搬送により、たとえば第1ノズル群NG
ついてみると、図3(A)〜(D)に示すような、副走
査方向にドットを間引き形成した(すなわち、副走査方
向についてインターレースによりドットを形成した)プ
リント画像を得ることができる。
【0017】図3(A)に示すようにNZ1,15とN
1,14によるドットが形成されると、同図(B)に
示すように15ドットピッチ分だけ媒体200が搬送さ
れてNZ1,15とNZ1,14との間にNZ1,11
によるドット形成され、次に同図(C)に示すように1
5ドットピッチ分だけ媒体200が搬送されてNZ
1,7によるドットが形成され、さらに同図(D)に示
すように15ドットピッチ分だけ媒体200が搬送され
てNZ1,3によるドットが形成される。なお、図3
(A)〜(D)では、形成されたドットに当該ドットを
形成したノズルの符号を付してある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、媒体搬送機
構64を構成する媒体搬送ローラ641や歯車群644
の偏芯誤差等に起因して、媒体200の送りピッチに
は、誤差の影響が周期的に表れ、結果として副走査方向
のドットピッチにも、誤差の影響が周期的に現れる。こ
のような誤差に起因して、副走査方向についてのバンデ
ィングが生じる。このような不都合を解消するべく、本
発明者により提案された「インターレース式プリンタお
よびインターレース式プリント方法」が本願出願人によ
り先に出願されており、媒体200の送りピッチの誤差
の影響が周期的表れる(具体的には、主走査方向につい
てもバンディング等のムラが発生する)といった不都合
は解消されている。上記の提案技術によれば、媒体20
0の送りピッチを均一にはしない(すなわち、変則的に
する)ことで、上記したドットピッチ誤差の影響が周期
的表れるといった不都合を解消することができる。
【0019】一方、前述したように、プリントヘッド駆
動制御部65は、エンコーダ682の1/180〔イン
チ〕の距離間隔に相当する時間間隔の出力パルスを4逓
倍して、1/720〔インチ〕の距離間隔に相当する時
間間隔のタイミング信号を生成しているが、エンコーダ
ユニット68の特性、上記逓倍を行う回路の特性等に起
因して、主走査方向のドットピッチ誤差の影響が周期的
に表れる。また、プリンタの解像度がプリント画像の画
素密度で割り切れない場合(整数とならない場合)に
も、主走査方向のドットピッチの誤差による影響が現れ
る。
【0020】解像度が高くなると、副走査方向のドット
ピッチ誤差は上記既出願済みの提案技術により解決され
るものの、後述する図5や図15にも示すように、主走
査方向のドットピッチの誤差が目立つようになるという
問題も生じる。
【0021】本発明の目的は、インターレース方式でプ
リントを行う場合に、副走査方向についてのドットピッ
チの誤差による影響を低減することができる、インター
レース式プリンタおよびインターレース式プリント方法
を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】ところで、通常、プリン
トヘッドには、主走査方向にドット形成要素を多数並べ
て形成しないので、上述した既出願済みの提案技術と同
様の手法を、主走査方向についてのインターレースにそ
のまま採用することができない。本発明者は、鋭意検討
を重ねた結果、(1)主走査方向のインターレースを行
いつつも主走査方向のドット形成要素の規則性をできる
だけ崩すことで、あるいはさらに(2)異なる複数のド
ット形成要素により、各ドット行について変則的なタイ
ミングでドットを間引いてそれぞれ形成し、かつこれら
のドット形成要素が、ドットを重複して形成しないよう
なタイミングを選ぶことで、主走査方向についても変則
的なインターレースによるドット形成が可能である、と
の知見を得て本発明をなすに至った。
【0023】本発明のインターレース式プリンタ(以
下、単に「本発明のプリンタ」と言う)は、ドットイン
パクト方式や、インクジェット方式のプリンタであり、
従来のインターレース式プリンタと同様、プリントヘッ
ド、キャリッジ、キャリッジ駆動機構、媒体搬送機構、
プリントヘッド駆動制御部、キャリッジ駆動機構制御
部、媒体搬送機構駆動制御部を有している。
【0024】プリントヘッドは、キャリッジに搭載され
ており、キャリッジ駆動機構制御部は、キャリッジ駆動
機構に、所定信号を送出し、当該キャリッジ駆動機構
は、当該信号に基づき、キャリッジを主走査方向に往復
移動させる。本発明のプリンタでは、プリントヘッドに
は、副走査方向に複数のドット形成要素が形成されてい
る。
【0025】プリントヘッド駆動制御部は、前記キャリ
ッジの主走査方向への往復移動に合わせて、プリントヘ
ッドを駆動し、所定のドット形成要素に主走査方向のド
ット行の形成を行わせる。すなわち、キャリッジ駆動機
構制御部は、所定の駆動信号を、プリントヘッドの所定
のドット形成要素に送出し、所定のドット形成要素が、
当該駆動信号に従って動作することで、所定位置にドッ
ト行を形成する。なお、ここでの「ドット行の形成」に
は、空白ドットの形成(すなわちドット行全体にわたり
ドット形成要素を駆動しない)や、ドット行のうちの一
部形成(すなわちドット行のうち一部についてはドット
形成要素を駆動するが、他の部分についてはドット形成
要素を駆動しない)を含む。
【0026】媒体搬送機構駆動制御部は、媒体搬送機構
に1ピッチ単位でのピッチ送り量データを送出する。媒
体搬送機構は、このピッチ送り量データに基づき、所定
のピッチ送り量で、媒体を副走査方向に搬送する。
【0027】プリントヘッド駆動制御部、キャリッジ駆
動機構制御部および媒体搬送機構駆動制御部は、たとえ
ば専用プロセッサ(マイクロプロセッサやディジタルシ
グナルプロセッサ等)により構成することもできるし、
相互に独立した回路により構成することもできる。さら
に、これら制御部の少なくとも一部を、共通の回路によ
り構成することもできる。
【0028】本発明のプリンタの一の態様では、媒体搬
送機構駆動制御部は、前記ドット形成要素のうち第1番
目から第k番目(kは3以上の整数)までのk
のドット形成要素が、順次前記プリント媒体上の同一の
ドット行に位置するように媒体搬送機構を制御する。
【0029】この態様では、ドット形成要素を、互いに
副走査方向のドット間隔dの整数倍の距離だけ副走査
方向にずらした、第1〜第kのドット形成要素群から
形成し、前記したk個のドット形成要素を、順次、第
1,第2,・・・,第kのドット形成要素群から選ぶ
ことができる。この場合には、プリント媒体上の同一ド
ット行に位置することになる、前記したk個のドット
形成要素は、第1〜第kのドット形成要素群の同一番
目のドット形成要素である。ここで、副走査方向のドッ
ト間隔dは、ドット形成要素間隔をDとすると、D
/k(kは3以上の整数)である。
【0030】前記プリントヘッド駆動制御部は、キャリ
ッジの往復移動中に、前記ドット形成要素がプリント画
像のひとつのドット行に属するドットを形成するに際し
て、前記k個のドット形成要素それぞれについて、前
記キャリッジの位置が、 第1番目のドット形成要素:P+d×αから順
次、d×k間隔、 第2番目のドット形成要素:P+d×(1+α
から順次、d×k間隔、 ・・・ 第k番目のドット形成要素:P+d×(k−1
+αkx)から順次、d×k間隔、 (ただし、 P:主走査方向のドット形成基準座標、 α,α,・・・,αkx:前記k個のドット形成
要素によりひとつのドット行に属するドットを形成する
に際して、ドットが重複しないように選ばれた、Σα
=0(i=1,2,・・・,αkx)を満たし、全てが
同時に0とはならない整数、)となるタイミングで当該
ドット形成要素を、繰り返して駆動する。
【0031】たとえば、従来の方式により主走査方向に
インターレースを行う場合には、図14(A)〜(D)
に既に示したように、第1〜第4ノズル群(ドット形成
要素群)NG〜NGの同一番目の4個の異なるノズ
ル(ドット形成要素)により主走査方向についてインタ
ーレースを行う場合には、主走査方向にそれぞれ4ドッ
ト間隔(すなわち3ドット置き)でドットが形成され
る。なお、図14では、第1〜第4ノズル群のq番目の
ノズルにより形成されるドットを(1,q),(2,
q),(3,q),(4,q)で示してある。
【0032】一方、この態様のプリンタにより主走査方
向に変則的なインターレースを行う場合には、図4
