JP2000300314A - 時計バンド - Google Patents
時計バンドInfo
- Publication number
- JP2000300314A JP2000300314A JP11112625A JP11262599A JP2000300314A JP 2000300314 A JP2000300314 A JP 2000300314A JP 11112625 A JP11112625 A JP 11112625A JP 11262599 A JP11262599 A JP 11262599A JP 2000300314 A JP2000300314 A JP 2000300314A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- band
- synthetic resin
- flexible metal
- metallic sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の主要な解決しようとする課題は金属
板貫通穴11と縁上下連結部42を排除し縁状回り込み
部41の幅を狭くするところにある。 【解決手段】 可撓性金属板1の表面に、合成樹脂バン
ド本体4の材料との結合特性のよい弾性透明樹脂2を施
し、可撓性金属板1の周囲に合成樹脂バンド本体4を形
成する。
板貫通穴11と縁上下連結部42を排除し縁状回り込み
部41の幅を狭くするところにある。 【解決手段】 可撓性金属板1の表面に、合成樹脂バン
ド本体4の材料との結合特性のよい弾性透明樹脂2を施
し、可撓性金属板1の周囲に合成樹脂バンド本体4を形
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は時計バンドに関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の技術による時計バンドの主
要断面図、図5は従来の技術による時計バンドの上平面
図であり、表面に弾性を有する透明樹脂層のない可撓性
金属板1を芯材としてしている。可撓性金属板1の周囲
に直接、合成樹脂バンド本体4を形成しているので、可
撓性金属板1と合成樹脂バンド本体4の密着性が弱く、
図5のに示すように、可撓性金属板1の表面側の周囲を
額縁状に合成樹脂バンド本体4を形成した時、縁状回り
込み部41がめくり返って可撓性金属板1と合成樹脂バ
ンド本体4の剥離が発生しやすいため、可撓性金属板1
の周囲に金属板貫通穴11をほどこし、縁状回り込み部
41を金属板貫通穴11部分で縁上下連結部42を形成
して合成樹脂バンド本体4と一体化をして縁状回り込み
部41のめくり返りを防止している。
要断面図、図5は従来の技術による時計バンドの上平面
図であり、表面に弾性を有する透明樹脂層のない可撓性
金属板1を芯材としてしている。可撓性金属板1の周囲
に直接、合成樹脂バンド本体4を形成しているので、可
撓性金属板1と合成樹脂バンド本体4の密着性が弱く、
図5のに示すように、可撓性金属板1の表面側の周囲を
額縁状に合成樹脂バンド本体4を形成した時、縁状回り
込み部41がめくり返って可撓性金属板1と合成樹脂バ
ンド本体4の剥離が発生しやすいため、可撓性金属板1
の周囲に金属板貫通穴11をほどこし、縁状回り込み部
41を金属板貫通穴11部分で縁上下連結部42を形成
して合成樹脂バンド本体4と一体化をして縁状回り込み
部41のめくり返りを防止している。
【0003】そのため、金属板貫通穴11を構成するた
めに、縁状回り込み部41は狭く出来ないと言う欠点を
有している。
めに、縁状回り込み部41は狭く出来ないと言う欠点を
有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な解決し
ようとする課題は金属板貫通穴11と縁上下連結部42
を排除し、縁状回り込み部41の幅を狭くするところに
ある。
ようとする課題は金属板貫通穴11と縁上下連結部42
を排除し、縁状回り込み部41の幅を狭くするところに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】可撓性金属板1の表面
に、合成樹脂バンド本体4の材料との結合特性のよい弾
性透明樹脂2を施し、可撓性金属板1の周囲に合成樹脂
バンド本体4を形成する。
に、合成樹脂バンド本体4の材料との結合特性のよい弾
性透明樹脂2を施し、可撓性金属板1の周囲に合成樹脂
バンド本体4を形成する。
【0006】
【作用】縁回り込み部41は弾性透明樹脂2を介して可
撓性金属板1の表面に強力に結合するようにしたので、
縁回り込み部41のめくれ返りは防止され、金属板貫通
穴11と縁上下連結部42を排除できる。
撓性金属板1の表面に強力に結合するようにしたので、
縁回り込み部41のめくれ返りは防止され、金属板貫通
穴11と縁上下連結部42を排除できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は本発明のバンド主要構造横断面
図、図2は本発明のバンド上平面図である。可撓性金属
板1の表面に弾性透明樹脂2を射出成形により被膜状に
形成した。しかる後に弾性透明樹脂2を表面に形成した
可撓性金属板1の周囲に合成樹脂バンド本体4を射出成
形により形成した。
して説明する。図1は本発明のバンド主要構造横断面
図、図2は本発明のバンド上平面図である。可撓性金属
板1の表面に弾性透明樹脂2を射出成形により被膜状に
形成した。しかる後に弾性透明樹脂2を表面に形成した
可撓性金属板1の周囲に合成樹脂バンド本体4を射出成
形により形成した。
【0008】このように形成された本発明のバンドは合
成樹脂バンド本体4を射出成形により形成する時の可塑
化熱で、縁状回り込み部41と弾性透明樹脂2の接触部
に樹脂結合が生じ、該接触部の固着強度が大幅に向上さ
せることが可能となり、図2に示す縁状回り込み部41
の幅は図5に示す従来の縁上下連結部42を必要とする
従来のバンドに比較して狭いデザインのバンドが可能と
なりデザインの自由度を大幅に向上させることを実現し
た。
成樹脂バンド本体4を射出成形により形成する時の可塑
化熱で、縁状回り込み部41と弾性透明樹脂2の接触部
に樹脂結合が生じ、該接触部の固着強度が大幅に向上さ
せることが可能となり、図2に示す縁状回り込み部41
の幅は図5に示す従来の縁上下連結部42を必要とする
従来のバンドに比較して狭いデザインのバンドが可能と
なりデザインの自由度を大幅に向上させることを実現し
た。
【0009】図3に示すように可撓性金属板1と周囲に
配置した合成樹脂バンド本体4の間に熱溶融型の接着剤
3を配し、可撓性金属板1と合成樹脂バンド本体4の固
着強度を増すことも可能であり、我々は、該時計バンド
に求められる使用環境により使い分けている。可撓性金
属板1に気相メッキや湿式メッキを施したり、透明樹脂
層2に着色染料を含ませることにより可撓性金属板1の
部分の色調や風合いなど、見た目の変化に対応すること
も可能である。
