JP2000296830A - 運搬容器 - Google Patents
運搬容器Info
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- JP2000296830A JP2000296830A JP10744899A JP10744899A JP2000296830A JP 2000296830 A JP2000296830 A JP 2000296830A JP 10744899 A JP10744899 A JP 10744899A JP 10744899 A JP10744899 A JP 10744899A JP 2000296830 A JP2000296830 A JP 2000296830A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- transport container
- side wall
- folded
- fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】側壁２の上端部から外側に延在するフラン
ジ３の角部３ａ及び該角部の両側に位置する所定の長さ
の周縁から下方に延在する折り返し壁４ａと、折り返し
壁の左右両端縁と側壁とを連結する連結壁４ｂと、折り
返し壁の内壁面と側壁の外壁面とを連結する仕切り壁４
ｃとを有する角部折り返し部４が配設されている運搬容
器Ｃに関するものである。 【効果】フォークにより、角部折り返し部が押圧されて
も、角部折り返し部及び運搬容器が変形するようなこと
がなく、従って、フォークにより、運搬容器を、確実
に、しっかりと、把持することができるので、運搬容器
の回転を確実に行うことができるとともに、搬送途中
に、運搬容器が、フォークから外れるようなことがな
い。
ジ３の角部３ａ及び該角部の両側に位置する所定の長さ
の周縁から下方に延在する折り返し壁４ａと、折り返し
壁の左右両端縁と側壁とを連結する連結壁４ｂと、折り
返し壁の内壁面と側壁の外壁面とを連結する仕切り壁４
ｃとを有する角部折り返し部４が配設されている運搬容
器Ｃに関するものである。 【効果】フォークにより、角部折り返し部が押圧されて
も、角部折り返し部及び運搬容器が変形するようなこと
がなく、従って、フォークにより、運搬容器を、確実
に、しっかりと、把持することができるので、運搬容器
の回転を確実に行うことができるとともに、搬送途中
に、運搬容器が、フォークから外れるようなことがな
い。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式フォークリ
フトのフォークに挟持された運搬容器を、開口部が下、
或いは、斜め下に向くように、回転させることにより、
運搬容器に収納された物品を排出する作業に使用される
運搬容器に関するものである。
フトのフォークに挟持された運搬容器を、開口部が下、
或いは、斜め下に向くように、回転させることにより、
運搬容器に収納された物品を排出する作業に使用される
運搬容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、上述した運搬容器に収納された物
品を排出する作業に使用される運搬容器として、木や合
成樹脂で形成された、平面形状が方形状の運搬容器が知
られている。
品を排出する作業に使用される運搬容器として、木や合
成樹脂で形成された、平面形状が方形状の運搬容器が知
られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の運搬容
器は、回転式フォークリフトのフォークで挟持した際
に、フォークの挟持圧により、変形したり、或いは、損
傷するという問題があった。また、運搬容器を、フォー
クにより、強く挟持すると、運搬容器が変形したり、或
いは、損傷するので、強く挟持することができないため
に、回転式フォークリフトにより、運搬容器を搬送中
に、運搬容器が、フォークからすり抜けて、落下すると
いう問題があった。
器は、回転式フォークリフトのフォークで挟持した際
に、フォークの挟持圧により、変形したり、或いは、損
傷するという問題があった。また、運搬容器を、フォー
クにより、強く挟持すると、運搬容器が変形したり、或
いは、損傷するので、強く挟持することができないため
に、回転式フォークリフトにより、運搬容器を搬送中
に、運搬容器が、フォークからすり抜けて、落下すると
いう問題があった。
【０００４】本発明の目的は、上述した従来の運搬容器