(A)〜(D)に示すようにドット行が形成される。こ
れらの図では、第1ノズル群、第2ノズル群、第3ノズ
ル群、第4ノズル群のうち、ノズルNZ1,15,NZ
1,14、NZ2,15,NZ2,14、N
3,15,NZ3,14、NZ4,15,NZ
4,14のみにより形成されるドットが、対応するノズ
ルの添え字を付して示してある。
【0033】第1ノズル群(第1ドット形成要素群)〜
第4ノズル群(第4ドット形成要素群)により主走査方
向に変則的なインターレースを行う場合には(k
4)とすると、まず、第1ノズル群のノズルNZ1,1
〜NZ1,15により、前記キャリッジの位置が、第1
ノズル群の基準位置P+d×αから、順次、4×
間隔、となるタイミングでドットが形成される(図
4(A)参照)。ここで、α=0とすると、図4
(A)に示されるように、基準位置Pから順次、4×
間隔で(すなわち、P1,1,P1,2
1,3,P1,4,P1,1,・・・に)ドットが形
成される。
【0034】また、第2ノズル群のノズルNZ2,1
NZ2,15により、前記キャリッジの位置が、第2ノ
ズル群の基準位置P+d×(1+α)から、順
次、4×d間隔、となるタイミングでドットが形成さ
れる(図4(B)参照)。ここで、α=+2とする
と、図4(B)に示されるように、基準位置P+3×
から順次、4×d間隔で(すなわち、P2,1
2,2,P2,3,P2,4,P2,1,・・・に)
ドットが形成される。
【0035】同様に、第3ノズル群のノズルNZ3,1
〜NZ3,15により、前記キャリッジの位置が、第3
ノズル群の基準位置P+d×(2+α)から、順
次、4×d間隔、となるタイミングでドットが形成さ
れる(図4(C)参照)。ここで、α=−1とする
と、図4(A)に示されるように、基準位置P+d
から順次、4×d間隔で(すなわち、P3,1,P
3,2,P3,3,P3,4,P3,1,・・・に)ド
ットが形成される。
【0036】同様に、第4ノズル群のノズルNZ4,1
〜NZ4,15により、前記キャリッジの位置が、第4
ノズル群の基準位置P+d×(3+α)から、順
次、4×d間隔、となるタイミングでドットが形成さ
れる(図4(D)参照)。ここで、α=−1とする
と、図4(D)に示されるように、基準位置P+2×
から順次、4×d間隔で(すなわち、P4,1
4,2,P4,3,P4,4,P4,1,・・・に)
ドットが形成される。
【0037】図4(A)〜(D)からわかるように、同
一ドット行の各ドットを重複することなく、4つのドッ
ト形成要素を用いて変則的インターレースによるドット
形成を行うことができる。
【0038】本発明のプリンタでは、プリントヘッド駆
動制御部は、前記βi,1〜βi,Nxに対応するデー
タを記憶する手段を有し、この記憶手段から、N回の
ドット形成要素の駆動を1セットとするタイミングを生
成して、前記プリントヘッドに出力することができる。
【0039】本発明のプリンタの他の態様では、媒体搬
送機構駆動制御部は、ドット形成要素のうちk個(た
とえば、kは3以上の整数であり4,5,6とされ
る)が、前記プリント媒体上の同一のドット行に位置す
るように媒体搬送機構を制御する。
【0040】この態様でも、先に説明した態様と同様、
ドット形成要素を、互いに副走査方向のドット間隔d
の整数倍の距離だけ副走査方向にずらした、第1〜第k
のドット形成要素群から形成し、前記したk個のド
ット形成要素を、順次、第1,第2,・・・,第k
ドット形成要素群から選ぶことができる。この場合に
も、プリント媒体上の同一ドット行に位置することにな
る、前記したk個のドット形成要素は、第1〜第k
のドット形成要素群の同一番目のドット形成要素であ
る。ここで、副走査方向のドット間隔dは、ドット形
成要素間隔をDとすると、D/k(kは3以上
の整数)である。
【0041】前記プリントヘッド駆動制御部は、キャリ
ッジの往復移動中に、前記ドット形成要素がプリント画
像のひとつのドット行に属するドットを形成するに際し
て、前記k個のドット形成要素それぞれについて、N
回の駆動を1セットとして、前記キャリッジの移動距
離が、 1回目:Xi,1=d×(k+βi,1), 2回目:Xi,2=d×(k+βi,2), ・・・ N回目:Xi,Nx=d×(k+βi,Nx), (ただし、 i:k個のドット形成要素のうち何個目のドット形成
要素であるかを示す整数、 d:プリント画像の主走査方向ドット間距離、 βi,1〜βi,Nx:前記k個のドット形成要素に
よりひとつのドット行に属するドットを形成するに際し
て、ドットが重複しないように選ばれた、全てが同時に
0とはならない整数、となるタイミングで当該ドット形
成要素を駆動する。ここで、βi,1〜βi,Nxを、
Σβi,j=0(j=1,2,・・・,N)を満たす
ように選び、かつ、Nの値がkの値に等しいように
することが、上記操作をする上で効率がよい。
【0042】この態様のプリンタにより主走査方向に変
則的なインターレースを行う場合には、図7(A)〜
(D)に示すようにドット行が形成される。これらの図
では、第1ノズル群、第2ノズル群、第3ノズル群、第
4ノズル群として、ノズルNZ1,15,N
1,14、NZ2,15,NZ2,14、NZ
3,15,NZ3,14、NZ4,15,NZ4,14
のみが示されている。
【0043】第1ノズル群(第1ドット形成要素群)〜
第4ノズル群(第4ドット形成要素群)により主走査方
向に変則的なインターレースを行う場合には、N=4
とすると(この場合にはk=4である)、まず、第1
ノズル群のノズルNZ1,1〜NZ1,15により、前
記キャリッジの移動距離が、第1ノズル群の基準位置か
ら、順次、 1回目:X1,1=d×(4+β1,1), 2回目:X1,2=d×(4+β1,2), 3回目:X1,3=d×(4+β1,3), 4回目:X1,4=d×(4+β1,4) となるタイミングでドットが形成される(図7(A)参
照)。
【0044】ここで、β1,1=+2,β1,2=−
1,β1,3=−1,β1,4=0とすると(β1,1
+β1,2+β1,3+β1,4=0である)、図7
(A)に示されるように、X1,1=6×d,X
1,2=3×d,X1,3=3×d,X1,4=4
×dとなり、基準位置P1,0から順次P1,1,P
1,2,P1,3,P1,4,P1,1,・・・にドッ
トが形成される。
【0045】また、第2ノズル群のノズルNZ2,1
NZ2,15により、前記キャリッジの移動距離が、第
2ノズル群の基準位置から、順次、 1回目:X2,1=d×(4+β2,1), 2回目:X2,2=d×(4+β2,2), 3回目:X2,3=d×(4+β2,3), 4回目:X2,4=d×(4+β2,4) となるようにドットが形成される(図7(B)参照)。
【0046】ここで、β2,1=−1,β2,2=0,
β2,3=+2,β2,4=−1とすると(β2,1
β2,2+β2,3+β2,4=0である)、したがっ
て、X2,1=3×d,X2,2=4×d,X
2,3=6×d,X2,4=3×dとなり、基準位
置P2,0から順次P2,1,P2,2,P2,3,P
2,4,P2,1,・・・にドットが形成される。
【0047】同様に、第3ノズル群のノズルNZ3,1
〜NZ3,15により、前記キャリッジの移動距離が、
第3ノズル群の基準位置から、順次、 1回目:X3,1=d×(4+β3,1), 2回目:X3,2=d×(4+β3,2), 3回目:X3,3=d×(4+β3,3), 4回目:X3,4=d×(4+β3,4) となるようにドットが形成される(図7(C)参照)。
【0048】この場合には、β3,1=−1,β3,2
=+2,β3,3=0,β3,4=−1とすると(β
3,1+β3,2+β3,3+β3,4=0である)、
したがって、X3,1=3×d,X3,2=6×
,X3,3=4×d,X3,4=3×dとな
り、基準位置P3,0から順次P3,1,P3,2,P
3,3,P3,4,P3,1,・・・にドットが形成さ
れる。
【0049】同様に、第4ノズル群のノズルNZ4,1
〜NZ4,15により、前記キャリッジの移動距離が、
第4ノズル群の基準位置から、順次、 1回目:X4,1=d×(4+β4,1), 2回目:X4,2=d×(4+β4,2), 3回目:X4,3=d×(4+β4,3), 4回目:X4,4=d×(4+β4,4) となるようにドットが形成される(図7(D)参照)。
【0050】この場合には、β4,1=0,β4,2
−1,β4,3=−1,β4,4=+2とすると(β
