JP2000299727A - 通信装置および携帯無線通信装置 - Google Patents

通信装置および携帯無線通信装置

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JP2000299727A
JP2000299727A JP11105921A JP10592199A JP2000299727A JP 2000299727 A JP2000299727 A JP 2000299727A JP 11105921 A JP11105921 A JP 11105921A JP 10592199 A JP10592199 A JP 10592199A JP 2000299727 A JP2000299727 A JP 2000299727A
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displacement
unit
wireless communication
portable wireless
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JP11105921A
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Tadashi Tsukamoto
直史 塚本
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NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/23Construction or mounting of dials or of equivalent devices; Means for facilitating the use thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2250/00Details of telephonic subscriber devices
    • H04M2250/22Details of telephonic subscriber devices including a touch pad, a touch sensor or a touch detector

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 右手、左手のいずれで操作しても全く平等な
親和性を提供し、かつ、装置本体に一定方向の力を加え
続けることにより機能を検索できる通信装置を提供す
る。 【解決手段】 携帯電話装置を含む通信装置であって、
装置本体1と、前記装置本体に設けられた操作部3と、
前記操作部の操作によって変位する変位部6と、前記変
位部の変位量に基づいて特定信号を生成する信号生成部
5A、5Bと、前記生成された特定信号に応答して、前
記通信装置の機能を選択する制御部とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置および携
帯無線通信装置に関し、特に、使用者が操作し易い通信
装置および携帯無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機の操作入力方法として
は、電話機本体の前面のナンバーキーに各機能を割り当
てるほか、以下の例がある。
【0003】第一に、図8に示すように、携帯電話機の
前面のナンバーキー81に各機能を割り当て、各キー8
1の組み合わせで機能を選択する。第二に、図9に示す
ように、携帯電話機の前面の操作キー91を操作して、
液晶モニタ92に表示された画面をスクロールさせる。
第三に、図10に示すように、携帯電話機の側面の操作
ダイヤル101を回転させて、液晶モニタ102に表示
された画面をスクロールさせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話機にお
いては、次のような課題がある。図8に示す例では、各
機能に割り当てられた機能番号(キー81の組み合わせ
番号)が既知であることが前提とされている。従って、
使用者は事前に機能番号を記憶しておくか、随時、機能
説明書等を参照することを要求される。
【0005】図8および図9に示す例では、通常、携帯
電話機を自然に把持した場合、指はそれぞれ図9に示す
ように位置される。従って、電話機前面のナンバーキー
81、操作キー91を操作する際には、親指93を離し
て、もしくはもう一方の手(図示せず)を用いて操作す
ることが要求され、使用者が煩わしさを感じる。
【0006】図10に示す例では、操作ダイヤル101
