JP2000300853A - カート - Google Patents

カート

Info

Publication number
JP2000300853A
JP2000300853A JP11138599A JP11138599A JP2000300853A JP 2000300853 A JP2000300853 A JP 2000300853A JP 11138599 A JP11138599 A JP 11138599A JP 11138599 A JP11138599 A JP 11138599A JP 2000300853 A JP2000300853 A JP 2000300853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
cart
steering
steering mechanism
tilting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11138599A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinji Suzuki
均治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP11138599A priority Critical patent/JP2000300853A/ja
Publication of JP2000300853A publication Critical patent/JP2000300853A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操縦する楽しみを得ることのできるカートを
提供する。 【解決手段】 レバー41は、運転者の前方・中央に立
設されており、これを前方へ傾動操作することにより、
カート10を前進させることができる。また、前輪35
とレバー41とはステアリング機構40を介して接続さ
れており、レバー41を左右方向に傾動操作することに
より、操舵を行うことができる。これにより、運転者は
良好な操縦感を楽しむことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、娯楽用のカートに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高齢者の歩行補助用として電動3
輪車が使用されているが、近年、この電動3輪車のシャ
ーシフレームを他の用途の車両に利用することが検討さ
れていた。そのうちの一つとして、電動3輪車のシャー
シフレームを娯楽用のカートに活用することが考えられ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
動3輪車は比較的低速で走行するものであるから、娯楽
用の乗り物としては、操縦することの楽しみが得にくく
なるきらいがあった。本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、操縦する楽しみを得ることの
できるカートを提供するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係るカートは、駆動源を搭載し、
左右に転向可能な操舵輪を備えたカートであって、運転
者の前方・中央には左右方向に傾動操作可能なレバーが
立設されるとともに、このレバーには左右方向への傾動
操作に伴って前記操舵輪を転向させるステアリング機構
が接続されているところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1記載のものに
おいて、走行速度を制御する制御手段が備えられるとと
もに、この制御手段は前記レバーにより操作可能とされ
ているところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項2記載のものに
おいて、前記レバーは前後方向に変位操作可能とされて
おり、基準位置から前方への変位操作により走行速度が
増加する構成とされているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、レ
バーを左右方向へ傾動操作することにより操舵輪が転向
される。このレバーは運転者の前方・中央に立設されて
いるため、左右方向に大きく傾動操作することができ、
良好な操縦感を楽しむことができる。また、通常のハン
ドル操作とは異なる操作方法であるから、異質の操舵フ
ィーリングが得られ、興趣が高められる。
【0008】請求項2の発明によれば、車両の走行制御
操作とステアリング操作とが一本のレバーに集中されて
いるため、構成が簡単である。
【0009】請求項3の発明によれば、レバーの操作方
向が車体の進行方向と同一方向となっているため、操作
が直感的に把握しやすく、容易である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電動3輪車に適用
した一実施形態について、図1から図11を参照して説
明する。図1は、本実施形態のカート10の全体を示し
ている。図2に示すように、このカート10は、シャー
シフレーム20の上方に樹脂製のボディ11を覆い被せ
て構成されている。ボディ11は、着座部12と、その
前方にフロア13と、左右一対の足置き部14とからな
り、全体として凹状に一体に形成されている。足置き部
14の中央には前輪35を覆うためのホイールボックス
15が膨出しており、このホイールボックス15の着座
部12側の面には電源キースイッチ17と前後の進行方
向の切り替えスイッチ18とが備えられている。また、
フロア13の中央には円形の貫通孔13Aが設けられ、
後述のレバー41が挿通されるようになっている。
【0011】シャーシフレーム20は、金属製パイプを
略コの字形に屈曲させて形成された枠フレーム21を備
えており、この枠フレーム21の左右両側縁間には2本
のクロスメンバ(前方から22A、22B)が架設され
ている。枠フレーム21の後端には左右一対の軸受け2
3が備えられており、ここには左右一対の後輪25の車
軸が挿通されている。両後輪25の車軸は、両軸受け2
3間に設けられたディファレンシャルギア26に連結さ
れ、これがさらにその後方に備えられた電磁ブレーキ内
蔵の電動モータ27に連結されることで、後輪25が駆
動されるようになっている。また、クロスメンバ22B
から軸受け23の間には底板28が備えられており、こ
の上面に走行制御用のCPU(図示しない)を内蔵した
コントロールボックス29と一対のバッテリー31とが
載置されている。
【0012】枠フレーム21の前端中央からクロスメン
バ22Aとの間には、上方に凸状をなすブラケット33
が架設されており、このブラケット33の頂上部から下
方に向けて略コの字形のフォーク34が取付ピン36周
りに回動可能に取り付けられている。このフォーク34
の先端には操舵輪である前輪35が回転可能に支持され
ており、フォーク34の水平方向の回動により前輪35
が左右方向に転向可能とされている。また、フォーク3
4の右側面からは平板状の連結部34Aが突設されてお
り、ここに開口される貫通孔には後述するロッド49の
一端が差し込まれている。
【0013】クロスメンバ22Bの中央には、ブラケッ
ト39を介してリンクボックス42が固定されており、
ここから上方へレバー41が突設されている。このレバ
ー41は、ボディ11の貫通孔13Aを通って着座部1
2の前方に突出している。また、レバー41の先端には
グリップ41Aが備えられている。
【0014】レバー41は、以下に述べるステアリング
機構40と、走行速度の制御手段50とに接続されてい
る。ステアリング機構40の構造を説明すると、リンク
ボックス42内には回転自在なボール43が備えられて
おり、ここから上方にレバー41が取り付けられ、レバ
ー41はこのボール43を中心として所定範囲内で前後
左右に傾動操作可能とされている。リンクボックス42
の右側面(図3において左側面)からはボール43に接
続され、先端が球状をなす突部44が突出しており、レ
バー41の左右方向への傾動操作により、突部44が上
下方向に変位するようになっている。突部44の先端に
はL字部材47のアームの一端が連結されており、この
L字部材47の屈曲部分が左右方向に軸を持つヒンジピ
ン48により、リンクボックス42に対して回動可能に
取り付けられている。また、L字部材47のアームの他
端にはロッド49の一端が連結されている。このロッド
49のもう一端は、前述のようにフォーク34の連結部
34Aに連結されている。
【0015】レバー41が左右方向に中立位置にあると
きには、図3及び図6に示すように、突部44は中央に
あり、このとき前輪35は、前方方向を向いている。レ
バー41を左側(図4において右側)へ傾動させたとき
