JP2000298997A - 半導体メモリ装置、データ設定方法および装置、情報記憶媒体 - Google Patents

半導体メモリ装置、データ設定方法および装置、情報記憶媒体

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JP2000298997A
JP2000298997A JP11108069A JP10806999A JP2000298997A JP 2000298997 A JP2000298997 A JP 2000298997A JP 11108069 A JP11108069 A JP 11108069A JP 10806999 A JP10806999 A JP 10806999A JP 2000298997 A JP2000298997 A JP 2000298997A
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spare
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Masamori Fujita
真盛 藤田
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Original Assignee
NEC Corp
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    • G11C29/72Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring with optimized replacement algorithms

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の動作ブロックの各々で一本の常用ワー
ド線を同時に活性化する半導体メモリ装置で、不良の常
用ワード線の置換先を別個の動作ブロックの予備ワード
線としても動作不良が発生しないようにする。 【解決手段】 不良の常用ワード線1002を予備ワー
ド線1003に置換設定するとき、置換元の常用ワード
線1002と置換先の予備ワード線1003とを、同一
の動作ブロックか、同時に活性化されない組み合わせの
動作ブロックか、に位置させる。一個の動作ブロックの
予備ワード線1003と常用ワード線1002とが同時
に活性化されないので動作不良が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常用ワード線とと
もに予備ワード線を具備している半導体メモリ装置、半
導体メモリ装置のアドレス記憶手段にワードアドレスを
データ設定するデータ設定方法および装置、データ設定
装置のコンピュータに所定の処理動作を実行させるため
のプログラムがソフトウェアとして格納されている情報
記憶媒体、に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各種の電子機器にRAM(Random
Access Memory)などの半導体メモリ装置が利用されてお
り、このような半導体メモリ装置の大容量化や高集積化
も促進されている。しかし、大容量で高集積な半導体メ
モリ装置を良好な歩留りで製造することは困難であるた
め、現在では製造段階で予備のメモリセルを用意してお
き、検査により不良が発見されたメモリセルを予備に置
換することが一般的である。このように予備のメモリセ
ルを用意する手法としても各種が存在するが、例えば、
ワード線を単位として予備を用意しておくものがある。
【0003】また、一般的な半導体メモリ装置は、複数
のビット線と複数のワード線とがマトリクス接続された
多数のメモリセルが二次元状に配列されているが、この
多数のメモリセルをワード線の配列方向で複数の動作ブ
ロックに区分しておき、この複数の動作ブロックの各々
で一本のワード線を同時に活性化するものがある。
【0004】このような半導体メモリ装置では、実際の
ワード線の配列数をビットアドレスのデータ長の数分の
一とすることができ、一度に複数ビットの記憶データを
パラレルにデータ読出することもできる。このように複
数の動作ブロックでワード線を同時に活性化する半導体
メモリ装置で前述のように予備のワード線を用意する場
合、複数の動作ブロックの各々に多数の常用ワード線と
少数の予備ワード線とを配列することが一般的である。
【0005】このような構造の半導体メモリ装置の一従
来例を図9を参照して以下に説明する。なお、同図は一
従来例の半導体メモリ装置の内部構造を示す模式的な平
面図である。ここで半導体メモリ装置の一従来例として
例示するDRAM(Dynamic RAM)1000は、多数のメ
モリセル1001を具備しており、これらのメモリセル
1001が行方向と列方向とに二次元的に配列されてい
るが、この配列が行方向で複数の動作ブロックa,b,
…に区分されている。
【0006】また、行方向と各々平行な多数の常用ワー
ド線1002と少数の予備ワード線1003とが列方向
に配列されており、列方向と各々平行な複数のビット線
1004が行方向に配列されている。一行の複数列のメ
モリセル1001には一本のワード線1002,100
3が接続されており、一列の複数行のメモリセル100
1には一本のビット線104が接続されている。
【0007】なお、多数のメモリセル1001の各々に
は固有のセルアドレスが個々に設定されており、複数の
ワード線1002,1003の各々には固有のワードア
ドレスが個々に設定されており、複数のビット線100
4の各々には固有のビットアドレスが個々に設定されて
いる。
【0008】常用ワード線1002に接続されているメ
モリセル1001は常用として形成されており、予備ワ
ード線1003に接続されているメモリセル1001は
予備として用意されている。前述のように多数のメモリ
セル1001は行方向で複数の動作ブロックa,b,…
に区分されているので、このDRAM1000では、複
数の動作ブロックa,b,…の各々に多数の常用ワード
線1002と一本の予備ワード線1003とが配列され
ている。
【0009】複数のワード線1002,1003の各々
にはワード駆動手段である複数のワードドライバ100
5が個々に接続されており、複数のビット線1004の
各々にはビット駆動手段である複数のセンスアンプ10
06が個々に接続されている。
【0010】これらのセンスアンプ1006とワードド
ライバ1005はアドレス変換手段である一個のアドレ
スデコーダ1007に接続されているが、このアドレス
データ1007とワードドライバ1005との接続には
置換制御手段であるワード制御回路1008が介在され
ている。
【0011】アドレスデコーダ1007は、セルアドレ
スの外部入力を受け付け、外部入力されたセルアドレス
から複数のワードアドレスと一つのビットアドレスとを
発生させる。ワードドライバ1005は、発生された複
数のワードアドレスに対応して複数の常用ワード線10
02を同時に活性化させ、センスアンプ1006は、発
生された一つのビットアドレスに対応して一つのビット
線1004とを活性化させる。
【0012】ただし、ここで例示するDRAM1000
では、一つのセルアドレスから発生される複数のワード
アドレスは、“a,c”“b,d”なる所定の組み合わ
せの複数の動作ブロックの各々で一本の常用ワード線1
002を活性化させるように事前に設定されている。
【0013】アドレスデコーダ1007とワードドライ
バ1005との接続に介在しているワード制御回路10
08は、アドレス記憶手段としてヒューズROM100
9を具備しており、このヒューズROM1009には、
置換元の常用ワード線1002と置換先の予備ワード線
1003とが事前にデータ設定されている。
【0014】そこで、ワード制御回路1008は、アド
レスデコーダ1007が発生したワードアドレスをヒュ
ーズROM1009にデータ設定されている置換元の常
用ワード線1002のワードアドレスと比較し、これが
一致すると対応する置換先のワードアドレスの予備ワー
ド線1003をワードドライバ1005に活性化させ
る。
【0015】上述のような構造の従来のDRAM100
0は、一つのセルアドレスが外部入力されるとアドレス
デコーダ1007により複数のワードアドレスと一つの
ビットアドレスとを発生させ、これらのアドレスデータ
により対応する複数の常用ワード線1002と一本のビ
ット線1004とを活性化させる。
【0016】これで特定の一個のメモリセル1001に
接続されている常用ワード線1002とビット線100
4とが活性化されるので、セルアドレスに対応した一個
のメモリセル1001にデータ書込やデータ読出などの
メモリアクセスが実行されることになる。
【0017】このとき、上述のように所定の組み合わせ
の二つの動作ブロックの各々で一本のワード線1002
が同時に活性化されるので、実質的に二つの動作ブロッ
クを横長に連結した構造と同等に機能することができ、
ビットアドレスのデータ長の二倍の範囲で一個のメモリ
セル1001にメモリアクセスすることができる。
【0018】従来のDRAM1000は、上述のように
一つのビット線1004と所定の組み合わせの複数の動