4,1+β4,2+β4,3+β4,4=0である)、
したがって、X4,1=4×d,X4,2=3×
,X4,3=3×d,X4,4=6×dとな
り、基準位置P4,0から順次P4,1,P4,2,P
4,3,P4,4,P4,1,・・・にドットが形成さ
れる。
【0051】図7(A)〜(D)からわかるように、β
i,1,βi,2,βi,3,βi,4(i=1,2,
3,4)を適当に選ぶことにより、同一ドット行の各ド
ットを重複することなく、4つのドット形成要素を用い
て変則的インターレースによるドット形成を行うことが
できる。また、プリントヘッド駆動制御部は、前記β
i,1〜βi,Nxに対応するデータを記憶する手段を
有し、この記憶手段から、N回のドット形成要素の駆
動を1セットとするタイミングを生成して、前記プリン
トヘッドに出力することができる。
【0052】本発明の上記各態様のプリンタによれば、
同一ドット行の隣接するドットは、異なるドット形成要
素により形成される。したがって、リニヤスケールユニ
ットのエンコーダの出力パルスを逓倍して、ドット形成
要素のタイミング信号を生成する場合であっても、エン
コーダユニットによる処理や、逓倍回路における処理
は、それぞれのドット形成に関しては、連続しては行わ
れないので、主走査方向のドットピッチの誤差の影響が
周期的に生じることはなくなり、誤差が分散される。
【0053】本発明のプリンタのさらに他の態様では、
媒体搬送機構駆動制御部は、ひとつのドット形成要素群
が、プリント画像のひとつのドット列に属するドットを
重複することなく形成し、かつ副走査方向ドット間隔が
/kとなるように、前記媒体搬送機構を駆動する
ようにもできる。この駆動により、副走査方向について
のインターレースによるドットの形成が行われる。
【0054】すなわち、主走査方向についてのインター
レースによる駆動方式と、副走査方向についての変則的
なインターレースによる駆動方式とを組み合わせること
で、左右、上下、あるいは斜め上、斜め下に位置するド
ットの全てを異なるドット形成要素により形成すること
ができ、この結果、主走査方向および副走査方向につい
てのドットピッチの誤差に起因する、画像品質の低下を
解消できる。
【0055】この場合には、前記媒体搬送機構駆動制御
部は、N回のプリント媒体のピッチ送りを1セットと
して、各ピッチ送り量が、 1回目:Y=d×(k+γ), 2回目:Y=d×(k+γ), ・・・ N回目:YNy=d×(k+γNy), (ただし、 d:プリント画像の副走査方向ドット間距離、 γ〜γNy:Σγ=0(j=1,2,・・・,
)となる全てが同時に0とはならない整数、となる
ように前記媒体搬送機構を駆動することができる。ここ
で、N=kとすることができる。これにより、副走
査方向について、変則的なインターレースを行うことが
でき、媒体の送りピッチの誤差の影響が周期的に表れる
といった不都合を解消することができる。
【0056】本発明のインターレース式プリント方法
(以下、単に「本発明のプリント方法」と言う)の一の
態様では、プリントヘッドには、副走査方向に複数のド
ット形成要素が形成され、前記ドット形成要素列を構成
するドット形成要素のうち離れて配置されたk個が、
前記プリント媒体上の各ドット行に位置するように前記
媒体搬送機構を制御し、前記プリントヘッドを搭載した
キャリッジの往復移動中に、前記ドット形成要素がプリ
ント画像のひとつのドット行に属するドットを形成する
に際して、前記k個のドット形成要素それぞれについ
て、前記キャリッジの位置が、 第1番目のドット形成要素:P+d×αから順
次、d×k間隔、 第2番目のドット形成要素:P+d×(1+α
から順次、d×k間隔、 ・・・ 第k番目のドット形成要素:P+d×(k−1
+αkx)から順次、d×k間隔、 (ただし、 P:主走査方向のドット形成基準座標、 α,α,・・・,αkx:前記k個のドット形成
要素によりひとつのドット行に属するドットを形成する
に際して、ドットが重複しないように選ばれた、Σα
=0(i=1,2,・・・,αkx)を満たし、全てが
同時に0とはならない整数、となるタイミングで当該ド
ット形成要素を、繰り返して駆動する。
【0057】本発明のプリント方法の他の態様は、プリ
ントヘッドには、副走査方向に複数のドット形成要素が
形成され、前記ドット形成要素列を構成するドット形成
要素のうちk個が、前記プリント媒体上の各ドット行
に位置するように前記媒体搬送機構を制御し、前記プリ
ントヘッドを搭載したキャリッジの往復移動中に、前記
ドット形成要素がプリント画像のひとつのドット行に属
するドットを形成するに際して、前記k個のドット形
成要素それぞれについて、N回の駆動を1セットとし
て、前記キャリッジの移動距離が、 1回目:Xi,1=d×(k+βi,1), 2回目:Xi,2=d×(k+βi,2), ・・・ N回目:Xi,Nx=d×(k+βi,Nx), (ただし、 i:k個のドット形成要素のうち何個目のドット形成
要素であるかを示す整数、 d:プリント画像の主走査方向ドット間距離、 βi,1〜βi,Nx:前記k個のドット形成要素に
よりひとつのドット行に属するドットを形成するに際し
て、ドットが重複しないように選ばれた、全てが同時に
0とはならない整数、)となるタイミングで当該ドット
形成要素を駆動する。ここで、βi,1〜β
i,Nxを、Σβi,j=0(j=1,2,・・・,N
)を満たすように選び、かつ、Nの値がkの値に
等しいようにすること好ましい。
【0058】本発明のプリント方法では、前記複数のド
ット形成要素を、互いにD/k(Dはドット形成
要素の間隔、kは3以上の整数)の整数倍の距離だけ
副走査方向にずらした、第1〜第kのドット形成要素
群から形成し、前記k個のドット形成要素を、順次、
第1,第2,・・・,第kのドット形成要素群から選
ぶことができる。
【0059】また、本発明のプリント方法のさらに他の
態様では、ひとつの前記ドット形成要素群が、プリント
画像のひとつのドット列に属するドットを重複すること
なく形成し、かつ副走査方向ドット間隔がD/k
なるように、前記プリント媒体を搬送することができ、
また、N回のプリント媒体のピッチ送りを1セットと
して、各ピッチ送り量が、 1回目:Y=d×(k+γ), 2回目:Y=d×(k+γ), ・・・ N回目:YNy=d×(k+γNy), (ただし、 d:プリント画像の副走査方向ドット間距離、 γ〜γNy:Σγ=0(j=1,2,・・・,
)となる全てが同時に0とはならない整数、)とし
てプリント媒体を搬送することができる。なお、本発明
のプリント方法も、上述した本発明のプリンタと同様に
作用し、また上述した本発明のプリンタと同一の効果を
奏する。
【0060】
【発明の実施の形態】〔第1実施例〕図1は、本発明の
第1実施例に用いられるプリンタを示す図であり、プリ
ンタ101は、プリントヘッド11、キャリッジ12、
キャリッジ駆動機構13、媒体搬送機構14、プリント
ヘッド駆動制御部15、キャリッジ駆動機構制御部1
6、媒体搬送機構駆動制御部17、エンコーダユニット
18、および画像処理プロセッサ19を有している。
【0061】プリントヘッド11は、キャリッジ12に
搭載されている。このプリントヘッド11には、図2に
示すように4つのノズル群(ドット形成要素群)N
,NG,NG,NGが副走査方向(図1で
は、y方向)に、それぞれのノズル密度が180dpi
となるように形成されている。
【0062】図2では、ノズル群NG,NG,NG
,NGには、それぞれ15個のノズルNZ1,1
NZ1,15,NZ2,1〜NZ2,15,NZ3,1
〜NZ3,15,NZ4,1〜NZ4,15が形成され
ている。
【0063】なお、カラーのインクジェットプリンタの
場合には、上記と同様の4ノズル群を複数組、プリント
ヘッド11に並べて形成することができる。この場合に
は、各ノズル群の組が、本発明の作用・効果を奏するよ
うに駆動されることは言うまでもない。
【0064】キャリッジ駆動機構13は、タイミングベ
ルト131、パルスモータ132等を含んで構成されて
いる。タイミングベルト131は、キャリッジ12に固
定されおり、パルスモータ132からの駆動力を受け
て、キャリッジ12を主走査方向(±x方向)に往復移
動させることができる。
【0065】媒体搬送機構14は、媒体搬送ローラ14
1と、パルスモータ142と、媒体搬送補助ローラ14
3と、歯車群144とを含んで構成されている。パルス
モータ142の駆動力は、歯車群144を介して、媒体