には、突部44は上方位置になり、L字部材47はヒン
ジピン48を中心として回動してロッド49を前方に変
位させる(図4及び図7参照)。これにより、前輪35
が左側へ向く。また、レバー41を右側(図5において
左側)に傾動させたときには、突部44が下方位置にな
り、ロッド49が後退位置に変位されるため、前輪35
が右側を向く(図5及び図8参照)。
【0016】次に、走行速度の制御手段50について説
明すると、リンクボックス42の底面からは、ボール4
3と接続された突部51が突出されている。この突部5
1とブラケット39とはスプリング52により連結さ
れ、これにより、レバー41は常に後方に付勢されてい
る。なお、図9に示すように、自然状態でのレバー41
の位置を基準位置とする。
【0017】リンクボックス42の下側には、左右方向
に延びるシャフト54が回動可能に取り付けられてお
り、このシャフト54の一端はスピードコントロールボ
リューム56に接続されている。このスピードコントロ
ールボリューム56は、図示しない電線によりコントロ
ールボックス29内の走行制御用のCPUに接続されて
おり、シャフト54の回転角度に応じて抵抗値が変化す
ることで電動モータ27の回転速度が制御されるように
なっている。また、シャフト54には平板状のプレート
55の一端縁が接続されている。このプレート55は、
図示しないスプリングにより常に突部51に当接するよ
うに付勢されており、レバー41が基準位置にあるとき
には(図9参照)、駆動モータ27が停止するようにな
っている。レバー41が基準位置より前方にあるとき
は、突部51によってプレート55が後方に押され、シ
ャフト54が回動する。このときの回動角度に応じて電
動モータ27の回転速度が増加し、図10に示すよう
に、レバー41を前方へ最大に傾けた時には、最大の速
度が得られるようになっている。
【0018】本実施形態は以上の構成であり、次にその
作用を説明する。カート10を運転するには、まず運転
者は着座部12に腰を下ろし、足先を足置き部14に載
せる(図11参照)。このとき、レバー41は、フロア
13から両脚部間を通って運転者の前方・中央に位置す
る。次に電源キースイッチ17をオンに入れ、切り替え
スイッチ18を前進に入れておく。
【0019】前進するには、レバー41を前方へ傾動さ
せる。すると、突部51がプレート55を後方へ押して
シャフト54が回動するため、スピードコントロールボ
リューム56を介してコントロールボックス29から出
力される信号によって電動モータ27はレバー41の傾
動角度に応じた速度で回転する。このように、レバー4
1を動かす角度により走行速度が制御できる。また、レ
バー41を手前に引くか、あるいはレバー41を手放す
ことでスプリング52の付勢によりレバー41が基準位
置に戻れば、電動モータ27の電磁ブレーキによって車
両が停止する。
【0020】また、操舵を行う場合には、レバー41を
基準位置よりも前傾させてカート10を前進させなが
ら、曲がりたい方向に合わせてレバー41を傾動させ
る。すると、傾動させた角度に応じて突部44が上下に
変位し、L字部材47がロッド49を前後方向に移動さ
せ、前輪35が転向される。
【0021】以上のように、本実施形態によれば、レバ
ー41を左右方向へ傾動操作することにより操舵輪であ
る前輪35が転向して操舵することができる。このレバ
ー41はステアリング機構40を介して前輪35と機械
的に接続されているため、前輪35の動きを直接に感じ
ることができる。また、レバー41は運転者の前方・中
央に立設されているため、グリップ41Aを両手で握り
ながら前後左右方向に大きく傾動操作することができ
る。体を大きく動かすことで、良好な操縦感を楽しむこ
とができる。また、通常のハンドル操作とは異なる操作
方法であるから、異質の操舵フィーリングが得られ、興
趣が高められる。また、車両の走行制御操作とステアリ
ング操作とが一本のレバー41に集中されているため、
構成が簡単である。例えば、一般のカートのように、ア
クセルペダルやブレーキペダルを備えたものでは、体格
の小さな人が操縦する場合に各ペダルに足が届きにく
く、操作がしずらいことがあるが、本実施形態のカート
10では、幅広い体格の人が簡単に操作することができ
る。さらに、レバー41を基準位置から前方へ傾動操作
することにより走行速度が増加する構成になっているた
め、レバー41の操作方向が車体の進行方向と同一方向
になり、従って操作が直感的に把握しやすく、容易であ
る。
【0022】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば次に記載するようなものも本発明の技術
的範囲に含まれる。 (1)本実施形態では、本発明を電動3輪車に適用した
例を示したが、これに限らず、駆動手段にはエンジンを
用いても良く、また、車輪の数を4輪にしても良い。 (2)本実施形態では、レバー41を基準位置より後方
に動かすことができないが、基準位置より後方にも動か
せるようにして、レバー41を前方に動かせば前進し、
後方に動かせば後退するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のカートの斜視図
【図2】カートの分解斜視図
【図3】直進時のステアリング機構及び制御手段を示す
正断面図
【図4】左折時のステアリング機構及び制御手段を示す
正断面図
【図5】右折時のステアリング機構及び制御手段を示す
正断面図
【図6】直進時のステアリング機構及び制御手段を示す
側面図
【図7】右折時のステアリング機構及び制御手段を示す
側面図
【図8】左折時のステアリング機構及び制御手段を示す
側面図
【図9】停止時のステアリング機構及び制御手段を示す
側面図
【図10】最大速で走行する時のステアリング機構及び
制御手段を示す側面図
【図11】操縦姿勢を示す側面図
【符号の説明】
10…カート 27…電動モータ(駆動源) 35…前輪(操舵輪) 40…ステアリング機構 41…レバー 50…制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源を搭載し、左右に転向可能な操舵
    輪を備えたカートであって、運転者の前方・中央には左
    右方向に傾動操作可能なレバーが立設されるとともに、
    このレバーには左右方向への傾動操作に伴って前記操舵
    輪を転向させるステアリング機構が接続されていること
    を特徴とするカート。
  2. 【請求項2】 走行速度を制御する制御手段が備えられ
    るとともに、この制御手段は前記レバーにより操作可能
    とされていることを特徴とする請求項1記載のカート。
  3. 【請求項3】 前記レバーは前後方向に変位操作可能と
    されており、基準位置から前方への変位操作により走行
    速度が増加する構成とされていることを特徴とする請求
    項2記載のカート。
JP11138599A 1999-04-19 1999-04-19 カート Pending JP2000300853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11138599A JP2000300853A (ja) 1999-04-19 1999-04-19 カート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11138599A JP2000300853A (ja) 1999-04-19 1999-04-19 カート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000300853A true JP2000300853A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14559850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11138599A Pending JP2000300853A (ja) 1999-04-19 1999-04-19 カート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000300853A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6645866B2 (en) * 1999-11-12 2003-11-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of fabricating a semiconductor device using trench isolation method including hydrogen annealing step

