JP2000295854A - 力率改善コンバータ - Google Patents

力率改善コンバータ

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JP2000295854A JP11096300A JP9630099A JP2000295854A JP 2000295854 A JP2000295854 A JP 2000295854A JP 11096300 A JP11096300 A JP 11096300A JP 9630099 A JP9630099 A JP 9630099A JP 2000295854 A JP2000295854 A JP 2000295854A
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Yoshio Mizutani
喜夫 水谷
Hironori Kamiya
博紀 神谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチング周波数が変動する力率改善コン
バータの軽負荷時の高周波化を抑制し、動作を安定化す
る。 【解決手段】 交流電源1からの交流電圧を整流回路2
で全波整流した脈流電圧を、スイッチング手段4とチョ
ークコイル5と出力コンデンサ6とダイオード7からな
るスイッチングコンバータ9に与える。チョークコイル
5の磁束はチョーク電圧検出回路11によって検出さ
れ、その出力はトリガ回路14に入力される。トリガ回
路14の出力は充放電回路15及びパルス幅制御回路1
6に入力される。充放電回路15はコンデンサ12を充
放電し、コンデンサ12の電圧はトリガ回路14によっ
て基準電圧と比較される。パルス幅制御回路16は所定
のオンオフ時間でスイッチング手段4を駆動する構成を
有し、コンデンサ12の充放電時定数で最小スイッチン
グ周期を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交流電源から電力を
供給される各種電子機器の電源入力部に設置され、負荷
に所定の直流電力を出力するとともに入力電流の波形を
整形して高力率化する力率改善コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような力率改善コンバータに
関する技術としては、特許公告昭60−4672号公報
「スイッチングレギュレータ」に記載されたものが知ら
れている。図4に従来の力率改善コンバータの回路構成
図として、特許公告昭60−4672号公報の第2図を
示す。図4において、交流電源1からの交流電圧を整流
回路2で全波整流した脈流電圧を、トランジスタ4とイ
ンダクタンス5と出力コンデンサ6とダイオード7から
なるスイッチングコンバータに与えるようにしている。
トランジスタ4の制御回路は出力コンデンサ6の電圧検
出器21、整流回路2の出力電圧の瞬時値の検出器2
2、インダクタンス5の磁束検出器24、トランジスタ
4を駆動するドライブ回路26からなっている。トラン
ジスタ4は磁束検出器24によりインダクタンス5の磁
束がほぼゼロになった時点でオンするとともに、オン時
間は出力コンデンサ6の電圧検出器21及び整流回路2
の出力電圧検出器22によって応動するようになってい
る。即ち、負荷8の状態によって出力コンデンサ6の電
圧が低下したり、整流回路2の瞬時値が低いとオン時間
は長くなるようになっているため、出力コンデンサ6の
電圧は安定化される。以上のような動作をするスイッチ
ングコンバータは整流回路2で全波整流した脈流電圧を
入力とするので、整流回路2を流れる交流電源1からの
入力電流は、導通領域が広く高力率となる。
【0003】さらに、トランジスタ4はインダクタンス
5の磁束がほぼゼロになった時点でオンして電磁エネル
ギーを蓄積するようになっているため、インダクタンス
5の利用率が高いという特徴がある。このように電磁エ
ネルギーをゼロ近辺まで放出した時点で蓄積に転じると
いうように、高い利用率で連続的にインダクタンスを使
用するスイッチングコンバータの動作は臨界モードと呼
ばれる。
【0004】なお、図4に示した力率改善コンバータの
スイッチングコンバータは反転チョッパであるが、昇圧
チョッパの方が一般的には使用されている。また、単に
入力力率を高くするだけでなく、入力電流に含まれる高
調波電流を削減するためにも入力電流波形をより正弦波
状に近づける要請がされている。
