JP2000297851A - 動力装置および搬送体の駆動装置 - Google Patents

動力装置および搬送体の駆動装置

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JP2000297851A
JP2000297851A JP11108042A JP10804299A JP2000297851A JP 2000297851 A JP2000297851 A JP 2000297851A JP 11108042 A JP11108042 A JP 11108042A JP 10804299 A JP10804299 A JP 10804299A JP 2000297851 A JP2000297851 A JP 2000297851A
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gear
shaft
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hollow
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Ichiro Kamimura
一郎 上村
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Namu Co Ltd Japan
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NAMU KK
Namu Co Ltd Japan
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型かつ大出力で、機械効率の高い搬送体の
駆動装置を提供する。 【解決手段】 ロータ11内に動力源であるギアードモー
タ12を配置する。ギアードモータ12は、中空モータ13
と、減速機14とを有し、ロータ11の中心軸上には貫通穴
1b、13bからなる連続した貫通穴が構成される。かか
る連続した貫通穴に貫通軸15を配置する。該貫通軸15に
ギアードモータ12のハウジング6L,6Rを回転不能に
固定する。ロータ11に加えられる負荷は、軸受19、ハウ
ジング6L,6Rを介して貫通軸15で受ける。貫通軸15
は、貫通穴 1b、13bを貫通する一本の軸であるが故に
高い剛性を持たせることが可能である。また、貫通軸15
は、ブラケット16によって非回転に固定されていること
からも、大荷重を受け止めるに適した駆動装置となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤ、チェー
ン、ベルト等の搬送体の駆動手段等に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ、チェーン、ベルト等の搬送体を
走行させることにより人や物資の輸送を行う運搬機械
は、様々な分野で利用されているが、これらの運搬機械
の一例であるエスカレータについて、以下に説明する。
【0003】図13は、エスカレータ 101の全体を、説明
の都合上一部を切り欠いて示した斜視図である。エスカ
レータ 101は、上階と下階との間に架橋されるものであ
り、その主枠 102は、上階に設置される上部機械室 10
3、下階に設置される下部機械室 104および傾斜室 105
からなっている。踏段 106と同期して移動する移動手摺
107は、主枠 102の両側に立設された欄干 108によって
案内される。上部機械室103には、踏段チェーン 109の
駆動スプロケット 110および移動手摺 107の駆動スプロ
ケット 111が設けられている。また、下部機械室 104に
は、踏段チェーン109の従動スプロケット 112が、踏段
チェーン緊張装置 113と共に設けられている。
【0004】図14には、上部機械室 103を側面から見た
状態を拡大して示している。図示のごとく、上部機械室
103は(主枠 102の全体も同様であるが)、複数の鉄骨
を組み合わせたトラス構造を有している。そして、踏段
チェーンの駆動スプロケット110および移動手摺の駆動
スプロケット 111は、同一の回転軸 114に固定されてい
る。なお、回転軸 114は、前記トラス構造の梁122 に固
定される軸受 115によって、回転自在に支持されてい
る。図中符号 116で示す一転鎖線は、移動手摺駆動用チ
ェーンを表している。
【0005】回転軸 114は、回転軸を鉛直方向に向けて
配置したモータ 117でウォーム減速機 118を駆動し、そ