搬送ローラ141に伝達され、媒体搬送ローラ141
は、媒体200を、媒体搬送補助ローラ143との間に
挟むようにして、副走査方向(y方向)に搬送する。媒
体搬送機構14は、媒体搬送機構駆動制御部17から、
ピッチ送り量データPTDを受け取り、媒体200を、
副走査方向にピッチ送り量データPTDに応じたピッチ
送り量(15×d)で搬送することができる。本実施
例では、dは1/720〔インチ〕であるので、1/
48〔インチ〕としてある。
【0066】プリントヘッド駆動制御部15は、キャリ
ッジ12の主走査方向への往復移動に合わせて、プリン
トヘッド11に、ノズル群NG,NG,NG,N
を駆動するための駆動信号PHD,PHD,P
HD,PHDを送出している。
【0067】また、プリントヘッド駆動制御部15は、
第1,第2,第3,第4ノズル群について、オフセット
データα,α,α,αを記憶するレジスタ15
1を有している。プリントヘッド駆動制御部15は、第
1ノズル群を構成するドット形成要素については、P
+d×αから順次、前記キャリッジがd×k
動するタイミングで、駆動信号PHDを送出してい
る。また、第2ノズル群を構成するドット形成要素につ
いては、P+d×(1+α)から順次、第3ノズ
ル群を構成するドット形成要素については、P+d
×(2+α)から順次、第4ノズル群を構成するドッ
ト形成要素については、P+d×(3+α)から
順次、前記キャリッジがd×k移動するタイミング
で、駆動信号PHD,PHD,PHDを送出して
いる。
【0068】ここで、Pは、主走査方向のドット形成
基準座標であり、α,α,α,αは、4個のド
ット形成要素によりひとつのドット行に属するドットを
形成するに際して、ドットが重複しないように選ばれ
た、α+α+α+α=0を満たし、かつ全てが
同時に0とはならない整数である。
【0069】キャリッジ駆動機構制御部16は、キャリ
ッジ駆動機構13に、往復移動のタイミング信号TS等
を送出することにより、キャリッジ駆動機構13を制御
する。
【0070】なお、本実施例では、図示しないが、プリ
ントバッファからのプリントデータPDは、画像処理プ
ロセッサ19を介してプリントヘッド駆動制御部15に
送出されている。
【0071】また、リニヤエンコーダユニット18は、
キャリッジ12の移動方向に張設された長さ方向と垂直
な方向に微小等間隔の多数のスリットを有するリニヤス
ケール181と、上記スリットの通過個数を検出するエ
ンコーダ182からなる。リニヤスケール181は、キ
ャリッジ12に設けたホルダ621に挿通され、また図
示はしないがエンコーダ182を構成するフォトダイオ
ードとフォトセンサが、ホルダ121部分でリニヤスケ
ール181を挟むように設けられている。エンコーダ1
82は、キャリッジ位置検出手段として機能する。プリ
ントヘッド駆動制御部15は、エンコーダ182の出力
パルスを入力し、これを4逓倍して、1/720dpi
〔インチ〕精度のタイミング信号を生成している。
【0072】図1のプリンタの動作を、図3(A)〜
(D),図4(A)〜(D)を参照して詳細に説明す
る。これらの図においては、ノズル群NG,NG
NG,NGの動作の理解を容易にするために、いわ
ゆるべた塗りする場合を説明するが、実際にプリントさ
れる画像は、べた塗りとはならないことはいうまでもな
い。なお、図3(A)〜(D),図4(A)〜(D)に
おいては、形成されたドットには、当該ドットを形成し
たノズルの添え字を付記してある。
【0073】図3(A)〜(D)は、前述したように、
第1〜第4ノズル群NGの、副走査方向の着滴動作を
示す図である。図示はしないが、図3(D)の状態か
ら、さらに1ピッチ送りがなされると、ノズル群NG
のNZ1,15,NZ1,14が既に形成したドットが
属するドット行には、ノズル群NGのNZ2,15
NZ2,14が位置することになる。すなわち、ノズル
群NGのあるノズル(ここでは、NZ1,15とす
る)が形成した副走査方向位置(ドット行位置)には、
媒体200の4回のピッチ送り後、8回のピッチ送り
後、12回のピッチ送り後に、ノズル群NGのノズル
NZ2,15,NGのノズルNZ3,15,NG
ノズルNZ4,15が位置する。
【0074】したがって、あるドット行には必ず異なる
ノズル群に属するノズルが一回ずつ、合計で4回位置す
るので、これらのノズルを用いて主走査方向についての
インターレースによるプリントを行うことができる。
【0075】本実施例では、プリントヘッド駆動制御部
15のレジスタ151には、ノズル群NG,NG
NG,NGのノズルを構成する各ノズルを駆動する
ときに用いるオフセットデータα,α,α,α
が格納されている。
【0076】α+α+α+α=0であり、本実
施例では、α=0,α=+2,α=−1,α
−1としてある。
【0077】図4(A)〜(D)は、ノズル群NG
NG,NG,NGの、主走査方向の着滴動作を示
す図であり、第1ノズル群NGのノズルN
1,15,NZ1,14が形成するドット、第2ノズ
ル群NGのノズルNZ2,15,NZ2,14が形成
するドット、第3ノズル群NGのノズルN
3,15,NZ3,14が形成するドット、第4ノズ
ル群NGのノズルNZ4,15,NZ4,14が形成
するドットを図示してある。また、ドットが形成される
べき位置(誤差がないとした場合の位置)を、各ノズル
群NG,NG,NG,NGそれぞれについて、
,P,P,Pで示し、P,P,P,P
についての基準位置をPで示してあり、形成される
ドットを黒円で示すとともに、本来の着滴予定位置を白
丸で、また既に他のノズル群により形成されているドッ
トを斜線ハッチングで示してある。
【0078】プリントヘッド駆動制御部15は、図4
(A)に示すように、第1ノズル群NGについては、
α=0なので、P+d×0=Pにドットが形成
されるタイミングで各ノズルを駆動し、順次、4×d
間隔となるタイミングで各ノズルを駆動する。
【0079】そして、媒体搬送機構14が媒体200
を、4送りピッチ分搬送すると、先に第1ノズル群NG
が形成したドット行に、第2ノズル群NGが位置す
ることになる。第2ノズル群NGについては、α
+2なので、まずP+d×(1+2)=P+3×
にドットが形成されるタイミングで各ノズルを駆動
し、順次、4×d間隔となるタイミングで各ノズルを
駆動する。
【0080】媒体搬送機構14が媒体200を、さらに
4送りピッチ分搬送すると、先に第1ノズル群NG
第2ノズル群NGが形成したドット行に、第3ノズル
群NGが位置することになる。第3ノズル群NG
ついては、α=−1なので、まずP+d×(2−
1)=P+dにドットが形成されるタイミングで各
ノズルを駆動し、順次、4×d間隔となるタイミング
で各ノズルを駆動する。
【0081】媒体搬送機構14が媒体200を、さらに
4送りピッチ分搬送すると、先に第1ノズル群NG
第2ノズル群NG、第3ノズル群NGが形成したド
ット行に、第4ノズル群NGが位置することになる。
第4ノズル群NGについては、α=−1なので、ま
ずP+d×(3−1)=P+2×dにドットが
形成されるタイミングで各ノズルを駆動し、順次、4×
間隔となるタイミングで各ノズルを駆動する。
【0082】図4(A)〜(D)では、全てのノズル
は、主走査方向についての同一間隔で駆動されるように
示してあるが、実際には、あるドット形成と次のドット
形成との時間間隔(すなわちドット形成のタイミング)
に周期的な誤差が含まれることがある。
【0083】本発明では、図4(A)〜(D)に示すよ
うに、ドット形成のタイミングを変則的に設定してある
(すなわち、主走査方向について変則的なインターレー
スを行っている)ので、エンコーダユニット68の特
性、上記逓倍を行う回路の特性等に起因して、主走査方
向のドットピッチ誤差の影響が大幅に低減される。従来
のプリンタ(図13参照)により主走査方向についてイ
ンターレースを行った結果、主走査方向にバンディング
が生じたプリント例を図15に示し、本実施例によるプ
リント例を図5に示す。図5を図15と比較すれば明ら
かなように、本実施例によれば主走査方向についてのバ
ンディング等の発生が大幅に防止される。
【0084】〔第2実施例〕図6は、本発明の第2実施
例に用いられるプリンタ102を示す図であり、図1に
示したプリンタとは、プリントヘッド駆動制御部(本実
施例では、符号15’で示す)が異なっている。本実施
例では、プリントヘッド駆動制御部15’は、キャリッ