【0005】図5は臨界モード型の昇圧チョッパをスイ
ッチングコンバータとして使用した力率改善コンバータ
の回路構成図である。図5も従来の技術であるが、入力
電流波形をより正弦波状に近づけるために、入力電圧波
形と相似形となるような制御がされている。図5におい
て、図4では省略されているが、3は平滑コンデンサで
ある。整流回路2に流れる電流を平滑するためのもの
で、その両端電圧は脈流電圧である。図4のインダクタ
ンス5に相当するものはチョークコイル5とし、その磁
束はチョークコイル5内に巻回した検出巻線110の電
圧として検出回路111によって検出する。図4のトラ
ンジスタ4に相当するものはスイッチング手段4であ
り、スイッチング手段4とチョークコイル5と出力コン
デンサ6とダイオード7とでスイッチングコンバータ9
を構成する。パルス幅制御回路16は、整流回路2の出
力電圧と出力コンデンサ6の電圧とスイッチング手段4
に流れる電流を検出抵抗17によって検出し、所定のオ
ンオフ時間でスイッチング手段4を駆動する。以上のよ
うに構成された従来の力率改善コンバータについて、図
6を用いてその動作を説明する。
【0006】図6は図5に示した力率改善コンバータの
要部動作波形図である。(a)は交流電源1の交流電圧
を全波整流した整流回路2の出力電圧である。(b)は
チョークコイル5に流れる電流である。スイッチング手
段4がオンの時、チョークコイル5には整流回路2の出
力電圧の瞬時値が印加され、電流がゼロから直線的に増
加し、電磁エネルギーが蓄積されていく。スイッチング
手段4がオフすると、チョークコイル5の電圧は反転
し、ダイオード7が導通する。チョークコイル5には出
力コンデンサ6の電圧と整流回路2の出力電圧の瞬時値
との差が印加され、直線的に減少する電流がダイオード
7を介して出力コンデンサ6を充電し、電磁エネルギー
が放出されていく。この時チョークコイル5に発生して
いるフライバック電圧を検出巻線110に発生する電圧
として検出回路111は入力される。検出回路111は
検出巻線110に発生するフライバック電圧がゼロ電位
近くに設定された所定値を下回ると、(c)に示すよう
なワンショットパルスの第1の信号を出力する。第1の
信号を入力されたパルス幅制御回路16は(d)に示す
ように、スイッチング手段4をオンする駆動信号を出力
する。検出抵抗17はスイッチング手段4に流れる電流
を検出し、電流検出電圧を出力する。パルス幅制御回路
16は、出力コンデンサ6の電圧を安定化するように、
整流回路2の出力電圧の瞬時値に比例した制限電圧を設
定し、電流検出電圧が制限値に達するとスイッチング手
段4をオフする。以上の制限電圧と電流検出電圧を
(e)に示す。チョークコイル5を流れる電流のピーク
値は整流回路2の出力電圧に比例し、これが平滑コンデ
ンサ3によって平滑された入力電流は、交流電源1の出
力する交流電圧波形に比例した正弦波状となるのであ
る。
【0007】フライバック電圧が無くなる時、即ちチョ
ークコイル5に流れる電流が無くなり、チョークコイル
5の電磁エネルギーが放出され終わった時、スイッチン
グ手段4をオンするので本従来例も図4の従来例と同様
臨界モード型の力率改善コンバータである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような力率改善コ
ンバータにおいては、交流電源1の出力する交流電圧を
位相角θと振幅Eiを用いて、Ei・sinθと表すと、整流
回路2の出力電圧も Ei・sinθ(0≦θ≦π)と表さ
れる。チョークコイル5のインダクタンスをL、スイッ
チング手段4のオン時間をTonとすると、スイッチング
手段4がオフする直前の電流、即ちチョークコイル5に
流れる電流のピーク値Ipは、 Ip=Ton・Ei・sinθ/L で表される。既に説明したように、このピーク値Ipは整
流回路2の出力電圧に比例するように制御されるのであ
るから、入出力条件の変動が無ければ、Tonは一定とな
る。整流回路2を流れる入力電流Iiは、チョークコイル
5の電流が平滑コンデンサ3によって平滑されたもの、
即ちIpを1スイッチング周期で平均化したものとなるの
で、 Ii=Ip/2=Ton・Ei・sinθ/(2L) で表される。以上から入力電力Piが以下のように計算で
きる。
【0009】Pi=Ton・Ei2/(4L) 即ち、スイッチング手段4のオン時間Tonは、入力電力P
i即ち負荷8の重さに比例する。一方、スイッチング手