の出力軸 118aに固定された駆動スプロケット 119と、
回転軸 114に固定された従動スプロケット 120との間に
チェーン 121を掛け回して構成される動力伝達機構によ
って、駆動されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記動力伝達機構は、
モータ 117の出力がウォーム減速機 118で減速され、さ
らに、駆動スプロケット 119、従動スプロケット 120お
よびチェーン 121によって減速されることにより、踏段
チェーンの駆動スプロケット 110および移動手摺の駆動
スプロケット 111に望まれる駆動力を発生させるもので
ある。しかしながら、ウォーム減速機 118の出力軸 118
aから回転軸 114まで一定の距離が必要となるために、
上部機械室 103の小型化にはおのずと限界があった。ま
た、ウォーム減速機 118は機械効率が悪いという問題も
あった。
【0007】なお、機械室の小型化に限界があるという
問題は、エスカレータのみならず、ベルトコンベヤ、チ
ェーンコンベヤ、バケットエレベータ、エレベータ、ロ
ープウエイ、ケーブルカー等の、搬送体を走行させて動
力伝達を行う運搬機械に共通の問題となっている。かか
る機械室の小型化は、運搬機械の建設コストの削減に直
結するものであり、実現されたときの効果は大きいが、
必要な減速比を得ることが設計上優先されるために、機
械室の小型化は遅々として進まなかった。
【0008】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、小型かつ大出力で、機
械効率の高い搬送体の駆動手段を提供し、搬送体を走行
させて動力伝達を行う運搬機械の建設費の削減を図ると
ともに、駆動手段の機械効率を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1に係る動力装置は、中空モータと、
入力軸が中空軸であるコリオリ運動歯車装置とを直列に
駆動連結したギアードモータをロータの内部に配置し、
該ロータと前記コリオリ運動歯車装置の出力軸とを駆動
連結し、前記中空モータおよび前記コリオリ運動歯車装
置の中空軸内に、前記ロータに負荷される荷重を受ける
ための貫通軸を配置して、該貫通軸を前記ロータの両側
部で支持し、前記ロータを回転駆動するたことを特徴と
する。
【0010】本発明によると、前記ロータ内に、該ロー
タを駆動するために必要なギアードモータを配置するこ
とによって、前記ロータの外部にモータおよび減速機を
配置するためのスペースが不要となる。また、前記ギア
ードモータは、中空モータと、入力軸が中空軸であるコ
リオリ運動歯車装置とで構成されているので、前記ロー
タに配置された状態で、該ロータの中心部に貫通穴が構
成される。該貫通穴に配置される軸は、貫通軸故に高い
剛性を持たせることが可能であり、前記ロータに負荷さ
れる荷重を受け止めるに適したものである。そして、前
記ロータの両側部で前記貫通軸を支持することにより、
前記ロータに負荷される荷重を効率的に受け止める。
【0011】また、上記課題を解決するための請求項2
に係る搬送体の駆動装置は、中空モータと、入力軸が中
空軸であるコリオリ運動歯車装置とを直列に駆動連結し
たギアードモータを、搬送体を駆動するためのロータの
内部に配置し、該ロータと前記コリオリ運動歯車装置の
出力軸とを駆動連結し、前記中空モータおよび前記コリ
オリ運動歯車装置の中空軸内に、前記ロータに負荷され
る荷重を受けるための貫通軸を配置したことを特徴とす
る。
【0012】本発明によると、前記搬送体を駆動するた
めのロータ内に、該ロータを駆動するために必要なギア
ードモータを配置することによって、前記ロータの外部
にモータおよび減速機を配置するためのスペースが不要
となる。また、前記ギアードモータは、中空モータと、
入力軸が中空軸であるコリオリ運動歯車装置とで構成さ
れているので、前記ロータに配置された状態で、該ロー
タの中心部に貫通穴が構成される。そこで、該貫通穴に
前記貫通軸を配置し、前記ロータに負荷される荷重を受
ける。係る軸は貫通軸故に高い剛性を持たせることが可
能であり、前記ロータに負荷される荷重を受け止めるに
適したものである。
【0013】本発明の請求項3に係る搬送体の駆動装置
は、前記ロータにチェーンを駆動するためのスプロケッ
トを設けたことを特徴とする。この構成によると、搬送
体がチェーンである場合にも、その駆動手段として当該
ロータを用いることができる。
