JP2000297798A - インペラの静バランス修正方法及びその装置 - Google Patents

インペラの静バランス修正方法及びその装置

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JP2000297798A
JP2000297798A JP10842899A JP10842899A JP2000297798A JP 2000297798 A JP2000297798 A JP 2000297798A JP 10842899 A JP10842899 A JP 10842899A JP 10842899 A JP10842899 A JP 10842899A JP 2000297798 A JP2000297798 A JP 2000297798A
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unbalance
rotation
weight
detecting
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JP10842899A
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English (en)
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Yoshihiro Yanagihara
善浩 柳原
Kenichi Noguchi
賢一 野口
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T TEKKU KK
Tekku Kk T
Hitachi Ltd
Original Assignee
T TEKKU KK
Tekku Kk T
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業者の経験や勘に頼ることなく高精度なアン
バランス量を得ることにより、修正精度を向上しかつ修
正作業全体の時間を短縮する。 【解決手段】インペラ1を軸心まわりに自重によって自
由回動させ、その自由回動の停止によりインペラ1の重
量アンバランスが発生している周方向位置を検出するア
ンバランス位置検出手順と、その周方向位置におけるア
ンバランス量を検出するアンバランス量検出手順と、ア
ンバランス量に相当する分のインペラ1の母材を加工除
去することにより、インペラ1の軸心まわりの重量バラ
ンスを均一化するアンバランス除去手順とを有するイン
ペラの静バランス修正方法において、アンバランス量検
出手順で、自由回動の停止位置から90°だけインペラ
1を強制回動させた後に停止させ、この停止位置から再
びインペラ1を解放したときに自重により発生するトル
クTを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば質量数トン
クラスのインペラの静バランス修正方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平10−38651号公報
等に記載のようないわゆる立軸ポンプのインペラ(羽根
車)は、外径が最大で数メートル、重量は数トンにも達
するものである。このような大物インペラ(以下適宜、
インペラと略す)は、通常、鋳造で製作されるため、あ
る程度の製造誤差は回避できない。そのため、本来回転
軸心まわりに対称となるべき静止状態での重量バランス
(静バランス)が対称とならず、周方向のいずれかの箇
所に偏重量部位が存在する(アンバランス状態となる)
場合がある。このアンバランスは、回転軸からの距離
(半径)とその距離における偏重量の値(重量)に応じ
て定量的に評価できるため、通常、その半径×重量=ト
ルクによって表す。
【0003】このようなアンバランスが生じている場
合、その静バランスの偏りを測定した後にその偏りをな
くすためのバランス修正を行う。
【0004】図5は、従来のこのインペラの静バランス
測定方法を示す図である。
【0005】図5において、まず、対象物であるインペ
ラ1の中心部に丸棒シャフト治具2を挿入して一体のワ
ーク3とし、2本の平行レール4a,4b上にシャフト
治具2の両端を支持させる。そして、そのレール4a,
4b上で作業者がワーク3を手回しして転進(図中矢印
a参照)させ、その転進状態(例えばころがり速度が均
一かどうか)を目視する。このとき、アンバランスが発
生していれば不均一な転進状態となるため、これによっ