段4のオフ時間をToff、出力コンデンサ6の電圧をEoと
すると、チョークコイル5に流れる電流がゼロになるま
でがToffであるから、 Ip=Toff・(Eo− Ei・sinθ)/L より、 Toff=Ton・Ei・sinθ/(Eo− Ei・sinθ) となる。スイッチング周波数fは、 f=1/(Ton+Toff)={1−( Ei/Eo)・sinθ}/Ton =Ei2{1−( Ei/Eo)・sinθ}/(4Pi・L) となる。この式から、高入力で軽負荷であるほどスイッ
チング周波数fは高くなっていき、無負荷であれば理論
上無限大まで高周波化する。あまり高周波化すると、制
御駆動回路が追従できず、間欠動作になるなど動作が不
安定になるという課題があった。
【0010】本発明は、臨界モード型の力率改善コンバ
ータの軽負荷時の高周波化を抑制し、動作を安定化する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の力率改善コンバータはスイッチング周期に
最小値を設定できる機能を有するものである。さらに具
体的には、チョークコイルの電圧を検出し、スイッチン
グ手段がオフの時に発生している電圧が所定値を下回る
と第1の信号を出力するチョーク電圧検出回路と、コン
デンサと、基準電圧を出力する基準電圧源と、コンデン
サの電圧が基準電圧より高い時に第1の信号が入力され
ると、第2の信号を出力するトリガ回路と、第2の信号
を入力されるとコンデンサを放電した後充電する充放電
回路と、第2の信号を入力されるとスイッチング手段を
オンし、出力コンデンサの電圧を安定化するようにオン
時間を決定してスイッチング手段をオフするような駆動
信号を出力するパルス幅制御回路を有する制御駆動回路
を有するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の力率改善
コンバータを示す回路図である。図1において、交流電
源1からの交流電圧を整流回路2で全波整流した脈流電
圧を、トランジスタ4とチョークコイル5と出力コンデ
ンサ6とダイオード7からなるスイッチングコンバータ
9に与えるようにしている。3は平滑コンデンサで、整
流回路2に流れる電流を平滑する。制御駆動回路10
は、チョークコイル5内に巻回した検出巻線110と検
出回路111とコンデンサ12と基準電圧源13とトリ
ガ回路14と充放電回路15とパルス幅制御回路16と
検出抵抗17とで構成される。検出巻線110と検出回
路111とでチョーク電圧検出回路11を構成し、チョ
ークコイル5の磁束は、検出巻線110の電圧として検
出回路111によって検出する。チョーク電圧検出回路
11から出力される第1の信号はトリガ回路14に入力
される。トリガ回路14から出力される第2の信号は充
放電回路15及びパルス幅制御回路16に入力される。
充放電回路15は第2の信号に従ってコンデンサ12を
充放電する。コンデンサ12の電圧はトリガ回路14に
よって基準電圧源13の基準電圧と比較される。パルス
幅制御回路16は、整流回路2の出力電圧と出力コンデ
ンサ6の電圧を検出し、さらにスイッチング手段4に流
れる電流を検出抵抗17によって検出し、所定のオンオ
フ時間でスイッチング手段4を駆動する。以上のように
構成された本発明の力率改善コンバータについて、図2
及び図3を用いてその動作を説明する。
【0014】図2は図1に示した制御駆動回路10の要
部詳細回路図である。図3は図1に示した力率改善コン
バータの要部動作波形図である。図3において、(a)
は交流電源1の交流電圧を全波整流した整流回路2の出
力電圧である。(b)はチョークコイル5に流れる電流
であり、重負荷時と軽負荷時の2通りのものを示す。ス
イッチング手段4がオンの時、チョークコイル5には整
流回路2の出力電圧の瞬時値が印加され、電流がゼロか
ら直線的に増加し、電磁エネルギーが蓄積されていく。
スイッチング手段4がオフすると、チョークコイル5の
電圧は反転し、ダイオード7が導通する。チョークコイ
ル5には出力コンデンサ6の電圧と整流回路2の出力電
圧の瞬時値との差が印加され、直線的に減少する電流が
ダイオード7を介して出力コンデンサ6を充電し、電磁
エネルギーが放出されていく。この時チョークコイル5
に発生しているフライバック電圧を検出巻線110に発
生する電圧として検出回路111は入力される。(c)
は検出巻線110の電圧である。(c)以下、左側に重