ジ12の主走査方向への往復移動に合わせて、プリント
ヘッド11に、ノズル群NG,NG,NG,NG
を駆動するための駆動信号PHD,PHD,PH
,PHDを送出している。
【0085】また、プリントヘッド駆動制御部15’
は、第iノズル群のノズルについて、オフセットデータ
βi,1,βi,2,βi,3,βi,4(i=1,
2,3,4)を記憶するレジスタ151’を有してお
り、同一行に位置することになるノズルの個数k(こ
の場合には4)にオフセットデータを加算し、これに主
走査方向のドット間隔d(=1/720〔インチ〕)
を乗算した値、d×(4+βi,1),d×(4+
βi,2),d×(4+βi,3),d×(4+β
i,4)に相当するタイミングを、駆動信号PHD
(i=1,2,3,4)として送出している。
【0086】以下、図6のプリンタの動作を、図7
(A)〜(D)を参照して詳細に説明する。図7(A)
〜(D)おいても、第1実施例と同様、ノズル群N
,NG,NG,NGの動作の理解を容易にす
るために、いわゆるべた塗りする場合を説明するが、実
際にプリントされる画像は、べた塗りとはならないこと
はいうまでもない。なお、ノズル群NG,NG,N
,NGの、副走査方向の着滴動作は、第1実施例
と同様であるのでここでは説明を省略する。
【0087】本実施例では、プリントヘッド駆動制御部
15’のレジスタ151’には、ノズル群NGを構成
する各ノズルを駆動するときに用いるオフセットデータ
β1,1,β1,2,β1,3,β1,4、ノズル群N
を構成する各ノズルを駆動するときに用いるオフセ
ットデータβ2,1,β2,2,β2,3,β2,4
ノズル群NGを構成する各ノズルを駆動するときに用
いるオフセットデータβ3,1,β3,2,β3,3
β3,4、ノズル群NGを構成する各ノズルを駆動す
るときに用いるオフセットデータβ4,1,β4,2
β4,3,β4,4が格納されている。
【0088】Σβ1,i=0、Σβ2,i=0,Σβ
3,i=0,Σβ4,i=0(i=1,2,3,4)で
あり、本実施例では、β1,1=+2,β1,2=−
1,β1,3=−1,β1,4=0、β2,1=−1,
β2,2=0,β2,3=+2,β2,4=−1、β
3,1=−1,β3,2=+2,β3,3=0,β
3,4=−1、β4,1=0,β4,2=−1,β
4,3=−1,β4,4=+2、としてある。
【0089】図7では、第1ノズル群NGのノズルN
1,15,NZ1,14が形成するドット、第2ノズ
ル群NGのノズルNZ2,15,NZ2,14が形成
するドット、第3ノズル群NGのノズルN
3,15,NZ3,14が形成するドット、第4ノズ
ル群NGのノズルNZ4,15,NZ4,14が形成
するドットを図示してある。また、ドットが形成される
べき位置(誤差がないとした場合の位置)を、第1ノズ
ル群NGの各ノズルについては、基準位置P1,0
ら順次P1,1,P1,2,P1,3,P1,4で示
し、第2ノズル群NGの各ノズルについては、基準位
置P2,0から順次P2,1,P2,2,P2,3,P
2,4で示し、第3ノズル群NGの各ノズルについて
は、基準位置P3,0から順次P3,1,P3,2,P
3,3,P3,4で示し、第4ノズル群NGの各ノズ
ルについては、基準位置P4,0から順次P4,1,P
4,2,P4,3,P4,4で示してある。また、図7
(A)〜(D)では、形成されるドットを黒円で示すと
ともに、本来の着滴予定位置を白丸で、また既に他のノ
ズル群により形成されているドットを斜線ハッチングで
示す。
【0090】プリントヘッド駆動制御部15’は、図7
(A)に示すように、第1ノズル群NGについては、
まず基準位置P1,0にドットが形成されるタイミング
で各ノズルを駆動し、つぎにP1,0からX1,1=d
×(4+β1,1)=6×dだけ離れた位置P
1,1にドットが形成されるタイミングで各ノズルを駆
動する。そして、順次、P1,1からX1,2=d×
(4+β1,2)=3×dだけ離れた位置P1,2
ドットが形成されるタイミングで各ノズルを、P1,2
からX1,3=d×(4+β1,3)=3×dだけ
離れた位置P1,3にドットが形成されるタイミングで
各ノズルを、P1,3からX1,4=d×(4+β
1,4)=0×dだけ離れた位置P1,4にドットが
形成されるタイミングで各ノズルを駆動する。
【0091】媒体搬送機構14が媒体200を4送りピ
ッチ分搬送すると、先に第1ノズル群NGが形成した
ドット行に、第2ノズル群NGが位置することにな
る。プリントヘッド駆動制御部15’は、図7(B)に
示すように、第2ノズル群NGを構成する各ノズルを
駆動し、まず基準位置P2,0(P1,0とはdだけ
離れている)にドットが形成されるタイミングで各ノズ
ルを駆動する。そして、図7(A)で説明したと同様な
手順で、P2,0からX2,1=d×(4+
β2,1)=3×dだけ離れた位置P2,1、P
2,1からX2,2=d×(4+β2,2)=4×d
だけ離れた位置P2,2、P2,2からX2,3=d
×(4+β2,3)=6×dだけ離れた位置P
2,3、P2,3からX2,4=d×(4+
β2,4)=3×dだけ離れた位置P2,4に、それ
ぞれドットが形成されるタイミングで各ノズルを駆動す
る。
【0092】媒体搬送機構14が媒体200を、さらに
4送りピッチ分搬送すると、先に第1ノズル群NG
第2ノズル群NGが形成したドット行に、第3ノズル
群NGが位置することになる。プリントヘッド駆動制
御部15’は、図7(C)に示すように、上記と同様の
手順で、まず、まず基準位置P3,0(P2,0とはd
だけ離れている)にドットが形成されるタイミングで
各ノズルを駆動し、P3,0からX3,1=d×(4
+β3,1)=3×dだけ離れた位置P3,1、P
3,1からX3,2=d×(4+β3,2)=6×d
だけ離れた位置P3,2、P3,2からX3,3=d
×(4+β3,3)=4×dだけ離れた位置P
3,3、P3,3からX3,4=d×(4+
β3,4)=3×dだけ離れた位置P3,4に、それ
ぞれドットが形成されるタイミングで各ノズルを駆動す
る。
【0093】同様にして媒体搬送機構14が媒体200
を、さらに4送りピッチ分搬送すると、プリントヘッド
駆動制御部15’は、図7(D)に示すように、上記と
同様の手順で、基準位置P4,0(P3,0とはd
け離れている)にドットが形成されるタイミングで各ノ
ズルを駆動し、P4,0からX4,1=d×(4+β
4,1)=4×dだけ離れた位置P4,1、P4,1
からX4,2=d×(4+β4,2)=3×dだけ
離れた位置P4,2、P4,2からX4,3=d×
(4+β4,3)=4×dだけ離れた位置P4,3
4,3からX4,4=d×(4+β4,4)=6×
だけ離れた位置P4,4に、それぞれドットが形成
されるタイミングで各ノズルを駆動する。
【0094】図7(A)〜(D)では、全てのノズル
は、主走査方向についての同一間隔で駆動されるように
示してあるが、実際には、あるドット形成と次のドット
形成との時間間隔(すなわちドット形成のタイミング)
に周期的な誤差が含まれることがある。本発明では、図
7(A)〜(D)に示すように、ドット形成のタイミン
グを変則的に設定してある(すなわち、主走査方向につ
いて変則的なインターレースを行っている)ので、エン
コーダユニット68の特性、上記逓倍を行う回路の特性
等に起因して、主走査方向のドットピッチ誤差の影響が
大幅に低減される。
【0095】本実施例によるプリント例を図8に示す。
図8を図15の従来のプリンタ(図13参照)によるプ
リント例と比較すれば明らかなように、本実施例によっ
ても主走査方向についてのバンディング等の発生が大幅
に防止される。
【0096】ところで、媒体搬送ローラ141の偏芯等
に起因して、各ピッチ送りにおける媒体200の送り量
に誤差が生じることがある。この誤差は、1回目から4
回目のピッチ送りにわたり順次累積されるので、プリン
トされた画像には、後述するように、副走査方向につい
てバンディングが生じることがある(図12参照)。こ
のようなバンディングは、以下の第3実施例により解消
することができる。
【0097】〔第3実施例〕図9は、本発明の第2実施
例に用いられるプリンタを示す図であり、プリンタ10
3の構成は、媒体搬送機構制御部(図6では符号17)
を除き、第2実施例に用いたプリンタ102の構成と同
一である。
【0098】本実施例では、媒体搬送機構制御部17’
は、記憶手段(レジスタ171)を有している。
【0099】第2実施例では、媒体200のピッチ送り
