JP2000301317A - 鋳物の砂落し装置 - Google Patents
鋳物の砂落し装置Info
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- JP2000301317A JP2000301317A JP11147059A JP14705999A JP2000301317A JP 2000301317 A JP2000301317 A JP 2000301317A JP 11147059 A JP11147059 A JP 11147059A JP 14705999 A JP14705999 A JP 14705999A JP 2000301317 A JP2000301317 A JP 2000301317A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D29/00—Removing castings from moulds, not restricted to casting processes covered by a single main group; Removing cores; Handling ingots
- B22D29/02—Vibratory apparatus specially designed for shaking out flasks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D29/00—Removing castings from moulds, not restricted to casting processes covered by a single main group; Removing cores; Handling ingots
- B22D29/001—Removing cores
- B22D29/005—Removing cores by vibrating or hammering
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Jigging Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋳物をハンマーで叩いて鋳物砂を崩壊させる
ものにおいて、鋳物から砂を排出しにくいという問題が
ある。 【解決手段】 そこで、鋳物20に振動を与えながら強
い衝撃力を加えて、鋳物砂を崩壊させたり鋳物20から
剥離させたりし、しかも鋳物20を任意の方向に傾斜を
させて鋳物砂を低い方に排出している。
ものにおいて、鋳物から砂を排出しにくいという問題が
ある。 【解決手段】 そこで、鋳物20に振動を与えながら強
い衝撃力を加えて、鋳物砂を崩壊させたり鋳物20から
剥離させたりし、しかも鋳物20を任意の方向に傾斜を
させて鋳物砂を低い方に排出している。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】鋳物に振動や衝撃を加えて砂
を落すことが行われている。この発明はこのような技術
分野に属しているもので、とくに鋳物の傾斜姿勢の与え
方に工夫がなされている。
を落すことが行われている。この発明はこのような技術
分野に属しているもので、とくに鋳物の傾斜姿勢の与え
方に工夫がなされている。
【0002】
【従来の技術】鋳物を傾斜させながら振動を加えて砂を
落す方式の従来技術として、特開昭61−33762号
公報に開示されたものがある。これの要点は図9に示し
てあり、これについて先ず説明する。ガイドレール1に
ハンガー2で鋳物3が吊下げられて、図9の紙面に対し
て垂直方向に移送されてくる。支柱4に軸5を介してL
字型の回動アーム6が取付けられ、ハンガースプリング
7で振動板8が支持されている。振動板8と回動アーム
6との間に支持ばね9と振動装置10が設置されてい
る。作動シリンダ11が軸12で静止部材13に支持さ
れ、ピストンロッド14が軸15を介して回動アームの
下部に結合されている。なお、振動板8にはディスタン
ス部材16が固定されている。
落す方式の従来技術として、特開昭61−33762号
公報に開示されたものがある。これの要点は図9に示し
てあり、これについて先ず説明する。ガイドレール1に
ハンガー2で鋳物3が吊下げられて、図9の紙面に対し
て垂直方向に移送されてくる。支柱4に軸5を介してL
字型の回動アーム6が取付けられ、ハンガースプリング
7で振動板8が支持されている。振動板8と回動アーム
6との間に支持ばね9と振動装置10が設置されてい
