JP2000297979A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2000297979A
JP2000297979A JP11103585A JP10358599A JP2000297979A JP 2000297979 A JP2000297979 A JP 2000297979A JP 11103585 A JP11103585 A JP 11103585A JP 10358599 A JP10358599 A JP 10358599A JP 2000297979 A JP2000297979 A JP 2000297979A
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JP
Japan
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showcase
heat insulating
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plate
members
Prior art date
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Pending
Application number
JP11103585A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Oshima
義典 大島
Tatsuya Tokunaga
達哉 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造の簡素化及び低コスト化を図ることがで
き、しかも解体の際に材料ごとに容易に分離することの
できるショーケースを提供する。 【解決手段】 ショーケース本体1の上面側、背面側、
底面側及び両側面を覆う各断熱部材13,14,15,
16をそれぞれ発泡性断熱材等の単一の材料によって形
成し、他の部品と共にショーケース本体1の組立時に取
付けるようにしたので、従来のように断熱材の原料を注
入し発泡させる工程が不要となる。また、廃棄処分にな
ったショーケースを解体する場合、各断熱部材13,1
4,15,16は他の部品と容易に分離することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンビニエ
ンスストア等の店舗に設置されるショーケースに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のショーケースとしては、
例えば実開平7−3413号公報に記載されているよう
に、前面を開口したショーケース本体と、ショーケース
本体内に取付けられた上下複数段の商品棚と、ショーケ
ース本体内の底面側、背面側及び上面側に沿って形成さ
れた通風路と、通風路内に配置された冷却器及び送風機
とを備え、ショーケース本体の前面開口部の下端側から
通風路内に吸入した空気を冷却器によって冷却し、ショ
ーケース本体の前面開口部の上端側から吐出することに
より、ショーケース本体の前面開口部にエアカーテンを
形成するようにしたものが知られている。
【0003】また、前記ショーケースでは、ショーケー
ス本体内の上面、背面、底面及び前面の下端側がそれぞ
れ一体の断熱壁によって覆われ、幅方向両側面はそれぞ
れ側板を構成する一対の断熱壁によって覆われている。
この場合、各断熱壁としては、互いに間隔をおいて対向
する金属板の間に発泡性の断熱材を介在させたものが用
いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記断
熱壁を製造する場合には、各金属板をスペーサによって
互いに間隔をおいて保持した後、各金属板間に断熱材の
原料を注入し発泡させる工程を必要とするため、製造工
程が複雑化し、生産性の低下及びコストの増加を来すと
いう問題点があった。また、廃棄処分になったショーケ
ースを解体する場合、前述のようにして製造された断熱
壁は材料ごとに分離することが困難であるため、リサイ
クル性等において不利であるという問題点もあった。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、構造の簡素化及び低
コスト化を図ることができ、しかも解体の際に材料ごと
に容易に分離することのできるショーケースを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、前面を開口したショーケー
ス本体と、ショーケース本体内の底面側、背面側及び上
面側に沿って形成された通風路と、通風路内に配置され
た冷却器及び送風機とを備え、ショーケース本体の前面
開口部の下端側から通風路内に吸入した空気を冷却器に
よって冷却し、ショーケース本体の前面開口部の上端側
から吐出するようにしたショーケースにおいて、前記シ
ョーケース本体の幅方向に互いに間隔をおいて配置さ
れ、ショーケース本体の底面側、背面側及び上面側に沿
って延びる複数の第1の補強部材と、各第1の補強部材
に連結され、ショーケース本体の幅方向に延びる複数の
第2の補強部材と、ショーケース本体の上面側を覆う第
1の断熱部材と、ショーケース本体の背面側を覆う第2
の断熱部材と、ショーケース本体の底面側を覆う第3の
断熱部材と、ショーケース本体の幅方向両側面を覆う一
対の第4の断熱部材と、ショーケース本体の上面を覆う
天板と、ショーケース本体の前面下端側を覆う前面板
と、ショーケース本体の幅方向両側面を覆う一対の側板
と、上面側通風路の下方を覆う上面板と、背面側通風路
の前方を覆う背面板と、底面側通風路の上方を覆う底板
とを備え、前記各断熱部材をそれぞれ単一の材料によっ
て形成している。これにより、各断熱部材がそれぞれ単
一の材料によって形成され、他の部品と共に組立時に取