作ブロックでの一本の常用ワード線1002とを同時に
活性化して一個のメモリセル1001にメモリアクセス
を実行するが、このメモリセル1001や活性化する常
用ワード線1002に不良が存在するとメモリアクセス
は無効となる。
【0019】そこで、上述のようなDRAM1000を
製造する場合、その最終工程でメモリセル1001や常
用ワード線1002が検査して不良が発見される。これ
で不良が発見された常用ワード線1002のワードアド
レスは、ヒューズROM1009に置換元としてデータ
設定されるので、このデータ設定が完了したDRAM1
000のみが製品として出荷される。
【0020】このようにデータ設定が完了したDRAM
1000では、セルアドレスから発生されたワードアド
レスとヒューズROM1009にデータ設定されている
置換元のワードアドレスとがワード制御回路1008で
比較され、これが一致すると置換元の常用ワード線10
02は活性化されることなく置換先の予備ワード線10
03が活性化される。
【0021】そこで、不良の常用ワード線1002では
メモリアクセスが実行されず、このメモリアクセスは不
良が存在しない予備ワード線1003で代用される。こ
のため、メモリセル1001や常用ワード線1002に
不良が存在しても、そのメモリアクセスは正常なメモリ
セル1001や予備ワード線1003で代行されるの
で、DRAM1000は正常に動作することができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述したDRAM10
00は、所定の組み合わせの複数の動作ブロックの各々
で常用ワード線1002を同時に活性化することがで
き、不良の常用ワード線1002の機能を予備ワード線
1003に代行させることができる。
【0023】なお、このように不良の常用ワード線10
02を予備ワード線1003に置換することは、通常は
一個の動作ブロック内で実行される。つまり、動作ブロ
ックaの一本の常用ワード線1002に不良が存在した
場合、これは動作ブロックaの予備ワード線1003に
置換される。
【0024】しかし、一個の動作ブロックに複数の不良
の常用ワード線1002が発生すると、予備ワード線1
003が不足することになる。これを防止するために
は、複数の動作ブロックの各々に複数の予備ワード線1
003を用意すれば良いが、これでは無駄な予備ワード
線1003が増加することになる。
【0025】そこで、上述のような構造のDRAM10
00において、不良の常用ワード線1002を他の動作
ブロックの予備ワード線1003に置換することが想定
できる。この場合、一個の動作ブロックに複数の不良の
常用ワード線1002が発生しても対処することがで
き、それでいて用意する予備ワード線1003を必要最
小限にすることができる。
【0026】しかし、このように不良の常用ワード線1
002を他の動作ブロックの予備ワード線1003に置
換すると、上述の方式のDRAM1000では動作不良
が発生することがある。例えば、前述のようにDRAM
1000で動作ブロックa,cが同時に活性化される場
合、動作ブロックaの不良の常用ワード線1002が動
作ブロックcの予備ワード線1003に置換されている
と、この動作ブロックcでは一本の通常ワード線100
2と一本の予備ワード線1003とが同時に活性化され
ることになる。
【0027】これでは動作ブロックcでビット線100
4が一本だけ活性化されても、この一本のビット線10
04に接続されている二個のメモリセル1001が同時
に活性化されるため、DRAM1000は正常なメモリ
アクセスを実行できず動作不良が発生することになる。
【0028】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、複数の動作ブロックが所定の組み合わせ
で同時に活性化される構造で、常用ワード線を他の動作
ブロックの予備ワード線にも置換することができ、それ
でいて動作不良が発生しない半導体メモリ装置、本発明
の半導体メモリ装置を実現するようにアドレス記憶手段
にワードアドレスをデータ設定するデータ設定方法およ
び装置、本発明のデータ設定方法をコンピュータに実行
させるためのプログラムがソフトウェアとして格納され
ている情報記憶媒体、を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の一の半導体メモ
リ装置は、複数のビット線と複数のワード線とがマトリ
クス接続された多数のメモリセルが二次元状に配列され
ており、これら多数のメモリセルが前記ワード線の配列
方向で複数の動作ブロックに区分されており、セルアド
レスが外部入力されると少なくとも一つのビットアドレ
スと複数のワードアドレスとを発生させて所定の組み合
わせの複数の前記動作ブロックの各々で一本の前記ワー
ド線を同時に活性化し、前記ワード線として複数の動作
ブロックの各々に複数の常用ワード線と少なくとも一本
の予備ワード線とが配列されており、置換先となる前記
予備ワード線のワードアドレスとして置換元の前記常用
ワード線のワードアドレスがアドレス記憶手段にデータ
設定されており、前記セルアドレスから発生されたワー
ドアドレスがアドレス記憶手段にデータ設定されている
置換元の前記常用ワード線のワードアドレスと一致する
と対応する置換先のワードアドレスの前記予備ワード線
を活性化させる半導体メモリ装置において、置換元の前
記常用ワード線と置換先の前記予備ワード線とが同一の
前記動作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの
前記動作ブロックかに位置している。
【0030】本発明の他の半導体メモリ装置は、行方向
と列方向とに二次元的に配列されるとともに行方向で複
数の動作ブロックに区分されていて固有のセルアドレス
が個々に設定されている多数のメモリセルと、行方向と
各々平行で列方向に配列されていて一行の複数列の前記
メモリセルに一本が接続されている複数行の常用ワード
線と、行方向と各々平行で列方向に配列されていて一行
の複数列の前記メモリセルに一本が接続されている複数
行の予備ワード線と、列方向と各々平行で行方向に配列
されていて一列の複数行の前記メモリセルとに一本が接
続されている複数列のビット線と、セルアドレスが外部
入力されると少なくとも一つのビットアドレスと複数の
ワードアドレスとを発生させるアドレス変換手段と、該
アドレス変換手段が発生させた複数のワードアドレスに
対応して所定の組み合わせの複数の前記動作ブロックの
各々で一本の前記ワード線を同時に活性化するワード駆
動手段と、置換元の前記常用ワード線と置換先の前記予
備ワード線とが同一の前記動作ブロックか同時に活性化
されない組み合わせの前記動作ブロックかに位置するよ
うにワードアドレスがデータ設定されているアドレス記
憶手段と、前記アドレス変換手段が発生したワードアド
レスが前記アドレス記憶手段にデータ設定されている置
換元の前記常用ワード線のワードアドレスと一致すると
対応する置換先のワードアドレスの前記予備ワード線を
前記ワード駆動手段に活性化させる置換制御手段と、を
具備している。
【0031】従って、本発明の半導体メモリ装置では、
セルアドレスが外部入力されると少なくとも一つのビッ
トアドレスと複数のワードアドレスとを発生させ、この
複数のワードアドレスにより所定の組み合わせの複数の
動作ブロックの各々で一本の常用ワード線を同時に活性
化する。しかし、セルアドレスから発生されたワードア
ドレスがアドレス記憶手段にデータ設定されている置換
元の常用ワード線のワードアドレスと一致すると対応す
る置換先のワードアドレスの予備ワード線を活性化させ
るので、不良の常用ワード線を予備ワード線に置換する
ことができる。ただし、置換元の常用ワード線と置換先
の予備ワード線とが同一の動作ブロックか同時に活性化
されない組み合わせの動作ブロックかに位置しているの
で、一つのセルアドレスから複数のワードアドレスが発
生されて複数の動作ブロックの各々で一本のワード線が
同時に活性化されるとき、一個の動作ブロックの予備ワ
ード線と常用ワード線とが同時に活性化されることがな
い。
【0032】本発明のデータ設定方法は、半導体メモリ
装置のアドレス記憶手段にワードアドレスをデータ設定
するデータ設定方法において、置換元の前記常用ワード
線と置換先の前記予備ワード線とが同一の前記動作ブロ
ックか同時に活性化されない組み合わせの前記動作ブロ
ックかに位置するように前記アドレス記憶手段にワード
アドレスをデータ設定する。
【0033】従って、本発明のデータ設定方法では、半
導体メモリ装置のアドレス記憶手段にワードアドレスを
データ設定することができ、これで不良の常用ワード線
を予備ワード線に置換することができる。ただし、置換
元の常用ワード線と置換先の予備ワード線とが同一の動
作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの動作ブ
ロックかに位置するようにワードアドレスをデータ設定
する。従って、半導体メモリ装置が置換元の常用ワード
線と置換先の予備ワード線との動作ブロックの組み合わ
せをハードウェア的に制限しない既存の構造でも、本発
明のデータ設定方法によれば、半導体メモリ装置は置換
