JP2000299724A - 卓上装置の角度調節及び壁掛け用機構 - Google Patents
卓上装置の角度調節及び壁掛け用機構Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16M—FRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
- F16M11/00—Stands or trestles as supports for apparatus or articles placed thereon ; Stands for scientific apparatus such as gravitational force meters
- F16M11/02—Heads
- F16M11/04—Means for attachment of apparatus; Means allowing adjustment of the apparatus relatively to the stand
- F16M11/06—Means for attachment of apparatus; Means allowing adjustment of the apparatus relatively to the stand allowing pivoting
- F16M11/10—Means for attachment of apparatus; Means allowing adjustment of the apparatus relatively to the stand allowing pivoting around a horizontal axis
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16M13/00—Other supports for positioning apparatus or articles; Means for steadying hand-held apparatus or articles
- F16M13/02—Other supports for positioning apparatus or articles; Means for steadying hand-held apparatus or articles for supporting on, or attaching to, an object, e.g. tree, gate, window-frame, cycle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡便な操作によって角度調節及び卓上使用と
壁掛け使用との態様の変更を行うことができ、また、体
裁が良好で、更に、構造が簡単な卓上装置の角度調節及
び壁掛け用機構を提供する。 【解決手段】 本体２の裏面には、一対の長い深溝２ａ
と、一対の短い浅溝２ｂと、一対の浅穴２ｃと、引掛部
２ｄとが形成される。補助底板３は、略長方形状板３ａ
と、これに垂直に設けられた一対の略直角３角形状板３
ｂと、各略直角３角形状板に設けられた弾性変形可能な
爪３ｃと、略長方形状板に形成された折曲突出部３ｄと
を有する。卓上装置を角度を変化させないで配置する場
合は、各略直角３角形状板を各長い深溝に挿入する。卓
上装置を角度を変化させて配置する場合は、各略直角３
角形状板の上部を各短い浅溝に挿入する。卓上装置を壁
に掛ける場合は、補助底板の折曲突出部を本体の引掛部
に嵌合すると共に、各爪を各浅穴に挿入する。
壁掛け使用との態様の変更を行うことができ、また、体
裁が良好で、更に、構造が簡単な卓上装置の角度調節及
び壁掛け用機構を提供する。 【解決手段】 本体２の裏面には、一対の長い深溝２ａ
と、一対の短い浅溝２ｂと、一対の浅穴２ｃと、引掛部
２ｄとが形成される。補助底板３は、略長方形状板３ａ
と、これに垂直に設けられた一対の略直角３角形状板３
ｂと、各略直角３角形状板に設けられた弾性変形可能な
爪３ｃと、略長方形状板に形成された折曲突出部３ｄと
を有する。卓上装置を角度を変化させないで配置する場
合は、各略直角３角形状板を各長い深溝に挿入する。卓
上装置を角度を変化させて配置する場合は、各略直角３
角形状板の上部を各短い浅溝に挿入する。卓上装置を壁
に掛ける場合は、補助底板の折曲突出部を本体の引掛部
に嵌合すると共に、各爪を各浅穴に挿入する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機等の卓上装
置の操作面角度調節用機構及び壁掛け用機構に関するも
のである。
置の操作面角度調節用機構及び壁掛け用機構に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】特開平８−７９３５０号公報に記載され
