JP3154178B2 - 鋳物の砂落し方法とその装置 - Google Patents

鋳物の砂落し方法とその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、鋳物の砂落しの
関するもので、鋳物に付与される振動の性質に特徴を持
たせて、鋳物砂の砂落しを効果的に行うものである。
【0002】
【従来の技術】本願の発明に最も近いと思われる先行技
術は、実願昭63−88059号(実開平2−1165
9号)のマイクロフィルムに開示されている。これの要
点を図5にしたがって説明すると、静止部材1上に弾性
体2を介してフレーム3が固定され、斜め向きに配置さ
れた板ばね4、4の下端がフレーム3に結合され、板ば
ね4、4の上端が搬送コンベアー5の下面に結合されて
いる。搬送コンベアー5は長尺な板材で作られており、
断面がコの字型で上方に開放した状態になっている。搬
送コンベアー5には搬送性のある振動が付与されてお
り、そのために振動手段6が採用されている。すなわ
ち、フレーム3に固定したブラケット7に支持軸8を取
り付け、この軸8に回転板9が固定されている。フレー
ム3上に結合した電動モータ10と回転板9との間にベ
ルト11が掛け渡してあり、伝導ロッド12の一端が偏
心軸13に連結され、同ロッド12の他端は固定軸14
に連結されている。そして、固定軸14は搬送コンベア
ー5の下面に溶接したブラケット15に取り付けられて
いる。
【0003】電動モータ10で回転板9が回転させられ
ると、偏心軸13と伝導ロッド12によって搬送コンベ
アー5は図の左右方向に振動させられる。このときに板
ばね4、4が倒れる方向と起立する方向に撓み、倒れる
方向のときには搬送コンベアー5が右方へ沈み込むよう
な動きとなり、起立する方向のときには搬送コンベアー
5が左方へ上昇するような動きとなる。したがって、搬
送コンベアー5上の鋳物16は板ばね4、4が起立する
ときの運動成分によって図の左方へ送られるのである。
【0004】上側の静止部材1にはハンマー17が固定
され、その作動ロッド18の先端にたがね19が固定さ
れている。搬送コンベアー5の搬送振動で次々と鋳物1
6が送られてくるとハンマー17が鋳物16を叩いて砂
落しを行っている。そして、搬送コンベアー5上で鋳物
が振動させられるので、鋳物16に残留している砂が振
り落とされるのである。
【0005】
【発明が解決しようとしている問題点】搬送コンベアー
5上の鋳物16は、ただ振動で移動させられているだけ
であるから、この振動自体が十分に活用されていない。
すなわち、鋳物16の窪み内で固形状になっている砂や
中子などを積極的に崩壊させて、鋳物から分離させるこ
とに直接的に活用されていないのである。また、搬送コ
ンベアー5上の鋳物16をハンマー17で叩くと、板ば
ね4、4が撓むので鋳物16に付与される衝撃力が緩慢
になり、砂落ちが十分になされないのである。さらに重
要な問題として、振動の方向が直線的であるので、入り
組んだ鋳物形状であるときには、金属面からの砂の剥離
や崩壊が不十分になるのである。
【0006】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は、以
上に述べた問題点を解決するとともに、鋳物の形状等に
応じた振動方向の選定によって、より有利な効果をもた
らすものであり、請求項1の発明は、支持部材に鋳物を
固定し、この支持部材に円弧振動と上下振動とが合成さ
れた複合振動を付与することを特徴とする方法で、この
ような複合振動によって、複雑な形状の鋳物空間内に詰
まっている鋳物砂を、積極的に崩壊させて排出してい
る。また、支持部材に鋳物を固定しておきこの状態で支
持部材を振動させることによって、鋳物に対して振動が
強く伝達されることとなって、鋳物から砂を分離させる
運動成分が強力に得られる。請求項2の発明は、請求項
1において、複合振動中またはその前後にハンマーで鋳
物を叩くことを特徴とするもので、請求項1の作用に加
えて、鋳物をハンマーで叩く方法であるから、砂の分離
が衝撃的な運動エネルギーによって行われる。特に、支
持部材に付与する複合振動は周波数が高くて振幅が小さ
いいわゆる微振動であり、それに対してハンマーでの叩
きは周波数は低いが1回あたりの叩き衝撃は著しく高い
ものであり、このような振動の性質の組み合わせによっ
て、砂の崩壊と分離を支持部材の振動で行わせ、鋳物に
強く付着している砂はハンマーの強い衝撃力で鋳物から
分離させるのである。請求項3の発明は、請求項1また
は請求項2において、鋳物の開口部に臨んでいる鋳物砂
を棒状の部材で崩壊させて鋳物内部の鋳物砂を振動や衝
撃で崩壊しやすくしたことを特徴とする方法で、開口部
およびその近傍に固まっている鋳物砂を棒状の部材で突
き崩すものであり、こうすることによって内部の鋳物砂