てアンバランス発生の有無を判断する。そして、アンバ
ランス発生時には、ワーク3を静かに転進させると、ワ
ーク3は、インペラ1の重量分布が相対的に大きくなっ
ている位置を必ず下方にして停止することから、その停
止位置をアンバランス位置とする。
【0006】次に、そのアンバランス量を検出するた
め、前記のアンバランス位置と回転中心を挟んで反対側
の位置のインペラ底面部30に釣合重り(粘土あるいは
鉛等の重り)29を取り付け、再び転進させてその転進
状態を目視しアンバランスの有無を判断する。アンバラ
ンスがなくなり均一に転進するようになるまでこの作業
を繰り返す。
【0007】アンバランスがなくなったら、そのときの
釣合重り29の重さが、予めインペラ1の性能、大き
さ、重量等に応じて定められているバランス許容値限度
以内であるかどうかを判定する。バランス許容値を超え
ていた場合、許容値内にするための修正加工が必要とな
る(重り29の重量相当分を削除加工する)ため、加工
準備作業に入る。
【0008】まず、インペラ底面部30のうち釣合重り
29を取り付けた位置に対して軸心対称位置のインペラ
底面部30に、その釣合重り29の重量値をマークす
る。その後、ワーク3から丸棒シャフト治具2を引抜い
てインペラ1単独とし、立旋盤に運搬する。
【0009】立旋盤では、インペラ1に係わる所定の前
段取り作業及び偏心位置決め作業を施した後、マークし
た部分の旋削加工を開始する。そして、加工状態と旋削
した切粉量を作業者が目測し、その発生した切粉を随時
回収して台計り上で計測する。そして、計測した切粉の
重量が前記した釣合重り29の重量値に到達するまで旋
削加工を継続し、釣合重り29の重量値に到達したとこ
ろで旋削修正加工を終了する。
【0010】その後、修正加工後のアンバランス量がバ
ランス許容値限度内であるか否かを確認するために、再
びインペラ1に丸棒シャフト治具2を挿入したワーク3
とし、2本の平行レール4a,4b上で転進させ釣合重
り29を取り付ける静バランス測定を行う。その結果、
まだ転進状態が均一でない場合、再び上記の旋削修正加
工を繰り返す。
【0011】なお、以上の手順のうち、転進停止による
アンバランス位置検出手順については、例えば特開昭5
7−20635号公報に類似の方法が開示されており、
釣合重りを用いたアンバランス量検出手順については、
例えば特開平2−232542号公報に類似の方法が開
示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法におい
ては、アンバランス量の測定を、釣合重りをつけての転
進状態の目視という作業者の経験と勘に頼る方法で行っ
ているため、測定作業自体に時間を要するとともに測定
精度が低かった。また、このような低い精度のアンバラ
ンス量検出をもとに修正加工を行っていた結果、修正自
体の精度も低くなって修正後にも再測定を重ねなければ
ならない場合もあり、修正作業全体として著しく多大な
時間を要していた。
【0013】一方、上記インペラのような大型部材では
なく比較的小さな部材のバランスを測定する方法に関す
る公知技術として、例えば、特開昭56−106128
号公報、特開昭57−64133号公報、及び特開平1
−254833号公報がある。
【0014】特開昭56−106128号公報に記載の
方法は、例えば複写機の揺動ミラーからなる被測定物を
自由に回動させて静止させた後、その被測定物に回動ト
ルクを付加して回動させて静止させ、その場合の回転変
位角を検出することにより、アンバランス量を測定する
ものである。
【0015】特開昭57−64133号公報に記載の方
法は、上記公知例同様に例えば複写機の揺動ミラー等か
らなる被測定物を回動自在に支承し、回転トルクを付加
したときと付加しないときの静止位置の回動変位角を検
出することにより、アンバランス量を測定するものであ
る。
【0016】特開平1−254833号公報に記載の方
法は、例えば砥石からなる被測定物を、水平面上3箇所
に設置した重量検出センサ上に載置し、それらセンサの
検出値から求めた重量分布に基づきベクトル演算を行っ
て、アンバランス量及びアンバランス位置を測定するも
のである。
【0017】上記3つの公知技術は、被測定物が大物イ
ンペラとは異なるものの、いずれも作業者の経験や勘等
を用いることなくアンバランス量の検出を行うものであ
る。
【0018】しかしながら、上記公知技術においては、
いずれも検出装置の構成自体が被測定物が比較的小さい
ことを前提としているため、上記大物インペラのアンバ