る。作動シリンダ11が軸12で静止部材13に支持さ
れ、ピストンロッド14が軸15を介して回動アームの
下部に結合されている。なお、振動板8にはディスタン
ス部材16が固定されている。
【0003】この装置の作動を説明すると、図示の状態
は、鋳物3に傾斜を付与して振動をさせているところで
あるが、この装置が非作動であるときには、作動シリン
ダ11のピストンロッド14が縮小しているので、回動
アーム6は上下方向に起立しており、それに伴って振動
板8も同様に起立している。そのような状態のところへ
鋳物3が鉛直方向に吊下げられながら移動してきて本装
置の前で停止すると、今度は作動シリンダ11の出力で
回動アーム6が傾斜させられ、同時に振動板8も鋳物3
と共に傾斜する。この状態で振動板8を振動させて、鋳
物3に付着している砂が分離させられる。
は、鋳物3に傾斜を付与して振動をさせているところで
あるが、この装置が非作動であるときには、作動シリン
ダ11のピストンロッド14が縮小しているので、回動
アーム6は上下方向に起立しており、それに伴って振動
板8も同様に起立している。そのような状態のところへ
鋳物3が鉛直方向に吊下げられながら移動してきて本装
置の前で停止すると、今度は作動シリンダ11の出力で
回動アーム6が傾斜させられ、同時に振動板8も鋳物3
と共に傾斜する。この状態で振動板8を振動させて、鋳
物3に付着している砂が分離させられる。
【0004】
【発明が解決しようとしている問題点】上述の先行技術
の基本的な考え方は、鉛直方向にぶらさがっている鋳物
3を横から押して振動板8に鋳物3を圧接させるもので
ある。したがって、この圧接力は鋳物3の質量や傾斜角
度によって決定される。このような条件のもとで振動板
8を振動させると、鋳物3は振動を受けるが、鋳物3は
ぶら下がっているので前述の圧接力が小さいために、鋳
物3にに十分な振動が伝達されないことになり、砂の分
離が不十分になる。さらに、鋳物3は振動板8に固定さ
れていないので、振動板8が振動をすると鋳物3が逃げ
る現象となり、結局は鋳物3を十分に振動させることが
できない。また、傾斜方向は図9の方向かまたはその逆
の2方向だけであるから、鋳物3の形状によっては砂が
分離しきれない箇所が発生する。とくに、中子砂の崩壊
排出においては傾斜方向が重要となる。
の基本的な考え方は、鉛直方向にぶらさがっている鋳物
3を横から押して振動板8に鋳物3を圧接させるもので
ある。したがって、この圧接力は鋳物3の質量や傾斜角
度によって決定される。このような条件のもとで振動板
8を振動させると、鋳物3は振動を受けるが、鋳物3は
ぶら下がっているので前述の圧接力が小さいために、鋳
物3にに十分な振動が伝達されないことになり、砂の分
離が不十分になる。さらに、鋳物3は振動板8に固定さ
れていないので、振動板8が振動をすると鋳物3が逃げ
る現象となり、結局は鋳物3を十分に振動させることが
できない。また、傾斜方向は図9の方向かまたはその逆
の2方向だけであるから、鋳物3の形状によっては砂が
分離しきれない箇所が発生する。とくに、中子砂の崩壊
排出においては傾斜方向が重要となる。
【0005】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は、以
上に述べた問題点を解決するために発案されたもので、
請求項1の発明は、支持部材に固定された鋳物に振動や
衝撃を付与する形式のものにおいて、支持部材が任意の
方向に傾斜させられる傾斜付与手段が設けられているこ
とを特徴としている。したがって、鋳物の外形状や中子
砂の形状に適した方向に支持部材を傾斜させて、砂を低
い方向に排出させる。そして、ある方向に傾斜させてあ
る部分の砂を排出させたら、今度は傾斜の向きを変えて
さらに他の部分の砂の剥離や排出を行う。
上に述べた問題点を解決するために発案されたもので、
請求項1の発明は、支持部材に固定された鋳物に振動や
衝撃を付与する形式のものにおいて、支持部材が任意の
方向に傾斜させられる傾斜付与手段が設けられているこ
とを特徴としている。したがって、鋳物の外形状や中子
砂の形状に適した方向に支持部材を傾斜させて、砂を低
い方向に排出させる。そして、ある方向に傾斜させてあ
る部分の砂を排出させたら、今度は傾斜の向きを変えて
さらに他の部分の砂の剥離や排出を行う。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、基
礎部材に設置した振動手段上に支持部材が配置され、基
礎部材に対して傾斜付与手段が設置されているものであ
るから、基礎部材を任意の方向に傾斜させることによっ