た角度可変電話機の要点について図７〜図１２を参照し
て説明する。
た角度可変電話機の要点について図７〜図１２を参照し
て説明する。
【０００３】まず、電話機の角度を変化させないで使用
する場合を説明する。図７は、電話機の角度を変化させ
ない状態の裏面から見た斜視図、図８は、取付台１２の
裏面から見た斜視図、図９は、図７から取付台１２を取
り外した状態の斜視図、図１０は、図７の側面図であ
る。
する場合を説明する。図７は、電話機の角度を変化させ
ない状態の裏面から見た斜視図、図８は、取付台１２の
裏面から見た斜視図、図９は、図７から取付台１２を取
り外した状態の斜視図、図１０は、図７の側面図であ
る。
【０００４】電話機筐体１１の側面には、取付部１１ａ
が設けられ、また、電話機筐体１１の底面には、取付台
１２が取り付けられている。取付部１１ａは、電話機を
卓上で使用するときにユーザが電話機の操作面を見やす
いように、電話機の上部の方が高く下部の方が低く構成
されている。電話機筐体１１の底面には、一対の保持部
１３ａ，１３ｂ，１３ｃ、及び１３ｄがそれぞれ設けら
れている。取付台１２の両側の先端には、それぞれ一対
の嵌合部１４ａ及び１４ｂが設けられている。嵌合部１
４ａから嵌合部１４ｂに至る取付台１２の形状は、電話
機筐体１１の底面の保持部１３ａから保持部１３ｂに至
る取付部１１ａの形状と合同である。各嵌合部１４ａに
は、各保持部１３ａ，１３ｃ又は１３ｄのいずれかに嵌
合する際に挿入しやすいようにたわませるための弾性部
１４ｄと、たわませるときに手指が滑るのを防止するた
めの滑り止め突起１４ｃが設けられている。
が設けられ、また、電話機筐体１１の底面には、取付台
１２が取り付けられている。取付部１１ａは、電話機を
卓上で使用するときにユーザが電話機の操作面を見やす
いように、電話機の上部の方が高く下部の方が低く構成
されている。電話機筐体１１の底面には、一対の保持部
１３ａ，１３ｂ，１３ｃ、及び１３ｄがそれぞれ設けら
れている。取付台１２の両側の先端には、それぞれ一対
の嵌合部１４ａ及び１４ｂが設けられている。嵌合部１
４ａから嵌合部１４ｂに至る取付台１２の形状は、電話
機筐体１１の底面の保持部１３ａから保持部１３ｂに至
る取付部１１ａの形状と合同である。各嵌合部１４ａに
は、各保持部１３ａ，１３ｃ又は１３ｄのいずれかに嵌
合する際に挿入しやすいようにたわませるための弾性部
１４ｄと、たわませるときに手指が滑るのを防止するた
めの滑り止め突起１４ｃが設けられている。
【０００５】一対の保持部１３ａ，１３ｂ，１３ｃ、及
び１３ｄの各間隔をｄ１，ｄ２，ｄ３、及びｄ４とす
る。また、一対の嵌合部１４ａ及び１４ｂの各間隔をｄ
５及びｄ６とすると、ｄ１＝ｄ２＝ｄ３＝ｄ４＝ｄ５＝
ｄ６の関係が成立する。
び１３ｄの各間隔をｄ１，ｄ２，ｄ３、及びｄ４とす
る。また、一対の嵌合部１４ａ及び１４ｂの各間隔をｄ
５及びｄ６とすると、ｄ１＝ｄ２＝ｄ３＝ｄ４＝ｄ５＝
ｄ６の関係が成立する。
【０００６】電話機筐体１１において、各保持部１３ａ
及び１３ｂは、取付台１２を取付部１１ａに重合したと
きに、取付台１２の両端に設けられた各嵌合部１４ａ及
び１４ｂに対応する位置に形成されている。各保持部１
３ｄは取付部１１ａの高い部分に形成されており、各保
持部１３ｃと各保持部１３ｄとの間の距離ｄ７は各嵌合
部１４ａと各嵌合部１４ｂとの間の直線距離ｄ８に等し
い。
及び１３ｂは、取付台１２を取付部１１ａに重合したと
きに、取付台１２の両端に設けられた各嵌合部１４ａ及
び１４ｂに対応する位置に形成されている。各保持部１
３ｄは取付部１１ａの高い部分に形成されており、各保
持部１３ｃと各保持部１３ｄとの間の距離ｄ７は各嵌合
部１４ａと各嵌合部１４ｂとの間の直線距離ｄ８に等し
い。
【０００７】また、取付台１２には、卓上面Ｔ又は壁面
Ｗに電話機を安定して接触させるための各ラバー１５、
ケーブルを挿通するケーブル出口１６、及びケーブルを
挿通するためのケーブル用溝１７等が設けられている。
Ｗに電話機を安定して接触させるための各ラバー１５、
ケーブルを挿通するケーブル出口１６、及びケーブルを
挿通するためのケーブル用溝１７等が設けられている。
【０００８】取付部１１ａには、取付台１２を取り付け
るための落とし込みが設けられている。電話機の角度調
節の必要がない場合には、各保持部１３ｂに各嵌合部１
４ｂを嵌合させ、更に、各嵌合部１４ａの弾性部１４ｄ
をたわませて各保持部１３ａに嵌合させる。図７に示さ
れるように、取付台１２は取付部１１ａに設けられた落
とし込みに収容され、取付台１２の表面に設けられた各
ラバー１５が卓上面Ｔに接触するので、電話機を安定し
た状態で使用することができる。
るための落とし込みが設けられている。電話機の角度調