の崩壊性もよくなっている。このように開口部とその奥
の鋳物砂が棒状の部材で崩壊されると、その付近の砂の
塊が鋳物の金属内壁に繰り返して衝突するために、より
一層崩壊が促進される。請求項4の発明は、鋳物が固定
される支持部材と、支持部材に円弧振動と上下振動とが
合成された複合振動を付与する振動手段とを有する装置
であり、請求項1の作用を行わせている。請求項5の発
明は、請求項4において、鋳物を叩くハンマー手段が設
置されていることを特徴とする装置であり、請求項2の
作用を行わせている。請求項6の発明は、請求項4また
は請求項5において、鋳物の開口部に臨んでいる鋳物砂
を棒状の部材で崩壊させるように構成したことを特徴と
する装置であり、請求項3の作用を行わせている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1から図4に示した発明の実施
形態について説明すると、静止部材20上に弾性ゴム2
1を介して鉄製の基板22が支持され、その上方に支持
部材である鉄製の受け板23が配置されている。支持部
材23と基板22との間には支持部材23を振動させる
振動手段24が配置されている。この振動手段24は、
円弧方向の振動と上下方向の振動とが合成された複合振
動を発生させるものである。斜め方向に傾斜させて配置
した鋼板製の板ばね25は、図1や図2から明らかなよ
うに合計4本設置されている。各板ばね25の下端は結
合ブラケット26を介して基板22に結合され、上端は
結合ブラケット26を介して受け板23の下面に結合さ
れている。実際には、受け板23の下面に鉄片30が固
定され、それに形成した結合ブラケット26に板バネ2
5の上端部が固定されている。この結合ブラケット26
は、詳細は図示を省略しているが、ブロック状の鉄片を
基板22に溶接し、板ばね25にボルトを貫通させて結
合ブラケット26にねじ止めしたものである。
【0008】受け板23を下方に引き下げるために電磁
石27が設置してあり、電磁コイル28の中に鉄芯29
が配置され、それと対をなす前述の鉄片30が受け板2
3の下面に固定され、鉄芯29との間に所定の隙間が設
定されている。後述のハンマー手段が受け板23に対し
て間接的に結合されていることによって、ハンマー手段
の作動が前記の隙間に影響しないようになっている。も
し、ハンマー手段が基板22または静止部材20(図3
参照)に対して間接的に結合されている場合には、ハン
マー手段の叩きによる反力が受け板23を押し下げるこ
とになるので、前記隙間を大きく設定しておく必要があ
る。そして、支持部材23に付与する振動は周波数が高
くて振幅が小さないわゆる微振動的な領域であり、例え
ば、振幅は0.2mm、周波数は毎秒60回である。
【0009】板ばね25は、図2を時計方向回りで見る
と、各板ばね25は高い方から低い方へ順次同様な傾斜
をしている。したがって、鉄片30が電磁石で下方に引
き下げられると、4本の板ばね25が一斉に撓まされて
円弧を描いた変位をする。このような作動によって受け
板23は下方に沈み込みながら円弧運動を行う。そし
て、電磁石の吸引力が解除されると、板ばね25の弾性
力で今度は受け板23が上昇しながら逆方向の円弧運動
を行う。この作動が微振動的になされることによって、
鋳物砂の排出がなされる。すなわち、沈み込みのときに
は砂と鋳物金属とが離れる現象なので、砂は円弧方向に
変位しないが、上昇のときには砂を持ち上げながら円弧
方向に変位させる現象となり、このような沈み込みと上
昇の繰り返しで円弧振動と上下振動が複合された振動で
後述のような砂の排出がなされる。
【0010】支持部材23上に固定される鋳物は、符号
31で示されている。鋳物31の種類は色々あるが、こ
こでは気筒容量1800cc内燃機関のアルミニウム製
シリンダヘッドを例にとっている。受け板23に支柱3
2が溶接され、これに回動可能な状態で固定アーム33
が取り付けられ、このアーム33にねじ込んだ固定ボル
ト34を鋳物31に締め付けて、鋳物31が受け板23
上に固定される。なお、支柱や固定アームは少なくとも
2組設置するのが適正である。図1では1組だけ図示し
てある。ここでは鋳物の固定機構を固定ボルト方式のも
のを例示したが、他の固定機構として、エアシリンダの
出力で固定アームが鋳物をクランプするような形式にし
てもよい。
【0011】受け板23に弾性ゴム35を介して門型の
フレーム36が結合され、その上部にハンマー手段37
が固定されている。ハンマー手段35は連続的にインパ
クト出力がなされるもので、圧縮空気で作動する。その
出力軸38の先端にたがね39が固定され、それが鋳物
31の一部を連続的に叩くようになっている。この鋳物
31はシリンダヘッドなので、鋳造時の押し湯部分(図
示していない)にたがねを合致させるのが鋳物31の製