て、振動手段、支持部材および鋳物の全てが所要の方向
に傾斜させられる。
礎部材に設置した振動手段上に支持部材が配置され、基
礎部材に対して傾斜付与手段が設置されているものであ
るから、基礎部材を任意の方向に傾斜させることによっ
て、振動手段、支持部材および鋳物の全てが所要の方向
に傾斜させられる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2において、装置全体が反転できるように構成したこと
を特徴とするものであるから、傾斜による砂の排出に加
えて鋳物が反転させられるので、残留している砂はこと
ごとく排出される。
2において、装置全体が反転できるように構成したこと
を特徴とするものであるから、傾斜による砂の排出に加
えて鋳物が反転させられるので、残留している砂はこと
ごとく排出される。
【0008】請求項4の発明は、請求項2において、鋳
物を叩くハンマー手段が設置されていることを特徴とす
るものであるから、周波数の高い振動を与えることに複
合させて、ハンマーで鋳物に衝撃的な力を作用させる。
このような複合性のある方式で砂の崩壊や剥離をさせつ
つ、鋳物を任意の方向に傾斜させることによって、砂落
しが確実になされる。
物を叩くハンマー手段が設置されていることを特徴とす
るものであるから、周波数の高い振動を与えることに複
合させて、ハンマーで鋳物に衝撃的な力を作用させる。
このような複合性のある方式で砂の崩壊や剥離をさせつ
つ、鋳物を任意の方向に傾斜させることによって、砂落
しが確実になされる。
【0009】請求項5の発明は、支持台に固定された鋳
物に振動や衝撃を付与する形式のものにおいて、基台に
設置した振動装置の上側に支持台が配置されていると共
に、基台の下側に傾斜付与装置が設置され、かつ鋳物に
衝撃を付与するハンマー手段が設けられていることを特
徴としている。したがって、鋳物の外形状や中子砂の形
状に適した方向に支持台を傾斜させて、砂を低い方向に
排出させる。そして、ある方向に傾斜させてある部分の
砂を排出させたら、今度は傾斜の向きを変えてさらに他
の部分の砂の剥離や排出を行う。基台を任意の方向に傾
斜させることによって、振動装置、支持台および鋳物の
全てが所要の方向に傾斜させられる。周波数の高い振動
を与えることに複合させて、ハンマーで鋳物に衝撃的な
力を作用させる。このような複合性のある方式で砂の崩
壊や剥離をさせつつ、鋳物を任意の方向に傾斜させるこ
とによって、砂落しが確実になされる。
物に振動や衝撃を付与する形式のものにおいて、基台に
設置した振動装置の上側に支持台が配置されていると共
に、基台の下側に傾斜付与装置が設置され、かつ鋳物に
衝撃を付与するハンマー手段が設けられていることを特
徴としている。したがって、鋳物の外形状や中子砂の形
状に適した方向に支持台を傾斜させて、砂を低い方向に
排出させる。そして、ある方向に傾斜させてある部分の
砂を排出させたら、今度は傾斜の向きを変えてさらに他
の部分の砂の剥離や排出を行う。基台を任意の方向に傾
斜させることによって、振動装置、支持台および鋳物の
全てが所要の方向に傾斜させられる。周波数の高い振動
を与えることに複合させて、ハンマーで鋳物に衝撃的な
力を作用させる。このような複合性のある方式で砂の崩
壊や剥離をさせつつ、鋳物を任意の方向に傾斜させるこ
とによって、砂落しが確実になされる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施形態にしたがっ
て本願発明をくわしく説明する。まず、図1から図3の
実施形態について説明すると、基礎部材に相当する鉄製
の分厚い基台17上に振動手段に相当する振動装置18
が設置してある。支持部材に相当する支持台19に鋳物
が固定されている。この固定はいろいろな方法がある
が、ここでは固定ボルト21で鋳物20を押え付ける方
式を採用している。支持台19の左右に横板22、22
を溶接し、その上に支柱23が溶接され、この支柱23
に回動可能な状態で固定アーム24が取付けられ、それ
に前述の固定ボルト21がねじ込んである。なお、ここ
での鋳物20は、エンジンのアルミニウム製シリンダヘ
ッドであり、気筒容量1800ccのものである。
て本願発明をくわしく説明する。まず、図1から図3の
実施形態について説明すると、基礎部材に相当する鉄製
の分厚い基台17上に振動手段に相当する振動装置18
が設置してある。支持部材に相当する支持台19に鋳物
が固定されている。この固定はいろいろな方法がある
が、ここでは固定ボルト21で鋳物20を押え付ける方