量が常に一定として、副走査方向にインターレースを行
う場合を述べたが、本実施例では、媒体200のピッチ
送り量を、ピッチ送りごとに変化させて、副走査方向に
変則的なインターレースを行っている。
【0100】第2実施例では、4回で1セットの、1回
目から4回目のピッチ送りにわたり、各回のピッチ送り
の誤差が累積され、副走査方向にバンディングが生じる
場合がある。これに対して、本実施例では、媒体搬送機
構駆動制御部17’は、媒体搬送機構14に4回のピッ
チ送り量データPTDの送出を1セットとして、ピッチ
送り基準量15’×dに、ピッチ送り変化量γ×d
,γ×d,γ×d,γ×dを加算したピ
ッチ送り量PTに相当するデータPTDを送出するよう
に構成してある。ただし、Σγ=0(j=1,2,
3,4)である。
【0101】図10(A)〜(D)に、γ=0,γ
=+2,γ=−1,γ=−1として、副走査方向に
ついて変則的なインターレースを行う場合を示す。図1
0(A)に示すようにたとえばNZ1,15とNZ
1,14によるドットが形成されると、(15+2)ド
ットピッチ分だけ媒体200が搬送されて、図10
(B)に示すようにNZ1,15とNZ1,14との間
にNZ1,11が形成され、次に(15−1)ドットピ
ッチ分だけ媒体200が搬送されて、図10(C)に示
すようにNZ1,7が形成され、さらに(15−1)ド
ットピッチ分だけ媒体200が搬送されて、図10
(D)に示すようにNZ1,3が形成される。なお、図
10(A)〜(D)では、形成されたドットには当該ド
ットを形成したノズルの符号を付してある。
【0102】プリントヘッド駆動制御部15’の動作
は、第2実施例と同様であるので、主走査方向について
のドット形成は図7(A)〜(D)に示したと同様であ
る。図11に本実施例によるプリント例を示すととも
に、図12に第2実施例において副走査方向にバンディ
ングが生じた場合のプリント例を示す。図11と図12
との比較から明らかなように、本実施例によれば、主走
査方向のみならず副走査方向についてもドットの着滴位
置の誤差が分散されるので、むらの無い画像を得ること
ができる。
【0103】なお、第3実施例では、第2実施例におけ
る主走査方向インターレース技術に、副走査方向のイン
ターレースを組み合わせているが、もちろん第1実施例
における主走査方向インターレース技術に、副走査方向
のインターレースを組み合わせることもできる。
【0104】
【発明の効果】主走査方向のドット形成を、インターレ
ースにより行う場合において、エンコーダユニットの特
性、逓倍回路の特性等に起因して、周期的に表れる主走
査方向のドットピッチ誤差の影響を解消することがで
き、これによりきわめて品質の高いプリント出力を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に用いられるプリンタを示
す図である。
【図2】プリントヘッドに設けられた4つのノズル群
(ドット形成要素群)NG,NG,NG,NG
を示す図である。
【図3】ノズル群NG,NG,NG,NGの、
副走査方向の4回1セットのピッチ送り動作に伴って形
成されたドット位置を示す図であり、(A)は1回目の
ピッチ送り動作により形成されるドットを、(B)は2
回目のピッチ送り動作により形成されるドットを、
(C)は3回目のピッチ送り動作により形成されるドッ
トを、(D)は4回目のピッチ送り動作により形成され
るドットをそれぞれ示す図である。
【図4】第1実施例において、第1〜第4ノズル群NG
,NG,NG,NGの同一番目のノズルが、主
走査方向に形成したドット位置を示す図であり、(A)
は第1ノズル群Gにより形成されるドットを、(B)
は第2ノズル群Gにより形成されるドットを、(C)
は第3ノズル群Gにより形成されるドットを、(D)
は第4ノズル群Gにより形成されるドットを、それぞ
れ示す図である。
【図5】第1実施例によるプリント例を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例に用いられるプリンタを示
す図である。
【図7】第2実施例において、第1〜第4ノズル群NG
,NG,NG,NGの同一番目のノズルが、主
走査方向に4回1セットの駆動により形成したドット位
置を示す図であり、(A)は第1ノズル群Gによる1
回目の駆動により形成されるドットを、(B)は第2ノ
ズル群Gによる2回目の駆動により形成されるドット
を、(C)は第3ノズル群Gによる3回目の駆動によ
り形成されるドットを、(D)は第4ノズル群Gによ
る4回目の駆動により形成されるドットを、それぞれ示
す図である。
【図8】第2実施例によるプリント例を示す図である。
【図9】本発明の第3実施例に用いられるプリンタを示
す図である。
【図10】第3実施例において副走査方向についても変
則的なインターレースを4回1セットで行うときの説明
図であり、(A)は1回目のピッチ送り動作により形成
されるドットを、(B)は2回目のピッチ送り動作によ
り形成されるドットを、(C)は3回目のピッチ送り動
作により形成されるドットを、(D)は4回目のピッチ
送り動作により形成されるドットをそれぞれ示す図であ
る。
【図11】第3実施例によるプリント例を示す図であ
る。
【図12】第2実施例において副走査方向にバンディン
グが生じた場合のプリント例を示す図である。
【図13】従来のインターレース方式でのプリントを行
うインクジェットプリンタの概略を例示する説明図であ
る。
【図14】図3に示した第1〜第4ノズル群NG〜N
のq番目の4個の異なるノズルにより主走査方向に
インターレースを行う場合のプリントの工程を示す図で
ある。
【図15】従来のプリンタにより主走査方向についてイ
ンターレースを行った場合のプリント例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 プリンタ 11 プリントヘッド 12 キャリッジ 13 キャリッジ駆動機構 14 媒体搬送機構 15,15’ プリントヘッド駆動制御部 16 キャリッジ駆動機構制御部 17 媒体搬送機構駆動制御部 18 リニヤエンコーダユニット 19 画像処理プロセッサ 131 タイミングベルト 132 パルスモータ 141 媒体搬送ローラ 142 パルスモータ 143 媒体搬送補助ローラ 144 歯車群 151,151’,171 レジスタ 181 リニヤスケール 182 エンコーダ 101,102 プリンタ NG〜NG ノズル群 NZ1,1〜NZ1,15,NZ2,1〜N
2,15,NZ3,1〜NZ3,15,NZ4,1
NZ4,15, ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB17 AC04 AC07 AC17 AF20 AF29 2C062 KA03 2C480 CA01 CA02 CA07 CA16 CA24 EC02 EC13

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドが搭載されたキャリッジ
    と、 前記キャリッジを主走査方向に往復移動させるキャリッ
    ジ駆動機構と、 プリント媒体を副走査方向に所定のピッチ送り量で搬送
    する媒体搬送機構と、 前記キャリッジ駆動機構を制御するキャリッジ駆動機構
    制御部と、 前記媒体搬送機構を制御する媒体搬送機構駆動制御部
    と、を有するインターレース式プリンタにおいて、 前記プリントヘッドには、副走査方向に複数のドット形
    成要素が形成され、 前記媒体搬送機構駆動制御部は、前記ドット形成要素の
    うち離れて配置されたk個(kは3以上の整数)の
    ドット形成要素が、順次前記プリント媒体上の同一のド
    ット行に位置するように前記媒体搬送機構を制御し、 前記プリントヘッド駆動制御部は、キャリッジの往復移
    動中に、前記ドット形成要素がプリント画像のひとつの
    ドット行に属するドットを形成するに際して、 前記k個のドット形成要素それぞれについて、前記キ
    ャリッジの位置が、 第1番目のドット形成要素:P+d×αから順
    次、d×k間隔、 第2番目のドット形成要素:P+d×(1+α
    から順次、d×k間隔、 ・・・ 第k番目のドット形成要素:P+d×(k−1
    +αkx)から順次、d×k間隔、 (ただし、 P:主走査方向のドット形成基準座標、 α,α,・・・,αkx:前記k個のドット形成