は、携帯電話機を自然に把持したときの親指103の位
置、もしくはもう一方の手(図示せず)で把持する場合
にはその人差し指の位置に配置されている。しかし、ダ
イヤル101は、親指で操作するのに簡便であるように
設計されており、操作ダイヤル101が図10のように
電話機左側面に配置されている場合、携帯電話機を左手
で操作する方がより簡便であり、すべての使用者にとっ
て平等な親和性を与えているとはいい難い。
【0007】また、図8から10に示す例において、機
能を検索、選択するまでには、ボタン、もしくはダイヤ
ルをある連続回数操作することが要求され、使用者が煩
わしさを感じてしまう。
【0008】なお、特開平7−220552号公報に
は、回転によって接続を切り換えるための可動部分と、
装置の支持体に固定され、組立て手段と締付け手段によ
ってその上に切換スイッチノブが取付けられる第2の部
分とを備える、電子装置用切換スイッチノブが記載され
ている。
【0009】また、特開平10−65786号公報に
は、以下の携帯無線通信装置が記載されている。アルフ
ァベット入力方式に選択する回転式操作ダイヤルを、使
用性と操作性を簡便にするために装置本体の側面部に設
けている。回転式操作ダイヤルは、回転軸を介して回転
自在でありかつ回転軸ごと装置本体に押し込み可能に支
持されている。押し込みによって入力モードに選択する
スイッチ機能を有し、回転操作して任意のアルファベッ
ト文字を選択する。回転式操作ダイヤルを装置本体の側
面部に設けたことで、使用者の指の移動量は少なく、通
話中に使用者の顔面に回転式操作ダイヤルが接触しない
ようになっている。
【0010】さらに、特開平10−28166号公報に
は、本体側部に設けられた操作手段を操作することによ
って、表示手段に電話番号に対応した情報を第1の順位
および該第1の順位とは異なる第2の順位にて表示可能
に表示させた後、操作手段の更なる操作によって表示手
段に表示された特定の情報を入力する、携帯電話機器に
おける情報入力方法が記載されている。上記操作手段
は、回転軸を中心として回動する操作部材を備えてお
り、該操作部材を第1の方向へ回動させることによって
上記表示手段に上記第1の順位にて情報を表示させると
ともに、該操作部材を上記第1の方向とは逆の第2の方
向に回動させることによって上記表示手段に上記第2の
順位にて情報を表示させ、更には上記操作部材を押下す
ることによって上記表示手段に表示された特定の情報を
入力する旨が記載されている。
【0011】また、特開平11−8686号公報には、
以下の電話装置が開示されている。装置本体に表示手段
の表示面と平行な方向にノブを設け、ノブの回転の向き
を検知するノブ回転検知部と、ノブ回転検出部の検出結
果に応じて、蓄積している電話番号関連情報を表示部に
表示する制御部を備えている。
【0012】また、再特WO95/31863号公報に
は、以下の通信端末装置が開示されている。通信及び/
又は受信手段を内蔵して略直方体状に形成され、一つの
側面に、上記側面を形成する直線部分と、上記側面より
外方に向かって突出する突出部が上記直線部分と連続し
て形成されてなる本体と、上記突出部に設けられ、正方
向および逆方向への移動操作可能な単一の操作部材を備
えてなる上記通信及び/又は受信手段への入力及び/又
は切り換えを行う操作手段とを備えている。上記突出部
は、上記本体の側面より外方に円弧状に突出して形成さ
れている。上記単一の操作部材は、上記本体に対して回
動自在に設けられた回転操作部材から構成されている。
【0013】本発明は、操作性の良い通信装置および携
帯無線通信装置を提供することを目的とする。特に、本
発明は、携帯電話機において、右手、左手のいずれで操
作しても全く平等な親和性を提供し、かつ、携帯電話機
本体に一定方向の力を加え続けることにより機能を検索
できる装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の通信装置は、携
帯電話装置を含む通信装置であって、装置本体と、前記
装置本体に設けられた操作部と、前記操作部の操作によ
って変位する変位部と、前記変位部の変位量に基づいて
特定信号を生成する信号生成部と、前記生成された特定
信号に応答して、前記通信装置の機能を選択する制御部
とを備えている。
【0015】本発明の携帯無線通信装置は、装置本体
と、前記装置本体に設けられたデータ表示部と、前記装
置本体に設けられた操作部と、前記操作部の操作によっ
て変位する変位部と、前記変位部の変位量に基づいて特
定信号を生成する信号生成部と、前記生成された特定信
号に応答して、前記データ表示部の表示内容を変更する
制御部とを備えている。
【0016】本発明の携帯無線通信装置において、前記