式を採用している。支持台19の左右に横板22、22
を溶接し、その上に支柱23が溶接され、この支柱23
に回動可能な状態で固定アーム24が取付けられ、それ
に前述の固定ボルト21がねじ込んである。なお、ここ
での鋳物20は、エンジンのアルミニウム製シリンダヘ
ッドであり、気筒容量1800ccのものである。
【0010】振動装置18について説明する。基台17
上に電磁石27が設置してあり、電磁コイル28の中に
鉄芯29が配置され、それと対をなす鉄片30が支持台
19の下面に固定されている。圧縮コイルスプリング3
1、31が基台17と支持台19との間に配置されてい
る。電磁石27に断続的な電流を流すと、鉄片30が吸
引されるのと圧縮コイルスプリング31、31の弾力に
よって支持台19は振動させられる。この振動は、周波
数が高くて振幅が小さないわゆる微振動的な領域であ
り、例えば、振幅は0.2mm、周波数は毎秒60回で
ある。
上に電磁石27が設置してあり、電磁コイル28の中に
鉄芯29が配置され、それと対をなす鉄片30が支持台
19の下面に固定されている。圧縮コイルスプリング3
1、31が基台17と支持台19との間に配置されてい
る。電磁石27に断続的な電流を流すと、鉄片30が吸
引されるのと圧縮コイルスプリング31、31の弾力に
よって支持台19は振動させられる。この振動は、周波
数が高くて振幅が小さないわゆる微振動的な領域であ
り、例えば、振幅は0.2mm、周波数は毎秒60回で
ある。
【0011】門型のフレーム25の両側が弾性ゴム2
6、26を介して横板22、22に結合してある。フレ
ーム25の上部にはハンマー手段32が固定されてお
り、これはインパクト出力がなされるもので、圧縮空気
で作動する。その出力軸33の先端にたがね34が固定
され、それが鋳物20の一部を連続して叩くようになっ
ている。ハンマー手段32の連続的な衝撃は、振動装置
18の振動特性とは異なり、例えば、周波数は毎秒30
回であり、ハンマーの衝撃ストロークの長さは強い衝撃
エネルギーを得るために10mmに設定されている。
6、26を介して横板22、22に結合してある。フレ
ーム25の上部にはハンマー手段32が固定されてお
り、これはインパクト出力がなされるもので、圧縮空気
で作動する。その出力軸33の先端にたがね34が固定
され、それが鋳物20の一部を連続して叩くようになっ
ている。ハンマー手段32の連続的な衝撃は、振動装置
18の振動特性とは異なり、例えば、周波数は毎秒30
回であり、ハンマーの衝撃ストロークの長さは強い衝撃
エネルギーを得るために10mmに設定されている。
【0012】傾斜付与手段に相当する傾斜付与装置35
は、基台17の下側に設置されている。同装置35とし
てはいろいろな方式が考えられるが、ここでは4本の流
体シリンダのものである。基台17の4隅に油圧シリン
ダ36が配置されており、ピストンロッド37の上端が
ボールジョイント38を介して基台17の下面に結合し
てある。また、油圧シリンダ36の下端は同様にボール
ジョイント39を介して静止部材40に結合してある。
図3は、ボールジョイント38の構造を示しており、基
台17の下面にソケット41が固定され、その中にピス
トンロッド37に固定されたボール42が収容されてい
る。したがって、4本のピストンロッド37がそれぞれ
所要の長さに調節されると、シリンダ36は傾斜する
が、それは各ボールジョイント38、39で許容され
る。
は、基台17の下側に設置されている。同装置35とし
てはいろいろな方式が考えられるが、ここでは4本の流
体シリンダのものである。基台17の4隅に油圧シリン
ダ36が配置されており、ピストンロッド37の上端が
ボールジョイント38を介して基台17の下面に結合し
てある。また、油圧シリンダ36の下端は同様にボール
ジョイント39を介して静止部材40に結合してある。
図3は、ボールジョイント38の構造を示しており、基
台17の下面にソケット41が固定され、その中にピス
トンロッド37に固定されたボール42が収容されてい
る。したがって、4本のピストンロッド37がそれぞれ
所要の長さに調節されると、シリンダ36は傾斜する
が、それは各ボールジョイント38、39で許容され
る。
【0013】以上に説明した実施形態の作動を説明す
る。図1は、鋳物20が固定ボルト21で支持台19に
しっかりと固定されている状態であり、ここで振動装置
18とハンマー手段32を作動すると、振動装置18に
よって鋳物20には細かな振動が連続的に伝達される。
これによって、鋳物20の表面に付着している砂や中子