が有する課題を解決するとともに、収納スペースの省ス
ペース化が実現可能な運搬容器を提供することにある。
が有する課題を解決するとともに、収納スペースの省ス
ペース化が実現可能な運搬容器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第１には、側壁の上端部から外側に
延在するフランジの角部及び該角部の両側に位置する所
定の長さの周縁から下方に延在する折り返し壁と、折り
返し壁の左右両端縁と側壁とを連結する連結壁と、折り
返し壁の内壁面と側壁の外壁面とを連結する仕切り壁と
を有する角部折り返し部が配設されているものであり、
第２には、折り返し壁の外壁面に、滑り止め部材が形成
されているものであり、第３には、角部折り返し部の連
結壁間に、水平リブが形成されているものである。
を達成するために、第１には、側壁の上端部から外側に
延在するフランジの角部及び該角部の両側に位置する所
定の長さの周縁から下方に延在する折り返し壁と、折り
返し壁の左右両端縁と側壁とを連結する連結壁と、折り
返し壁の内壁面と側壁の外壁面とを連結する仕切り壁と
を有する角部折り返し部が配設されているものであり、
第２には、折り返し壁の外壁面に、滑り止め部材が形成
されているものであり、第３には、角部折り返し部の連
結壁間に、水平リブが形成されているものである。
【０００６】
【実施例】以下に、本発明の運搬容器Ｃの実施例につい
て説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実
施例に限定されるものではない。
て説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実
施例に限定されるものではない。
【０００７】１は、平面形状が、ほぼ方形状の容器底部
であり、容器底部１の四辺からは、外側に傾斜した側壁
２が立設されている。側壁２の上端部から外側に、水平
方向に延在するフランジ３が形成されており、フランジ
３の角部３ａ及び該角部３ａの両側に位置する所定の長
さの周縁からは、下方に延在する折り返し壁４ａが垂設
されている。折り返し壁４ａの上下方向の高さは、運搬
容器を挟持するフォークの上下方向の高さとほぼ同じに
形成されている。折り返し壁４ａの左右両端縁からは、
側壁２方向に側壁２に対して、ほぼ垂直な連結壁４ｂ
が、側壁２まで延びている。更に、折り返し壁４ａの内
壁面と側壁２の外壁面とは、所定数の垂直な仕切り壁４
ｃで連結されている。そして、折り返し壁４ａと連結壁
４ｂと仕切り壁４ｃとにより、下方のみが開放された角
部折り返し部４が構成されている。また、折り返し壁４
ａの外壁面には、水平方向に延びる多数の滑り止め用突
条４ｄが形成されている。
であり、容器底部１の四辺からは、外側に傾斜した側壁
２が立設されている。側壁２の上端部から外側に、水平
方向に延在するフランジ３が形成されており、フランジ
３の角部３ａ及び該角部３ａの両側に位置する所定の長
さの周縁からは、下方に延在する折り返し壁４ａが垂設
されている。折り返し壁４ａの上下方向の高さは、運搬
容器を挟持するフォークの上下方向の高さとほぼ同じに
形成されている。折り返し壁４ａの左右両端縁からは、
側壁２方向に側壁２に対して、ほぼ垂直な連結壁４ｂ
が、側壁２まで延びている。更に、折り返し壁４ａの内
壁面と側壁２の外壁面とは、所定数の垂直な仕切り壁４
ｃで連結されている。そして、折り返し壁４ａと連結壁
４ｂと仕切り壁４ｃとにより、下方のみが開放された角
部折り返し部４が構成されている。また、折り返し壁４
ａの外壁面には、水平方向に延びる多数の滑り止め用突
条４ｄが形成されている。
【０００８】一方の相対する側壁２ａ、２ｂ側に位置す
る角部折り返し部４の連結壁４ｂ間には、連結壁４ｂの
下端と中間部を、それぞれ連結する下端水平リブ５ａと
中間水平リブ５ｂが形成されており、また、フランジ３
と下端水平リブ５ａと中間水平リブ５ｂと間には、縦リ
ブ５ｃが、所定の間隔で、適当数、形成されている。も
う一方の相対する側壁２ｃ、２ｄ側に位置する角部折り
返し部４の連結壁４ｂ間にも、同様の下端水平リブ５
ａ、中間水平リブ５ｂ及び縦リブ５ｃが形成されている
が、下端水平リブ５ａは、その中央部において所定長さ
に亘たって省略されている。また、フランジ３と中間水
平リブ５ｂの間には、補助水平リブ５ｄが形成されてお
り、更に、フランジ３と中間水平リブ５ｂと補助水平リ
ブ５ｄの中程には、縦リブ５ｃが形成されておらず、こ
の部分は、把手部として機能し、この部分に、手を入れ