負荷時、右側に軽負荷時の波形を示した。検出回路11
1は例えば図2のようにコンパレータ112と第1の基
準電圧源113とワンショット回路114を有し、検出
巻線110に発生するフライバック電圧がゼロ電位近く
に設定された所定値を下回ると、(d)に示すようなワ
ンショットパルスの第1の信号を出力する。第1の信号
を入力されたトリガ回路14は(f)に示すようなワン
ショットパルスの第2の信号を出力する。第2の信号を
入力された充放電回路15は、例えば図2に示すように
トランジスタ153がオンしてコンデンサ12をゼロ電
位近辺まで急速に放電する。次にトランジスタ153が
オフすると、定電流源150を介して定電流充電を開始
する。コンデンサ12の電圧はやがて基準電圧現3の基
準電圧を越え、ツェナーダイオード151の電位にクラ
ンプされる。以上のように充放電されるコンデンサ12
の電圧を(e)に示す。コンデンサ12の電圧は、例え
ば図2に示したようにトリガ回路14のコンパレータ1
41によって基準電圧源13の基準電圧と比較される。
コンパレータ141の出力が"H"の時、即ちコンデンサ
12の電圧が基準電圧より低い時はトランジスタ142
がオンしており、入力される第1の信号を無視する。コ
ンデンサ12の電圧が基準電圧より高い時はトランジス
タ142はオフしているので、第1の信号が入力される
とフリップフロップ140の出力は反転し、第2の信号
を出力する。しかし充放電回路15によってコンデンサ
12の電圧はすぐに放電されるため、トランジスタ14
2もすぐにオンし、フリップフロップ140の出力は再
び反転する。以上の動作から第2の信号はワンショット
パルスとなる。パルス幅制御回路16は(g)に示すよ
うに、第2の信号が入力されるとスイッチング手段4を
オンする駆動信号を出力する。検出抵抗17はスイッチ
ング手段4に流れる電流を検出し、電流検出電圧を出力
する。パルス幅制御回路16は、出力コンデンサ6の電
圧を安定化するように、整流回路2の出力電圧の瞬時値
に比例した制限電圧を設定し、電流検出電圧が制限値に
達するとスイッチング手段4をオフする。以上の制限電
圧と電流検出電圧を(h)に示す。パルス幅制御回路1
6は従来の力率改善コンバータ用制御回路に一般に用い
られている回路であり、本発明を特徴づけるものではな
いのでこれ以上の説明は省略する。チョークコイル5を
流れる電流のピーク値は整流回路2の出力電圧に比例
し、これが平滑コンデンサ3によって平滑された入力電
流は、交流電源1の出力する交流電圧波形に比例した正
弦波状となるのである。
【0015】一旦スイッチング手段4がオンされると、
スイッチング手段4がオフしてチョークコイル5の電磁
エネルギーが放出されチョーク電圧検出回路11から第
1の信号が出力されても、ゼロ電位まで放電されたコン
デンサ12が基準電圧に充電されるまでの期間は、トリ
ガ回路14は第2の信号を出力しない。コンデンサ12
の静電容量をC、充電電流をIc、基準電圧をErとする
と、この期間Tminは、Tmin=C・Ei/Ic で表され、最
小スイッチング周期として設定されるのである。最小ス
イッチング周期の後、チョーク電圧検出回路11から第
1の信号が出力されると、トリガ回路14は第2の信号
を出力し、パルス幅制御回路16は駆動信号を立ち上
げ、スイッチング手段4を再びオンする。一方、負荷8
が重くてスイッチング周期の長い時には従来通りの臨界
モード型力率改善コンバータとして動作する。
【0016】以上のように本実施の形態によれば、重負
荷時のスイッチング周期の長い時には従来通りの臨界モ
ード型力率改善コンバータとして動作するが、軽負荷に
なりスイッチング周期が短くなろうとしても、最小スイ
ッチング周期に至るとそれより短くならず、動作は臨界
モードから不連続モードに変わる。
【0017】尚、以上の説明では、トリガ回路14はコ
ンデンサ12の電圧が基準電圧より高い時に第1の信号
が入力されると第2の信号を出力し、充放電回路15は
第2の信号を入力されるとコンデンサ12を放電した後
充電するとしてきたが、最小スイッチング周期を設定す
るのに、コンデンサ12の充放電時定数を利用できれば
よい。従ってトリガ回路14はコンデンサ12の電圧が
基準電圧より低い時に第1の信号が入力されると第2の
信号を出力し、充放電回路15は第2の信号を入力され
るとコンデンサ12を充電した後放電するとしてもよい