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6645866B2 (en) * 1999-11-12 2003-11-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of fabricating a semiconductor device using trench isolation method including hydrogen annealing step

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1324808B1 (en) Children's ride-on vehicle
JPH0966169A (ja) 遊技用車両の方向転換装置
CA2396733C (en) Ride-on vehicle with direction responsive mechanism
US20120256389A1 (en) Sparking device for a personal mobility vehicle
US4374548A (en) Playing vehicle with a prime mover
JP4220478B2 (ja) 無線操縦式二輪車玩具
TW200306878A (en) Car model
KR20170033361A (ko) 구형 바퀴를 구비한 차량
JP2000300853A (ja) カート
JP7420699B2 (ja) 車両
US4205860A (en) Steering system and steering gear embodied the system therein
JP2001030917A (ja) 車 両
JP2006151032A (ja) 立ち乗り式小型車両
JP2000264104A (ja) 電動車の座席支持装置
JP3377147B2 (ja) 4輪操舵可能な足踏式乗り物
JP2000126242A (ja) 電動車椅子
WO2016136809A1 (ja) 電動一輪バイク
JP3844392B2 (ja) 二輪車のシミュレータ及びゲーム装置
JP2000033876A (ja) 座椅子自動車
JPS6020552Y2 (ja) 乗用玩具
JP3964545B2 (ja) 電動乗用車の緊急停止機構
JP2000079893A (ja) 自転車のハンドル構造
JPH09168570A (ja) 電動歩行補助車
JP2003199980A (ja) 手漕ぎスクーター
JPH0238869Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20041126

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050131

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050302