【0014】また、本発明の請求項4に係る搬送体の駆
動装置は、前記ロータにブレーキシューの当接部を設け
たことを特徴とする。すなわち、前記ロータの駆動手段
であるギアードモータに加え、制動手段であるブレーキ
についても前記ロータと同心状に配置することにより、
搬送体の駆動制御手段を前記ロータに集約する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、従来例と同一部分若
しくは相当する部分については同一符号で示し、詳しい
説明を省略する。
【0016】図2には、本発明の実施の形態に係る搬送
体の駆動装置を、エスカレータの駆動装置として採用し
た場合の、上部機械室 103の様子を示している。また、
図1には、図2のI−I線におけるロータ11(以下に説
明する)の拡大図を示している。
【0017】ロータ11は円筒状をなし、その外周部に
は、エンドレスに掛け回された踏段チェーン 109および
移動手摺駆動用チェーン 116を駆動するための、駆動ス
プロケット 110,111 が適当な方法によって固定されて
いる。また、ロータ11の内部には、ロータ11の駆動手段
であるギアードモータ12が配置されている。ギアードモ
ータ12は、中空モータ13と、入力軸1が中空軸のコリオ
リ運動歯車装置からなる減速機14とを有し、中空モータ
13の中空軸13aと減速機14の入力軸1とを直列に駆動連
結したものである。減速機14の出力軸2はロータ11に固
定されているので、中空モータ13の動力は減速機14で減
速された後、ロータ11へと伝達される。
【0018】ロータ11の中心軸上で直列に配置された、
中空モータ13の出力軸の貫通穴13bおよび減速機14の入
力軸1の貫通穴1bには、一本の貫通軸15が挿通されて
いる。この貫通軸15は、上部機械室 103を構成するトラ
ス構造の梁122 に固定されるブラケット16に対し、非回
転に固定されている。
【0019】ここで、ギアードモータ12の減速機14とし
て用いられているコリオリ運動歯車装置の基本構造につ
いて、図3、図4、図5に基づき以下に説明する。図3
に示すように、コリオリ運動歯車装置は、歯数の異なる
4つの歯車として、第1〜第4歯車A1 〜A4 を有して
いる。各歯車は傘歯車である。このうち第1歯車A
1は、ハウジング6に一体的に固定され、回転をしない
固定歯車である。第2歯車A2 、第3歯車A3 は、入力
軸1によって軸支される回転体3に形成されている。ま
た、第4歯車A4 は出力軸2に設けられ、ハウジング6
により回転自在に支持されている。そして、第1歯車A
1 と第2歯車A2 、第3歯車A3 と第4歯車A4 と夫々
噛み合っている。
【0020】回転体3は、入力軸1の軸線に対して所定
の角度をなす傾斜部1aによって支持されている。入力
軸1自体も、ハウジング6によって回動自在に支持され
ている。入力軸1が回転すると、傾斜部1aが首を振る
ような運動をし、これに軸支される回転体3は、あたか
も停止寸前のこまのように首振り運動をする。この回転
体3の動きを、本説明ではコリオリ運動という。そし
て、回転体3はコリオリ運動をすることにより、第2歯
車A2 を第1歯車A1 に、また、第3歯車A3 を第4歯
車A4 に夫々噛み合わせていく(図4(a),(b)参
照)。すると、第2歯車A2 は、1周期のコリオリ運動
(入力軸1の1回転)当り、第1歯車A1との歯数差に
相当する分だけ第1歯車A1 に対して回転する。すなわ
ち、第1歯車A1 と、第2歯車A2 との間で、1段階の
減速がなされる。
【0021】さて、第1歯車A1 の歯数を 100、第2歯
車A2 の歯数を 101とした場合を考える。入力軸1が1
回正回転すると、第1歯車A1 に対して第2歯車A2
1/100 だけ正回転する。また、第1歯車A1 の歯数を 1
00、第2歯車A2 の歯数を99とすると、第1歯車A1
対して第2歯車A2 は1/100 だけ逆回転する。第2歯車
2 の運動は、第3歯車A3 に直接伝わり、第3歯車A
3 と第4歯車A4 との間でも、同様の噛み合いを行う。
よって、第3歯車A3 と第4歯車A4 との間でも、1段
階の減速がなされる。すなわち、入力軸1の回転運動が
出力軸2に伝達される際に、第1、第2歯車A1 ,A2
と、第3、第4歯車A3 ,A4 とで、2段階の減速作用
を受けることになる。
【0022】上記コリオリ運動歯車装置の減速比をR
(入力軸1が1回転したときの出力軸2の回転数)とす