元の常用ワード線と置換先の予備ワード線とが同一の動
作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの動作ブ
ロックかに位置することとなる。このため、半導体メモ
リ装置が一つのセルアドレスから複数のワードアドレス
を発生させて複数の動作ブロックの各々で一本のワード
線を同時に活性化するとき、一個の動作ブロックの予備
ワード線と常用ワード線とが同時に活性化されることが
ない。
【0034】本発明の一のデータ設定装置は、半導体メ
モリ装置のアドレス記憶手段にワードアドレスをデータ
設定するデータ設定装置において、前記半導体メモリ装
置で同時に活性化される前記動作ブロックの組み合わせ
を事前にデータ記憶しているデータ記憶手段と、前記半
導体メモリ装置を検査して不良の常用ワード線を発見す
るワード検査手段と、該ワード検査手段が不良を発見し
た前記常用ワード線のワードアドレスを前記半導体メモ
リ装置のアドレス記憶手段にデータ設定するデータ設定
手段と、前記データ記憶手段の記憶データを参照して置
換元の前記常用ワード線と置換先の前記予備ワード線と
が同一の前記動作ブロックか同時に活性化されない組み
合わせの前記動作ブロックかに位置するように前記デー
タ設定手段のデータ設定を動作制御する設定制御手段
と、を具備している。
【0035】従って、本発明のデータ設定装置では、半
導体メモリ装置の常用ワード線をワード検査手段が検査
して不良を発見し、この不良が発見された常用ワード線
のワードアドレスをデータ設定手段が半導体メモリ装置
のアドレス記憶手段にデータ設定する。ただし、半導体
メモリ装置で同時に活性化される動作ブロックの組み合
わせをデータ記憶手段が事前にデータ記憶しており、こ
の記憶データを設定制御手段が参照し、置換元の常用ワ
ード線と置換先の予備ワード線とが同一の動作ブックか
同時に活性化されない組み合わせの動作ブロックかに位
置するようにデータ設定手段のデータ設定を動作制御す
る。従って、半導体メモリ装置が置換元の常用ワード線
と置換先の予備ワード線との動作ブロックの組み合わせ
をハードウェア的に制限しない既存の構造でも、本発明
のデータ設定装置によれば、半導体メモリ装置は置換元
の常用ワード線と置換先の予備ワード線とが同一の動作
ブロックか同時に活性化されない組み合わせの動作ブロ
ックかに位置することとなる。このため、データ設定さ
れた半導体メモリ装置が一つのセルアドレスから複数の
ワードアドレスを発生させて複数の動作ブロックの各々
で一本のワード線を同時に活性化するとき、一個の動作
ブロックの予備ワード線と常用ワード線とが同時に活性
化されることがない。
【0036】上述のようなデータ設定装置において、前
記ワード検査手段は、前記半導体メモリ装置の予備ワー
ド線も検査して不良を発見し、前記設定制御手段は、前
記ワード検査手段により不良が発見された前記予備ワー
ド線が置換先とならないように前記データ設定手段のデ
ータ設定を動作制御することも可能である。
【0037】この場合、半導体メモリ装置の常用ワード
線とともに予備ワード線もワード検査手段が検査して不
良を発見すると、この不良が発見された予備ワード線が
置換先とならないように設定制御手段がデータ設定手段
のデータ設定を動作制御するので、不良の常用ワード線
の置換先が不良の予備ワード線となることがない。
【0038】本発明の他のデータ設定装置は、半導体メ
モリ装置のアドレス記憶手段にワードアドレスをデータ
設定するデータ設定装置において、前記半導体メモリ装
置で同時に活性化される前記動作ブロックの組み合わせ
を事前にデータ記憶しているデータ記憶手段と、前記半
導体メモリ装置の置換元の常用ワード線の識別データが
データ入力されるデータ入力手段と、該データ入力手段
に識別データがデータ入力された前記常用ワード線のワ
ードアドレスを前記半導体メモリ装置のアドレス記憶手
段にデータ設定するデータ設定手段と、前記データ記憶
手段の記憶データを参照して置換元の前記常用ワード線
と置換先の前記予備ワード線とが同一の前記動作ブロッ
クか同時に活性化されない組み合わせの前記動作ブロッ
クかに位置するように前記データ設定手段のデータ設定
を動作制御する設定制御手段と、を具備している。
【0039】従って、本発明のデータ設定装置では、半
導体メモリ装置の置換元の常用ワード線の識別データが
データ入力手段にデータ入力されると、その常用ワード
線のワードアドレスをデータ設定手段が半導体メモリ装
置のアドレス記憶手段にデータ設定する。ただし、半導
体メモリ装置で同時に活性化される動作ブロックの組み
合わせをデータ記憶手段が事前にデータ記憶しており、
この記憶データを設定制御手段が参照し、置換元の常用
ワード線と置換先の予備ワード線とが同一の動作ブロッ
クか同時に活性化されない組み合わせの動作ブロックか
に位置するようにデータ設定手段のデータ設定を動作制
御する。従って、半導体メモリ装置が置換元の常用ワー
ド線と置換先の予備ワード線との動作ブロックの組み合
わせをハードウェア的に制限しない既存の構造でも、本
発明のデータ設定装置によれば、半導体メモリ装置は置
換元の常用ワード線と置換先の予備ワード線とが同一の
動作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの動作
ブロックかに位置することとなる。このため、データ設
定された半導体メモリ装置が一つのセルアドレスから複
数のワードアドレスを発生させて複数の動作ブロックの
各々で一本のワード線を同時に活性化するとき、一個の
動作ブロックの予備ワード線と常用ワード線とが同時に
活性化されることがない。
【0040】上述のようなデータ設定装置において、前
記データ入力手段は、前記半導体メモリ装置の不良の予
備ワード線の識別データもデータ入力され、前記データ
記憶手段は、前記データ入力手段にデータ入力された不
良の予備ワード線の識別データもデータ記憶し、前記設
定制御手段は、前記データ記憶手段に識別データがデー
タ記憶された不良の前記予備ワード線が置換先とならな
いように前記データ設定手段のデータ設定を動作制御す
ることも可能である。
【0041】この場合、半導体メモリ装置の不良の常用
ワード線の識別データとともに不良の予備ワード線の識
別データもデータ入力手段にデータ入力されると、この
データ入力された不良の予備ワード線の識別データもデ
ータ記憶手段がデータ記憶する。このデータ記憶された
不良の予備ワード線が置換先とならないように設定制御
手段がデータ設定手段のデータ設定を動作制御するの
で、不良の常用ワード線の置換先が不良の予備ワード線
となることがない。
【0042】なお、本発明で云う各種手段は、その機能
を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定
の機能を発生する専用のハードウェア、所定の機能がプ
ログラムにより付与されたコンピュータ、プログラムに
よりコンピュータの内部に実現された所定の機能、これ
らの組み合わせ、等を許容する。
【0043】例えば、データ記憶手段は、各種情報を一
時記憶できるものであれば良く、例えば、RAM(Rando
m Access Memory)等の情報記憶媒体の記憶エリアなどを
許容する。データ入力手段とは、各種データの入力を受
け付けるものであれば良く、手動操作によるデータ入力
を受け付けるキーボード、信号受信によるデータ入力を
受け付ける通信I/F(Interface)、FD(Floppy Disc)
やCD(Compact Disc)−ROM(Read Only Memory)等の
情報記憶媒体から記録データをデータ読出するドライブ
デバイス、等を許容する。また、ワード線の識別データ
とは、多数のワード線を個々に識別できるデータであれ
ば良く、例えば、ワードアドレスを許容する。
【0044】本発明の情報記憶媒体は、半導体メモリ装
置のアドレス記憶手段にワードアドレスをデータ設定す
るデータ設定装置のコンピュータが読取自在なソフトウ
ェアが格納されている情報記憶媒体であって、前記半導
体メモリ装置で同時に活性化される動作ブロックの組み
合わせをデータ記憶すること、置換元となる前記常用ワ
ード線の識別データのデータ入力を受け付けること、こ
の置換元の常用ワード線のデータ入力に対応して、前記
常用ワード線と置換先の前記予備ワード線とが同一の前
記動作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの前
記動作ブロックかに位置するように、置換先の前記予備
ワード線を選定すること、を前記コンピュータに実行さ
せるためのプログラムが格納されている。
【0045】従って、本発明の情報記憶媒体に格納され
ているプログラムをデータ設定装置のコンピュータに読
み取らせて対応する処理動作を実行させると、このコン
ピュータを具備するデータ設定装置が半導体メモリ装置
のアドレス記憶手段にワードアドレスをデータ設定する
とき、その常用ワード線と置換先の予備ワード線とが同
一の動作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの
動作ブロックかに位置するように、置換先の予備ワード
線が選定される。従って、半導体メモリ装置が置換元の
