JP2000299852A - 指示情報伝達装置 - Google Patents

指示情報伝達装置

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JP2000299852A
JP2000299852A JP11274969A JP27496999A JP2000299852A JP 2000299852 A JP2000299852 A JP 2000299852A JP 11274969 A JP11274969 A JP 11274969A JP 27496999 A JP27496999 A JP 27496999A JP 2000299852 A JP2000299852 A JP 2000299852A
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Hitoshi Hongo
仁志 本郷
Mamoru Yasumoto
護 安本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地の作業者に瞬時に適切な作業指示を与
えることができる装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 遠隔地に在する作業者側のカメラ11に
より作業対象物を撮像し、撮像された映像情報を作業指
示者側に送信し、表示部21に表示する。作業指示者は
表示部21に表示された映像情報に基づき、任意のスト
ローク画像を描画しながら音声により作業指示を行う。
カメラ22により作業指示者のストローク画像を検出
し、そのストローク情報及び音声指示情報を作業者側に
送信する。作業者側では、受信したのストローク情報に
基づきストローク画像の映像を生成して、カメラ11に
て撮像した映像情報と合成しディスプレイ13に表示
し、同時に音声指示情報もディスプレイ13を介して作
業者に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地に在する作
業者に対して作業指示を行う作業指示伝達装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、遠隔地に在する作業者に対し
て作業指示を行う場合、電話を用いた音声による作業指
示や、テレビ電話を用いた音声と画像情報による作業指
示を行ってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、音声のみの作
業指示では、作業指示者の指示内容が遠隔地に在する作
業者に十分に伝わらないという問題点を有していた。
又、テレビ電話等で画像情報を付加する場合にも、遠隔
地にある作業対象に対する指示ができず、作業指示者の
指示内容が作業者に十分に伝わらないという問題点は解
消されていない。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
のであり、遠隔地の作業者に瞬時に適切な作業指示を与
えることができる装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明を用いると、請求
項1は、作業対象を撮像する第1の撮像手段と、該第1
の撮像手段により撮像された映像情報を作業指示者側に
表示する第1の表示手段と、該第1の表示手段に表示さ
れた映像情報に基づき作業指示を行う、作業指示者の作
業指示動作を撮像する第2の撮像手段と、該第2の撮像
手段により撮像された作業指示動作に基づき作業指示者
の連続したポインティング位置を検出してストローク情
報を検出して作業者側に出力するストローク情報検出手
段と、該ストローク情報検出手段により得られたストロ
ーク情報に基づきストローク映像を生成し、前記第1の
撮像手段により撮像された映像情報に合成する合成部
と、該合成部により合成された映像情報を表示する第2
の表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2は、作業対象を撮像する第1の撮
像手段と、該第1の撮像手段により撮像された映像情報
を作業指示者側に表示する第1の表示手段と、該第1の
表示手段に表示された映像情報に基づき作業指示を行
う、作業指示者の作業指示動作を撮像する第2の撮像手
段と、前記第1の表示手段に表示された映像情報に基づ
き作業指示を行う、作業指示者の作業指示音声を入力す
る音声入力手段と、前記第2の撮像手段により撮像され