    要素によりひとつのドット行に属するドットを形成する
    に際して、ドットが重複しないように選ばれた、Σα
    =0(i=1,2,・・・,αkx)を満たし、全てが
    同時に0とはならない整数、)となるタイミングで当該
    ドット形成要素を、繰り返して駆動する、ことを特徴と
    するインターレース式プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記プリントヘッド駆動制御部は、前記
    α〜αkxに対応する整数データを記憶する手段を有
    し、前記各ドット形成要素のそれぞれについて、前記タ
    イミングを生成して、前記プリントヘッドに出力するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインターレース式プリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 前記複数のドット形成要素を、互いにD
    /k(Dはドット形成要素の間隔、kは3以上
    の整数)の整数倍の距離だけ副走査方向にずらした、前
    記第1〜第kのドット形成要素群から形成し、前記k
    個のドット形成要素を、順次、第1,第2,・・・,
    第kのドット形成要素群から選ぶことを特徴とする請
    求項1または2に記載のインターレース式プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記媒体搬送機構駆動制御部は、ひとつ
    の前記ドット形成要素群が、プリント画像のひとつのド
    ット列に属するドットを重複することなく形成し、かつ
    副走査方向ドット間隔がD/kとなるように、前記
    媒体搬送機構を駆動する、ことを特徴とする請求項3に
    記載のインターレース式プリンタ。
  5. 【請求項5】 前記媒体搬送機構駆動制御部は、N
    のプリント媒体のピッチ送りを1セットとして、各ピッ
    チ送り量が、 1回目:Y=d×(k+γ), 2回目:Y=d×(k+γ), ・・・ N回目:YNy=d×(k+γNy), (ただし、 d:プリント画像の副走査方向ドット間距離、 γ〜γNy:Σγ=0(j=1,2,・・・,
    )となる全てが同時に0とはならない整数、)とな
    るように前記媒体搬送機構を駆動することを特徴とする
    請求項4に記載のインターレース式プリンタ。
  6. 【請求項6】 プリントヘッドには、副走査方向に複数
    のドット形成要素が形成され、 前記ドット形成要素列を構成するドット形成要素のうち
    離れて配置されたk個が、前記プリント媒体上の各ド
    ット行に位置するように前記媒体搬送機構を制御し、 前記プリントヘッドを搭載したキャリッジの往復移動中
    に、前記ドット形成要素がプリント画像のひとつのドッ
    ト行に属するドットを形成するに際して、 前記k個のドット形成要素それぞれについて、前記キ
    ャリッジの位置が、 第1番目のドット形成要素:P+d×αから順
    次、d×k間隔、 第2番目のドット形成要素:P+d×(1+α
    から順次、d×k間隔、 ・・・ 第k番目のドット形成要素:P+d×(k−1
    +αkx)から順次、d×k間隔、 (ただし、 P:主走査方向のドット形成基準座標、 α,α,・・・,αkx:前記k個のドット形成
    要素によりひとつのドット行に属するドットを形成する
    に際して、ドットが重複しないように選ばれた、Σα
    =0(i=1,2,・・・,αkx)を満たし、全てが
    同時に0とはならない整数、)となるタイミングで当該
    ドット形成要素を、繰り返して駆動する、ことを特徴と
    するインターレース式プリント方法。
  7. 【請求項7】 前記複数のドット形成要素を、互いにD
    /k(Dはドット形成要素の間隔、kは3以上
    の整数)の整数倍の距離だけ副走査方向にずらした、前
    記第1〜第kのドット形成要素群から形成し、前記k
    個のドット形成要素を、順次、第1,第2,・・・,
    第kのドット形成要素群から選ぶことを特徴とする請
    求項6に記載のインターレース式プリント方法。
  8. 【請求項8】 ひとつの前記ドット形成要素群が、プリ
    ント画像のひとつのドット列に属するドットを重複する
    ことなく形成し、かつ副走査方向ドット間隔がD/k
    となるように、前記プリント媒体を搬送する、ことを
    特徴とする請求項7に記載のインターレース式プリント
    方法。
  9. 【請求項9】 N回のプリント媒体のピッチ送りを1
    セットとして、各ピッチ送り量が、 1回目:Y=d×(k+γ), 2回目:Y=d×(k+γ), ・・・ N回目:YNy=d×(k+γNy), (ただし、 d:プリント画像の副走査方向ドット間距離、 γ〜γNy:Σγ=0(j=1,2,・・・,
    )となる全てが同時に0とはならない整数、)とし
    て前記プリント媒体を搬送することを特徴とする請求項
    8に記載のインターレース式プリント方法。
  10. 【請求項10】 プリントヘッドが搭載されたキャリッ
    ジと、 前記キャリッジを主走査方向に往復移動させるキャリッ
    ジ駆動機構と、 プリント媒体を副走査方向に所定のピッチ送り量で搬送
    する媒体搬送機構と、 前記キャリッジ駆動機構を制御するキャリッジ駆動機構
    制御部と、 前記媒体搬送機構を制御する媒体搬送機構駆動制御部
    と、を有するインターレース式プリンタにおいて、 前記プリントヘッドには、副走査方向に複数のドット形
    成要素が形成され、 前記媒体搬送機構駆動制御部は、前記ドット形成要素の
    うち離れて配置されたk個(kは3以上の整数)
    が、前記プリント媒体上の同一のドット行に位置するよ
    うに前記媒体搬送機構を制御し、 前記プリントヘッド駆動制御部は、キャリッジの往復移
    動中に、前記ドット形成要素がプリント画像のひとつの
    ドット行に属するドットを形成するに際して、前記k
    個のドット形成要素それぞれについて、N回(N
    3以上の整数)の駆動を1セットとして、前記キャリッ
    ジの移動距離が、 1回目:Xi,1=d×(k+βi,1), 2回目:Xi,2=d×(k+βi,2), ・・・ N回目:Xi,Nx=d×(k+βi,Nx), (ただし、 i:前記k個のドット形成要素のうち何個目のドット
    形成要素であるかを示す整数、 d:プリント画像の主走査方向ドット間距離、 βi,1〜βi,Nx:前記k個のドット形成要素に
    よりひとつのドット行に属するドットを形成するに際し
    て、ドットが重複しないように選ばれた、全てが同時に
    0とはならない整数、)となるタイミングで当該ドット
    形成要素を、繰り返して駆動する、ことを特徴とするイ
    ンターレース式プリンタ。
  11. 【請求項11】 前記βi,1〜βi,Nxが、 Σβi,j=0 (j=1,2,・・・,N)を満たし、かつ、N
    値がkの値に等しいことを特徴とする請求項10に記
    載のインターレース式プリンタ。
  12. 【請求項12】 前記プリントヘッド駆動制御部は、前
    記βi,1〜βi,Nxに対応する整数データを記憶す
    る手段を有し、前記各ドット形成要素のそれぞれについ
    て前記N回の駆動を1セットとするタイミングを生成
    して、前記プリントヘッドに出力することを特徴とする
    請求項10または11に記載のインターレース式プリン
    タ。
  13. 【請求項13】 前記複数のドット形成要素を、互いに
    /k(Dはドット形成要素の間隔、kは3以
    上の整数)の整数倍の距離だけ副走査方向にずらした、
    前記第1〜第kのドット形成要素群から形成し、前記
    個のドット形成要素を、順次、第1,第2,・・
    ・,第kのドット形成要素群から選ぶことを特徴とす
    る請求項9〜12の何れかに記載のインターレース式プ
    リンタ。
  14. 【請求項14】 前記媒体搬送機構駆動制御部は、ひと
    つの前記ドット形成要素群が、プリント画像のひとつの
    ドット列に属するドットを重複することなく形成し、か
    つ副走査方向ドット間隔がD/kとなるように、前