砂が崩壊し始めて、排出されてゆく。この振動と同時ま
たは前後にハンマー手段32によって強力な衝撃振動が
鋳物20に付加されるので、中子などの鋳物砂は確実に
崩壊して鋳物の外部へ排出される。以上のような振動や
衝撃の作動に加えて、支持台19が任意の方向に傾斜さ
せられるのである。これは、4本の油圧シリンダ36へ
の油量を制御することによって自由に傾斜方向が選定で
きる。したがって、ウオータジャケットの開口の向きを
下側にするように傾斜させると、その開口からの砂排出
が促進される。ある開口からの砂排出が終了すると、今
度は他の開口を下側にするように支持台19の傾斜を変
更して、そこからの砂排出を行う。
る。図1は、鋳物20が固定ボルト21で支持台19に
しっかりと固定されている状態であり、ここで振動装置
18とハンマー手段32を作動すると、振動装置18に
よって鋳物20には細かな振動が連続的に伝達される。
これによって、鋳物20の表面に付着している砂や中子
砂が崩壊し始めて、排出されてゆく。この振動と同時ま
たは前後にハンマー手段32によって強力な衝撃振動が
鋳物20に付加されるので、中子などの鋳物砂は確実に
崩壊して鋳物の外部へ排出される。以上のような振動や
衝撃の作動に加えて、支持台19が任意の方向に傾斜さ
せられるのである。これは、4本の油圧シリンダ36へ
の油量を制御することによって自由に傾斜方向が選定で
きる。したがって、ウオータジャケットの開口の向きを
下側にするように傾斜させると、その開口からの砂排出
が促進される。ある開口からの砂排出が終了すると、今
度は他の開口を下側にするように支持台19の傾斜を変
更して、そこからの砂排出を行う。
【0014】図4の実施形態は、前述の傾斜付与装置3
5を支持台19の下側に直接配置したものである。そし
て、ここではハンマー手段32だけで砂を崩壊させたり
鋳物から剥離させたりしている。ここでの作動は、前述
のものから容易に理解することができるので、説明は省
略してある。
5を支持台19の下側に直接配置したものである。そし
て、ここではハンマー手段32だけで砂を崩壊させたり
鋳物から剥離させたりしている。ここでの作動は、前述
のものから容易に理解することができるので、説明は省
略してある。
【0015】図5に示した他の実施形態について説明す
る。先に説明した実施形態と同じ機能を果たす部材には
同じ符号を図5に記載して、詳細な説明は省略してあ
る。この図のようなエンジンのシリンダヘッドである
と、そのウオータジャケットの開口部43は筒状になっ
ていて、そこに詰まっている中子砂があたかも固い栓の
ような状態となり、この部分に連続している内部の鋳物
砂は衝撃や振動を与えても容易に崩壊しないことがあ
る。そこで、開口部43内の固まった砂を棒状の部材4
4で突き崩して筒状の部分の砂およびその奥の砂も崩し
てやると、鋳物内部の砂は振動や衝撃で内部移動がしや
すくなって、ウオータジャケット内でがたがたと動いて
いる間にばらばらと細かく崩壊させられてゆくのであ
る。
る。先に説明した実施形態と同じ機能を果たす部材には
同じ符号を図5に記載して、詳細な説明は省略してあ
る。この図のようなエンジンのシリンダヘッドである
と、そのウオータジャケットの開口部43は筒状になっ
ていて、そこに詰まっている中子砂があたかも固い栓の
ような状態となり、この部分に連続している内部の鋳物
砂は衝撃や振動を与えても容易に崩壊しないことがあ
る。そこで、開口部43内の固まった砂を棒状の部材4
4で突き崩して筒状の部分の砂およびその奥の砂も崩し
てやると、鋳物内部の砂は振動や衝撃で内部移動がしや
すくなって、ウオータジャケット内でがたがたと動いて
いる間にばらばらと細かく崩壊させられてゆくのであ
る。
【0016】ここで棒状の部材としては錐のようなもの
が激しく進退するものや、鋭い先端を有する部材がすり
こ木のような運動をしながら砂を崩すものなど種々なも
のが考えられるが、ここではドリルを用いた場合を例示
している。すなわち、支持台19に支持板45を溶接
し、そこに電動モータ46を取付け、それによってドリ
ル44を回転させる。ドリル44を進退させるためにエ
アシリンダ47が支持板45にしっかりと固定されてい
る。電動モータ46を進退可能とするために図示してい
ないが、スライドレールが支持板45上に設置してあ
る。ドリル44を回転させながらエアシリンダ47で左
方に進出させると、開口部43内の砂が崩される。そし
て、さらに奥へドリル44が進入すると、その崩れ現象
が開口部43の奥までにおよぶ。こうすることによっ
て、開口部43やその近傍の内部砂を崩壊して、振動や