て、運搬容器を持ち運びすることができるように構成さ
れている。
る角部折り返し部４の連結壁４ｂ間には、連結壁４ｂの
下端と中間部を、それぞれ連結する下端水平リブ５ａと
中間水平リブ５ｂが形成されており、また、フランジ３
と下端水平リブ５ａと中間水平リブ５ｂと間には、縦リ
ブ５ｃが、所定の間隔で、適当数、形成されている。も
う一方の相対する側壁２ｃ、２ｄ側に位置する角部折り
返し部４の連結壁４ｂ間にも、同様の下端水平リブ５
ａ、中間水平リブ５ｂ及び縦リブ５ｃが形成されている
が、下端水平リブ５ａは、その中央部において所定長さ
に亘たって省略されている。また、フランジ３と中間水
平リブ５ｂの間には、補助水平リブ５ｄが形成されてお
り、更に、フランジ３と中間水平リブ５ｂと補助水平リ
ブ５ｄの中程には、縦リブ５ｃが形成されておらず、こ
の部分は、把手部として機能し、この部分に、手を入れ
て、運搬容器を持ち運びすることができるように構成さ
れている。
【０００９】相対する側壁２ｃ、２ｄのうち、一方の側
壁２ｃには、側壁２ｃの一部を外側に膨出させることに
より形成された、縦長の逆台形状に形成されたポケット
６ａが、該側壁２ｃの中心線を挟んで対称に、一対、形
成されている。ポケット６ａは、フランジ３から容器底
部１まで延びており、上部は開放されており、また、ポ
ケット底部は、容器底部１の延長として形成され、閉鎖
されている。ポケット６ａに対応した側壁２ｃの外壁面
には、縦長の逆台形状に形成された支脚６ｂが形成され
ることになる。
壁２ｃには、側壁２ｃの一部を外側に膨出させることに
より形成された、縦長の逆台形状に形成されたポケット
６ａが、該側壁２ｃの中心線を挟んで対称に、一対、形
成されている。ポケット６ａは、フランジ３から容器底
部１まで延びており、上部は開放されており、また、ポ
ケット底部は、容器底部１の延長として形成され、閉鎖
されている。ポケット６ａに対応した側壁２ｃの外壁面
には、縦長の逆台形状に形成された支脚６ｂが形成され
ることになる。
【００１０】相対する側壁２ｃ、２ｄのうち、もう一方
の側壁２ｄにも、側壁２ｄの一部を外側に膨出させるこ
とにより形成された、縦長の逆台形状に形成されたポケ
ット７ａが、該側壁２ｄの中心線を挟んで対称に、一
対、形成されている。同様に、ポケット７ａは、フラン
ジ３から容器底部１まで延びており、上部は開放されて
おり、また、ポケット底部は、容器底部１の延長として
形成され、閉鎖されている。ポケット７ａに対応した側
壁２ｄの外壁面には、縦長の逆台形状に形成された支脚
７ｂが形成されることになる。
の側壁２ｄにも、側壁２ｄの一部を外側に膨出させるこ
とにより形成された、縦長の逆台形状に形成されたポケ
ット７ａが、該側壁２ｄの中心線を挟んで対称に、一
対、形成されている。同様に、ポケット７ａは、フラン
ジ３から容器底部１まで延びており、上部は開放されて
おり、また、ポケット底部は、容器底部１の延長として
形成され、閉鎖されている。ポケット７ａに対応した側
壁２ｄの外壁面には、縦長の逆台形状に形成された支脚
７ｂが形成されることになる。
【００１１】相対する側壁２ｃ、２ｄに、それぞれ形成
されたポケット６ａ、７ａは、全く同一に形成されてお
り、従って、側壁２ｃ、２ｄを外側に膨出することによ
り形成されたポケット６ａ、７ａに対応して、側壁２
ｃ、２ｄの外壁面に、それぞれ形成された支脚６ｂ、７
ｂも、全く同一に形成されている。そして、ポケット６
ａ、７ａのポケット底部の底面、即ち、支脚６ｂ、７ｂ
の底面は、容器底部１の底面と面一に構成されている。
このように、ポケット６ａ、７ａのポケット底部の底面
と容器底部１の底面とが面一に構成されているので、運
搬容器Ｃに掛かる圧縮荷重を、段差の無い、広い底面
で、支えることができ、従って、圧縮荷重に対する運搬
容器Ｃの耐久性を向上することができる。
されたポケット６ａ、７ａは、全く同一に形成されてお
り、従って、側壁２ｃ、２ｄを外側に膨出することによ
り形成されたポケット６ａ、７ａに対応して、側壁２
ｃ、２ｄの外壁面に、それぞれ形成された支脚６ｂ、７
ｂも、全く同一に形成されている。そして、ポケット６
ａ、７ａのポケット底部の底面、即ち、支脚６ｂ、７ｂ
の底面は、容器底部１の底面と面一に構成されている。
このように、ポケット６ａ、７ａのポケット底部の底面
と容器底部１の底面とが面一に構成されているので、運
搬容器Ｃに掛かる圧縮荷重を、段差の無い、広い底面
で、支えることができ、従って、圧縮荷重に対する運搬
容器Ｃの耐久性を向上することができる。