ると、 1/R=1−(n4 ×n2 )/(n3 ×n1 ) ……(i) ここで、 n1 :第1歯車A1 の歯数 n2 :第2歯車A2 の歯数 n3 :第3歯車A3 の歯数 n4 :第4歯車A4 の歯数 で求めることができる。ここで、n1 = 999,n2 =10
00,n3 =1001,n4 =1000とすると、減速比1/R=
1/(100 万)(正回転)となる。このように、コリオ
リ運動歯車装置は、僅か4枚の歯車で大きな減速比を得
ることができるものである。しかも、効率η≧0.9 が可
能となる。
【0023】また、第2歯車A2 、第3歯車A3 がコリ
オリ運動をしながら、第1歯車A1、第4歯車A4 と噛
み合う際には、各噛み合い面には摺動を生ずる。この摺
動により発生する騒音、振動および発熱による焼き付き
を防止する為に、図3および図5に示すように、各歯車
の歯には、コロ4およびコロとの内接面5を採用してい
る。具体的には、図5に示すように第1歯車A1 (第4
歯車A4 )に形成されたコロとの内接面5にコロ4を浮
遊支持し、半円筒状の凸歯を形成している。また、第2
歯車A2 (第3歯車A3 )にもコロとの内接面5を形成
し、半円溝状の凹歯を形成する。そして、回転体3が矢
印Bで示す方向にコリオリ運動を行うと、第2歯車A2
(第3歯車A3 )は矢印Cで示す方向に移動し、各凹歯
と凸歯とを噛み合わせていく。そして、各凹歯と凸歯と
の間に生ずる摺動を、コロ4の回転で吸収している。
(以上、NIKKEI MECHANICAL 1996.10.28 no.492 第12項
から第13項より一部抜粋。)したがって、バックラッシ
の設定を不要とするばかりか、各歯車間に予圧を付与し
て、精密な噛み合わせを行うことができる。
【0024】尚、前述のごとく、第1歯車A1 の歯数と
第2歯車A2 の歯数差が1の場合には、コリオリ運動が
1周期進むと、第1歯車A1 と第2歯車A2 との間で、
噛み合う歯は1つずれる。また、同歯数差が2の場合
は、コリオリ運動が1周期進むと、第1歯車A1 と第2
歯車A2 との間で、噛み合う歯は2つずれる。同様にし
て、歯数差がnの場合には、噛み合う歯はn個ずれるこ
とになる。このことは、第3、第4歯車A3 ,A4 の関
係においても同じである。
【0025】続いて、図3に示すコリオリ運動歯車装置
の歯形を求める手法について、以下に説明する。ここ
で、図3に示すコリオリ運動歯車装置の各傘歯車の歯形
を求める手法を示す展開図を図6に、その要部拡大図を
図7に示す。尚、各傘歯車A1,A2 ,A3 ,A4 は摸
式的にピッチ円錐で示している。
【0026】まず、第1傘歯車A1 、第2傘歯車A2
各ピッチ円を通る共通球面Cir1と、第3傘歯車A3 、第
4傘歯車A4 の各ピッチ円を通る共通球面Cir2とを考え
る。そして、各共通球面の中心点を一致させ、該一致点
を点Oとする。さらに、点Oを原点とするXY座標を考
える。このXY座標のX軸上に入力軸1(図3)の軸芯
を配置する。また、第1、第2傘歯車A1 ,A2 の噛み
合い点をC1 、第3、第4傘歯車A3 ,A4 の噛み合い
点をC2 とする。そして、噛み合い点C1 ,C 2 を、第
1象限と第3象限若しくは第2象限と第4象限に置く。
【0027】また、入力軸1の軸芯方向と傾斜部1a
(図3)とがなす角度をθ、第1歯車A1 の背円錐とピ
ッチ円錐の中心線とでなす角度をθ1 、第2傘歯車A2
の背円錐とピッチ円錐の中心線とでなす角度をθ2 とす
ると、θ1 +θ2 =θである。なお、θ1 ,θ2 のいず
れか一方の角度を零とすることも可能であり、この場合
は、前記角度を零とした方の傘歯車が冠歯車となる。同
様にして、第3、第4傘歯車A3 ,A4 の背円錐と各ピ
ッチ円錐の中心線とでなす角度は、第3傘歯車A 3 はθ
3 、第4傘歯車A4 はθ4 かつθ3 +θ4 =θである。
【0028】また、第1〜第4傘歯車の歯数を夫々n
1 ,n2 ,n3 ,n4 かつn1 ,n2の値、n3 ,n4
の値は互いに異なるものとする。ここで、第1〜第4傘
歯車A 1 〜A4 の各ピッチ円錐の頂点O1 ,O2 ,O
3 ,O4 から、各背円錐の頂点D 1 ,D2 ,D3 ,D4
までの距離D11 ,D22 ,D33 ,D44
を、ピッチ円半径とする円筒歯車ER1 ,ER2 ,ER
3 ,ER4 を考える。そして、このピッチ円上に形成さ
れるインボリュート歯形若しくは任意の歯形を想定し、
これを第1〜第4傘歯車A1 〜A4 の相当円筒歯車とす
る。ここで、該相当円筒歯車の相当歯数をZ1 ,Z2