衝撃によって崩れやすくするのである。なお、符号48
はウオータジャケットを示している。
が激しく進退するものや、鋭い先端を有する部材がすり
こ木のような運動をしながら砂を崩すものなど種々なも
のが考えられるが、ここではドリルを用いた場合を例示
している。すなわち、支持台19に支持板45を溶接
し、そこに電動モータ46を取付け、それによってドリ
ル44を回転させる。ドリル44を進退させるためにエ
アシリンダ47が支持板45にしっかりと固定されてい
る。電動モータ46を進退可能とするために図示してい
ないが、スライドレールが支持板45上に設置してあ
る。ドリル44を回転させながらエアシリンダ47で左
方に進出させると、開口部43内の砂が崩される。そし
て、さらに奥へドリル44が進入すると、その崩れ現象
が開口部43の奥までにおよぶ。こうすることによっ
て、開口部43やその近傍の内部砂を崩壊して、振動や
衝撃によって崩れやすくするのである。なお、符号48
はウオータジャケットを示している。
【0017】他の傾斜付与装置49を図6、図7にした
がって説明する。ここでの方式は、基台17の下側にジ
ャイロスコープのような原理の機構を配置したものであ
る。基台17の下面にブラケット50、50が固定さ
れ、それを貫通した状態で第1軸51が支持されてい
る。この軸51に枠体52が結合され、枠体52の下側
にブラケット53が固定されていて、ここに第2軸54
が支持され、この軸は支持片55で静止部材40に支持
されている。両軸51、54は直角に食い違っており、
基台17が前後左右に自由に傾斜させられて必要な向き
と角度の傾斜が得られる。そのような制御を行うため
に、先のものと同様な油圧シリンダ36が2か所に配置
してある。
がって説明する。ここでの方式は、基台17の下側にジ
ャイロスコープのような原理の機構を配置したものであ
る。基台17の下面にブラケット50、50が固定さ
れ、それを貫通した状態で第1軸51が支持されてい
る。この軸51に枠体52が結合され、枠体52の下側
にブラケット53が固定されていて、ここに第2軸54
が支持され、この軸は支持片55で静止部材40に支持
されている。両軸51、54は直角に食い違っており、
基台17が前後左右に自由に傾斜させられて必要な向き
と角度の傾斜が得られる。そのような制御を行うため
に、先のものと同様な油圧シリンダ36が2か所に配置
してある。
【0018】図8の実施形態は、傾斜可能な機能を有す
る砂落し装置をそっくり反転させるものである。反転の
させ方にはいろいろな方法があるが、ここでは回転リン
グ56内に装置全体をそっくり収容したものである。油
圧シリンダ36、36の下側はリング56の内側に結合
されているが、フレーム25の両肩の部分はリング56
の内側に固定したガイド部材57、57によって上下に
スライド可能な状態で保持されている。これは、振動装
置18によるフレーム25の変位を許容するためであ
る。そして、リング56の外周に支持ローラ58、58
が配置され、回転リング56は180度あるいはそれ以
上回せるようになっている。こうすることによって、前
述の傾斜や振動・衝撃による砂の排出に加えて、反転に
よってさらに積極的に砂の排出がなされる。図8の場合
には、振動、ハンマー衝撃、傾斜、反転を複合させると
より一層砂の崩壊や排出が良好となる。
る砂落し装置をそっくり反転させるものである。反転の
させ方にはいろいろな方法があるが、ここでは回転リン
グ56内に装置全体をそっくり収容したものである。油
圧シリンダ36、36の下側はリング56の内側に結合
されているが、フレーム25の両肩の部分はリング56
の内側に固定したガイド部材57、57によって上下に
スライド可能な状態で保持されている。これは、振動装
置18によるフレーム25の変位を許容するためであ
る。そして、リング56の外周に支持ローラ58、58
が配置され、回転リング56は180度あるいはそれ以
上回せるようになっている。こうすることによって、前
述の傾斜や振動・衝撃による砂の排出に加えて、反転に
よってさらに積極的に砂の排出がなされる。図8の場合
には、振動、ハンマー衝撃、傾斜、反転を複合させると
より一層砂の崩壊や排出が良好となる。
【0019】さらに、反転の方法としては、図1の静止
部材40を回転台にして、この台を軸で支持して装置全
体を反転させることも可能である。
部材40を回転台にして、この台を軸で支持して装置全
体を反転させることも可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、支持部材に固定された