節の必要がない場合には、各保持部１３ｂに各嵌合部１
４ｂを嵌合させ、更に、各嵌合部１４ａの弾性部１４ｄ
をたわませて各保持部１３ａに嵌合させる。図７に示さ
れるように、取付台１２は取付部１１ａに設けられた落
とし込みに収容され、取付台１２の表面に設けられた各
ラバー１５が卓上面Ｔに接触するので、電話機を安定し
た状態で使用することができる。
【０００９】次に、電話機の角度を変化させる場合を説
明する。図１１は、電話機の角度を変化させた状態の側
面図を示す。電話機筐体１１の各保持部１３ｃに各嵌合
部１４ｂを嵌合させ、更に、各嵌合部１４ａの弾性部１
４ｄをたわませて各保持部１３ｄに嵌合させる。電話機
筐体１１の底面の取付部１１ａの高い部分の高さに、取
付台１２の高さが加わり、電話機を卓上面Ｔに置くと、
各ラバー１５が卓上面Ｔに接触するので、電話機は傾斜
が急な状態で安定する。
明する。図１１は、電話機の角度を変化させた状態の側
面図を示す。電話機筐体１１の各保持部１３ｃに各嵌合
部１４ｂを嵌合させ、更に、各嵌合部１４ａの弾性部１
４ｄをたわませて各保持部１３ｄに嵌合させる。電話機
筐体１１の底面の取付部１１ａの高い部分の高さに、取
付台１２の高さが加わり、電話機を卓上面Ｔに置くと、
各ラバー１５が卓上面Ｔに接触するので、電話機は傾斜
が急な状態で安定する。
【００１０】続いて、電話機を壁に掛けて使用する場合
を説明する。図１２は、電話機を壁掛け用として使用す
る状態の側面図である。取付台１２には、壁掛け用ねじ
穴１８が２箇所に設けられている。取付台１２を各嵌合
部１４ａが下側に、各嵌合部１４ｂが上側に位置するよ
うに、壁面Ｗにねじによって固定する。次に、取付台１
２に電話機筐体１１を嵌合させる。各保持部１３ｄに各
嵌合部１４ｂを嵌合させ、更に、各嵌合部１４ａの弾性
部１４ｄをたわませて各保持部１３ｃに嵌合させる。各
ラバー１５が壁面Ｗに接触して、電話機の操作面は壁面
Ｗに対して平行になり、電話機は安定する。
を説明する。図１２は、電話機を壁掛け用として使用す
る状態の側面図である。取付台１２には、壁掛け用ねじ
穴１８が２箇所に設けられている。取付台１２を各嵌合
部１４ａが下側に、各嵌合部１４ｂが上側に位置するよ
うに、壁面Ｗにねじによって固定する。次に、取付台１
２に電話機筐体１１を嵌合させる。各保持部１３ｄに各
嵌合部１４ｂを嵌合させ、更に、各嵌合部１４ａの弾性
部１４ｄをたわませて各保持部１３ｃに嵌合させる。各
ラバー１５が壁面Ｗに接触して、電話機の操作面は壁面
Ｗに対して平行になり、電話機は安定する。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の角度可変電
話機では、その裏面の配線ケーブル等を外してから、操
作面の角度調節をしたり、また、卓上使用から壁掛け使
用に態様を変更していた。更に、角度可変電話機の側面
に、嵌合構造が設けられているため、体裁が不良であっ
た。更に、角度可変電話機の角度調節及び壁掛け用機構
の構造が複雑であった。
話機では、その裏面の配線ケーブル等を外してから、操
作面の角度調節をしたり、また、卓上使用から壁掛け使
用に態様を変更していた。更に、角度可変電話機の側面
に、嵌合構造が設けられているため、体裁が不良であっ
た。更に、角度可変電話機の角度調節及び壁掛け用機構
の構造が複雑であった。
【００１２】そこで、本発明は、前記従来の角度可変電
話機の欠点を改良し、簡便な操作によって操作面の角度
調節及び卓上使用と壁掛け使用との態様の変更を行うこ
とができ、また、体裁が良好で、更に、構造が簡単な卓
上装置の角度調節及び壁掛け用機構を提供しようとする
ものである。
話機の欠点を改良し、簡便な操作によって操作面の角度
調節及び卓上使用と壁掛け使用との態様の変更を行うこ
とができ、また、体裁が良好で、更に、構造が簡単な卓
上装置の角度調節及び壁掛け用機構を提供しようとする
ものである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
決するため、次の手段を採用する。
【００１４】１．卓上装置は、本体と、前記本体に対し
て回転、摺動及び着脱可能な支持部によって取り付けら
れる補助底板とを有し、前記本体の裏面の左右両側に
は、一対の長い深溝と、前記各長い深溝の上部に隣接す
る各短い浅溝と、前記各長い深溝の中部に隣接する各浅
穴とが形成され、前記本体の裏面の上部の中央付近に
は、嵌合部が形成され、前記補助底板は、略長方形状板
と、前記略長方形状板の左右両側に垂直に設けられた一
対の略直角３角形状板と、前記各略直角３角形状板の斜
辺の上縁部に設けられた弾性変形可能な爪と、前記略長
方形状板の下部の中央付近に形成された嵌合部とを有
し、前記卓上装置を角度を変化させないで配置する場合
は、前記各略直角３角形状板を前記各長い深溝に挿入