常用ワード線と置換先の予備ワード線との動作ブロック
の組み合わせをハードウェア的に制限しない既存の構造
でも、半導体メモリ装置は置換元の常用ワード線と置換
先の予備ワード線とが同一の動作ブロックか同時に活性
化されない組み合わせの動作ブロックかに位置すること
となる。このため、データ設定された半導体メモリ装置
が一つのセルアドレスから複数のワードアドレスを発生
させて複数の動作ブロックの各々で一本のワード線を同
時に活性化するとき、一個の動作ブロックの予備ワード
線と常用ワード線とが同時に活性化されることがない。
【0046】なお、本発明で云う情報記憶媒体とは、コ
ンピュータに各種処理を実行させるためのプログラムが
ソフトウェアとして事前に格納されたハードウェアであ
れば良く、例えば、コンピュータを一部とする装置に固
定されているROMやHDD(Hard Disc Drive)、コン
ピュータを一部とする装置に着脱自在に装填されるCD
(Compact Disc)−ROMやFD、等を許容する。
【0047】また、本発明で云うコンピュータとは、ソ
フトウェアからなるプログラムを読み取って対応する処
理動作を実行できる装置であれば良く、例えば、CPU
(Central Processing Unit)を主体として、これにRO
MやRAMやI/F等の各種デバイスが必要により接続
された装置などを許容する。
【0048】なお、本発明でソフトウェアに対応した各
種動作をコンピュータに実行させることは、各種デバイ
スをコンピュータに動作制御させることなども許容す
る。例えば、コンピュータにデータ入力を受け付けさせ
ることは、通信I/F等の入力デバイスのデータ受信を
コンピュータが認識することを許容する。
【0049】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図6を参照して以下に説明する。ただし、本実施の形
態に関して前述した一従来例と同一の部分は、同一の名
称および符号を使用して詳細な説明は省略する。
【0050】なお、図1は本発明の半導体メモリ装置の
実施の一形態であるDRAMの内部構造を示す模式図、
図2は本実施の形態のメモリ製造システムの全体構造を
示す模式図、図3はデータ設定装置のコンピュータユニ
ットの物理構造を示すブロック図、図4は論理構造を示
す模式図、図5はメモリ検査装置による処理動作を示す
フローチャート、図6はデータ設定装置のコンピュータ
ユニットによるデータ設定方法を示すフローチャート、
である。
【0051】本実施の形態の半導体メモリ装置であるD
RAM2000も、一従来例として前述したDRAM1
000とハードウェアと同様に、二次元的に配列された
多数のメモリセル1001にワード線1002,100
3とビット線1004とがマトリクス接続されており、
メモリセル1001と各線1002〜1004の各々に
固有のアドレスが個々に設定されている。
【0052】二次元的に配列された多数のメモリセル1
001は複数の動作ブロックa,b,…に区分されてお
り、これら複数の動作ブロックa,b,…の各々に多数
の常用ワード線1002と一本の予備ワード線1003
とが配列されている。複数のワード線1002,100
3の各々にはワード駆動手段である複数のワードドライ
バ1005が個々に接続されており、複数のビット線1
004の各々にはビット駆動手段である複数のセンスア
ンプ1006が個々に接続されている。
【0053】これらのセンスアンプ1006とワードド
ライバ1005はアドレス変換手段である一個のアドレ
スデコーダ1007に接続されているが、このアドレス
データ1007とワードドライバ1005との接続には
置換制御手段であるワード制御回路2001が介在され
ており、このワード制御回路2001がアドレス記憶手
段としてヒューズROM2002を具備している。
【0054】本実施の形態のDRAM2000は、上述
のようにハードウェアの構造は一従来例のDRAM10
00と同一であるが、ワード制御回路2001のヒュー
ズROM2002の設定データのデータ構造が一従来例
のDRAM1000とは相違している。
【0055】つまり、本実施の形態のDRAM2000
でも、ヒューズROM2002には置換元の常用ワード
線1002のワードアドレスが置換先の予備ワード線1
003のワードアドレスごとにデータ設定されている
が、この置換元の常用ワード線1002と置換先の予備
ワード線1003とが、同一の動作ブロックか同時に活
性化されない組み合わせの動作ブロックかに位置するよ
うにワードアドレスがデータ設定されている。
【0056】このようにDRAM2000を製造する本
実施の形態のメモリ製造システム1は、図2に示すよう
に、メモリ製造装置2、ワード検査手段に相当するメモ
リ検査装置3、データ設定装置4、メモリ搬送機構(図
示せず)、等からなり、データ設定装置4は、コンピュ
ータユニット100とアドレス設定ユニット200とを
具備している。
【0057】メモリ製造装置2は、従来と同様に薄膜プ
ロセスによりDRAM2000を製造し、メモリ検査装
置3は、製造されたDRAM2000を従来と同様に検
査して不良の常用ワード線1002を発見し、発見した
不良の常用ワード線1002の識別データであるワード
アドレスをDRAM2000の識別データとともにデー
タファイルとしてデータ設定装置4にデータ転送する。
【0058】このデータ設定装置4は、コンピュータユ
ニット100によりメモリ検査装置3からデータファイ
ルをデータ受信し、このコンピュータユニット100に
動作制御されるアドレス設定ユニット200によりDR
AM2000のヒューズROM2002に不良の常用ワ
ード線1002のワードアドレスをデータ設定する。
【0059】より詳細には、本実施の形態のメモリ製造
システム1では、データ設定装置4のコンピュータユニ
ット100が、いわゆるパーソナルコンピュータからな
り、図3に示すように、コンピュータの主体となるハー
ドウェアとしてCPU101を具備している。
【0060】このCPU101には、バスライン102
により、ROM103、RAM104、HDD105、
FD106が装填されるFDD(FD Drive)107、CD
−ROM108が装填されるCDドライブ109、キー
ボード110、マウス111、ディスプレイ112、通
信I/F113、等のハードウェアが接続されており、
この通信I/F113に、メモリ検査装置3やアドレス
設定ユニット200が接続されている。
【0061】本実施の形態のコンピュータユニット10
0では、ROM103、RAM104、HDD105、
FD106、CD−ROM108等のハードウェアが情
報記憶媒体に相当し、これらに各種動作に必要なプログ
ラムやデータがソフトウェアとして記憶されている。
【0062】例えば、CPU101に各種の処理動作を
実行させる制御プログラムは、FD106やCD−RO
M108に事前に格納されている。このようなソフトウ
ェアはHDD105に事前にインストールされており、
コンピュータユニット100の起動時にRAM104に
複写されてCPU101に読み取られる。
【0063】このようにCPU101が適正なプログラ
ムを読み取って各種の処理動作を実行することにより、
本実施の形態のデータ設定装置4には、図1に示すよう
に、データ入力手段11、データ保持手段12、データ
設定手段13、データ記憶手段14、設定制御手段1
5、を論理的に具備している。
【0064】データ入力手段11は、RAM104等に
保持されている制御プログラムに対応して所定の処理動
作を実行するCPU101が通信I/F113の入力デ
ータを動作制御することに相当し、DRAM2000の
置換元の常用ワード線1002のワードアドレスを内包
したデータファイルのデータ入力を受け付ける。
【0065】データ保持手段12は、RAM104等の
制御プログラムに対応して動作するCPU101が通信
I/F113の入力データをRAM104等のワークエ
リアに一時保持させることに相当し、データ入力手段1
1にデータ入力されたワードアドレス等のデータファイ
ルを一時保持する。
【0066】データ設定手段13は、RAM104等の
制御プログラムに対応して動作するCPU101が通信
I/F113を介してアドレス設定ユニット200を動
作制御することに相当し、データ入力手段11にワード
アドレスがデータ入力された常用ワード線1002のワ
ードアドレスをDRAM2000のヒューズROM20
02にデータ設定する。
【0067】データ記憶手段14は、RAM104等の
制御プログラムに対応して動作するCPU101が認識
する状態でHDD105等に構築された所定のデータベ
ースに相当し、“aとc,bとd,…”のように、DR
AM2000で同時に活性化される動作ブロックの組み
合わせをブロックデータとして事前にデータ記憶してい
る。
【0068】設定制御手段15は、RAM104等に保
持されている制御プログラムに対応したCPU101の
所定の処理動作に相当し、データ記憶手段14の記憶デ
ータを参照し、置換元の常用ワード線1002と置換先
の予備ワード線1003とが同一の動作ブロックか同時
に活性化されない組み合わせの動作ブロックかに位置す
るように、データ設定手段13のデータ設定を動作制御
する。