ランス測定に直接適用するのは困難である。
【0019】特に、例えば特開昭56−106128号
公報や特開昭57−64133号公報に記載の方法で
は、アンバランス量を重量やトルクの形で直接検出せ
ず、回動変位角の形で間接的に検出した後、それをトル
クに変換するものである。そのため、その演算過程にお
いて前記の変換によって検出誤差が増幅し、最終的にア
ンバランス量を高精度に検出するのが困難となる。また
特開平1−254833号公報に記載の方法では、3箇
所の重量分布からベクトル演算を行ってアンバランス量
を算出するため、上記同様にベクトル演算の過程におい
て誤差が増幅され、アンバランス量を高精度に検出する
のが困難となる。
【0020】本発明の目的は、インペラの静バランス修
正方法及び装置において、作業者の経験や勘に頼ること
なく高精度にアンバランス量を求めることにある。ま
た、求めたアンバランス量から修正精度を向上させ、修
正作業時間を短縮させることも目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、インペラを軸心まわりに自重によ
って自由回動させ、その自由回動の停止により該インペ
ラの重量アンバランスが発生している周方向位置を検出
するアンバランス位置検出手順と、その周方向位置にお
ける前記アンバランス量を検出するアンバランス量検出
手順と、前記アンバランス量に相当する分のインペラ母
材を加工除去することにより、前記インペラの前記軸心
まわりの重量バランスを均一化するアンバランス除去手
順とを有するインペラの静バランス修正方法において、
前記アンバランス量検出手順で、前記自由回動の停止位
置から所定角度だけ前記インペラを強制回動させた後に
他の停止位置で停止させ、この他の停止位置から再び前
記インペラを解放したときに自重により発生する回転ト
ルクを検出する。
【0022】本発明においては、自由回動の停止位置か
らインペラを強制回動させて他の停止位置で停止させた
後、この他の停止位置からインペラを解放したときに自
重により発生する回転トルクを検出する。このようにし
て、アンバランス量を回転トルクの形で直接検出するこ
とにより、作業者の経験や勘に頼る従来方法のように作
業の熟練を要することなく容易に検出精度を向上でき、
さらに変換演算をもとにアンバランス量を間接的に検出
する場合と比べても直接検出によって高い検出精度を実
現することができる。
【0023】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記アンバランス量検出手順は、前記検出した回転トル
クを所定の加工半径で除すことにより、該加工半径上に
おける偏重量を算出する偏重量算出手順を含み、前記ア
ンバランス除去手順では、この偏重量算出手順で算出し
た偏重量分の前記インペラ母材を加工除去する。
【0024】(3)上記(1)又は(2)において、ま
た好ましくは、前記アンバランス量検出手順は、前記他
の停止位置において、前記軸心から径方向に突出した回
動アームを前記インペラに連結するとともに該回動アー
ムの突出部に荷重検出手段を接続した後、前記インペラ
を解放し、そのときの該荷重検出手段での荷重検出結果
に基づき前記回転トルクを検出する。
【0025】このように回転トルクを荷重の形で検出す
ることにより、径方向突出寸法の異なるアームを複数個
用意して適宜交換使用すれば、ある所定範囲のみを検出
可能な1つの荷重検出手段を用いても、著しく広い範囲
の回転トルクを検出可能となる。これにより、1つの装
置で、比較的高い分解能を確保しつつ多種類のインペラ
の静バランスを修正可能となる。
【0026】(4)上記目的を達成するために、また本
発明は、インペラの回動中心となる軸心部材を回動自在
に支持する回動支持手段と、前記インペラを駆動して回
転させる駆動手段と、この駆動手段から前記インペラへ
の駆動力の伝達を連結・遮断可能な第1の切替手段と、
前記インペラを所望の回動位置にて保持する回動位置保
持手段と、回動自在に配置されるとともにその回動軸心
から径方向に突出した回動アームと、前記回動支持手段
上での前記インペラの回動運動と前記回動アームの回動
運動とを連結・遮断可能な第2の切替手段と、前記回動
アームの突出部に接続された荷重検出手段と、前記回動
位置保持手段で保持された状態のインペラに対し切削加
工可能な中繰り盤とを有する。
【0027】これにより、静バランス測定及び加工修正
の2つの作業を、同一装置において同一ワーク状態で実