3 ,Z4 とすると、 Z1 =n1 /Sinθ1 ……(ii) Z2 =n2 /Sinθ2 ……(iii ) Z3 =n3 /Sinθ3 ……(iv) Z4 =n4 /Sinθ4 ……(v) と表すことができる。
【0029】上記式(ii),(iii )で得られる関係を
有する相当円筒歯車において、インボリュート歯形若し
くは任意歯形を創成するカッターで、第1傘歯車A1
等高歯の歯形を創成し(なお、等高歯を創成すれば、必
然的に等歯厚歯にもなる)、さらに、第2傘歯車A2
該歯形を転写する。第3、第4傘歯車A3 ,A4 も同様
にして形成する。さらに、前記等高歯の歯形にかえて、
コロとの内接面5を形成すると、図3に示すものと同様
の歯形を得ることができる。図3は歯形としてコロ4お
よびコロとの内接面5を用いた場合を示している。な
お、ここで用いられるコロには、円筒コロ、針状コロの
いずれをも含むものとする。
【0030】以上のごとく、図3に示すコリオリ運動歯
車装置は、第1、第2傘歯車A1 ,A2 の噛み合い点C
1 と、第3、第4傘歯車A3 ,A4 の噛み合い点とC2
を第1象限と第3象限若しくは第2象限と第4象限に置
いた場合、すなわち互いに異なる象限上に置いた場合を
示したものであるが、この噛み合い点C1 ,C2 を、互
いに同一象限上に置くことも可能である。
【0031】図8には、図3に示すコリオリ運動歯車装
置の変形例として、前記噛み合い点C1 ,C2 を互いに
同一象限上に置いた場合の、歯車装置の要部断面図を示
している。尚、図8においては、図3に示す実施の形態
と、同一部分若しくは相当する部分については同一符号
で示し、詳しい説明は省略する。
【0032】図8に示すコリオリ運動歯車装置も、第1
傘歯車A1 はハウジング6に固定されている。また、第
4傘歯車A4 は出力軸2に取付けられている。回転体3
に設けられた第2、第3傘歯車A2 ,A3 は、回転体3
の同一軸方向面(図8では回転体3の左側面)に設けら
れている。また、出力軸2を中空としてその内部に入力
軸1を貫通させている。さらに、入力軸1も中空として
おり、その中空内部を貫通穴1bとして構成している。
【0033】入力軸1の傾斜部1aに対し回転体3を軸
支するための軸受には、複列外向きアンギュラ玉軸受17
(以下単に「軸受」という)を使用している。そして、
軸受17の外輪に相当する部分を、回転体3の一部3aと
して構成している。また、軸受17の一方の内輪について
も、入力軸1の傾斜部の一部1cとして構成している。
軸受17のその他の部分であるもう一方の内輪17a、玉17
b、スぺーサ17c等については、別体の軸受と同様の構
造を有する。さらに、入力軸1と出力軸2とを同軸状に
支持する軸受12の内輪を、入力軸1の一部分1dとして
一体形成している。
【0034】図9には、図8に示すコリオリ運動歯車装
置の展開図を示している。図9は、図3に示すコリオリ
運動歯車装置の相当円筒歯車への展開図を示す図7に相
当するものである。なお、図8に示すコリオリ運動歯車
装置の歯形を求める手法は、図3に示すコリオリ運動歯
車装置と同様であり、図6に相当する展開図の全体図
と、歯形を求める手法の詳細な説明は省略する。図9か
ら明らかなように、図8のコリオリ運動歯車装置は、第
1、第2傘歯車A1 ,A2 の噛み合い点C1 と、第3、
第4傘歯車A3 ,A4 の噛み合い点C2 の双方が、前記
XY座標の第2象限(若しくは第3象限)に、すなわち
同一象限上にある。
【0035】図8に示すコリオリ運動歯車装置は、第1
〜第4傘歯車を回転体3の同一軸方向面に置くことによ
り、図3に示すコリオリ運動歯車装置に対して、歯車装
置の軸方向寸法を減少させることが可能となる。また、
入力軸1と同一方向に延びるように出力軸2を配置する
ことが容易となる。よって、4つの歯車のみによって大
減速比を得ることが可能なコリオリ運動歯車装置の適用
範囲を広げることができるという利点がある。しかも、
軸受17の外輪を、回転体3の一部3aとして形成するこ
とによって、入力軸1の傾斜部1aと回転体3との間に
介在する部品の点数を削減することができる。そして、
単体としての外輪がなくなった分だけ、回転体3に形成
される第2歯車A2 、第3歯車A3 、および、入力軸
1、傾斜部1aの寸法設定の自由度が高まる。このた
め、各歯車の直径を拡大することなく貫通路1bの径の
みを拡大することが可能となり、より大径の部材をこの
貫通路1bに挿通させることも可能となる。
【0036】また、従来は、回転体3と軸受の外輪とが
