JPH11259230A - 入力装置及びこれを有する電子機器 - Google Patents

入力装置及びこれを有する電子機器

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JPH11259230A
JPH11259230A JP10056798A JP5679898A JPH11259230A JP H11259230 A JPH11259230 A JP H11259230A JP 10056798 A JP10056798 A JP 10056798A JP 5679898 A JP5679898 A JP 5679898A JP H11259230 A JPH11259230 A JP H11259230A
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sphere
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rotation
input device
input unit
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JP10056798A
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Masahiro Uno
雅博 宇野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でかつ円滑に電子機器に入力できる入力
装置を提供すること。 【解決手段】 使用者が操作することにより電子機器2
0に対して入力を行う入力装置30において、表面に複
数の穴31aを有している球体31が回転及び移動する
と、球体31の穴31aに回転時に出入り可能に設けら
れている突起部41を有している入力部40がその回転
もしくは移動に従って移動する。この移動を方向センサ
及び圧力センサ50が検出し、入力する情報の選択、確
定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力装置の改良、
特に電子機器に対する入力操作を容易に行うことができ
る入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年普及している携帯電話、小型携帯端
末(PDA)において、文字書き込みもしくは機能選択
のための入力装置は小型で軽量であることが望まれてい
る。しかし、これらの入力装置は小型化を追求しすぎた
ため、使いづらいという新たな問題が発生している。さ
らに、電子メールが送受信できる小型携帯端末のよう
に、高性能化した携帯機器の登場に伴い、既存の入力装
置ではさらに操作が煩雑になることが予想される。
【0003】ここで、図7には従来の入力装置を用いた
携帯機器の一例として携帯電話の正面図を示しており、
図6を参照して携帯電話1について説明する。図7の携
帯電話1は本体2、アンテナ3、マイク4、スピーカ
5、液晶表示装置6、テンキー7等からなっている。こ
こで、この携帯電話1が電話番号と名前を入力してアド
レス帳を作成する機能を有している場合、使用者は携帯
電話1に電話番号と名前等を入力して、図示しない記憶
部に記憶させなければならない。
【0004】この名前等を入力する際にはテンキー7を
使用して入力が行われる。具体的には、図7(B)のよ
うにテンキー7には電話番号を入力するための数字7a
と文字入力をするためのカナ文字7bとが割り当てられ
ている。このうちカナ文字7bについては、1つのテン
キー7に対して例えばア行の5つの文字が割り当てられ
ており、そのテンキー7を1回〜5回まで押すことによ
りいずれかの文字を選択して、文字入力を行う。
【0005】図8には別の従来の携帯電話の一例の正面
図を示しており、図8を参照して携帯電話1aについて
説明する。なお、図8の携帯電話1aが図7の携帯電話
1と同一の構成である場合には、同じ符号を付してその
説明を省略する。図8の携帯電話1aが図7の携帯電話
1と異なる点は、本体2の側面にロータリスイッチ8を
有している点である。ここで、図8(B)にはロータリ
スイッチ8の模式図を示しており、図8(B)のロータ
リスイッチ8は回転部材8aとパルス発生部8bからな
っている。パルス発生部8bは制御部9と接続されてお
り、制御部9は液晶表示装置6と接続されている。
【0006】回転部材8aが回転するとパルス発生部8
bがパルスを発生し、パルス信号が制御部9に送られ
る。制御部9には文字情報の一覧表が「ア」から「ン」
まで順に作成されており、送られてきたパルス信号に基
づいて、「ア」から順に液晶表示装置6に文字を表示さ
せる。使用者は液晶表示装置6に表示される文字を見な
がら、入力したい文字が表示されるまで回転部材8aを
回転させて、電子機器に対して文字入力を行う。
【0007】また、一般的な入力装置としては、キーボ
ードが最も有名なものであり、図9にはキーボードの一
例を示す正面図を示している。図9のキーボード10は