鋳物に振動や衝撃を付与する形式のものにおいて、支持
部材が任意の方向に傾斜させられる傾斜付与手段が設け
られているものであるから、鋳物の外形状や中子砂の形
状に適した方向に支持部材を傾斜させて、砂を低い方向
に排出させる。そして、ある方向に傾斜させてある部分
の砂を排出させたら、今度は傾斜の向きを変えてさらに
他の部分の砂の剥離や排出を行う。このように鋳物の形
状や開口部の向きに応じて、振動や衝撃を与えながら鋳
物を傾斜させることによって、より積極的な砂の崩壊や
剥離が促進されると共に、低い側への順調な砂排出が実
現するのである。
鋳物に振動や衝撃を付与する形式のものにおいて、支持
部材が任意の方向に傾斜させられる傾斜付与手段が設け
られているものであるから、鋳物の外形状や中子砂の形
状に適した方向に支持部材を傾斜させて、砂を低い方向
に排出させる。そして、ある方向に傾斜させてある部分
の砂を排出させたら、今度は傾斜の向きを変えてさらに
他の部分の砂の剥離や排出を行う。このように鋳物の形
状や開口部の向きに応じて、振動や衝撃を与えながら鋳
物を傾斜させることによって、より積極的な砂の崩壊や
剥離が促進されると共に、低い側への順調な砂排出が実
現するのである。
【0021】基礎部材に設置した振動手段上に支持部材
が配置され、基礎部材に対して傾斜付与手段が設置され
ているものであるから、基礎部材を任意の方向に傾斜さ
せることによって、振動手段、支持部材および鋳物の全
てが所要の方向に傾斜させられる。こうすることによっ
て、鋳物は意図する方向に自由に傾斜させることができ
て、砂の傾斜排出が良好におこなわれる。
が配置され、基礎部材に対して傾斜付与手段が設置され
ているものであるから、基礎部材を任意の方向に傾斜さ
せることによって、振動手段、支持部材および鋳物の全
てが所要の方向に傾斜させられる。こうすることによっ
て、鋳物は意図する方向に自由に傾斜させることができ
て、砂の傾斜排出が良好におこなわれる。
【0022】装置全体が反転できるように構成したこと
を特徴とするものであるから、傾斜による砂の排出に加
えて鋳物が反転させられるので、残留している砂はこと
ごとく排出される。前述の傾斜や振動・衝撃による砂の
排出に加えて、反転によってさらに積極的に砂の排出が
なされる。振動、ハンマー衝撃、傾斜、反転を複合させ
ると、より一層砂の崩壊や排出が良好となる。
を特徴とするものであるから、傾斜による砂の排出に加
えて鋳物が反転させられるので、残留している砂はこと
ごとく排出される。前述の傾斜や振動・衝撃による砂の
排出に加えて、反転によってさらに積極的に砂の排出が
なされる。振動、ハンマー衝撃、傾斜、反転を複合させ
ると、より一層砂の崩壊や排出が良好となる。
【0023】鋳物を叩くハンマー手段が設置されている
ので、周波数の高い振動を与えることに複合させて、ハ
ンマーで鋳物に衝撃的な力を作用させる。このような複
合性のある方式で砂の崩壊や剥離をさせつつ、鋳物を任
意の方向に傾斜させることによって、砂落しが確実にな
される。
ので、周波数の高い振動を与えることに複合させて、ハ
ンマーで鋳物に衝撃的な力を作用させる。このような複
合性のある方式で砂の崩壊や剥離をさせつつ、鋳物を任
意の方向に傾斜させることによって、砂落しが確実にな
される。
【0024】支持台に固定された鋳物に振動や衝撃を付
与する形式のものにおいて、基台に設置した振動装置の
上側に支持台が配置されていると共に、基台の下側に傾
斜付与装置が設置され、かつ鋳物に衝撃を付与するハン
マー手段が設けられていることを特徴としている。した
がって、鋳物の外形状や中子砂の形状に適した方向に支
持台を傾斜させて、砂を低い方向に排出させる。そし
て、ある方向に傾斜させてある部分の砂を排出させた
ら、今度は傾斜の向きを変えてさらに他の部分の砂の剥
離や排出を行う。基台を任意の方向に傾斜させることに
よって、振動装置、支持台および鋳物の全てが所要の方
向に傾斜させられる。周波数の高い振動を与えることに
複合させて、ハンマーで鋳物に衝撃的な力を作用させ
る。このような複合性のある方式で砂の崩壊や剥離をさ
せつつ、鋳物を任意の方向に傾斜させることによって、
砂落しが確実になされる。
与する形式のものにおいて、基台に設置した振動装置の
上側に支持台が配置されていると共に、基台の下側に傾
斜付与装置が設置され、かつ鋳物に衝撃を付与するハン
マー手段が設けられていることを特徴としている。した
がって、鋳物の外形状や中子砂の形状に適した方向に支
持台を傾斜させて、砂を低い方向に排出させる。そし
て、ある方向に傾斜させてある部分の砂を排出させた