【００１２】また、相対する側壁２ｃ、２ｄのうち、一
方の側壁２ｃに形成されたポケット６ａ及び支脚６ｂ
は、もう一方の側壁２ｄに形成されたポケット７ａ及び
支脚７ｂに比べて、側壁２ｃの中心線寄りに配置されて
おり、もう一方の側壁２ｄに形成されたポケット７ａ及
び支脚７ｂは、側壁２ｄの両端部付近に配置されてい
る。以下、側壁２ｃの中心線寄りに配置されたポケット
６ａ及び支脚６ｂを、それぞれ、内側寄りポケット６ａ
及び内側寄り支脚６ｂと称し、側壁２ｄの両端部付近に
配置されポケット７ａ及び支脚７ｂを、それぞれ、外側
寄りポケット７ａ及び外側寄り支脚６ｂと称する。
方の側壁２ｃに形成されたポケット６ａ及び支脚６ｂ
は、もう一方の側壁２ｄに形成されたポケット７ａ及び
支脚７ｂに比べて、側壁２ｃの中心線寄りに配置されて
おり、もう一方の側壁２ｄに形成されたポケット７ａ及
び支脚７ｂは、側壁２ｄの両端部付近に配置されてい
る。以下、側壁２ｃの中心線寄りに配置されたポケット
６ａ及び支脚６ｂを、それぞれ、内側寄りポケット６ａ
及び内側寄り支脚６ｂと称し、側壁２ｄの両端部付近に
配置されポケット７ａ及び支脚７ｂを、それぞれ、外側
寄りポケット７ａ及び外側寄り支脚６ｂと称する。
【００１３】側壁２ｃの上方に位置するフランジ３に
は、側壁２ｄに形成されたポケット７ａに対応した位置
に、側壁２ｄに形成された支脚７ｂが載置される凹部８
が形成されており、また、同様に、側壁２ｄの上方に位
置するフランジ３には、側壁２ｃに形成されたポケット
６ａに対応した位置に、側壁２ｃに形成された支脚６ｂ
が載置される凹部９が形成されている。
は、側壁２ｄに形成されたポケット７ａに対応した位置
に、側壁２ｄに形成された支脚７ｂが載置される凹部８
が形成されており、また、同様に、側壁２ｄの上方に位
置するフランジ３には、側壁２ｃに形成されたポケット
６ａに対応した位置に、側壁２ｃに形成された支脚６ｂ
が載置される凹部９が形成されている。
【００１４】図６に示されているように、上に位置する
運搬容器Ｃｕと下に位置する運搬容器Ｃｂとを、互い
に、反対向き、即ち、下に位置する運搬容器Ｃｂの側壁
２ｃに形成された内側寄りポケット６ａ及び内側寄り支
脚６ｂの上には、上に位置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｄ
に形成された外側寄りポケット７ａ及び外側寄り支脚７
ｂが位置し、また、下に位置する運搬容器Ｃｂの側壁２
ｄに形成された外側寄りポケット７ａ及び外側寄り支脚
７ｂの上には、上に位置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｃに
形成された内側寄りポケット６ａ及び内側寄り支脚６ｂ
が位置するように配置すると、上に位置する運搬容器Ｃ
ｕの側壁２ｃに形成された内側寄り支脚６ｂが、下に位
置する運搬容器Ｃｂのフランジ３に形成された凹部９に
嵌合し、また、上に位置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｄに
形成された外側寄り支脚７ｂが、下に位置する運搬容器
Ｃｂのフランジ３に形成された凹部８に嵌合し、上に位
置する運搬容器Ｃｕが、下に位置する運搬容器Ｃｂに段
積み、即ち、スタッキングされることになる。このよう
にして、適宜、複数の運搬容器Ｃを、段積みすることが
できる。
運搬容器Ｃｕと下に位置する運搬容器Ｃｂとを、互い
に、反対向き、即ち、下に位置する運搬容器Ｃｂの側壁
２ｃに形成された内側寄りポケット６ａ及び内側寄り支
脚６ｂの上には、上に位置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｄ
に形成された外側寄りポケット７ａ及び外側寄り支脚７
ｂが位置し、また、下に位置する運搬容器Ｃｂの側壁２
ｄに形成された外側寄りポケット７ａ及び外側寄り支脚
７ｂの上には、上に位置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｃに
形成された内側寄りポケット６ａ及び内側寄り支脚６ｂ
が位置するように配置すると、上に位置する運搬容器Ｃ
ｕの側壁２ｃに形成された内側寄り支脚６ｂが、下に位
置する運搬容器Ｃｂのフランジ３に形成された凹部９に
嵌合し、また、上に位置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｄに
形成された外側寄り支脚７ｂが、下に位置する運搬容器
Ｃｂのフランジ３に形成された凹部８に嵌合し、上に位