複数のスイッチ10aが設けられており、スイッチ10
aにはアルファベットおよび数字等が割り当てられてい
る。使用者は文字の割り当てられているスイッチ10a
の中から入力したい文字を選択して、スイッチ10aを
押すことで文字入力を行う。
【0008】また、図10にはパーソナルコンピュータ
等で使用されるトラックボール11のシステム図を示し
ており、図10を参照してトラックボール11について
説明する。トラックボール11は球体12、X軸センサ
13、Y軸センサ14等からなっている。球体12は図
10(A)に示すように、パーソナルコンピュータ等の
筐体に埋め込まれており、X軸及びY軸方向に回転可能
に設けられている。図10(B)の球体12はローラ1
3a、14aと接続されており、ローラ13a、14a
はX軸センサ13、Y軸センサ14と接続されている。
【0009】X軸センサ13はローラ13aの回転数を
検出することで、球体12のX軸方向の運動量を検出す
る。Y軸センサ14はローラ14aの回転数を検出し
て、球体12のY方向の運動量を検出する。X軸センサ
13、Y軸センサ14は制御部9にそれぞれ接続されて
おり、検出した運動量を制御部9に送る。制御部9は液
晶表示装置6に接続されており、球体12の運動量に沿
って液晶表示装置6に表示されているカーソルを移動さ
せる。使用者は液晶表示装置6に表示されている文字の
一覧表の中から入力する文字を選択し、スイッチ15を
押して文字を入力することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の入力装置においてはそれぞれ以下のような問題を有し
ている。まず、図7に示す入力装置では多くの文字を入
力する場合その操作が煩雑かつ多くなってしまうという
問題がある。すなわち、入力したい文字を選択するため
に、テンキー7のボタンを最大で5回押さなければ選択
したい文字を入力できないとともに、入力したい文字7
bが割り当てられているテンキー7に、1文字ごとに指
を移動させて入力を行わなければならないという問題が
ある。
【0011】また、図8のようなロータリスイッチ8で
は、入力するための動きが1次元であるため、例えば平
仮名の場合、文字を選択する際にはア行から順次入力す
る文字を検索していくため、最大50文字分を回転、選
択する必要がある。このため、文字を入力する際には多
くの時間と労力を必要とし、日本語の文字入力には適し
ていないという問題がある。そして、図9に示すキーボ
ード10はそれぞれの文字に対してスイッチ10aが割
り当てられているため、文字の選択、入力を容易に行う
ことができるが、キーボード10を小型化するのは限界
がある。すなわち、キーボード10を小型化すると、ス
イッチ10aが小さくなり、入力するのが困難になると
いう問題があり、小型化、軽量化が求められる携帯機器
には適応しない。
【0012】さらに、図10に示すトラックボール12
においては選択された文字等を確定する場合には、別途
用意されているスイッチ15を押さなければならず、小
型化を実現することができない。また、トラックボール
12が携帯機器に搭載された場合、携帯中に振動もしく
は接触することで、トラックボール12が回転して、誤
動作を起こしてしまうという問題があるので、携帯機器
に使用することができない問題がある。したがって、携
帯機器に搭載される入力装置として、小型で携帯性がよ
く、誤動作を生じないものが求められている。
【0013】そこで本発明は上記課題を解消し、小型で
かつ円滑に電子機器に入力できる入力装置を提供するこ
とを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、使用者が操作することにより電子機器に対して
入力を行う入力装置において、表面に複数の穴を有して
おり、使用者の操作により1軸方向に移動可能であっ
て、回転可能に設けられている球体と、球体の穴に回転
時に出入り可能に設けられている突起部を有しており、
球体の移動方向及び回転方向に対して移動可能に設けら
れている入力部と、球体の回転方向に設けられて、入力
する情報を選択するために、球体の回転に伴う入力部の
回転方向の移動により球体の回転を検出する方向センサ
と、入力部と接続されていて、球体の移動方向であって
入力部と接続可能に設けられており、入力する情報を確
定するために、球体の移動に伴う入力部の移動方向の移
動により球体の移動を検出する圧力センサとを備える入
力装置により、達成される。
【0015】本発明では、球体が回転すると入力部が入
力状態であることを判別する。それと同時に、入力部は
球体の回転方向の反対方向に移動して、その移動量は方
向センサにより検出される。また、球体が押されたこと
は圧力センサが検出して、使用者が入力する文字等を選
択する際に、球体を回転させることで文字を選択して、
球体を押すことで文字を確定する。これにより、使用者
は指で文字入力を容易に行うことができ、入力装置の小
型化軽量化を実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0017】図1には本発明の入力装置を用いた移動体