配置した合成樹脂バンド本体4の間に熱溶融型の接着剤
3を配し、可撓性金属板1と合成樹脂バンド本体4の固
着強度を増すことも可能であり、我々は、該時計バンド
に求められる使用環境により使い分けている。可撓性金
属板1に気相メッキや湿式メッキを施したり、透明樹脂
層2に着色染料を含ませることにより可撓性金属板1の
部分の色調や風合いなど、見た目の変化に対応すること
も可能である。
【0010】また、図6に示すように可撓性金属板1の
芯材の周囲全面に合成樹脂バンド本体4を形成して、従
来の合成樹脂製の時計バンドの強度補強にも活用でき
る。
芯材の周囲全面に合成樹脂バンド本体4を形成して、従
来の合成樹脂製の時計バンドの強度補強にも活用でき
る。
【0011】
【発明の効果】縁回り込み部41は弾性透明樹脂2を介
して可撓性金属板1の表面に強力に結合するようにした
ので、縁回り込み部41のめくれ返りは防止され、金属
板貫通穴11と縁上下連結部42を排除できるので縁状
回り込み部41の幅を狭くすることを可能にし、また、
可撓性金属板1に気相メッキや湿式メッキを施したり、
透明樹脂層2に着色染料を含ませることにより可撓性金
属板1の部分の色調や風合いなど、見た目の変化に対応
することも可能としたので商品展開のデザイン自由度が
大幅に向上するという顕著な効果を示している。
して可撓性金属板1の表面に強力に結合するようにした
ので、縁回り込み部41のめくれ返りは防止され、金属
板貫通穴11と縁上下連結部42を排除できるので縁状
回り込み部41の幅を狭くすることを可能にし、また、
可撓性金属板1に気相メッキや湿式メッキを施したり、
透明樹脂層2に着色染料を含ませることにより可撓性金
属板1の部分の色調や風合いなど、見た目の変化に対応
することも可能としたので商品展開のデザイン自由度が
大幅に向上するという顕著な効果を示している。
【図1】本発明のバンド主要構造横断面図である。
【図2】本発明のバンド上平面図である。
【図3】本発明の接着剤を付加したバンド主要構造横断
面図である。
面図である。
【図4】従来のバンド主要構造横断面図である。
【図5】従来のバンド上平面図である。
【図6】本発明の全周に合成樹脂を配したバンド主要構
造横断面図である。
造横断面図である。
1 可撓性金属板 2 弾性透明樹脂 3 接着剤 4 合成樹脂バンド本体 11:金属板貫通穴 41 縁状回り込み部 42 縁上下連結部
Claims (6)
- 【請求項1】 可撓性金属板を芯材として、表面に弾性
を有する透明樹脂層を形成し、後に該芯材の周囲に合成
樹脂を配置し、芯材を部分的に表出させた時計バンド。 - 【請求項2】 請求項1において、可撓性金属板の芯材
と周囲に配置した合成樹脂の間に接着剤を配した時計バ
ンド。 - 【請求項3】 請求項1において、気相メッキを施した
可撓性金属板を用いた時計バンド。 - 【請求項4】 請求項1において、湿式メッキを施した
可撓性金属板を用いた時計バンド。 - 【請求項5】 請求項1において、弾性を有する透明樹
脂層に着色染料を含有させた時計バンド。ンド。 - 【請求項6】 請求項1において、芯材の周囲全面に合
成樹脂を配置した時計バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11112625A JP2000300314A (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 時計バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11112625A JP2000300314A (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 時計バンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000300314A true JP2000300314A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14591426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11112625A Pending JP2000300314A (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 時計バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000300314A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2374516A (en) * | 2002-01-02 | 2002-10-23 | Wing Hon Metal Manufactory Ltd | Band for a timepiece and a method of manufacturing |
KR101598090B1 (ko) * | 2014-12-04 | 2016-02-26 | (주)디에스모바일 | 패션 시계줄 및 그 제조방법 |
CN105686255A (zh) * | 2016-01-20 | 2016-06-22 | 广东小天才科技有限公司 | 一种表带制造方法及表带 |
-
1999
- 1999-04-20 JP JP11112625A patent/JP2000300314A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2374516A (en) * | 2002-01-02 | 2002-10-23 | Wing Hon Metal Manufactory Ltd | Band for a timepiece and a method of manufacturing |
GB2374516B (en) * | 2002-01-02 | 2003-06-04 | Wing Hon Metal Manufactory Ltd | Band for timepiece and method of manufacturing same |
US6964153B2 (en) | 2002-01-02 | 2005-11-15 | Wing Hon Metal Manufactory Ltd | Components for timepiece and method of manufacturing thereof |
KR101598090B1 (ko) * | 2014-12-04 | 2016-02-26 | (주)디에스모바일 | 패션 시계줄 및 그 제조방법 |
CN105686255A (zh) * | 2016-01-20 | 2016-06-22 | 广东小天才科技有限公司 | 一种表带制造方法及表带 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040302 |