付けられることから、従来のように断熱材の原料を注入
し発泡させる工程が不要となる。また、廃棄処分になっ
たショーケースを解体する場合、各断熱部材は他の部品
と容易に分離することができる。
【0007】また、請求項2では、請求項1記載のショ
ーケースにおいて、前記各断熱部材をそれぞれ発泡性の
断熱材によって形成している。これにより、請求項1の
作用に加え、各断熱部材がそれぞれ発泡性の断熱材によ
って所定の形状に成形される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図7は本発明の一実施形
態を示すもので、図1はショーケースの側面断面図、図
2はその全体斜視図、図3乃至図7はその分解斜視図で
ある。
【0009】このショーケースは、前面を開口したショ
ーケース本体1と、ショーケース本体1内に取付けられ
た上下複数段の商品棚2と、ショーケース本体1内の底
面側、背面側及び上面側に沿って形成された通風路3
と、背面側通風路3内に配置された冷却器4と、底面側
通風路3内に配置された複数の送風機5とから構成され
ている。
【0010】ショーケース本体1は、ショーケース本体
1の底面側、背面側及び上面側に沿って延びる左右一対
の第1の補強部材10と、ショーケース本体1の幅方向
に延びる複数の第2の補強部材11,12と、ショーケ
ース本体1の上面側を覆う第1の断熱部材13と、ショ
ーケース本体1の背面側を覆う第2の断熱部材14と、
ショーケース本体1の底面側を覆う第3の断熱部材15
と、ショーケース本体1の幅方向両側面を覆う一対の第
4の断熱部材16と、ショーケース本体1の上面を覆う
天板17と、ショーケース本体1の前面下端側を覆う前
面板18と、ショーケース本体1の両側面を覆う一対の
側板19と、上面側通風路3の下方を覆う上面板20
と、背面側通風路3の前方を覆う背面板21と、底面側
通風路3の上方を覆う底板22と、前面板18の上方に
取付けられた化粧部材23とからなる。
【0011】各補強部材10,11,12はそれぞれシ
ョーケース本体1のフレームをなすための十分な強度を
有する鋼材からなり、第1の補強部材10はショーケー
ス本体1の側面に沿って略コ字状に形成され、各第2の
補強部材11、12はショーケース本体1の幅方向に直
線状に延びている。
【0012】各断熱部材13,14,15,16はそれ
ぞれ単一の材料からなり、例えば予め発泡硬化された断
熱材によって所定形状に成形されている。この場合、第
1の断熱部材12は、上面側通風路3の前面、下面及び
両側面を覆う下側部材13aと、上面側通風路3の上面
を覆う上側部材13bとからなる。第2の断熱部材14
は平面状に形成され、その外形はショーケース本体1の
背面に沿って四角形に形成されている。第3の断熱部材
15は底面側通風路3の前面、背面、下面及び両側面を
覆う箱状に形成され、その内側面には各送風機5を支持
するための傾斜した段部15aが設けられている。ま
た、各第4の断熱部材16はそれぞれ平面状に形成さ
れ、その外形はショーケース本体1の側面に沿って略コ
字状に形成されている。
【0013】天板17、前面板18、各側板19、上面
板20、背面板21及び底板22は金属板からなり、そ
れぞれ所定形状に形成されている。天板17は前端を下
方に屈曲し、その前端には光透過性の合成樹脂からなる
シェード17aが取付けられている。この場合、シェー
ド17a内には蛍光灯24が取付けられる。前面板18
は上端側が下端側よりもやや前方に位置するように形成
され、上端側と下端側との間は斜めに形成されている。
各側板19はそれぞれ透明の側面ガラス19aを有し、
側面ガラス19a以外の部分をショーケース本体1の側
面に沿って略コ字状に形成されている。この場合、各側
板19の周端部はショーケース本体1の内側に向かって
屈曲している。上面板20は前端を下方に屈曲し、その
両側端はそれぞれ上方に屈曲している。この場合、上面
板20の前端側下方には蛍光灯25が取付けられる。ま
た、背面板21は下端を前方に屈曲し、底板22は両側
端をそれぞれ下方に屈曲している。化粧部材23は所定
の彩色を施した合成樹脂からなり、前面板18の上端部
を覆うように形成されている。
【0014】各商品棚2は後端側をショーケース本体1
側の棚柱2aによって支持され、前端側にはプライスカ
ード等を保持するカード保持部2bが設けられている。
【0015】通風路3は一端にショーケース本体1の前
面開口部上端に位置する空気吐出口3aを有し、その他
端にはショーケース本体1の前面開口部下端に位置する
空気吸入口3bが設けられている。この場合、通風路3
の空気吐出口3aには、例えばハニカム状の通気構造を
有する整流部材3cが取付けられ、通風路3の空気吸入
口3bには多数の通気孔を有する吸気口グリル3dが取
付けられている。
【0016】冷却器4は冷媒流通用のチューブ(図示せ
ず)及び多数のフィンからなり、その両側面にはショー
ケース本体1側に固定するための支持板4aが取付けら
れている。
【0017】各送風機5は互いに幅方向に間隔をおいて
配置され、それぞれ共通のファンダクト5aに取付けら
れている。
【0018】以上のように構成されたショーケースにお
いては、図1に示すように前面開口部下端の空気吸入口
3bから通風路3内に吸入された空気が冷却器4によっ
て冷却され、前面開口部上端の空気吐出口3aから吐出
する。これにより、ショーケース本体1の前面開口部に
エアカーテンが形成され、ショーケース本体1内が冷却
される。
【0019】次に、図3乃至図7を参照し、ショーケー
ス本体1の組立構造について説明する。まず、図3に示
すように各第1の補強部材10を互いに左右方向に間隔
をおいて配置するとともに、各第1の補強部材10の背
面側を一方の第2の補強部材11によって連結し、各第
1の補強部材10の底面側を他方の第2の補強部材12