た作業指示動作に基づき作業指示者の連続したポインテ
ィング位置を検出してストローク情報を検出し、前記音
声入力手段から入力された作業指示音声情報と前記スト
ローク情報とを作業者側に出力するストローク情報検出
手段と、該ストローク情報検出手段により得られたスト
ローク情報に基づきストローク映像を生成し、前記第1
の撮像手段により撮像された映像情報に合成する合成部
と、該合成部により合成された映像情報を表示する第2
の表示手段と、前記音声入力手段により得られた作業指
示音声を出力する音声出力手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0007】請求項3は、請求項1又は請求項2に於い
て、前記合成部にてストローク映像と前記第1の撮像手
段により撮像された映像情報とを合成する際に、前記ス
トローク映像を前記第2の表示手段の任意の表示位置に
表示する指示を与える表示位置操作手段を設け、該表示
位置操作手段に基づき、前記第2の表示手段の任意の表
示位置に前記ストローク映像を表示することを特徴とす
る。
【0008】請求項4は、請求項1乃至請求項3のいず
れかに於いて、前記合成部にてストローク映像と前記第
1の撮像手段により撮像された映像情報とを合成する際
に、前記ストローク映像を任意の大きさで表示する指示
を与える表示倍率操作手段を設け、該表示倍率操作手段
に基づき、前記ストローク映像を任意の大きさで前記第
2の表示手段に表示することを特徴とする。
【0009】請求項5は、請求項1乃至請求項4に於い
て、前記合成部にてストローク映像と前記第1の撮像手
段により撮像された映像情報とを合成することを禁止す
る指示を与える合成禁止操作手段を設け、該合成禁止操
作手段に基づき、前記第2の表示手段に前記ストローク
映像を表示することを禁止する特徴とする。
【0010】請求項6は、作業対象を撮像する第1の撮
像手段と、該第1の撮像手段により撮像された映像情報
を作業指示者側に表示する第1の表示手段と、該第1の
表示手段に表示された映像情報に基づき作業指示を行
う、作業指示者の作業指示動作を撮像する第2の撮像手
段と、該第2の撮像手段により撮像された作業指示動作
に基づき作業指示者の連続したポインティング位置を検
出してストローク情報を検出するストローク情報検出手
段と、該ストローク情報検出手段により検出されたスト
ローク情報に基づき文字認識を行い文字情報を作業者側
に出力する文字認識手段と、該文字認識手段により得ら
れた文字情報に基づき文字映像を生成し、前記第1の撮
像手段により撮像された映像情報に合成する合成部と、
該合成部により合成された映像情報を表示する第2の表
示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項7は、請求項6に於いて、前記合成
部にて文字映像と前記第1の撮像手段により撮像された
映像情報とを合成する際に、前記文字映像を前記第2の
表示手段の任意の表示位置に表示する指示を与える表示
位置操作手段を設け、該表示位置操作手段に基づき、前
記第2の表示手段の任意の表示位置に前記文字映像を表
示することを特徴とする。
【0012】請求項8は、請求項6又は請求項7に於い
て、前記合成部にて文字映像と前記第1の撮像手段によ
り撮像された映像情報とを合成する際に、前記文字映像
のフォントを任意の大きさで表示する指示を与えるフォ
ント操作手段を設け、該フォント操作手段に基づき、前
記文字映像を任意の大きさで前記第2の表示手段に表示
することを特徴とする。
【0013】請求項9は、請求項6乃至請求項8に於い
て、前記合成部にて文字映像と前記第1の撮像手段によ
り撮像された映像情報とを合成することを禁止する指示
を与える合成禁止操作手段を設け、該合成禁止操作手段
に基づき、前記第2の表示手段に前記文字映像を表示す
ることを禁止する特徴とする
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の指示情報伝達装置の一実
施の形態を図1乃至図5を参照しながら説明する。
【0015】図1は指示情報伝達装置のシステム概念図
である。図2は指示情報伝達装置の第1の実施の形態の
機能ブロック図である。図3は指示情報伝達装置の第2
の実施の形態の機能ブロック図である。図4及び図5は
作業者側に表示される映像情報の一例を示した模式図で
ある。
【0016】まず、第1の実施の形態について説明す
る。