ことは言うまでもあるまい。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、負荷が軽
くなりスイッチング周期が短くなろうとしても、最小ス
イッチング周期に至るとそれより短くならい、即ち、ス
イッチング周波数の高周波化が抑制され、動作が安定す
るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における力率改善コンバ
ータを示す回路構成図
【図2】本発明の実施の形態1における力率改善コンバ
ータの制御駆動回路10の要部細図
【図3】本発明の実施の形態1における力率改善コンバ
ータの要部波形図
【図4】従来の力率改善コンバータを示す回路構成図
【図5】従来の力率改善コンバータを示す回路構成図
【図6】従来の力率改善コンバータの要部波形図
【符号の説明】
1 交流電源 2 整流回路 3 平滑コンデンサ 4 スイッチング手段 5 チョークコイル 6 出力コンデンサ 7 ダイオード 8 負荷 9 スイッチングコンバータ 10 制御駆動回路 11 チョーク電圧検出回路 12 コンデンサ 13 基準電圧源 14 トリガ回路 15 充放電回路 16 パルス幅制御回路 17 検出抵抗
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月19日(2000.1.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 博紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H006 AA02 AA03 CA01 CA07 CA12 CB01 CC02 DA02 DA04 DC02 DC05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング周波数が変動するスイッチ
    ングコンバータからなり、交流電圧を入力され、入力電
    流波形を整形しながら直流電圧を出力する力率改善コン
    バータにおいて、スイッチング周期に最小値を設定でき
    る機能を有する力率改善コンバータ。
  2. 【請求項2】 交流電圧を入力される整流回路、前記整
    流回路の出力に接続されるチョークコイルとスイッチン
    グ手段とダイオードと出力コンデンサから構成されるス
    イッチングコンバータ、及び前記スイッチング手段を所
    定のオンオフ時間で駆動する制御駆動回路とから構成さ
    れる力率改善コンバータにおいて、前記制御駆動回路
    は、 前記チョークコイルの電圧を検出し、前記スイッチング
    手段がオフの時に発生している電圧が所定値を下回ると
    第1の信号を出力するチョーク電圧検出回路、コンデン
    サ、 基準電圧を出力する基準電圧源、 前記第1の信号と前記コンデンサの電圧と前記基準電圧
    が入力され、前記コンデンサの電圧が前記基準電圧より
    高い時に前記第1の信号が入力されると、第2の信号を
    出力するトリガ回路、 前記第2の信号を入力されると前記コンデンサを放電し
    た後充電する充放電回路、 前記第2の信号を入力されると、前記スイッチング手段
    をオンし、前記出力コンデンサ電圧を安定化するような
    オン時間後に前記スイッチング手段をオフする駆動信号
    を出力するパルス幅制御回路を有することを特徴とする
    力率改善コンバータ。
  3. 【請求項3】 前記充放電回路は、前記第2の信号を入
    力されると前記コンデンサを急速にゼロ電位まで放電し
    た後、定電流充電する機能を有する請求項2記載の力率
    改善コンバータ。
  4. 【請求項4】 前記トリガ回路は、前記コンデンサの電
    圧が前記基準電圧より低い時に前記第1の信号が入力さ
    れると、第2の信号を出力し、 前記充放電回路は、前記第2の信号を入力されると前記
    コンデンサを充電した後放電する請求項2記載の力率改
    善コンバータ。
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JP5443364B2 (ja) * 2008-09-01 2014-03-19 三菱電機株式会社 コンバータ回路、並びにそれを備えたモータ駆動制御装置、空気調和機、冷蔵庫、及び誘導加熱調理器
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