ら、今度は傾斜の向きを変えてさらに他の部分の砂の剥
離や排出を行う。基台を任意の方向に傾斜させることに
よって、振動装置、支持台および鋳物の全てが所要の方
向に傾斜させられる。周波数の高い振動を与えることに
複合させて、ハンマーで鋳物に衝撃的な力を作用させ
る。このような複合性のある方式で砂の崩壊や剥離をさ
せつつ、鋳物を任意の方向に傾斜させることによって、
砂落しが確実になされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す正面図である。
【図2】基台と油圧シリンダとの関係を示す平面図であ
る。
る。
【図3】ボールジョイントの構造を示す部分的な断面図
である。
である。
【図4】他の実施形態を示す正面図である。
【図5】他の実施形態を示す簡略的な平面図である。
【図6】傾斜付与装置の他の例を示す正面図である。
【図7】図6のものの簡略的な平面図である。
【図8】反転方式を示す正面図である。
【図9】従来技術を示す正面図である。
19 支持部材、支持台 20 鋳物 35、49 傾斜付与手段、傾斜付与装置 17 基礎部材、基台 18 振動手段、振動装置 32 ハンマー手段、ハンマー装置
Claims (5)
- 【請求項1】 支持部材に固定された鋳物に振動や衝撃
を付与する形式のものにおいて、支持部材が任意の方向
に傾斜させられる傾斜付与手段が設けられていることを
特徴とする鋳物の砂落し装置。 - 【請求項2】 請求項1において、基礎部材に設置した
振動手段上に支持部材が配置され、基礎部材に対して傾
斜付与手段が設置されていることを特徴とする鋳物の砂
落し装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、装置
全体が反転できるように構成したことを特徴とする鋳物
の砂落し装置。 - 【請求項4】 請求項2において、鋳物を叩くハンマー
手段が設置されていることを特徴とする鋳物の砂落し装
置。 - 【請求項5】 支持台に固定された鋳物に振動や衝撃を
付与する形式のものにおいて、基台に設置した振動装置
の上側に支持台が配置されていると共に、基台の下側に
傾斜付与装置が設置され、かつ鋳物に衝撃を付与するハ
ンマー手段が設けられていることを特徴とする鋳物の砂
落し装置。
Priority Applications (4)
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GB9913328A GB2348839B (en) | 1999-04-17 | 1999-06-08 | Casting sand shake-out method and its apparatus |
US09/331,200 US6644382B1 (en) | 1997-12-13 | 1999-06-25 | Casting sand shake-out method and its apparatus |
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JP14705999A JP3236998B2 (ja) | 1999-04-17 | 1999-04-17 | 鋳物の砂落し装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020157312A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 株式会社全晴 | 鋳砂落とし装置 |
JP2022002858A (ja) * | 2020-06-23 | 2022-01-11 | アピュアン株式会社 | 鋳砂落とし用ワーク支持構造及び鋳砂落とし用ワーク支持システム |
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- 1999-04-17 JP JP14705999A patent/JP3236998B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-08 GB GB9913328A patent/GB2348839B/en not_active Expired - Fee Related
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GB2348839A (en) | 2000-10-18 |
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