【0017】図1は、遠隔地に在して作業を行う作業者
甲に対して、その作業に関する熟練した知識を有する作
業指示者乙が作業指示を行う場合についての指示情報伝
達装置のシステムの概念図であり、これを機能ブロック
化したものが図2となる。
【0018】図2に於いて、遠隔地に在する作業者甲側
には、人間の視野より広い広角撮像可能な小型CCD等
により構成され作業対象及びその周りをリアルタイムに
撮像するカメラ11、周囲の音声を集音するマイク1
2、LCDやスピーカ等により構成され後述する信号合
成部14からの信号を映像表示及び音声出力するヘッド
マウント型のディスプレイ13、カメラ11により撮像
された映像と後述する送受信部15を介して作業指示者
からの指示情報を合成してディスプレイ13に供給する
信号合成部14、有線回線又は無線回線により作業者甲
側及び作業指示者乙側間の信号の送受信を行う送受信部
15、ディスプレイ13上へ作業指示者乙からの指示情
報を合成表示する際に、作業者甲が合成表示に関する指
示を行うための操作部17が設けられている。
【0019】又、作業指示者乙側には、ディスプレイや
プロジェクタにより構成され遠隔地に在する作業者甲の
カメラ11により撮像された映像及びマイク12により
集音された音声を後述する送受信部24を介して受信し
映像表示及び音声出力する表示部21、作業指示者乙の
指示情報を入力するためのものであり作業指示者乙の作
業指示動作を撮像するカメラ22、作業指示者乙の指示
音声を集音するマイク23、作業指示入力用のカメラ及
びマイクにより入力された情報に基づき作業指示者乙の
指示情報を後述する送受信部25を介して作業者甲側に
送信するストローク情報検出部24、有線回線又は無線
回線により作業者甲側及び作業指示者乙側間の信号の送
受信を行う送受信部25が設けられている。尚、作業者
側の送受信部15及び作業指示者側の送受信部25との
間は有線回線又は無線回線により接続されているが、こ
の回線は電話等の公衆回線や専用回線であってもよいし
特殊回線であってもよい。又、本実施の形態ではカメラ
11及びマイク12及びディスプレイ13は作業者甲の
頭部に装着しているものとする。又、操作部17は、ヘ
ッドマウント型ディスプレイ13の側面に設けられてい
るものとし、作業者甲が操作部17を見なくても、作業
者甲の指触で操作が行える操作し易い機構となっている
ものとする。
【0020】以上の様な構成に基づいて説明する。
【0021】まず、遠隔地に在する作業者甲は、作業対
象物方向を見ているものとすると、カメラ11には作業
対象物が撮像される。又、この時の周囲の音声がマイク
12により集音される。カメラ11により撮像された映
像情報及び音声情報は送受信部15を介して作業指示者
乙側に送信される。
【0022】作業指示者乙側では、送受信部25を介し
て受信した作業対象物の映像情報及び音声情報を表示部
21に表示出力する。この時、作業者甲側からの映像情
報は視野より広い広角の映像情報が送らており、表示部
21では、その全てを表示できる様な表示領域を有して
いる。又、作業者甲が装着しているヘッドマウント型の
ディスプレイ13には作業者甲の視野と同程度の領域の
映像情報が表示されており、表示部21aには、作業者
甲が装着しているヘッドマウント型のディスプレイ13
に表示されるものと同じ領域の映像が表示されており、
表示部21b及び表示部21cには作業者甲の視野外の
映像情報が表示されている。作業指示者乙は、表示部2
1aに表示された映像を見ながらジェスチャにて表示部
21aに出力されている映像情報上に任意のストローク
画像Pを描きながら音声により作業指示を行う。例え
ば、作業指示者乙は指で映像情報上に任意のストローク
画像を描き、その情報と音声情報により作業指示を説明
する。尚、本実施の形態では、表示部21aに出力され
ている映像情報上に任意のストローク画像Pを描く様に
説明しているが、表示部21b若しくは表示部21cに
(例えば、図1の表示部21b上の点線で示すP2様
に)任意のストローク画像Pを描く様にしてもよい。
【0023】作業指示者乙の作業指示動作は、カメラ2
2により撮像され、ストローク情報検出部24にてジェ
スチャ認識処理や方向検出処理により、作業指示者が描
いたストローク画像Pを検出し、更に作業指示者の指示
手順を説明する音声情報を検出し、ストローク画像Pを
構成するためのストローク情報及び音声情報を送受信部
25を介して遠隔地に在する作業者甲側に逐次送信す