置する運搬容器Ｃｕが、下に位置する運搬容器Ｃｂに段
積み、即ち、スタッキングされることになる。このよう
にして、適宜、複数の運搬容器Ｃを、段積みすることが
できる。
【００１５】また、上に位置する運搬容器Ｃｕと下に位
置する運搬容器Ｃｂとを、互いに、同じ向き、即ち、下
に位置する運搬容器Ｃｂの側壁２ｃに形成された内側寄
りポケット６ａ及び内側寄り支脚６ｂの上には、上に位
置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｃに形成された内側寄りポ
ケット６ａ及び内側寄り支脚６ｂが位置し、また、下に
位置する運搬容器Ｃｂの側壁２ｄに形成された外側寄り
ポケット７ａ及び外側寄り支脚７ｂの上には、上に位置
する運搬容器Ｃｕの側壁２ｄに形成された外側寄りポケ
ット７ａ及び外側寄り支脚７ｂが位置するように配置す
ると、上に位置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｃに形成され
た内側寄り支脚６ｂが、下に位置する運搬容器Ｃｂの側
壁２ｃに形成された内側寄りポケット６ａに挿入され、
また、上に位置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｄに形成され
た外側寄り支脚７ｂが、下に位置する運搬容器Ｃｂの側
壁２ｄに形成された外側寄りポケット７ａに挿入され、
図７に示されているように、上に位置する運搬容器Ｃｕ
が、下に位置する運搬容器Ｃｂに嵌合された状態、所
謂、ネスティングされることになる。
置する運搬容器Ｃｂとを、互いに、同じ向き、即ち、下
に位置する運搬容器Ｃｂの側壁２ｃに形成された内側寄
りポケット６ａ及び内側寄り支脚６ｂの上には、上に位
置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｃに形成された内側寄りポ
ケット６ａ及び内側寄り支脚６ｂが位置し、また、下に
位置する運搬容器Ｃｂの側壁２ｄに形成された外側寄り
ポケット７ａ及び外側寄り支脚７ｂの上には、上に位置
する運搬容器Ｃｕの側壁２ｄに形成された外側寄りポケ
ット７ａ及び外側寄り支脚７ｂが位置するように配置す
ると、上に位置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｃに形成され
た内側寄り支脚６ｂが、下に位置する運搬容器Ｃｂの側
壁２ｃに形成された内側寄りポケット６ａに挿入され、
また、上に位置する運搬容器Ｃｕの側壁２ｄに形成され
た外側寄り支脚７ｂが、下に位置する運搬容器Ｃｂの側
壁２ｄに形成された外側寄りポケット７ａに挿入され、
図７に示されているように、上に位置する運搬容器Ｃｕ
が、下に位置する運搬容器Ｃｂに嵌合された状態、所
謂、ネスティングされることになる。
【００１６】上述した運搬容器Ｃを、回転式フォークリ
フトのフォークＦで、挟持する場合には、図３に示され
ているように、フォークＦを、角部折り返し部４に当接
し、角部折り返し部４において、運搬容器Ｃを、フォー
クＦで挟持する。角部折り返し部４の折り返し壁４ａの
内壁面と側壁２の外壁面との間には、所定数の仕切り壁
４ｃが形成されているので、フォークＦにより、角部折
り返し部４が押圧されても、角部折り返し部４及び運搬
容器Ｃが変形するようなことがなく、従って、フォーク
Ｆにより、運搬容器Ｃを、確実に、しっかりと、把持す
ることができるので、搬送途中に、運搬容器Ｃが、フォ
ークＦから外れるようなことがない。また、折り返し壁
４ａの外壁面には、滑り止め用突条４ｄが形成されてい
るので、より確実に、フォークＦにより、運搬容器Ｃを
把持することができる。
フトのフォークＦで、挟持する場合には、図３に示され
ているように、フォークＦを、角部折り返し部４に当接
し、角部折り返し部４において、運搬容器Ｃを、フォー
クＦで挟持する。角部折り返し部４の折り返し壁４ａの
内壁面と側壁２の外壁面との間には、所定数の仕切り壁
４ｃが形成されているので、フォークＦにより、角部折
り返し部４が押圧されても、角部折り返し部４及び運搬
容器Ｃが変形するようなことがなく、従って、フォーク
Ｆにより、運搬容器Ｃを、確実に、しっかりと、把持す
ることができるので、搬送途中に、運搬容器Ｃが、フォ
ークＦから外れるようなことがない。また、折り返し壁
４ａの外壁面には、滑り止め用突条４ｄが形成されてい
るので、より確実に、フォークＦにより、運搬容器Ｃを
把持することができる。
【００１７】更に、相対する角部折り返し部４の連結壁