別個の部品であったために、歯車の歯面の研削と、軸受
の外輪の研削とは当然に別々の工程として行われていた
が、この工程を同一工程で行うことも可能となる。熱処
理工程においても同様のことが言える。さらに、軸受8
の外輪を、回転体3の一部3aとして形成することによ
り、この部分における組立精度のばらつきという問題が
なくなり、より高精度のコリオリ運動歯車装置を容易に
供給することが可能となる。なお、図3、図8に示すコ
リオリ運動歯車装置共に、はすば歯車として構成するこ
とも可能である。この、はすば歯車への応用について
は、本出願人らは、特開平10-246293 号公報にその詳細
を開示している。
【0037】以上のごとく、コリオリ運動歯車装置は、
各傘歯車A1 〜A4 の相当円筒歯車に基づき歯車の歯形
を決定することにより、該相当円筒歯車よりもピッチ円
径の小さな各傘歯車A1 〜A4 によって、相当円筒歯車
の噛み合い歯数と同等の噛み合い歯数を得ることができ
る。したがって、コリオリ運動歯車装置はその大きさの
割に大きなトルクを伝達することが可能となる。
【0038】さて、再び図1、図2を参照しながら、ロ
ータ11の構造の説明を続ける。ロータ11の内部に設けら
れたギアードモータ12のハウジング6は、主に中空モー
タ13のハウジングとして機能する筒状部(仮に6Rとす
る)と、主に減速機14のハウジングとして機能する円盤
部分(仮に6Lとする)と、からなる。そして、ハウジ
ング6L,6Rの夫々が、貫通軸15およびブラケット16
に回転不能に固定されている。
【0039】減速機14の回転体3を軸支する軸受18に
は、4点接触玉軸受を使用しており、、例えば複列アン
ギュラ玉軸受を用いる場合に比して、部品点数の減少に
よる軽量化、コスト削減等を図っている。さらに、第2
歯車A2 、第3歯車A3 を有する回転体3は、軸受18の
外輪に直接的に形成されたものである。
【0040】出力軸2は、入力軸1と同軸上に、ハウジ
ング6に対し回転自在に支持されている。そして、出力
軸2に固定されるロータ11は、軸受19を介して、ハウジ
ング6L,6Rに対し回転自在に支持されている。よっ
て、中空モータ13によって入力軸1を駆動すると、減速
機14によって減速されたのち、出力軸2が回転する。こ
の出力軸2の駆動力は直接的にロータ11に伝達され、ロ
ータ11は、貫通軸15およびブラケット16に回転不能に固
定されたハウジング6L,6Rに対し回転する。そし
て、ロータ11に固定された踏段チェーンの駆動スプロケ
ット 110と移動手摺の駆動スプロケット 111も回転し、
踏段チェーン 109(図2)および移動手摺駆動チェーン
116(図2)を駆動する。さらに、ロータ11の外周部に
は、ブレーキシュー20が直接当接するための当接部11a
を設けている。なお、ロータ11等に関する各部構造につ
いては、ロータ11が受ける負荷の大きさに応じて、適宜
変更を加えるものとする。
【0041】上記構成をなす本発明の実施の形態に係る
エスカレータの構成をまとめると、以下のようになる。
すなわち、本実施の形態に係るエスカレータは、中空モ
ータ13と、入力軸1が中空軸であるコリオリ運動歯車装
置14とを直列に駆動連結したギアードモータ12を、エン
ドレスに掛け回された踏段チェーン 109および移動手摺
駆動チェーン 116を駆動するための、駆動スプロケット
110, 111を支持するロータ11の内部に配置し、該ロー
タ11と前記コリオリ運動歯車装置14の出力軸2とを駆動
連結し、前記中空モータ13および前記コリオリ運動歯車
装置14の中空軸内1b,13bに、前記ロータ11に負荷さ
れる荷重を受けるための貫通軸15を配置し、該貫通軸15
を、機械室 103を構成するトラス構造の、梁122 に固定
されるブラケット16によって、非回転に固定したことを
特徴とするものである。加えて、前記ロータ11に、ブレ
ーキシュー20の当接部11aも設けている。
【0042】上記構成から得られる作用効果は、以下の
通りである。すなわち、ロータ11内に、ロータ11を駆動
するための動力源であるギアードモータ12を配置するこ
とによって、ロータ11の外部にモータおよび減速機を配
置するためのスペースが不要となる。また、ギアードモ
ータ12は、中空モータ13と、入力軸1が中空軸である減
速機14(コリオリ運動歯車装置)とで構成されかつこれ
らは直列に配置されている。よって、ロータ11の中心軸
上には貫通穴 1b、13bからなる連続した貫通穴が構成
される。係る連続した貫通穴に貫通軸15を配置し、貫通