操作部は、前記装置本体の両側部のそれぞれにおいて操
作可能なように設けられている。
【0017】本発明のの携帯無線通信装置において、前
記信号生成部は、前記変位部が変位している状態が継続
している時間、前記特定信号を継続的に生成する。
【0018】本発明の携帯無線通信装置において、前記
変位部の前記変位量は、前記変位部の伸縮量、撓み量、
角度変化量およびねじれ量の少なくともいずれか一つで
ある。
【0019】本発明の携帯無線通信装置において、前記
信号生成部は、前記変位部の前記変位量に加えて、前記
変位部の変位方向に基づいて前記特定信号を生成するも
のである。
【0020】本発明の携帯無線通信装置において、前記
変位部の前記変位量は、電気エネルギーの変化量に変換
されるものである。
【0021】本発明の携帯無線通信装置において、前記
変位部は、前記操作部の操作によって弾性変形可能な弾
性部である。
【0022】本発明の携帯無線通信装置において、前記
信号生成部は、前記変位部の前記変位量に基づいて、第
1および第2の前記特定信号を生成し、前記制御部は、
前記第1の特定信号に応答して、前記データ表示部の表
示内容を第1の速度で変更し、前記第2の特定信号に応
答して、前記データ表示部の表示内容を前記第1の速度
とは異なる第2の速度で変更するものである。
【0023】本発明の携帯無線通信装置において、前記
操作部は、回動可能に設けられ、前記装置本体の両側部
のそれぞれから突出する、互いに連結された左右対称な
円弧面を有している。
【0024】本発明の携帯無線通信装置において、前記
操作部は、前記変位部に加えて、前記操作部が操作され
たときに実質的に変位しない非変位部を有し、前記変位
部および前記非変位部には、前記変位部および前記非変
位部の双方に接続されたひずみ検出素子が設けられ、前
記信号生成部は、前記ひずみ検出素子の検出結果に基づ
いて、前記特定信号を生成する。
【0025】本発明の携帯無線通信装置において、前記
ひずみ検出素子は、前記変位部および前記非変位部にお
いて、左右対称な位置に2つ設けられている。
【0026】本発明の携帯無線通信装置において、前記
ひずみ検出素子は、前記変位部および前記非変位部にお
いて、上下左右対称な位置に4つ設けられている。
【0027】本発明の携帯無線通信装置において、前記
信号生成部は、ホイストンブリッジ(Wheatsto
ne Bridge)構造のセンサを有している。
【0028】本発明の携帯無線通信装置において、前記
操作部は、前記装置本体と一体に形成されている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について説明する。
【0030】本実施形態は、携帯電話機に内蔵された微
小変位検出装置において、使用者に、より親和性の高い
操作環境を付与する。図1に示すように、使用者は、携
帯電話を自然に把持した位置で操作部に回転方向の力を
加えることで、携帯電話機の有する機能を選択すること
が可能である。
【0031】図2(a)および(b)は、本実施形態の
構成概念図である。図2(a)に示すように、携帯電話
機の筐体部1の両側面には操作部3が突出するように設
けられている。図1および図2(b)に示すように、操
作部3は、使用者が携帯電話機本体を手で把持したとき
に、自然に指が当たる位置に設けられている。図2
(a)に示すように、操作部3は、正面視円弧状に形成
された一対の円弧状部材3a,3bと、これら一対の円
弧状部材3a,3bを連結する連結部材3cとを備えて
いる。
【0032】円弧状部材3a,3bの内面側には、支持
部2が設けられている。支持部2は、筐体部1に固定さ
れた状態で設けられている。支持部2の外面は、円弧状
部材3a,3bの内面と実質的に等しい曲率を有してい
る。これにより、操作部3が回動するときに、支持部2
は、操作部3の移動を円滑にさせる案内機能を有してい
る。また、支持部2は、操作部3に対して携帯電話機の
内部側に向かう押圧力が作用したときに、操作部3が前
記内部に向けて変位するのを抑制するストッパの機能を
有している。
【0033】筐体部1には、円弧状部材3a、3bの外
面に実質的に等しい曲率を有する円弧面をもつ切り欠き
部1kが形成されている。操作部3は、支持部2と筐体
部1に挟まれた位置に設けられており、回動運動のみ可
能である。
【0034】円弧状部材3a、3bは、検出体9に接続
されている。検出体9は、矩形状の検出体本体9Aと、
検出体本体9Aに設けられた弾性板6および補助弾性板
7とから構成されている。検出体本体9Aは、その中心
部が固定部4によって固定され、実質的に弾性変形しな
いように形成されている。弾性板6および補助弾性板7