施可能となる。これにより、2工程の作業現場が分かれ
ていた従来に比べ、工程間の搬送手段を省略でき、また
作業現場全体のコンパクト化を図ることができる。さら
に、これら一連の静バランス測定及び加工修正作業の自
動化も可能となる。また、修正加工が、従来の立旋盤に
よる旋削加工から中繰り盤による切削加工となって局部
加工が容易となるため、加工位置の調整を含む加工精度
を向上できる効果もある。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0029】図1は、本実施形態による大物インペラの
静バランス修正方法を実施する修正装置100の概略構
成を表す斜視図であり、図2(a)及び図2(b)はそ
の要部である静バランス測定部(後述)の上面図及び一
部断面で表す正面図であり、図3は測定アーム(後述)
近傍の詳細構造を表す図2(b)中III−III断面による
断面図である。
【0030】これら図1及び図2(a)(b)におい
て、修正装置100は、静バランス測定と修正加工時の
クランプを同ワーク状態でかつ同位置で行う機能を備え
るものであり、静バランス測定部110と、修正加工部
としての公知の横中繰り盤5とを備えている。
【0031】静バランス測定部110は、ワーク3を回
動不能に載置支持する一対のVブロック8a,8bと、
ワーク3を回動自在に載置するための一対のラジアルベ
アリング11a,11bと、このラジアルベアリング1
1a,11bを上下動させるための油圧シリンダ12
a,12bと、ワーク3を把持するためのクランパ13
a,13bと、このクランパ13a,13bを上下動さ
せる油圧シリンダ14a,14bと、ワーク3を所望の
回動位置まで回動させる駆動力を与えるためのモータ1
9と、このモータ19からの駆動力を伝達するギヤ機構
21と、両端部をベアリング31a,31bにより回動
自在に支持された補助回動軸20と、ギヤ機構21と補
助回動軸20とを連結・遮断可能な電磁クラッチ15
と、ワーク3を駆動回動させる時にユニバーサルジョイ
ント17を介しワーク3のシャフト治具2に接続される
シャフト18と、シャフト18に固定されその下端部が
測定ユニット9(後述)の上面9Bに設けた開口部9B
aを介し測定ユニット9内に挿入された測定アーム22
と、測定ユニット9の側壁9Aに設けたセル取り付け部
9Aaに取り付けられるとともに測定アーム22の先端
近傍に連結されたロードセル23と、補助回動軸20と
シャフト18とを連結・遮断可能な電磁クラッチ16
と、装置各部の動力源となる油圧ユニット25と、装置
各部の操作を行うための操作盤26と、装置各部の動作
を制御する制御盤24とを有している。これら油圧ユニ
ット25、制御盤24、及び操作盤26は測定ユニット
9内に収納され、動力系及び制御系を一体化している。
なお測定ユニット9は、内蔵する駆動手段(図示せず)
によりレール32a,32b(図1参照)上をスライド
可能となっている。
【0032】一方、横中繰り盤5は、切削用として公知
である一般的なものであり、上記の静バランス測定部1
10を載置するテーブル6と、切削刃を備えた加工ツー
ル7とを有している。また、本修正装置100だけの専
用機とせず他の用途にも使用できるように、テーブル6
が可搬式となっている。
【0033】以上のような装置構成により、この修正装
置100は、単一ベース内でのコンパクトな機器構成と
なっている。
【0034】なお、上記構成において、シャフト治具2
が、インペラの回動中心となる軸心部材を構成し、ベア
リング11a,11bがその軸心部材を回動自在に支持
する回動支持手段を構成し、モータ19がインペラを駆
動して回転させる駆動手段を構成する。また、Vブロッ
ク8a,8b及びクランパ13a,13bが、インペラ
を所望の回動位置にて保持する回動位置保持手段を構成
する。
【0035】また、測定アーム22が、回動自在に配置
されるとともにその回動軸心から径方向に突出した回動
アームを構成し、シャフト18がその回動軸心を構成す
る。また、電磁クラッチ15が、駆動手段からインペラ
への駆動力の伝達を連結・遮断可能な第1の切替手段を
構成し、電磁クラッチ16が、回動支持手段上でのイン
ペラの回動運動と回動アームの回動運動とを連結・遮断
可能な第2の切替手段を構成する。
【0036】また、ロードセル23が、回動アームの突
出部に接続された荷重検出手段を構成する。
【0037】次に、上記の修正装置を用いた本実施形態
による静バランス修正方法の作業手順を、図4のフロー
を用いつつ説明する。