通信機器である携帯電話の好ましい実施の形態を示す正
面図であり、図1を参照して携帯電話20について詳し
く説明する。図1の携帯電話20は本体部21、アンテ
ナ部22、マイク部23、スピーカ部24、表示部2
5、テンキー26、入力装置30等からなっている。本
体部21にはアンテナ部22が接続されていて、アンテ
ナ部22は音声情報等による変調信号の送信もしくは受
信を行う。本体部21にはマイク部23が設けられてお
り、マイク部23は使用者が発した音声を入力する。ま
た、本体部21にはスピーカ部24が設けられており、
スピーカ部24は音声を出力するものである。
【0018】本体部21には表示部25が設けられてお
り、表示部25は例えば液晶表示装置からなっている。
表示部25はアンテナ部22が受信した情報を表示する
とともに、携帯電話20に記憶されている電話番号や名
前もしくはテンキー26と入力装置30から入力された
数字や文字を表示するものである。本体部21には電話
番号等の数字を入力するためのテンキー26と、文字を
入力するための入力装置30とが設けられている。使用
者がテンキー26を操作すると、電話番号等の数字が入
力され、入力装置30が操作すると文字が入力される。
【0019】図2には図1の入力装置30の周辺部位の
拡大正面図、図3には入力装置30の断面図を示してお
り、図1乃至図3を参照して入力装置30について詳し
く説明する。図3の入力装置30は球体31、支持体3
2、入力部40、圧力センサ50、方向センサ60等か
らなっている。球体31は本体部21に埋め込まれてお
り、支持体32によって支持されている。球体31は一
部が本体部21から突出しており、突出している部位が
使用者の指により操作されると、球体31はX軸方向お
よびY軸方向に回転する。球体31には複数の穴31a
が球面上に規則的に形成されており、複数の穴31aに
は突起33aが挿入される。また、複数の穴31aは使
用者が球体31を回転させる際の滑り止めとしての役割
も果たす。
【0020】制御部70は後述する入力部40と接続さ
れており、制御部70は表示部25と接続されている。
制御部70には例えばひらがな入力される場合には、ア
行〜ワ行までのテーブルが作成されている。テーブルは
球体31がX軸方向に回転したという信号を入力部40
から受け取ったときはア行〜ワ行の間を移動し、球体3
1がY方向に回転したという信号を入力部40から受け
取ったとき、ア列〜オ列の間を移動するように設定す
る。そして、制御部70は選択した文字データを表示部
25に送り、表示部25はその文字を表示する。
【0021】図4には入力部40の周辺部位の拡大側面
図、図5には入力部40の周辺部位の拡大上面図をそれ
ぞれ示しており、図4および図5を参照して入力部40
について詳しく説明する。図4の入力部40は球体31
の下側であって第1マウント51の上に配置されてお
り、突起部41、保持部42、接点43等からなってい
る。突起部41は球体31の穴31aに挿入される大き
さに形成されており、突起部41は保持部42に支持さ
れている。保持部42はバネ44を有しており、突起部
41を矢印Z1、Z2方向に移動できるように保持して
いる。
【0022】図5に示すように入力部40は4つのバネ
44a、44b、44c、44dに接続されており、X
軸方向及びY軸方向にそれぞれ移動可能に保持されてい
る。入力部40には接点61a、62a、63a、64
aがそれぞれ設けられており、接点61a、62a、6
3a、64aは後述する接点61b、62b、63b、
64bと対向するように設けられている。図3の球体3
1が回転すると、突起部41が穴31aからはずれて、
球体31の表面31bに押される。すると、図4のバネ
44により、突起部41が矢印Z1方向に移動して、突
起部41と接点43とが接触する。これにより、入力部
40は球体31が回転したことを判別できる。
【0023】また、図3の球体31が例えば矢印R1方
向に回転して穴31aから突起部41がはずれるとき、
入力部40が回転方向の反対方向である矢印X1方向に
移動して、接点61aと61bとが接触する。これによ
り、方向センサ60は球体31の回転方向を検出するこ
とができる。その後、入力部40は4つのバネ44a、
44b、44c、44dにより矢印X2方向に移動し
て、もとの場所に戻る。
【0024】次に、図3乃至図5を参照して圧力センサ
50について詳しく説明する。圧力センサ50は、第1
マウント51、第2マウント52、バネ53、接点5
4、55等からなっている。接点54は第1マウント5
1に設けられており、接点55は第2マウント52に設
けられている。接点54と接点55とは互いに対向して
配置されており、第1マウント51と第2マウント52
はバネ53により一定の間隔が保たれている。図3の球
体31が矢印Z方向に押されると、バネ53により第1
マウント51が矢印Z1方向に移動し、接点54、55
が接触する。
【0025】次に、図4乃至図6を参照して方向センサ