４ｂ間には、下端水平リブ５ａ、中間水平リブ５ｂ或い
は補助水平リブ５ｄが形成されているので、フォークＦ
により、角部折り返し部４が押圧されても、下端水平リ
ブ５ａ、中間水平リブ５ｂ或いは補助水平リブ５ｄが、
突っ張り棒の機能を果たすことになり、従って、運搬容
器Ｃ自体の変形が防止されるとともに、搬送途中に、運
搬容器Ｃが、フォークＦから外れるようなことが防止で
きる。
４ｂ間には、下端水平リブ５ａ、中間水平リブ５ｂ或い
は補助水平リブ５ｄが形成されているので、フォークＦ
により、角部折り返し部４が押圧されても、下端水平リ
ブ５ａ、中間水平リブ５ｂ或いは補助水平リブ５ｄが、
突っ張り棒の機能を果たすことになり、従って、運搬容
器Ｃ自体の変形が防止されるとともに、搬送途中に、運
搬容器Ｃが、フォークＦから外れるようなことが防止で
きる。
【００１８】上述した折り返し壁４ａの外壁面に形成さ
れた滑り止め用突条４ｄに代えて、折り返し壁４ａに突
起を形成したり、或いは、ゴム等の滑り難い部材を取着
することもできる。また、上述した構成を有する運搬容
器Ｃは、合成樹脂で一体成形される。
れた滑り止め用突条４ｄに代えて、折り返し壁４ａに突
起を形成したり、或いは、ゴム等の滑り難い部材を取着
することもできる。また、上述した構成を有する運搬容
器Ｃは、合成樹脂で一体成形される。
【００１９】上述した実施例においては、１つの運搬容
器Ｃを、フォークＦで挟持して例を説明したが、当然の
ことながら、図８に示されているように、複数の運搬容
器Ｃを、縦方向及び横方向に並設するとともに、複数段
にスタッキングした状態の運搬容器Ｃを、必要に応じ
て、紐やテープ等で緊諦した後、或いは、全体を、熱収
縮性のフィルムで包装した後に、下段に位置する運搬容
器Ｃを、フォークＦで挟持して移送するように構成する
こともできる。
器Ｃを、フォークＦで挟持して例を説明したが、当然の
ことながら、図８に示されているように、複数の運搬容
器Ｃを、縦方向及び横方向に並設するとともに、複数段
にスタッキングした状態の運搬容器Ｃを、必要に応じ
て、紐やテープ等で緊諦した後、或いは、全体を、熱収
縮性のフィルムで包装した後に、下段に位置する運搬容
器Ｃを、フォークＦで挟持して移送するように構成する
こともできる。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【００２１】折り返し壁と、折り返し壁の左右両端縁と
側壁とを連結する連結壁と、折り返し壁の内壁面と側壁
の外壁面とを連結する仕切り壁とを有する角部折り返し
部を形成したので、フォークにより、角部折り返し部が
押圧されても、角部折り返し部及び運搬容器が変形する
ようなことがなく、従って、フォークにより、運搬容器
を、確実に、しっかりと、把持することができるので、
運搬容器の回転を確実に行うことができるとともに、搬
送途中に、運搬容器が、フォークから外れるようなこと
がない。
側壁とを連結する連結壁と、折り返し壁の内壁面と側壁
の外壁面とを連結する仕切り壁とを有する角部折り返し
部を形成したので、フォークにより、角部折り返し部が
押圧されても、角部折り返し部及び運搬容器が変形する
ようなことがなく、従って、フォークにより、運搬容器
を、確実に、しっかりと、把持することができるので、
運搬容器の回転を確実に行うことができるとともに、搬
送途中に、運搬容器が、フォークから外れるようなこと
がない。
【００２２】折り返し壁の外壁面に、滑り止め部材が形
成されているので、より確実に、フォークにより、運搬
容器を把持することができる。
成されているので、より確実に、フォークにより、運搬
容器を把持することができる。
【００２３】角部折り返し部の連結壁間に、水平リブが
形成されているので、水平リブが、突っ張り棒の機能を
果たし、従って、運搬容器自体の変形が防止されるとと
もに、搬送途中に、運搬容器が、フォークから外れるよ
うなことが防止できる。
形成されているので、水平リブが、突っ張り棒の機能を
果たし、従って、運搬容器自体の変形が防止されるとと
もに、搬送途中に、運搬容器が、フォークから外れるよ
うなことが防止できる。
【図１】図１は本発明の運搬容器の斜視図である。
【図２】図２は本発明の運搬容器の平面図である。
【図３】図３は本発明の運搬容器の正面図である。
【図４】図４は本発明の運搬容器の裏面図である。
【図５】図５は図２のＩ−Ｉ線に沿った垂直断面図であ
る。
る。