し、前記卓上装置を角度を変化させて配置する場合は、
前記各略直角３角形状板の上部を前記各短い浅溝に挿入
し、前記卓上装置を壁に掛ける場合は、前記補助底板の
嵌合部を前記本体の嵌合部に嵌合すると共に、前記各爪
を前記各浅穴に挿入する卓上装置の角度調節及び壁掛け
用機構。
て回転、摺動及び着脱可能な支持部によって取り付けら
れる補助底板とを有し、前記本体の裏面の左右両側に
は、一対の長い深溝と、前記各長い深溝の上部に隣接す
る各短い浅溝と、前記各長い深溝の中部に隣接する各浅
穴とが形成され、前記本体の裏面の上部の中央付近に
は、嵌合部が形成され、前記補助底板は、略長方形状板
と、前記略長方形状板の左右両側に垂直に設けられた一
対の略直角３角形状板と、前記各略直角３角形状板の斜
辺の上縁部に設けられた弾性変形可能な爪と、前記略長
方形状板の下部の中央付近に形成された嵌合部とを有
し、前記卓上装置を角度を変化させないで配置する場合
は、前記各略直角３角形状板を前記各長い深溝に挿入
し、前記卓上装置を角度を変化させて配置する場合は、
前記各略直角３角形状板の上部を前記各短い浅溝に挿入
し、前記卓上装置を壁に掛ける場合は、前記補助底板の
嵌合部を前記本体の嵌合部に嵌合すると共に、前記各爪
を前記各浅穴に挿入する卓上装置の角度調節及び壁掛け
用機構。
【００１５】２．前記回転、摺動及び着脱可能な支持部
は、前記本体に設けられた軸と、前記略長方形状板の下
部に設けられた弾性変形可能な湾曲包囲部とから構成さ
れ、前記湾曲包囲部は前記軸に嵌合する前記１記載の卓
上装置の角度調節及び壁掛け用機構。
は、前記本体に設けられた軸と、前記略長方形状板の下
部に設けられた弾性変形可能な湾曲包囲部とから構成さ
れ、前記湾曲包囲部は前記軸に嵌合する前記１記載の卓
上装置の角度調節及び壁掛け用機構。
【００１６】３．前記補助底板は、合成樹脂製であっ
て、前記略長方形状板と、前記各略直角３角形状板と、
前記各爪と、前記湾曲包囲部とが一体形成されている前
記２記載の卓上装置の角度調節及び壁掛け用機構。
て、前記略長方形状板と、前記各略直角３角形状板と、
前記各爪と、前記湾曲包囲部とが一体形成されている前
記２記載の卓上装置の角度調節及び壁掛け用機構。
【００１７】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例の卓上装
置の角度調節及び壁掛け用機構を有する電話機について
図１〜図６を参照して説明する。図１は、電話機１を卓
上面Ｔに角度を変化させないで配置した状態を示す側面
図、図２は、電話機１を卓上面Ｔに角度を変化させて配
置した状態を示す側面図、図３は、電話機１を壁面Ｗに
掛けた状態を示す側面図である。図４は、電話機１の本
体２に対して補助底板３の角度を変化させるときの作動
を説明するための斜視図、図５は、電話機１を壁面Ｗに
掛けるときに本体２に対して補助底板３を取り付ける作
動を説明するための斜視図である。図６は、補助底板３
の本体２に対する回転、摺動及び着脱可能な支持部Ｍの
断面図と背面図である。
置の角度調節及び壁掛け用機構を有する電話機について
図１〜図６を参照して説明する。図１は、電話機１を卓
上面Ｔに角度を変化させないで配置した状態を示す側面
図、図２は、電話機１を卓上面Ｔに角度を変化させて配
置した状態を示す側面図、図３は、電話機１を壁面Ｗに
掛けた状態を示す側面図である。図４は、電話機１の本
体２に対して補助底板３の角度を変化させるときの作動
を説明するための斜視図、図５は、電話機１を壁面Ｗに
掛けるときに本体２に対して補助底板３を取り付ける作
動を説明するための斜視図である。図６は、補助底板３
の本体２に対する回転、摺動及び着脱可能な支持部Ｍの
断面図と背面図である。
【００１８】図４に示されるように、本体２は、合成樹
脂製で、厚さが上部から下部に向かって漸次減小するよ
うに構成される。本体２の裏面の左右両側に縦方向に長
い深溝２ａを形成し、各長い深溝２ａの上部の右側に隣
接して短い浅溝２ｂを形成する。また、各長い深溝２ａ
の中央部の右側に隣接して浅穴２ｃを形成し、更に、本
体２の上部の中央付近に引掛部（嵌合部）２ｄを形成す
る。本体２の下部両隅付近には、滑り止めのために円形
のラバー２ｅが取り付けられている。
脂製で、厚さが上部から下部に向かって漸次減小するよ
うに構成される。本体２の裏面の左右両側に縦方向に長
い深溝２ａを形成し、各長い深溝２ａの上部の右側に隣
接して短い浅溝２ｂを形成する。また、各長い深溝２ａ
の中央部の右側に隣接して浅穴２ｃを形成し、更に、本
体２の上部の中央付近に引掛部（嵌合部）２ｄを形成す
る。本体２の下部両隅付近には、滑り止めのために円形
のラバー２ｅが取り付けられている。
【００１９】補助底板３は、合成樹脂製で、略長方形状
板３ａと、略長方形状板３ａの左右両側に垂直に折曲さ