【0069】例えば、前述のようにDRAM2000で
同時に活性化される動作ブロックの組み合わせが“aと
c,bとd,…”の場合、置換元の常用ワード線100
2が動作ブロックaに位置するならば、これと同一の動
作ブロックは“a”であり、同時に活性化されない組み
合わせの動作ブロックは“b,d”である。
【0070】上述のようなデータ設定装置4の各種手段
11〜15は、必要により通信I/F113等のハード
ウェアを利用して実現されるが、その主体はRAM10
4等の情報記憶媒体に格納されたソフトウェアに対応し
て、コンピュータユニット100のハードウェアである
CPU101が動作することにより実現されている。
【0071】このようなソフトウェアは、例えば、DR
AM2000の置換元の常用ワード線1002のワード
アドレスを内包したデータファイルの通信I/F113
等によるデータ入力を受け付けること、データ入力され
たワードアドレス等のデータファイルをRAM104等
に一時保持させること、ワードアドレスがデータ入力さ
れた常用ワード線1002のワードアドレスをアドレス
設定ユニット200の動作制御などによりDRAM20
00のヒューズROM2002にデータ設定すること、
DRAM2000で同時に活性化される動作ブロックの
組み合わせをRAM104等に事前にデータ記憶させて
おくこと、この記憶データを参照して置換元の常用ワー
ド線1002と置換先の予備ワード線1003とが同一
の動作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの動
作ブロックかに位置するようにデータ設定を動作制御す
ること、等の処理動作をCPU101等に実行させるた
めの制御プログラムとしてRAM104等の情報記憶媒
体に格納されている。
【0072】上述のような構成において、本実施の形態
のメモリ製造システム1は、メモリ製造装置2により半
導体メモリ装置2000を製造し、この半導体メモリ装
置2000をメモリ検査装置3により検査する。その場
合、図5に示すように、メモリ検査装置3は、半導体メ
モリ装置2000の多数の常用ワード線1002の全部
を順番に選択して個々に検査し(ステップS1,S2)、
不良が発見されると識別データとしてワードアドレスを
データ記憶する(ステップS3,S4)。
【0073】そして、半導体メモリ装置2000の全部
の常用ワード線1002の検査が完了すると(ステップ
S5)、データ記憶した不良のワードアドレスを半導体
メモリ装置2000の識別データなどに組み合わせてデ
ータファイルを生成し、このデータファイルをデータ設
定装置4にデータ転送する(ステップS6)。
【0074】なお、実際のメモリ製造システム1では、
メモリ検査装置3は上述した常用ワード線1002の検
査以外にも各種の検査を実行するが、本発明とは関係な
いので説明は割愛する。また、図2に示すように、メモ
リ検査装置3が不良を発見しない半導体メモリ装置20
00は、データ設定装置4に搬送されることなく製品出
荷され、メモリ検査装置3が発見した不良の個数が所定
の許容範囲を超過している半導体メモリ装置2000
は、データ設定装置4に搬送されることなく廃棄処分さ
れる。
【0075】データ設定装置4は、検査が完了した半導
体メモリ装置2000が対応するデータファイルととも
にメモリ検査装置3から供給されるので、コンピュータ
ユニット100によりデータファイルを解析して不良の
常用ワード線1002のワードアドレスをアドレス設定
ユニット200により半導体メモリ装置2000のヒュ
ーズROM2002にデータ設定する。
【0076】より詳細には、データ設定装置4のコンピ
ュータユニット100は、図6に示すように、通信I/
F113によりデータ受信してRAM104により一時
保持した半導体メモリ装置2000の検査結果のデータ
ファイルからCPU101により不良の常用ワード線1
002のワードアドレスを順番にデータ読出し(ステッ
プT1)、置換処理されていない予備ワード線1003
が残存していることを確認してから一つを選択する(ス
テップT2,T3)。
【0077】つぎに、この選択した予備ワード線100
3が位置する動作ブロックのブロックデータをHDD1
05からデータ読出し(ステップT4)、このブロックデ
ータにより置換元の常用ワード線1002と置換先の予
備ワード線1003とが同一の動作ブロックか同時に活
性化されない組み合わせの動作ブロックかに位置するこ
とを確認する(ステップT5)。
【0078】例えば、前述のようにDRAM2000で
同時に活性化される動作ブロックの組み合わせが“aと
c,bとd,…”の場合、置換元の常用ワード線100
2が動作ブロックaに位置するならば、置換先の予備ワ
ード線1003が位置できるのは動作ブロック“c”以
外の動作ブロック“a,b,d”である。
【0079】上述のように予備ワード線1003の動作
ブロックが適正であることが確認されると、データ設定
装置4のコンピュータユニット100がアドレス設定ユ
ニット200を動作制御し、その予備ワード線1003
が置換先となるように置換元の常用ワード線1002の
ワードアドレスをDRAM2000のヒューズROM2
002にデータ設定させる(ステップT6)。
【0080】上述のようにDRAM2000の全部の不
良の常用ワード線1002のワードアドレスがヒューズ
ROM2002にデータ設定されると、図2に示すよう
に、このDRAM2000はメモリ検査装置3に再度搬
送されて再度検査されることになる。
【0081】なお、データ設定装置4は、上述の置換設
定の最中に置換先となる予備ワード線1003の不足を
検出すると(ステップT2)、そのDRAM2000は置
換設定できないとして所定メッセージがディスプレイ1
12によりユーザに通知されるので、そのDRAM20
00は廃棄処分されることになる(ステップT8)。
【0082】上述のように本実施の形態のデータ設定装
置4で置換設定された本実施の形態のDRAM2000
は、従来と同様に一つのセルアドレスから複数のワード
アドレスを発生させ、これで複数の動作ブロックの各々
で一本の常用ワード線1002を同時に活性化させる。
【0083】このように活性化させる常用ワード線10
02が不良でワードアドレスがヒューズROM2002
にデータ設定されている場合、ワード制御回路2001
の動作制御により常用ワード線1002の動作が所定の
予備ワード線1003に代行される。
【0084】ただし、本実施の形態のDRAM2000
では、予備ワード線1003が常用ワード線1002と
同一の動作ブロックに位置する必要がないので、予備ワ
ード線1003の置換設定の自由度が良好であり、必要
最小限の予備ワード線1003で常用ワード線1002
の不良に対処することができる。
【0085】それでいて、置換元の常用ワード線100
2と置換先の予備ワード線1003とは、同一の動作ブ
ロックに位置しない場合、同時には活性化されない動作
ブロックに位置している。このため、一個の動作ブロッ
クの予備ワード線1003と常用ワード線1002とが
同時に活性化されることがないので、本実施の形態のD
RAM2000は動作不良が発生しない。
【0086】例えば、このDRAM2000で動作ブロ
ック“a,c”が同時に活性化される場合、動作ブロッ
ク“a”の不良の常用ワード線1002の置換先の予備
ワード線1003は動作ブロック“c”には配置される
ことなく動作ブロック“a,b,d”の何れかに配置さ
れている。
【0087】動作ブロック“a”の不良の常用ワード線
1002が同一の動作ブロック“a”の予備ワード線1
003に置換されている場合、DRAM2000では動
作ブロック“a”の予備ワード線1003と動作ブロッ
ク“c”との常用ワード線1002とが同時に活性化さ
れるので動作不良は発生しない。
【0088】また、動作ブロック“a”の不良の常用ワ
ード線1002が同時に活性化されない動作ブロック
“b”の予備ワード線1003に置換されている場合、
DRAM2000では動作ブロック“b”の予備ワード
線1003と動作ブロック“c”との常用ワード線10
02とが同時に活性化されるので動作不良は発生しな
い。
【0089】本実施の形態のデータ設定装置4は、上述
のようにDRAM2000に動作不良が発生しない状態
に置換元の常用ワード線1002のワードアドレスをヒ
ューズROM2002にデータ設定することができるの
で、本実施の形態のメモリ製造システム1は、良好な歩
留りでDRAM2000を製造することができる。
【0090】特に、本実施の形態のデータ設定装置4に
よれば、DRAM2000が置換元の常用ワード線10
02と置換先の予備ワード線1003との動作ブロック
の組み合わせをハードウェア的に制限しない既存の構造
でも、常用ワード線1002と置換先の予備ワード線1
003とを同一の動作ブロックか同時に活性化されない
組み合わせの動作ブロックかに位置させることができ
る。
【0091】つまり、データ設定装置4に供給する以前
のDRAM2000の構造は従来と同一で良いので、メ
モリ製造装置2やメモリ検査装置3は従来と同一で良
く、本実施の形態のメモリ製造システム1は、動作不良
が確実に防止されているDRAM2000を簡単な設備
により良好な生産性で製造することができる。