    記媒体搬送機構を駆動する、ことを特徴とする請求項1
    3に記載のインターレース式プリンタ。
  15. 【請求項15】 前記媒体搬送機構駆動制御部は、N
    回のプリント媒体のピッチ送りを1セットとして、各ピ
    ッチ送り量が、 1回目:Y=d×(k+γ), 2回目:Y=d×(k+γ), ・・・ N回目:YNy=d×(k+γNy), (ただし、 d:プリント画像の副走査方向ドット間距離、 γ〜γNy:Σγ=0(j=1,2,・・・,
    )となる全てが同時に0とはならない整数)となる
    ように前記媒体搬送機構を駆動することを特徴とする請
    求項13に記載のインターレース式プリンタ。
  16. 【請求項16】 プリントヘッドには、副走査方向に複
    数のドット形成要素が形成され、 前記ドット形成要素列を構成するドット形成要素のうち
    離れて配置されたk個が、前記プリント媒体上の各ド
    ット行に位置するように前記媒体搬送機構を制御し、 前記プリントヘッドを搭載したキャリッジの往復移動中
    に、前記ドット形成要素がプリント画像のひとつのドッ
    ト行に属するドットを形成するに際して、前記k個の
    ドット形成要素それぞれについて、N回の駆動を1セ
    ットとして、前記キャリッジの移動距離が、 1回目:Xi,1=d×(k+βi,1), 2回目:Xi,2=d×(k+βi,2), ・・・ N回目:Xi,Nx=d×(k+βi,Nx), (ただし、 i:k個のドット形成要素のうち何個目のドット形成
    要素であるかを示す整数、 d:プリント画像の主走査方向ドット間距離、 βi,1〜βi,Nx:Σβi,j=0(j=1,2,
    ・・・,N)となる整数変数であり、前記k個のド
    ット形成要素によりひとつのドット行に属するドットを
    形成するに際して、ドットが重複しないように選ばれ
    た、全てが同時に0とはならない整数、)となるタイミ
    ングで当該ドット形成要素を駆動する、ことを特徴とす
    るインターレース式プリント方法。
  17. 【請求項17】 Nの値がkの値に等しいことを特
    徴とする請求項16に記載のインターレース式プリント
    方法。
  18. 【請求項18】 前記複数のドット形成要素を、互いに
    /k(Dはドット形成要素の間隔、kは3以
    上の整数)の整数倍の距離だけ副走査方向にずらした、
    前記第1〜第kのドット形成要素群から形成し、前記
    個のドット形成要素を、順次、第1,第2,・・
    ・,第kのドット形成要素群から選ぶことを特徴とす
    る請求項16または17に記載のインターレース式プリ
    ント方法。
  19. 【請求項19】 ひとつの前記ドット形成要素群が、プ
    リント画像のひとつのドット列に属するドットを重複す
    ることなく形成し、かつ副走査方向ドット間隔がD
    となるように、前記プリント媒体を搬送する、こと
    を特徴とする請求項18に記載のインターレース式プリ
    ント方法。
  20. 【請求項20】 N回のプリント媒体のピッチ送りを
    1セットとして、各ピッチ送り量が、 1回目:Y=d×(k+γ), 2回目:Y=d×(k+γ), ・・・ N回目:YNy=d×(k+γNy), (ただし、 d:プリント画像の副走査方向ドット間距離、 γ〜γNy:Σγ=0(j=1,2,・・・,
    )となる全てが同時に0とはならない整数、)とし
    て前記プリント媒体を搬送することを特徴とする請求項
    19に記載のインターレース式プリント方法。
JP11640399A 1999-04-23 1999-04-23 インターレース式プリンタおよびインターレース式プリント方法 Withdrawn JP2000301792A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11640399A JP2000301792A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 インターレース式プリンタおよびインターレース式プリント方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11640399A JP2000301792A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 インターレース式プリンタおよびインターレース式プリント方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000301792A true JP2000301792A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14686196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11640399A Withdrawn JP2000301792A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 インターレース式プリンタおよびインターレース式プリント方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000301792A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7959259B2 (en) Inkjet printing apparatus and driving control method
US7360856B2 (en) Printing apparatus and printing method
JPH1067126A (ja) 記録方法および記録装置
JP4598249B2 (ja) 非一様なオーバーラップ印刷
US7591526B2 (en) Liquid ejecting apparatus and method for adjusting positions of nozzle rows
JP5812261B2 (ja) 印刷装置、および、コンピュータプログラム
JP4539182B2 (ja) 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷システム、及び、印刷方法
US7946678B2 (en) Printing apparatus and data processing method
JP4277164B2 (ja) 記録方法および記録装置
JP4857535B2 (ja) 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷システム、印刷制御装置、及び、印刷方法
JP2000301792A (ja) インターレース式プリンタおよびインターレース式プリント方法
JP2000318217A (ja) シリアル記録装置
JP2005088467A (ja) 画像形成装置及び液滴吐出ヘッド
JP2003305830A (ja) 記録装置および記録方法
JP2000255045A (ja) インターレース式プリンタおよびインターレース式プリント方法
JP2000318215A (ja) インターレース式プリンタおよびインターレース式プリント方法
JP2008155399A (ja) 印刷装置及び印刷方法
JPH10278246A (ja) インクジェット記録装置
WO2001012441A1 (fr) Traitement d'impression servant a effectuer un sous-balayage combinant une pluralite d'alimentations
JP2005041008A (ja) 記録装置、記録制御プログラム
JP2002120401A (ja) インターレース式プリンタおよびインターレース式プリント方法
JP3503533B2 (ja) 印刷装置、印刷方法、および記録媒体
JP4487496B2 (ja) 印刷装置、印刷システム、及び、インク滴の吐出方法
JP2010131826A (ja) 印刷装置
JP2000296638A (ja) インターレース式プリンタおよびインターレース式プリント方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060704