【0038】(A)静バランス測定準備 まず、ステップS1において、横中繰り盤5で別のワー
クを加工をしていた作業を終了させた後、横中繰り盤5
のテーブル6上に静バランス測定部110を位置決めセ
ットする。その後、ステップS2で、静バランス測定部
110へ電力を供給するために電源供給用ケーブル(図
示せず)を工場分電盤(同)に接続し、ステップS3で
制御盤24及び油圧ユニット25を起動させる。
【0039】次に、ステップS4で、対象となるインペ
ラ1の諸元と測定条件値を入出力演算装置(図示せず)
を介して制御盤24に入力する。対象インペラ1の諸元
としては、許容バランス大きさ[gr・mm]、修
正半径(インペラ底面30半径)[mm]、ワーク3
の質量[kg]、インペラ材質、の4つのデータを図
面を基に入力する。また、測定条件値としては、環境温
度[℃]を入力する。そして、ステップS5で、ワーク
3のサイズに合わせ測定ユニット9を前進方向(図2中
右方向)あるいは後退方向(図2中左方向)にスライド
させ位置決めする。
【0040】次に、ステップS6で、予め先の工程で外
径及び内径等の機械加工を終了したインペラ1にシャフ
ト治具2を挿入し、さらにシャフト2とインペラ1を公
知のパワーロック27により固定し一体のワーク3と
し、このワーク3を該装置まで運搬する。そして、シャ
フト2の両端をVブロック8a,8b上に搭載する。な
おこのとき、油圧シリンダ12a,12bは縮み状態に
あってベアリング11a,11bはVブロック8a,8
bよりも低い位置にあり、また油圧シリンダ14a,1
4bは伸び状態にあってクランプ13a,13bはシャ
フト2を把持しない解放状態にある。
【0041】その後、ステップS7で、シャフト2の片
端面(図2では左側端面)にユニバーサルジョイント1
7を取り付ける。なお、このユニバーサルジョイント1
7は軸方向と径方向の両方向にフレキシブル性を有する
ので、異なるシャフト径サイズに対しての位置決め精度
をラフにできるようになっている。
【0042】以上によって、静バランス自動測定のため
の準備手順が完了する。
【0043】(B)静バランス測定 その後、全機構をスタート位置(原点位置)にリセット
した後、ステップS8において、油圧シリンダ12a,
12bを伸び状態にしてベアリングブロック11a,1
1bを上昇させる。これにより、シャフト治具2の両端
は、Vブロック8a,8bからベアリングブロック11
a,11bへと載せ変えられ、ワーク3は、ベアリング
ブロック11a,11bにより回動自在に支持されるこ
ととなる。
【0044】そして、ステップS9で、この状態でワー
ク3が自転したかどうかを目視でチェックする(あるい
はロータリーエンコーダ等の検出手段で回転の有無を検
出してもよい)。自転しなかった場合、ワーク3のアン
バランスにより発生する回転トルクが、予め所定のバラ
ンス感度が得られるように極めて小さく設定されたベア
リング11a,11bのころがり摩擦抵抗値以下である
ことから、そのインペラ1は所定のバランス許容値以内
であると判断し、測定を終了する。
【0045】すなわち、ステップS31に移って油圧シ
リンダ12a,12bを再び縮み状態にしてベアリング
ブロック11a,11bを降下させ、ワーク3をVブロ
ック8a,8b上に戻し、ステップS29でユニバーサ
ルジョイント17を取り外した後、ステップS30で測
定部110からワーク3を外し、さらにシャフト治具2
を引き抜いてインペラ1単体とし、次の工程にインペラ
1を搬出する。その後、制御盤24及び油圧ユニット2
5を停止させ、電源供給用ケーブルを工場分電盤から取
り外し、横中繰り盤5のテーブル6上から静バランス測
定部110をテイクアウトして後片づけ作業(後段取
り)が完了となる。
【0046】一方、ステップS9でインペラ1が自転し
たときは、ワーク3にベアリング11a,11bのころ
がり摩擦以上のアンバランストルクが発生したこととな
り、アンバランス量が所定のバランス許容値内であるか
否かを実際に測定する必要がある。すなわち、その自転
が静止した最下部位置がアンバランス位置となることか
ら、ステップS10でその自転が終了し静止したかどう
かの判定が満たされるのを待って、ステップS11でア
ンバランス位置であるインペラ1の最下部位置をマーキ
ング(手作業でも自動でもよい)する。
【0047】その後、ステップS12で、電磁クラッチ
15をONにしてギヤ機構21と補助回動軸20とを連
結し、これによってモータ19からの駆動力をシャフト
18及びユニバーサルジョイント17を介しワーク3へ