【0092】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態ではメモリ検査装置3で常用
ワード線1002を対象とした動作のみを検査し、デー
タ設定装置4が置換設定したDRAM2000をメモリ
検査装置3に再度搬送し、このメモリ検査装置3で動作
の正常が確認されたDRAM2000のみを製品出荷す
ることを例示した。
【0093】この場合、DRAM2000で置換先とさ
れた予備ワード線1003に不良が存在しても、これが
メモリ検査装置3の検査で発見されてデータ設定装置4
により別個の予備ワード線1003に再度置換されるの
で、動作が確実に正常なDRAM2000のみを製品出
荷することができる。
【0094】しかし、メモリ検査装置3で最初からDR
AM2000の常用ワード線1002と予備ワード線1
003との両方を検査し、図7に示すように、データ設
定装置4で不良の予備ワード線1003を置換先から排
除することも可能である。この場合、メモリ検査装置3
の検査処理とデータ設定装置4の置換設定とを各々一回
としても、不良の常用ワード線1002が不良の常用ワ
ード線1003に置換されることがないので、DRAM
2000の生産性を向上させることができる。
【0095】また、上記形態ではデータ設定装置4が置
換元の常用ワード線1002に対して置換先の予備ワー
ド線1003を決定するとき、予備ワード線1003を
適当に選択してからブロックデータにより適否を確認す
ることを例示した。しかし、図8に示すように、最初に
ブロックデータにより置換元の常用ワード線1002に
対して置換可能な動作ブロックを確認しておき、この動
作ブロックに位置する予備ワード線1003を選択する
ことも可能である。
【0096】さらに、上記形態ではRAM104等にソ
フトウェアとして格納されている制御プログラムに従っ
てCPU101が動作することにより、データ設定装置
4の各種機能として各種手段11〜15が論理的に実現
されることを例示した。しかし、このような各種手段1
1〜15の各々を固有のハードウェアとして形成するこ
とも可能であり、一部をソフトウェアとしてRAM10
4等に格納するとともに一部をハードウェアとして形成
することも可能である。
【0097】また、上記形態ではCD−ROM108等
からHDD105に事前にインストールされているソフ
トウェアがコンピュータユニット100の起動時にRA
M104に複写され、このようにRAM104に格納さ
れたソフトウェアをCPU101が読み取ることを想定
したが、このようなソフトウェアをHDD105に格納
したままCPU101に利用させることや、ROM10
3に事前に固定的に格納しておくことも可能である。
【0098】さらに、単体で取り扱える情報記憶媒体で
あるFD106やCD−ROM108にソフトウェアを
格納しておき、このFD106等からHDD105やR
AM104にソフトウェアをインストールすることも可
能であるが、このようなインストールを実行することな
くFD106等からCPU101がソフトウェアを直接
に読み取って処理動作を実行することも可能である。
【0099】つまり、本発明のコンピュータユニット1
00の各種手段をソフトウェアにより実現する場合、そ
のソフトウェアはCPU101が読み取って対応する動
作を実行できる状態に有れば良い。また、上述のような
各種手段を実現する制御プログラムを、複数のソフトウ
ェアの組み合わせで形成することも可能であり、その場
合、単体の製品となる情報記憶媒体には、本発明のコン
ピュータユニット100を実現するための必要最小限の
ソフトウェアのみを格納しておけば良い。
【0100】例えば、既存のオペレーティングシステム
が実装されているコンピュータユニット100に、CD
−ROM108等の情報記憶媒体によりアプリケーショ
ンソフトを提供するような場合、本発明のコンピュータ
ユニット100の各種手段を実現するソフトウェアは、
アプリケーションソフトとオペレーティングシステムと
の組み合わせで実現されるので、オペレーティングシス
テムに依存する部分のソフトウェアは情報記憶媒体のア
プリケーションソフトから省略することができる。
【0101】また、このように情報記憶媒体に記述した
ソフトウェアをCPU101に供給する手法は、その情
報記憶媒体をコンピュータユニット100に直接に装填
することに限定されない。例えば、上述のようなソフト
ウェアをホストコンピュータの情報記憶媒体に格納して
おき、このホストコンピュータを通信ネットワークで端
末コンピュータに接続し、ホストコンピュータから端末
コンピュータにデータ通信でソフトウェアを供給するこ
とも可能である。
【0102】上述のような場合、端末コンピュータが自
身の情報記憶媒体にソフトウェアをダウンロードした状
態でスタンドアロンの処理動作を実行することも可能で
あるが、ソフトウェアをダウンロードすることなくホス
トコンピュータとのリアルタイムのデータ通信により処
理動作を実行することも可能である。この場合、ホスト
コンピュータと端末コンピュータとを通信ネットワーク
で接続したシステム全体が、データ設定装置4のコンピ
ュータユニット100に相当することになる。
【0103】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0104】本発明の半導体メモリ装置では、セルアド
レスが外部入力されると少なくとも一つのビットアドレ
スと複数のワードアドレスとを発生させ、この複数のワ
ードアドレスにより通常は所定の組み合わせの複数の動
作ブロックの各々で一本の常用ワード線を同時に活性化
し、セルアドレスから発生されたワードアドレスがアド
レス記憶手段にデータ設定されている置換元の常用ワー
ド線のワードアドレスと一致すると、対応する置換先の
ワードアドレスの予備ワード線を活性化させるが、置換
元の常用ワード線と置換先の予備ワード線とが同一の動
作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの動作ブ
ロックかに位置していることにより、不良の常用ワード
線を予備ワード線に置換することができ、この置換先の
予備ワード線が置換元の常用ワード線と相違する動作ブ
ロックに位置する場合でも、一個の動作ブロックの予備
ワード線と常用ワード線とが同時に活性化されることが
ないので、予備ワード線による置換設定の自由度が良好
でありながら置換設定に起因した動作不良が発生しな
い。
【0105】本発明の一のデータ設定装置によるデータ
設定方法では、半導体メモリ装置の常用ワード線をワー
ド検査手段が検査して不良を発見し、この不良が発見さ
れた常用ワード線のワードアドレスをデータ設定手段が
半導体メモリ装置のアドレス記憶手段にデータ設定する
が、半導体メモリ装置で同時に活性化される動作ブロッ
クの組み合わせをデータ記憶手段が事前にデータ記憶し
ており、この記憶データを設定制御手段が参照し、置換
元の常用ワード線と置換先の予備ワード線とが同一の動
作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの動作ブ
ロックかに位置するようにデータ設定手段のデータ設定
を動作制御することにより、データ設定された半導体メ
モリ装置が一つのセルアドレスから複数のワードアドレ
スを発生させて複数の動作ブロックの各々で一本のワー
ド線を同時に活性化するとき、一個の動作ブロックの予
備ワード線と常用ワード線とが同時に活性化されること
がないので、良好な自由度で半導体メモリ装置に置換設
定を実行しながら、この置換設定に起因した半導体メモ
リ装置の動作不良を防止することができ、特に、半導体
メモリ装置が置換元の常用ワード線と置換先の予備ワー
ド線との動作ブロックの組み合わせをハードウェア的に
制限しない既存の構造でも、半導体メモリ装置の置換元
の常用ワード線と置換先の予備ワード線とを同一の動作
ブロックか同時に活性化されない組み合わせの動作ブロ
ックかに位置させることができるので、動作不良が防止
されている半導体メモリ装置を簡単に実現することがで
きる。
【0106】上述のようなデータ設定装置において、半
導体メモリ装置の常用ワード線とともに予備ワード線も
ワード検査手段が検査して不良を発見すると、この不良
が発見された予備ワード線が置換先とならないように設
定制御手段がデータ設定手段のデータ設定を動作制御す
ることにより、不良の常用ワード線の置換先が不良の予
備ワード線となることがないので、不良の常用ワード線
を正常な予備ワード線に一度で置換設定することができ
る。
【0107】本発明の他のデータ設定装置によるデータ
設定方法では、半導体メモリ装置の置換元の常用ワード
線の識別データがデータ入力手段にデータ入力される
と、その常用ワード線のワードアドレスをデータ設定手
段が半導体メモリ装置のアドレス記憶手段にデータ設定
するが、半導体メモリ装置で同時に活性化される動作ブ
ロックの組み合わせをデータ記憶手段が事前にデータ記
憶しており、この記憶データを設定制御手段が参照し、
置換元の常用ワード線と置換先の予備ワード線とが同一
の動作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの動
作ブロックかに位置するようにデータ設定手段のデータ