軸15にギアードモータ12のハウジング6L,6Rを回転
不能に固定することにより、ロータ11にかかる負荷を、
軸受19、ハウジング6L,6Rを介して貫通軸15で受け
ることができる。貫通軸15は、貫通穴 1b、13bを貫通
する一本の軸であるが故に高い剛性を持たせることが可
能である。また、貫通軸15は、機械室 103を構成するト
ラス構造の、梁122 に固定されるブラケット16によっ
て、ロータ11の両側部において非回転に固定されてい
る。すなわち、ロータ11を支持する15が、いわゆる両持
ち支持されることから、ロータ11に負荷される荷重を、
その両側において効率的に受け止めることが可能とな
る。このことからも、ロータ11に負荷される大荷重を受
け止めるに適した駆動装置を提供することができる。
【0043】加えて、ロータ11の外周部には駆動スプロ
ケット 110,111 を固定し、かつ、ブレーキシュー20が
直接当接するための当接部11aも設けている。よって、
ロータ11の駆動手段であるギアードモータ12に加え、制
動手段であるブレーキシュー20についてもロータ11と同
心状に配置することが可能となる。すなわち、踏段チェ
ーン 109および移動手摺駆動用チェーン 116の駆動制御
手段を、ロータ11に集約することが可能となる。したが
って、本発明の実施の形態に係るエスカレータの上部機
械室 103(図2)には、従来(図14)のようにモータ 1
17、ウォーム減速機 118を別体で設置するための構造が
不要となり、小型化が促進される。
【0044】以上の作用効果は、本発明の実施の形態の
ごとく、エスカレータの駆動装置として適用する場合の
みならず、図10に示すバケットエレベータに使用した場
合にも、同様に発揮することができる。バケットエレベ
ータ21は、投入口22に投入されたばら物を、ベルト23等
に連続して固定されたバケット24ですくい上げ、上端部
に位置する排出口25から排出するものである。ベルト23
は、上端に位置する駆動軸26と、下端に位置する従動軸
27との間にエンドレスに掛け渡されている。この駆動軸
26に設けられた駆動プーリ28を、上記ロータ11と同様
に、内部にギアードモータを配置した構造とすれば、従
来のバケットエレベータのように、駆動軸26の延長線上
に、外部に突出するようにして駆動モータおよび減速機
を配置する必要がなくなる。
【0045】又、図11に示すロープ式エレベータ29にも
用いることができる。一般的に、ロープ式エレベータ29
は、上端部にワイヤロープ30を巻きあげるための駆動プ
ーリ31を配置している。そして、ワイヤロープ30の両端
部に、かご32および釣り合いおもり33を釣り下げた構造
を有している。したがって、駆動プーリ31を駆動するた
めのモータ、減速機、これらを納める機械室等が大型
化、重量化すると、エレベータを設置する建屋に高さ制
限がある場合や、頂部に大荷重を掛けられない鉄骨やプ
レハブ構造の建屋への適用ができない。このため、かか
る場合は高速、高行程に適さない油圧エレベータを使用
せざるをえなかった。この点、駆動プーリ31を上記ロー
タ11と同様に、内部にギアードモータを配置した構造と
すれば、機械室の小型化、軽量化が促進され、従来設置
が不可能であった建屋に対しても、高速、高行程に適し
たロープ式エレベータ29を用いることが可能となる。
【0046】本発明の駆動装置は、その他の搬送体を走
行させて動力伝達を行う運搬機械(ベルトコンベヤ、チ
ェーンコンベヤ、ロープウエイ、ケーブルカー等)にも
適用可能であり、本発明の実施の形態と同様の作用効果
を得ることができる。また、本発明の駆動装置は、前記
搬送体の駆動手段に限らず、ロータを出力部として有す
る動力装置を、小型かつ大出力で、機械効率の高いもの
として構成することができる。
【0047】
【実施例】本発明に係る搬送体の駆動装置を、A:穀物
用ベルトコンベヤ(毎分80m程度)、B:鉱物用ベルト
コンベヤ(毎分 100m程度)、C:エスカレータ(毎分
15m程度)に各々使用する場合の、中空モータの出力
(kw)と、ロータの外径(m)と、減速機(コリオリ運
動歯車装置)の減速比との関係を、図12に例示する(各
項目はSI単位で示されている)。なお、係る関係は、
中空モータは市販のものを用い、かつ、1800(rpm )で
運転する場合を想定している。
【0048】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
発明によれば、ロータを出力部として有する動力装置