は、それぞれ、検出体本体9Aの上部および下部から左
右方向に延びてその先端部が円弧状部材3a、3bに接
続される。
【0035】弾性板6の基端部および検出体本体9Aに
おける弾性板6の形成部位には、それらの両者にまたが
るようにひずみ検出素子5A,5Bが設けられている。
図2(b)に示すように、操作部3を回動させたとき
に、検出体本体9Aは実質的に変形しない。このとき、
弾性板6および補助弾性板7が円弧状部材3a,3bの
移動に引っ張られる結果、弾性板6および補助弾性板7
の基端部に応力が集中して、該基端部が弾性変形する。
図2(b)に示す矢印方向に操作部3を回動させたと
き、ひずみ検出素子5Aには収縮力が作用し、ひずみ検
出素子5Bには引っ張り力が作用する。ひずみ検出素子
5A、5Bは、ひずみによる変位を電気エネルギーの変
化に変換する。
【0036】操作部3を指で操作したとき、筐体部1の
内部に内蔵され、操作部3に連結された検出部8が回転
モーメントを弾性板6の変位として、ひずみ検出素子5
A、5Bにより検出する。この検出結果に対応した出力
信号に応答して、携帯電話機の画面表示をスクロールす
るなどの機能が実現される。前述したように、検出体9
は、その中心部が固定部4によって筐体部1に固定され
ており、操作部3より伝達される回転モーメントは、図
2(b)に示すように、弾性板6および補助弾性板7を
変形させるのみである。
【0037】図3は、検出部8における、ひずみ検出素
子5A、5Bを用いたひずみ検出の手法を表したもので
ある。一般的な力センサの構造であり、ホイストンブリ
ッジ(Wheatstone Bridge)の構造を
利用している。
【0038】図3において、a−b間に、ある電圧VE
を印加したときのc−d間の出力電圧をVOとする。弾
性板6の変形によって、ひずみ検出素子5A、5Bの抵
抗値は変化するため、c−d間の出力電圧VOは変化す
る。このとき、出力電圧VOを測定することで、操作部
3にかかる力を検出することができる。なお、図2
(b)に示すように、ひずみ検出素子5A、5Bは、そ
れぞれ逆方向に変形するので、ひずみ検出素子を1つし
か用いない場合に比して感度は向上する。
【0039】図4に示すように、図3のc−d間の出力
電圧VOの変化量ΔVは、検出部8にかかる力Fと一般
的に線形の関係にある。例えば、携帯電話機に図2
(b)のような時計回りのモーメントMを加えたとき
に、正の出力変位電圧ΔVが得られるとすれば、反時計
回りに大きさの等しいモーメント−Mを加えると、−Δ
Vの出力が得られる。
【0040】図5に示すように、操作部3のひずみ
(力)の検出(ステップS2)は、携帯電話機の電源が
ONになる(ステップS1)と同時に開始される。出力
変位電圧ΔVを検出し、そのΔVの絶対値が任意のしき
い値Vthを越えたとき(ステップS3−Y)に、その
出力変位電圧ΔVの符号が正ならば(ステップS4−
Y)、図1に示す液晶モニタ1Aに表示された画面を上
にスクロールさせるように動作する(ステップS5)。
これは、図9に示す従来の携帯電話機において、操作キ
ー91を矢印YAの方向に連続して操作するのと同じ動
作を実現する。
【0041】また、出力変位電圧ΔVの絶対値がしきい
値Vthよりも大きく(ステップS3−Y)、かつその
符号が負であるならば(ステップS4−N)、液晶モニ
タ1Aに表示された画面を下にスクロールさせるように
動作する(ステップS6)。これは、図9において、操
作キー91を矢印YBの方向に連続して操作するのと同
じ動作を実現する。
【0042】上記のように、操作部3には、しきい値V
thに相当するある一定の力、以上の力を加えれば、液
晶モニタ1Aに表示された画面は連続してスクロールす
る。したがって、図9のように何度も操作キー91を押
すような煩わしさはない。
【0043】また、図には示していないが、出力変位電
圧ΔVと任意のしきい値Vthの比較(ステップS3)
は、携帯電話機が一般に持ち合わせているマイクロプロ
セッサによって行う。そのしきい値Vthは、事前に実
験、もしくは理論的に求められており、携帯電話機のメ
モリに格納されている。
【0044】上記実施形態によれば、第一に、操作部3
に変形を与えつづければ(力を加え続ければ)、常に出
力ΔVを得ることができるため、携帯電話機を自然に把
持した状態で簡便に操作を行うことができる。第二に、
操作部3は、左右対称形であり、左右どちらの手を用い
ても、同様に簡便で親和性の高い操作性を実現すること
が可能である。
【0045】次に、図6および図7を参照して、本発明
の第2の実施形態について説明する。図6は、ひずみ検
出素子5A〜5Dを4つ用いた例を示している。この場
合、図7に示すように、対向する二対のひずみ素子5A