伝達可能とする。
【0048】そして、ステップS13で、モータ19を
駆動し、ワーク3を回転させる。このとき、ステップS
14で回動角度が90°(但し、これに限られず、最下
部位置の0°よりある程度大きい角度であれば足りる)
になるまでこの回転を継続させる。なお、この判定は目
視でもよいし、公知の制御で自動的に90°回転するよ
うにしてもよい。
【0049】ワーク3が90°回転したら、モータ19
の駆動は停止してステップS15に移り、電磁クラッチ
16をONにして補助回動軸20とシャフト18とを連
結する。これによってワーク3と測定アーム3とが接続
されることとなる。そしてこのとき同時に、電磁クラッ
チ15をOFFにしギヤ機構21と補助回動軸20とを
遮断してモータ19からの駆動力を遮断する。
【0050】これにより、モータ19による回転把持が
開放され、ベアリング11a,11bに回動自在に支持
されたワーク3がそのアンバランスのために再び自転し
ようとする。この挙動は、ワーク3と一体になった測定
用アーム22の図3中矢印方向への動きとなって現れる
ので、ステップS16において、その引張荷重Gをロー
ドセル23によって検出する。そして、その検出した引
張荷重Gと測定用アーム長さLとを用いて、制御盤24
内の演算手段によってアンバランストルクTを算出す
る。すなわち、アンバランストルクTは、 T=G×L・・・・(1) によって求めることができる。
【0051】但しこのとき、ベアリング11a,11b
のころがり摩擦によるトルクが発生していることから、
その時のトルクを差し引いて考える必要がある。そのた
め、本実施形態では、同程度の修正半径を持つテストピ
ースによる実験で予めトルクを実測しておき、その値を
前記アンバランス出力値に対し補正値として予め制御盤
24内の演算手段に設定入力しておき、その補正後の計
算値を出力させるようにしている。
【0052】次に、ステップS17に移り、予め入力し
たインペラ底面部30の修正半径値Rと先に算出したト
ルクTから偏重量Wを算出する。
【0053】W=T/R・・・・(2) この偏重量Wは制御盤24盤面上に表示される。
【0054】以上によって、修正半径上における偏重量
の周方向位置(マーキングした位置)とその位置におけ
る偏重量Wの値が検出されたこととなり、静バランス測
定が終了する。
【0055】そして、ステップS18に移り、表示され
た偏重量Wの値が、予め定められている許容値内である
かどうかを判定する。なおこの判定は作業者が行っても
よいし、制御盤24内の判定手段で判定し、判定結果に
応じて自動的に以下のフローへと移行するようにしても
よい。
【0056】偏重量Wが許容値内であれば、修正を行う
ことなく、ステップS31に移って油圧シリンダ12
a,12bを再び縮み状態にした後、前述のステップS
29、ステップS30を経てすべての作業が完了とな
る。
【0057】しかし、偏重量Wがバランス許容値限度を
越えているときは、バランス許容値内にするために、表
示されたアンバランス重量値を加工する必要がある。
【0058】(C)修正加工 加工を行うにあたっては、まず、ステップS19で、再
度電磁クラッチ16をOFFにしてワーク3と測定アー
ム22との連結を解放するとともに、電磁クラッチ15
をONにしてモータ19とワーク3とを一体化させ、回
転位置決め可能な状態とする。
【0059】そして、ステップS20でモータ19を駆
動してワーク3を回動させ、この時点でほぼ90°位置
にあった偏重量W部位が横中繰り盤5の加工ツール7に
対応した位置となるように、位置決めを行う。ステップ
S21で、位置決め終了が確認されるたら、ステップS
22に移る。
【0060】ステップS22では、油圧シリンダ12
a,12bを縮み状態としてベアリングブロック11
a,11bを降下させ、ワーク3をVブロック8a,8
b上に載せ変えて支持搭載させる。その後、ステップS
23で、油圧シリンダ14a,14bを縮み状態として
クランパ13a,13bで降下させる。そして、ステッ
プS24で、シャフト2両端をクランパ13a,13b
でクランプするとともにインペラ底面部30を締付け具
28(図2(b)参照)でクランプする。以上によっ
て、加工前の段取り(準備手順)が完了する。なおこの
とき、シャフト2を、ベアリングブロック11a,11
bでなくVブロック8a,8bで回転不能に支持するこ
とにより、修正加工時に発生する振動・過負荷等の阻害
要因がユニバーサルジョイント17、シャフト18、及
び測定アーム22を介しロードセル23に直接悪影響を