によって連結する。その際、各第1の補強部材10には
棚柱2aがそれぞれ取付けられる。次に、図4に示すよ
うに冷却器4を各支持板4aを介して各第1の補強部材
10間に取付るとともに、各第1の補強部材10の上部
に第1の断熱部材13、天板17及び上面板20を取付
け、各第1の補強部材10の後部に第2の断熱部材14
を取付ける。続いて、図5に示すように各第1の補強部
材10の下部に第3の断熱部材15を取付け、各第1の
補強部材10の側方に第4の断熱部材16及び側板19
をそれぞれ取付ける。この場合、第4の断熱部材16の
一側面及び周端面は側板19の側面及び周端屈曲面によ
って覆われる。次に、図6に示すように各第1の補強部
材10の下部前端側に前面板18を取付けるとともに、
第3の断熱部材15内にファンダクト5aに取付けられ
た各送風機5を収容する。この場合、ファンダクト5a
は両側端を第3の断熱部材15内の各段部15aに固定
され、各段部15aに沿って傾斜状態に支持される。ま
た、上面板20の前端には整流部材3cが取付けられ
る。続いて、図7に示すように背面板21を各第1の補
強部材10に第2の断熱部材14に対向するように取付
けるとともに、各第1の補強部材10の前端側に化粧部
材23及び吸気グリル3dを取付け、第3の断熱部材1
5の上方に底板22を載置する。以上でショーケース本
体1の組立てが完了し、ショーケース本体1内の各棚柱
2aには各商品棚2が取付けられる。
【0020】このように、本実施形態のショーケースに
よれば、ショーケース本体1の各断熱部材13,14,
15,16をそれぞれ単一の材料によって形成し、他の
部品と共にショーケース本体1の組立時に取付けるよう
にしたので、従来のように断熱材の原料を注入し発泡さ
せる工程が不要となり、構造の簡素化及び低コスト化を
図ることができる。また、廃棄処分になったショーケー
スを解体する場合、各断熱部材13,14,15,16
を他の部品と容易に分離することができるので、リサイ
クル性等においても極めて有利である。更に、各断熱部
材13,14,15,16を発泡性の断熱材によって形
成したので、各断熱部材13,14,15,16を所定
形状に容易に成形することができ、実用化に際して極め
て有利である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のショー
ケースによれば、断熱材の原料を注入し発泡させる工程
が不要となるので、構造の簡素化及び低コスト化を図る
ことができ、生産性を大幅に向上させることができる。
また、廃棄処分になったショーケースを解体する場合、
断熱部材を他の部品と容易に分離することができるの
で、リサイクル性等においても極めて有利である。
【0022】また、請求項2のショーケースによれば、
請求項1の効果に加え、断熱部材を所定形状に容易に成
形することができるので、実用化に際して極めて有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すショーケースの側面
断面図
【図2】ショーケースの全体斜視図
【図3】ショーケースの分解斜視図
【図4】ショーケースの分解斜視図
【図5】ショーケースの分解斜視図
【図6】ショーケースの分解斜視図
【図7】ショーケースの分解斜視図
【符号の説明】
1…ショーケース本体、3…通風路、4…冷却器、5…
送風機、10…第1の補強部材、11,12…第2の補
強部材、13…第1の断熱部材、14…第2の断熱部
材、15…第3の断熱部材、16…第4の断熱部材、1
7…天板、18…前面板、19…側板、20…上面板、
21…背面板、22…底板、23…化粧部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開口したショーケース本体と、シ
    ョーケース本体内の底面側、背面側及び上面側に沿って
    形成された通風路と、通風路内に配置された冷却器及び
    送風機とを備え、ショーケース本体の前面開口部の下端
    側から通風路内に吸入した空気を冷却器によって冷却
    し、ショーケース本体の前面開口部の上端側から吐出す
    るようにしたショーケースにおいて、 前記ショーケース本体の幅方向に互いに間隔をおいて配
    置され、ショーケース本体の底面側、背面側及び上面側
    に沿って延びる複数の第1の補強部材と、 各第1の補強部材に連結され、ショーケース本体の幅方
    向に延びる複数の第2の補強部材と、 ショーケース本体の上面側を覆う第1の断熱部材と、 ショーケース本体の背面側を覆う第2の断熱部材と、 ショーケース本体の底面側を覆う第3の断熱部材と、 ショーケース本体の幅方向両側面を覆う一対の第4の断
    熱部材と、 ショーケース本体の上面を覆う天板と、 ショーケース本体の前面下端側を覆う前面板と、 ショーケース本体の幅方向両側面を覆う一対の側板と、 上面側通風路の下方を覆う上面板と、 背面側通風路の前方を覆う背面板と、 底面側通風路の上方を覆う底板とを備え、 前記各断熱部材をそれぞれ単一の材料によって形成した
    ことを特徴とするショーケース。
  2. 【請求項2】 前記各断熱部材をそれぞれ発泡性の断熱
    材によって成形したことを特徴とする請求項1記載のシ
    ョーケース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017510779A (ja) * 2014-02-14 2017-04-13 アーハーテー クーリング システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングAHT Cooling Systems GmbH 冷蔵ケース

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