れて一体に形成された略直角３角形状板３ｂと、各略直
角３角形状板３ｂの斜辺の上縁部に一体に形成された爪
３ｃを有する。各爪３ｃは、弾性変形することができ
る。また、略長方形状板３ａの下部の中央付近に折曲突
出部（嵌合部）３ｄが一体に形成されている。更に、補
助底板３の上部両隅付近には、滑り止めのために円形の
ラバー３ｅが取り付けられている。補助底板３の下部
は、本体２の下部に２箇所の回転、摺動及び着脱可能な
支持部Ｍ（後述する。）によって取り付けられている。
板３ａと、略長方形状板３ａの左右両側に垂直に折曲さ
れて一体に形成された略直角３角形状板３ｂと、各略直
角３角形状板３ｂの斜辺の上縁部に一体に形成された爪
３ｃを有する。各爪３ｃは、弾性変形することができ
る。また、略長方形状板３ａの下部の中央付近に折曲突
出部（嵌合部）３ｄが一体に形成されている。更に、補
助底板３の上部両隅付近には、滑り止めのために円形の
ラバー３ｅが取り付けられている。補助底板３の下部
は、本体２の下部に２箇所の回転、摺動及び着脱可能な
支持部Ｍ（後述する。）によって取り付けられている。
【００２０】各回転、摺動及び着脱可能な支持部Ｍにつ
いて図６を参照して説明する。本体２の下部の２箇所に
切欠部２ｆを形成し、ここにそれぞれ断面が円形の軸２
ｇを設ける。一方、補助底板３の略長方形状板３ａの下
部の２箇所に、それぞれ一対の対称的な湾曲包囲部３ｆ
を一体に形成する。各一対の湾曲包囲部３ｆは、各軸２
ｇに嵌合して包囲し、弾性変形することができる。電話
機１を卓上使用から壁掛け使用に態様を変更するとき、
補助底板３を図６（ａ）のＤ方向に移動すると、各一対
の湾曲包囲部３ｆは、各軸２ｇから離脱する。
いて図６を参照して説明する。本体２の下部の２箇所に
切欠部２ｆを形成し、ここにそれぞれ断面が円形の軸２
ｇを設ける。一方、補助底板３の略長方形状板３ａの下
部の２箇所に、それぞれ一対の対称的な湾曲包囲部３ｆ
を一体に形成する。各一対の湾曲包囲部３ｆは、各軸２
ｇに嵌合して包囲し、弾性変形することができる。電話
機１を卓上使用から壁掛け使用に態様を変更するとき、
補助底板３を図６（ａ）のＤ方向に移動すると、各一対
の湾曲包囲部３ｆは、各軸２ｇから離脱する。
【００２１】電話機１の３つの使用方法について順次説
明する。
明する。
【００２２】まず、図１に示されるように、電話機１を
卓上面Ｔに角度を変化させないで配置して使用する方法
を説明する。図４の状態において、補助底板３を各回
転、摺動及び着脱可能な支持部Ｍを支点として本体２に
対して回転させ、補助底板３の各略直角３角形状板３ｂ
を本体２の各長い深溝２ａに挿入する。すると、各爪３
ｃは、弾力性を備えて各長い深溝２ａの内面に圧接する
ため、補助底板３は、本体２に固定され、本体２からＡ
方向に離脱しない。したがって、電話機１は、卓上面Ｔ
に対して図１の状態に維持される。
卓上面Ｔに角度を変化させないで配置して使用する方法
を説明する。図４の状態において、補助底板３を各回
転、摺動及び着脱可能な支持部Ｍを支点として本体２に
対して回転させ、補助底板３の各略直角３角形状板３ｂ
を本体２の各長い深溝２ａに挿入する。すると、各爪３
ｃは、弾力性を備えて各長い深溝２ａの内面に圧接する
ため、補助底板３は、本体２に固定され、本体２からＡ
方向に離脱しない。したがって、電話機１は、卓上面Ｔ
に対して図１の状態に維持される。
【００２３】次に、図２に示されるように、電話機１を
卓上面Ｔに角度を変化させて配置して使用する方法を説
明する。図４において、各爪３ｃと各長い深溝２ａとの
間の摩擦力に打ち勝って、補助底板３を各回転、摺動及
び着脱可能な支持部Ｍを支点として本体２に対してＡ方
向に回転させる。続いて、補助底板３を各回転、摺動及
び着脱可能な支持部Ｍをガイドとして本体２に対してＢ
方向に摺動させる。更に、補助底板３を各回転、摺動及
び着脱可能な支持部Ｍを支点として本体２に対してＣ方
向に回転させ、補助底板３の各略直角３角形状板３ｂの
上部を本体２の各短い浅溝２ｂに挿入する。すると、各
爪３ｃは、弾力性を備えて各短い浅溝２ｂの内面に圧接
するため、補助底板３は、本体２に固定され、本体２か
らＡ方向に離脱しない。したがって、電話機１は、卓上
面Ｔに対して図２の状態に維持される。
卓上面Ｔに角度を変化させて配置して使用する方法を説
明する。図４において、各爪３ｃと各長い深溝２ａとの
間の摩擦力に打ち勝って、補助底板３を各回転、摺動及
び着脱可能な支持部Ｍを支点として本体２に対してＡ方
向に回転させる。続いて、補助底板３を各回転、摺動及
び着脱可能な支持部Ｍをガイドとして本体２に対してＢ
方向に摺動させる。更に、補助底板３を各回転、摺動及
び着脱可能な支持部Ｍを支点として本体２に対してＣ方
向に回転させ、補助底板３の各略直角３角形状板３ｂの