与えないように配慮されている。
【0061】その後、ステップS25に移り、横中繰り
盤5の電源を起動させ、加工ツール7を修正位置に手動
で移動させた後、修正可能な範囲の体積とインペラ1の
母材材質との積に基づき前記演算手段から出力された規
定の加工パターンに従って、切削加工を開始する。この
とき、発生した切粉を重量計測器の付設された切粉回収
器10で回収し、作業者が随時その切粉重量を監視し、
ステップS26で、その重量を先に述べた制御盤24の
偏重量W表示値と比較する。切粉重量が偏重量Wより小
さい間はステップS23の判定が満たされず、ステップ
S25に戻って切削加工が継続される。
【0062】切粉重量が偏重量Wに等しくなったら、ス
テップS26の判定が満たされて、切削加工を終了す
る。
【0063】そして、ステップS27に移り、インペラ
底面部30の締付け具28を外すとともにクランパ13
a,13bの把持を開放する。その後、ステップS28
において、油圧シリンダ14a,14bを伸び状態とし
てクランパ13a,13bを上昇させる。そして、上述
したステップS29、及びステップS30を経て、すべ
ての作業を終了する。
【0064】以上のように構成した本実施形態によれ
ば、以下のような効果を奏する。
【0065】(1)アンバランス量検出の精度向上 本実施形態による修正方法では、自由回動後に偏重量W
が最下部となった停止位置からインペラ1を90°強制
回動させて停止させ、その停止位置からインペラ1を解
放したときに自重により発生するトルクTを検出する。
このようにして、アンバランス量を回転トルクの形で直
接検出することにより、作業者の経験や勘に頼る従来方
法のように作業の熟練を要することなく容易に検出精度
を向上でき、さらに特開昭56−106128号公報、
特開昭57−64133号公報、及び特開平1−254
833号公報等のように変換演算をもとにアンバランス
量を間接的に検出する場合と比べても、直接検出によっ
て高い検出精度を実現することができる。
【0066】(2)多種類のインペラを修正可能 本実施形態では、測定アーム22を介してトルクTをロ
ードセル23で引張荷重Gの形で検出することにより、
図3に示したように、径方向突出寸法の異なる複数種類
のアーム22及びこれに対応する複数箇所のセル取り付
け部9Aa1〜9Aa3を予め用意しておき、適宜アーム
22を交換して使用すれば(あるいは腕部分を伸縮可能
なアームを用いてもよい)、ある所定のレンジのみを高
い分解能で検出可能な1つのロードセル23で、著しく
広い範囲のトルクTを検出可能となる。これにより、1
つの修正装置100で、比較的高い分解能を確保しつつ
多種類のインペラ1の静バランスを修正可能となる。
【0067】(3)同一装置で静バランス測定・加工修
正を実施可能 すなわち、従来は、測定と修正加工のワーク形態が異な
るため、両作業の前・後段取りをその都度要しており、
さらに測定と修正加工の作業ショップが異なるため、両
ショップ間の運搬がその都度必要となり、作業効率が悪
かった。
【0068】これに対して、本実施形態では、静バラン
ス測定及び加工修正の2つの作業を、同一の装置100
においてかつ同一のワーク3の状態で実施可能となる。
これにより、2工程の作業現場が分かれていた従来に比
べ、工程間の搬送手段を省略でき、また装置のコンパク
ト化、設置スペースの最小化、及び作業現場全体のコン
パクト化を図ることができる。さらに、これら一連の静
バランス測定及び加工修正作業の自動化も容易に実現可
能となる。
【0069】(4)修正加工精度の向上 すなわち、従来は、修正加工を立旋盤で行っており、旋
削加工で局部加工ができず、かつその加工前の偏芯位置
合わせの前段取り(準備作業)や、加工形状及び修正量
を作業者の経験と勘に頼っていため、修正精度が低かっ
た。
【0070】これに対して、本実施形態では、修正加工
が、従来の立旋盤による旋削加工から横中繰り盤による
切削加工となって局部加工が容易となるため、加工位置
の調整を含む加工精度を向上できる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、アンバランス量を回転
トルクの形で直接検出するので、作業者の経験や勘に頼
る従来方法のように作業の熟練を要することなく容易に
検出精度を向上でき、さらに変換演算をもとにアンバラ
ンス量を間接的に検出する場合と比べても直接検出によ
って高い検出精度を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による大物インペラの静バ