品部を傷めないようにする意味で好適である。弾性ゴム
35はハンマー手段37と受け板23の間のいずれかの
箇所であればよく、したがって、たとえばハンマー手段
37とフレーム36との間であってもよい。また、ハン
マー手段37は受け板23に対して間接的に結合されて
いればよく、こうすることによってハンマー手段の衝撃
反力が受け板23で受止められることになる。ハンマー
手段の振動は、支持部材の振動とは異なり、例えば、周
波数は毎秒30回であり、ハンマーの振動ストロークー
の長さは強い衝撃エネルギーを得るために10mmに設
定されていて、支持部材23に付与される振動とは性質
が異なっている。
【0012】以上に説明した実施形態の作用を説明する
と、シリンダヘッド31を受け板23上に載置してから
固定アーム33を回動させて、ボルト34をシリンダヘ
ッドに対して締め付けて鋳物31の固定が完了する。そ
の後、振動手段24を作動させると、前述のような円弧
振動と上下振動との複合振動ががシリンダヘッド31に
作用させられるので、シリンダヘッド31のウオータジ
ャケットを形成する中子などが崩壊し始めて、砂が排出
されて行く。この振動と同時にまたは前後にハンマー手
段37によって衝撃的な振動が強力に鋳物31に対して
付加されるので、中子などの鋳物砂は確実に崩壊して鋳
物の外部へ排出される。鋳物31の表面部にこびりつい
ている砂も上記の2種類の振動によって、確実に分離さ
せられる。このようにして受け板23上に落下した砂
は、振動手段24の搬送性によって周辺に落下して行
く。
【0013】振動の性質から観察すると、支持部材に付
与される微振動的なものは振動数が多いので、連続的な
振動を単位時間当たりにより多く鋳物に付与し、したが
って、この振動特性で崩壊し鋳物壁から分離されるもの
は完全に排出される。しかし、鋳物の壁面に固くこびり
ついているような砂はハンマー手段による高い衝撃力で
分離させられる。もちろん、この強い衝撃力は支持部材
の微振動に複合されて効果的な砂落としに寄与してい
る。シリンダヘッドのような鋳物であると、ウオータジ
ャケットや吸・排気ポートの空間が前後左右・上下にわ
たって複雑に入り込んでいるので、鋳物31に付与する
振動の形態は、前述の複合振動が適している。このよう
な複合振動は、直線的な往復振動よりも円弧成分と上下
成分とを含んでいるので、鋳物砂に付与される力の方向
成分は多方向の成分を有しており、鋳物砂を金属面から
剥離させたり、剥離した砂の塊を微細化するのに有効に
作用している。
【0014】ハンマー手段37の叩き反力は、フレーム
36から弾性ゴム35を介して受け板23に伝達され、
過度な衝撃反力は弾性ゴム35の変形で吸収されて、応
力集中箇所の破損を防止している。
【0015】次に、装置構造としては図示のとおりであ
るが、さらに他の実施形態を説明する。すなわち、支持
部材23の振動は最初のうちは行わないで、ハンマー手
段37だけで鋳物31に叩き衝撃を付与して、固形状の
中子などを崩壊させつつ鋳物壁から分離させてからハン
マー手段37の衝撃作動を停止させ、その後、支持部材
23の搬送性のある振動を発生させることにより、鋳物
内部でさらさらになった砂を鋳物31の開口部から排出
させるのである。また、ハンマー手段37の振動は止め
ないでハンマー手段37が一定時間作動してから、支持
部材23の振動を重複させることも可能である。あるい
は、支持部材23の振動を先行させ、それを一旦停止し
てからハンマー手段37を作動させ、さらにその後再び
支持部材23を振動させてもよい。以上のような作動に
よる砂落とし方法においては、ハンマー手段の衝撃作用
が砂の崩壊や分離を主として行い、支持部材の振動で砂
の排出が行われるという両振動の関係となるのであり、
中子が固い状態で鋳物内に残留している場合に効果的で
ある。すなわち、強いハンマー衝撃で先ず固形状の砂を
崩壊させてから、支持部材で砂の排出を行うものであ
り、特に固い塊の状態で砂が鋳物に付着している時に有
利となる。
【0016】図4に示した他の実施形態を説明する。先
に説明した実施形態と同じ機能を果たす部材には同じ符
号を図4に記載して詳細な説明は省略してある。この図
のようなエンジンのシリンダヘッドであると、そのウオ
ータジャケットの開口部40は筒状になっていてそこに
詰まっている中子の鋳物砂が、あたかも固い栓のような
状態となり、この部分に連続している内部の鋳物砂は衝
撃や振動を与えてもなかなか崩壊しないのである。そこ
で、開口部40内の固まった砂を棒状の部材41で突き
崩して筒状の部分の砂およびその奥の砂も崩してやる
と、鋳物内部の砂は振動や衝撃で内部移動がしやすくな
ってウオータジャケット内でがたがたと動いている間に
ばらばらと細かく崩壊させられて行くのである。
【0017】ここで、棒状の部材としては錐のような形