上部を本体２の各短い浅溝２ｂに挿入する。すると、各
爪３ｃは、弾力性を備えて各短い浅溝２ｂの内面に圧接
するため、補助底板３は、本体２に固定され、本体２か
らＡ方向に離脱しない。したがって、電話機１は、卓上
面Ｔに対して図２の状態に維持される。
【００２４】続いて、図３に示されるように、電話機１
を壁面Ｗに対して平行に掛けて使用する方法を説明す
る。図４の状態において、補助底板３を本体２に対して
Ｄ方向に移動させる。すると、各回転、摺動及び着脱可
能な支持部Ｍは、その嵌合を解除するので、補助底板３
は、本体２から離脱する。更に、図５に示されるよう
に、補助底板３の上下方向を反転した後に、折曲突出部
３ｄを本体２の引掛部２ｄにＥ方向に嵌合させ、また、
各爪３ｃを各浅穴２ｃにＦ方向に挿入する。すると、各
爪３ｃは、弾力性を備えて各浅穴２ｃの内面に圧接する
ため、補助底板３は、本体２に固定される。したがっ
て、電話機１は、壁面Ｗに対して平行に図３の状態に維
持される。
を壁面Ｗに対して平行に掛けて使用する方法を説明す
る。図４の状態において、補助底板３を本体２に対して
Ｄ方向に移動させる。すると、各回転、摺動及び着脱可
能な支持部Ｍは、その嵌合を解除するので、補助底板３
は、本体２から離脱する。更に、図５に示されるよう
に、補助底板３の上下方向を反転した後に、折曲突出部
３ｄを本体２の引掛部２ｄにＥ方向に嵌合させ、また、
各爪３ｃを各浅穴２ｃにＦ方向に挿入する。すると、各
爪３ｃは、弾力性を備えて各浅穴２ｃの内面に圧接する
ため、補助底板３は、本体２に固定される。したがっ
て、電話機１は、壁面Ｗに対して平行に図３の状態に維
持される。
【００２５】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
によれば、次の効果を奏することができる。
【００２６】１．電話機等の卓上装置から配線ケーブル
等を外すことなく、簡便な操作によって、電話機等の卓
上装置の操作面角度を調節することができる。また、卓
上装置を壁面に掛けることもできる。
等を外すことなく、簡便な操作によって、電話機等の卓
上装置の操作面角度を調節することができる。また、卓
上装置を壁面に掛けることもできる。
【００２７】２．電話機等の卓上装置の正面及び側面に
は、溝及び穴等の嵌合構造が設けられていないため、外
観を損ねることがなく、体裁が良好である。
は、溝及び穴等の嵌合構造が設けられていないため、外
観を損ねることがなく、体裁が良好である。
【００２８】３．本発明は、従来の角度可変電話機と対
比して、角度調節及び壁掛け用機構の構造が簡単であ
る。
比して、角度調節及び壁掛け用機構の構造が簡単であ
る。
【図１】本発明の一実施の形態例の卓上装置の角度調節
及び壁掛け用機構を有する電話機を卓上面に角度を変化
させないで配置した状態を示す側面図である。
及び壁掛け用機構を有する電話機を卓上面に角度を変化
させないで配置した状態を示す側面図である。
【図２】本発明の一実施の形態例の卓上装置の角度調節
及び壁掛け用機構を有する電話機を卓上面に角度を変化
させて配置した状態を示す側面図である。
及び壁掛け用機構を有する電話機を卓上面に角度を変化
させて配置した状態を示す側面図である。
【図３】本発明の一実施の形態例の卓上装置の角度調節
及び壁掛け用機構を有する電話機を壁面に掛けた状態を
示す側面図である。
及び壁掛け用機構を有する電話機を壁面に掛けた状態を
示す側面図である。
【図４】本発明の一実施の形態例の卓上装置の角度調節
及び壁掛け用機構を有する電話機の本体に対して補助底
板の角度を変化させる途中の状態を示す斜視図である。
及び壁掛け用機構を有する電話機の本体に対して補助底
板の角度を変化させる途中の状態を示す斜視図である。
【図５】本発明の一実施の形態例の卓上装置の角度調節
及び壁掛け用機構を有する電話機を壁に掛ける際、本体
に対して補助底板の位置を変更する途中の状態を示す斜
視図である。
及び壁掛け用機構を有する電話機を壁に掛ける際、本体
に対して補助底板の位置を変更する途中の状態を示す斜
視図である。
【図６】本発明の一実施の形態例の卓上装置の角度調節
及び壁掛け用機構を有する電話機において、補助底板を
本体に対して取り付ける回転、摺動及び着脱可能な支持
部を示し、（ａ）は拡大断面図、（ｂ）は拡大背面図で
ある。
及び壁掛け用機構を有する電話機において、補助底板を
本体に対して取り付ける回転、摺動及び着脱可能な支持
部を示し、（ａ）は拡大断面図、（ｂ）は拡大背面図で
ある。
【図７】従来の角度可変電話機の角度を変化させない状
態を裏面から見た斜視図である。
態を裏面から見た斜視図である。
【図８】従来の角度可変電話機における取付台を裏面か
ら見た斜視図である。
ら見た斜視図である。
【図９】従来の角度可変電話機から取付台を外した状態
を裏面から見た斜視図である。