る。尚、ジェスチャ認識処理や指の方向検出処理は、周
知の技術を用いており詳細な説明は省略する。
【0024】作業者甲側では、送受信部15を介して受
信した、作業指示者乙が描いたストローク画像Pのスト
ローク情報及び音声情報を信号合成部14に供給する。
信号合成部14では、作業指示者乙が描いたストローク
画像Pのストローク情報指に基づき、ストローク画像P
を生成し、カメラ11により撮像され映像情報とストロ
ーク画像とを合成して、ヘッドマウント型のディスプレ
イ13に表示させる。又、表示と同時に、作業指示者か
らの音声情報もヘッドマウント型のディスプレイ13に
供給され音声出力も行われる。図4(a)に於いて、ヘ
ッドマウント型のディスプレイ13に表示される映像の
一例を示す。
【0025】この時、ストローク画像Pが作業対象物の
画像上に重畳されるので、ストローク画像Pと作業対象
物が重なり合う場合があり、作業対象物を視認し難くな
る場ありがある。
【0026】そこで、作業者甲は、ヘッドマウント型デ
ィスプレイ13の側面に設けられた操作部17を用い、
ストローク画像Pを作業対象物の画像と重なり合わない
位置(例えば図5(a)の様に、左上角部にストローク
画像Pを表示する)に表示する様、表示位置指定の操作
を行う。又、表示位置指定だけでなく、ストローク画像
Pの表示倍率も変更(例えば、左上角部に表示してもス
トローク画像Pが大き過ぎて作業対象物と重なり合う
時、重なり合わない程度の縮小率(例えば50%)で縮
小したり、ストローク画像Pが小さ過ぎて見難い時、見
易い程度の拡大率(例えば150%)に拡大する等)の
指定の操作もできる。又、ストローク画像Pが不要な場
合に、ストローク画像Pの合成を禁止し、ストローク画
像Pをヘッドマウント型ディスプレイ13に表示させな
い様にする操作もできる。
【0027】信号合成部14では、操作部17からの操
作指示に基づき、操作部17からの操作が表示位置の指
定の場合、その指定された表示位置にストローク画像P
を作業対象物の画像と合成する様にし、又、操作部17
からの操作が表示倍率の指定の場合、ストローク画像P
をその指定された倍率にして作業対象物の画像と合成す
る様にし、又、操作部17からの操作が合成禁止の指示
の場合、ストローク画像Pを合成せず作業対象物の画像
のみをヘッドマウント型ディスプレイ13に出力する。
【0028】以上の様な処理により、遠隔地に在する作
業者甲は、作業指示者が指示する作業手順の音声指示情
報及びストローク画像Pにより容易に認識でき、作業者
がその指示内容を瞬時に正確に理解できる。又、作業指
示者乙は、作業対象物以外の周りの状況も知ることがで
きるため、作業対象物の映像のみを見て作業指示する場
合に比べ、更に適切な作業指示が瞬時に行える。更に、
作業者甲側でストローク画像P及び作業対象物の画像が
重なり合わない様に操作できるため、作業者甲の視野を
確保でき、作業対象物を認識し易く且つ指示内容を正確
に理解できる。
【0029】次に、第2の実施の形態について説明す
る。
【0030】図1は、遠隔地に在して作業を行う作業者
甲に対して、その作業に関する熟練した知識を有する作
業指示者乙が作業指示を行う場合についての指示情報伝
達装置のシステムの概念図であり、これを機能ブロック
化したものが図3となる。
【0031】図3に於いて、図2と同番号が付されてい
るものは第1の実施の形態と同様の処理を行うため、詳
細な説明は省略する。
【0032】遠隔地に在する作業者甲側には、カメラ1
1、マイク12、ヘッドマウント型のディスプレイ1
3、信号合成部14、送受信部15、操作部17が設け
られている。又、作業指示者乙側には、表示部21、カ
メラ22、マイク23、ストローク情報検出部24、送
受信部25の他に、ストローク情報検出部24により検
出されたストローク情報に基づき文字認識処理を行い該
当する文字コード情報を抽出し、文字画像として送受信
部25を介して作業者甲側に送信する文字認識部26が
設けられている。
【0033】以上の様な構成に基づいて説明する。
【0034】まず、遠隔地に在する作業者甲は、作業対
象物方向を見ているものとすると、カメラ11には作業
対象物が撮像される。又、この時の周囲の音声がマイク
12により集音される。カメラ11により撮像された映
像情報は送受信部15を介して作業指示者乙側に送信さ
れる。
【0035】作業指示者乙側では、送受信部25を介し
て受信した作業対象物の映像情報及び音声情報を表示部