〜5Dがそれぞれ逆方向に変位するため、感度はさらに
向上し、より高精度に操作部3のひずみを検出すること
が可能である。
【0046】図7は、操作部73(73a、73b)と
筐体部11を一体化して、筐体部11に生じる微小変位
を検出する構成例を示したものである。図7の例では、
携帯電話機を把持したときに、力Faを加えたときの操
作部73のずれ方向成分(図のy方向変位)を検出し、
出力信号を得る。この場合、x方向の変位が前記出力信
号に反映されないように、構造に配慮する必要がある。
【0047】図7の例では、親指78で操作部73aを
操作して操作部73aをある値yaだけ変位させたとき
に、その操作に連動して、人指し指79側の操作部73
bが−yaだけ変位する構成となっている。反対に、人
指し指79で操作部73bを操作して操作部73bをあ
る値ybだけ変位させたときに、その操作に連動して、
親指78側の操作部73aが−ybだけ変位する構成と
なっている。これに代えて、操作部73a、73bが独
立して移動可能に構成して、それぞれの変位量が異なる
ようにしてもよい。
【0048】また、図4に示した通り、検出される変位
電圧ΔVと、加える力Fとの関係は一般的に線形であ
る。しきい値を複数設定することにより、液晶表示画面
のスクロール速度を段階的に変化させることができる。
すなわち、操作部に加えた力が大きければ速く、小さけ
ればゆっくりと表示された画面をスクロールさせること
が可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、携帯電話装置を含む通
信装置であって、装置本体と、前記装置本体に設けられ
た操作部と、前記操作部の操作によって変位する変位部
と、前記変位部の変位量に基づいて特定信号を生成する
信号生成部と、前記生成された特定信号に応答して、前
記通信装置の機能を選択する制御部とを備えているた
め、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の携帯無線通信装置の第1の実
施形態の外観を示す正面図である。
【図2】図2(a)は、第1の実施形態の検出部の構成
を示す図であり、図2(b)は、第1の実施形態を動作
させた状態を示す内部構成図である。
【図3】図3は、第1の実施形態の検出部の回路構成を
示す回路図である。
【図4】図4は、第1の実施形態のひずみセンサの特性
を示すグラフ図である。
【図5】図5は、第1の実施形態の動作を示すフローチ
ャート図である。
【図6】図6は、本発明の携帯無線通信装置の第2の実
施形態の検出部の回路構成を示す回路図である。
【図7】図7は、第2の実施形態を動作させた状態を示
す内部構成図である。
【図8】図8は、従来の携帯無線通信装置の外観を示す
正面図である。
【図9】図9は、従来の他の携帯無線通信装置の外観を
示す正面図である。
【図10】図10は、従来のさらに他の携帯無線通信装
置の外観を示す正面図である。
【符号の説明】
1 筐体部 1A 液晶モニタ 1k 切り欠き部 2 支持部 3 操作部 3a 円弧状部材 3b 円弧状部材 3c 連結部材 4 固定部 5A ひずみ検出素子 5B ひずみ検出素子 5C ひずみ検出素子 5D ひずみ検出素子 6 弾性板 7 補助弾性板 8 検出部 9 検出体 9A 検出体本体 11 筐体部 73 操作部 73a 操作部 73b 操作部 78 親指 79 人指し指 81 ナンバーキー 91 操作キー 92 液晶モニタ 93 親指 101 操作ダイヤル 102 操作モニタ 103 親指 F 力 Fa 力 M モーメント VE 入力電圧 VO 出力電圧 Vth しきい値 ΔV 出力変位電圧 YA 上向きの矢印 YB 下向きの矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04M 1/02 C 1/02 H04B 7/26 V 109Q

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話装置を含む通信装置であって、 装置本体と、 前記装置本体に設けられた操作部と、 前記操作部の操作によって変位する変位部と、 前記変位部の変位量に基づいて特定信号を生成する信号
    生成部と、 前記生成された特定信号に応答して、前記通信装置の機
    能を選択する制御部とを備えた通信装置。
  2. 【請求項2】 装置本体と、 前記装置本体に設けられたデータ表示部と、 前記装置本体に設けられた操作部と、 前記操作部の操作によって変位する変位部と、 前記変位部の変位量に基づいて特定信号を生成する信号
    生成部と、 前記生成された特定信号に応答して、前記データ表示部