態のものが激しく進退するものや、鋭い先端を有する部
材がすりこ木のような運動をしながら砂を崩す形態など
種々なものが考えられるが、ここではドリルを用いた場
合を例示している。すなわち、受け板23に支持板42
をしっかりと溶接し、そこに電動モータ43を取り付
け、それによってドリル44を回転させる。ドリル44
を進退させるためにエアシリンダ45が支持板42にし
っかりと固定されている。電動モータ43を進退可能と
するために図示していないが、スライドレールが支持板
42上に設置してある。ドリル44を回転させながらエ
アシリンダ45で左方に進出させると、開口部40内の
砂が崩される。そして、さらに奥へドリル44が進入す
ると、その崩れ現象が開口部40の奥までにおよぶ。こ
うすることによって、開口部40やその近傍の内部砂が
崩壊して、振動や衝撃によって崩れやすくなるのであ
る。なお、符号46はウオータジャケットを示してい
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、支持部材に固定された
鋳物が、円弧振動と上下振動との複合振動を受けるもの
であるから、鋳物内部の複雑な空間形状、たとえばシリ
ンダヘッドのウオータジャケットのような箇所の鋳物砂
であっても、円弧方向と上下方向との力成分によって種
々な方向の力が砂の塊に対して作用し、鋳物砂が確実に
金属面から剥離させられ、かつ砂の塊は十分に崩壊し、
鋳物の外部へ排出されるのである。さらに、上述のよう
な複合振動に加えてハンマー手段で鋳物に強力な衝撃力
を付与するものであるから、金属面に強固に付着してい
る鋳物砂も容易に剥離されて、粉々に粉砕されるのであ
る。このハンマー手段は、複合振動と重複させてもよい
し、複合振動の前後に作用させてもよく、この点の選定
は鋳物の形状や鋳物砂の固さなどを考慮して行い、最適
の条件で効果的に砂処理を行うことができる。鋳物の開
口部に棒状の部材を突き刺して、開口部に固まっている
砂を崩し、さらにその奥の砂をも崩すものであるから、
開口部あるいはその近傍の砂を崩壊させて、他の箇所の
砂をも連鎖的に振動や衝撃で処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す正面図である。
【図2】振動手段を示す平面図である。
【図3】ハンマーの設置形態を変えた場合の簡略的な正
面図である。
【図4】他の実施形態を示す簡略的な平面図である。
【図5】従来技術を示す側面図である。
【符号の説明】
23 支持部材 31 鋳物 37 ハンマー手段 40 開口部 41 棒状の部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−226724(JP,A) 特開2000−343206(JP,A) 特開 平6−126433(JP,A) 実開 平2−11659(JP,U) 実開 昭59−148163(JP,U) 実開 平2−93061(JP,U) 実公 昭44−19854(JP,Y1) 特表 平5−506407(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 29/00 B22D 29/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材に鋳物を固定し、この支持部材
    に円弧振動と上下振動とが合成された複合振動を付与す
    ることを特徴とする鋳物の砂落し方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、複合振動中またはそ
    の前後にハンマーで鋳物を叩くことを特徴とする鋳物の
    砂落し方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、鋳物
    の開口部に臨んでいる鋳物砂を棒状の部材で崩壊させて
    鋳物内部の鋳物砂を振動や衝撃で崩壊しやすくしたこと
    を特徴とする鋳物の砂落し方法。
  4. 【請求項4】 鋳物が固定される支持部材と、支持部材
    に円弧振動と上下振動とが合成された複合振動を付与す
    る振動手段とを有する鋳物の砂落し装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、鋳物を叩くハンマー
    手段が設置されていることを特徴とする鋳物の砂落し装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5において、鋳物
    の開口部に臨んでいる鋳物砂を棒状の部材で崩壊させる
    ように構成したことを特徴とする鋳物の砂落し装置。
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