を裏面から見た斜視図である。
【図１０】従来の角度可変電話機を卓上面に角度を変化
させないで配置した状態を示す側面図である。
させないで配置した状態を示す側面図である。
【図１１】従来の角度可変電話機を卓上面に角度を変化
させて配置した状態を示す側面図である。
させて配置した状態を示す側面図である。
【図１２】従来の角度可変電話機を壁面に掛けた状態を
市す側面図である。
市す側面図である。
１ 電話機 ２ 本体 ２ａ 長い深溝 ２ｂ 短い浅溝 ２ｃ 浅穴 ２ｄ 引掛部（嵌合部） ２ｅ ラバー ２ｆ 切欠部 ２ｇ 軸 ３ 補助底板 ３ａ 略長方形状板 ３ｂ 略直角３角形状板 ３ｃ 爪 ３ｄ 折曲突出部（嵌合部） ３ｅ ラバー ３ｆ 湾曲包囲部 Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ 方向 Ｍ 回転、摺動及び着脱可能な支持部 Ｔ 卓上面 Ｗ 壁面
Claims (3)
- 【請求項１】 卓上装置は、本体と、前記本体に対して
回転、摺動及び着脱可能な支持部によって取り付けられ
る補助底板とを有し、前記本体の裏面の左右両側には、
一対の長い深溝と、前記各長い深溝の上部に隣接する各
短い浅溝と、前記各長い深溝の中部に隣接する各浅穴と
が形成され、前記本体の裏面の上部の中央付近には、嵌
合部が形成され、前記補助底板は、略長方形状板と、前
記略長方形状板の左右両側に垂直に設けられた一対の略
直角３角形状板と、前記各略直角３角形状板の斜辺の上
縁部に設けられた弾性変形可能な爪と、前記略長方形状
板の下部の中央付近に形成された嵌合部とを有し、前記
卓上装置を角度を変化させないで配置する場合は、前記
各略直角３角形状板を前記各長い深溝に挿入し、前記卓
上装置を角度を変化させて配置する場合は、前記各略直
角３角形状板の上部を前記各短い浅溝に挿入し、前記卓
上装置を壁に掛ける場合は、前記補助底板の嵌合部を前
記本体の嵌合部に嵌合すると共に、前記各爪を前記各浅
穴に挿入することを特徴とする卓上装置の角度調節及び
壁掛け用機構。 - 【請求項２】 前記回転、摺動及び着脱可能な支持部
は、前記本体に設けられた軸と、前記略長方形状板の下
部に設けられた弾性変形可能な湾曲包囲部とから構成さ
れ、前記湾曲包囲部は前記軸に嵌合することを特徴とす
る請求項１記載の卓上装置の角度調節及び壁掛け用機
構。 - 【請求項３】 前記補助底板は、合成樹脂製であって、
前記略長方形状板と、前記各略直角３角形状板と、前記
各爪と、前記湾曲包囲部とが一体形成されていることを
特徴とする請求項２記載の卓上装置の角度調節及び壁掛
け用機構。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11107227A JP3041816B1 (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 卓上装置の角度調節及び壁掛け用機構 |
| US09/545,710 US6386502B1 (en) | 1999-04-14 | 2000-04-05 | Angle-adjusting and wall mounting mechanism for desk top |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11107227A JP3041816B1 (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 卓上装置の角度調節及び壁掛け用機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3041816B1 JP3041816B1 (ja) | 2000-05-15 |
| JP2000299724A true JP2000299724A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14453722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11107227A Expired - Fee Related JP3041816B1 (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 卓上装置の角度調節及び壁掛け用機構 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6386502B1 (ja) |
| JP (1) | JP3041816B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010239175A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Nec Infrontia Corp | 電子機器用卓上および壁掛け装置 |