60について詳しく説明する。方向センサ60は第1X
軸センサ61、第2X軸センサ62、第1Y軸センサ6
3、第2Y軸センサ64とからなっており、それぞれ同
一の構造を有している。例えば第1X軸センサ61は接
点61a、61b、支持部材61cからなっていて、接
点61aは入力部40に設けられている。接点61bは
支持部材61cに設けられており、接点61aと対向す
るように配置されている。接点61aと接点61bとが
接触すると、入力部40がその接触を検出して制御部7
0に球体31が矢印X1方向に移動したことを示す検出
信号を送る。同様に第2X軸センサ62、第1Y軸セン
サ63、第2Y軸センサ64センサにおいてもそれぞれ
の方向の検出信号を制御部70に送信する。
【0026】次に、図1乃至図5を参照して入力装置3
0の動作について詳しく説明する。まず、使用者が文字
等を入力する場合、図1の携帯電話20の入力装置30
に指を当てる。そして使用者は図3に示すように、入力
装置30の球体31を例えば矢印R1方向に回転させ
る。すると、球体31の穴31aが突起41から外れ
て、球体31の表面31bに押されて矢印Z1方向に移
動する。これにより突起部41と接点43とが接触し
て、入力部40は入力されていることを判別する。
【0027】これと同時に、球体31の穴31aから突
起41が外れるとき、突起部41は穴31aに押されて
矢印X1方向に移動し、それに伴い入力部40も矢印X
1方向に移動する。これにより、図6に示すように、接
点61aと接点61bとが接触し、支持部材61cは球
体31が矢印R1方向に回転したことを検出して制御部
70に送信する。その後、バネ44a〜44dにより入
力部40は元の場所に戻る。そして、図2の制御部70
は送られてきた球体31の回転量から作成されているテ
ーブルから選択される文字を移動させて、その文字デー
タを表示部25に送信し、表示部25に選択された文字
が表示される。
【0028】球体31が矢印R1方向に回転しつづける
と、突起42が別の穴31aに挿入される。このとき、
図4の突起部41が矢印Z2方向に移動して突起部41
と接点43とが離れ、入力状態が解除される。同様にし
て、矢印X2方向、矢印Y1方向、矢印Y2方向に球体
31が回転すると、方向センサ60がその回転方向を検
出して制御部70に送る。制御部70はその回転方向に
基づいて文字を選択していき、表示部25にその文字を
表示させる。
【0029】使用者は表示部25に入力したい文字が現
れたら、球体31を矢印Z1方向に押す。すると、図4
に示す突起部41と接点43が接触して、入力状態にな
るとともに、第1マウント51も押されて接点53と接
点54とが接触して、その信号を制御部70に送る。そ
の後、制御部70は選択されている文字を確定させて、
次の文字を入力することができるようにする。
【0030】上記実施の形態によると、X軸、Y軸、Z
軸のそれぞれの動きが片手のいづれの指でも操作するこ
とができる。このため、文字や機能選択を2次元にマッ
ピングすることができるので、入力操作を迅速に行うこ
とができる。また、入力装置はキーボード等と異なり多
くの面積を必要としないため、小型化、軽量化を図るこ
とができる。したがって小型化、軽量化が求められてい
る携帯電話、携帯情報端末に搭載することができる。
【0031】そして本発明の入力装置は片手で操作を行
うことができるので、携帯電話等を野外で使用する場
合、利便性を向上させることができる。さらに、上述し
た入力装置には球体に穴を設けることで持ち運び時に球
体が回転しにくいため、振動等による誤動作がおきづら
い。そしてX軸、Y軸の動きが球体の回転量に比例する
ため、操作が感覚的に分かりやすくなり、さらに球体3
1の穴31aを捕らえる最の振動を指先で感じること
で、どの程度回転させたかを知ることができる。
【0032】ところで、本発明は、上記実施の形態に限
定されない。上記実施の形態において、入力装置30は
携帯電話に用いられているが、もちろんこれ以外の電子
機器、例えばノート型パーソナルコンピュータ、小型携
帯端末、パーソナルコンピュータに内蔵するようにして
もよいし、あるいは入力装置30のみで構成されてい
て、この入力装置30をケーブルにより電子機器に接続
するようにしてもよい。
【0033】また、数字を入力するのはテンキー26で
行い、文字入力は入力装置30で行うようにしている
が、数字の入力も入力装置30で行うようにしてもよ
い。これにより、テンキー26が携帯電話20から排除
されることで、携帯電話のさらなる小型化、軽量化を実
現することができる。さらに、上記実施の形態におい
て、バネ44、44a〜44d、53はゴム又は従来公
知の弾性部材を用いてももちろんかまわない。さらに、
上記実施の形態において、日本語カナ入力を例示して説
明したが、それ以外の言語、例えば英語、フランス語、
ドイツ語等を入力する装置として用いてもよいし、また