21に表示出力する。この時、作業者甲側からの映像情
報は視野より広い広角の映像情報が送らており、表示部
21では、その全てを表示できる様な表示領域を有して
いる。又、作業者甲が装着しているヘッドマウント型の
ディスプレイ13には作業者甲の視野と同程度の領域の
映像情報が表示されており、表示部21aには、作業者
甲が装着しているヘッドマウント型のディスプレイ13
に表示されるものと同じ領域の映像が表示されており、
表示部21b及び表示部21cには作業者甲の視野外の
映像情報が表示されている。作業指示者乙は、表示部2
1aに表示された映像を見ながらジェスチャにて表示部
21aに出力されている映像情報上に任意の文字のスト
ローク画像Pを描きながら音声により作業指示を行う。
例えば、作業指示者乙は指で映像情報上に任意の文字の
ストローク画像を描き、その情報と音声情報により作業
指示を説明する。尚、本実施の形態では、表示部21a
に出力されている映像情報上に任意の文字のストローク
画像Pを描く様に説明しているが、表示部21b若しく
は表示部21cに(例えば、図1の表示部21b上の点
線で示すP2様に)任意の文字のストローク画像Pを描
く様にしてもよい。
【0036】作業指示者乙の作業指示動作は、カメラ2
2により撮像され、ストローク情報検出部24にてジェ
スチャ認識処理や方向検出処理により、作業指示者が描
いた任意の文字のストローク画像Pを検出し、更に作業
指示者の指示手順を説明する音声情報を検出し、文字認
識部26に供給する。文字認識部26では、ストローク
情報検出部24からのストローク情報に基づき文字認識
処理を行い、該当する文字コード情報を抽出し、文字コ
ードを文字画像情報として変換し送受信部25を介して
遠隔地に在する作業者甲側に逐次送信する。またそれと
同時に音声情報も送受信部25を介して遠隔地に在する
作業者甲側に逐次送信される。尚、ジェスチャ認識処理
や指の方向検出処理、文字認識処理は、周知の技術を用
いており詳細な説明は省略する。
【0037】作業者甲側では、送受信部15を介して受
信した、文字画像情報及び音声情報を信号合成部14に
供給する。信号合成部14では、文字画像情報に基づき
画像を生成し、カメラ11により撮像され映像情報と文
字画像情報(図4(b)のQ)とを合成して、ヘッドマ
ウント型のディスプレイ13に表示させる。又、表示と
同時に、作業指示者からの音声情報もヘッドマウント型
のディスプレイ13に供給され音声出力も行われる。図
4(b)に於いて、ヘッドマウント型のディスプレイ1
3に表示される映像の一例を示す。
【0038】この時、文字画像情報Qが作業対象物の画
像上に重畳されるので、文字画像情報Qと作業対象物が
重なり合う場合があり、作業対象物を視認し難くなる場
ありがある。
【0039】そこで、作業者甲は、ヘッドマウント型デ
ィスプレイ13の側面に設けられた操作部17を用い、
文字画像情報Qを作業対象物の画像と重なり合わない位
置(例えば図5(b)の様に、左上角部に文字画像情報
Qを表示する)に表示する様、表示位置指定の操作を行
う。又、表示位置指定だけでなく、文字画像情報Qのフ
ォントの大きさも変更(例えば、左上角部に表示しても
文字画像情報Qが大き過ぎて作業対象物と重なり合う
時、重なり合わない程度のフォントの大きさにしたり、
文字画像情報Qのフォントが小さ過ぎて見難い時、見易
い程度のフォントの大きさにする等)の指定の操作もで
きる。又、文字画像情報Qが不要な場合に、文字画像情
報Qの合成を禁止し、文字画像情報Qをヘッドマウント
型ディスプレイ13に表示させない様にする操作もでき
る。
【0040】信号合成部14では、操作部17からの操
作指示に基づき、操作部17からの操作が表示位置の指
定の場合、その指定された表示位置に文字情報Qを作業
対象物の画像と合成する様にし、又、操作部17からの
操作が表示倍率の指定の場合、文字情報Qをその指定さ
れた倍率にして作業対象物の画像と合成する様にし、
又、操作部17からの操作が合成禁止の指示の場合、文
字情報Qを合成せず作業対象物の画像のみをヘッドマウ
ント型ディスプレイ13に出力する。
【0041】以上の様な処理により、遠隔地に在する作
業者甲は、作業指示者が指示する作業手順の音声指示情
報及び文字情報により容易に認識でき、作業者がその指
示内容を瞬時に正確に理解できる。又、作業者甲側で文
字画像情報Q及び作業対象物の画像が重なり合わない様
に操作できるため、作業者甲の視野を確保でき、作業対