【図６】図６は本発明の運搬容器のスタッキング状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図７】図７は本発明の運搬容器のネスティング状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図８】図８は本発明の運搬容器を複数個並設及びスタ
ッキングした状態を示す正面図である。
ッキングした状態を示す正面図である。
Ｃ・・・・・・・・・・・・・・運搬容器 Ｆ・・・・・・・・・・・・・・フォーク ３・・・・・・・・・・・・・・フランジ ４・・・・・・・・・・・・・・角部折り返し部 ６ａ、７ａ・・・・・・・・・・ポケット ６ｂ、７ｂ・・・・・・・・・・支脚
Claims (3)
- 【請求項１】側壁の上端部から外側に延在するフランジ
の角部及び該角部の両側に位置する所定の長さの周縁か
ら下方に延在する折り返し壁と、折り返し壁の左右両端
縁と側壁とを連結する連結壁と、折り返し壁の内壁面と
側壁の外壁面とを連結する仕切り壁とを有する角部折り
返し部が配設されていることを特徴とする運搬容器。 - 【請求項２】折り返し壁の外壁面に、滑り止め部材が形
成されていることを特徴とする請求項１に記載の運搬容
器。 - 【請求項３】角部折り返し部の連結壁間に、水平リブが
形成されていることを特徴とする請求項１又は請求項２
に記載の運搬容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10744899A JP2000296830A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 運搬容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10744899A JP2000296830A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 運搬容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000296830A true JP2000296830A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14459420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10744899A Pending JP2000296830A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 運搬容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000296830A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001039441A (ja) * | 1999-07-27 | 2001-02-13 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 運搬用容器 |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP10744899A patent/JP2000296830A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001039441A (ja) * | 1999-07-27 | 2001-02-13 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 運搬用容器 |
| JP4608039B2 (ja) * | 1999-07-27 | 2011-01-05 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | 運搬用容器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050408 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071220 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080205 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080219 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080401 |