を、小型かつ大出力で、機械効率の高いものとして構成
することができる。
【0049】また、本発明の請求項2に係る発明によれ
ば、小型かつ大出力で、機械効率の高い搬送体の駆動手
段を提供し、搬送体を巻きあげて動力伝達を行う運搬機
械の建設費の削減を図ることが可能となる。
【0050】又、本発明の請求項3に係る発明によれ
ば、搬送体がチェーンである場合にも小型かつ大出力
で、機械効率の高い駆動手段を提供し、チェーンを巻き
あげて動力伝達を行う運搬機械の建設費の削減を図るこ
とが可能となる。
【0051】さらに、本発明の請求項4に係る発明によ
れば、前記ロータの駆動手段であるギアードモータに加
え、制動手段であるブレーキについても前記ロータと同
心状に配置することにより、搬送体の駆動制御手段を前
記ロータに集約することができる。したがって、搬送体
の駆動制御手段の小型化を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るエスカレータの駆動
装置を示すものであり、図2のI−I線における断面図
である。
【図2】本発明の実施の形態に係る駆動装置を備える、
エスカレータの機械室を示す該略図である。
【図3】コリオリ運動歯車装置の概略断面図である。
【図4】図3に示すコリオリ運動歯車装置の作動の様子
を示す概略断面図である。
【図5】図3に示すコリオリ運動歯車装置の作動の様子
を示す概略正面図である。
【図6】図3に示すコリオリ運動歯車装置の、相当円筒
歯車への展開図である。
【図7】図6の要部拡大図である。
【図8】図3に示すコリオリ運動歯車装置の応用例を示
す概略断面図である。
【図9】図8に示すコリオリ運動歯車装置の、相当円筒
歯車への展開図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る駆動装置を使用す
ることが可能なバケットエレベータの斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る駆動装置を使用す
ることが可能なロープ式エレベータを示す概略図であ
る。
【図12】搬送体の駆動装置を、A:穀物用ベルトコン
ベヤ、B:鉱物用ベルトコンベヤ、C:エスカレータに
各々使用する場合の、中空モータの出力(kw)と、ロー
タの外径(m)と、減速機(コリオリ運動歯車装置)の
減速比との関係を示す図表である。
【図13】従来のエスカレータの全体を一部断面で示し
た斜視図である。
【図14】図13に示すエスカレータの、上部機械室の
側面図である。
【符号の説明】
1 入力軸 1b 貫通穴 2 出力軸 11 ロータ 12 ギアードモータ 13 中空モータ 13b 貫通穴 14 減速機 15 貫通軸 20 ブレーキシュー 110 駆動スプロケット 111 駆動スプロケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空モータと、入力軸が中空軸であるコ
    リオリ運動歯車装置とを直列に駆動連結したギアードモ
    ータをロータの内部に配置し、該ロータと前記コリオリ
    運動歯車装置の出力軸とを駆動連結し、前記中空モータ
    および前記コリオリ運動歯車装置の中空軸内に、前記ロ
    ータに負荷される荷重を受けるための貫通軸を配置し
    て、該貫通軸を前記ロータの両側部で支持し、前記ロー
    タを回転駆動するたことを特徴とする動力装置。
  2. 【請求項2】 中空モータと、入力軸が中空軸であるコ
    リオリ運動歯車装置とを直列に駆動連結したギアードモ
    ータを、搬送体を駆動するためのロータの内部に配置
    し、該ロータと前記コリオリ運動歯車装置の出力軸とを
    駆動連結し、前記中空モータおよび前記コリオリ運動歯
    車装置の中空軸内に、前記ロータに負荷される荷重を受
    けるための貫通軸を配置したことを特徴とする搬送体の
    駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記ロータにチェーンを駆動するための
    スプロケットを設けたことを特徴とする請求項2記載の
    搬送体の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記ロータにブレーキシューの当接部を
    設けたことを特徴とする請求項3記載の搬送体の駆動装
    置。
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