象物を認識し易く且つ指示内容を正確に理解できる。
【0042】
【発明の効果】本発明を用いると、遠隔地に在する作業
者甲は、作業指示者によるストローク画像Pにより容易
に認識でき、作業者がその指示内容を瞬時に正確に理解
できる。
【0043】又、遠隔地に在する作業者甲は、作業指示
者が指示する作業手順の音声指示情報及びストローク画
像Pにより容易に認識でき、作業者がその指示内容を瞬
時に正確に理解できる。
【0044】又、作業指示者は、作業対象物の映像を見
ながら作業指示できるため適切な作業指示が瞬時に行え
る。
【0045】又、作業者甲側でストローク画像P及び作
業対象物の画像が重なり合わない様にストローク画像P
の表示位置を操作できるため、作業対象物を認識し易く
且つ指示内容を正確に理解できる。
【0046】又、作業者甲側でストローク画像P及び作
業対象物の画像が重なり合わない様にストローク画像P
の表示倍率を操作できるため、作業対象物を認識し易く
且つ指示内容を正確に理解できる。
【0047】又、作業者甲側でストローク画像Pの合成
表示を禁止できるため、作業者の視野を確保でき、作業
対象物を認識し易くなる。
【0048】又、遠隔地に在する作業者甲は、作業指示
者が指示する作業手順の音声指示情報及び文字情報によ
り容易に認識でき、作業者がその指示内容を瞬時に正確
に理解できる。
【0049】又、作業者甲側で文字画像及び作業対象物
の画像が重なり合わない様に文字画像の表示位置を操作
できるため、作業対象物を認識し易く且つ指示内容を正
確に理解できる。
【0050】又、作業者甲側で文字画像P及び作業対象
物の画像が重なり合わない様に文字画像のフォントの大
きさを操作できるため、作業対象物を認識し易く且つ指
示内容を正確に理解できる。
【0051】又、作業者甲側で文字画像の合成表示を禁
止できるため、作業者の視野を確保でき、作業対象物を
認識し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の指示情報伝達装置の一実施の形態を示
したシステム概念図である。
【図2】指示情報伝達装置の第1の実施の形態の機能ブ
ロック図である。
【図3】指示情報伝達装置の第2の実施の形態の機能ブ
ロック図である。
【図4】作業者側に表示される映像情報の一実施の形態
を示した模式図である。
【図5】作業者側に表示される映像情報の一実施の形態
を示した模式図である。
【符号の説明】
11、22 カメラ 12、23 マイク 13 ディスプレイ 14 信号合成部 15、25 送受信部 21 表示部 24 ストローク情報検出部 26 文字認識部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業対象を撮像する第1の撮像手段と、 該第1の撮像手段により撮像された映像情報を作業指示
    者側に表示する第1の表示手段と、 該第1の表示手段に表示された映像情報に基づき作業指
    示を行う、作業指示者の作業指示動作を撮像する第2の
    撮像手段と、 該第2の撮像手段により撮像された作業指示動作に基づ
    き作業指示者の連続したポインティング位置を検出して
    ストローク情報を検出して作業者側に出力するストロー
    ク情報検出手段と、 該ストローク情報検出手段により得られたストローク情
    報に基づきストローク映像を生成し、前記第1の撮像手
    段により撮像された映像情報に合成する合成部と、 該合成部により合成された映像情報を表示する第2の表
    示手段と、 を備えたことを特徴とする指示情報伝達装置。
  2. 【請求項2】 作業対象を撮像する第1の撮像手段と、 該第1の撮像手段により撮像された映像情報を作業指示
    者側に表示する第1の表示手段と、 該第1の表示手段に表示された映像情報に基づき作業指
    示を行う、作業指示者の作業指示動作を撮像する第2の
    撮像手段と、 前記第1の表示手段に表示された映像情報に基づき作業
    指示を行う、作業指示者の作業指示音声を入力する音声
    入力手段と、 前記第2の撮像手段により撮像された作業指示動作に基
    づき作業指示者の連続したポインティング位置を検出し
    てストローク情報を検出し、前記音声入力手段から入力
    された作業指示音声情報と前記ストローク情報とを作業
    者側に出力するストローク情報検出手段と、 該ストローク情報検出手段により得られたストローク情
    報に基づきストローク映像を生成し、前記第1の撮像手