    の表示内容を変更する制御部とを備えた携帯無線通信装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の携帯無線通信装置におい
    て、 前記操作部は、前記装置本体の両側部のそれぞれにおい
    て操作可能なように設けられている携帯無線通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の携帯無線通信
    装置において、 前記信号生成部は、前記変位部が変位している状態が継
    続している時間、前記特定信号を継続的に生成する携帯
    無線通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項2から4のいずれかに記載の携帯
    無線通信装置において、 前記変位部の前記変位量は、前記変位部の伸縮量、撓み
    量、角度変化量およびねじれ量の少なくともいずれか一
    つである携帯無線通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項2から5のいずれかに記載の携帯
    無線通信装置において、 前記信号生成部は、前記変位部の前記変位量に加えて、
    前記変位部の変位方向に基づいて前記特定信号を生成す
    る携帯無線通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項2から6のいずれかに記載の携帯
    無線通信装置において、 前記変位部の前記変位量は、電気エネルギーの変化量に
    変換される携帯無線通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項2から7のいずれかに記載の携帯
    無線通信装置において、 前記変位部は、前記操作部の操作によって弾性変形可能
    な弾性部である携帯無線通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項2から8のいずれかに記載の携帯
    無線通信装置において、 前記信号生成部は、前記変位部の前記変位量に基づい
    て、第1および第2の前記特定信号を生成し、 前記制御部は、前記第1の特定信号に応答して、前記デ
    ータ表示部の表示内容を第1の速度で変更し、前記第2
    の特定信号に応答して、前記データ表示部の表示内容を
    前記第1の速度とは異なる第2の速度で変更する携帯無
    線通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項2から9のいずれかに記載の携
    帯無線通信装置において、 前記操作部は、回動可能に設けられ、前記装置本体の両
    側部のそれぞれから突出する、互いに連結された左右対
    称な円弧面を有している携帯無線通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項2から10のいずれかに記載の
    携帯無線通信装置において、 前記操作部は、前記変位部に加えて、前記操作部が操作
    されたときに実質的に変位しない非変位部を有し、 前記変位部および前記非変位部には、前記変位部および
    前記非変位部の双方に接続されたひずみ検出素子が設け
    られ、 前記信号生成部は、前記ひずみ検出素子の検出結果に基
    づいて、前記特定信号を生成する携帯無線通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の携帯無線通信装置に
    おいて、 前記ひずみ検出素子は、前記変位部および前記非変位部
    において、左右対称な位置に2つ設けられている携帯無
    線通信装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の携帯無線通信装置に
    おいて、 前記ひずみ検出素子は、前記変位部および前記非変位部
    において、上下左右対称な位置に4つ設けられている携
    帯無線通信装置。
  14. 【請求項14】 請求項2から13のいずれかに記載の
    携帯無線通信装置において、 前記信号生成部は、ホイストンブリッジ(Wheats
    tone Bridge)構造のセンサを有している携
    帯無線通信装置。
  15. 【請求項15】 請求項2から14のいずれかに記載の
    携帯無線通信装置において、 前記操作部は、前記装置本体と一体に形成されている携
    帯無線通信装置。
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