JP3034950U - マイクロホン付きキーボード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロホン付きキーボードの提供。 【解決手段】 キーボードの上蓋板の後端内側に凹所が
設けてあり、該凹所内の一側面に複数のガイド溝が等間
隔に設けられ、該凹所とガイド溝により上蓋に一つの収
容室が形成され、該収容室内をスライドする一つのスラ
イドシートが設けられ、該スライドシートに一つのマイ
クロホン受台が枢接され、マイクロホン受台にマイクロ
ホンが嵌挿され、マイクロホンが操作者の必要により、
適当な位置に調整可能とされた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のコンピュータ用キーボードであって、特に、キーボードの上蓋 板の後端内側に凹所が設けてあり、該凹所内の一側面に複数のガイド溝が等間隔 に設けられ、該凹所とガイド溝により上蓋に一つの収容室が形成され、該収容室 内をスライドする一つのスライドシートが設けられ、該スライドシートに一つの マイクロホン受台が枢接され、マイクロホン受台にマイクロホンが嵌挿され、マ イクロホンが操作者の必要により、適当な位置に調整可能とされたことを特徴と するものに関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般のコンピュータ用キーボードには、使用者の操作に供される既存の機能の ほかには、マイクロホン装置などの付加機能がなく、応用性に欠けていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、キーボードにマイクロホンを組付けることで、キーボードに付加機 能を与え、応用性を増すことを課題としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、一つのキーボード１とされ、その上蓋板１１の後端内側に 、一つの凹所１２が設けてあり、該凹所１２内の一側面に複数のガイド溝１３が 等間隔に設けられた、キーボード１と、 一つのスライドシート２とされ、上記凹所１２とガイド溝１３により上蓋に形 成された一つの収容室内にスライド可能に取り付けられ、略方形のスライド板部 ２０が設けられ、該スライド板部２０の一側面に、一組の、相対応する突出リブ ２１が設けられ、スライド板部２０の別側面の底端に外向きに延伸された凸縁２ ２が設けられ、該凸縁２２の一側が下向きに延伸されて一つのほぼ円弧面を呈す る連接部２３が設けられ、該連接部２３が推して移動させられることにより、ス ライドシート２の突出リブ２１が同期に上蓋板１１のガイド溝１３上を左或いは 右にスライドするものとされ、該連接部２３に一つの貫通孔２３１が設けられ、 該貫通孔２３１と同面上にあって該貫通孔２３１の近くに、適当な角度を保持す る一組の凹孔２５が設けられた、スライドシート２と、 一つのマイクロホン受台３とされ、スライドシート２の連接部２３に枢接され 、一側面上に一つの凸柱３１が設けられ、該凸柱３１の、スライドシート２のい ずれか一つの凹孔２５に対応する位置に、一つの突出ブロック３２が設けられ、 マイクロホン受台３の該凸柱３１の設けられた側面と隣接する一つの側面上に一 つの連接孔３３が設けられ、該連接孔３３にマイクロホン４が嵌挿される、マイ クロホン受台３とを備えてなる、マイクロホン付きキーボードとしている。

【０００５】 請求項２の考案は、請求項１に記載のマイクロホン付きキーボードで、その中 、マイクロホン受台３の凸柱３１にはねじ孔３１１が設けられ、一つのねじ部材 ２４がスライドシート２の貫通孔２３１を貫通して後、該ねじ孔３１１にねじこ まれることを以て、マイクロホン受台３とスライドシート２が連結された、マイ クロホン付きキーボードとしている。

【０００６】 請求項３の考案は、請求項１に記載のマイクロホン付きキーボードで、その中 、キーボード１の底座の一側面上に一つの孔１４が設けられ、該孔１４より撓み 性を有する連接線３４１が穿出可能とされた、マイクロホン付きキーボードとし ている。

【０００７】 請求項４の考案は、請求項１に記載のマイクロホン付きキーボードで、その中 、マイクロホン受台３の周囲の適当な位置に一つの溝１４が設けられて、マイク ロホン４の電源コードが収容可能とされた、マイクロホン付きキーボードとして いる。