| JP2013187670A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Sharp Corp | 電子機器 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7011285B2 (en) * | 2003-07-02 | 2006-03-14 | Inventec Corporation | Modular stand structure |
| JP2005136869A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Toshiba Corp | 電子機器の支持機構及びこの支持機構を備える一体型電子機器 |
| JP2009152884A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Toshiba Corp | 卓上機器 |
| JP2011055193A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Panasonic Corp | 電話装置 |
| JP6003519B2 (ja) * | 2012-10-19 | 2016-10-05 | オムロン株式会社 | 機器が取り付けられる取付板、機器、およびシステム |
| CN104100811A (zh) * | 2013-04-12 | 2014-10-15 | 纬创资通股份有限公司 | 可插拔以改变支撑角度的脚架机构 |
| JP6889826B2 (ja) * | 2018-11-16 | 2021-06-18 | 株式会社安川電機 | ロボット |
| CN110822233B (zh) * | 2019-11-18 | 2021-08-31 | 珠海市润星泰电器有限公司 | 一种俯仰调节装置及显示设备 |
| CN113983307B (zh) * | 2021-12-02 | 2023-12-26 | 广东天波信息技术股份有限公司 | 一种固定挂架及人脸识别设备 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4568801A (en) * | 1983-08-01 | 1986-02-04 | At&T Information Systems Inc. | Telephone desk stand/wall mounting apparatus |
| US4940204A (en) * | 1989-09-28 | 1990-07-10 | John Fluke Mfg. Co., Inc. | Instrument having flexible stand |
| US5087004A (en) * | 1990-09-28 | 1992-02-11 | Motorola, Inc. | Convertible mounting apparatus |
| US5807012A (en) * | 1995-07-31 | 1998-09-15 | Motorola, Inc. | Coupling apparatus |
| JP2923472B2 (ja) * | 1996-07-03 | 1999-07-26 | 日通工株式会社 | 機器の設置角度調整機構 |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP11107227A patent/JP3041816B1/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-04-05 US US09/545,710 patent/US6386502B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010239175A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Nec Infrontia Corp | 電子機器用卓上および壁掛け装置 |
| JP2013187670A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Sharp Corp | 電子機器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6386502B1 (en) | 2002-05-14 |
| JP3041816B1 (ja) | 2000-05-15 |
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