設定を動作制御することにより、データ設定された半導
体メモリ装置が一つのセルアドレスから複数のワードア
ドレスを発生させて複数の動作ブロックの各々で一本の
ワード線を同時に活性化するとき、一個の動作ブロック
の予備ワード線と常用ワード線とが同時に活性化される
ことがないので、良好な自由度で半導体メモリ装置に置
換設定を実行しながら、この置換設定に起因した半導体
メモリ装置の動作不良を防止することができ、特に、半
導体メモリ装置が置換元の常用ワード線と置換先の予備
ワード線との動作ブロックの組み合わせをハードウェア
的に制限しない既存の構造でも、半導体メモリ装置の置
換元の常用ワード線と置換先の予備ワード線とを同一の
動作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの動作
ブロックかに位置させることができるので、動作不良が
防止されている半導体メモリ装置を簡単に実現すること
ができる。
【0108】上述のようなデータ設定装置において、半
導体メモリ装置の不良の常用ワード線の識別データとと
もに不良の予備ワード線の識別データもデータ入力手段
にデータ入力されると、このデータ入力された不良の予
備ワード線の識別データもデータ記憶手段がデータ記憶
し、このデータ記憶された不良の予備ワード線が置換先
とならないように設定制御手段がデータ設定手段のデー
タ設定を動作制御するのことにより、不良の常用ワード
線の置換先が不良の予備ワード線となることがないの
で、不良の常用ワード線を正常な予備ワード線に一度で
置換設定することができる。
【0109】本発明の情報記憶媒体に格納されているプ
ログラムをデータ設定装置のコンピュータに読み取らせ
て対応する処理動作を実行させると、このコンピュータ
を具備するデータ設定装置が半導体メモリ装置のアドレ
ス記憶手段にワードアドレスをデータ設定するとき、そ
の常用ワード線と置換先の予備ワード線とが同一の動作
ブロックか同時に活性化されない組み合わせの動作ブロ
ックかに位置するように、置換先の予備ワード線が選定
されることにより、データ設定された半導体メモリ装置
が一つのセルアドレスから複数のワードアドレスを発生
させて複数の動作ブロックの各々で一本のワード線を同
時に活性化するとき、一個の動作ブロックの予備ワード
線と常用ワード線とが同時に活性化されることがないの
で、良好な自由度で半導体メモリ装置に置換設定を実行
しながら、この置換設定に起因した半導体メモリ装置の
動作不良を防止することができ、特に、半導体メモリ装
置が置換元の常用ワード線と置換先の予備ワード線との
動作ブロックの組み合わせをハードウェア的に制限しな
い既存の構造でも、半導体メモリ装置の置換元の常用ワ
ード線と置換先の予備ワード線とを同一の動作ブロック
か同時に活性化されない組み合わせの動作ブロックかに
位置させることができるので、動作不良が防止されてい
る半導体メモリ装置を簡単に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体メモリ装置の実施の一形態であ
るDRAMの内部構造を示す模式的な平面図である。
【図2】本実施の形態のメモリ製造システムの全体構造
を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の一形態のデータ設定装置が具備
するコンピュータユニットの物理構造を示すブロック図
である。
【図4】論理構造を示す模式図である。
【図5】メモリ検査装置による処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】データ設定装置のコンピュータユニットによる
データ設定方法を示すフローチャートである。
【図7】データ設定方法の一の変形例を示すフローチャ
ートである。
【図8】データ設定方法の他の変形例を示すフローチャ
ートである。
【図9】半導体メモリ装置の一従来例であるDRAMの
内部構造を示す模式的な平面図である。
【符号の説明】
1 メモリ製造システム 3 ワード検査手段に相当するメモリ検査装置 4 データ設定装置 11 データ入力手段 13 データ設定手段 14 ブロック記憶手段 15 設定制御手段 100 コンピュータに相当するコンピュータユニッ
ト 101 コンピュータの主体となるハードウェアであ
るCPU 103 情報記憶媒体であるROM 104 情報記憶媒体であるRAM 105 情報記憶媒体であるHDD 106 情報記憶媒体であるFD 108 情報記憶媒体であるCD−ROM 200 データ設定手段の主体となるハードウェアで
あるアドレス設定ユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビット線と複数のワード線とがマ
    トリクス接続された多数のメモリセルが二次元状に配列
    されており、これら多数のメモリセルが前記ワード線の
    配列方向で複数の動作ブロックに区分されており、セル
    アドレスが外部入力されると少なくとも一つのビットア
    ドレスと複数のワードアドレスとを発生させて所定の組
    み合わせの複数の前記動作ブロックの各々で一本の前記
    ワード線を同時に活性化し、 前記ワード線として複数の動作ブロックの各々に複数の
    常用ワード線と少なくとも一本の予備ワード線とが配列
    されており、置換先となる前記予備ワード線のワードア
    ドレスとして置換元の前記常用ワード線のワードアドレ
    スがアドレス記憶手段にデータ設定されており、前記セ
    ルアドレスから発生されたワードアドレスがアドレス記
    憶手段にデータ設定されている置換元の前記常用ワード
    線のワードアドレスと一致すると対応する置換先のワー
    ドアドレスの前記予備ワード線を活性化させる半導体メ
    モリ装置において、 置換元の前記常用ワード線と置換先の前記予備ワード線
    とが同一の前記動作ブロックか同時に活性化されない組
    み合わせの前記動作ブロックかに位置していることを特
    徴とする半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 行方向と列方向とに二次元的に配列され
    るとともに行方向で複数の動作ブロックに区分されてい
    て固有のセルアドレスが個々に設定されている多数のメ
    モリセルと、 行方向と各々平行で列方向に配列されていて一行の複数
    列の前記メモリセルに一本が接続されている複数行の常
    用ワード線と、 行方向と各々平行で列方向に配列されていて一行の複数
    列の前記メモリセルに一本が接続されている複数行の予
    備ワード線と、 列方向と各々平行で行方向に配列されていて一列の複数
    行の前記メモリセルとに一本が接続されている複数列の
    ビット線と、 セルアドレスが外部入力されると少なくとも一つのビッ
    トアドレスと複数のワードアドレスとを発生させるアド
    レス変換手段と、 該アドレス変換手段が発生させた複数のワードアドレス
    に対応して所定の組み合わせの複数の前記動作ブロック
    の各々で一本の前記ワード線を同時に活性化するワード
    駆動手段と、 置換元の前記常用ワード線と置換先の前記予備ワード線
    とが同一の前記動作ブロックか同時に活性化されない組
    み合わせの前記動作ブロックかに位置するようにワード
    アドレスがデータ設定されているアドレス記憶手段と、 前記アドレス変換手段が発生したワードアドレスが前記
    アドレス記憶手段にデータ設定されている置換元の前記
    常用ワード線のワードアドレスと一致すると対応する置
    換先のワードアドレスの前記予備ワード線を前記ワード
    駆動手段に活性化させる置換制御手段と、を具備してい
    る半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 行方向と列方向とに二次元的に配列され
    るとともに行方向で複数の動作ブロックに区分されてい
    て固有のセルアドレスが個々に設定されている多数のメ
    モリセルと、行方向と各々平行で列方向に配列されてい
    て一行の複数列の前記メモリセルに一本が接続されてい
    る複数行の常用ワード線と、行方向と各々平行で列方向
    に配列されていて一行の複数列の前記メモリセルに一本
    が接続されている複数行の予備ワード線と、列方向と各
    々平行で行方向に配列されていて一列の複数行の前記メ
    モリセルとに一本が接続されている複数列のビット線
    と、セルアドレスが外部入力されると少なくとも一つの
    ビットアドレスと複数のワードアドレスとを発生させる
    アドレス変換手段と、該アドレス変換手段が発生させた
    複数のワードアドレスに対応して所定の組み合わせの複
    数の前記動作ブロックの各々で一本の前記ワード線を同
    時に活性化するワード駆動手段と、置換先の前記予備ワ
    ード線のワードアドレスとして置換元の前記常用ワード
    線のワードアドレスをデータ記憶するアドレス記憶手段
    と、前記アドレス変換手段が発生したワードアドレスが