【０００８】

【考案の実施の形態】

本考案のマイクロホン付きキーボードは、キーボードの上蓋板の後端内側に凹 所が設けてあり、該凹所内の一側面に複数のガイド溝が等間隔に設けられ、該凹 所とガイド溝により上蓋に一つの収容室が形成され、該収容室内をスライドする 一つのスライドシートが設けられ、該スライドシートに一つのマイクロホン受台 が枢接され、マイクロホン受台にマイクロホンが嵌挿され、マイクロホンが操作 者の必要により、適当な位置に調整可能とされたものとする。

【０００９】

【実施例】

図１、図２に示されるように、本考案のマイクロホン付きキーボードは、一つ のキーボード１、スライドシート２、マイクロホン受台３及びマイクロホン４を 備えてなり、その中、キーボード１の上蓋板１１の後端内に、一つの凹所１２が 設けてあり、該凹所１２内の一側面に複数のガイド溝１３が等間隔に設けられ、 該凹所１２とガイド溝１３により上蓋に一つの収容室が形成され、上記スライド シート２は、該収容室内においてスライド可能に取り付けられ、スライドシート ２にマイクロホン受台３が枢接され、マイクロホン受台３にマイクロホン４が嵌 挿され、マイクロホン４が操作者の必要により、適当な位置に調整可能とされて いる。

【００１０】 スライドシート２には略方形のスライド板部２０が設けられ、該スライド板部 ２０の一側面に、キーボード１のガイド溝１３に対応する一組の、相対応する突 出リブ２１が設けられ、スライド板部２０の別側面の底端には外向きに延伸され た凸縁２２が設けられ、該スライドシート２が上蓋板１１の凹所１２内に取り付 けられる時に、同時に該凸縁２２が上蓋板１１の底縁に当接し、凸縁２２の一側 は下向きに延伸されて一つのほぼ円弧面を呈する連接部２３が形成され、該連接 部２３が推して移動させられることにより、スライドシート２の突出リブ２１が 同期に上蓋板１１のガイド溝１３上を左或いは右にスライドし、適当な位置に調 節可能とされている。図３に示されるように、該連接部２３には一つの貫通孔２ ３１が設けられ、該貫通孔２３１によりマイクロホン受台３がスライドシート２ に枢接されて一体とされ、さらに一つのねじ部材２４が該貫通孔２３１を穿過し てマイクロホン受台３に設けられた凸柱３１にねじこまれ、以てスライドシート ２にマイクロホン受台３が固定される。図４に示されるように、該連接部２３の 貫通孔２３１に近い位置には一組の適当な角度（本実施例では９０度）をなす凹 孔２５が設けられている。

【００１１】 マイクロホン受台３の一側面には、スライドシート２の貫通孔２３１の位置に 対応する凸柱３１が設けられ、該凸柱３１がスライドシート２の貫通孔２３１に 嵌め合わされて一体とされ、該凸柱３１に設けられた一つのねじ孔３１１に、ね じ部材２４がねじこまれて以てスライドシート２とマイクロホン受台３が固定さ れる。該凸柱３１の近くの、スライドシート２のいずれか一つの凹孔２５対応す る位置には一つの突出ブロック３２が設けられ、マイクロホン受台３が回転によ りスライドシート２のいずれかの凹孔２５位置に対応するものとされ、またマイ クロホン受台３の凸柱３１を設けた側面と隣接する一つの側面上に一つの連接孔 ３３が設けられ、該連接孔３３にマイクロホン４が嵌挿されて一体とされる。並 びにマイクロホン受台３の周囲の適当な位置には一つの溝３５が設けられ、マイ クロホン４の電源コード（図には表示せず）を収容できるものとされている。

【００１２】 このほか、図１と図５に示されるように、キーボード１の底座の一側面上に一 つの孔１４が設けられ、一つの撓み性を有する連接線３４１を、該孔１４を通し て出せるものとしてある。