ランス修正方法を実施する修正装置の概略構成を表す斜
視図である。
【図2】図1の修正装置の要部である静バランス測定部
の上面図及び一部断面で表す正面図である。
【図3】測定アーム近傍の詳細構造を表す、図2(b)
中III−III断面による断面図である。
【図4】本発明の一実施形態による静バランス修正方法
の作業手順を表すフローである。
【図5】従来のこのインペラの静バランス測定方法を示
す図である。
【符号の説明】
1 インペラ 2 シャフト治具(軸心部材) 3 ワーク 8a,b Vブロック(回動位置保持手段) 11a,b ベアリングブロック(回動支持手段) 13a,b クランパ(回動位置保持手段) 15 電磁クラッチ(第1の切替手段) 16 電磁クラッチ(第2の切替手段) 18 シャフト(アームの回動軸心) 19 モータ(駆動手段) 22 測定アーム(回動アーム) 23 ロードセル(荷重検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 賢一 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社土 浦テクノロジー内 Fターム(参考) 3H033 AA01 BB01 BB06 BB16 CC01 DD25 EE06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インペラを軸心まわりに自重によって自由
    回動させ、その自由回動の停止により該インペラの重量
    アンバランスが発生している周方向位置を検出するアン
    バランス位置検出手順と、その周方向位置における前記
    アンバランス量を検出するアンバランス量検出手順と、
    前記アンバランス量に相当する分のインペラ母材を加工
    除去することにより、前記インペラの前記軸心まわりの
    重量バランスを均一化するアンバランス除去手順とを有
    するインペラの静バランス修正方法において、 前記アンバランス量検出手順で、前記自由回動の停止位
    置から所定角度だけ前記インペラを強制回動させた後に
    他の停止位置で停止させ、この他の停止位置から再び前
    記インペラを解放したときに自重により発生する回転ト
    ルクを検出することを特徴とするインペラの静バランス
    修正方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインペラの静バランス修正
    方法において、前記アンバランス量検出手順は、前記検
    出した回転トルクを所定の加工半径で除すことにより、
    該加工半径上における偏重量を算出する偏重量算出手順
    を含み、前記アンバランス除去手順では、この偏重量算
    出手順で算出した偏重量分の前記インペラ母材を加工除
    去することを特徴とするインペラの静バランス修正方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のインペラの静バラン
    ス修正方法において、前記アンバランス量検出手順は、
    前記他の停止位置において、前記軸心から径方向に突出
    した回動アームを前記インペラに連結するとともに該回
    動アームの突出部に荷重検出手段を接続した後、前記イ
    ンペラを解放し、そのときの該荷重検出手段での荷重検
    出結果に基づき前記回転トルクを検出することを特徴と
    するインペラの静バランス修正方法。
  4. 【請求項4】インペラの回動中心となる軸心部材を回動
    自在に支持する回動支持手段と、 前記インペラを駆動して回転させる駆動手段と、 この駆動手段から前記インペラへの駆動力の伝達を連結
    ・遮断可能な第1の切替手段と、 前記インペラを所望の回動位置にて保持する回動位置保
    持手段と、 回動自在に配置されるとともにその回動軸心から径方向
    に突出した回動アームと、 前記回動支持手段上での前記インペラの回動運動と前記
    回動アームの回動運動とを連結・遮断可能な第2の切替
    手段と、 前記回動アームの突出部に接続された荷重検出手段と、 前記回動位置保持手段で保持された状態のインペラに対
    し切削加工可能な中繰り盤とを有することを特徴とする
    インペラの静バランス修正装置。
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