従来のマウスと同様にカーソルの選択として用いてもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型でかつ円滑に電子機器に入力できる入力装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力装置を用いた電子機器の好ましい
実施の形態を示す正面図。
【図2】本発明の入力装置の外形を示す拡大正面図。
【図3】本発明の入力装置を示す拡大断面図。
【図4】本発明の入力装置における入力部の周辺部位を
示す側面模式図。
【図5】本発明の入力装置における入力部の周辺部位を
示す上面模式図。
【図6】本発明の入力装置における入力部が移動した様
子を示す上面模式図。
【図7】従来の携帯電話における入力装置を示す正面
図。
【図8】従来の別の携帯電話における入力装置を示す正
面図。
【図9】従来の入力装置の一例であるキーボードを示す
正面図。
【図10】従来の入力装置の一例であるトラックボール
を示す正面図。
【符号の説明】
20・・・携帯電話(電子機器)、30・・・入力装
置、31・・・球体、31a・・・穴、40・・・入力
部、41・・・突起部、42・・・保持部、43・・・
接点、44、44a、44b、44c、44d・・・バ
ネ、50・・・圧力センサ、60・・・方向センサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が操作することにより電子機器に
    対して入力を行う入力装置において、 表面に複数の穴を有しており、使用者の操作により1軸
    方向に移動可能であって、回転可能に設けられている球
    体と、 球体の穴に回転時に出入り可能に設けられている突起部
    を有しており、球体の移動方向及び回転方向に対して移
    動可能に設けられている入力部と、 球体の回転方向に設けられて、入力する情報を選択する
    ために、球体の回転に伴う入力部の回転方向の移動によ
    り球体の回転を検出する方向センサと、 入力部と接続されていて、球体の移動方向であって入力
    部と接続可能に設けられており、入力する情報を確定す
    るために、球体の移動に伴う入力部の移動方向の移動に
    より球体の移動を検出する圧力センサとを備えることを
    特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 入力部には突起部と対向するように接点
    が設けられており、球体が回転して突起部が穴からはず
    れることで突起部と接点とが接触し、球体の移動を判別
    できる状態にする請求項1に記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 方向センサは、球体の回転方向において
    直交する2軸方向にそれぞれ設けられており、球体が回
    転すると、入力部がその回転方向と反対方向に移動し、
    入力部と方向センサが接続することで、入力部が球体の
    回転方向を検出し、入力情報を選択する請求項1に記載
    の入力装置。
  4. 【請求項4】 圧力センサは、第1接点を有している第
    1マウントと、第1接点と対向する位置に第2接点を有
    している第2マウントからなり、球体が移動すると第1
    接点と第2接点とが接触し、入力する情報を確定する請
    求項1に記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 使用者が入力を行う際に操作する入力装
    置を有する電子機器において、 表面に複数の穴を有しており、使用者の操作により1軸
    方向に移動可能であって、回転可能に設けられている球
    体と、 球体の穴に回転時に出入り可能に設けられている突起部
    を有しており、球体の移動方向及び回転方向に対して移
    動可能に設けられている入力部と、 球体の回転方向に設けられて、入力する情報を選択する
    ために、球体の回転に伴う入力部の回転方向の移動によ
    り球体の回転を検出する方向センサと、 入力部と接続されていて、球体の移動方向であって入力
    部と接続可能に設けられており、入力する情報を確定す
    るために、球体の移動に伴う入力部の鉛直方向の移動に
    より球体の移動を検出する圧力センサとを備える入力装
    置を有することを特徴とする電子機器。
JP10056798A 1998-03-09 1998-03-09 入力装置及びこれを有する電子機器 Pending JPH11259230A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20100207899A1 (en) * 2007-10-12 2010-08-19 Oh Eui Jin Character input device
JP2015230602A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 日本電産サンキョー株式会社 力覚提示装置

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