【００１３】 使用者が操作する時には、ただマイクロホン受台３を回転させてその突出ブロ ック３２をスライドシート２のいずれかの凹孔２５の位置合わせて嵌合させ、同 時に該スライドシート２を調整して適当な位置とすれば、使用者がキーボード１ を操作し、マイクロホン４を使用するのに利用できる。

【００１４】

【考案の効果】

本考案は、コンピュータ用キーボードにマイクロホンを位置調整可能に取り付 けた、一種のマイクロホン付きキーボードを提供し、本考案によりキーボードの 付加価値と応用性が増されている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の分解斜視図である。

【図３】本考案の組合せ表示図である。

【図４】本考案のもう一つの組合せ表示図である。

【図５】本考案の撓み性を有する連接線がキーボード底
座より穿出する状態を示す状態表示図である。

【符号の説明】

１・・・キーボード ２・・・スライドシート ３・・
・マイクロホン受台 ４・・・マイクロホン １１・・・上蓋板 １２・・・
凹所 １３・・・ガイド溝 ２０・・・スライド板部 ２１・
・・突出リブ ２２・・・凸縁 ２３・・・連接部 ２３１・・・貫通
孔 ２４・・・ねじ部材 ３１・・・凸柱 ２５・・・凹孔 ３２・・・突出ブロック ３３・・・連接孔 ３５・・
・溝 １４・・・孔 ３４１・・・連接線

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一つのキーボード１とされ、その上蓋板
   １１の後端内側に、一つの凹所１２が設けてあり、該凹
   所１２内の一側面に複数のガイド溝１３が等間隔に設け
   られた、キーボード１と、 一つのスライドシート２とされ、上記凹所１２とガイド
   溝１３により上蓋に形成された一つの収容室内にスライ
   ド可能に取り付けられ、略方形のスライド板部２０が設
   けられ、該スライド板部２０の一側面に、一組の、相対
   応する突出リブ２１が設けられ、スライド板部２０の別
   側面の底端に外向きに延伸された凸縁２２が設けられ、
   該凸縁２２の一側が下向きに延伸されて一つのほぼ円弧
   面を呈する連接部２３が設けられ、該連接部２３が推し
   て移動させられることにより、スライドシート２の突出
   リブ２１が同期に上蓋板１１のガイド溝１３上を左或い
   は右にスライドするものとされ、該連接部２３に一つの
   貫通孔２３１が設けられ、該貫通孔２３１と同面上にあ
   って該貫通孔２３１の近くに、適当な角度を保持する一
   組の凹孔２５が設けられた、スライドシート２と、 一つのマイクロホン受台３とされ、スライドシート２の
   連接部２３に枢接され、一側面上に一つの凸柱３１が設
   けられ、該凸柱３１の、スライドシート２のいずれか一
   つの凹孔２５に対応する位置に、一つの突出ブロック３
   ２が設けられ、マイクロホン受台３の該凸柱３１の設け
   られた側面と隣接する一つの側面上に一つの連接孔３３
   が設けられ、該連接孔３３にマイクロホン４が嵌挿され
   る、マイクロホン受台３とを備えてなる、マイクロホン
   付きキーボード。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のマイクロホン付きキー
   ボードで、その中、マイクロホン受台３の凸柱３１には
   ねじ孔３１１が設けられ、一つのねじ部材２４がスライ
   ドシート２の貫通孔２３１を貫通して後、該ねじ孔３１
   １にねじこまれることを以て、マイクロホン受台３とス
   ライドシート２が連結された、マイクロホン付きキーボ
   ード。
3. 【請求項３】 請求項１に記載のマイクロホン付きキー
   ボードで、その中、キーボード１の底座の一側面上に一
   つの孔１４が設けられ、該孔１４より撓み性を有する連
   接線３４１が穿出可能とされた、マイクロホン付きキー
   ボード。
4. 【請求項４】 請求項１に記載のマイクロホン付きキー
   ボードで、その中、マイクロホン受台３の周囲の適当な
   位置に一つの溝１４が設けられて、マイクロホン４の電
   源コードが収容可能とされた、マイクロホン付きキーボ
   ード。