    前記アドレス記憶手段にデータ設定されている置換元の
    前記常用ワード線のワードアドレスと一致すると対応す
    る置換先のワードアドレスの前記予備ワード線を前記ワ
    ード駆動手段に活性化させる置換制御手段と、を具備し
    ている半導体メモリ装置のアドレス記憶手段にワードア
    ドレスをデータ設定するデータ設定方法において、 置換元の前記常用ワード線と置換先の前記予備ワード線
    とが同一の前記動作ブロックか同時に活性化されない組
    み合わせの前記動作ブロックかに位置するように前記ア
    ドレス記憶手段にワードアドレスをデータ設定すること
    を特徴とするデータ設定方法。
  4. 【請求項4】 行方向と列方向とに二次元的に配列され
    るとともに行方向で複数の動作ブロックに区分されてい
    て固有のセルアドレスが個々に設定されている多数のメ
    モリセルと、行方向と各々平行で列方向に配列されてい
    て一行の複数列の前記メモリセルに一本が接続されてい
    る複数行の常用ワード線と、行方向と各々平行で列方向
    に配列されていて一行の複数列の前記メモリセルに一本
    が接続されている複数行の予備ワード線と、列方向と各
    々平行で行方向に配列されていて一列の複数行の前記メ
    モリセルとに一本が接続されている複数列のビット線
    と、セルアドレスが外部入力されると少なくとも一つの
    ビットアドレスと複数のワードアドレスとを発生させる
    アドレス変換手段と、該アドレス変換手段が発生させた
    複数のワードアドレスに対応して所定の組み合わせの複
    数の前記動作ブロックの各々で一本の前記ワード線を同
    時に活性化するワード駆動手段と、置換先の前記予備ワ
    ード線のワードアドレスとして置換元の前記常用ワード
    線のワードアドレスをデータ記憶するアドレス記憶手段
    と、前記アドレス変換手段が発生したワードアドレスが
    前記アドレス記憶手段にデータ設定されている置換元の
    前記常用ワード線のワードアドレスと一致すると対応す
    る置換先のワードアドレスの前記予備ワード線を前記ワ
    ード駆動手段に活性化させる置換制御手段と、を具備し
    ている半導体メモリ装置のアドレス記憶手段にワードア
    ドレスをデータ設定するデータ設定装置において、 前記半導体メモリ装置で同時に活性化される前記動作ブ
    ロックの組み合わせを事前にデータ記憶しているデータ
    記憶手段と、 前記半導体メモリ装置を検査して不良の常用ワード線を
    発見するワード検査手段と、 該ワード検査手段が不良を発見した前記常用ワード線の
    ワードアドレスを前記半導体メモリ装置のアドレス記憶
    手段にデータ設定するデータ設定手段と、 前記データ記憶手段の記憶データを参照して置換元の前
    記常用ワード線と置換先の前記予備ワード線とが同一の
    前記動作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの
    前記動作ブロックかに位置するように前記データ設定手
    段のデータ設定を動作制御する設定制御手段と、を具備
    しているデータ設定装置。
  5. 【請求項5】 前記ワード検査手段は、前記半導体メモ
    リ装置の予備ワード線も検査して不良を発見し、 前記設定制御手段は、前記ワード検査手段により不良が
    発見された前記予備ワード線が置換先とならないように
    前記データ設定手段のデータ設定を動作制御する請求項
    4記載のデータ設定装置。
  6. 【請求項6】 行方向と列方向とに二次元的に配列され
    るとともに行方向で複数の動作ブロックに区分されてい
    て固有のセルアドレスが個々に設定されている多数のメ
    モリセルと、行方向と各々平行で列方向に配列されてい
    て一行の複数列の前記メモリセルに一本が接続されてい
    る複数行の常用ワード線と、行方向と各々平行で列方向
    に配列されていて一行の複数列の前記メモリセルに一本
    が接続されている複数行の予備ワード線と、列方向と各
    々平行で行方向に配列されていて一列の複数行の前記メ
    モリセルとに一本が接続されている複数列のビット線
    と、セルアドレスが外部入力されると少なくとも一つの
    ビットアドレスと複数のワードアドレスとを発生させる
    アドレス変換手段と、該アドレス変換手段が発生させた
    複数のワードアドレスに対応して所定の組み合わせの複
    数の前記動作ブロックの各々で一本の前記ワード線を同
    時に活性化するワード駆動手段と、置換先の前記予備ワ
    ード線のワードアドレスとして置換元の前記常用ワード
    線のワードアドレスをデータ記憶するアドレス記憶手段
    と、前記アドレス変換手段が発生したワードアドレスが
    前記アドレス記憶手段にデータ設定されている置換元の
    前記常用ワード線のワードアドレスと一致すると対応す
    る置換先のワードアドレスの前記予備ワード線を前記ワ
    ード駆動手段に活性化させる置換制御手段と、を具備し
    ている半導体メモリ装置のアドレス記憶手段にワードア
    ドレスをデータ設定するデータ設定装置において、 前記半導体メモリ装置で同時に活性化される前記動作ブ
    ロックの組み合わせを事前にデータ記憶しているデータ
    記憶手段と、 前記半導体メモリ装置の置換元の常用ワード線の識別デ
    ータがデータ入力されるデータ入力手段と、 該データ入力手段に識別データがデータ入力された前記
    常用ワード線のワードアドレスを前記半導体メモリ装置
    のアドレス記憶手段にデータ設定するデータ設定手段
    と、 前記データ記憶手段の記憶データを参照して置換元の前
    記常用ワード線と置換先の前記予備ワード線とが同一の
    前記動作ブロックか同時に活性化されない組み合わせの
    前記動作ブロックかに位置するように前記データ設定手
    段のデータ設定を動作制御する設定制御手段と、を具備
    しているデータ設定装置。
  7. 【請求項7】 前記データ入力手段は、前記半導体メモ
    リ装置の不良の予備ワード線の識別データもデータ入力
    され、 前記データ記憶手段は、前記データ入力手段にデータ入
    力された不良の予備ワード線の識別データもデータ記憶
    し、 前記設定制御手段は、前記データ記憶手段に識別データ
    がデータ記憶された不良の前記予備ワード線が置換先と
    ならないように前記データ設定手段のデータ設定を動作
    制御する請求項6記載のデータ設定装置。
  8. 【請求項8】 行方向と列方向とに二次元的に配列され
    るとともに行方向で複数の動作ブロックに区分されてい
    て固有のセルアドレスが個々に設定されている多数のメ
    モリセルと、行方向と各々平行で列方向に配列されてい
    て一行の複数列の前記メモリセルに一本が接続されてい
    る複数行の常用ワード線と、行方向と各々平行で列方向
    に配列されていて一行の複数列の前記メモリセルに一本
    が接続されている複数行の予備ワード線と、列方向と各
    々平行で行方向に配列されていて一列の複数行の前記メ
    モリセルとに一本が接続されている複数列のビット線
    と、セルアドレスが外部入力されると少なくとも一つの
    ビットアドレスと複数のワードアドレスとを発生させる
    アドレス変換手段と、該アドレス変換手段が発生させた
    複数のワードアドレスに対応して所定の組み合わせの複
    数の前記動作ブロックの各々で一本の前記ワード線を同
    時に活性化するワード駆動手段と、置換先の前記予備ワ
    ード線のワードアドレスとして置換元の前記常用ワード
    線のワードアドレスをデータ記憶するアドレス記憶手段
    と、前記アドレス変換手段が発生したワードアドレスが
    前記アドレス記憶手段にデータ設定されている置換元の
    前記常用ワード線のワードアドレスと一致すると対応す
    る置換先のワードアドレスの前記予備ワード線を前記ワ
    ード駆動手段に活性化させる置換制御手段と、を具備し
    ている半導体メモリ装置のアドレス記憶手段にワードア
    ドレスをデータ設定するデータ設定装置のコンピュータ
    が読取自在なソフトウェアが格納されている情報記憶媒
    体であって、 前記半導体メモリ装置で同時に活性化される動作ブロッ
    クの組み合わせをデータ記憶すること、 置換元となる前記常用ワード線の識別データのデータ入
    力を受け付けること、この置換元の常用ワード線のデー
    タ入力に対応して、前記常用ワード線と置換先の前記予
    備ワード線とが同一の前記動作ブロックか同時に活性化
    されない組み合わせの前記動作ブロックかに位置するよ
    うに、置換先の前記予備ワード線を選定すること、を前
    記コンピュータに実行させるためのプログラムが格納さ
    れている情報記憶媒体。
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