    段により撮像された映像情報に合成する合成部と、 該合成部により合成された映像情報を表示する第2の表
    示手段と、 前記音声入力手段により得られた作業指示音声を出力す
    る音声出力手段と、 を備えたことを特徴とする指示情報伝達装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に於いて、 前記合成部にてストローク映像と前記第1の撮像手段に
    より撮像された映像情報とを合成する際に、前記ストロ
    ーク映像を前記第2の表示手段の任意の表示位置に表示
    する指示を与える表示位置操作手段を設け、 該表示位置操作手段に基づき、前記第2の表示手段の任
    意の表示位置に前記ストローク映像を表示することを特
    徴とする指示情報伝達装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに於い
    て、 前記合成部にてストローク映像と前記第1の撮像手段に
    より撮像された映像情報とを合成する際に、前記ストロ
    ーク映像を任意の大きさで表示する指示を与える表示倍
    率操作手段を設け、 該表示倍率操作手段に基づき、前記ストローク映像を任
    意の大きさで前記第2の表示手段に表示することを特徴
    とする指示情報伝達装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4に於いて、 前記合成部にてストローク映像と前記第1の撮像手段に
    より撮像された映像情報とを合成することを禁止する指
    示を与える合成禁止操作手段を設け、 該合成禁止操作手段に基づき、前記第2の表示手段に前
    記ストローク映像を表示することを禁止する特徴とする
    指示情報伝達装置。
  6. 【請求項6】 作業対象を撮像する第1の撮像手段と、 該第1の撮像手段により撮像された映像情報を作業指示
    者側に表示する第1の表示手段と、 該第1の表示手段に表示された映像情報に基づき作業指
    示を行う、作業指示者の作業指示動作を撮像する第2の
    撮像手段と、 該第2の撮像手段により撮像された作業指示動作に基づ
    き作業指示者の連続したポインティング位置を検出して
    ストローク情報を検出するストローク情報検出手段と、 該ストローク情報検出手段により検出されたストローク
    情報に基づき文字認識を行い文字情報を作業者側に出力
    する文字認識手段と、 該文字認識手段により得られた文字情報に基づき文字映
    像を生成し、前記第1の撮像手段により撮像された映像
    情報に合成する合成部と、 該合成部により合成された映像情報を表示する第2の表
    示手段と、 を備えたことを特徴とする指示情報伝達装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に於いて、 前記合成部にて文字映像と前記第1の撮像手段により撮
    像された映像情報とを合成する際に、前記文字映像を前
    記第2の表示手段の任意の表示位置に表示する指示を与
    える表示位置操作手段を設け、 該表示位置操作手段に基づき、前記第2の表示手段の任
    意の表示位置に前記文字映像を表示することを特徴とす
    る指示情報伝達装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7に於いて、 前記合成部にて文字映像と前記第1の撮像手段により撮
    像された映像情報とを合成する際に、前記文字映像のフ
    ォントを任意の大きさで表示する指示を与えるフォント
    操作手段を設け、 該フォント操作手段に基づき、前記文字映像を任意の大
    きさで前記第2の表示手段に表示することを特徴とする
    指示情報伝達装置。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至請求項8に於いて、 前記合成部にて文字映像と前記第1の撮像手段により撮
    像された映像情報とを合成することを禁止する指示を与
    える合成禁止操作手段を設け、 該合成禁止操作手段に基づき、前記第2の表示手段に前
    記文字映像を表示することを禁止する特徴とする指示情
    報伝達装置。
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